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少年神主の儀式(/m、セルフスパ)



 これは遠い昔のお話・・・・。


 見事な黄金色の稲穂が、あたり一面に広がる、谷戸(やと)の谷。
谷の中で、一番目立つところに、その神社はあった。
神社の奥では、一人の少年が、御幣(ごへい)を振って、祝詞(のりと)を唱えている。
少年は年は13歳前後、すらりとした、少年らしい均整の取れた身体の持ち主で、おかっぱ頭の美しい黒髪の持ち主。
女性と見まがう整った顔立ちのせいか、傍目で見ると、まるで美しい人形のように見えた。
少年の名は谷戸紅九郎(やとこうくろう)。
少年ながら、この神社の神主を務めている。
 祝詞を唱え終えると、紅九郎は、御幣を置く。
そして、立ち上がったかと思うと、おもむろに、袴を降ろす。
袴の下から、少年らしい、小ぶりながらも形の整った、お尻が姿を現す。
褌を履いたままのせいか、煽情的な雰囲気を醸し出していた。
 紅九郎は、お尻を出すと、今度は長い棒状の鞭を取り出す。
鞭を手にすると、紅九郎は祭壇の方へ、自身のお尻を向ける。
「オヤト様・・・。我が・・捧げものを・・お受け取り・・下さいませ」
そういうと、紅九郎は、自分のお尻を、祭壇に差し出すように、高く掲げる。
そして、自分のお尻目がけ、鞭を振り下ろした。


 バアッシィィンン!!
「くぅ・・・!?」
鞭が紅九郎のお尻に命中し、赤い蚯蚓腫れが、少年神主のお尻に、刻まれる。
ビシッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
紅九郎は、鞭を自分のお尻に数回、叩きつける。蚯蚓腫れはさらに増え、少年のお尻は、赤くなってゆく。
 「くぅ・・・!?」
紅九郎は苦痛に、思わず表情を歪める。
そのとき、ふと紅九郎は、祭壇の上に視線を向ける。
壇上には、とぐろを巻いた、角の生えた蛇の像が鎮座している。
この像こそ、この神社の祭神であるオヤト様である。
オヤト様の目は下半分が赤くなっている。
 「オヤト様・・・。まだ・・・足りないのですね」
神像の目の赤みを見て、紅九郎はそう呟く。
オヤト様は、この地で古くから信仰されてきた土着神。
古い神のため、人の血肉や苦痛を供物として要求する。
中でも、見目麗しい少年が、お尻を叩かれるときの苦痛と、真っ赤に染まったお尻が大好物であった。
その為、この神には、少年が神主として仕えるのがしきたりである。
一週間に一度、オヤト様に対し、少年神主が、自らのお尻を鞭で叩き、その苦痛と赤く染まったお尻を供物として捧げる。
その儀式でオヤト様を満足させることが、この地の安寧をもたらす。
オヤト様が満足したかは、壇上の神像を見ればわかるようになっている。
神像の目全体が赤く染まれば『満足した』という証であった。
 紅九郎は、再び鞭を取り、自身のお尻に降り下ろす。
ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!
「オヤト・・様・・・!どうぞ・・我が・・・苦痛と・・赤い・・尻を・・お納め・・下さい!!うっ・・!くうっ!?」
紅九郎は苦痛に身を悶えさせながら、鞭を自分のお尻に降り下ろし続ける。
鞭の音が響くたび、紅九郎のお尻は赤く染め上がり、顔は苦痛に悶える。
ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!
「うう・・!ひっ・・!あう・・!?う・・!?うあ・・・!?」
鞭を必死に振るっていると、紅九郎は外から大きな音がすることに気づく。
鞭を止めて、外に目を見やると、障子越しに、雨が降っている。
神像の方を見てみると、オヤト様の目は全体が赤く染まっている。
満足した、という証であった。
 「オヤト様・・・ありがとう・・ございます・・・」
豊かな恵みを約束する雨に、紅九郎は感謝する。
安心すると同時に、疲労が一気に紅九郎を襲う。
そのまま、紅九郎は眠り落ちていた。


 ―完―

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もしもティアが父親と二人暮らしだったら・めだか編アナザー(ティア父/めだか)



(テイルズならびにJスターズを題材にした二次創作です。オリキャラも登場します。許容できる方のみご覧下さい)


 もしもティアが父親と二人暮らしだったら・・・そんな世界でのお話・・・。


 バアシィンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バッアアンッ!
「ちょっとっ!やめてっ!痛いわよ!?」
お尻を叩く音と共に、ティアの抗議の声が上がる。
 「お仕置きなんだから、痛いのは当然だろう。反省してるのか?」
お尻を叩きながら、父親はティアに尋ねる。
門限を破って夜遅くに帰って来たお仕置きをしているところだ。
「何よ!?少しぐらい、遅く帰ったくらいで、ここまで怒ることないでしょう!?私だって、もう子供じゃないわ!?」
年頃の少女にありがちな反抗心と、お尻を叩かれている羞恥と悔しさから、ティアは反発する。
だが、それが却って墓穴を掘ることになる。
 「全く・・!!自分が悪いのに、そんなことを言うなんて、悪い子だな!!そんな子には・・厳しいお仕置きが必要だな!覚悟しなさい!!」
父親はそう言うと、さらに平手の勢いを強める。
バジィンッ!ビバダァンッ!バアジィンッ!バアっアアンッ!!
「きゃああ!や、やめてっ!いやあああ!!」
強烈な平手打ちに、ティアは悲鳴を上げてしまう。
バアッジィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バアッジィンッ!ビダッダァンッ!
「全く!悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!!」
父親はティアをそう叱りながら、容赦ない平手打ちを、降らせ続ける。
その後、一時間近くに渡って、お尻を叩く音と、父親の叱りつける声、ティアの悲鳴が響き続けた・・・。


 翌日・・・・。
「うう・・・!?」
ティアはお尻の痛みを必死に堪えながら、腰を降ろす。
 (全く・・・情けないわ。お尻叩かれて・・座るのも辛いだなんて)
椅子に座った状態で、ティアはそう思わずにはいられない。
ついつい、ため息が漏れてしまう。
そんなときだった。
 「ティア、ため息なんかついて、どうしたのだ?」
不意に声をかけられ、ティアは振り向く。
すると、めだかの姿があった。
ティアとめだかは友人同士。
よく話をしたり、一緒に遊びに行くこともしばしばだった。
 「あら、めだかじゃない。別に・・何でもないわ」
「隠しても無駄だぞ。ケガでもしたのか?」
ティアの立ち振る舞いから、めだかはそう尋ねる。
 「さすがめだかね。実は・・・・」
ティアは、父親から昨夜、門限を破ったお仕置きをされたことを話す。
「なるほど・・・。それでか・・。相変わらず、厳しいのだな」
「全く・・・。たまったものじゃないわ」
めだかの言葉に、ティアは思わずため息をつきながら言う。
「ふぅむ・・・。しかし、ティアも、お仕置きされるのがわかっているのに、言いつけを破るのも、どうかと思うぞ」
「それは言わないで。それは・・私も悪いけど・・だからって、お尻叩きなんて、あり得ないでしょ?」
めだかの言葉に、ティアは思わず言う。
「ふむ。そうだな。幾らなんでも・・高校生の娘に、お尻叩きはあり得ないだろうからな」
「そうよ。全く・・・父さんったら・・・」
不満が溜まっているのだろう、ティアはめだかに、父親に対する不平や愚痴を色々と話しだす。
めだかは、それをジッと聞いてやっていた・・・。


 数日後・・・・。
「どうしたのかね?私に話があるそうだが?」
ティア父は、めだかと顔を合わせると、そう尋ねる。
「はい、ティアのことで、話したいと思いまして」
「ティアのことで?何かね?」
めだかの言葉に、ティア父は、真剣な表情になる。
 「はい。ティアへの、お仕置きのことです」
「ティアへのお仕置き?それがどうかしたかね?」
「はい。ティアへのお仕置きに、お尻ペンペンはどうかと思います。ティアだって、年頃の女の子です。お尻ペンペンなんて、あまりにも恥ずかしいですよ」
「まぁ、恥ずかしいからこそ、お仕置きになるのではないかね?」
めだかの言葉に、ティア父はそう問い返す。
 「それも・・・限度があります。あんまりやり過ぎても、逆効果でますます反抗的になるだけです。それで、またお仕置きをするの繰り返し・・・・。無意味ですし・・・馬鹿なコトとしか、思えません」
めだかは、ティア父に対して、はっきり言う。
「なるほど・・・。はっきり言うものだな・・・。感心だが・・・・。よそ様の父親に対しての口の利き方とは思えんな・・・」
ティア父は、静かに立ち上がる。
 「めだか・・・・。自分が非常に、無礼な振る舞いをしていることが・・わかっているかな?」
ティア父は、ただならぬオーラを全身から登らせながら、めだかに尋ねる。
「そ・・それは・・・」
さすがのめだかも、ティア父の雰囲気に、思わずたじろぐ。
 「ティアのことを心配して、というのは感心だ。しかし・・・あまりにも・・無礼だな。娘の友人とはいえ・・容赦はせん・・!!お仕置きだ!?」
お仕置き宣告と同時に、ティア父の身体から、殺気のような気配が放たれる。
その気配に打たれるや、めだかの足から、力が抜けてしまう。
 「な・・!?」
めだかは動こうとするが、足が言うことを聞かない。
その間に、ティア父はめだかの元へ、接近する。
あっという間に、めだかはティア父の膝の上に、乗せられてしまった。
同時に、めだかのお尻をむき出しにする。
その直後、宣告も無しに、ティア父の手が振り下ろされた。


 バアッシィィィィンンン!!!
「きゃあああ!!??」
強烈な平手打ちに、思わずめだかは悲鳴を上げてしまう。
バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バアッジィンッ!
「う・・!?く・・!?あう・・!?ああ・・!!」
ティア父の容赦ない平手打ちに、めだかは苦痛の声を漏らす。
 バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「全く・・!よそ様の父親に対して、何という口の利き方だ!礼儀がなっていないな!!」
ティア父は厳しい声でお説教する。
同時に、容赦ない平手の嵐を、めだかのお尻に降らせてゆく。
バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「うっ・・!くぅ・・!ああっ!うああ・・!!」
ティア父の強烈な尻打ちに、めだかは思わず苦悶の声を漏らす。
 バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「娘の友人とはいえ・・容赦はしないぞ!覚悟しなさい!!」
ティア父はそう言いながら、容赦なくめだかのお尻を、赤く染め上げてゆく。
 バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「全く・・悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!!」
厳しい声でそう言いながら、ティア父はめだかのお尻を、さらに攻めたてる。
 バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「くあ・・!ああ・・!いや・・私は・・ただ・・うわあっ!?」
ティア父に説明しようとしたところへ、容赦ない打撃を浴びせられ、悲鳴を上げる。
「まだ言うのか!?全く・・これは娘以上に厳しい折檻が必要だな!!」
めだかの言葉に、ティア父は激昂する。
同時に、平手打ちの勢いを、さらに強める。
バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「く・・!うう・・!あぅ・・!くぅ・・!ああ・・!?」
ティア父の平手は、めだかのお尻を容赦なく赤く染め上げてゆく。
それに比例するように、めだかの表情と声は、苦悶が強くなってゆく。
バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「ひいいっ!ご、ごめん・・なさい・・!!も・・もう・・許し・・ひぅう・・!!」
あまりに厳しい平手打ちの嵐に、めだかは目尻に涙を浮かべ、謝る。
「まだまだだ!二度と・・人様の父親に、無礼な口をきかないよう、しっかり躾けるから、覚悟しなさい!!」
そういうと、ティア父は、めだかのお尻への平手打ちを、これでもかと強める。
バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「きゃああ!ごめんなさい!ごめんなさい!もう・・生意気なことは・・言いませんっ!!きゃああ!!ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!」
平手打ちの雨が、めだかのお尻を、轟音と共に、容赦なく攻め続ける。
同時に、めだかの泣き声と許しを乞う声が、響いていた・・・。


 「は・・・!?」
不意に、めだかは目を覚ます。
起き上がると、自分の寝室にいることに気が付いた。
 (何だ・・・。夢だったのか・・・)
そのことに気付き、めだかは安堵の息を吐く。
(しかし・・・。妙な夢を見るものだな・・ん?)
めだかは、ふとお尻に違和感を覚える。
思わずベッドから降りると、めだかは室内の鏡に、自分のお尻を向ける。
パジャマズボンを降ろして、むき出しになったお尻は、濃厚なワインレッドに染め上がっていた・・・。


 ―完―

男子校の恋事情(先輩/後輩BL)



(BL要素ありです。許容できる方のみご覧下さい)


 関東某所にある、全寮制男子校・私立国枝学園。
その敷地内にある、テニスコート・・・。
 「どうしたのさ、センパイ。あと1点で、ゲームセットだよ?やる気あるの?」
不敵な笑みを浮かべ、ラケットを相手に突きつけるような姿勢で、その男子生徒は挑発する。
声の主は、炎のような見事な赤い髪と瞳の持ち主。
少年らしい生意気げな雰囲気がありながらも、活発さを感じさせる、整った顔立ちに、小柄ながらもすらりとした、均整の取れた身体つきをしている。
実際、その整った容貌のおかげで、モデル雑誌のスカウトに声をかけられたこともあった。
 少年の名は瀧口龍雅(たきぐちりゅうが)、中等部の1年生だ。
テニス部に所属する高等部の生徒と、テニスでの試合の最中だった。
挑発を受けた対戦相手は、怒りのあまり、凄まじい形相になる。
元々、いかつい顔立ちに、プロレスラーのようなマッチョな体格のせいか、見るからに恐ろしい雰囲気だった。
だが、瀧口は怯む気配も無い。
「そんな顔したって、怖くも何ともないさ。さぁ、さっさと・・終わらせようか」
瀧口は不敵な笑みを浮かべると、相手目がけ、サーブを放つ。
対戦相手は、打ち返そうとするが、ラケットは空しく空を切る。
直後、試合終了と、瀧口の勝利が宣告される。
敗北のショックに崩れ落ちる対戦相手を尻目に、瀧口は、悠々とコートを後にした。


 「見事だったぞ。さすが、龍雅だな」
不意に、背の高い人影が現れたかと思うと、瀧口にそう声をかける。
着ている制服から、高等部の生徒なのが、見てとれた。
こちらも、見ている方が嫉妬したくなるほど、整った顔立ちをしている。
彼の方は、眼鏡をかけているせいか、どことなく知的な印象を受ける。
同時に、目にどこかSっぽい光を帯びているようにも見えるが・・・。
 「宗司(そうじ)先輩、見ていてくれたの?」
「ふふ、当然だろう。まぁ、龍雅の勝ちなのは、最初からわかっていたがな」
宗司と呼ばれた年上の男子生徒は、瀧口の問いに、そう答える。
同時に、宗司は龍雅に歩み寄ると、龍雅を抱きしめる。
龍雅が気づいた時には、宗司にキスをされていた。
 「あ・・・!?宗司・・先輩・・」
宗司からのキスに、龍雅は蕩けそうな表情を浮かべる。
「龍雅・・・!よく頑張ったな・・。俺からのご褒美だ。たっぷり・・可愛がってやるからな」
宗司はそういうと、龍雅を抱きかかえる。
そして、そのまま二人はその場を去っていった。


 数時間後・・・。
「龍雅、今日も可愛かったぞ」
「もう・・!言わないでよ・・。恥ずかしいんだからさ・・宗司先輩の意地悪!?」
宗司の褒め言葉に、龍雅は羞恥に顔を赤くして言う。
襟に隠れて見えづらいが、龍雅の首筋には、キスマークがついている。
少し前まで、二人で愛を交わし合っていた跡だ。
 宗司と龍雅は、恋人同士。
全寮制男子校である国枝学園では、珍しいことでは無い。
実際、二人とも学内では美少年として名高く、ラブレターをもらったり、交際を申し込まれることもしばしばだった。
実際、龍雅とテニスで対戦した男子生徒も、龍雅に交際を申し込んだ一人だ。
 もちろん、龍雅には宗司以外の相手と付き合うつもりは無い。
だが、普通に振っても、しつこく言い寄って来る者もいる。
そこで、龍雅は告白してきた相手に、ある条件を提示している。
 条件は、龍雅と勝負をすること。
勝負の内容は、告白してきた相手の得意分野。
相手の得意分野で勝利することで、相手を完全に屈服させる。
そうすれば、相手は振られても、文句は言えないというわけだ。
そうして、宗司との愛を守ってきたのである。
宗司も、そんな龍雅を愛おしみ、愛を交わしあっていた。
もう、傍から見れば、胸焼けしそうなアツアツカップル、というやつである。
二人とも、よく飽きないな、というくらい、そんな日々を送っていた・・・。


 数日後・・・・。
「あっ・・!宗司せ・・・」
宗司の姿を見かけた龍雅は思わず声をかけようとする。
だが、途中で声は止まってしまう。
宗司が、他の生徒と一緒にいるのに気づいたからだ。
 宗司は一緒にいる生徒と、談笑している。
本当に楽しそうで、嬉しそうだ。
それこそ、龍雅といるときよりも、楽しそうに見える。
見ているうちに、龍雅の表情はどんどん険しくなってゆく。
そんな険しい表情を浮かべたまま、龍雅はその場を立ち去った・・・。


 「何だ、やけに難しい顔をしてるな?せっかくの可愛い顔が台無しだぞ」
険しい表情の龍雅に、宗司はそう言う。
「猫なで声と優しい顔すれば、機嫌が直ると思ってるの?甘く見られたものだね」
龍雅はいつもと違い、刺々しい態度で、宗司に言う。
「龍雅、どうしたんだ?何か気に障るようなことでもしたかな?」
宗司も態度を改めて、尋ねる。
「自分でわからないの?この前、僕以外の誰かさんと、随分楽しそうだったくせにさ」
「ああ・・・。なるほどな」
宗司はようやく、龍雅が怒っている理由を察する。
だが、同時に、宗司の中で悪戯心がちょっと芽生える。
 「そうだな。結構カワイイやつだったなあ・・。少し・・心が動くかもしれないな」
宗司はちょっと意地悪な声と表情で言ってみる。
嫉妬している龍雅が可愛いため、もう少し嫉妬しているところを見たいのだ。
もちろん、ちゃんとフォローを入れるつもりだ。
 「そう・・・。やっぱり・・・」
龍雅はそう呟くと、宗司の方をキッと睨みつける。
「やっぱり・・・宗司先輩には・・・僕とのことなんて、遊びでしかないんだろ!!」
龍雅は怒りの声で、言う。
「待て・・!それは違うぞ!?」
やりすぎたと悟り、宗司はフォローしようとする。
だが、時既に遅し。
 「だったら・・・あんたみたいな意地悪な先輩なんて・・もういらない!他の先輩と付き合う!!」
龍雅は怒りのあまり、そう言い放つ。
「龍雅・・・!?」
突然、宗司は怒りの声で、龍雅の名を呼ぶ。
龍雅も、地雷を踏んだと気づく。
明らかに怒り心頭な雰囲気に、龍雅は思わず逃げようとする。
 「龍雅・・。どこに行くつもりだ?」
宗司は、逃げようとする龍雅をしっかりと捕まえる。
「は・・離して!?」
龍雅は必死にもがいて、逃げようとする。
「ダメだ。龍雅・・・。俺と別れるなんて・・!!そんなことは・・許さない!!」
宗司は怒りの籠った声で、言う。
宗司は乱暴に、龍雅を膝の上に乗せると、ズボンを降ろしてしまう。
 「ふふ・・・。相変わらず、キレイなお尻だなぁ」
あらわになった龍雅のお尻を見ながら、宗司は呟く。
「い・・言わないで・・!?」
裸のお尻を見られる恥ずかしさに、龍雅は思わず顔を赤くする。
「恥ずかしいのか?まぁ、そんなこと気にする暇も無くなるだろうけどな」
宗司はそういうと、ゆっくりと手を振り上げた。


 バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「わああああ!!!!」
最初から容赦ない平手の嵐に、龍雅は悲鳴を上げる。
バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「痛ああ!!うわああ!痛いいいい!?」
あまりの痛さに、龍雅は両足をバタつかせて、悲鳴を上げる。
 バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「おやおやぁ?水泳の練習か?龍雅、夏には全然早いんじゃないのか?」
持ち前のS振りを発揮し、宗司は痛みで両足をバタつかせる龍雅に、そう言う。
 バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「ひいぃんっ!宗司先輩っ!痛いいい!うあわあんっ!?」
あまりの痛さに、龍雅は泣き叫ぶ。
「当然だろう、お仕置きだからな。まだまだ、行くぞ」
宗司は怒りの籠った声で言うと、さらにお尻を叩く。
バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
まるで豪雨のような平手の嵐に、龍雅のお尻はどんどん赤く染まってゆく。
 「うわあああん!?宗司先輩っ!ごめんなさいいい!!カッとなって言っただけだからぁぁ!!ゆ、許してええ!!!」
お仕置きに耐えられず、龍雅は泣きながら謝る。
「ダメだ。人のことを遊びだと疑うなんて、龍雅は悪い子だな。そんな悪い子には、まだまだたっぷり、お仕置きだ」
Sっ気たっぷりな笑顔を浮かべると、宗司は龍雅のお尻を、これでもかと平手打ちで責めたてる。
「ごめんなさいっ!二度と言いませんっ!ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!」
龍雅は泣き叫びながら、必死に許しを乞い続ける。
「ふはははは!!まだまだ!もっともっと、赤く染めてやろう!!」
お尻を叩く音が響く中、龍雅の泣き叫ぶ声と、宗司の声が、響き続けた・・。


 泣き声と肌を打つ音がやんで、しばらくした頃・・・。
「ふふ・・・。見事なまでに真っ赤だな。まるで、熟れすぎたトマトかリンゴみたいだな」
膝の上に座る龍雅のお尻を優しく撫でながら、宗司はそう言う。
「うう・・・!宗司先輩がしたくせに・・・」
宗司の言葉に、龍雅はすねた声で言う。
 「そうだな。痛いよな。すまなかったな。でも・・・お前が何よりも・・大切なんだ。絶対に・・手離したくない」
そういうと、宗司は龍雅に熱いキスをする。
「あ・・・!?宗司・・先輩・・!?」
宗司の熱いキスに、龍雅は恍惚とした表情になる。
「龍雅・・お前が一番だよ。お前が一番・・大切だ」
そういうと、宗司は龍雅をしっかりと抱きしめた。


 ―完―

女子修道院の秘儀



某国の人里離れた山の中・・・。
そこに小規模な女子修道院があった・・・。
 礼拝堂の中では、朝の礼拝が行われている。
礼拝を仕切っているのは、20代後半の、長い金髪と、修道服の上からでも目立つ、立派なお尻の持ち主である、美しい女性。
彼女はこの院の院長であるシスター・クレア。
やがて、礼拝のクライマックスが行われようとしていた。
 「では皆さん・・・朝の礼拝の最後の儀式を執り行います。シスター・ジュリア!!」
「は・・はいっ!!」
院長に呼ばれ、15歳くらいの、見習いと思しき少女シスターが、緊張した面持ちで、立ち上がる。
 「シスター・ジュリア、今日の儀式はあなたにお願いします。よろしいですね?」
「は・・はい!せ、精一杯・・務めさせていただきます!!」
クレアの言葉に、ジュリアは必死に応える。
 「よい返事です。では・・儀式を始めましょう」
「は・・はい!!」
ジュリアはそういうと、祭壇の前に用意された椅子に座る。
そして、シスター・クレアは、椅子に座ったジュリアの膝の上に、うつ伏せになった。
 「ジュリア・・お願いします」
「はい・・!!」
ジュリアは返事をすると、シスター・クレアの修道服を捲り上げ、下着を降ろす。
すると、シスター・クレアの成熟した、大きくも形の良いお尻が、ブルンと身を震わせながら、現れた。
 「・・・・・!!??」
院長の見事なお尻に、ジュリアは思わず息をのむ。
「ジュリア・・・。何をしているのです?」
「す、すみません!院長様のお尻が・・あまりにも綺麗で・・!?」
ジュリアは謝りつつ、弁解する。
 「これはあくまでも儀式ですよ。余計なことに気を取られてはいけません」
「す、すみません!!」
「まぁ、良いでしょう。では・・・儀式を始めて下さい」
「はい・・!!『罪祓え(つみはらえ)』の儀式を行います!!』
シスター・ジュリアはそういうと、ゆっくりと、手を振り上げた。


 バアッシィィぃンンン!!!
「・・・!?」
ブルンッ!!
ジュリアの平手が命中すると同時に、クレアの大きなお尻が、ブルンっと震える。
クレアはお尻の痛みに、思わず顔を顰める。
バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!
ブルンッ!ブルブル・・!ブルルンッッ!!
シスター・ジュリアの手が叩きつけられるたび、院長のお尻がブルンブルンと、プリンのように波打つ。
 バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!
「う・・・!あ・・・!う・・・!?あぁ・・・!?」
お尻に与えられる苦痛に、シスター・クレアの表情は歪み、思わず身をよじらせる。
 「い、院長様・・。大丈夫・・ですか?」
お尻を叩きながら、ジュリアは思わず心配になって尋ねる。
「大丈夫・・です!ジュリア・・・。あなたこそ・・しっかり叩きなさい!でなければ・・儀式になりません!!」
心配するジュリアに、クレアはそう言って、叱咤する。
罪祓えの儀式。
かつて、教会がこの地にやって来る以前、古い神が信仰されていた時代に、行われていた儀式だ。
古い神に仕える、高貴な身分の女性聖職者が、お尻を叩かれることで、この地の人々の罪を祓うという儀式である。
教会が進出し、古い神が駆逐されてからは廃れていたが、シスター・クレアが、修道院内で行う儀式の一環として取り入れ、復活したのである。
 「は・・はいっ!頑張ります!!」
ジュリアはそういうと、再び、クレアのお尻を叩きだす。
バッシィンッ!ビッダァンッ!バッアアンッ!バッシィンッ!
ブルブルンッ!ブルブルッ!ブルルルンン!!
ジュリアがお尻を叩くたび、クレアのお尻は別の生き物のように身を震わせ、赤く染まってゆく。
「ああ・・・!はぁ・・・!ああっ!あああ・・・!!」
お尻を叩く音と共に、クレアは苦悶の表情を浮かべ、悲鳴を漏らす。
同時に、クレアの豊かなお尻は、だんだんと赤く色づいてゆく。
そんな光景が、儀式終了まで、続いていた・・・。


 儀式終了後・・・・。
「ああ・・・!?」
お尻に感じる痛みと熱さに、クレアは思わずため息を漏らす。
合わせ鏡越しに見えるクレアのお尻は、全体が万遍なく赤く染め上がり、元々大きく立派だったお尻は、倍近く腫れ上がっている。
 「今回も・・・見事に赤く腫れ上がりましたね・・・」
自分のお尻を見ながら、クレアはそう呟く。
同時に、クレアは嬉しそうな表情を浮かべる。
(我ながら・・・罪深いことをしていますね・・・・。お尻を叩かれて・・嬉しいだなんて・・)
自分の真っ赤なお尻に興奮しつつ、クレアは同時に罪悪感を覚える。
皆に隠しているが、クレアはお尻を叩かれることに悦びを覚える性癖の持ち主。
それを満足させるため、太古の儀式を取り入れて、復活させたのである。
(私は・・いけない悪い子・・・。でも・・・お尻を叩かれると・・興奮してしまうわ)
お尻に感じる痛みと熱さに、クレアは嬉しさと罪悪感の混じった、奇妙な陶酔を感じていた・・・。


 ―完―

出来心とその果て(サムスピより:リムルル/レラ)



(サムスピを題材にした二次創作です。キャラのイメージが原作と異なっている可能性があります。許容できる方のみご覧下さい)


 「無駄よ。あなたでは・・勝てないわ」
冷静な声で言いながら、紫色の民族衣装に身を包んだ、アイヌらしい少女は、愛用の短刀を納める。
彼女の名はレラ。
アイヌの巫女であり、戦士でもあるナコルルの分身というべき存在だ。
先ほど、襲いかかって来た盗賊を、一刀の下に斬り捨てたところだった。
 「行くわよ、シクルゥ。無駄な時間を食ってしまったわ。急がないと、日が暮れてしまうわ」
パートナーである狼のシクルゥに声をかけると、レラは共に歩き出す。
人里まではまだまだ遠い。
日暮れまでには、屋根のある場所にたどり着くには、先を急ぐ必要があった。
 しばらく道を進んだ頃・・・・。
「何かしら?」
レラは、街道脇の木の下に、何かが蹲っていることに気づく。
いつもならば、無視してそのまま進むところだ。
だが、何か気にかかり、近づいてみる。
近づきつつも、レラはいつでも抜刀出来る体勢を取る。
旅人を襲う不埒な輩だったら、斬り捨てるつもりだった。
 「あら・・!?」
レラは、木の下に蹲っているのが、リムルルであることに気づく。
「リムルル・・!?しっかりしなさい!」
思わずレラは駆け寄り、助け起こす。
「お腹・・・空いた・・・・」
「全く・・・。仕方・・無いわね・・」
レラはため息をつきつつ、リムルルを助け起こす。
そして、リムルルを連れて、その場を離れていった・・・。


 「ふ~~。おいしかった~。ありがとう!レラさん!」
満足げな表情を浮かべて、リムルルはレラに礼を言う。
先ほどまで、茶店でレラにお茶と団子を食べさせてもらったのだ。
おかげで、体力も気力もすっかり回復していた。
「『ありがとう』じゃないわ。全く・・・お金を使い過ぎて、食べ物も買えなくなるだなんて・・・・」
礼を言うリムルルに、レラはお説教するように言う。
数日前、街でお金を使い過ぎて、食事も出来ない状態になったことを、リムルルから聞きだしていたのだ。
「ごめんなさい。街なんてあまり行かないから・・色々珍しくて・・」
レラにお説教されたのが効いているのか、リムルルはショボンとしてしまう。
「過ぎたことは仕方ないわ。次からは同じ失敗をしないようにしなさい」
「はーい!約束する!!」
レラの言葉に、リムルルは素直に言う。
 「リムルル、宿も取っていないのでしょ?取りあえず、一晩過ごせるところを見つけておいたわ。一緒に来なさい」
「本当!ありがとう!レラさん!!」
リムルルは礼を言うと、無邪気にレラについていった。
 数分後・・・・。
二人は街道から少し外れた、小さなお堂の中にいた。
屋根のあるところで寝られるように、予め見つけておいたものだ。
 「今日はここで寝るわ。適当に横になりなさい」
レラはそういうと、床に横になる。
「あの・・レラさん、傍で、寝てもいい?」
リムルルはおずおずと、レラにお願いする。
 「仕方ないわね・・・。今回だけはいいわ」
「えへへ!レラさん大好き!」
リムルルはそういうと、レラの傍に横になる。
 (全く・・・子供なんだから・・・)
そう思いつつも、レラも満更でもない気分だった。
ナコルルの半身であるゆえ、普段はナコルルの心の中から、見ていることしか出来ない。
かりそめとはいえ、自分の身体を得たからこそ、こうしてリムルルと触れ合える。
顔には出さないものの、レラはその悦びを噛みしめていた。
 「うう~ん。姉様ぁ・・・・」
ナコルルの夢を見ているのだろう、リムルルは寝言を言いながら、笑みを浮かべる。
そんな寝顔も、レラは可愛らしいと思う。
無意識のうちに、レラはリムルルを抱きしめていた。
 (ああ・・・!?自分の手で・・・リムルルを抱きしめられるなんて!?)
表情を崩さないものの、レラは喜びに身を包まれる。
だが、一旦触れると、もっと触れてみたくなる。
(ダメよ!?これ以上は!?)
レラは必死に、自身に言い聞かせる。
今、ここで耐えないと、人として、やってはならないことをしてしまいそうだからだ。
実際、片方の手が、リムルルのお尻に伸びかけていた。
 (ダメよ!?ダメ!?)
レラは必死に、自分を押さえつけようとする。
だが、ついに誘惑に屈してしまう。
レラはリムルルのお尻に手を伸ばし、触っていた。
 (あ・・・!?凄く・・・柔らかい・・・!?)
罪悪感と背徳感を覚えつつ、レラはリムルルのお尻の感触に興奮する。
だが、それも長くは続かなかった。
次の瞬間、リムルルは目を覚ましていた。


 数分後・・・・。
レラは正座した姿で、うなだれていた。
目の前には、リムルルが仁王立ちしている。
 「レラさん・・。一体、どういうつもりなの?人のお尻、触るだなんて」
当然ながら、リムルルは怒っていた。
「ごめんなさい・・・。あなたが可愛くて・・つい・・・」
「『つい』じゃないでしょ!幾ら可愛いからって・・女の子お尻触るなんて!変態じゃない!!」
謝るレラに、リムルルはそう言う。
「わかっているわ。謝って済む問題ではないけれど・・・あなたに許してもらえるなら・・何でもするわ」
「その言葉・・・本当?」
「ええ・・。本当よ」
リムルルは一瞬、考え込む素振りを見せる。
直後、こう言った。
「なら・・・・レラさん、今からお仕置きするわ。お尻出して」
リムルルの言葉に、レラは抵抗せず、素直にズボンを降ろして、自分のお尻をあらわにする。
「意外と・・素直ね」
「自分が悪いのは、わかっているわ。まぁ・・正直、恥ずかしいわ」
「それもお仕置きのうちよ。じゃあ、ここに乗って」
リムルルは正座すると、自分の膝を指し示す。
レラは一瞬、羞恥に顔を赤らめ、躊躇う素振りを見せる。
だが、すぐにリムルルの膝の上に、うつ伏せになった。
 「じゃあ・・・今からお仕置きするわ。覚悟してね」
リムルルの言葉に、レラは静かに頷く。
それを見ると、リムルルはゆっくりと手を振り上げた。


 バッシィィィンンン!!
「・・・・!!!!」
リムルルの平手打ちの一撃に、レラは思わず、苦悶の表情を浮かべる。
バシッ!バンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!
「・・・!・・・!・・・!・・・!」
リムルルは、レラのお尻に、容赦ない平手打ちを叩きつける。
そのたびに、レラの表情は苦痛に歪む。
 バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「・・・!・・・!・・・っ!・・・ぁ!」
(本当に・・リムルルにお尻を叩かれてるのね・・)
お尻に感じる痛みに、レラはそのことを嫌というほど悟らされる。
 バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「・・っ!・・・ぁ!・・・っ!・・・っ!」
お尻を叩かれるたび、レラは微かに苦痛の声を漏らす。
同時に、レラのお尻に、リムルルの赤い手形が浮かび上がる。
 バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「まったく・・レラさん!何してるのよ!?」
レラのお尻を叩きながら、リムルルはお説教を始める。
 バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「く・・!う・・・!あ・・・!ああ・・・!」
苦しくなってきたのだろう、レラの声は、苦痛の色が強くなってくる。
それに伴い、レラのお尻も、リムルルの手形が重なり、だんだんと赤く色づいてゆく。
 バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「可愛いからって、女の子のお尻触るだなんて!サイテーじゃない!!」
リムルルは怒りを込めて、レラのお尻を叩く。
 「ご・・ごめん・・なさい・・。本当に・・・最低な・・ことを・・したわ・・」
苦しそうな息を吐きながら、レラは許しを乞う。
バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「ひっ・・!あく・・!う・・!あなたと・・うう・・!ああして・・!くぅ・・・!触れ合える・・なんて・・・思っても・・見なかったわ・・!?くぅあ・・!?」
レラは苦痛に身をよじり、苦痛の声を漏らす。
それでも、必死にリムルルからの平手打ちに耐える。
 バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「だから・・!ひっ・・!嬉しくて・・・!ああして・・しまったの!?うっく・・!本当に・・・ごめん・・なさい・・!!許して・・!!うう・・!?」
レラは目尻に涙を浮かべながら、許しを乞う。
「レラさん・・・・・」
リムルルはレラの姿に、邪な気持ちは無かったことを察する。
 「わかったわ・・・。レラさん・・・。今回は・・許してあげるわ・・」
「リムルル・・・・」
リムルルの言葉に、レラは安堵の表情を浮かべる。
「でも・・・次はないわよ。もし・・今度やったら・・・今日の十倍はお仕置きした上に、今度こそ嫌いになるわよ?」
「わかったわ。二度と・・しないわ。約束するわ」
リムルルはそう言うと、お尻を叩く手を止めた。


 「レラさん、大丈夫?冷たくない?」
冷やした手ぬぐいをレラのお尻に乗せながら、リムルルは尋ねる。
「ありがとう。これくらい、大丈夫よ」
レラは床にうつ伏せのまま、リムルルに言う。
 「まさか、リムルルにお尻を叩かれてお仕置きされるなんて・・・思いもしなかったわ」
「私も・・レラさんをお仕置きするなんて・・思わなかったわよ」
レラのぼやきに、リムルルはそう返す。
「でも・・リムルルのおかげで、人の道を外れずにはすんだわ。それは感謝しているわ」
「どういたしまして。レラさん、悪い子になりそうなときは、私が全力で止めてあげるわ」
「そうね。お願いするわ」
レラとリムルルはそんな会話を交わすと、お互いに笑みを浮かべた。


 ―完―

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山田主水

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