FC2ブログ

グリゼルダの初折檻(イース・セルセタの樹海より:アドル/グリゼルダ)



(イース・セルセタの樹海を題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


セルセタ地方の都市・キャスナン。
総督府内の執務室では、グリゼルダが、山と積まれた書類に、目を通していた。
テキパキと決裁をしてゆくが、また書類が運ばれてくるため、書類の山は中々減らない。
そんな状況でも、グリゼルダが書類の決裁作業をしていたそのときだった。
 不意に総督室のドアがノックされる。
「誰だ?」
グリゼルダは一旦サインの手を止めて、問いかける。
すると、聞き覚えのある若者の声が聞こえてきた。
 「おお、アドルか。入りなさい」
グルゼルダの声に、赤毛の若者が入って来る。
赤毛の若者はアドル・クリスティン。
グリゼルダの依頼を受け、セルセタの樹海での冒険・調査を行っている。
 「調査の進捗はどうだ?」
グリゼルダの問いに、アドルは自分が制作した地図を見せる。
「ふむ・・・。ここまで進んできたか。さすがだな」
アドルの作った地図を見て、グリゼルダは思わず感嘆する。
「見事だ、アドル・クリスティン。では・・今回の報酬だ」
グリゼルダはそういうと、アドルに報酬としてお金と回復アイテムを渡す。
「では・・・また進捗があったら報告に来てくれ。進捗次第では、色々と報酬も用意しよう」
グリゼルダがそういうと、アドルは返事をして、部屋を後にしようとする。
だが、ドアの前でふとアドルは立ち止まった。
 「どうしたのだ?」
こちらを振り向いたアドルに、グリゼルダは思わず尋ねる。
アドルは、グリゼルダに疲れているのではないか、と問いかけた。
 「いや・・・。別に疲れてはいないぞ。どうしてだ?」
グリゼルダの問いに、アドルはグリゼルダが寝不足気味に見えたことを話す。
「ふむ・・そういうことか。確かに会議等で夜遅くなることもあるからな。だが、心配は無用だ。気づかいは感謝する」
グリゼルダの答えに、アドルは引き下がるも、アドルは体を気遣ってしっかり休むなりするようにと、再度グリゼルダに伝える。
「気づかいは受け取っておこう。アドル、君こそ無茶はするでないぞ。では・・私は会議であるので、失礼する」
そういうと、グリゼルダも総督室を後にした。


 数日後・・・・。
(いかん・・・。私としたことが・・・・)
書類と向き合いながら、グルゼルダは猛烈な眠気と疲労感に襲われる。
ここ数日、徹夜での決済や会議が続いており、ろくに眠れていないのだ。
(しかし・・・。私がやらねば・・・)
グリゼルダは気力を奮い起こし、書類の決裁を続ける。
だが、だんだん疲労感は強さを増してくる。
コックリしかけては、グリゼルダは我に返る。
そして書類の決裁を再開するが、またコックリしかける、ということを繰り返す。
(何をしているのだ!?これでセルセタ総督が務まると思っているのか!?)
グリゼルダは自分を叱咤し、業務を続けようとする。
そんなときに、ドアをノックする音が聞こえてきた。
 「何だ?」
グリゼルダの問いに、ドアの向こうからアドルが声をかける。
「ああ、アドルか。入りなさい」
グリゼルダは一旦、手を止めて、アドルを迎え入れる。
「進捗の報告に来たのか。ならば・・見せてくれたまえ」
グリセルダはアドルから地図を受け取ろうと手を伸ばす。
そのとき、グリゼルダの視界がグラつく。
(いかん・・!?)
グリセルダの身体が傾き、机に突っ伏してしまう。
アドルが必死に呼びかける中、グリゼルダはそのまま意識を失った・・・。


 それからさらに数日後・・・・。
アドルが再び総督室を訪れると、執務中のグリゼルダの姿があった。
「アドル、進捗はどうだ?」
グリゼルダの問いに、アドルはいつものように、自分が作成した地図を手渡す。
「ほぅ・・!大分進んだようだな」
地図の進捗振りに、グリゼルダは思わず感嘆する。
 「素晴らしい!この調子で引き続き調査を頼むぞ。今回の報酬を渡そう」
グリゼルダは報酬をアドルに渡す。
そして、グリゼルダはアドルにこう言った。
「アドル、素晴らしい進捗だ。なので・・・特別報酬を用意したい。何か、望みはあるか?」
グリゼルダの問いに、アドルは何でも良いか、と尋ねる。
「うむ。まぁ・・私が出来るものに限られるがな」
その言葉に、アドルは、二人きりで話がしたい。
誰もいない場所に、これから来てくれるか、と尋ねる。
 「二人きりでか?まぁ、別に構わないが・・」
怪訝に思いつつも、グリゼルダはアドルの望み通り、二人で外へ出て行った。


 総督府の庭園内、めったに人が来ない場所へ、グリゼルダはアドルを案内する。
「アドル・クリスティン、話とは何だ?」
グリゼルダが訪ねると、アドルはこの前グリゼルダが倒れたことについてだと、話す。
「ああ。あのことか。すまない、君には迷惑をかけた」
グリゼルダは素直に謝る。
アドルはそれを受け入れ、体調はもう大丈夫なのか、と尋ねる。
「大丈夫だ。もう心配はない」
グリゼルダの答えに、アドルは安堵の表情を見せる。
だが、次の瞬間、アドルは厳しい表情で尋ねる。
きちんと、休みを取っていたのか、ちゃんと寝ていたのか、と。
 「それが・・・業務が忙しくてな・・寝ていなかったのだ・・・」
その答えに、アドルはさらに厳しい表情になる。
自分は、しっかり休んでほしい、そう言ったはずだ。
幾ら忙しいといっても、身体を壊しては元も子もない。
部下の皆にも心配をかけるし、自分だって心配だった。
アドルは厳しいながらも、心情を込めた声で、グリゼルダに言う。
 「そのことは本当にすまなかった。反省している。許してくれ」
グリゼルダは素直にアドルに謝る。
だが、アドルの表情を険しい。
アドルは、本当に反省しているなら、その証を見せてほしい。
それを、特別報酬としてもらいたい、と話す。
 「証・・・。何をすればよいのだ?」
グリゼルダの問いに、アドルは宣告する。
ここで、自分からお尻ペンペンのお仕置きを受けてもらう。
それを、特別報酬としてもらいたいと。
 「な・・何!?」
さすがのグリゼルダも驚く。
まさか、そんな要求をされるとは思ってもいなかったからだ。
 「アドル・・。確かに私が悪かった。そのことについては本当に反省している。だが・・さすがに・・・それだけは・・・・」
思わず弁解するグリゼルダに、アドルは厳しい追及をする。
自分の非を認めているなら、お仕置きも受けるべきだ。
自分だって本当に心配したし、それだけに怒っている。
グリゼルダには、無茶をしてもらいたくない。
厳しいながらもアドルは自身の真情を込めて、グリゼルダに言う。
アドルの気持ちも、グリゼルダもついに観念する。
 「わかった・・・。悪いのは私だ。アドル・クリスティン・・。君からのお仕置きを受けよう。それで・・・許してくれるか?」
グリゼルダの返事に、アドルの表情がやや和らぐ。
アドルは、あぐらの体勢で地面に座ると、グリゼルダに自身の膝の上に来るように言う。
グリゼルダは恥ずかしさをこらえつつ、言われた通り、アドルの膝の上にうつ伏せになる。
 (何故・・・このようなことに・・・!?)
グリゼルダは羞恥で顔を真っ赤にしながら、心の中で呟く。
アドルは右腕でグリゼルダの腰を押さえつけ、左手でグリゼルダのズボンを下着ごと降ろす。
おかげで、グリゼルダの成熟した豊満なお尻があらわになった。
 「うう・・・!?」
さらなる羞恥に、グリゼルダは思わず涙目になる。
アドルはこれからお仕置きを始めると言うと、ゆっくりと手を振り上げた。


 バアッチィィィィンンン!!
「くぅぅぅ・・・!!」
弾けるような音と共に、アドルの平手がグリゼルダのお尻に叩きつけられる。
お尻に鈍い痛みが広がり、思わずグリゼルダは苦痛に表情を歪める。
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
アドルは間髪入れず、グリゼルダのお尻に、立て続けに平手を降らせる。
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
「う・・!くぅ・・・!う・・・!く・・・!う・・・!」
グリゼルダは必死に、アドルからのお尻叩きに耐える。
一打ごとに、グリゼルダのお尻に赤い手形が刻みつけられてゆく。
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
「う・・!ひぃぅ・・!うう・・・!うっく・・!ううっ・・!ううう・・!」
グリゼルダが必死にアドルの平手打ちに耐える中、アドルのお説教が始まる。
アドルは、どうしてちゃんと寝なかったのか、とお尻を叩きながら、厳しい声でグリゼルダに問いかける。
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
「くぅ・・!し、仕方・・なかろう・・!!私は・・総督なのだ!!私でなければ・・書類の決裁や会議の決定は出来ぬのだから・・!!」
グリゼルダは目尻に涙を浮かべながら、アドルに弁解する。
その弁解に、アドルは、だったら余計しっかり休まなくちゃダメじゃないか!!とグリゼルダを叱りつける。
同時に、平手打ちのテンポを変える。
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
「い・・!ぎ・・!うぅ・・!あぅあ・・!」
高速連打の平手打ちに、グリゼルダは思わず身をよじる。
あまりの苦痛に、グリゼルダは両足をバタつかせてしまう。
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
アドルは容赦なくグリゼルダのお尻に、平手の嵐を降らせ続ける。
おかげで、グリゼルダのお尻は真っ赤に染まってゆき、さらに赤みを濃くしてゆく。
 バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
「アドル!!わ、私が悪かった!!これからはきちんと休む!!皆に心配をかけるようなことはせぬ!!だから・・もう・・許してくれ!!お、お尻痛いい!!」
グリゼルダは恥も外聞もかなぐり捨て、泣きながらアドルに許しを乞う。
アドルは一旦手を止めて、グリゼルダに問いかける。
 本当に反省したか?ちゃんと休むか?もう心配をかけるようなことはしないと約束するか?反省したなら、ちゃんと『ごめんなさい』出来るか?と。
 「本当に・・反省している!!ちゃんと・・休む!!心配をかけるような真似は・・しないと・・約束する!!ご・・ごめん・・なさい!!」
グリゼルダは顔を真っ赤にし、涙で頬を濡らした姿で、必死に謝り、約束をする。
その姿に、アドルはようやくお尻を叩く手を止めた。


 「うう・・・!?」
アドルの手がグリゼルダのお尻に、優しく薬を塗り込んでゆく。
赤く腫れたお尻に薬が染み入り、グリゼルダは再び涙目になる。
アドルはすっかり優しい笑顔を浮かべ、グリゼルダの頭を撫でる。
 「や・・やめてくれ・・!!私は・・子供ではないぞ・・!!」
ずっと年下の相手から頭を撫でられ、グリゼルダは羞恥に顔を赤くする。
アドルはお尻を出したままのグリゼルダを抱き起し、強く抱擁する。
グリゼルダは年下の相手に抱きしめられる羞恥に顔を赤くしつつ、どこか満更でも無い表情を浮かべていた・・・。


 ―完―

スポンサーサイト



精霊の怒り・騎士の償い(オリジナルm/クロエ)



(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 山林の奥にある、とある泉。
泉からは、温かい湯気が上がり、近くの木こりなどが、のんびりつかっている。
ここは、山林にある自然の温泉。
観光地から離れているため、地元の住人や山の獣達くらいしかやってこないが、それゆえに、隠し湯として、地元民や山の生き物から重宝されている。
 温泉の傍らには、小さな祠が建っている。
その祠の中に、人影が見えた。
 人影の正体は、赤っぽい髪をした、10歳くらいの少年。
(外は今日はだいぶ寒そうだな・・・。なら・・火を強めないと)
少年は温泉に向けている両手に、意識を集中させる。
すると、少年の手がメラメラと燃え盛る炎に包まれる。
同時に、温泉から上がる湯気が多くなる。
温泉は、先ほどよりも暖かくなり、皆、満足げな表情を浮かべる。
それを見た少年の表情が、嬉しそうな笑みが浮かぶ。
 少年の正体は、祠に祀られている精霊。
炎や熱を操る力を持ち、この辺り一帯を治める上位の精霊から、この温泉の管理を任されていた。
この温泉を適切な状態に保ち、人や獣達を、温泉を通じて癒し、活力を与える。
それが、この少年精霊の仕事であった。
少年は適切な火力に調節し、温泉の快適度を高めてゆく。
入浴者達の表情がより満足げに緩んできた、そのときだった。
 突然、手傷を負い、猛り狂った魔物が現れた。
「待て!逃がさぬ!?」
同時に、魔物を追いかけて、剣を手にしたクロエ・ヴァレンスが姿を現した。
精霊が嫌な予感を覚えた直後、魔物とクロエの戦いがその場で始まる。
当然、温泉に入っていた者達は、我先にと急いで逃げ出した。
やがて、魔物は祠の目の前に追い詰められる。
 「覚悟を決めよ!驟雨虎牙破斬!!」
高速の連続攻撃が魔物に襲いかかり、祠目がけて、魔物は吹っ飛ばされる。
祠に叩きつけられると共に、魔物は咆哮を上げて、絶命した。
 「これで・・よしと」
クロエは倒した魔物から、素材を手に入れる。
この魔物から取れる素材を集めるのが、今回の依頼だった。
素材を手に入れたクロエが、その場を立ち去ろうとしたそのときだった。
 「そこのお姉さん!!ちょっと待ってよ!!」
クロエは声をかけられ、思わず振り返る。
すると、そこにはいつの間にか、精霊の少年の姿があった。
 「そなた、何者だ?」
見知らぬ少年の姿に、思わずクロエは尋ねる。
「僕のことはどうだっていいよ。それよりお姉さん、コレを見てよ」
精霊の少年は、先ほどまで自分がいた祠を指し示す。
祠は、魔物が叩きつけられたときの衝撃で、壊れてしまっていた。
 「これは・・・!?」
「そう、お姉さんが魔物と戦ったせいで、こうなったんだよ。それだけじゃないよ。お姉さんがこんなところで戦うから、皆せっかく温泉に入ってたのに、逃げちゃったんじゃないか!!」
精霊の少年は、怒りの声でクロエに言う。
 「そなたは・・・この温泉の管理者か?すまぬ!私のせいで迷惑をかけた!!」
クロエは自身の非を認め、素直に謝る。
だが、少年の怒りは収まらない。
 「謝っただけじゃ、許さないよ!お姉さん、お仕置きだよ!!」
「な、何をしろ、というのだ?」
怒り心頭の少年に、クロエはおずおずと尋ねる。
「そうだね。お姉さんみたいな悪い子には、『お尻ペンペン』かな。さぁ、僕の膝においで」
少年は座った姿で宙に浮くと、自分の膝を軽く叩いて、言う。
宙に浮き、また背中から炎のような後光が差す姿に、クロエも少年が普通の人間ではないこと、詳しい正体はわからないながらも、神や精霊といった、神聖な存在であることを悟る。
自分が悪い、という意識も相まって、クロエは抵抗せず、素直に少年の膝の上に、うつ伏せになった。
 「ちゃんと悪いとは思ってるんだね。えらいね」
少年は素直に膝に乗ったクロエの頭を撫でてやる。
「や・・やめてくれ・・。は、恥ずかしい・・!」
クロエは羞恥に思わず顔を赤くする。
「お姉さん・・・いや、クロエ、恥ずかしいのもお仕置きのうちだよ」
「な、何故私の名を・・・?」
「僕は精霊だよ。それくらいわかるさ。さぁ、クロエ、覚悟はいいかい?」
「は・・始めるなら・・始めてくれ・・!私だって・・恥ずかしいのだ・・」
クロエは恥ずかしさに身を震わせつつ、言う。
「わかってるよ。じゃあ、行くよ」
少年はクロエが手でお尻を庇えないよう、クロエの左手を、自分の右手で後ろ手に押さえる。
そして、左手をゆっくりと振り上げた。


 パアシィンッっ!!
ブルルンッッ!!
「く・・・!?」
少年の平手打ちが、タイツ越しのクロエのお尻に叩きつけられる。
衝撃で、クロエのお尻は別の生き物のように、ブルブルと震える。
そこまで強くはない鈍い痛みと共に、焼き鏝でも当てられたような熱感がクロエのお尻を襲う。
思わずクロエが振り返ると、少年の平手は赤い炎に包まれていた。
 「そ・・それは・・?」
クロエは思わず尋ねる。
「これは精霊の炎だよ。僕は炎と熱の精霊だからね。安心して。普通の火じゃないから、服が燃えたり肌が火傷することは無いよ。ただし・・熱はあるからね。クロエの悪いお尻に、たっぷりと痛くて熱い思いをしてもらうよ」
少年はそう宣告すると、クロエのお尻を再び叩きはじめる。
 パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
「う・・!く・・!?う・・!くぅ・・・!あぅ・・・!?」
平手の音と共に、クロエのお尻は柔らかいプリンのように、左右に波打つ。
少年の平手打ちは、普通の子供が思いきり力を振るっているのと同程度。
痛いことは痛いが、そこまでではない。
だが、手に纏った炎の熱気は強く、容赦なくクロエのお尻を責めたてる。
熱気の苦痛に、クロエは表情を歪ませる。
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
お尻を叩く軽快な打撃音と共に、タイツ越しのクロエのお尻が、何度も波打ち、震える。
 「クロエ、君にだって事情があるんでしょ。それはわかるよ。あの魔物を討伐してくれとかさ」
クロエのお尻を叩きながら、精霊なお説教を始める。
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
「でもさ、ここに、人や獣が集まってたのは、ちょっと見ればわかるはずだよ。こんなところで戦えば、巻き添えが出る危険はわかるでしょ?」
クロエの波打つお尻を叩きながら、精霊はお説教を続ける。
 パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
「す、すまぬ・・・!頭に血が上ってしまっていた・・・!許してくれ・・!!うう・・!」
お尻を叩かれる苦痛に顔を歪めつつ、クロエは謝る。
 「そういうのがダメでしょ。クロエ、君は騎士なんだから。周りを巻き込まずに、魔物を討伐することを考えなきゃでしょ!!」
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
お説教と共に、少年の小さな平手が、クロエのスタイルの良いお尻を容赦なく襲う。
タイツに包まれたお尻は甲高い音と共に、左右に激しく揺れ続ける。
 しばらく経った頃・・・。
「ハァ・・・ハァ・・ハァ・・・」
クロエは少年の膝の上で、荒い息を吐く。
クロエのお尻は、タイツ越しでも赤みがほんのり見える状態になっていた。
何度も叩かれて腫れているためか、心なしかタイツがキツめに見える。
 「クロエ、少しは反省した?」
一旦、お尻を叩く手を止めて、少年精霊は尋ねる。
「し・・した・・!わ、私が・・悪かった・・!後先考えずに、周りを巻き込むような戦いはもうせぬ・・!!許してくれ・・!!」
クロエは荒い息を吐きながら、精霊に言う。
 「反省はしてるようだね。でも・・・今日は僕も結構怒ってるし、クロエには本当に分かって欲しいから・・・仕上げのお仕置きをするよ」
精霊はそう言うと、クロエのタイツを降ろす。
おかげで、クロエの叩かれて赤く腫れたお尻があらわになってしまう。
 「くぅぅ・・!?」
お尻を丸出しにされた恥ずかしさに、クロエは顔を再び赤くする。
「クロエ、今度は思いきりお尻を叩くからね。一回、叩くことに『ごめんなさい』って言うんだよ。わかった?」
「く・・!わ、わかった・・・・」
クロエの返事に、精霊は再び炎を手に纏わせ、平手を振り下ろす。
 バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!!
強烈な打撃音と共に、クロエのお尻が大きく左右に波打つ。
「くぅぅ・・!ご・・ごめん・・なさい・・」
さっきまでとは比べ物にならない打撃に、クロエは思わず顔を顰める。
それでも、言われた通り、クロエは『ごめんなさい』を言う。
バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!
バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!
バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!
「ひっう・・!ごめん・・なさい・・!ああうーっ!ごめ・・ん・・なさい・・!くぅあ・・!ごめん・・なさい・・!!」
一打一打、精霊は力を込めて、クロエのお尻を叩く。
そのたびにクロエのお尻がプルンプルンと震え、クロエの『ごめんなさい』が響き渡る。
その後、50を数えるまで、精霊からのお尻叩きとクロエの『ごめんなさい』があたりに響いていた・・・・。


 「うう・・・ああぅ・・!?」
精霊の膝の上に乗せられたまま、クロエは苦痛に顔を歪める。
ようやくお尻叩きからは解放されたものの、動くに動けず、精霊の膝の上でうつ伏せのまま、うなだれていた。
 「クロエ、心から反省出来た?」
精霊は片手でクロエの頭を撫でながら、尋ねる。
「し・・した・・。精霊殿・・本当に・・私が悪かった・・。もう・・周りを巻き込むような無茶なことはせぬ・・・!本当に・・すまなかった・・・」
荒い息を吐きながら、クロエは謝る。
「ちゃんと反省出来たね。えらいね、クロエはいい子だね」
精霊はクロエの頭を優しく撫でながら、褒める。
「や・・やめてくれ・・!わ、私は・・子供ではない・・!!」
外見は自分より年下の相手に子供のような対応をされ、クロエは羞恥に身を震わせる。
「僕から見れば、クロエはまだまだ子供だよ。クロエ、今回はこれで許してあげる。今日のことを忘れないで・・立派な騎士になってね!!」
不意に、クロエは宙に浮いたかと思うと、ゆっくりと地面に着地する。
同時に、精霊は姿を消していた。
 「うう・・・!全く・・・とんだ目に・・遭ったな・・・」
ようやくお尻をしまいながら、クロエはぼやく。
散々に叩かれたお尻は腫れ上がり、タイツを上げるのもキツい。
お尻の痛みを堪えつつ、クロエはよろよろとした足取りで、その場を後にした。


 ―完―

クロエの受難・農家編(農家/クロエ)



(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 ある日のこと・・・・。
その日も、その男は、いつものように、林の中を見回っていた。
彼は代々、この林や周りの農地を所有する地主の当主。
付近の山に住む魔物の被害から林や畑を守るため、毎日、愛用の弓矢と手斧を身に着けて見回りをしている。
 (そろそろ・・・一休みするか)
見回りをしながら、そんなことを考えた、そのときだった。
 突然、魔物の咆哮と、木々を薙ぎ倒すような音が聞こえてきた。
(何だ!?)
思わず男は、弓を構えつつ、物陰に身を潜める。
弓を構えたまま、緊張した面持ちで、男が様子を伺っていると、手負いの魔物が姿を現した。
 傷のせいか、かなり怒り狂っている。
もし気づかれたら、こちらに襲いかかって来るかもしれない。
男は、さらなる緊張感に包まれる。
 「さぁ・・追いつめたぞ!!」
魔物を追うように、クロエが姿を現す。
魔物に傷を負わせたのは、クロエだった。
ギルドから魔物討伐の依頼を受けて、戦っているところだ。
魔物はクロエの姿を認めると、咆哮を上げて、襲いかかる。
 「甘い!魔神剣!」
クロエはかわしつつ、剣で衝撃波を飛ばして攻撃する。
だが、魔物もすかさず衝撃波をかわす。
衝撃波が、魔物がいた場所の背後の木にあたり、木を傷つけてしまう。
 「おんまぇえええ!!!何をしてるううううう!!!!」
傷ついた木を見るや、男は激昂する。
その声に魔物もクロエも驚いてしまう。
 「おいいいい!!そこの娘えええ!!」
驚いている魔物とクロエを尻目に、男はクロエに詰め寄る。
「そ、そなた何者だ!?危ないぞ!ここからすぐに去るのだ!?」
クロエは突然現れた男に驚きつつも、男に警告する。
 「あああ~~っ!そこのお前!?話の邪魔だあああ!!とっととあっち行けええ!!」
男は魔物の方を振り向くと、弓を構えて、魔物に怒りの声で言う。
魔物も男の気配に怯んだのか、急いで逃げ去った。
 「さぁて・・・・」
男は怒り心頭な表情で、クロエと向き合う。
「あんた、名前は?ここで何してる?」
「私はクロエ・ヴァンレス、ある街のギルドに所属する騎士だ。ここへは、先ほどの魔物の討伐依頼で来たのだ」
「なるほど~。騎士様ねぇ・・・。わっちはここの林の持ち主だ」
「そなたが持ち主か!?これは失礼した!すまぬ!勝手に入ってしまった!?」
「そうだなぁ、お前さん、人様の許可なく入った上に・・・人の林の木も傷つけたんだったなあ・・・」
クロエの話に、男の怒りゲージがさらに上昇する。
 「騎士様さあ、悪いとは、思ってなさるんか?」
怒りを堪えつつ、男は尋ねる。
「む、無論だ!この失態を許してもらえるなら、どんな罰でも受けよう」
「本当だべな?」
「もちろんだ!!」
「よおし・・!そんなら騎士様!尻を出しなされや!!」
「し・・尻!?な、何故だ!?」
いきなり尻を出せと言われ、クロエは思わず声を上げる。
 「決まっとるべえや!!仕置きっちゅうたら、尻叩きだべぇ!!さっさと尻出しなされ!!」
「そ・・そんな・・!?」
まさかの言葉に、クロエは驚愕する。
 「んん~?騎士様!?お前様、騎士のくせに、自分の言うたこと、破りなさるんか!?『どんな罰でも受ける』言うたんは、騎士様じゃろうが!?反省しとりませんのか!?」
男はクロエの痛いところを突いてくる。
「そ・・そなたの言う通りだ。わ、わかった・・・。そなたから、尻叩きの罰を・・・受けよう・・・」
男の正論に反論出来ず、クロエはそう言う。
 「そんなら騎士様、ここに来なせぇだよ」
男は近くの切り株に座ると、膝の上を指し示す。
「く・・・!?」
クロエは恥ずかしさに表情を歪めつつ、言われた通り、男の膝の上にうつ伏せになる。
「ええ覚悟だべな。さてと・・・」
男はクロエのタイツに手をかけると、下着ごとタイツを降ろしてしまう。
あっという間に、クロエのスタイルの良いお尻があらわになってしまった。
「うわぁ!?何をするのだ!?」
お尻を出され、思わずクロエは声を上げる。
「お仕置きっつうたら、裸の尻にするもんだべよ。騎士様、覚悟するべさ」
男はそういうと、間髪入れずに、手を振り上げる。
そして、真っ向から振り下ろした。
 バアッッチィィィンンン!!!
「うわあああああ!!!!」
最初から強烈な一撃に、クロエは背をのけ反らせ、悲鳴を上げる。
バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!
「まああったくううう!!騎士様ああああ!!おめえ様はぁぁ!!!」
男は怒りの炎を燃え上がらせながら、クロエのお尻に苛烈な平手打ちを降らせる。
 バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!
「く・・!う・・・!くぅ・・・!う・・・!くぅぅ・・!」
クロエは苦痛に顔を歪め、苦悶の声を漏らしながら、必死に耐える。
 バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!
「こんの林もっ!周りの畑もっ!!全部わっちらが、必死こいて、造ってきたもんだべよおお!!こっこまんで来るんはぁぁっっ!!並大抵のこっちゃあ、なかったべええよおお!!」
クロエのお尻を叩きながら、普段の苦労を思い出し、男はさらに怒りを募らせる。
 「ほ、本当にすまぬ!私が悪かった!!そなたの大事な林を傷つけてしまった!許してくれ!!」
クロエは苦痛を耐えながら、必死に謝る。
お仕置きが始まって、まだそんなに経っていないはずだが、既にクロエのお尻は全体が赤く染まっていた。
 「悪いと思ってるんなら、しっかり反省するべさ!まだまだ行くべさ!!」
男はそういうと、さらに、クロエのお尻に平手を振り下ろす。
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「うわあぁあ!あああっ!ひぃうぅ!きゃああ!!」
集中豪雨のような平手打ちに、クロエは身を悶えさせ、悲鳴を上げる。
無意識にクロエは両足をバタつかせていた。
お尻はどんどん赤みを増してゆき、さらに色濃い赤へと染まってゆく。
「悪い子だべさ!悪い子だべさ!悪い子だべさ!」
「うわあああ!許してくれぇ!わぁぁぁ!」
「『許してくれ!』じゃねえべさ!こういうときは『ごめんなさい』だべさ!!」
男はクロエのお尻を叩きながら、そう叱りつける。
 バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「ひぃぃぃ!ごめんなさい!私が悪かったぁぁ!ごめんなさい!ごめんなさい!」
クロエは両足をバタつかせながら、必死に謝る。
「やっと『ごめんなさい』したべさな。そんなら・・あと100回だべ!」
「そ・・そんな!?うわああ!!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
クロエが必死に『ごめんなさい』する中、お尻を叩く音が響き渡る。
その後、男の宣言通り、100回を超えるまで、お尻を叩く音とクロエの『ごめんなさい』が林に響き続けた・・・・。


 「うう・・・!?」
クロエは涙目になりながら、ジッと大きな木の傍らに立ち尽くす。
丸出しにされたお尻は痛々しい程に赤く染まり、倍以上腫れ上がっていた。
 「騎士様、反省出来ただべさ?」
傍らに立つ男が、クロエにそう尋ねる。
「し・・した・・!地主殿・・・本当にすまなかった・・・。もう・・二度と人の林の木を傷つけるようなことはせぬ・・・!約束する・・!!」
クロエは涙目になりながら、必死に誓う。
「嘘は無さそうだべな。騎士様、今日はコレで許してやるだ。んだども・・もしまたわっちの土地でやらかしたら、一週間は尻叩いてやるべさよ。わかっただか!?」
「わ、わかった!もう・・二度とそなたに迷惑はかけぬ!!」
その言葉に、ようやく地主はクロエを解放する。
ようやくお尻をしまえたクロエは、お尻の苦痛を必死に堪えながら、その場を去っていった。


 ―完―

クロエ・ヴァレンスの受難(黒塗り/クロエ)



(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 「ふむ・・・。この森だな・・」
クロエはギルドから渡された依頼書を確認しながら、目の前の森をジッと見つめる。
依頼内容は、この森に潜む謎の魔物を退治すること。
ここ最近、若い女性がこの森で謎の魔物に襲われる、という事件が頻発していた。
正体は不明だが、人の姿で、人影のように真っ黒のことから、『黒塗り』と呼ばれている。
その黒塗り討伐の依頼がギルドに入って来ていた。
 (何者かは知らぬが・・・放っておくわけにはいかぬ!この手で成敗してくれる!!)
騎士としての正義感と使命感から、クロエは闘志を燃やして、森へと踏み込んだ。
 数歩も行かないうちに、クロエはあっという間に、森に棲む魔物に取り囲まれた。
魔物たちはいずれも殺気をむき出しにし、猛り狂った声を上げる。
「熱烈歓迎といったところか・・・。だが・・・」
クロエは愛用の剣を構える。
「魔神剣!!」
衝撃波を飛ばすと同時に、追いかけるようにクロエは魔物の群れに斬り込む。
あっという間に、魔物たちは全員吹っ飛ばされ、呆気なく倒れ伏した。
 「他愛も無いな・・。だが・・・」
魔物たちの様子は、誰かに命じられて、襲ってきた感じだった。
(黒塗りとやらの仕業か?)
その可能性が頭に浮かんだ瞬間、奥の木陰に、黒い人影のようなものが、チラリと見える。
(もしや!?)
クロエはハッとして追いかける。
影はだんだん足を速めつつ、森の奥へと逃げてゆく。
やがて、広いところに出たところで、姿を見失ってしまった。
 「おのれ・・・。どこへ・・・」
一歩足を踏み出した、そのときだった。
突然、足元に円状の雷光が発生する。
「しま・・!?」
電撃が全身を走り、クロエは動けなくなってしまう。
それを見越したように、木陰から、全身真っ黒な人影のようなものが現れた。
 「黒塗り・・!?」
目指す標的の姿に、クロエは剣を構えようとする。
だが、痺れで動けない。
 「おのれ・・・!?」
怒りに歯噛みするクロエを尻目に、黒塗りは、クロエに掴みかかる。
「く・・!?何をする!?」
痺れた身体で必死に抵抗するも、空しく黒塗りに取り押さえられてしまう。
黒塗りはクロエを捕まえると、クロエを膝の上にうつ伏せに乗せ、地面に座り込む。
逃げたり抵抗できないようにか、右足でクロエの両ひざ裏を押さえ、左手で、後ろ手にクロエの両手を押さえつける。
(何をするつもりだ?)
さすがのクロエも、何をされるかわからず、不安が頭をよぎる。
そんなクロエを尻目に、黒塗りは、右手を振り下ろした。
 バァッシィンッっ!!
「・・・!?」
突然、弾けるような音と共に、お尻に鈍い痛みが走る。
(何だ!?)
思わずクロエは振り返る。
すると、黒塗りの手が、自分のお尻へ振り下ろされるのが見えた。
再び、弾けるような音と共に、お尻に痛みが走る。
同時に、クロエは理解する。
この謎の魔物に、お尻を叩かれていることに。
 「貴様!?何をする!?やめぬか!?」
あまりにも屈辱的な事態に、クロエは怒りの声を上げる。
黒塗りは無言のまま、平手を振り下ろし続ける。
バシィンッ!バアンッ!バアンッ!バシィンッ!バアンッ!バシンッ!
「く・・!おのれ・・!く・・やめぬか・・!?く・・!」
クロエは怒りの声で抗議するも、苦痛に顔を歪める。
そんなクロエを見下ろしながら、黒塗りはクロエのお尻を叩き続ける。
 バアシィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バンバンバンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!ピシャンッ!パアシィンッ!パアアンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パアシィンッ!
「く・・!おのれ・・!やめ・・!くぅ・・!ひぃう・・!ああぅ・・!くぅあ・・!ああう・・・!」
クロエの声は、だんだんと弱弱しくなり、同時に苦痛の色が濃くなってゆく。
目尻にも、光るものが浮かびだしていた。
 不意に、黒塗りの手が一旦止まる。
次の瞬間、黒塗りの手が、クロエのタイツを掴んだ。
同時に、黒塗りは、クロエのタイツを引き下ろす。
あっという間に、クロエのスタイルの良いお尻が、あらわになってしまった。
 「く・・・!?」
お尻に感じる外気の寒さに、クロエは羞恥で顔を赤くする。
そんなクロエを尻目に、黒塗りの手が再び、振り下ろされた。
バアジぃンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バッアアンッ!バアっシィンッ!ビッダァンッ!バッアアンッ!
「くぅ・・!おのれ・・!貴様・・!やめ・・やめぬか!?」
お尻丸出しというさらに恥ずかしい姿にされてもなお、クロエは抗議の声を上げる。
次の瞬間、黒塗りの手から、バチバチという音と共に、雷のような光が浮かび上がる。
雷を纏った平手を、黒塗りはクロエのお尻目がけ、思いきり振り下ろした。
 バッジィィンンン!!
ビジィィィィ!!
「うわあああああ!!??」
鉄棒を叩きつけられたかのような強烈な一撃が、同時に電撃のダメージが、クロエのお尻を襲う。
バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!
「ああああアアああアァああアア!!!!」
打撃と雷撃の二段構えに、クロエは絶叫する。
 バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!
「あああ!!?わ、私の・・負けだ!?も、もう、許してくれぇぇぇ!!わああああ!!」
クロエは騎士としてのプライドも恥もかなぐり捨てて、許しを乞う。
黒塗りはそれを無視するかのように、無情にも雷を纏って平手を振り下ろし続ける。
「ああああああ!!も、もう・・無理だぁぁ!!ゆ、許し・・!!きゃあああ!!」
その後、長い長い間、森にクロエの絶叫と泣き叫ぶ声が、響き続けた・・・。


 ―完―

契遼州物語8(ショタ/ショタ)



 その日、いつものように、近方が、管轄区域内の巡回を終えて、戻って来たときのことだった。
「どうした?何をソワソワしている?」
近方は留守番の兵士達が、落ち着かない様子なのを、すぐに察知する。
 「あっ!隊長!お帰りなさいませ!!」
兵士の一人が敬礼しつつ、急いで挨拶する。
「『お帰りなさいませ』ではない。どうしたのだ?何かあったのか?」
「す、すみません。実は、隊長を訪ねてお客様がいらっしゃいまして。総督室にて、お待ちしております」
「何?誰だ?」
近方は怪訝な表情を浮かべる。
来客の予定など、無いはずだからだ。
 「まさか・・・佐々原か?」
近方は思わず嫌そうな表情を浮かべて、尋ねる。
アポも取らずに来るような失礼な輩といったら、まず思い浮かぶ相手だからだ。
「いえ、佐々原様ではありません。実は・・・」
兵士の一人が、恐る恐る近方に、来客の名を告げる。
「何!?まさか・・・冗談では無かろうな!?」
「そ、そんな・・滅相も無い!!本当です!!」
近方の問いに、兵士は必死に答える。
「おやおや?どうしたのです?随分と・・騒がしいようですが・・・」
近方と兵士達のやり取りを聞きつけたのか、近方達とは別の声が、人影と共に現れた。
 現れたのは、近方と同年代の少年。
天然パーマ気な艶のある緑髪と、同色の瞳が印象的な、おっとりさと高貴さのない交ぜとなった雰囲気の持ち主だ。
おっとりげな感じが余計に中性的な美しさを、強調している。
 「入雲宮様!!」
少年の姿に、近方は思わず敬礼する。
少年は、扶桑国の王家である人皇(じんのう)家の一人、いわゆる皇族だ。
名は入雲宮(いるものみや)。
扶桑国開拓地の主要都市・大順(だいじゅん)に数年前に創建された、契遼神宮(きつりょうじんぐう)の神主を務めている。
契遼神宮は、開拓地の総鎮守として創建され、また人皇家の祖先神を祀る国家的な宗教施設の為、皇族の一人である入雲宮が、神主に任命・派遣されている。
 「何故このようなところに・・・!?神宮の方はどうされたのですか!?」
近方は思わず尋ねる。
少年ながら、入雲宮には、神宮の主として、様々な務めがある。
ここに来る余裕など、無いはずだ。
 「ああ・・・。それですか・・・。実はその・・・・」
入雲宮は、気まずそうな表情を浮かべ、語尾がはっきりしなくなる。
近方は部下の方を振り向くと、二人だけにするように命令する。
部下達が出てゆき、二人きりになると、近方は厳しい表情で、入雲宮と向き合う。
 「入雲宮様・・・・務めをサボって、出て来ましたね?」
「す・・すみません・・!!その通り・・です!!許してください!!」
入雲宮は必死に頭を下げて、謝る。
 「やはり・・・。何故、そんなことをされたのです!?」
近方は出来るだけ声のトーンを抑えつつ、尋ねる。
「ごめんなさい・・・。あまりにも公務が忙し過ぎて・・・本当に・・すみません・・・」
「宮様が大変なのは、よくわかっております。しかし・・・公務を放棄するのは・・いかがなものでしょう。それに・・・・その為に、迷惑を蒙る者もいるのですよ?」
「わ・・わかっています・・。少ししたら・・・ちゃんと戻ります・・・」
「わかっていただければ、よろしいです。神宮の方には、私の方から、うまく説明しておきますから」
「ああ・・。いつもすみません・・。感謝します」
近方の言葉に、入雲宮は、安堵の表情を浮かべる。
 「ですが・・・。入雲宮様のしたことを、見逃すわけにはゆきません。お仕置きは・・受けていただきますよ」
「わ・・わかり・・ました・・・・」
入雲宮は、自分でズボンを降ろして、お尻を出すと、おずおずと近方のもとへとゆく。
近方は、椅子に腰を降ろすと、お尻を出した入雲宮を、自身の膝の上に乗せた。
 「では・・・始めます。しっかり・・・反省して下さい」
近方はそう言うと、ゆっくりと手を振り上げた。


 バッシィィィンンン!!!
「あ・・・!?」
お尻を叩かれ、入雲宮は、思わず声を漏らす。
 バシッ!バアンッ!バシッ!バシンッ!バァンッ!
「あ・・!う・・・あぁ・・!い、痛・・」
続けてお尻に落とされる平手に、宮は、苦しげな表情を浮かべる。
 「入雲宮様・・・・。全く・・貴方は何をしているのですか・・・」
宮のお尻に平手を落としながら、近方はお説教を始める。
バシッ!バアンッ!バシッ!バシンッ!バァンッ!バシッ!バアンッ!バシッ!バシンッ!バァンッ!
「大変なお立場なのは、わかっております。時には・・全て、投げ出したくなるのも、無理からぬことでしょう」
宮のお尻を叩きながら、近方は察するように言う。
バシッ!バアンッ!バシッ!バシンッ!バァンッ!バシッ!バアンッ!バシッ!バシンッ!バァンッ!
「う・・・ひぅ・・・!痛・・・!うう・・!痛あ・・・!?」
お尻を叩かれる苦痛に、宮は脂汗を流す。
 バシッ!バアンッ!バシッ!バシンッ!バァンッ!バシッ!バアンッ!バシッ!バシンッ!バァンッ!バシッ!バアンッ!バシッ!バシンッ!バァンッ!バシッ!バアンッ!バシッ!バシンッ!バァンッ!
「されど・・・宮様のしたことは、許されることでは・・ありません!!宮様が、こうして職務を投げ出したことで、多くの者に迷惑がかかるのです!!それを・・おわかりですか!?」
近方は平手の勢いを強めつつ、入雲宮に、お説教する。
 「ひぃう・・・!ご、ごめんなさい・・・!!皆には・・ちゃんと・・謝ります・・!!」
入雲宮は、涙を流しながら、近方に謝る。
「謝るだけでは、不足です!一番大事なコトは、何ですか?」
宮のお尻を叩きながら、近方は問いかける。
「ひっう・・・!も、もう・・務めを投げ出したり・・しません・・!!約束・・・します!!」
「その言葉・・・嘘ではありませんね?」
「もちろんです!神かけて・・・誓います!!」
「わかっていただけて・・何よりです・・。ですが・・・」
近方は一旦、言葉を切ると、思いきり手を振り下ろす。
 バッシィィィぃンンンン!!!
「うわああああ!!!!!!」
とびっきりの一撃に、入雲宮は背をのけ反らせて、絶叫する。
 「もし、約束を破った際には・・この程度のお仕置きではすみませんよ。よく・・覚えておいて下さい」
近方の言葉に、宮は必死に頷く。
それを見ると、近方はようやくお尻を叩く手を止めた。


 「宮様・・・。大丈夫ですか?」
真っ赤にお尻に氷嚢を載せた宮に、近方は思わず声をかける。
「大丈夫です。それより・・貴方には、迷惑をかけました。すみません」
「いいのです。まぁ・・・宮様、どうしても・・・というときには、私にご相談ください。私で出来ることなら・・・力になります」
「ありがとう、その気持ちに感謝します。しかし・・・私も、もう戻らねばなりません。皆に迷惑や心配をかけましたしね」
「では・・私もお供します。宮様お一人で行かせるわけにはいきませんから」
近方はそう言うと、お尻を仕舞った宮を支えつつ、共にその場を後にした・・。


 ―完―

プロフィール

山田主水

Author:山田主水
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2投票
無料アクセス解析
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード