レラの奇妙な物語2(ナコルル/レラ)
(サムスピを題材にした二次創作です。許容できる方のみ、ご覧下さい)
レラとナコルルがそれぞれ、夢の中でお互いをお仕置きする、という不思議な経験をした後のこと・・・。
山道を連れ添って歩く、ナコルルとレラの姿があった。
未だ、お尻の痛みが残っているのか、二人の足取りはやや重い。
「レラ・・・少し休んだ方がいいんじゃないかしら?」
時々お尻を押さえそうになるのを堪えるレラに、ナコルルがそう声をかける。
「別にこれくらい、どうということは無いわ。大丈夫よ」
ナコルルの問いかけに、レラはそう答える。
「そうかしら・・。辛そうだけれども・・・」
自分がレラのお尻を叩きすぎた、その罪悪感があるからか、ナコルルは余計に心配になる。
だが、それが逆にレラを苛立たせる。
「大丈夫だと言っているでしょう?ナコルル・・・余計なお世話よ」
「ご・・ごめんなさい・・・」
苛立った声で言うレラに、ナコルルは謝る。
ナコルルの様子に、レラも少し言い過ぎたと思ったのか、口調を少し和らげて言う。
「まぁ、休憩にするつもりではいたから、ここで少し休みましょう」
レラの言葉に、ナコルルは安堵した表情を浮かべる。
「ナコルル、貴女は食事の用意をしてちょうだい。私は水を汲んでくるわ」
レラはナコルルにそう言うと、水筒を用意して、その場を後にした。
その後・・・・。
「ナコルル、貴女、料理が上手いのね。おいしいじゃない」
「そうかしら?あまり、意識したことはないのだけど」
食事を終えたレラとナコルルは、そんな会話を交わす。
「おいしいわよ。リムルルもよく貴女のご飯がおいしいと言っていたわ」
「そう・・。何だか照れるわね」
レラの言葉に、ナコルルも照れた表情を浮かべる。
「レラ・・・。そろそろ薬の時間だわ」
「そう・・・。恥ずかしいけど・・お願いするわ」
「ええ」
レラはそういうと、おもむろに、ズボンを降ろす。
ズボンの下から、腫れと赤みが残るレラのお尻が姿を現した。
レラはお尻を出すと、ナコルルの膝の上に乗る。
ナコルルも荷物の中から、塗り薬を取り出す。
ナコルルは自分の指に薬をつけると、レラのお尻に塗り始めた。
「う・・・!?」
薬が沁みるのだろう、レラは思わず苦しげな声を漏らす。
「レラ、大丈夫かしら?」
「これくらい・・平気よ。さぁ、早くやってちょうだい」
レラの言葉に、ナコルルは出来るだけ早めに、薬を塗り終える。
「これで・・いいわ。ナコルル・・・今度は貴女の番よ」
「え・・えぇ・・・」
レラの言葉に、今度はナコルルが自分のお尻を出して、レラの膝の上に乗る。
「レラ・・・・。お願いするわ・・・」
「ええ・・。わかっているわ」
レラも、薬を出すと、おもむろにナコルルのお尻に塗り始める。
「きゃ・・!痛・・・!?」
薬が沁みるからか、ナコルルは思わず声を漏らしてしまう。
「ナコルル・・・少しくらい我慢なさい」
「ご・・ごめんなさい・・う・・・!?」
ナコルルは耐えようとするが、思わず声を漏らす。
同時に、お尻を無意識に震わせてしまう。
(もう少し・・・我慢できるといいのに・・・)
そう思いつつ、レラはナコルルのお尻に薬を塗ってゆく。
(それにしても・・・綺麗なお尻だわ)
薬を塗りながら、レラはナコルルのお尻を思わず見つめる。
(リムルルのお尻は可愛い感じだけれど・・ナコルルの方がお姉さんだから・・やっぱり綺麗だわ・・・・。って何を考えているの!?)
ナコルルのお尻を見ているうちに変なことを考えてしまった自身を、レラは思わず叱咤する。
「レラ・・どうしたの?」
薬を塗る手が止まっていることに気付き、ナコルルは怪訝な表情を浮かべる。
「何でも無いわ」
(怪しまれたかしら?)
そう答えるも、レラは思わずそう心配する。
平静を装って、レラは再度薬を塗りだす。
「う・・・!あ・・!痛・・!?」
ナコルルはお尻の痛みを必死に堪える。
(痛みに耐えてる姿が・・意外と可愛いわね。お尻を・・叩いてみたら・・・)
レラは不意にそんな誘惑にかられる。
(何を考えているの!?リムルルのときを忘れたの!?)
レラは自分の邪な考えを叱咤する。
だが、理性は欲望に屈服してしまう。
不意にレラは、薬を塗っていた手を思いきり振りかぶった。
バッチィィィンンンン!!
「きゃあああ!!」
突然、それも不意打ちにお尻を叩かれ、ナコルルは絶叫する。
(しまったわ!?)
レラが後悔するも、時既に遅し。
奇妙な霧が再びあたりを、あっという間に覆い尽くした。
「やっぱり・・・こうなるのね・・・」
以前の夢で見た場所に、レラは思わずため息をつく。
前回同様、レラはナコルルの膝の上にうつ伏せに乗せられていた。
「レラ・・・。こうなった以上・・覚悟はいいかしら?」
「わかってるわ。ナコルル・・・せめて・・早めに終わらせて頂戴」
ナコルルの問いかけに、レラはため息をつきつつ、そう答える。
それを聞くと、ナコルルはレラのズボンを降ろす。
あっという間に、未だ赤みの残るレラのお尻が姿を現した。
「く・・・さすがに・・・恥ずかしいわ・・・」
覚悟はしていても、真っ赤なお尻を出され、レラは羞恥に顔を赤くする。
「そうね・・・。でも・・・レラ、行くわよ!!」
ナコルルはそう言うと、ゆっくりと手を振りかぶった。
パアアアンンッッッ!!
「ああ・・・!?」
未だに腫れや痛みが残るお尻にはキツい平手打ちに、レラは思わず悲鳴を上げる。
パァンッ!パシンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「う・・!あ・・・!う・・・!うぅ・・・!」
再びお尻に与えられる痛みに、レラは苦痛の声を漏らす。
パァンッ!パシンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パァンッ!パシンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「レラ・・・。貴女・・・リムルルだけじゃなく・・・私のお尻にまでイタズラするなんて・・・何を考えているの?」
ナコルルは厳しい声で、レラに問いかける。
もちろん、平手を振り下ろしながら。
パァンッ!パシンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パァンッ!パシンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「ご・・ごめんなさい・・!!お尻の痛みに耐えてる貴女が・・何だか可愛くて・・・・。つい・・・もっと・・可愛い姿を・・・」
バアッチィぃンンン!!
「きゃあああ!!」
ナコルルの強烈な平手打ちに、思わずレラは背をのけ反らせる。
「レラ!貴女、前にもそうして、リムルルにイタズラしたんでしょ!!」
痛みにのけ反ったレラに、ナコルルはさらに厳しい声で叱りつける。
「ご・・ごめんなさい・・!!」
「レラ・・・。貴女にはこの前以上に反省が必要だわ。今日はそう簡単に許しません!!」
ナコルルはそういうと、平手にさらに力を込める。
バッチィィィィィンンン!!
「んんん!!??」
ナコルルの強烈な平手打ちに、思わずレラは苦痛の声を漏らす。
「レラ・・・一回叩くごとに、謝りなさい。いいかしら?」
「わ・・わかったわ・・・」
レラは涙目になりつつ、返事をする。
バアッシィィンンン!!
「く・・!!ナコルル・・ごめん・・なさい!!」
レラは言われた通り、ナコルルに謝る。
バアッシィィンンン!!
「きゃああ!!ナコ・・ルル・・・ごめんなさい・・!!」
バアッシィィンンン!!
「痛ああ・・!!ナコルル・・・ごめん・・なさい!!」
レラは厳しい平手打ちに悲鳴を上げながら、必死にナコルルに謝る。
少なくとも、百を数えるまで、ナコルルの平手打ちとレラの『ごめんなさい』があたりに響いていた・・・・。
「ううう・・・!?」
「レラ・・・大丈夫?」
薬の痛みに顔を顰めるレラに、ナコルルは思わず声をかける。
現実世界に戻ってきたレラのお尻は、倍近く腫れ上がり、真っ赤な手形が並んで浮かび上がっている。
「平気よ・・。これくら・・うう!?」
レラは言いかけたところで、再び薬の痛みに声を漏らす。
「レラ、無理したらダメよ。どう見ても、ひどいお尻なのよ」
「貴女が・・・したのでしょう?」
ナコルルの言葉に、レラは恨めし気な声で言う。
「それは・・・申し訳ないわ。でも・・貴女が悪いでしょ?」
「わかっているわ・・。やらしいことして・・・ごめんなさい・・・」
自分が悪いのはわかっているからか、レラは素直に謝る。
「何だか・・・手のかかる妹がもう一人出来たみたいだわ・・」
「リムルルと一緒にしないで欲しいわね・・・」
ナコルルの言葉に、レラは思わずそんなことを言う。
何だか子供扱いされているようで恥ずかしい。
「レラ・・・。もう女の子のお尻にイタズラしてはダメよ。そんなことをしたら、またお仕置きよ」
ナコルルはレラの頭を優しく、軽く叩きながら言う。
「わかっているわ・・・。もう・・言わないで・・」
レラは羞恥に思わず声を震わせる。
(全く・・・・散々だわ・・・・。でも・・・こんな形でナコルルと触れ合うとは思ってもいなかったわ・・・・)
今の状況と、お互いの関係に、レラは何とも言えないものを抱いていた・・・。
―完―
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