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悪魔姫の祝杯・番外編4



 これはまだ、レティッツイアが自らの軍を率いる以前のお話・・・。


 豪奢な装飾や天井画で埋め尽くされた大広間。
その最奥部に設けられた玉座に、一人の女悪魔が腰かけていた。
外見年齢は30歳前後、レティッツイアと同じ燃え盛る炎のような見事な赤髪と褐色の肌の持ち主。
顔立ちも、どことなくレティッツイアを思わせるものがある。
彼女の名はデストピア。
レティッツイアの母親であり、女魔王として、悪魔族を支配している。
 デストピアは片足を組み、頬杖をついた姿勢で、玉座に腰かけている。
その周囲を、頑丈な鎧と槍で武装した、屈強な衛兵たちが固めていた。
衛兵たちは緊張した面持ちで、大広間の扉を見つめている。
 ドンッッ!!
不意に大きな音と共に、扉が開かれる。
衛兵たちがいつでも攻撃できる体勢で槍を構える中、複数の影が、足を踏み入れた。
 「ついに・・来たな」
影の先頭にレティッツイアの姿を認め、デストピアは笑みを浮かべる。
「ええ・・。お母様・・・。魔王の座を頂きに来ましたわ。さぁ・・大人しくその座を渡してくれれば、悪いようにはいたしませんわ」
レティッツイアは笑みを浮かべつつ、母親に言う。
 「言うてくれるわ・・。まだまだ尻の青い小娘の分際で。またも懲りずに、尻を赤く染められたいのか?」
デストピアは娘に嘲りの笑みを浮かべる。
レティッツイアが母親に挑戦したのは、初めてのことではない。
返り討ちにしては、嫌と言うほど尻を叩いてお仕置きしたのである。
それも、一月ほど前に、そうしたばかりだった。
 「まあよいわ。今度も・・・たっぷりと尻を赤く染めて、泣かせてやろう。もちろん、私の膝の上でな」
「ふふ・・・。お母様・・・その台詞・・そっくりお返しいたしますわ」
あまりにも自信たっぷりなレティッツイアの態度に、デストピアは不審を抱く。
直後、デストピアはレティッツイアの腰をジッと見つめる。
 「あら?お母様、コレが気になるのかしら?」
レティッツイアは、笑みを浮かべつつ、腰に下げていたあるモノを手にする。
レティッツイアが手にしたのは、パドル。
かなり使い込まれているらしく、相当傷んでいる。
 「そのパドルを・・・どうして・・お前が持っている!?」
デストピアは、恐怖を滲ませた声で尋ねる。
「あら?こんなボロボロのパドルが怖いのかしら?お母様ともあろうものが?」
母魔王の態度に、レティッツイアは笑みを浮かべる。
このパドルはデストピアの母親が使っていたもの。
デストピア自身、娘時代にはよくこれで母親からお仕置きをされていた。
それだけに、このパドルには恐怖心を強く抱いている。
 「馬鹿を言うな。そんなもの・・怖くは無いわ」
「お母様、嘘はいけませんわ。お仕置きしますわよ」
レティッツイアは笑みを浮かべると、魔力でパドルを剣に替える。
直後、剣化したパドルを構え、打ちかかった。


 一時間後・・・・・。
「おのれ・・・!?まさか・・・私が・・敗れるとは・・・!?」
デストピアは悔しさを滲ませながら、床に膝をつく。
「とうとう・・勝ちましたわ!?お母様・・・!!今日から当主と・・・魔王の座は私のものです!!」
レティッツイアは剣を突きつけ、勝利を宣言する。
 「く・・・!?わかった・・。私の負けじゃ・・・。好きにせい・・」
デストピアは素直に負けを認める。
「よい覚悟ですわ、お母様。まずは・・牢で大人しくしていてもらいましょう」
レティッツイアが合図をすると、数人の兵士達が現れ、デストピアを連行してゆく。
 「さて・・・。まずは一仕事済んだか・・・。ルフトハンザ」
「はい、姫様・・ここにおります」
レティッツイアの呼びかけに、眼鏡をかけた知的な雰囲気を纏った女悪魔が現れる。
彼女の忠実な片腕として、後に様々な活躍を見せるルフトハンザである。
 「ルフトハンザよ、式の準備は進んでおろうな?」
「はい、万端整っております。明日にでも実施出来ます」
「さすがじゃな。まぁ式は予定通りに執り行おうぞ。ギャラリーも必要だからな」
「はっ・・仰せのままに」


 一か月後・・・。
大広間は、豪奢に飾り付けられ、大勢の人々が集まっていた。
集まったのは、デストピアの領内の都市や村の代表者、そして近隣諸国の外交官らである。
集まった人々の前で、レティッツイアは着飾った姿で、玉座に座っている。
そのレティッツイアの膝の上には、デストピアの姿があった。
デストピアは、お尻の部分だけ穴が開いた服を着せられている。
 「皆の者・・。よく来てくれた!感謝するぞ!!」
デストピアを膝の上に乗せたまま、レティッツイアは集まった者達に、そう言う。
「集まってもらったのは、他でも無い!今日より・・・私が新たな当主である!!よって・・これより・・・我が当主就任の儀を執り行う!!しっかりと・・見届けよ!!」
レティッツイアは広間全体に響く声で言うと、片手をゆっくりと振り上げる。
そして、むき出しのデストピアのお尻目がけ、思いきり振り下ろした。


 バアッシィィンンンン!!!!
「く・・・!?」
レティッツイアの容赦ない平手打ちが炸裂し、デストピアは思わず背を逸らしそうになる。
だが、デストピアは必死に堪える。
バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!
「・・・!・・・!?・・・!!・・・!?」
打撃音が広間に響き渡ると共に、デストピアのお尻に、赤い手形が刻み込まれる。
お尻を襲う痛みを、デストピアは必死に堪える。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!
「全くっ!いつまでも当主の座にしがみついて!!見苦しいでしょっ!!」
レティッツイアは、母親のお尻を叩きながら、お説教を始める。
 「だ・・黙れ!?し、尻の青い・・小娘の・・・分際で・・!?」
娘のお説教に、デストピアは苛立った声で、反発する。
公開でお尻を叩かれるだけでも、屈辱なのだ。
子供のようにお説教など、地獄である。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!
「時代は変わるのよ!!素直に、代替わりしなくちゃダメでしょ!!悪い子ね!!」
母親のお尻に、容赦ない平手を叩きつけながら、レティッツイアはさらにお説教で責めたてる。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!
「う・・うるさい!だ・・黙れ・・・!?う・・ひっう・・!?」
デストピアは言い返そうとするが、表情に苦痛が浮かびだす。
同時に、目尻に涙がうっすらと滲みだす。
 「あらあら?娘に負けて、お尻叩かれた上で、泣いちゃうの?無様ね!あまりにも無様ね!!」
「だ・・黙れ・・・ひうううううう!!!!!!」
娘に罵倒される屈辱に、デストピアは全身を震わせる。
その後、長い間、お尻を叩く音と、レティッツイアの言葉責め、デストピアの屈辱と怒りに満ちた声が、広間内に響いていた・・・・。


 「く・・・!?」
デストピアは屈辱に身を震わせつつ、ジッと台の上に立ち尽くす。
ようやくお尻叩きから解放されたものの、晒し台の上に立たされ、真っ赤に染め上がったお尻をむき出しにさせられている。
背中には『私はレティッツイア様に当主の座を渡さなかった悪い子なので、皆の前でお尻ペンペンのお仕置きを受けました』という恥ずかしい札を下げさせられている。
そんなデストピアの姿を見ながら、レティッツイアは満足げにワイングラスを傾ける。
「ルフトハンザよ。そなたのおかげで、私は当主となれた。感謝するぞ」
傍らに控えるルフトハンザに、レティッツイアは心からの感謝の声をかける。
 「もったいないお言葉です、姫様・・・いえ、レティッツイア様。しかし・・・これは始まりに過ぎませんわ」
「わかっておる。我が覇道(はどう)はこれからぞ。私はこの魔界を・・全て、我がものにしてみせるわ」
レティッツイアは不敵な笑みを浮かべて、宣言する。
それをルフトハンザも、恍惚と見つめていた。


 ―完―

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少年神主の儀式(/m、セルフスパ)



 これは遠い昔のお話・・・・。


 見事な黄金色の稲穂が、あたり一面に広がる、谷戸(やと)の谷。
谷の中で、一番目立つところに、その神社はあった。
神社の奥では、一人の少年が、御幣(ごへい)を振って、祝詞(のりと)を唱えている。
少年は年は13歳前後、すらりとした、少年らしい均整の取れた身体の持ち主で、おかっぱ頭の美しい黒髪の持ち主。
女性と見まがう整った顔立ちのせいか、傍目で見ると、まるで美しい人形のように見えた。
少年の名は谷戸紅九郎(やとこうくろう)。
少年ながら、この神社の神主を務めている。
 祝詞を唱え終えると、紅九郎は、御幣を置く。
そして、立ち上がったかと思うと、おもむろに、袴を降ろす。
袴の下から、少年らしい、小ぶりながらも形の整った、お尻が姿を現す。
褌を履いたままのせいか、煽情的な雰囲気を醸し出していた。
 紅九郎は、お尻を出すと、今度は長い棒状の鞭を取り出す。
鞭を手にすると、紅九郎は祭壇の方へ、自身のお尻を向ける。
「オヤト様・・・。我が・・捧げものを・・お受け取り・・下さいませ」
そういうと、紅九郎は、自分のお尻を、祭壇に差し出すように、高く掲げる。
そして、自分のお尻目がけ、鞭を振り下ろした。


 バアッシィィンン!!
「くぅ・・・!?」
鞭が紅九郎のお尻に命中し、赤い蚯蚓腫れが、少年神主のお尻に、刻まれる。
ビシッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
紅九郎は、鞭を自分のお尻に数回、叩きつける。蚯蚓腫れはさらに増え、少年のお尻は、赤くなってゆく。
 「くぅ・・・!?」
紅九郎は苦痛に、思わず表情を歪める。
そのとき、ふと紅九郎は、祭壇の上に視線を向ける。
壇上には、とぐろを巻いた、角の生えた蛇の像が鎮座している。
この像こそ、この神社の祭神であるオヤト様である。
オヤト様の目は下半分が赤くなっている。
 「オヤト様・・・。まだ・・・足りないのですね」
神像の目の赤みを見て、紅九郎はそう呟く。
オヤト様は、この地で古くから信仰されてきた土着神。
古い神のため、人の血肉や苦痛を供物として要求する。
中でも、見目麗しい少年が、お尻を叩かれるときの苦痛と、真っ赤に染まったお尻が大好物であった。
その為、この神には、少年が神主として仕えるのがしきたりである。
一週間に一度、オヤト様に対し、少年神主が、自らのお尻を鞭で叩き、その苦痛と赤く染まったお尻を供物として捧げる。
その儀式でオヤト様を満足させることが、この地の安寧をもたらす。
オヤト様が満足したかは、壇上の神像を見ればわかるようになっている。
神像の目全体が赤く染まれば『満足した』という証であった。
 紅九郎は、再び鞭を取り、自身のお尻に降り下ろす。
ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!
「オヤト・・様・・・!どうぞ・・我が・・・苦痛と・・赤い・・尻を・・お納め・・下さい!!うっ・・!くうっ!?」
紅九郎は苦痛に身を悶えさせながら、鞭を自分のお尻に降り下ろし続ける。
鞭の音が響くたび、紅九郎のお尻は赤く染め上がり、顔は苦痛に悶える。
ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!
「うう・・!ひっ・・!あう・・!?う・・!?うあ・・・!?」
鞭を必死に振るっていると、紅九郎は外から大きな音がすることに気づく。
鞭を止めて、外に目を見やると、障子越しに、雨が降っている。
神像の方を見てみると、オヤト様の目は全体が赤く染まっている。
満足した、という証であった。
 「オヤト様・・・ありがとう・・ございます・・・」
豊かな恵みを約束する雨に、紅九郎は感謝する。
安心すると同時に、疲労が一気に紅九郎を襲う。
そのまま、紅九郎は眠り落ちていた。


 ―完―

女子修道院の秘儀



某国の人里離れた山の中・・・。
そこに小規模な女子修道院があった・・・。
 礼拝堂の中では、朝の礼拝が行われている。
礼拝を仕切っているのは、20代後半の、長い金髪と、修道服の上からでも目立つ、立派なお尻の持ち主である、美しい女性。
彼女はこの院の院長であるシスター・クレア。
やがて、礼拝のクライマックスが行われようとしていた。
 「では皆さん・・・朝の礼拝の最後の儀式を執り行います。シスター・ジュリア!!」
「は・・はいっ!!」
院長に呼ばれ、15歳くらいの、見習いと思しき少女シスターが、緊張した面持ちで、立ち上がる。
 「シスター・ジュリア、今日の儀式はあなたにお願いします。よろしいですね?」
「は・・はい!せ、精一杯・・務めさせていただきます!!」
クレアの言葉に、ジュリアは必死に応える。
 「よい返事です。では・・儀式を始めましょう」
「は・・はい!!」
ジュリアはそういうと、祭壇の前に用意された椅子に座る。
そして、シスター・クレアは、椅子に座ったジュリアの膝の上に、うつ伏せになった。
 「ジュリア・・お願いします」
「はい・・!!」
ジュリアは返事をすると、シスター・クレアの修道服を捲り上げ、下着を降ろす。
すると、シスター・クレアの成熟した、大きくも形の良いお尻が、ブルンと身を震わせながら、現れた。
 「・・・・・!!??」
院長の見事なお尻に、ジュリアは思わず息をのむ。
「ジュリア・・・。何をしているのです?」
「す、すみません!院長様のお尻が・・あまりにも綺麗で・・!?」
ジュリアは謝りつつ、弁解する。
 「これはあくまでも儀式ですよ。余計なことに気を取られてはいけません」
「す、すみません!!」
「まぁ、良いでしょう。では・・・儀式を始めて下さい」
「はい・・!!『罪祓え(つみはらえ)』の儀式を行います!!』
シスター・ジュリアはそういうと、ゆっくりと、手を振り上げた。


 バアッシィィぃンンン!!!
「・・・!?」
ブルンッ!!
ジュリアの平手が命中すると同時に、クレアの大きなお尻が、ブルンっと震える。
クレアはお尻の痛みに、思わず顔を顰める。
バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!
ブルンッ!ブルブル・・!ブルルンッッ!!
シスター・ジュリアの手が叩きつけられるたび、院長のお尻がブルンブルンと、プリンのように波打つ。
 バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!
「う・・・!あ・・・!う・・・!?あぁ・・・!?」
お尻に与えられる苦痛に、シスター・クレアの表情は歪み、思わず身をよじらせる。
 「い、院長様・・。大丈夫・・ですか?」
お尻を叩きながら、ジュリアは思わず心配になって尋ねる。
「大丈夫・・です!ジュリア・・・。あなたこそ・・しっかり叩きなさい!でなければ・・儀式になりません!!」
心配するジュリアに、クレアはそう言って、叱咤する。
罪祓えの儀式。
かつて、教会がこの地にやって来る以前、古い神が信仰されていた時代に、行われていた儀式だ。
古い神に仕える、高貴な身分の女性聖職者が、お尻を叩かれることで、この地の人々の罪を祓うという儀式である。
教会が進出し、古い神が駆逐されてからは廃れていたが、シスター・クレアが、修道院内で行う儀式の一環として取り入れ、復活したのである。
 「は・・はいっ!頑張ります!!」
ジュリアはそういうと、再び、クレアのお尻を叩きだす。
バッシィンッ!ビッダァンッ!バッアアンッ!バッシィンッ!
ブルブルンッ!ブルブルッ!ブルルルンン!!
ジュリアがお尻を叩くたび、クレアのお尻は別の生き物のように身を震わせ、赤く染まってゆく。
「ああ・・・!はぁ・・・!ああっ!あああ・・・!!」
お尻を叩く音と共に、クレアは苦悶の表情を浮かべ、悲鳴を漏らす。
同時に、クレアの豊かなお尻は、だんだんと赤く色づいてゆく。
そんな光景が、儀式終了まで、続いていた・・・。


 儀式終了後・・・・。
「ああ・・・!?」
お尻に感じる痛みと熱さに、クレアは思わずため息を漏らす。
合わせ鏡越しに見えるクレアのお尻は、全体が万遍なく赤く染め上がり、元々大きく立派だったお尻は、倍近く腫れ上がっている。
 「今回も・・・見事に赤く腫れ上がりましたね・・・」
自分のお尻を見ながら、クレアはそう呟く。
同時に、クレアは嬉しそうな表情を浮かべる。
(我ながら・・・罪深いことをしていますね・・・・。お尻を叩かれて・・嬉しいだなんて・・)
自分の真っ赤なお尻に興奮しつつ、クレアは同時に罪悪感を覚える。
皆に隠しているが、クレアはお尻を叩かれることに悦びを覚える性癖の持ち主。
それを満足させるため、太古の儀式を取り入れて、復活させたのである。
(私は・・いけない悪い子・・・。でも・・・お尻を叩かれると・・興奮してしまうわ)
お尻に感じる痛みと熱さに、クレアは嬉しさと罪悪感の混じった、奇妙な陶酔を感じていた・・・。


 ―完―

ある巫女の話(M/F)



 時は戦国・・・。
東(あずま)の地に存在する鶴舞(つるまい)の国。
国を代表する山の一つであり、聖地でもある赤神山(あかがみさん)の山林・・・。


 木陰の間を、ゆっくりと、巡回する一組の影があった。
影の正体は、二人の少年。
二人とも、簡素な造りの胴と額当を身に着け、一人は槍を、もう一人は弓を手にしている。
彼らは、ふもとの村の住人。
山の中腹にある、赤神神社に対する奉仕として、山の見回りをしているところだった。
 「庄助・・・」
「何?どうしたのさ?」
槍を手にした少年が、相方である弓を持った少年に呼びかける。
庄助こと弓を持った少年は、思わず問い返す。
「あれ・・見てみろ!」
庄助は、相方の指さした方向を、ジッと見つめる。
視線の先には、複数の男達が、枝を切りだしているのが見えた。
「奴ら・・!!木を盗む気だぞ!!」
「させるものか!!」
庄助は弓を引き絞り、狙いを定めようとする。
その直後、黒い大きな影が、庄助と相方の少年に立ちはだかる。
少年達が気づいた時には、鈍い衝撃が、二人の後頭部を襲い、二人は意識を失った。


 それから一時間ほど経った頃・・・。
二人の少年は、木に縛り付けられていた。
「くそっ!ほどけっ!!この野盗ども!?」
木に縛り付けられつつも、庄助は無法者達に、そう言う。
 「お前ら・・・。この状態でも元気だなぁ。自分の立場、わかってるのか?」
無法者達は、ニヤニヤ笑みを浮かべながら、そう言う。
「まぁいい、とっとと始末しろ」
頭の言葉と共に、手下の一人が、刀を抜き放つ。
盗みの現場を見られた以上、消さねばならない。
無法者の非情な掟に従い、男は、切っ先を少年達に向ける。
さすがに、少年達も殺気と死の恐怖に、沈黙する。
刀が、そのまま、無情にも少年達に突き立てられる。
そう思われたときだった。
 「ぐうっっ!!」
苦痛の声を上げたのは、無法者の方だった。
突然、どこからともかく矢が飛んできた。
矢は無法者の肩口に命中する。
 「だ・・誰だ!?」
無法者達は、刀を構えて、矢の飛んできた方向に、呼びかける。
現れたのは、20代と思しき、黒く長い髪を持つ女。
巫女用の衣服に身を包んでいることから、神社の関係者と見てとれた。
 「盗賊風情に名乗る名など無いわ。聖域を荒らした罪・・・贖ってもらうわ」
「しゃらくせえ!!やれ!!」
盗賊たちは、全員、刀を抜くと、巫女目がけて、一斉に襲いかかる。
「甘いわね。止まって、見えるわよ」
巫女は、いつの間にか手にしていた木刀で、周りを薙ぎ払う。
次の瞬間、無法者達は、全員、吹っ飛ばされていた。
 「たあいも無いわねぇ。最近の悪党はヤワ過ぎて、つまらないわねぇ」
あくびをしながら、巫女はそんなことを言う。
「まぁそれはともかく・・・やること、やらないとね」
巫女はそういうと、無法者が落とした刀を拾う。
そして、少年達を縛っている縄を、斬り始めた。


 それから一時間後・・・。
赤神神社本殿の奥、巫女の私室に、少年達の姿があった。
「どう、少しは痛みも治まったかしら?」
「はい・・巫女様・・・ありがとうございます・・・」
巫女からの手当てを受けながら、少年達は礼を言う。
あの後、二人はこの巫女に保護され、神社で手当てを受けていた。
ちなみに、無法者達は、知らせを受けた役人や村の男達により、連行された。
 「そんなに畏まらなくて、いいわよ。それに・・巫女様なんて堅苦しく言わなくていいわ。常盤(ときわ)でいいわよ」
巫女こと常盤は、慈愛の籠った笑みを浮かべて言う。
「は・・はい・・常盤・・様・・」
常盤の言葉に、少年達は名前で呼ぶ。
 「それにしても・・あなた達、本当に勇敢だったわ。あんな無法者達に、二人きりで立ち向かうだなんて」
「でも・・・結局捕まってしまいました・・・。常盤様にもお手を煩わせて・・・申し訳ないです・・!!」
常盤の褒め言葉に、少年達は悲しそうな声で言う。
 「ふふ・・。二人ともイイ子ねぇ。頑張ってくれたご褒美をあげるわ」
「え・・!?常盤様、何を・・!?」
少年は気づいた時には、床に押し倒されていた。
しかも、常盤の顔が、すぐ目の前まで迫っている。
今にも、常盤と少年の唇が重なるか、というときだった。
 「失礼いたします。常盤様、薬と茶をお持ちいたしました」
不意に、そんな声と共に、戸が開く。
同時に、体格の良い、中年の男が入って来た。
 「金剛(こんごう)か・・・・」
男の姿に、常盤は残念そうな表情を、密かに浮かべる。
それは、せっかくいいところを邪魔された、といいたげなものだった。
もちろん、少年達には、そんな素振りは微塵も見せていない。
常盤は薬と茶を受け取ると、少年達にそれらを飲ませる。
そして、少年達によく休むように言い置くと、常盤は部屋を後にした。


 それからしばらく経った頃・・・。
「常盤様、どこに行くのですか?」
外へ出かけようとする常盤を、金剛はそう呼び止める。
 「何よ?見回りよ。別に構わないでしょ?」
常盤は不機嫌そうな声で、言う。
「それは構いませんが、常盤様、出かける前に、話がございます」
「何よ、短めにしてよ」
やや不機嫌そうな声で常盤はそう言うと、金剛と共に、近くの部屋に入る。
 「で・・何よ、話って?」
「常盤様・・・。先ほどの少年達とのことです」
「何よ、ただ、あの子達の手当てをしていただけよ」
「常盤様・・・。私の目を誤魔化せると思ったら、間違いですぞ」
常盤の返答に、金剛は厳しい表情で言う。
 「わ・・わかったわよ!!そ、そうよ!あの子達が可愛くて・・つい、ムラムラ~~ってしちゃったのよ!!ちょっとした出来心よ!!」
常盤は半ば開き直った感じで、言う。
 「常盤様・・・。年端もゆかぬ少年に、手を出そうとするなど・・・。嘆かわしいですぞ」
常盤の告白に、金剛はため息をつきながら言う。
「な、何よ!が、頑張ったご褒美に大人の階段上らせてあげようとしただけでしょ!!」
金剛のため息に、常盤は思わず、そう言い訳する。
同時に、常盤は後ずさる。
 「常盤様、逃げようなどと・・思っては・・」
金剛が途中まで言いかけたところに、常盤は隠し持っていた小柄を、手裏剣打ちの要領で投げつける。
金剛はそれを難なく受け流す。
同時に、常盤の目の前まで踏み込み、常盤の手首を押さえてしまう。
 「金剛!?離しなさいっ!!」
「そうは参りません。常盤様、お覚悟なされませ!!」
そんな会話の直後、常盤は、金剛に手首を掴まれたまま、体勢を崩す。
あっという間に、常盤は金剛の膝の上に乗せられていた。
 「ちょっと!?降ろしなさいよっ!!」
「だめです。しっかり、反省なされませ」
金剛はそう言うと、常盤の身体を片手でしっかりと押さえつける。
そして、ゆっくりと、もう片方の手を振り上げた。


 バッシィィンンン!!
「きゃあああ!!」
金剛の力強い手が、容赦なく常盤のお尻に叩きつけられる。
袴の上からでも強烈な一撃に、常盤は背をのけ反らせる。
バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!
「ひいっ!ちょっとっ!?金剛っ!やめなさいよっ!!主(あるじ)に・・・何するのよ!?」
お尻を叩く金剛に、常盤はそう言う。
 「常盤様・・。私も、出来ることならば、常盤様の尻を叩きたくはありません」
バシィンッ!ビッダァンッ!バアシィンッ!ビッダァンッ!
お尻を叩きながら、金剛はそう言う。
「じゃあ・・もう・・許し・・きゃああ!!」
「そうは参りません!亡きご先代様に、常盤様のことをくれぐれもよろしくと頼まれております!!ご先代様に代わって、躾けて差し上げます!!」
そういうと、金剛は常盤のお尻をさらに叩きだす。
金剛は、常盤の親である先代の頃から、世話役・執事的存在として、仕えている。
常盤にとって、子供の時から親代わりの存在として世話を受け、悪さをしたときには、お尻を叩かれてお仕置きをされてきた。
それだけに、金剛には頭が上がらないし、誤魔化しも効かない。
 バアシィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バッシィンッ!
「ひいいっ!金剛っ!も・・・もうやめ・・!!ひいっ!!」
常盤は半ば涙目になりながら、金剛に言う。
バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!
「常盤様・・・。年端もゆかぬ子供らに手を出そうとするなど・・嘆かわしいですぞ!!恥を知りなされ!!」
お尻を叩きながら、金剛はお説教を再開する。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!
「ひいんっ!だって・・可愛かったから・・つい・・!ひぃんっ!?」
お尻を叩かれる苦痛に身をよじりながら、常盤はそう弁解する。
バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バシンッ!ビダァンッ!
「だからといって、子供に手を出すのは許されませんぞ!巫女・・いえ、人として恥を知りなされ!!」
常盤の弁解に、金剛はお説教をしながら、さらにお尻を叩く。
 「そんなこと言ったって、しょうがないでしょ!!カワイイんだから!!金剛こそいい加減にしなさいよ!!鬼っ!!人の趣味にイチイチ目くじら立てないでよね!!」
お尻を叩かれて叱られる屈辱に、常盤は思わずそう言ってしまう。
 「常盤様・・・。まさか・・本気でそのようなことを言っているのですか?」
金剛は一旦手を止めて、主に尋ねる。
「だ、だったら・・何なのよ!?」
常盤も苛立った声で、そう言い返す。
 「どうやら、本気のようですね。では・・仕方ありませんな」
そういうと、金剛は常盤の袴に手をかける。
直後、あっという間に、袴を降ろし、ほんのり赤く染まった常盤のお尻があらわになる。
「ちょっと!?何するのよ!?」
「どうやら、常盤様には反省が足りませぬな。容赦はしませぬぞ」
そういうと、金剛は、常盤の裸のお尻目がけ、思いきり手を振り下ろした。
 バアッシィィぃンンンン!!!!!
「きゃあああああんんんん!!!!!」
むき出しのお尻への容赦ない一撃に、常盤は絶叫する。
 バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!ビダァンッ!
「ひいいっ!金剛っ!許してえええ!!ごめんなさいいい!!」
裸のお尻への容赦ない平手打ちに、常盤は屈服する。
「ダメです!常盤様、身に沁みて、反省なされませ」
「そ・・そんなああああ!!ごめんなさいっ!きゃああ!!ごめんなさいっ!きゃああ!!」
その後、長い間、お尻を叩く音と、常盤の悲鳴と『ごめんなさい』が部屋に響き続けた・・。


 「うう・・!?散々な・・・目に・・・遭ったわ・・!?」
常盤は布団にうつ伏せのまま、顔を顰める。
むき出しのお尻は、熟れすぎた桃のように真っ赤に腫れており、触ると火傷するかと思うほどに熱い。
冷やした手拭いを載せているが、それでも熱く感じずにはいられなかった。
 (しばらくは・・つまみ食いもお預けね・・。また金剛にお仕置きされたら、お尻が持たないわよ)
ため息を履きつつ、常盤はそんなことを考えていた・・。


 ―完―

秀道(しゅうどう)学園の日常(全寮制・ショタ)



 契遼州内扶桑国開拓地の某所にある全寮制男子校・秀道(しゅうどう)学園。
敷地内には、生徒達が暮らす学生寮が立ち並んでいる。
その一つに、菊花寮があった。
 菊花寮の裏手には、小さな林が広がっており、寮生たちのちょっとした憩いの場になっている。
その中に、佐々原只常(ささはらただつね)の姿もあった。
只常は菊花寮の寮生の一人。
紫の髪と瞳が特徴的で、女性と見まがう、美しい顔立ちをしている。
体格も細身のせいか、女っぽいなどと他の生徒から揶揄されることもあった。
 只常は紺を基調にしたブレザー式の制服とネクタイ、緑のシャツを着ている。
なお、ズボンは露出の多い短めの短パンである。
菊花寮は15歳未満の年少の生徒達の寮であるため、制服のズボンは短パンと定められている。
 只常は切株に腰かけ、本を読んでいる。
だが、不意に気配に気づき、振り向いた。
「只常クン・・!!」
異様に興奮した声で、声の主は、只常に呼びかける。
正体は年上の男子生徒。
長ズボン式の制服が、年長の学年であることを示していた。
 「何です、またあなたですか?」
只常はうんざりした表情で言う。
目の前の男子生徒に、以前からしつこく言い寄られているからだ。
全寮制男子校、という特殊な環境下のせいか、同性での恋愛や情事が、学園内では行われている。
只常は、その美しさゆえに、年長あるいは同学年の生徒達から、たびたび言い寄られていた。
もちろん、只常にはそういう性癖や趣味は無いので、そのたびに断っている。
だが、中にはしつこく言い寄る手合いもいる。
目の前の、年長の生徒もその一人だった。
 「只常クン・・!!どうして・・僕の気持ちをわかってくれないんだい!!」
「どうしても何も、僕にはそういう趣味はありませんから。もう・・近寄らないで下さい!!」
「ま・・待ってくれ!!」
年上の生徒は、必死に、只常にすがりつこうとする。
「いい加減にして下さい!!」
只常は苛立ちのあまり、男子生徒の腕を取る。
次の瞬間、男子生徒の身体が回転したかと思うと、地面に叩きつけられていた。
「は・・・!?しまった・・!?」
只常が後悔したときには既に遅く、生徒は完全に気絶していた・・・。


 数時間後・・・・生徒指導室。
バシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアアンッ!
「く・・!う・・!くぅ・・・!うく・・!!」
室内に肌を打つ音と、佐々原の苦痛混じりの声が、室内に響きわたる。
佐々原は腕章を身に着けた上級生の膝の上に乗せられ、お尻を叩かれていた。
短パンを降ろされ、むき出しにされたお尻は既に赤く染まっている。
お尻を叩いている生徒の腕章には『懲罰委員』と書かれている。
その名の通り、規則に違反した生徒を罰する役目を持つ生徒だ。
しつこく言い寄ろうとした上級生を投げ飛ばしたことで、佐々原に尻叩きの懲罰を与えているところだ。
 「佐々原クン・・・。いけませんねえ・・・。上級生に暴力を振るうだなんて・・・」
懲罰委員は、佐々原のお尻を叩きながら、お説教をする。
「く・・・!!ぼ、僕は・・降りかかる・・火の粉を・・払った・・だけ・・です!!」
佐々原は苦痛に顔を歪めながらも、反論する。
 バシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアアンッ!バシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアアンッ!バシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアバシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアアンッ!アンッ!バシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアアンッ!
「おや~?反省の見られない態度ですねぇ。上級生に手を上げるなど、この学園では許されないことなのですよ!しかも・・・君のような絶世の美少年でありながら、上級生の愛を拒むなど・・・!!なおさら許すわけにはいきません!!」
懲罰委員は、さらに平手の勢いを強めて、只常のお尻を叩く。
 バシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアアンッ!バシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアアンッ!バシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアバシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアアンッ!アンッ!バシンッ!ビシッ!バシィンッ!ビシッ!バアアンッ!
「くぅあ・・!あぅ・・!くぅ・・!ひぃう・・!ああう・・!くぅ・・!ああう・・!!」
力強いお尻叩きに、佐々原は苦痛に身をよじり、額には脂汗を浮かべる。
 「さぁ、上級生の愛を受け入れると誓いなさい!!そうすれば、懲罰から解放されますよ!!」
お尻を叩きながら、懲罰委員は、佐々原にそう言う。
 「い・・嫌です!!僕には・・そういう性癖も趣味もありません!!受け入れるつもりも毛頭ありません!!」
「おやおや?まだ、痛い目に遭いたいんですか?今度は道具を使いますよ?」
佐々原のお尻を軽くヒタヒタと叩きながら、懲罰委員は言う。
 「く・・!!あなたたちに・・屈するつもりは・・ありません!!」
「やれやれ・・・。仕方ありませんねえ・・・。それでは・・・アレを持って来なさい」
懲罰委員はため息をついて、部下の生徒に命令する。
すると、部下の生徒は、鞭を懲罰委員に手渡した。
 「さぁ・・今度はコレを使いますよ。手など比べ物になりませんよ。今なら・・・許してあげますよ。さぁ、上級生の求愛を受け入れると誓いなさい」
「ぜ・・絶対に・・嫌です・・!!」
佐々原は、懲罰委員の言葉をあくまでも拒否する。
 「やれやれ・・・。強情な・・。では・・・鞭でのおもてなしと行きましょう」
懲罰委員は半ば楽しげに言うと、鞭を振り上げた。


 ビシイッ!ビシッ!ビシィリ!バシッ!ビシッ!
「くうあっ!ああうっ!うっう・・!あああーー!!」
鞭による、鋭い切り裂くような痛みに、思わず佐々原は身をよじる。
あまりの痛みに、佐々原の目尻には涙が浮かぶ。
お尻には鞭の跡が刻みつけられ、見るからに痛々しい。
 「おやおや?まだ、始まったばかりですよ~。そんなのでは、先が思いやられますね~」
懲罰委員は楽しそうな笑みを浮かべて、鞭を振るう。
ビシッ!ビシビシビシッ!ビシビシビシィッ!ビシビシビシッ!
ビシッ!ビシビシビシッ!ビシビシビシィッ!ビシビシビシッ!ビシッ!ビシビシビシッ!ビシビシビシィッ!ビシビシビシッ!
「うわあ!あああっ!ぎひいっ!いいいっ!うわあああ!!!」
佐々原は耐えきれず、悲鳴と共に、両足をバタつかせる。
佐々原のお尻は、蚯蚓腫れの跡が幾重にも刻みつけられ、痛々しい姿になっている。
「ひぃう・・!くぅ・・!痛・・・!うぅう・・・!!許し・・くぅう・・!!」
只常は、涙目で、思わず弱音を吐いてしまう。
「今さら遅いですよ~!さぁ、今度はパドルでおもてなししてあげましょう」
今度は懲罰委員は、鞭から、いかにも痛そうな、穴が開いた上にイボイボの付いたパドルを手にする。
バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バアジぃンッ!ビッダァンッ!
「あああああーーーー!!!」
鞭よりもさらに強烈な打撃に、只常は絶叫し、背をのけ反らせる。
 「ううう・・・!!も・・もう・・無理・・です!!い・・言う・・通りに・・うう・・!!し・・します・・・!!だから・・もう・・許し・・・」
あまりの苦痛に、只常は耐えきれず、泣きながら屈服する。
「残念ですね~。もう・・遅すぎましたね~!今からパドルで二百叩きコースに招待してあげますよ~」
懲罰委員は笑顔で、恐ろしい宣告をする。
「そ・・そんなあああ!!うわああああああ!!!」
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!ババシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!シンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
只常の絶望の叫びと共に、パドルが非情にも振り下ろされる。
その後、長い間、只常の泣き叫ぶ声と、パドルの音が響き渡っていた・・・。


 「理事長。以上が、佐々原只常の、懲罰記録となります」
スクリーンに映る只常の懲罰の動画と共に、懲罰委員が、理事長に報告する。
動画は生徒指導室に隠して設置してある映写機で撮影したもの。
懲罰が行われる際には、必ず撮影し、理事長への報告に使われるようになっていた。
「ご苦労、佐々原只常のその後の様子はどうだね?」
理事長は懲罰委員に尋ねる。
「はっ、懲罰がよく効いたようです。その後は上級生の求愛を受け入れています」
「ふふ・・。ご苦労・・。さすがだな。ああいう美しい少年は、同性に愛され、或いはこうして同性から尻を叩かれて罰せられてこそ、さらに輝くのだ!!」
理事長は興奮した声で言う。
理事長がこの学園を造った目的、それこそが美しい少年が同性に愛される姿、そしてお尻を叩かれて罰せられる姿を思う存分見るためだった。
 「ふふ・・。まさにここは我が天国・・・・フハハハハ・・!!」
理事長は佐々原のお仕置き画像を見ながら、悦に入っていた・・。


 ―完―

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