背徳と罠5(BL・アダルト・鬼畜要素あり)
(BL・アダルト・鬼畜要素ありです。許容出来る方のみご覧下さい)
「ふふ・・・本当に・・・可愛いなぁ・・・」
ノートパソコンの画面を見つめながら、修市はクスリと笑みを浮かべる。
映っているのはお仕置きを受けるヨハネス神父の姿。
携帯で撮影したものをパソコンへコピーして、編集したものだ。
(可愛くて・・・可愛くて・・・たまりませんねぇ・・)
画面のヨハネス神父を眺めているうちに、修市は愛しさがこみ上げてきてたまらなくなる。
(ヨハネス神父・・・あなたが・・あなたが・・・本当に・・・愛おしい・・。見ているだけで・・・たまらなくなってきます・・・。あなたの・・・全てを・・身も心も・・・僕のものに・・・したくてたまらないんです・・)
画像を見つめながら、修市はそう呟く。
今まではお仕置きで満足していたが、もうそれだけでは我慢出来なくなってきた。
本当に、ヨハネス神父の全てを自分のものにしたい。
そういう欲望が修市の心に燃えだしていた。
(そのためには・・・・)
修市は自身の欲望を叶えるために必死に頭を巡らせる。
(ふふふ・・・・そうだ・・・・)
修市はふと浮かんだアイディアに笑みを浮かべる。
(待ってて下さい、ヨハネス神父。身も心も・・・僕なしではいられなくしてあげますからね)
ヨハネス神父が見ようものなら恐怖で震えあがってしまいそうな鬼畜な笑みを浮かべながら、修市は心の中で呟いた。
放課後、宿舎へと通じる道をヨハネス神父が歩いていた。
一見すると普通に歩いているように見えるが、よく見ると何かを懸命に堪えているようだった。
ようやく、宿舎に入り、寝室まで来たところで、ヨハネス神父はホッとする。
(こ・・ここまで・・来れば・・・)
ヨハネス神父は安堵の息を吐く。
(それにしても・・・・幾ら男子校だからって・・・しかも・・・あんな・・・)
ヨハネス神父は、今日聞いた生徒の懺悔を思い出すや、顔を真っ赤にしてしまう。
もっともそういうことに関心があって元気な時期のせいか、何とも生々しく、しかも激しい。
(それにしても・・・・修市君とって・・・そんなに・・・気持ち・・・いいんでしょうか?)
懺悔の内容を思い出しながら、ヨハネス神父はそんな疑問に駆られる。
懺悔を聞いた生徒の情事の相手は修市だったからだ。
(私の馬鹿!何てこと・・考えているんですか!!)
ハッとしてヨハネス神父は自身を叱咤する。
(修市君になんか・・して欲しいだなんて・・思うワケないじゃないですか!!あんな・・あんな・・目に・・いつも遭わされてるのに!!)
ヨハネス神父は自身の罪をたてに、お仕置きをしてくる修市を思い返す。
(でも・・・・目を覚ますと・・・いつもちゃんと・・・手当てしてくれてますよね・・・。それに・・・・何か・・子供が・・好きな子をいじめたいって感じですし・・・)
お仕置き中の修市の態度、そしてお仕置き後にはかならず手当てがされているという事実に、ヨハネス神父は一瞬そう考える。
(馬鹿な!何を考えてるんですか!そうやってきっと気があるように思わせてるだけに決まってます!あんなに・・・たくさんの生徒相手に遊んでるんですから!!)
ヨハネスは懺悔を通して聞いた修市の数多くの情事から、そう判断する。
(修市君のことなんか考えてるからいけないんです!!仕事でもしましょう!)
自身にそう言い聞かせると、ヨハネス神父はノートパソコンを広げ、授業に必要なプリントの作成に取りかかろうとした。
(だ・・・ダメ・・・。集中・・・出来ない・・!!)
ヨハネス神父はパソコンと向き合いながら、身体をムズムズさせる。
パソコンでの作業に集中しようとするが、淫らな懺悔が頭から離れない。
必死に考えまいとするが、そうすればするほど逆に意識せずにはいられなくなる。
(私の馬鹿!!どうして・・・こんなことも・・・)
ヨハネス神父は自身を叱咤する。
だが、そんなことをすれば却って妄想や情欲に火を注ぐもの。
やがてヨハネス神父の脳裏で、修市と懺悔をした生徒との情事がリアルに浮かび上がる。
(ダメ・・!!こんなこと・・・考えたら!!)
必死に淫らな妄想を振り払おうとするが、もう後の祭り。
神父服の下で、男性器官がムクムクと頭をもたげ始めた。
(ダメ・・!絶対・・ダメ!でも・・でも・・・我慢・・出来ない・・!!)
もはや我慢が効かなくなるや、ヨハネス神父はベッドに飛び込むようにして横になる。
そして、ズボンを下ろすや、ゆっくりと自分自身をしごき始めた。
「ハァ・・・ハァ・・・ハッ・・ハッハッハァ・・・」
刺激を加えるうちに、神父自身がゆっくりと立ち上がり、固くなってゆく。
やがて、ジワジワと先端から白いものが沁み出し始めた。
(こ・・・これじゃ・・・足りない・・・)
前だけの刺激では飽き足らず、ヨハネス神父は前を刺激しているのとは反対側の手を後ろに回す。
(ダメ!何やってるの・・!!)
一瞬、理性がヨハネス神父を止めようとする。
だが、前から与えられる快感は神父の理性を軽く吹っ飛ばす。
唾で指を湿らせると、ヨハネス神父はもう片方の手で後ろも弄くり始めた。
「ハァ・・ハァ・・・アン・・修・・・市・・・くぅん・・・」
無意識のうちに、ヨハネス神父は修市の名を呼んでいた。
修市の名を呼びながら、ヨハネス神父は指を奥深くに挿し込む。
「くふ・・・うぅ・・うふ・・・ひぅくぅふ・・・・」
やがて、指が体内のイイところを刺激しはじめ、前が暴れ馬のように元気よく動き始める。
「あ・・ア・・・アッ・・あぁ・・・アッアァァア――――ッッッッ!!!!」
甲高い声と共に、ヨハネス神父は白濁液を思い切り放出した。
(な・・・・何て・・こと・・・)
後始末をしながら、ヨハネス神父は自己嫌悪にうち沈んでいた。
(神父なのに・・・・。こんな・・・こんな・・こと・・・・なんて・・・・情けない。しかも・・・しかも・・・生徒を・・だ・・なんて・・・・)
淫欲に屈して自慰をしたのみならず、同性、しかも生徒を妄想の対象にした。
聖職者としてあるまじきこと。
にも関わらず、それをしてしまった自身の意志の弱さ、淫らさがたまらなく情けなくてたまらない。
「おやおや~。凄いですね~~~」
不意に聞こえてきた声に、ヨハネス神父はギクリとする。
恐る恐るドアの方を振り返ると、いつの間にかドアが少し開いており、その間から修市の姿が見えた。
「しゅ・・・修市くん・・・・」
怯えた声で言うヨハネス神父を尻目に、修市はドアを閉めて室内へ入って来る。
「ふふふ・・・・。神父でありながら一人エッチ・・・しかも・・・生徒をそういう対象としてるだなんて・・・・。いけない人ですねぇ・・・・」
「い・・・・言わないでぇぇ・・・」
ヨハネス神父は羞恥で顔を赤くする。
「おやおや?まだヨハネス神父にも羞恥というものがあったんですねぇ?」
「ば・・馬鹿にしないで下さい!恥を知らない子供なんかじゃありません!!」
修市の口調に思わずヨハネス神父は、子供扱いされたかのように感じてカッとなって言ってしまう。
だが、すぐに後悔する。
こんなことを言えば墓穴を掘ってしまうのは明らかだったからだ。
「ちゃんと恥を知っている大人にはとてもふさわしいとは思えませんけど?」
「く・・・。な・・・ならば・・・・どうすればいいんです?」
「ヨハネス神父・・・自分が神父としていけないことをしたのはわかっていますよね?」
「え・・えぇ・・・」
「反省してますか?」
「え・・えぇ・・・・」
「だったら・・・・わかって・・いますよねぇ?」
ニコリと笑みを浮かべると、修市は机を指し示す。
(や・・・やっぱり・・・)
予想はしていたが、実際にお仕置きの合図をされると、表情が嫌そうになる。
「おや?何ですか?その顔は?」
「こ・・これは・・・」
ヨハネス神父は思わず口ごもる。
「全く・・・呆れましたねぇ。自分が悪いことをしたのにそんな顔するだなんて。それじゃあ子供と同じじゃあないですか」
(く・・・悔しい!!)
修市の言葉にヨハネスは屈辱で肩が震える。
「ば、馬鹿にしないで下さい!私はそんな子供じゃありません!!」
自分の首を絞めるのはわかっていたが、それでもヨハネス神父は言わずにはいられなかった。
「そうですか~?とてもそうには見えませんけど?」
「わ、私は一人前の大人です!ちゃんとやったことの責任は取れます!!」
「でしたら、証明してくれますよねぇ?」
「あ、当たり前でしょう!!」
(あぁ・・・・私の馬鹿・・・)
ヨハネスは自分を罵りたくなる。
こんなことを言えば、否応なしにお仕置きを受けなくてはいけない。
(ええい!もう・・どうにでもなれです!!)
半ばヤケになってヨハネス神父は心の中で叫ぶと、机の方へと向かう。
そして、いつものように机にうつ伏せになると、修市に向かってお尻を突き出した。
(うぅう・・・く・・・悔しい!!)
お仕置きを受ける体勢を取りながら、ヨハネス神父はそう思わずにはいられない。
確かに童顔っぽい感じのせいで、若く見られたりしてしまう。
しかし、これでも27歳、立派な成人男性だ。
27歳にもなって小さな子供のようにお尻をぶたれてお仕置きをされる、それも10歳も年下の子供に。
屈辱などというものではない。
悔しくて、情けなくて、恥ずかしくてたまらない。
自然、全身が屈辱感でブルブルと震えてくる。
(フフフフ・・・・・可愛いなぁ・・・・)
背後から、全身を震わせるヨハネス神父の姿に、修市は思わず笑みを浮かべる。
(もっと・・・可愛い姿を見せてもらいますよ・・・フフフフ・・・)
心の中でそう呟くと、修市は慣れた手つきで神父服の裾を捲り上げ、ズボンを下ろしてお尻をあらわにする。
(うぅう・・・・見られ・・てるんだ・・・)
裸になったお尻にヨハネス神父は修市の視線を感じる。
自分よりずっと年下の子供にお尻を、しかも大事なところや一番奥までさらしている。
そう思うとますます羞恥心がこみ上げ、さらに身体が震えてくる。
「さぁ・・・・行きますよ。よろしいですよねぇ?」
「わ・・・わかって・・います・・!叩くなら・・・叩けば・・いいでしょう!!」
せめてもの意地に、ヨハネス神父は虚勢を張ってみせる。
そんな神父の姿に満足したような笑みを浮かべると、修市は右手でヨハネスの身体を押さえる。
そして、ゆっくりと左手を振り上げた。
ビシィィィィ!!!
「くぅ・・・!!」
強い衝撃に思わずヨハネス神父は声を漏らしてしまう。
ビシッ!バシィッ!バンッ!バシッ!ビシィィ!
鋭い音と共に、斬るような痛みがお尻に走る
決して声を漏らすまいとするヨハネス神父だが、声を押し殺しているだけに余計に痛く感じる。
(こ・・これ・・まさか・・)
声を懸命に押し殺しながら、ヨハネス神父は後ろを振り向く。
すると、修市の手に鞭が握られているのが見えた。
「おや?どうしたんですか?」
振り返ったヨハネス神父に、修市はそう尋ねる。
「修市君・・・そ・・それ・・」
おずおずと尋ねるヨハネス神父に、修市はクスリと笑みを浮かべる。
「フフフ・・・。これですか?何度も同じことをしてる、いけないヨハネス神父にはこれくらい必要でしょうからねぇ」
(そ・・そんな・・・・)
ヨハネス神父は目の前が暗くなりそうになる。
「でも・・どうしても耐えられないっていうなら手にしてあげてもいいですけどねぇ」
「そ・・そんなことありませんっ!!」
(ああ・・・私の馬鹿・・・)
口から思わず出た言葉にヨハネス神父は自分を罵りたくなる。
「無理はしなくてもいいんですよ~?」
クスクスと笑みを浮かべながら言う修市に、ヨハネス神父はさらに自身の首を絞めるようなことを言ってしまう。
「無理なんかしてません!鞭だろうが何だろうがちゃんと受けられます!そんな子供じゃありません!!」
(もう・・いつも・・どうして・・・)
ヨハネス神父は泣きたくなる。
無意味なプライドや意地を優先し、自分の首を絞める真似ばかりをしてしまう。
どうしていつもこうなってしまうのか。
自分でも呆れずにいられない。
だが、後悔などしても無駄だ。
こうなった以上、嫌でも鞭のお仕置きを受けざるを得ない。
今さら鞭は痛いし怖いから嫌だなどと言えないからだ。
これまた無意味なプライドだとわかっていても、こうせずにはいられなかった。
情けない姿をさらすくらいなら、お尻が壊れた方がズッとマシだったからだ。
「フフフ・・・・では・・・遠慮なくいきますよ。いいですよねぇ?」
「す・・好きにしたら・・どうです。こ・・・こんなもの・・蚊が刺したようなものですよ!!」
これから来るさらに厳しいお仕置きに、恐怖で身を震わせつつも、必死にヨハネス神父は強がってみせる。
その姿に修市は満足げな笑みを浮かべると、再び鞭を振り下ろした。
ビシィィィ!!ビシッ!ビシビシッ!ビシャンッ!バシィンッ!バアンッ!
「・・ぅ・・ぁ・・あぅ・・あっ・・くぁ・・・ぁぁ・・・」
(だ・・ダメ!声なんか・・・出した・・ら・・・)
必死に自身に言い聞かせるが、強烈な鞭打ちに意思とは裏腹に声が漏れてしまう。
ビシィィィ!バシッ!ビシッ!ビュンッ!バアシィンッ!バシィンッ!
「う・・うぅ!ぐぅ・・!ぐっ・・!あく・・!」
鞭が一振りされるたび、蚯蚓腫れがヨハネス神父のお尻に刻みつけられ、それが幾重にも重なってゆく。
その強烈な痛みにとても耐えることなど出来ず、自然に呻き声が大きくなる。
「全く・・本当にいけない方ですねぇ・・・」
鞭を振り下ろしつつ、呆れたような口調で修市は口を開く。
バシッ!ビシッ!バシッ!ヒュンッ!ビュウンッ!バァシィンッ!
「うぁ・・・ひっ・・!ぎっひぃ・・!ひぃんっ!」
「以前に何度も一人エッチなんかして、僕にお仕置きされたのに・・・・」
ヒュンッ!ビシッ!ビシィッ!バシィンッ!ビュウンッ!バシッ!
「ひぎぃ・・!ひっ・・!ひぃぃ・・!ぎっひぃぃ・・!!」
鞭が与える鋭い痛みに、ヨハネス神父は目尻に涙を浮かべ、お尻を左右に揺らしてしまう。
「懲りずにまた・・一人エッチ・・・・しかも・・・あろうことか・・・生徒の僕をその対象に・・するだ・・なんて・・・」
「い・・・言わないでぇぇ・・・修市・・くぅぅん・・・」
目尻に涙を浮かべながら、ヨハネス神父は懇願する。
修市の言葉が鋭い矢のように神父の心に突き刺さり、それが罪悪感や疾しさを燃え上がらせる。
「本当に・・・本当に・・・呆れた・・・いけない・・方ですねぇ・・。そんな・・・いけない神父は・・・こうです・・えいっ!えいっ!」
ビシャ~ンッ!ビッダァァ~~ンッッ!!バアッシィィ~~ンッ!!ビッダァァ~ンッ!
バアッジィ~ンッ!ビバッジィィ~~ンッッ!!
「ひっ・・!ぎっひぃぃ!ぎひっ!ひゃああっっ!!」
さらに容赦の無い鞭の打撃に、ヨハネス神父は背をのけ反らせ、悲鳴を上げるとぐったりしてしまう。
「ひ・・・やめて・・・。修市くん・・・も・・もう・・やめて・・・。許して・・・反省・・してます・・から・・。私が・・・・悪かった・・です・・から・・・」
ヨハネス神父は必死になって許しを乞う。
本当はこんな風に謝るなど恥ずかしくてたまらない。
だが、まるで焼却炉の火が燃え盛っているような熱さのお尻に、そんなプライドなど消し飛んでしまう。
「どうですかねぇ?今まで同じこと言ったのに、結局破ったんじゃないですか?口先だけの反省なら、子供でも出来ますよ~?」
「く・・・口先だけなんかじゃありません!!」
修市の挑発するような口ぶりに、ヨハネス神父は思わず叫ぶように言う。
「それなら・・・・それを証明してもらいましょうかねぇ?」
「証明?」
「ええ、どうします?」
ニコリと笑みを浮かべる修市にヨハネス神父は危険を感じる。
修市のことだ、ろくでもないことに決まっている。
「おや~?やっぱり口先だけですか~?それじゃあ子供と変わらないですね~」
ヨハネス神父の心理を読むや、修市は嘲笑してみせる。
(く・・・悔しい!!)
修市の嘲笑にヨハネス神父は悔しさと屈辱感が一気に噴き上がる。
修市のいいように操られているのはわかっている。
だが、そうとわかっていても、もはや止められなかった。
無意味なプライドだとわかっていても、そのプライドを傷つけられる方が、ヨハネス神父にとってはたまらなかった。
「そんなことありません!!証明するためなら、何だってやってみせます!!」
「その言葉・・・嘘はありませんね?」
修市の笑みにヨハネス神父は罠にかかったことを確信する。
だが、それを承知でヨハネス神父は言い放った。
「ありません!!さっさと・・・始めたらどうです!!」
「う・・うひ・・」
ヨハネス神父は全身が震えそうになるのを必死に堪える。
クチュ・・・クチュクチュ・・チュクチュク・・・。
ヨハネス神父の背後では、修市が最奥部に指を挿し入れ、念入りに刺激をしていた。
「反省しているなら、どんなにエッチなことされても気持ち良くなんかならないでしょう?」
それが修市が要求した証明方法だった。
(だ・・ダメ・・・。気持ち・・よく・・なって・・・)
しつこく蕾を刺激され、ヨハネス神父はだんだん快感を覚えてくる。
と同時に、ムクムクと前の方が反応してきた。
(ダメ!!別のことを・・考えなきゃ!!)
ヨハネス神父は必死になって頭の中で賛美歌を思い浮かべる。
同時に、片手で自分自身をしっかりと握りしめてしまう。
(おやおや。結構頑張ってますねぇ)
必死に快感に負けまいとするヨハネス神父に修市は感心する。
(でも・・・そうはいきませんよ。僕の虜になってもらわなきゃいけませんからねぇ)
修市は一旦指を抜く。
指を抜かれてヨハネス神父はホッとするが、直後、奇妙な感触を覚えた。
ジュル・・・ピチャピチャ・・・・。
(嘘・・・まさか・・お尻・・舐めてる・・・)
お尻の方から聞こえてくる音に、ヨハネス神父はまさかといった表情を浮かべる。
「え・・あ・・あぅ・・あっくぅぅ!!」
不意に舌が体内に侵入し、ヨハネス神父はビックリする。
そこへ、修市が舌のみならず、指でも責め始めた。
グチュ・・チュチュ・・・チュクチュク・・ズヌチュ・・・ヌチュチュ・・・。
指と舌から与えられる快感、耳から入って来る淫らな音、それらがヨハネス神父をこれでもかと責め立てる。
(ダメ・・!ダメ・・!でも・・でも・・・気持ち・・・イイ・・!!)
ヨハネス神父は懸命に自身を叱咤する。
だが、快感は容赦なく神父を襲い、意思とは裏腹に、肉茎がゆっくりと立ち上がり、硬化してゆく。
「ひぃ・・あ・・あく・・・ひっ・・ひゃあああーーーーーっっっ!!!!」
お尻に与えられる快感にもはや耐えきれず、ヨハネス神父は思い切り欲望を噴き出してしまう。
「ハ・・ハァ・・・ハァハァ・・・・」
ヨハネス神父はぐったりして机にうつ伏せになる。
「ふふふ・・・イッてしまいましたねぇ・・・・」
背後からの声にハッとしてヨハネス神父は振り向く。
「しゅ・・修市くん・・・」
「お仕置きされたのに、気持ちよくなってしまうなんて・・・いけませんねぇ・・」
「そ・・それは・・・」
「どうやら反省出来てないようですねぇ。そんなヨハネス神父には・・・もっとお仕置きしてあげます」
「や・・やめて・・お・・お願い・・」
恐怖に思わず懇願するヨハネス神父だったが、修市が聞くわけもない。
修市は鬼畜な笑みを浮かべると、再び鞭を振り下ろした。
「また・・・いじめすぎちゃったなぁ・・・・」
気を失ったヨハネス神父のお尻に薬を塗りながら、修市は反省する。
ヨハネス神父が可愛いものだから、ついついお仕置きをしすぎてしまう。
よくないと思いつつも、どうにも止められなかった。
(それにしても・・・気持ちいいのを必死に我慢してる姿も・・可愛かったなぁ)
蕾を執拗に責めたときの神父の姿を思い出し、修市は顔がにやけてしまいそうになる。
(少しずつ・・・僕の味を覚えさせてあげますからね。覚悟して下さいね、ヨハネス神父)
修市は心の中でそう呼びかける。
これからは、お尻を叩くだけでなく、性的なお仕置きも加えることにした。
そうやって、ヨハネス神父を自身の虜にしていこうというわけだ。
修市は身をかがめると、愛情の籠ったキスをした。
―完―
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