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精霊の怒り・騎士の償い(オリジナルm/クロエ)



(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 山林の奥にある、とある泉。
泉からは、温かい湯気が上がり、近くの木こりなどが、のんびりつかっている。
ここは、山林にある自然の温泉。
観光地から離れているため、地元の住人や山の獣達くらいしかやってこないが、それゆえに、隠し湯として、地元民や山の生き物から重宝されている。
 温泉の傍らには、小さな祠が建っている。
その祠の中に、人影が見えた。
 人影の正体は、赤っぽい髪をした、10歳くらいの少年。
(外は今日はだいぶ寒そうだな・・・。なら・・火を強めないと)
少年は温泉に向けている両手に、意識を集中させる。
すると、少年の手がメラメラと燃え盛る炎に包まれる。
同時に、温泉から上がる湯気が多くなる。
温泉は、先ほどよりも暖かくなり、皆、満足げな表情を浮かべる。
それを見た少年の表情が、嬉しそうな笑みが浮かぶ。
 少年の正体は、祠に祀られている精霊。
炎や熱を操る力を持ち、この辺り一帯を治める上位の精霊から、この温泉の管理を任されていた。
この温泉を適切な状態に保ち、人や獣達を、温泉を通じて癒し、活力を与える。
それが、この少年精霊の仕事であった。
少年は適切な火力に調節し、温泉の快適度を高めてゆく。
入浴者達の表情がより満足げに緩んできた、そのときだった。
 突然、手傷を負い、猛り狂った魔物が現れた。
「待て!逃がさぬ!?」
同時に、魔物を追いかけて、剣を手にしたクロエ・ヴァレンスが姿を現した。
精霊が嫌な予感を覚えた直後、魔物とクロエの戦いがその場で始まる。
当然、温泉に入っていた者達は、我先にと急いで逃げ出した。
やがて、魔物は祠の目の前に追い詰められる。
 「覚悟を決めよ!驟雨虎牙破斬!!」
高速の連続攻撃が魔物に襲いかかり、祠目がけて、魔物は吹っ飛ばされる。
祠に叩きつけられると共に、魔物は咆哮を上げて、絶命した。
 「これで・・よしと」
クロエは倒した魔物から、素材を手に入れる。
この魔物から取れる素材を集めるのが、今回の依頼だった。
素材を手に入れたクロエが、その場を立ち去ろうとしたそのときだった。
 「そこのお姉さん!!ちょっと待ってよ!!」
クロエは声をかけられ、思わず振り返る。
すると、そこにはいつの間にか、精霊の少年の姿があった。
 「そなた、何者だ?」
見知らぬ少年の姿に、思わずクロエは尋ねる。
「僕のことはどうだっていいよ。それよりお姉さん、コレを見てよ」
精霊の少年は、先ほどまで自分がいた祠を指し示す。
祠は、魔物が叩きつけられたときの衝撃で、壊れてしまっていた。
 「これは・・・!?」
「そう、お姉さんが魔物と戦ったせいで、こうなったんだよ。それだけじゃないよ。お姉さんがこんなところで戦うから、皆せっかく温泉に入ってたのに、逃げちゃったんじゃないか!!」
精霊の少年は、怒りの声でクロエに言う。
 「そなたは・・・この温泉の管理者か?すまぬ!私のせいで迷惑をかけた!!」
クロエは自身の非を認め、素直に謝る。
だが、少年の怒りは収まらない。
 「謝っただけじゃ、許さないよ!お姉さん、お仕置きだよ!!」
「な、何をしろ、というのだ?」
怒り心頭の少年に、クロエはおずおずと尋ねる。
「そうだね。お姉さんみたいな悪い子には、『お尻ペンペン』かな。さぁ、僕の膝においで」
少年は座った姿で宙に浮くと、自分の膝を軽く叩いて、言う。
宙に浮き、また背中から炎のような後光が差す姿に、クロエも少年が普通の人間ではないこと、詳しい正体はわからないながらも、神や精霊といった、神聖な存在であることを悟る。
自分が悪い、という意識も相まって、クロエは抵抗せず、素直に少年の膝の上に、うつ伏せになった。
 「ちゃんと悪いとは思ってるんだね。えらいね」
少年は素直に膝に乗ったクロエの頭を撫でてやる。
「や・・やめてくれ・・。は、恥ずかしい・・!」
クロエは羞恥に思わず顔を赤くする。
「お姉さん・・・いや、クロエ、恥ずかしいのもお仕置きのうちだよ」
「な、何故私の名を・・・?」
「僕は精霊だよ。それくらいわかるさ。さぁ、クロエ、覚悟はいいかい?」
「は・・始めるなら・・始めてくれ・・!私だって・・恥ずかしいのだ・・」
クロエは恥ずかしさに身を震わせつつ、言う。
「わかってるよ。じゃあ、行くよ」
少年はクロエが手でお尻を庇えないよう、クロエの左手を、自分の右手で後ろ手に押さえる。
そして、左手をゆっくりと振り上げた。


 パアシィンッっ!!
ブルルンッッ!!
「く・・・!?」
少年の平手打ちが、タイツ越しのクロエのお尻に叩きつけられる。
衝撃で、クロエのお尻は別の生き物のように、ブルブルと震える。
そこまで強くはない鈍い痛みと共に、焼き鏝でも当てられたような熱感がクロエのお尻を襲う。
思わずクロエが振り返ると、少年の平手は赤い炎に包まれていた。
 「そ・・それは・・?」
クロエは思わず尋ねる。
「これは精霊の炎だよ。僕は炎と熱の精霊だからね。安心して。普通の火じゃないから、服が燃えたり肌が火傷することは無いよ。ただし・・熱はあるからね。クロエの悪いお尻に、たっぷりと痛くて熱い思いをしてもらうよ」
少年はそう宣告すると、クロエのお尻を再び叩きはじめる。
 パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
「う・・!く・・!?う・・!くぅ・・・!あぅ・・・!?」
平手の音と共に、クロエのお尻は柔らかいプリンのように、左右に波打つ。
少年の平手打ちは、普通の子供が思いきり力を振るっているのと同程度。
痛いことは痛いが、そこまでではない。
だが、手に纏った炎の熱気は強く、容赦なくクロエのお尻を責めたてる。
熱気の苦痛に、クロエは表情を歪ませる。
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
お尻を叩く軽快な打撃音と共に、タイツ越しのクロエのお尻が、何度も波打ち、震える。
 「クロエ、君にだって事情があるんでしょ。それはわかるよ。あの魔物を討伐してくれとかさ」
クロエのお尻を叩きながら、精霊なお説教を始める。
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
「でもさ、ここに、人や獣が集まってたのは、ちょっと見ればわかるはずだよ。こんなところで戦えば、巻き添えが出る危険はわかるでしょ?」
クロエの波打つお尻を叩きながら、精霊はお説教を続ける。
 パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
「す、すまぬ・・・!頭に血が上ってしまっていた・・・!許してくれ・・!!うう・・!」
お尻を叩かれる苦痛に顔を歪めつつ、クロエは謝る。
 「そういうのがダメでしょ。クロエ、君は騎士なんだから。周りを巻き込まずに、魔物を討伐することを考えなきゃでしょ!!」
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
お説教と共に、少年の小さな平手が、クロエのスタイルの良いお尻を容赦なく襲う。
タイツに包まれたお尻は甲高い音と共に、左右に激しく揺れ続ける。
 しばらく経った頃・・・。
「ハァ・・・ハァ・・ハァ・・・」
クロエは少年の膝の上で、荒い息を吐く。
クロエのお尻は、タイツ越しでも赤みがほんのり見える状態になっていた。
何度も叩かれて腫れているためか、心なしかタイツがキツめに見える。
 「クロエ、少しは反省した?」
一旦、お尻を叩く手を止めて、少年精霊は尋ねる。
「し・・した・・!わ、私が・・悪かった・・!後先考えずに、周りを巻き込むような戦いはもうせぬ・・!!許してくれ・・!!」
クロエは荒い息を吐きながら、精霊に言う。
 「反省はしてるようだね。でも・・・今日は僕も結構怒ってるし、クロエには本当に分かって欲しいから・・・仕上げのお仕置きをするよ」
精霊はそう言うと、クロエのタイツを降ろす。
おかげで、クロエの叩かれて赤く腫れたお尻があらわになってしまう。
 「くぅぅ・・!?」
お尻を丸出しにされた恥ずかしさに、クロエは顔を再び赤くする。
「クロエ、今度は思いきりお尻を叩くからね。一回、叩くことに『ごめんなさい』って言うんだよ。わかった?」
「く・・!わ、わかった・・・・」
クロエの返事に、精霊は再び炎を手に纏わせ、平手を振り下ろす。
 バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!!
強烈な打撃音と共に、クロエのお尻が大きく左右に波打つ。
「くぅぅ・・!ご・・ごめん・・なさい・・」
さっきまでとは比べ物にならない打撃に、クロエは思わず顔を顰める。
それでも、言われた通り、クロエは『ごめんなさい』を言う。
バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!
バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!
バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!
「ひっう・・!ごめん・・なさい・・!ああうーっ!ごめ・・ん・・なさい・・!くぅあ・・!ごめん・・なさい・・!!」
一打一打、精霊は力を込めて、クロエのお尻を叩く。
そのたびにクロエのお尻がプルンプルンと震え、クロエの『ごめんなさい』が響き渡る。
その後、50を数えるまで、精霊からのお尻叩きとクロエの『ごめんなさい』があたりに響いていた・・・・。


 「うう・・・ああぅ・・!?」
精霊の膝の上に乗せられたまま、クロエは苦痛に顔を歪める。
ようやくお尻叩きからは解放されたものの、動くに動けず、精霊の膝の上でうつ伏せのまま、うなだれていた。
 「クロエ、心から反省出来た?」
精霊は片手でクロエの頭を撫でながら、尋ねる。
「し・・した・・。精霊殿・・本当に・・私が悪かった・・。もう・・周りを巻き込むような無茶なことはせぬ・・・!本当に・・すまなかった・・・」
荒い息を吐きながら、クロエは謝る。
「ちゃんと反省出来たね。えらいね、クロエはいい子だね」
精霊はクロエの頭を優しく撫でながら、褒める。
「や・・やめてくれ・・!わ、私は・・子供ではない・・!!」
外見は自分より年下の相手に子供のような対応をされ、クロエは羞恥に身を震わせる。
「僕から見れば、クロエはまだまだ子供だよ。クロエ、今回はこれで許してあげる。今日のことを忘れないで・・立派な騎士になってね!!」
不意に、クロエは宙に浮いたかと思うと、ゆっくりと地面に着地する。
同時に、精霊は姿を消していた。
 「うう・・・!全く・・・とんだ目に・・遭ったな・・・」
ようやくお尻をしまいながら、クロエはぼやく。
散々に叩かれたお尻は腫れ上がり、タイツを上げるのもキツい。
お尻の痛みを堪えつつ、クロエはよろよろとした足取りで、その場を後にした。


 ―完―

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クロエの受難・農家編(農家/クロエ)



(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 ある日のこと・・・・。
その日も、その男は、いつものように、林の中を見回っていた。
彼は代々、この林や周りの農地を所有する地主の当主。
付近の山に住む魔物の被害から林や畑を守るため、毎日、愛用の弓矢と手斧を身に着けて見回りをしている。
 (そろそろ・・・一休みするか)
見回りをしながら、そんなことを考えた、そのときだった。
 突然、魔物の咆哮と、木々を薙ぎ倒すような音が聞こえてきた。
(何だ!?)
思わず男は、弓を構えつつ、物陰に身を潜める。
弓を構えたまま、緊張した面持ちで、男が様子を伺っていると、手負いの魔物が姿を現した。
 傷のせいか、かなり怒り狂っている。
もし気づかれたら、こちらに襲いかかって来るかもしれない。
男は、さらなる緊張感に包まれる。
 「さぁ・・追いつめたぞ!!」
魔物を追うように、クロエが姿を現す。
魔物に傷を負わせたのは、クロエだった。
ギルドから魔物討伐の依頼を受けて、戦っているところだ。
魔物はクロエの姿を認めると、咆哮を上げて、襲いかかる。
 「甘い!魔神剣!」
クロエはかわしつつ、剣で衝撃波を飛ばして攻撃する。
だが、魔物もすかさず衝撃波をかわす。
衝撃波が、魔物がいた場所の背後の木にあたり、木を傷つけてしまう。
 「おんまぇえええ!!!何をしてるううううう!!!!」
傷ついた木を見るや、男は激昂する。
その声に魔物もクロエも驚いてしまう。
 「おいいいい!!そこの娘えええ!!」
驚いている魔物とクロエを尻目に、男はクロエに詰め寄る。
「そ、そなた何者だ!?危ないぞ!ここからすぐに去るのだ!?」
クロエは突然現れた男に驚きつつも、男に警告する。
 「あああ~~っ!そこのお前!?話の邪魔だあああ!!とっととあっち行けええ!!」
男は魔物の方を振り向くと、弓を構えて、魔物に怒りの声で言う。
魔物も男の気配に怯んだのか、急いで逃げ去った。
 「さぁて・・・・」
男は怒り心頭な表情で、クロエと向き合う。
「あんた、名前は?ここで何してる?」
「私はクロエ・ヴァンレス、ある街のギルドに所属する騎士だ。ここへは、先ほどの魔物の討伐依頼で来たのだ」
「なるほど~。騎士様ねぇ・・・。わっちはここの林の持ち主だ」
「そなたが持ち主か!?これは失礼した!すまぬ!勝手に入ってしまった!?」
「そうだなぁ、お前さん、人様の許可なく入った上に・・・人の林の木も傷つけたんだったなあ・・・」
クロエの話に、男の怒りゲージがさらに上昇する。
 「騎士様さあ、悪いとは、思ってなさるんか?」
怒りを堪えつつ、男は尋ねる。
「む、無論だ!この失態を許してもらえるなら、どんな罰でも受けよう」
「本当だべな?」
「もちろんだ!!」
「よおし・・!そんなら騎士様!尻を出しなされや!!」
「し・・尻!?な、何故だ!?」
いきなり尻を出せと言われ、クロエは思わず声を上げる。
 「決まっとるべえや!!仕置きっちゅうたら、尻叩きだべぇ!!さっさと尻出しなされ!!」
「そ・・そんな・・!?」
まさかの言葉に、クロエは驚愕する。
 「んん~?騎士様!?お前様、騎士のくせに、自分の言うたこと、破りなさるんか!?『どんな罰でも受ける』言うたんは、騎士様じゃろうが!?反省しとりませんのか!?」
男はクロエの痛いところを突いてくる。
「そ・・そなたの言う通りだ。わ、わかった・・・。そなたから、尻叩きの罰を・・・受けよう・・・」
男の正論に反論出来ず、クロエはそう言う。
 「そんなら騎士様、ここに来なせぇだよ」
男は近くの切り株に座ると、膝の上を指し示す。
「く・・・!?」
クロエは恥ずかしさに表情を歪めつつ、言われた通り、男の膝の上にうつ伏せになる。
「ええ覚悟だべな。さてと・・・」
男はクロエのタイツに手をかけると、下着ごとタイツを降ろしてしまう。
あっという間に、クロエのスタイルの良いお尻があらわになってしまった。
「うわぁ!?何をするのだ!?」
お尻を出され、思わずクロエは声を上げる。
「お仕置きっつうたら、裸の尻にするもんだべよ。騎士様、覚悟するべさ」
男はそういうと、間髪入れずに、手を振り上げる。
そして、真っ向から振り下ろした。
 バアッッチィィィンンン!!!
「うわあああああ!!!!」
最初から強烈な一撃に、クロエは背をのけ反らせ、悲鳴を上げる。
バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!
「まああったくううう!!騎士様ああああ!!おめえ様はぁぁ!!!」
男は怒りの炎を燃え上がらせながら、クロエのお尻に苛烈な平手打ちを降らせる。
 バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!
「く・・!う・・・!くぅ・・・!う・・・!くぅぅ・・!」
クロエは苦痛に顔を歪め、苦悶の声を漏らしながら、必死に耐える。
 バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!
「こんの林もっ!周りの畑もっ!!全部わっちらが、必死こいて、造ってきたもんだべよおお!!こっこまんで来るんはぁぁっっ!!並大抵のこっちゃあ、なかったべええよおお!!」
クロエのお尻を叩きながら、普段の苦労を思い出し、男はさらに怒りを募らせる。
 「ほ、本当にすまぬ!私が悪かった!!そなたの大事な林を傷つけてしまった!許してくれ!!」
クロエは苦痛を耐えながら、必死に謝る。
お仕置きが始まって、まだそんなに経っていないはずだが、既にクロエのお尻は全体が赤く染まっていた。
 「悪いと思ってるんなら、しっかり反省するべさ!まだまだ行くべさ!!」
男はそういうと、さらに、クロエのお尻に平手を振り下ろす。
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「うわあぁあ!あああっ!ひぃうぅ!きゃああ!!」
集中豪雨のような平手打ちに、クロエは身を悶えさせ、悲鳴を上げる。
無意識にクロエは両足をバタつかせていた。
お尻はどんどん赤みを増してゆき、さらに色濃い赤へと染まってゆく。
「悪い子だべさ!悪い子だべさ!悪い子だべさ!」
「うわあああ!許してくれぇ!わぁぁぁ!」
「『許してくれ!』じゃねえべさ!こういうときは『ごめんなさい』だべさ!!」
男はクロエのお尻を叩きながら、そう叱りつける。
 バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「ひぃぃぃ!ごめんなさい!私が悪かったぁぁ!ごめんなさい!ごめんなさい!」
クロエは両足をバタつかせながら、必死に謝る。
「やっと『ごめんなさい』したべさな。そんなら・・あと100回だべ!」
「そ・・そんな!?うわああ!!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
クロエが必死に『ごめんなさい』する中、お尻を叩く音が響き渡る。
その後、男の宣言通り、100回を超えるまで、お尻を叩く音とクロエの『ごめんなさい』が林に響き続けた・・・・。


 「うう・・・!?」
クロエは涙目になりながら、ジッと大きな木の傍らに立ち尽くす。
丸出しにされたお尻は痛々しい程に赤く染まり、倍以上腫れ上がっていた。
 「騎士様、反省出来ただべさ?」
傍らに立つ男が、クロエにそう尋ねる。
「し・・した・・!地主殿・・・本当にすまなかった・・・。もう・・二度と人の林の木を傷つけるようなことはせぬ・・・!約束する・・!!」
クロエは涙目になりながら、必死に誓う。
「嘘は無さそうだべな。騎士様、今日はコレで許してやるだ。んだども・・もしまたわっちの土地でやらかしたら、一週間は尻叩いてやるべさよ。わかっただか!?」
「わ、わかった!もう・・二度とそなたに迷惑はかけぬ!!」
その言葉に、ようやく地主はクロエを解放する。
ようやくお尻をしまえたクロエは、お尻の苦痛を必死に堪えながら、その場を去っていった。


 ―完―

クロエ・ヴァレンスの受難(黒塗り/クロエ)



(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 「ふむ・・・。この森だな・・」
クロエはギルドから渡された依頼書を確認しながら、目の前の森をジッと見つめる。
依頼内容は、この森に潜む謎の魔物を退治すること。
ここ最近、若い女性がこの森で謎の魔物に襲われる、という事件が頻発していた。
正体は不明だが、人の姿で、人影のように真っ黒のことから、『黒塗り』と呼ばれている。
その黒塗り討伐の依頼がギルドに入って来ていた。
 (何者かは知らぬが・・・放っておくわけにはいかぬ!この手で成敗してくれる!!)
騎士としての正義感と使命感から、クロエは闘志を燃やして、森へと踏み込んだ。
 数歩も行かないうちに、クロエはあっという間に、森に棲む魔物に取り囲まれた。
魔物たちはいずれも殺気をむき出しにし、猛り狂った声を上げる。
「熱烈歓迎といったところか・・・。だが・・・」
クロエは愛用の剣を構える。
「魔神剣!!」
衝撃波を飛ばすと同時に、追いかけるようにクロエは魔物の群れに斬り込む。
あっという間に、魔物たちは全員吹っ飛ばされ、呆気なく倒れ伏した。
 「他愛も無いな・・。だが・・・」
魔物たちの様子は、誰かに命じられて、襲ってきた感じだった。
(黒塗りとやらの仕業か?)
その可能性が頭に浮かんだ瞬間、奥の木陰に、黒い人影のようなものが、チラリと見える。
(もしや!?)
クロエはハッとして追いかける。
影はだんだん足を速めつつ、森の奥へと逃げてゆく。
やがて、広いところに出たところで、姿を見失ってしまった。
 「おのれ・・・。どこへ・・・」
一歩足を踏み出した、そのときだった。
突然、足元に円状の雷光が発生する。
「しま・・!?」
電撃が全身を走り、クロエは動けなくなってしまう。
それを見越したように、木陰から、全身真っ黒な人影のようなものが現れた。
 「黒塗り・・!?」
目指す標的の姿に、クロエは剣を構えようとする。
だが、痺れで動けない。
 「おのれ・・・!?」
怒りに歯噛みするクロエを尻目に、黒塗りは、クロエに掴みかかる。
「く・・!?何をする!?」
痺れた身体で必死に抵抗するも、空しく黒塗りに取り押さえられてしまう。
黒塗りはクロエを捕まえると、クロエを膝の上にうつ伏せに乗せ、地面に座り込む。
逃げたり抵抗できないようにか、右足でクロエの両ひざ裏を押さえ、左手で、後ろ手にクロエの両手を押さえつける。
(何をするつもりだ?)
さすがのクロエも、何をされるかわからず、不安が頭をよぎる。
そんなクロエを尻目に、黒塗りは、右手を振り下ろした。
 バァッシィンッっ!!
「・・・!?」
突然、弾けるような音と共に、お尻に鈍い痛みが走る。
(何だ!?)
思わずクロエは振り返る。
すると、黒塗りの手が、自分のお尻へ振り下ろされるのが見えた。
再び、弾けるような音と共に、お尻に痛みが走る。
同時に、クロエは理解する。
この謎の魔物に、お尻を叩かれていることに。
 「貴様!?何をする!?やめぬか!?」
あまりにも屈辱的な事態に、クロエは怒りの声を上げる。
黒塗りは無言のまま、平手を振り下ろし続ける。
バシィンッ!バアンッ!バアンッ!バシィンッ!バアンッ!バシンッ!
「く・・!おのれ・・!く・・やめぬか・・!?く・・!」
クロエは怒りの声で抗議するも、苦痛に顔を歪める。
そんなクロエを見下ろしながら、黒塗りはクロエのお尻を叩き続ける。
 バアシィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バンバンバンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!ピシャンッ!パアシィンッ!パアアンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パアシィンッ!
「く・・!おのれ・・!やめ・・!くぅ・・!ひぃう・・!ああぅ・・!くぅあ・・!ああう・・・!」
クロエの声は、だんだんと弱弱しくなり、同時に苦痛の色が濃くなってゆく。
目尻にも、光るものが浮かびだしていた。
 不意に、黒塗りの手が一旦止まる。
次の瞬間、黒塗りの手が、クロエのタイツを掴んだ。
同時に、黒塗りは、クロエのタイツを引き下ろす。
あっという間に、クロエのスタイルの良いお尻が、あらわになってしまった。
 「く・・・!?」
お尻に感じる外気の寒さに、クロエは羞恥で顔を赤くする。
そんなクロエを尻目に、黒塗りの手が再び、振り下ろされた。
バアジぃンッ!バッシィンッ!ビッダァンッ!バッアアンッ!バアっシィンッ!ビッダァンッ!バッアアンッ!
「くぅ・・!おのれ・・!貴様・・!やめ・・やめぬか!?」
お尻丸出しというさらに恥ずかしい姿にされてもなお、クロエは抗議の声を上げる。
次の瞬間、黒塗りの手から、バチバチという音と共に、雷のような光が浮かび上がる。
雷を纏った平手を、黒塗りはクロエのお尻目がけ、思いきり振り下ろした。
 バッジィィンンン!!
ビジィィィィ!!
「うわあああああ!!??」
鉄棒を叩きつけられたかのような強烈な一撃が、同時に電撃のダメージが、クロエのお尻を襲う。
バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!
「ああああアアああアァああアア!!!!」
打撃と雷撃の二段構えに、クロエは絶叫する。
 バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!バジィンッ!バリバリッ!
「あああ!!?わ、私の・・負けだ!?も、もう、許してくれぇぇぇ!!わああああ!!」
クロエは騎士としてのプライドも恥もかなぐり捨てて、許しを乞う。
黒塗りはそれを無視するかのように、無情にも雷を纏って平手を振り下ろし続ける。
「ああああああ!!も、もう・・無理だぁぁ!!ゆ、許し・・!!きゃあああ!!」
その後、長い長い間、森にクロエの絶叫と泣き叫ぶ声が、響き続けた・・・。


 ―完―

依頼の中身は・・・(SO2&テイルズより:ロイド・リッド/アシュ、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにしたSO2&テイルズ共演パロで、『板挟みの末に』の続編です。その点をご了承の上で、許容出来る方のみご覧下さい)


 「僕は寝るが・・ちゃんと傍にいないと怒るからなっ!!」
キールはそう言うと、お尻を出したまま寝入る。
「トホホ・・しばらく財布が辛いぜ・・」
「俺も・・しばらくはあまりメシ食えねえかも・・・」
タダ働きを約束させられ、ロイドもリッドも泣きたくなりそうな表情を浮かべる。
 「でも・・・よかったぜ・・病気とかじゃなくってよ」
キールの寝顔を見つめながら、ロイドはホッとした表情を浮かべる。
「だよなぁ、嘘だったのは腹立つけどよ。でもよかったぜ」
リッドも同意するように言う。
 「元はといえば・・俺らが喧嘩とかしたのが悪かったしな」
「だよなぁ、俺らのせいで困らせちまってたな・・・。キールも辛かっただろな・・・」
普段は鈍感なロイドも、キールの困惑を思い、そう呟く。
 「これからは二人でキールの事支えていけばいいんだよ。俺もロイドもキールのこと好きなのは同じなんだしよ。キールが幸せならな」
「そうだな。リッドの言う通りだぜ!色々あったけど・・これからはよろしくな!」
「ああ、こっちこそ、色々頼むぜ」
焼きもちで喧嘩をしたりしたものの、二人ともキールのことが好きな気持ちに変わりは無い。
お互い通じるものがあるからか、すっかり打ち解けたようだった。
 (よかった・・。仲良くなってくれたみたいで・・・)
アシュトンはドアに耳をつけた体勢で、ホッとする。
二人の剣幕に出ていったものの、気になってたまらず、様子を伺っていたのだ。
(もう大丈夫だよね・・・。よかった・・・)
安堵しつつ、アシュトンはその場を離れる。
三人の邪魔をしたくなかったからだ。
 (ロイドもリッドも仲良くなってくれてよかった。これでキールも安心だよね)
当初の目的が果たせたことに、アシュトンはホッとする。
(でも・・二人には悪いことしちゃったよね・・・)
ホッとしつつも、アシュトンは罪悪感に駆られる。
キールのためとはいえ、嘘をついて二人を騙すことをさせたのだ。
嘘をついて大切な人達を騙すようにそそのかしたり、その嘘で大きな心配をさせたりした。
神父として、いや人としてやってはいけないことばかりだ。
 (僕だって立派な共犯だし・・・二人に怒られたって文句は言えないよね)
自分のしたことを振り返れば、そう考えずにはいられない。
(今日は邪魔しちゃ悪いけど・・でも・・ちゃんと後で謝らなきゃ・・・)
今日の事を振り返りつつ、アシュトンはそう決意していた。


 後日・・・・。
「あれ?リッドじゃんかよ?どうしたんだよ?」
アシュトンの教会へやって来たロイドは、リッドの姿を見かけ、思わず声をかける。
 「ん?ロイドこそどうしたんだよ?」
対して、リッドも怪訝な顔で問い返す。
「いやさ、何か依頼ないかなと思ってナールさんに聞いてみたんだよ、そうしたらちょうどアシュトンから指名で依頼があるって聞いてよ」
「そうなのかよ。俺もだぜ」
二人がそんな会話をしていると、アシュトンがやって来る。
 「二人とも来てくれたんだね、ありがとう」
「別にこれくらいいいって。それより依頼って何なんだよ?」
アシュトンと顔を合わせると、ロイドはそう尋ねる。
「とりあえずこっち来てよ。詳しいことはそこで話すから」
アシュトンはそう言うと、二人を奥のリビングへと案内する。
 「とりあえず座ってお茶でも飲んでよ」
リビングへ案内した二人にそう言うと、アシュトンはお茶を出す。
「なぁ、依頼って何なんだよ?」
お茶を飲みながら、リッドはそう尋ねる。
「あ・・うん・・。それなんだけど・・その前に・・あの・・キール、大丈夫かな?この間・・うんと二人に怒られちゃってたみたいだけど・・」
「ん?キールなら多分大丈夫だぜ。なぁロイド?」
「ああ。相変わらずビシビシ勉強教えまくってるしよ。おかげで大変だぜ・・・」
個人指導での厳しさを思い出し、ロイドは思わずため息をつく。
「それにもう毎日って感じであっちこっちに調査で行ってるぜ。この前のことで責任取れってことで、タダで護衛引き受けてんだけど・・おかげでメチャクチャきついぜ・・」
「そ・・それは大変だね・・」
二人の苦労を察し、思わずアシュトンは苦笑する。
自分の研究には熱心なキールのことだ、本当に毎日どこかへ調査へ行っているのだろう。
体力自慢なロイド達にしても、毎日あちこちのダンジョンへ連れ回されては音を上げるのも無理は無い。
喧嘩で困らせたり、お仕置きをした責任を取ってタダ働きとなれば、尚更だろう。
 「で、でもそれならキールの方は本当に大丈夫みたいだね。よかった・・・」
二人を連れて調査に行ける体力があるのだ、お尻の方はもう大丈夫なのだろうとアシュトンは判断する。
 「まぁ元気なのはいいけどよ・・。それより・・依頼って何なんだよ?」
「そうだぜ。早く聞かせてくれよ」
依頼内容が気になるのだろう、二人とも急かすように言う。
 「あ、うん、そうだったね。その前に・・・・二人ともごめんっっ!!」
依頼内容を話す前に、いきなりアシュトンは謝った。
「ん?何だよ?いきなり謝ったりしてよ?」
突然のアシュトンの行動に、リッドは怪訝な表情を浮かべる。
 「いきなりじゃわからないよね・・。この前のことだよ・・。ほら、キールの仮病の件」
「あ・・!!」
アシュトンの言葉に思いだしたリッドは思わず声を上げる。
 「あのときは・・本当にごめん・・。僕まで一緒になって騙してて・・」
「ゴメンじゃねえよ!俺ら、マジで心配したんだぜ!?」
「そうだぜ!アシュトンまで一緒になって、ヒデぇじゃんかよ!!」
先日の事を思い出し、リッドもロイドも怒ったような表情になる。
 「二人とも・・怒ってるよね・・やっぱり・・」
「当たり前だっての!!」
「でもよ、それと今日の依頼が何か関係あるのかよ?」
「うん、そのことで二人に依頼したいんだ。ロイド、リッド、二人で僕のこと・・お仕置きして欲しいんだ」
「「え・・?」」
アシュトンの頼みに、二人とも耳を疑う。
 「な、なぁ、聞き違いかよ?俺らに・・お仕置きしてくれって聞こえたんだけどよ?」
恐る恐る、リッドは問い返す。
「聞き間違いじゃないよ。僕の事お仕置きして。それが依頼だよ」
アシュトンの言葉に、リッドとロイドは互いに顔を見合わせる。
 「アシュトン、もしかしてお仕置きされるのが好きなのかよ?」
「そ、そんなわけないでしょっ!?痛いし恥ずかしいし!お仕置きなんて嫌いだよっ!?変なこと聞かないでよっ!!」
「わ・・悪い・・」
空気を読めていないロイドの発言に、思わずアシュトンも叫んでしまう。
 「でも・・それじゃあ何でお仕置きしてくれなんて言うんだよ?」
リッドは頭に?マークを浮かべる。
そういう趣味でも無いのに、お仕置きしてほしいなどと頼むのがわからない。
 「うん・・。リッド達には本当に悪いことしちゃったでしょ?だから、ちゃんとロイドとリッドに謝りたい、本当に心から反省して、もうあんなことしないってきちんと約束したいんだ。だから・・お願いだよ、二人で僕をお仕置きしてくれないかな?」
「本当にいいのかよ?お仕置きなんだからよ、ちょっとやそっとじゃ許してやれねえぜ?」
確認するように、リッドは尋ねる。
「うん・・それでいいよ。もう心底しませんって思わなきゃ・・意味が無いから」
「わかったぜ!アシュトンがそうしてほしいっていうんならよ。リッドもいいよな?」
アシュトンの意思を確認したロイドは、リッドにそう問いかける。
「ああ、俺も構わねえぜ」
「じゃあ、どっちからにするか?」
「そうだな~。面倒だからジャンケンにしようぜ」
リッドの提案で、二人がジャンケンすると、ロイドが勝利する。
 「ってことは・・俺からだな。アシュトン、それでいいかよ?」
「うん、僕はいいよ」
「そんじゃあ、わかってるよな?」
ロイドは軽く膝を叩きながら、アシュトンを促す。
アシュトンはロイドの傍に立つと、そのまま素直に膝の上に乗る。
ロイドは片手でアシュトンの身体を押さえると、神父服の裾を捲り上げ、下着ごとズボンを降ろす。
あっという間に、お尻があらわになった。
 「うぅ・・・・」
お尻に外気を感じるや、アシュトンは顔を赤らめる。
自分から望んだこととはいえ、やはり裸のお尻を出されるのは恥ずかしい。
覚悟はしていても、恥ずかしさを感じずにはいられない。
 「じゃあ行くぜ、アシュトン。いいよな?」
「う・・うん・・。大丈夫・・だよ・・」
恥ずかしさに顔を赤くしつつも、アシュトンはそう答える。
ロイドはそれを聞くと、ゆっくりと手を振り上げた。


 バッシィィィィ~~~~~~ンッッッッ!!!!
「くぅ・・・・!!」
最初から思い切りお尻を叩かれ、思わずアシュトンは苦痛に顔を歪める。
パアンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パアアンッッ!
弾けるような音とともに赤い手形がアシュトンのお尻に浮かび上がる。
 パアンッ!ピシャンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「ったく・・何やってんだよっ!!」
お尻を叩きながら、ロイドはキールをお仕置きしているときのようにお説教を始める。
 パンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「・・ぁ・・・ぅ・・・ぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・」
アシュトンは堪えようとするも、声を漏らしてしまう。
 ピシャンッ!パアアンッ!パアアンッ!パアチィンッ!ピシャンッ!
「キールと一緒になって嘘つくなんてヒデぇじゃんかよ!?俺もリッドもマジで病気だと思ったんだからなっっ!!」
バンッ!バシッ!バアアンッ!バシッ!ビダンッ!バアンッ!
お仕置きしているうちに怒りがだんだん出てきたのか、声のトーンが変わり、平手の音もより痛そうなものへと変わってゆく。
 バシッ!バンッ!ビダァンッ!バアンッ!バジィンッ!ビダァンッ!
「く・・!ひっ・・!あっう・・!ひっうぅう・・!!」
アシュトンはソファを両手で必死に握りしめ、耐えようとする。
 ビダンッ!バァンッ!バンッ!バンッ!バシッ!バァンッ!
「本当にキールがヤバイと思ったんだぜ!?それなのに・・嘘なんてねえだろうっっ!!」
「ご・・ごめん・・なさぁぁい・・。ロイド達の仲が悪くて・・キールが・・困ってたからぁぁ・・・・」
「だからってあんなことするなんてねえだろ!?本当にキールが病気だって思って心配したんだからなっっ!!」
「ご・・ごめんなさぁぁい・・・」
「謝るのは当たり前じゃんかよ!嘘ついて騙して、人に心配なんかさせてよ!!そういうのは悪い子がすることじゃんかよっっ!!神父のやることじゃねえだろう!!」
「うう・・・」
ロイドの言葉に、アシュトンは穴があったら入りたい気持ちになる。
 「うぅ・・本当に・・ごめんなさい・・」
罪悪感から震えながら謝るアシュトンだが、怒りを燃やしているロイドは収まらない。
「馬鹿ッ!『ごめんなさい』は当たり前って言ってるじゃんかよ!?俺、マジで怒ってきたからな・・・。アシュトンでも・・今日はちょっとやそっとじゃ勘弁してやらねえからな!!」
ロイドはそういうと、膝を組む。
おかげで、アシュトンは赤く色づいたお尻を突き上げた体勢になる。
 「うわっ!ちょ、ちょっと待ってってばっっ!!」
お尻を突き上げた体勢に、アシュトンは慌てる。
ルシフェルからのお仕置きの経験で、どれほど痛いかは身を以って知っているからだ。
同時に、怒りが大きいことも。
 慌てるアシュトンを尻目に、ロイドは思い切り手を振り下ろす。
ビッダァァァ~~~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~!!!!!!!!
「うっわぁああああああああ!!!!!!!!!!」
ロイドの容赦ないお仕置きにアシュトンは絶叫する。
 「うわぁぁああんん!!ロイドぉぉ!!ごめんなさぁぁぁいぃぃいい!!!」
必死に謝るアシュトンだったが、一度怒りに火のついたロイドは容赦なく手を振り下ろす。
バアッジィィィ~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~!!!!!!!!!!!
「ごめんなさぁぁぁいいい!!二度としませぇぇぇんんん!!!約束するからぁぁ!!お願いだから許してぇぇぇぇ!!!!」
必死に許しを乞うアシュトンを尻目に、平手の嵐が容赦なくアシュトンのお尻に降り注いだ。


 「はぁ・・はぁ・・はっ・・」
両肩を上下させ、荒い息を吐いてアシュトンはグッタリとしていた。
お尻は満遍なく濃厚なワインレッドに染め上がっている。
熱した石炭のように熱くなっており、触ると火傷するかと思うほどだった。
 「はぁ・・は・・はぁぁ・・」
一方、ロイドも肩を上下させ、息を吐きだす。
全力で叩いたのだろう、じっとりと汗ばんでいた。
 「アシュトン・・・反省したかよ?」
お尻を叩く手を止めて、ロイドは尋ねる。
「うぅ・・し・・したよぉぉ・・。キールと一緒になって・・騙して・・ごめんなさぁぁいぃぃ・・・・」
目尻に涙を浮かべながら、アシュトンは謝る。
「もうあんなことしねえよな?」
「うぅ・・約束するよぉ・・・」
「ならいいぜ。俺からは終わりな。リッド」
ロイドはリッドの方を向いて呼びかける。
 「ああ、わかってるって」
一旦アシュトンを膝から降ろし、入れ替わりにリッドが座ったかと思うと、今度はリッドの膝の上に乗せられる。
 「アシュトン、今度は俺からな。いいよな?」
「う・・うん・・。わかってる・・。ちょっと・・辛いけど・・」
ぐったりしつつも、アシュトンはソファを両手でしっかりと握りしめ、既に赤いお尻を差し出し、お仕置きを受ける準備をする。
 「早めに終わらせっからさ、最初っから思い切り行くぜ。いいかよ?」
「う・・うん・・。リッドがそれで・・いいなら・・・」
再び問いかけたリッドにアシュトンはそう返事をする。
それを聞いたリッドは、アシュトンをしっかりと片手で押さえると、もう片方の手を振り上げた。
 ビッダァァァァ~~~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~ッッッッ!!!!!!!!
「ひっ・・!ひぃぃぃーーーーっっっっっ!!!!」
ロイドに勝るとも劣らない激しい平手に、アシュトンは絶叫する。
 バアッジィィィ~~~~~~~ンッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~ッッッッ!!!!
「うわぁぁあ!!痛っ!!痛あああっっ!!痛いっ!痛いよっ!リッドぉぉぉ!!!!」
既にロイドにたっぷりとお仕置きされたお尻にはとても耐えきれず、アシュトンは両脚をバタつかせながら訴えかける。
 「お仕置きなんだから痛いに決まってんだろ?もう少し我慢してくれよな」
リッドはそういうと、さらにスパートをかける。
バアッジィィィ~~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~ッッッッ!!!!!!!!
「ひぃぃぃぃ!!ごめんなさぁぁぁいぃぃぃ!!!二度としませぇぇんんんん!!!!約束するからぁぁぁぁ!!!!」
アシュトンが必死に謝る中、リッドのお仕置きは続く。
「やめてぇぇ!!お願いだからやめてぇぇぇ!!ごめんなさぁぁいぃぃぃ!!!」
泣きながら謝る声が響く中、リッドの平手の音が豪雨のようにアシュトンの真っ赤なお尻へと降り注ぎ続けた。


 「くっ・・うぅうう・・・・!!!!」
「わ、悪い!し、沁みたかよ!?」
呻き声と共に顔を顰めたアシュトンに、ロイドは思わず謝る。
 「だ・・大丈夫・・ちょ、ちょっと・・沁みたけど・・・大したこと・・ないから・・」
「そ、そっか・・。よかった・・」
ホッとしつつ、ロイドはアシュトンのお尻に薬を塗る。
お仕置きが終わったため、二人で手当てしているところだった。
 「でもよ、マジで痛そうじゃねえ?」
「そうだよなぁ、さすがに・・やりすぎちまったかもな・・・」
アシュトンのお尻をロイドとリッドはそう言う。
二人にたっぷりとお仕置きされたお尻は、ワインレッドどころか、紅蓮というにふさわしい色を呈していた。
この状態では歩くのも辛いだろう。
 「俺らこそゴメン、叩いてるうちに・・何か感情的になっちまってさ・・。本当、ゴメン!!」
手当てしながらロイドは謝る。
「いいんだよ、そんなこと。僕が悪かったんだし。二人とも、本当にキールの事心配したんでしょ?」
「ああ、あのときはマジでヤバイって思ったぜ」
アシュトンの問いにリッドはそう答える。
「だから、嘘だって知って、凄く許せないって思ったんでしょ、二人とも。僕のこと叩いてるうちに、そのこと思い出して、許せないって気持ちになったからあんなに叩いたんでしょ?」
「そうだよなぁ。キールにあんなことさせて、心配したんだからな!!って気持ちだったぜ。なぁ、リッド?」
「ああ、そういう感じかなぁ」
「そうなんだ。それじゃあ、よかった・・」
「何がよかったなんだよ?こんな痛い思いしたのによ?」
アシュトンの言っていることがわからず、リッドは思わず怪訝な表情を浮かべる。
 「二人とも本気で怒って僕の事叩いたでしょ?それは、二人ともそれだけキールのことが大事だって思ってるからでしょ?凄く痛かったけど・・でもそれだけキールの事大切に二人とも思ってるってわかったから、安心したんだ。そんなに愛されて・・キール、本当に幸せだよ。よかった」
アシュトンはそういうとホッとした表情を浮かべる。
 「アシュトンってイイヤツだよな。見直したぜ!!」
「そんなことないよ、ロイド達こそ僕のお願い聞いてくれてありがとう。これからも、キールのこと、大事にしてあげてよ」
「そんなの言われるまでもねえって。なぁロイド?」
「ああ。キールは俺達で幸せにしてみせるぜ!!」
「よかった。きっとキールも喜ぶよ」
「ん~?そうかな?余計なお節介はするなー!とか言いそうだけどな」
誰よりもよくキールの事を知っているだけに、リッドはそんなことを言う。
 「まぁキールは素直じゃないからね。でも本当は嬉しいと思うよ」
「まぁそこがキールなんだけどよ」
「そうだよなぁ。素直なキールって、あんま想像出来ねえよなぁ」
アシュトンの手当てをしながら、三人はそんな会話を交わす。
 「あ・・何か・・安心したら・・眠くなってきちゃった・・・」
「無理しないで休んだ方がいいぜ。メチャクチャ尻叩かれて疲れてんだからよ」
「でも・・ロイド達の膝で寝たら・・キールにヤキモチ妬かせちゃうよ・・」
「何言ってんだよ!アシュトンに痛い思いさせたのに、放っておくなんて真似出来るかよ!なぁリッド!!」
「ああ、アシュトン、無理はしねえで休みなって。俺らに気を使わなくていいからさ」
「そう・・。じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
ロイドとリッドが見守る中、アシュトンは静かに目を閉じた。


 ―完―

心配かけた子は・・・(マイソロ2より:リフィル/ゲーデ)



 (マイソロ2を題材にした二次創作です。クリア後でゲーデが仲間入りしているという設定です。許容出来る方のみご覧下さい)


 「あらあら、おかえりなさい」
「あ・・あぁ・・・」
甲板で出迎えたパニールに、ゲーデは歯切れの悪い口調で返事をする。
 「どこも怪我していないようでよかったわ。皆さんにお知らせしてきますね」
「さぁ、入ろう、ゲーデ」
「あ、あぁ・・・・」
ロアに促されつつ、ゲーデはパニールらと共に艦内へと降りていった。


 「どこ行ってたんだよ!探したんだぜ!」
「大丈夫かい?どこも怪我してないかい?」
ホールへやってくると、ロイドやスタンをはじめとして、メンバー達が現れる。
 「皆、大丈夫だよ。それより、今は落ち着かせてあげて。色々言いたいこともあるかもしれないだろうけど」
話しかけようとする皆に対し、ロアはそう言う。
 「そうだね。今はゲーデだって動揺してるだろうし」
「ありがとう、皆。さぁ、行こう、ゲーデ」
皆を説得すると、ロアはゲーデを連れて自分達の部屋に行った。
 「あったかいココアを淹れましたわ。これで落ち着いて下さいね」
「ありがとう、パニール。さぁ、ゲーデ。これでも飲んで」
ロアはそういうと、パニールが用意したココアをゲーデに差しだす。
「あ・・あぁ・・」
ゲーデはそう呟くと、ココアを受け取って口につける。
 「それにしても、どうしたの?船を出ていっちゃったりして」
「それは・・・・・」
ゲーデは思わずロアの顔を見る。
ロアは無邪気な微笑みを浮かべている。
 (この顔・・・他のやつにも・・向けていた・・・)
ゲーデはロアがこの微笑みを他のメンバーにも向けていたことを思い出す。
すると、もやもやしたものが、ゲーデの心に沸き上がってきた。
 「う・・・・・」
嫉妬心に苛まれ、ゲーデは苦しげな表情を浮かべる。
「どうしたの?どこか痛いの?」
ゲーデの表情に、ロアは思わず心配そうな表情になる。
 「何でも・・ない・・」
「でも・・その顔・・」
「何でもないって言ってるだろう!!一人にしてくれっっ!!!!」
これ以上ロアの顔を見ていたくなくて、ゲーデは思わず叫ぶ。
 「わ、わかった。でも、何かあったら呼んで」
ロアはゲーデの様子に、そう言うと、心配そうな表情で部屋を後にした。
 「く・・・・・!!!」
ロアが出ていくと、ゲーデは表情を歪める。
(俺の馬鹿・・・!!)
ゲーデは自分を罵らずにはいられなかった。
ロアが自分を心配しているだけなのはわかっている。
だが、一方でロアを見ていると、別の感情が沸き起こる。
 (嫌だ・・・!取られたくない・・!他の・・やつなんかに・・!)
ずっと一人ぼっちだったゲーデにとって、ロアはかけがえのない存在。
それだけに、ロアが他人と仲良くしているのが、たまらない。
 (嫌だ・・・妬ましい・・俺以外の・・やつなんかと・・・!!くぅぅ・・・!!)
嫉妬心がゲーデを苛み、胸が痛くなってくる。
「うう・・痛い・・!くそ・・くそぉぉぉ!!」
ネガティブな感情の嵐に、ゲーデが思わず叫んだときだった。
 「ゲーデ?いいかしら?入るわよ」
そう声をかけると、今度はリフィルが入ってきた。
「何の・・用だ・・」
リフィルの姿に、ゲーデは不機嫌な表情になる。
 「ロアに頼まれたの。ゲーデを診てやって欲しいって」
「ディセンダーが・・・?」
そう呟くも、すぐにゲーデは強ばった表情に戻る。
 「いらない・・出ていけ・・」
「そうはいかないわ。怪我をしているなら放っておくわけにはいかないわ。それに・・ロアも皆も心配したのよ」
「うるさいっ!うるさいうるさいうるさいっ!一人にしてくれっていってるだろぉぉぉ!!!!」
思わずゲーデは癇癪を起こし、傍にあったものをリフィル目がけて投げつける。
 「ゲーデ・・・。強情やワガママもいい加減にしなさい・・!!」
ゲーデの態度に、さすがにリフィルも表情が厳しくなる。
「うるさいっ!出ていけよっっ!!」
そう叫ぶゲーデに、リフィルは厳しい表情のまま近づく。
おもむろにゲーデの左手を掴んだかと思うと、思い切り手を引っ張った。
 気づいた時には、ゲーデはベッドの縁に腰かけたリフィルの膝の上にうつ伏せにされていた。
「何をするっ!降ろせっ!!」
「ダメよ。今のあなたには手当てや治療よりも・・こっちの方が必要だわ」
そういうと、リフィルは左手でゲーデの身体を押さえ、同時に右手を振り上げた。


 パアシィンッッ!!
「く・・!!」
弾けるような音と共に、お尻に鈍い痛みが走った。
思わずゲーデは痛みに声を漏らす。
 パアンッ!パチィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
(な・・何なんだ!?)
お尻にたて続けに感じる痛みに、思わずゲーデは振り返る。
すると、リフィルがお尻を叩いているのが見えた。
 「な・・何をしてるっっ!?」
「お仕置きよ。今のあなたにはこれが必要だわ」
「な・・何で・・こんな・・」
「ゲーデ?あなたが家出して、ロアの他の皆がどれだけ心配したか、わかっているかしら?」
リフィルの問いかけに、ゲーデはそっぽを向く。
 「反省の色が無いようね。なら・・仕方ないわ」
そういうと、リフィルはゲーデのお尻めがけて再び手を振り下ろした。
 ピシャンッ!パアアンッ!パチィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「く・・!くうっ!やめっ!やめろっ!馬鹿ッ!」
お尻を叩くリフィルに対し、ゲーデはひたすらそんなことを言う。
 ピシャンッ!パアアンッ!パアシィンッ!ピシャアンッ!パアシィンッ!
「く・・!やめ・・やめろ・・!くっそ・・!やめ・・!」
(くそぉ・・!何だって・・こんな目に・・!!)
お尻を叩かれながら、ゲーデは歯噛みする。
 以前、イタズラの過ぎたジーニアスやマオ、ルカいじりの過ぎたイリアやスパーダ、ワガママの過ぎたカイルなどがこのようにリフィルやスタンなどにお尻を叩かれて叱られているのを見かけたことがある。
だが、まさか自分がそういう目に遭うなんて思ってもみなかった。
 (くぅぅ・・!痛い・・だが・・それより・・・)
ゲーデはお尻を叩かれてお仕置きされていたジーニアス達の姿を思い出す。
最初は言いわけしたり、イリアやスパーダなどは暴言を吐いて抵抗していたが、最終的には恥も外聞も無く泣き叫び、許しを請うていた。
傍から見ていても、みっともなくて、恥ずかしくて、情けない。
世の中のことをあまり知らないゲーデでさえ、そう思わずにはいられなかった。
 (俺も・・そんな姿を・・・さらすのか?)
その想像に、思わずゲーデは身震いする。
(嫌だ!?絶対に!!)
そう思ったゲーデは、無意識のうちに膝の上で暴れ出した。
 「くそっ!離せっ!離せぇぇぇ!!!やめろっ!やめろぉぉぉ!!!!」
「やめろじゃないでしょう?ゲーデ、どうして怒られているのか、わかっているの?」
お尻を叩きながら、リフィルはそう尋ねる。
お仕置きはあくまでもゲーデに反省してもらうことが目的。
皆が心配していることをきちんとわかってもらいたい。
だが、その気持ちにはゲーデには通じていなかった。
 「うるさいっ!どうしてお前もイチイチ俺に構うんだっ!放っておいてくれって言ってるだろう!!!!!」
「ゲーデ!いい加減になさい!!」
思わずリフィルは強くゲーデのお尻を叩く。
 「うるさいっ!ディセンダーもお前も・・どうして・・放っておいてくれないんだっ!!顔も見たくないっ!いっそのこと・・死ねばいいんだッッ!!!」
「ゲーデ・・?本気で言っているのかしら?」
死ねなどという言葉に、リフィルの表情はより険しくなる。
「だ・・だったら何だっ!」
「そう・・よくわかったわ。全然反省していないということがね。そんな子には・・・もっと厳しいお仕置きよ」
そういうと、リフィルは膝を組む。
おかげでゲーデは既に赤く染まったお尻を突き上げた体勢になった。
 ビッダァァァ~~~~~~~ンンッッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~!!!!
「うっわあああああああ!!!!!!!」
まるで集中豪雨のような平手の嵐にゲーデは絶叫する。
 「馬鹿ぁぁあ!!やめろっ!やめろぉぉぉ!!!!」
両脚をバタつかせながら、ゲーデは必死に叫ぶ。
だが、リフィルはそれを無視して平手の嵐を降らせ続けた。


 「ひぃ・・ひぃひぃん・・・うっえ・・・」
大粒の涙をこぼしながら、ゲーデは泣きじゃくっていた。
既にお尻は濃厚なワインレッドに染め上がっており、熱した石炭のように熱くなっている。
 「やめろ・・馬鹿・・やめ・やめてぇ・・。も・・もぅ・・やだぁぁ・・・」
幼い子供のようにゲーデは泣きじゃくる。
「何を言っているの?あなたがしたことがどれだけ皆を心配させたと思っているの?この程度ではまだ許してあげられなくてよ」
ゲーデが絶望しそうなことをリフィルが言ったそのときだった。
 「リフィル・・ゲーデの具合は・・?ってええ!?」
部屋に入って来たロアはリフィルの膝の上でお尻を真っ赤にしているゲーデに思わず驚く。
「リフィル!?何をしてるの!?」
「見ての通りお仕置きよ。皆に心配かけたのですからね」
「でも・・ここまで・・。ゲーデ、ちゃんとごめんなさいした?」
「う・・うるさい・・!!」
ロアの姿に、ゲーデは思わずそう言う。
 「でも・・このままじゃずっとお尻ぶたれちゃうよ?ちゃんと謝らなきゃダメだよ」
「うるさいっ!お前なんかに言われたくないっ!!」
「ゲーデッ!いい加減にしなさいと言っているでしょう!」
お尻を叩きながら、リフィルが叱る。
 「うるさいっ!ディセンダーッ!そもそもお前のせいなんだぞっ!お前が・・お前が・・他の奴にヘラヘラ笑って・・・それを・・見せられて・・・ずっと・・ずっと・・胸が・・痛くて・・・妬ましかったんだ・・・うっう・・うわああああんっっ!!!!!」
今までのことを思い出したのか、ゲーデは泣き出してしまう。
 「ゲーデ・・・・」
泣き出してしまったゲーデに、ロアは思わず近づいて抱きしめる。
「ごめんね・・・。寂しい思い・・させちゃって・・・。大丈夫だよ。ずっと・・一緒だから・・・・」


 「ぐぅぅ・・!!」
「だ、大丈夫?」
「んなワケないだろう!もっと優しくしろ!」
「ご、ごめんね。沁みちゃった?」
お尻に薬を塗りながら、ロアはゲーデに謝る。
 「く・・・!散々だ・・・!あんな女に尻なんか叩かれて・・・子供みたいに泣かされて・・・。ディセンダーッ!全部お前のせいだからなっ!!」
「ご、ごめんね」
「ふん・・。責任とってもらうからな。俺の尻が治るまで、ずっと付きっきりでいてもらうぞ。いいな!?」
「わかったよ。責任とってお尻が治るまで、ずっとそばにいるよ」
「ふん・・・。なら・・許してやる・・・」
ロアの言葉に、ようやくゲーデは表情を和らげた。


 ―完―

プロフィール

山田主水

Author:山田主水
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