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もしもティアが父親と二人暮らしだったら ティア&めだか編アナザー



(テイルズならびにJスターズを題材にした二次創作です。オリキャラも登場します。許容できる方のみご覧下さい)


 もしもティアが父親と二人暮らしだったら・・・。
そして、黒神めだかと親友だったら・・・。
そんな世界でのお話・・・。


 黒神めだかが、ティア父から、厳しいお尻叩きのお仕置きを受けた、と思われる日から数日後・・・・・。


 「どう、楽しめたかしら?」
ライブハウスを後にしながら、ティアはめだかにそう尋ねる。
「うむ、結構楽しかったぞ。ライブというのも、結構面白いモノだな」
めだかは愛用の扇子を広げながら、笑顔を浮かべて答える。
先ほどまで、ティアと共にライブを楽しんできたところだ。
 「すまんな、誘ってくれて」
「いいのよ。たまたまチケットが余っていただけだし。あなたとなら、一緒に行ってもいいと思っただけよ」
めだかとティアはそんな会話を交わしながら、通りを行く。
 「やっぱり、こうして一緒に出掛けたり、遊ぶのも楽しいものだな。ティア、ありがとう」
「いいのよ、別に」
再度礼を言うめだかに、ティアはそう返す。
「しかし・・・。大丈夫なのか?門限が厳しいのだろう?また・・・お尻を叩かれるのではないのか?」
めだかは思わず心配そうな表情になる。
よくティアから、父親のお仕置きの厳しさは聞いているから。
数日前には、自分が身をもって味わった、と思われることもあったばかりだ。
だから、余計に心配になる。
 「大丈夫よ、そんなの怖くも何とも無いわ!?」
ティアは強気になって言う。
だが、めだかは、微かな恐怖を感じ取った。
「ふむ・・・。ティア、家まで一緒について行かせてもらえるか?」
「大丈夫よ、と言いたいところだけど・・・一緒なら心強いわ。ありがとう」
めだかの言葉に、ティアはクールな表情のままながら、ほっとした声を出す。
そのまま、二人はティアの家へと向かっていった。


 「ティア!?こんな遅くまで、どこに行ってたんだ!?」
玄関で顔を合わせるなり、父親はティアに、興奮した声で言う。
「別に、ライブに行ってただけよ。私の自由でしょ」
対して、ティアは苛立った声で、そう返す。
 「何を言ってるんだ!?危ない目にでも遭ったら、どうするんだ!?しかも・・門限まで破って!!」
反発的なティアの態度に、父親もさらに怒りの声で言う。
「何よ!?門限門限って!!私はそんな子供じゃないわ!?いい加減にして!!」
父親の怒った声に、ティアはさらに反抗的な態度を取ってしまう。
「ティア!全く・・門限を破った上にそんな態度・・・!!許さん!!お仕置きだ!?来なさい!!」
父親はそう言うと、ティアの手を掴もうとする。
 「待って下さい!!」
そこへ、思わずめだかが割って入る。
「何のつもりかね?」
ティア父は、苛立ちを堪えかねる声で尋ねる。
「ティアのお父さん、待って下さい!確かにティアが門限を破ったのは悪いでしょう。ですが・・・ティアだって、そういう年頃です。あまりにも押さえつけすぎても、却って反発するだけです!もっと父子でしっかり話し合うべきです!!」
めだかはティア父に、思わず言う。
「めだか!余計なこと言わなくていいわ!?」
ティアは思わず言う。
下手に父親の怒りを掻き立てたら、自分のみならず、めだかまで巻き添えを食ってお仕置きされかねないからだ。
 「ふぅむ・・・。ティアのことを思っての発言・・・中々感心なことだ」
めだかの態度と発言に、ティア父は感心した素振りを見せる。
(マズイわ・・・!?)
父親の様子を見つつ、ティアは顔から血の気が引いてゆく。
感心しているように見えるが、父親の怒りはさらに強まっているからだ。
 「だが・・・人様の父親に対しての、態度とは思えんな。しかも・・・ティアと一緒にこんな夜遅くまで・・・。めだか!ティアと一緒にお仕置きだ!!一緒に来なさい!!」
ティア父はそういうと、めだかも一緒に連れていってしまう。
めだかは思わずティア父の手を振りほどこうとする。
だが、何故か出来ず、あっという間に、ティアと一緒に、奥へと連れて行かれてしまった。


 ティアとめだかは、テーブルの上に、お尻を突き出してゆぅうつ伏せになった姿で並んでいる。
下着は降ろされ、お尻は丸出しにされていた。
むき出しにされた二人のお尻を前に、ティア父はゆっくりと右手を振り上げる。
そして、短い気合と共に、手を振りかぶった。
 バッシィィィぃンンンン!!!ビバッダァァァァンンンン!!!
「きゃあああ!!??」
「くぅぅぅぅ!!!」
最初にティアのお尻に平手が命中し、続けて、めだかのお尻にティア父の手が叩きつけられる。
衝撃で、お尻の肉がブルンブルンと震えた後、二人のお尻にそれぞれ、ティア父の手形が浮かび上がる。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!ビバッダァンッ!
「きゃあっ!痛っ!きゃああ!?父さんっ!痛いわよっ!?きゃああ!!」
お尻に容赦なく叩きつけられる平手打ちに、ティアは苦悶の表情を浮かべつつ、抗議する。
ビッダァンッ!バッシィンッ!バアシィンッ!バアアンッ!バシィンッ!?
「うわあっ!?わぁ!?く・・!痛・・!?う・・!くぅ・・・!?」
めだかも、お尻に与えられる苦痛に顔を歪めつつも、必死に耐えようとする。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!ビバッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!ビバッダァンッ!
「ティアッ!お前という子は・・!!いつもいつも門限を破って!こんな遅くまで夜遊びなんかして!!父さんはそんな悪い子に育てた覚えは無いぞっっ!!」
ティア父は怒りの声と共に、ティアのお尻に、容赦ない平手打ちを降らせる。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!ビバッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!ビバッダァンッ!
「な、何よっ!?そうやって・・いつもいつも子供扱いして!!私だって、もうちっちゃい子供じゃないわ!?いい加減にして!!私だって、本気で怒るわよ!?」
ティアは不満と反発心を燃え上がらせて、そう言い返す。
 「ティア!?まさか・・本気で言ってるのか!?」
娘の反抗的な態度に、ティア父の表情が険しくなる。
同時に、声にも険しさが増す。
 父親の態度に、ティアは一瞬、危険を感じる。
うかつなことを言えば、さらに怒らせてしまう。
だが、そんな恐怖が却って、ティアを意固地にしてしまう。
「ええ、そうよ!?だったら、どうだっていうの!!いつまでも、私だって子供じゃないわ!?いい加減にして!!」
ティアは今までの鬱憤をぶちまけるように、言い放つ。
 「そうか・・・。本気なのだな・・・」
ティア父は、一旦落ち着いた声で、呟く。
「なら・・・。私も、本気で行くぞ!!今日は、厳しい折檻が必要だな!!」
ティア父はそういうと、ティアのお尻目がけ、さらに強烈な勢いで、手を叩きつける。
 ビッダァァぁンンン!!!
「きゃああああああ!!!」
あまりの衝撃に、ティアは背をのけ反らせる。
バシィンッ!ビダァンッ!バアアアンッ!バアシィンッ!
「悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!!」
「きゃあああ!いやっ!?きゃあああ!!痛あああ!!」
ティア父の平手は、ティアのお尻に、容赦なく赤い手形を幾重にも刻みつけてゆく。
あっという間に、ティアのお尻は全体が赤く染まってゆく。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアアンッ!バアシィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアアンッ!バアシィンッ!
「ティア!!謝りなさい!!」
「い・・いやよっ!?あ、謝るくらいなら・・お尻が壊れた方がマシだわ!!きゃああ!!いやああ!!」
我慢の限界にも関わらず、ティアはあくまでも意地を張る。
「なら・・まだまだお仕置きだ!?覚悟しなさい!!」
ティア父は無情にも言うと、容赦なくティアのお尻に、手を降らせ続けた・・・。


 バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!
「あああっ!くぅあああ!?」
ティアのお尻に手が叩きつけられると同時に、めだかのお尻にも、容赦なくティア父の手が襲いかかる。
 「全く・・・!めだかも、こんな遅くまで、何をしているんだ!?親が心配すると思わないのか!?」
ティア父は、めだかにも容赦ない平手打ちとお説教を浴びせかける。
 バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!
「うう・・!ひぅぅ・・!ご・・ごめん・・なさい・・!!」
ティアと違って素直だからか、めだかは素直に謝る。
バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!
「素直に謝ったのは良い心がけだ・・。だが・・それならば、わかってやったということだな。それは・・許すわけにはいかん!!めだかの両親に代わって、お仕置きだ!!」
ティア父はそう言うと、めだかのお尻にも、容赦ない平手の雨を降らせる。
 バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!
「きゃああ!?ご、ごめんなさい!もう・・夜遊びは・・ひぃん!しません・・から・・!?」
ティア父の平手打ちの嵐に、めだかは苦痛に顔を歪めながら、必死に謝る。
 バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!
「そんなのは当然だろう!しかも・・人様の父親に、あんなにも無礼な物言い・・!!それも見逃せん!!」
ティア父はめだかのお尻に、真っ赤な手形を幾重にも刻み込んでゆく。
 バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!
「きゃああ!ひっ!うわぁ!?その・・私はただ・・」
バッシィィン!!
「きゃああ!!」
弁解しようとしたところに、容赦ない平手打ちを叩きつけられ、めだかは大きな悲鳴を上げる。
 「全く・・まだ無礼なことを言おうとするのか!?ティア共々・・厳しいお仕置きが必要だな!!」
ティア父はめだかにも怒りの炎を燃え上がらせる。
 バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!
「全く・・二人とも・・悪い子だっ!?本当に悪い子だ!!」
ティア父は、二人のお尻を、容赦なく叩き続ける。
 「きゃあああ!!と、父さんっ!?もうやめてっ!?あ、謝るから・・きゃああ!!」
さすがのティアも耐えきれず、許しを乞い始める。
「わ・・私も・・ごめん・・なさ・・きゃあああ!!」
めだかも謝ろうとするが、容赦なくティア父の平手が襲いかかる。
その後、長い長い間、お尻を叩く轟音と、ティアとめだかの悲鳴が響き続けた・・・。


 「うう・・・!?あまりにも・・痛すぎるわ・・・」
「まさか・・お尻叩きが・・こんなにも・・辛いとはな・・・」
真っ赤なお尻を出した姿で、ティアとめだかは、愚痴をこぼす。
二人ともお尻は倍近く腫れ上がり、表面は火事かと思うほどに熱くなっている。
 「めだか・・・。私のせいで、巻き込んでしまって、ごめんなさい」
「いいのだ。私が自分でしたことだからな」
謝るティアに、めだかはそう返す。
「しかし・・・お尻叩きというのは・・恐ろしいものだな・・。ティア、お尻がすごいことになっているぞ」
「それはめだかも同じよ。でも・・・これで、二人とも・・お仕置き仲間ね」
「そうだな。ティアの辛さもよくわかったから、これはこれで良かったかもしれんな」
お尻の痛みと赤みに恥ずかしさを感じつつ、二人は顔を合わせると、笑みを浮かべ合っていた・・・。


 ―完―

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悪魔姫の祝杯・番外編4



 これはまだ、レティッツイアが自らの軍を率いる以前のお話・・・。


 豪奢な装飾や天井画で埋め尽くされた大広間。
その最奥部に設けられた玉座に、一人の女悪魔が腰かけていた。
外見年齢は30歳前後、レティッツイアと同じ燃え盛る炎のような見事な赤髪と褐色の肌の持ち主。
顔立ちも、どことなくレティッツイアを思わせるものがある。
彼女の名はデストピア。
レティッツイアの母親であり、女魔王として、悪魔族を支配している。
 デストピアは片足を組み、頬杖をついた姿勢で、玉座に腰かけている。
その周囲を、頑丈な鎧と槍で武装した、屈強な衛兵たちが固めていた。
衛兵たちは緊張した面持ちで、大広間の扉を見つめている。
 ドンッッ!!
不意に大きな音と共に、扉が開かれる。
衛兵たちがいつでも攻撃できる体勢で槍を構える中、複数の影が、足を踏み入れた。
 「ついに・・来たな」
影の先頭にレティッツイアの姿を認め、デストピアは笑みを浮かべる。
「ええ・・。お母様・・・。魔王の座を頂きに来ましたわ。さぁ・・大人しくその座を渡してくれれば、悪いようにはいたしませんわ」
レティッツイアは笑みを浮かべつつ、母親に言う。
 「言うてくれるわ・・。まだまだ尻の青い小娘の分際で。またも懲りずに、尻を赤く染められたいのか?」
デストピアは娘に嘲りの笑みを浮かべる。
レティッツイアが母親に挑戦したのは、初めてのことではない。
返り討ちにしては、嫌と言うほど尻を叩いてお仕置きしたのである。
それも、一月ほど前に、そうしたばかりだった。
 「まあよいわ。今度も・・・たっぷりと尻を赤く染めて、泣かせてやろう。もちろん、私の膝の上でな」
「ふふ・・・。お母様・・・その台詞・・そっくりお返しいたしますわ」
あまりにも自信たっぷりなレティッツイアの態度に、デストピアは不審を抱く。
直後、デストピアはレティッツイアの腰をジッと見つめる。
 「あら?お母様、コレが気になるのかしら?」
レティッツイアは、笑みを浮かべつつ、腰に下げていたあるモノを手にする。
レティッツイアが手にしたのは、パドル。
かなり使い込まれているらしく、相当傷んでいる。
 「そのパドルを・・・どうして・・お前が持っている!?」
デストピアは、恐怖を滲ませた声で尋ねる。
「あら?こんなボロボロのパドルが怖いのかしら?お母様ともあろうものが?」
母魔王の態度に、レティッツイアは笑みを浮かべる。
このパドルはデストピアの母親が使っていたもの。
デストピア自身、娘時代にはよくこれで母親からお仕置きをされていた。
それだけに、このパドルには恐怖心を強く抱いている。
 「馬鹿を言うな。そんなもの・・怖くは無いわ」
「お母様、嘘はいけませんわ。お仕置きしますわよ」
レティッツイアは笑みを浮かべると、魔力でパドルを剣に替える。
直後、剣化したパドルを構え、打ちかかった。


 一時間後・・・・・。
「おのれ・・・!?まさか・・・私が・・敗れるとは・・・!?」
デストピアは悔しさを滲ませながら、床に膝をつく。
「とうとう・・勝ちましたわ!?お母様・・・!!今日から当主と・・・魔王の座は私のものです!!」
レティッツイアは剣を突きつけ、勝利を宣言する。
 「く・・・!?わかった・・。私の負けじゃ・・・。好きにせい・・」
デストピアは素直に負けを認める。
「よい覚悟ですわ、お母様。まずは・・牢で大人しくしていてもらいましょう」
レティッツイアが合図をすると、数人の兵士達が現れ、デストピアを連行してゆく。
 「さて・・・。まずは一仕事済んだか・・・。ルフトハンザ」
「はい、姫様・・ここにおります」
レティッツイアの呼びかけに、眼鏡をかけた知的な雰囲気を纏った女悪魔が現れる。
彼女の忠実な片腕として、後に様々な活躍を見せるルフトハンザである。
 「ルフトハンザよ、式の準備は進んでおろうな?」
「はい、万端整っております。明日にでも実施出来ます」
「さすがじゃな。まぁ式は予定通りに執り行おうぞ。ギャラリーも必要だからな」
「はっ・・仰せのままに」


 一か月後・・・。
大広間は、豪奢に飾り付けられ、大勢の人々が集まっていた。
集まったのは、デストピアの領内の都市や村の代表者、そして近隣諸国の外交官らである。
集まった人々の前で、レティッツイアは着飾った姿で、玉座に座っている。
そのレティッツイアの膝の上には、デストピアの姿があった。
デストピアは、お尻の部分だけ穴が開いた服を着せられている。
 「皆の者・・。よく来てくれた!感謝するぞ!!」
デストピアを膝の上に乗せたまま、レティッツイアは集まった者達に、そう言う。
「集まってもらったのは、他でも無い!今日より・・・私が新たな当主である!!よって・・これより・・・我が当主就任の儀を執り行う!!しっかりと・・見届けよ!!」
レティッツイアは広間全体に響く声で言うと、片手をゆっくりと振り上げる。
そして、むき出しのデストピアのお尻目がけ、思いきり振り下ろした。


 バアッシィィンンンン!!!!
「く・・・!?」
レティッツイアの容赦ない平手打ちが炸裂し、デストピアは思わず背を逸らしそうになる。
だが、デストピアは必死に堪える。
バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!
「・・・!・・・!?・・・!!・・・!?」
打撃音が広間に響き渡ると共に、デストピアのお尻に、赤い手形が刻み込まれる。
お尻を襲う痛みを、デストピアは必死に堪える。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!
「全くっ!いつまでも当主の座にしがみついて!!見苦しいでしょっ!!」
レティッツイアは、母親のお尻を叩きながら、お説教を始める。
 「だ・・黙れ!?し、尻の青い・・小娘の・・・分際で・・!?」
娘のお説教に、デストピアは苛立った声で、反発する。
公開でお尻を叩かれるだけでも、屈辱なのだ。
子供のようにお説教など、地獄である。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!
「時代は変わるのよ!!素直に、代替わりしなくちゃダメでしょ!!悪い子ね!!」
母親のお尻に、容赦ない平手を叩きつけながら、レティッツイアはさらにお説教で責めたてる。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!
「う・・うるさい!だ・・黙れ・・・!?う・・ひっう・・!?」
デストピアは言い返そうとするが、表情に苦痛が浮かびだす。
同時に、目尻に涙がうっすらと滲みだす。
 「あらあら?娘に負けて、お尻叩かれた上で、泣いちゃうの?無様ね!あまりにも無様ね!!」
「だ・・黙れ・・・ひうううううう!!!!!!」
娘に罵倒される屈辱に、デストピアは全身を震わせる。
その後、長い間、お尻を叩く音と、レティッツイアの言葉責め、デストピアの屈辱と怒りに満ちた声が、広間内に響いていた・・・・。


 「く・・・!?」
デストピアは屈辱に身を震わせつつ、ジッと台の上に立ち尽くす。
ようやくお尻叩きから解放されたものの、晒し台の上に立たされ、真っ赤に染め上がったお尻をむき出しにさせられている。
背中には『私はレティッツイア様に当主の座を渡さなかった悪い子なので、皆の前でお尻ペンペンのお仕置きを受けました』という恥ずかしい札を下げさせられている。
そんなデストピアの姿を見ながら、レティッツイアは満足げにワイングラスを傾ける。
「ルフトハンザよ。そなたのおかげで、私は当主となれた。感謝するぞ」
傍らに控えるルフトハンザに、レティッツイアは心からの感謝の声をかける。
 「もったいないお言葉です、姫様・・・いえ、レティッツイア様。しかし・・・これは始まりに過ぎませんわ」
「わかっておる。我が覇道(はどう)はこれからぞ。私はこの魔界を・・全て、我がものにしてみせるわ」
レティッツイアは不敵な笑みを浮かべて、宣言する。
それをルフトハンザも、恍惚と見つめていた。


 ―完―

少年神主の儀式(/m、セルフスパ)



 これは遠い昔のお話・・・・。


 見事な黄金色の稲穂が、あたり一面に広がる、谷戸(やと)の谷。
谷の中で、一番目立つところに、その神社はあった。
神社の奥では、一人の少年が、御幣(ごへい)を振って、祝詞(のりと)を唱えている。
少年は年は13歳前後、すらりとした、少年らしい均整の取れた身体の持ち主で、おかっぱ頭の美しい黒髪の持ち主。
女性と見まがう整った顔立ちのせいか、傍目で見ると、まるで美しい人形のように見えた。
少年の名は谷戸紅九郎(やとこうくろう)。
少年ながら、この神社の神主を務めている。
 祝詞を唱え終えると、紅九郎は、御幣を置く。
そして、立ち上がったかと思うと、おもむろに、袴を降ろす。
袴の下から、少年らしい、小ぶりながらも形の整った、お尻が姿を現す。
褌を履いたままのせいか、煽情的な雰囲気を醸し出していた。
 紅九郎は、お尻を出すと、今度は長い棒状の鞭を取り出す。
鞭を手にすると、紅九郎は祭壇の方へ、自身のお尻を向ける。
「オヤト様・・・。我が・・捧げものを・・お受け取り・・下さいませ」
そういうと、紅九郎は、自分のお尻を、祭壇に差し出すように、高く掲げる。
そして、自分のお尻目がけ、鞭を振り下ろした。


 バアッシィィンン!!
「くぅ・・・!?」
鞭が紅九郎のお尻に命中し、赤い蚯蚓腫れが、少年神主のお尻に、刻まれる。
ビシッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
紅九郎は、鞭を自分のお尻に数回、叩きつける。蚯蚓腫れはさらに増え、少年のお尻は、赤くなってゆく。
 「くぅ・・・!?」
紅九郎は苦痛に、思わず表情を歪める。
そのとき、ふと紅九郎は、祭壇の上に視線を向ける。
壇上には、とぐろを巻いた、角の生えた蛇の像が鎮座している。
この像こそ、この神社の祭神であるオヤト様である。
オヤト様の目は下半分が赤くなっている。
 「オヤト様・・・。まだ・・・足りないのですね」
神像の目の赤みを見て、紅九郎はそう呟く。
オヤト様は、この地で古くから信仰されてきた土着神。
古い神のため、人の血肉や苦痛を供物として要求する。
中でも、見目麗しい少年が、お尻を叩かれるときの苦痛と、真っ赤に染まったお尻が大好物であった。
その為、この神には、少年が神主として仕えるのがしきたりである。
一週間に一度、オヤト様に対し、少年神主が、自らのお尻を鞭で叩き、その苦痛と赤く染まったお尻を供物として捧げる。
その儀式でオヤト様を満足させることが、この地の安寧をもたらす。
オヤト様が満足したかは、壇上の神像を見ればわかるようになっている。
神像の目全体が赤く染まれば『満足した』という証であった。
 紅九郎は、再び鞭を取り、自身のお尻に降り下ろす。
ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!
「オヤト・・様・・・!どうぞ・・我が・・・苦痛と・・赤い・・尻を・・お納め・・下さい!!うっ・・!くうっ!?」
紅九郎は苦痛に身を悶えさせながら、鞭を自分のお尻に降り下ろし続ける。
鞭の音が響くたび、紅九郎のお尻は赤く染め上がり、顔は苦痛に悶える。
ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!
「うう・・!ひっ・・!あう・・!?う・・!?うあ・・・!?」
鞭を必死に振るっていると、紅九郎は外から大きな音がすることに気づく。
鞭を止めて、外に目を見やると、障子越しに、雨が降っている。
神像の方を見てみると、オヤト様の目は全体が赤く染まっている。
満足した、という証であった。
 「オヤト様・・・ありがとう・・ございます・・・」
豊かな恵みを約束する雨に、紅九郎は感謝する。
安心すると同時に、疲労が一気に紅九郎を襲う。
そのまま、紅九郎は眠り落ちていた。


 ―完―

もしもティアが父親と二人暮らしだったら・めだか編アナザー(ティア父/めだか)



(テイルズならびにJスターズを題材にした二次創作です。オリキャラも登場します。許容できる方のみご覧下さい)


 もしもティアが父親と二人暮らしだったら・・・そんな世界でのお話・・・。


 バアシィンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バッアアンッ!
「ちょっとっ!やめてっ!痛いわよ!?」
お尻を叩く音と共に、ティアの抗議の声が上がる。
 「お仕置きなんだから、痛いのは当然だろう。反省してるのか?」
お尻を叩きながら、父親はティアに尋ねる。
門限を破って夜遅くに帰って来たお仕置きをしているところだ。
「何よ!?少しぐらい、遅く帰ったくらいで、ここまで怒ることないでしょう!?私だって、もう子供じゃないわ!?」
年頃の少女にありがちな反抗心と、お尻を叩かれている羞恥と悔しさから、ティアは反発する。
だが、それが却って墓穴を掘ることになる。
 「全く・・!!自分が悪いのに、そんなことを言うなんて、悪い子だな!!そんな子には・・厳しいお仕置きが必要だな!覚悟しなさい!!」
父親はそう言うと、さらに平手の勢いを強める。
バジィンッ!ビバダァンッ!バアジィンッ!バアっアアンッ!!
「きゃああ!や、やめてっ!いやあああ!!」
強烈な平手打ちに、ティアは悲鳴を上げてしまう。
バアッジィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バアッジィンッ!ビダッダァンッ!
「全く!悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!!」
父親はティアをそう叱りながら、容赦ない平手打ちを、降らせ続ける。
その後、一時間近くに渡って、お尻を叩く音と、父親の叱りつける声、ティアの悲鳴が響き続けた・・・。


 翌日・・・・。
「うう・・・!?」
ティアはお尻の痛みを必死に堪えながら、腰を降ろす。
 (全く・・・情けないわ。お尻叩かれて・・座るのも辛いだなんて)
椅子に座った状態で、ティアはそう思わずにはいられない。
ついつい、ため息が漏れてしまう。
そんなときだった。
 「ティア、ため息なんかついて、どうしたのだ?」
不意に声をかけられ、ティアは振り向く。
すると、めだかの姿があった。
ティアとめだかは友人同士。
よく話をしたり、一緒に遊びに行くこともしばしばだった。
 「あら、めだかじゃない。別に・・何でもないわ」
「隠しても無駄だぞ。ケガでもしたのか?」
ティアの立ち振る舞いから、めだかはそう尋ねる。
 「さすがめだかね。実は・・・・」
ティアは、父親から昨夜、門限を破ったお仕置きをされたことを話す。
「なるほど・・・。それでか・・。相変わらず、厳しいのだな」
「全く・・・。たまったものじゃないわ」
めだかの言葉に、ティアは思わずため息をつきながら言う。
「ふぅむ・・・。しかし、ティアも、お仕置きされるのがわかっているのに、言いつけを破るのも、どうかと思うぞ」
「それは言わないで。それは・・私も悪いけど・・だからって、お尻叩きなんて、あり得ないでしょ?」
めだかの言葉に、ティアは思わず言う。
「ふむ。そうだな。幾らなんでも・・高校生の娘に、お尻叩きはあり得ないだろうからな」
「そうよ。全く・・・父さんったら・・・」
不満が溜まっているのだろう、ティアはめだかに、父親に対する不平や愚痴を色々と話しだす。
めだかは、それをジッと聞いてやっていた・・・。


 数日後・・・・。
「どうしたのかね?私に話があるそうだが?」
ティア父は、めだかと顔を合わせると、そう尋ねる。
「はい、ティアのことで、話したいと思いまして」
「ティアのことで?何かね?」
めだかの言葉に、ティア父は、真剣な表情になる。
 「はい。ティアへの、お仕置きのことです」
「ティアへのお仕置き?それがどうかしたかね?」
「はい。ティアへのお仕置きに、お尻ペンペンはどうかと思います。ティアだって、年頃の女の子です。お尻ペンペンなんて、あまりにも恥ずかしいですよ」
「まぁ、恥ずかしいからこそ、お仕置きになるのではないかね?」
めだかの言葉に、ティア父はそう問い返す。
 「それも・・・限度があります。あんまりやり過ぎても、逆効果でますます反抗的になるだけです。それで、またお仕置きをするの繰り返し・・・・。無意味ですし・・・馬鹿なコトとしか、思えません」
めだかは、ティア父に対して、はっきり言う。
「なるほど・・・。はっきり言うものだな・・・。感心だが・・・・。よそ様の父親に対しての口の利き方とは思えんな・・・」
ティア父は、静かに立ち上がる。
 「めだか・・・・。自分が非常に、無礼な振る舞いをしていることが・・わかっているかな?」
ティア父は、ただならぬオーラを全身から登らせながら、めだかに尋ねる。
「そ・・それは・・・」
さすがのめだかも、ティア父の雰囲気に、思わずたじろぐ。
 「ティアのことを心配して、というのは感心だ。しかし・・・あまりにも・・無礼だな。娘の友人とはいえ・・容赦はせん・・!!お仕置きだ!?」
お仕置き宣告と同時に、ティア父の身体から、殺気のような気配が放たれる。
その気配に打たれるや、めだかの足から、力が抜けてしまう。
 「な・・!?」
めだかは動こうとするが、足が言うことを聞かない。
その間に、ティア父はめだかの元へ、接近する。
あっという間に、めだかはティア父の膝の上に、乗せられてしまった。
同時に、めだかのお尻をむき出しにする。
その直後、宣告も無しに、ティア父の手が振り下ろされた。


 バアッシィィィィンンン!!!
「きゃあああ!!??」
強烈な平手打ちに、思わずめだかは悲鳴を上げてしまう。
バシィンッ!ビッダァンッ!バアっアアンッ!バアッジィンッ!
「う・・!?く・・!?あう・・!?ああ・・!!」
ティア父の容赦ない平手打ちに、めだかは苦痛の声を漏らす。
 バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「全く・・!よそ様の父親に対して、何という口の利き方だ!礼儀がなっていないな!!」
ティア父は厳しい声でお説教する。
同時に、容赦ない平手の嵐を、めだかのお尻に降らせてゆく。
バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「うっ・・!くぅ・・!ああっ!うああ・・!!」
ティア父の強烈な尻打ちに、めだかは思わず苦悶の声を漏らす。
 バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「娘の友人とはいえ・・容赦はしないぞ!覚悟しなさい!!」
ティア父はそう言いながら、容赦なくめだかのお尻を、赤く染め上げてゆく。
 バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「全く・・悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!!」
厳しい声でそう言いながら、ティア父はめだかのお尻を、さらに攻めたてる。
 バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「くあ・・!ああ・・!いや・・私は・・ただ・・うわあっ!?」
ティア父に説明しようとしたところへ、容赦ない打撃を浴びせられ、悲鳴を上げる。
「まだ言うのか!?全く・・これは娘以上に厳しい折檻が必要だな!!」
めだかの言葉に、ティア父は激昂する。
同時に、平手打ちの勢いを、さらに強める。
バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「く・・!うう・・!あぅ・・!くぅ・・!ああ・・!?」
ティア父の平手は、めだかのお尻を容赦なく赤く染め上げてゆく。
それに比例するように、めだかの表情と声は、苦悶が強くなってゆく。
バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「ひいいっ!ご、ごめん・・なさい・・!!も・・もう・・許し・・ひぅう・・!!」
あまりに厳しい平手打ちの嵐に、めだかは目尻に涙を浮かべ、謝る。
「まだまだだ!二度と・・人様の父親に、無礼な口をきかないよう、しっかり躾けるから、覚悟しなさい!!」
そういうと、ティア父は、めだかのお尻への平手打ちを、これでもかと強める。
バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ! バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!バジィン!バアアンッ!バシンッ!バアアンッ!
「きゃああ!ごめんなさい!ごめんなさい!もう・・生意気なことは・・言いませんっ!!きゃああ!!ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!」
平手打ちの雨が、めだかのお尻を、轟音と共に、容赦なく攻め続ける。
同時に、めだかの泣き声と許しを乞う声が、響いていた・・・。


 「は・・・!?」
不意に、めだかは目を覚ます。
起き上がると、自分の寝室にいることに気が付いた。
 (何だ・・・。夢だったのか・・・)
そのことに気付き、めだかは安堵の息を吐く。
(しかし・・・。妙な夢を見るものだな・・ん?)
めだかは、ふとお尻に違和感を覚える。
思わずベッドから降りると、めだかは室内の鏡に、自分のお尻を向ける。
パジャマズボンを降ろして、むき出しになったお尻は、濃厚なワインレッドに染め上がっていた・・・。


 ―完―

男子校の恋事情(先輩/後輩BL)



(BL要素ありです。許容できる方のみご覧下さい)


 関東某所にある、全寮制男子校・私立国枝学園。
その敷地内にある、テニスコート・・・。
 「どうしたのさ、センパイ。あと1点で、ゲームセットだよ?やる気あるの?」
不敵な笑みを浮かべ、ラケットを相手に突きつけるような姿勢で、その男子生徒は挑発する。
声の主は、炎のような見事な赤い髪と瞳の持ち主。
少年らしい生意気げな雰囲気がありながらも、活発さを感じさせる、整った顔立ちに、小柄ながらもすらりとした、均整の取れた身体つきをしている。
実際、その整った容貌のおかげで、モデル雑誌のスカウトに声をかけられたこともあった。
 少年の名は瀧口龍雅(たきぐちりゅうが)、中等部の1年生だ。
テニス部に所属する高等部の生徒と、テニスでの試合の最中だった。
挑発を受けた対戦相手は、怒りのあまり、凄まじい形相になる。
元々、いかつい顔立ちに、プロレスラーのようなマッチョな体格のせいか、見るからに恐ろしい雰囲気だった。
だが、瀧口は怯む気配も無い。
「そんな顔したって、怖くも何ともないさ。さぁ、さっさと・・終わらせようか」
瀧口は不敵な笑みを浮かべると、相手目がけ、サーブを放つ。
対戦相手は、打ち返そうとするが、ラケットは空しく空を切る。
直後、試合終了と、瀧口の勝利が宣告される。
敗北のショックに崩れ落ちる対戦相手を尻目に、瀧口は、悠々とコートを後にした。


 「見事だったぞ。さすが、龍雅だな」
不意に、背の高い人影が現れたかと思うと、瀧口にそう声をかける。
着ている制服から、高等部の生徒なのが、見てとれた。
こちらも、見ている方が嫉妬したくなるほど、整った顔立ちをしている。
彼の方は、眼鏡をかけているせいか、どことなく知的な印象を受ける。
同時に、目にどこかSっぽい光を帯びているようにも見えるが・・・。
 「宗司(そうじ)先輩、見ていてくれたの?」
「ふふ、当然だろう。まぁ、龍雅の勝ちなのは、最初からわかっていたがな」
宗司と呼ばれた年上の男子生徒は、瀧口の問いに、そう答える。
同時に、宗司は龍雅に歩み寄ると、龍雅を抱きしめる。
龍雅が気づいた時には、宗司にキスをされていた。
 「あ・・・!?宗司・・先輩・・」
宗司からのキスに、龍雅は蕩けそうな表情を浮かべる。
「龍雅・・・!よく頑張ったな・・。俺からのご褒美だ。たっぷり・・可愛がってやるからな」
宗司はそういうと、龍雅を抱きかかえる。
そして、そのまま二人はその場を去っていった。


 数時間後・・・。
「龍雅、今日も可愛かったぞ」
「もう・・!言わないでよ・・。恥ずかしいんだからさ・・宗司先輩の意地悪!?」
宗司の褒め言葉に、龍雅は羞恥に顔を赤くして言う。
襟に隠れて見えづらいが、龍雅の首筋には、キスマークがついている。
少し前まで、二人で愛を交わし合っていた跡だ。
 宗司と龍雅は、恋人同士。
全寮制男子校である国枝学園では、珍しいことでは無い。
実際、二人とも学内では美少年として名高く、ラブレターをもらったり、交際を申し込まれることもしばしばだった。
実際、龍雅とテニスで対戦した男子生徒も、龍雅に交際を申し込んだ一人だ。
 もちろん、龍雅には宗司以外の相手と付き合うつもりは無い。
だが、普通に振っても、しつこく言い寄って来る者もいる。
そこで、龍雅は告白してきた相手に、ある条件を提示している。
 条件は、龍雅と勝負をすること。
勝負の内容は、告白してきた相手の得意分野。
相手の得意分野で勝利することで、相手を完全に屈服させる。
そうすれば、相手は振られても、文句は言えないというわけだ。
そうして、宗司との愛を守ってきたのである。
宗司も、そんな龍雅を愛おしみ、愛を交わしあっていた。
もう、傍から見れば、胸焼けしそうなアツアツカップル、というやつである。
二人とも、よく飽きないな、というくらい、そんな日々を送っていた・・・。


 数日後・・・・。
「あっ・・!宗司せ・・・」
宗司の姿を見かけた龍雅は思わず声をかけようとする。
だが、途中で声は止まってしまう。
宗司が、他の生徒と一緒にいるのに気づいたからだ。
 宗司は一緒にいる生徒と、談笑している。
本当に楽しそうで、嬉しそうだ。
それこそ、龍雅といるときよりも、楽しそうに見える。
見ているうちに、龍雅の表情はどんどん険しくなってゆく。
そんな険しい表情を浮かべたまま、龍雅はその場を立ち去った・・・。


 「何だ、やけに難しい顔をしてるな?せっかくの可愛い顔が台無しだぞ」
険しい表情の龍雅に、宗司はそう言う。
「猫なで声と優しい顔すれば、機嫌が直ると思ってるの?甘く見られたものだね」
龍雅はいつもと違い、刺々しい態度で、宗司に言う。
「龍雅、どうしたんだ?何か気に障るようなことでもしたかな?」
宗司も態度を改めて、尋ねる。
「自分でわからないの?この前、僕以外の誰かさんと、随分楽しそうだったくせにさ」
「ああ・・・。なるほどな」
宗司はようやく、龍雅が怒っている理由を察する。
だが、同時に、宗司の中で悪戯心がちょっと芽生える。
 「そうだな。結構カワイイやつだったなあ・・。少し・・心が動くかもしれないな」
宗司はちょっと意地悪な声と表情で言ってみる。
嫉妬している龍雅が可愛いため、もう少し嫉妬しているところを見たいのだ。
もちろん、ちゃんとフォローを入れるつもりだ。
 「そう・・・。やっぱり・・・」
龍雅はそう呟くと、宗司の方をキッと睨みつける。
「やっぱり・・・宗司先輩には・・・僕とのことなんて、遊びでしかないんだろ!!」
龍雅は怒りの声で、言う。
「待て・・!それは違うぞ!?」
やりすぎたと悟り、宗司はフォローしようとする。
だが、時既に遅し。
 「だったら・・・あんたみたいな意地悪な先輩なんて・・もういらない!他の先輩と付き合う!!」
龍雅は怒りのあまり、そう言い放つ。
「龍雅・・・!?」
突然、宗司は怒りの声で、龍雅の名を呼ぶ。
龍雅も、地雷を踏んだと気づく。
明らかに怒り心頭な雰囲気に、龍雅は思わず逃げようとする。
 「龍雅・・。どこに行くつもりだ?」
宗司は、逃げようとする龍雅をしっかりと捕まえる。
「は・・離して!?」
龍雅は必死にもがいて、逃げようとする。
「ダメだ。龍雅・・・。俺と別れるなんて・・!!そんなことは・・許さない!!」
宗司は怒りの籠った声で、言う。
宗司は乱暴に、龍雅を膝の上に乗せると、ズボンを降ろしてしまう。
 「ふふ・・・。相変わらず、キレイなお尻だなぁ」
あらわになった龍雅のお尻を見ながら、宗司は呟く。
「い・・言わないで・・!?」
裸のお尻を見られる恥ずかしさに、龍雅は思わず顔を赤くする。
「恥ずかしいのか?まぁ、そんなこと気にする暇も無くなるだろうけどな」
宗司はそういうと、ゆっくりと手を振り上げた。


 バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「わああああ!!!!」
最初から容赦ない平手の嵐に、龍雅は悲鳴を上げる。
バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「痛ああ!!うわああ!痛いいいい!?」
あまりの痛さに、龍雅は両足をバタつかせて、悲鳴を上げる。
 バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「おやおやぁ?水泳の練習か?龍雅、夏には全然早いんじゃないのか?」
持ち前のS振りを発揮し、宗司は痛みで両足をバタつかせる龍雅に、そう言う。
 バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「ひいぃんっ!宗司先輩っ!痛いいい!うあわあんっ!?」
あまりの痛さに、龍雅は泣き叫ぶ。
「当然だろう、お仕置きだからな。まだまだ、行くぞ」
宗司は怒りの籠った声で言うと、さらにお尻を叩く。
バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バァンバァンバァンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
まるで豪雨のような平手の嵐に、龍雅のお尻はどんどん赤く染まってゆく。
 「うわあああん!?宗司先輩っ!ごめんなさいいい!!カッとなって言っただけだからぁぁ!!ゆ、許してええ!!!」
お仕置きに耐えられず、龍雅は泣きながら謝る。
「ダメだ。人のことを遊びだと疑うなんて、龍雅は悪い子だな。そんな悪い子には、まだまだたっぷり、お仕置きだ」
Sっ気たっぷりな笑顔を浮かべると、宗司は龍雅のお尻を、これでもかと平手打ちで責めたてる。
「ごめんなさいっ!二度と言いませんっ!ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!」
龍雅は泣き叫びながら、必死に許しを乞い続ける。
「ふはははは!!まだまだ!もっともっと、赤く染めてやろう!!」
お尻を叩く音が響く中、龍雅の泣き叫ぶ声と、宗司の声が、響き続けた・・。


 泣き声と肌を打つ音がやんで、しばらくした頃・・・。
「ふふ・・・。見事なまでに真っ赤だな。まるで、熟れすぎたトマトかリンゴみたいだな」
膝の上に座る龍雅のお尻を優しく撫でながら、宗司はそう言う。
「うう・・・!宗司先輩がしたくせに・・・」
宗司の言葉に、龍雅はすねた声で言う。
 「そうだな。痛いよな。すまなかったな。でも・・・お前が何よりも・・大切なんだ。絶対に・・手離したくない」
そういうと、宗司は龍雅に熱いキスをする。
「あ・・・!?宗司・・先輩・・!?」
宗司の熱いキスに、龍雅は恍惚とした表情になる。
「龍雅・・お前が一番だよ。お前が一番・・大切だ」
そういうと、宗司は龍雅をしっかりと抱きしめた。


 ―完―

プロフィール

山田主水

Author:山田主水
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