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聖女のお仕置きと策略2(ティア&クロエ/エルレイン)



 エルレインが、自らの策略でマルタからお仕置きをされてから、しばらく経ったある日・・。
パァンッ!パァンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
パァンッ!パァンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
パァンッ!パァンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
「きゃああ!クロエッ!許してぇぇ!きゃああ!!」
お尻を叩く音と共に、ティアの悲鳴が部屋に響き渡る。
 「ダメだ!全く・・!また待ち合わせに遅れおって!!許さぬぞ!!」
クロエは怒りの声と共に、膝の上のティアのお尻に容赦ない平手を振り下ろす。
既にティアのお尻は真っ赤になっており、手形の後も浮かんでいる。
それでも、クロエは容赦ない打撃を、ティアのお尻に降り下ろし続ける。
 パァンッ!パァンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
パァンッ!パァンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
パァンッ!パァンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
「ごめんなさいっ!きゃあああ!ごめんなさいっ!きゃあああ!!」
「全く・・!悪い子だ!悪い子だ!悪・・・!?」
不意に、ティアをお仕置きしているクロエの手が止まった。
 「クロエ・・・?」
ティアは怪訝な表情を浮かべて、クロエの方を見る。
クロエは壁の方をジッと見つめていた。
 「クロエ・・どうしたの?」
「ティア、ちょっと待っていてくれ」
クロエは一旦、ティアを膝から降ろすと、壁の方へ向かう。
そして、いきなり剣で、壁の穴を突いた。
 「クロエ!?何してるの!?」
思わずティアは声を上げる。
だが、崩れた壁の穴から、隠しカメラが現れ、再び声を上げる。
 「これ・・・カメラよね」
「そうだな。何者かが盗撮していた・・ということだな」
「盗撮!?冗談じゃないわ!?」
ティアは怒りの声を上げる。
「そうだな。誰だか知らぬが許せぬ!?必ず見つけ出して・・成敗してくれる!!」
「そうね。でも・・その前に・・・クロエ・・・。幾ら盗撮を暴く為でも、人の部屋の壁をいきなり壊すなんて・・・どうかしらね?」
「そ・・それは・・すまん・・・・」
「選手交代ね。クロエ・・・お尻を出して」
「うう・・・!?」
クロエは羞恥に身を震わせながらも、言われた通り、素直にお尻を出して、ティアの膝の上に乗る。
 「クロエ・・・行くわよ、いいわね?」
ティアの問いかけに、クロエは顔を真っ赤にしながら頷く。
それを見たティアは、ゆっくりと手を振り上げた。
 パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「う・・!く・・!う・・!うぅ・・!?」
弾けるような音が響くたび、クロエのお尻がプルンと揺れ、お尻が赤くなってゆく。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「全く・・・。人の部屋の壁を、いきなり壊すだなんて、何を考えているの?」
平手を振り下ろしながら、ティアはお説教を始める。
「す・・すまぬ!つい・・!!」
「『つい』、じゃないわ。後先考えずに行動して!それで、痛い目に遭ったら、どうするつもりなの?」
冷静な口調で叱りつつ、ティアは容赦ない平手打ちを振り下ろす。
平手打ちの音が響くたび、クロエのお尻は赤く色づいてゆく。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「ティア・・!私が悪かった・・!!許して・・くれ・・!!うう・・・!!」
「ダメよ。貴女も・・今日はしっかり反省してもらうわよ」
ティアはそういうと、さらにクロエのお尻を叩く。
その後、一時間近くに渡って、クロエの悲鳴とお尻を叩かれる音が部屋に響いていた・・・。


 数日後・・・。
大聖堂の執務室に、クロエとティアの姿があった。
二人は、部屋の主であるエルレインと対峙している。
 「あなた達ですか、用と言うのは?」
エルレインは不敵な見栄を浮かべて、二人に問いかける。
「そうだ。コレに・・ついてだ」
クロエは、先日見つけた隠しカメラを取り出す。
「コレは・・・?」
「私の家に仕掛けられていたものよ。誰かが私達のお仕置きを盗撮していたわ」
ティアはそう言いながら、エルレインをジッと見つめる。
 「私達は仕掛けた者も突き止めた。そして・・その者の証言も得ている。エルレイン、そなたから頼まれたとな」
「さすがですね。そこまで・・突き止めましたか」
「否定せぬのか?」
素直に認めたエルレインに、クロエは怪訝な表情を浮かべる。
知らぬ存ぜぬを通すと思ったからだ。
 「バレた以上、否定しても無駄ですからね。それに・・・・そうしてもただで済ませるつもりなど、到底ないでしょう?」
エルレインは不敵な笑みを浮かべて言う。
「当然だわ。エルレイン・・・。貴女には・・・私達からお仕置きを受けてもらうわ。嫌とは・・・言わないわよね?」
不敵な態度のエルレインに、ティアはそう言う。
「いいますね・・・。でも・・・良いでしょう。では・・・どちらから来ますか?」
「言ってくれる・・。では・・私から行くぞ!!」
クロエはそう言うと、エルレインの手首を掴んで引き起こす。
ティアは傍の椅子に座りながら、エルレインを膝の上に乗せる。
同時に、ティアはエルレインの服を捲り上げ、下着を降ろす。
あっという間に、エルレインの成熟したお尻が姿を現す。
 「お仕置きされるっていうのに、随分余裕ね」
「こうなった以上、立場はわきまえていますからね」
冷静な態度のエルレインに、ティアはムッとした表情を浮かべる。
「その余裕・・いつまで続くかしらね?」
ティアはそう言うと、ゆっくりと手を振り上げた。


 バッシィィィンンン!!
「・・・!?」
強烈な平手打ちが、聖女のお尻に叩きつけられる。
思わず、エルレインは苦痛に顔を顰める。
パアンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!パァンッ!
「・・・!・・・っ!・・・・!・・・!」
続けて振り下ろされる平手打ちが、容赦なくエルレインのお尻を責める。
肌を打つ音が響くたび、エルレインは痛そうな顔になる。
 パアンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!パァンッ!
パアンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!パァンッ!
「全く・・・!人のお仕置きを盗撮するなんて・・・!!」
ティアは聖女のお尻を叩きながら、お説教を始める。
パアンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!パァンッ!
パアンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!パァンッ!
「く・・!あ・・・!く・・・!う・・・!」
お尻を叩かれる苦痛に、エルレインは思わず声を漏らす。
叩かれるたび、聖女のお尻はプルプルと揺れ動き、ほんのり赤く染まってゆく。
 パアンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!パァンッ!
パアンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!パァンッ!
「よくも・・・人の恥ずかしい姿を撮ってくれたわね!!何を考えてるのかしら?」
クールながらも、怒りを滲ませた声で叱りながら、ティアはさらにエルレインのお尻を叩く。
パアンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!パァンッ!
パアンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!パァンッ!
「くぅ・・!あ、貴女達が・・くぅ・・・お仕置きし合う中だと聞いて・・・ひぅう・・!?」
「それがどうして、盗撮になるのかしら?」
「あ・・あなた達の・・ひいう・・!お・・お仕置きを・・撮影して・・!!ひぃう・・!?裏で・・・売れば・・!?きゃあうっ!?いい・・収入に・・なると・・ひいうっ!!」
ティアにお尻を叩かれ、悲鳴を上げながら、エルレインは目的を白状する。
 「そういう・・ことだったのね・・。全く・・・!!」
ティアはクールな表情を浮かべたまま、だが怒りの籠った声で言う。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「うう・・!くっ・・!ひぅう・・・!!」
威力の上がった平手打ちに、エルレインは苦悶の表情を浮かべる。
お尻は全体が赤く染まり、目尻には涙を浮かべている。
「聖女のくせに・・・本当に悪い子ね!そんな悪い子には・・・厳しくお仕置きしてあげるわ!」
ティアはそう言うと、力を込めた平手打ちを何度も振り下ろす。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「くううう・・!ティア・・・!も・・もう・・許して・・下さい・・!うああ・・・!!」
エルレインは泣きながら、許しを乞う。
「何を言ってるの?この程度じゃあ、まだまだ許さないわよ。覚悟しなさい」
ティアはそういうと、さらにお尻を叩く手の勢いを強める。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ああああ!許して下さいいい!ひいぃいいい!!」
エルレインは悲鳴を上げながら、許しを乞う。
ティアの平手打ちの音と、エルレインの悲鳴が、その後30分に渡って、響き続けた・・・。


 「ハァ・・・ハァァ・・・・」
ティアの膝の上で、エルレインは荒い息を吐く。
散々に叩かれたお尻は真っ赤に腫れ上がり、表面は熱を帯びている。
 「ううう・・・!ティア・・・許して・・下さいいい・・・・私が・・悪かった・・ですぅ・・・」
エルレインは涙をこぼしながら、許しを乞う。
「そうね。私としては十分鬱憤は晴れたわ。クロエ・・今度は貴女の番よ」
ティアはクロエにそういうと、一旦エルレインを膝から降ろす。
 「では・・・今度は私からだな。エルレイン、机にうつ伏せになって、お尻を突き出してもらおうか」
「は・・はい・・」
エルレインは言われた通り、机にうつ伏せになり、真っ赤なお尻を突き出す体勢になる。
 「よし・・。では・・行くぞ!!」
クロエは思いきり、手を振りかぶった。
バアッチィィィンンン!!
「ああああ!!??」
既に散々叩かれたお尻には過酷な平手打ちが、聖女のお尻を襲う。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ひいっ!きゃあっ!ああう!」
エルレインは悲鳴を上げ、背をのけ反らせる。
 バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「全く・・!金儲けの為に・・人の恥ずかしい姿を盗撮するなど・・!!」
クロエは怒りと正義感を燃え上がらせながら、平手を振り下ろす。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「聖女でありながら・・何たる所業!恥を知れ!!」
「ひいい!クロエ・・!出来心だったのです!許して下さい!!」
エルレインは既に泣きながら、許しを乞う。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「そうはゆかぬ!今日はたっぷりと・・自分のお尻で反省するがよい!!」
「そ・・そんなっ!きゃあああ!!」
エルレインが絶望の声を上げる中、クロエの平手打ちがエルレインのお尻に炸裂する。
その後、ティアの場合と同じく、30分に渡って、クロエの平手打ちがエルレインのお尻に降り下ろされ続けた・・・。


 「うう・・・くぅぅ・・・ううあ・・!?」
お尻を突き出した姿勢で床に蹲ったまま、エルレインは苦悶の声を上げる。
二人にお仕置きされたお尻は倍近くに腫れ上がり、痛々しい姿を見せている。
 「ティア・・・もう十分ではないか?」
エルレインの様子に、クロエはそうティアに言う。
「そうね。私としては・・満足だわ」
「そうか。では・・・もう良いな」
クロエはそういうと、エルレインの方に向く。
 「エルレイン・・・。今回はこれで許そう。だが・・・もしまた誰かのお仕置きを盗撮したならば・・・私たち二人が・・嫌と言うほどそなたのお尻を真っ赤に染めてやろう。良いな?」
「は・・はい・・!!も・・もう・・二度としません!!」
エルレインの言葉に、二人はその場を立ち去る。
後には、お尻を真っ赤にしたエルレインが一人残された。
 「ふふふ・・・。上手く・・行きましたね・・」
エルレインは笑みを浮かべる。
実はワザと、盗撮が二人にばれるように仕組んでいた。
盗撮されたことを知れば、間違いなく二人がエルレインをお仕置きしにやって来る。
そのもくろみ通り、二人からたっぷりとお尻を叩かれた。
 「二人とも・・容赦ない見事なお尻叩きでしたね・・。想像以上です・・」
二人から受けたお尻叩きを思い返しながら、エルレインはウットリする。
(痛くて恥ずかしくてたまらないですが・・・・。何とも癖になりますね。次は誰のお尻叩きを受けてみましょうか・・・・)
エルレインはこの街の住人のリストを取り出し、そんなことを考えていた・・・。


 ―完―

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聖女のお仕置きと策略(マルタ/エルレイン)


(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


バアシィンッ!バシンッ!バアアンッ!バシィンッ!バアアンッ!
「だから違うって言ってるでしょー!!やめてよーー!!」
大聖堂の祭壇前に、お尻を叩く音とマルタの悲鳴が響き渡る。
マルタは大聖堂の主であるエルレインの膝の上に乗せられ、お尻を叩かれていた。
 「これだけお仕置きしているのに、強情ですね。まだ、自分のしたことを認めないのですか?」
お尻を叩きながら、エルレインはそう問いかける。
エルレインの聖堂には、多くの巡礼者が訪れる。
その巡礼者の一人の財布がなくなり、無くなった財布が、マルタの手荷物から発見されたのだ。
財布を盗んだ疑いは当然マルタにかかり、その件でエルレインがマルタのお仕置きをしているのである。
 バアシィンッ!バシンッ!バアアンッ!バシィンッ!バアアンッ!
バアシィンッ!バシンッ!バアアンッ!バシィンッ!バアアンッ!
「だから本当に知らないわよ!!いつの間にか私の荷物の中に入ってたのよ!?」
「そんな言い訳が通用すると思っているのですか?まだまだ、お仕置きが必要なようですね」
エルレインはそういうと、さらに平手の勢いを強める。
その後、一時間近くに渡って、マルタの悲鳴とお尻を叩く音が響き続けた・・・。


 数時間後・・・。
「中々強情でしたね・・・」
お仕置き中のマルタの態度を思い返しながら。エルレインはため息をつく。
中々罪を認めず反省の様子をみせないため、さすがに手を焼いた。
どうしたものか、とそう思っていたときだった。
 不意に、ドアをノックする音が聞こえたかと思うと、兵士が一人入って来る。
兵士はエルレインに何やら報告をする。
「何と・・それは本当ですか?」
エルレインは兵士の報告にそう尋ねると、兵士は本当だと答える。
「わかりました。下がりなさい」
エルレインはそう言うと、何やら考え込む。
しばらくすると、エルレインは執務室を後にした。


 「何よ、またお仕置きしようっていうの?」
マルタは現れたエルレインに、不機嫌な声で言う。
「貴女に謝らなければならないことがあります。財布を盗んだ者が、見つかりました」
「え・・・?」
「犯人は貴女に嫌疑を反らすために、貴女の荷物に入れた、ということです。本当に申し訳ありませんでした」
エルレインは頭を下げて、マルタに謝る。
 「何よ!だから言ったじゃない!!それなのにお仕置きなんかして!!どうしてくれるのよ!?」
さすがにマルタも怒りを抑え切れない。
思わずエルレインに食ってかかる。
「貴女の怒りはよくわかります。ですから・・・マルタ、貴女の気の済むまで、私をお仕置きして下さい」
「何よ、ソレ本気で言ってるの?」
「本気です。貴女に許してもらえるなら、幾らでも私のお尻を差し出しましょう」
「だったら・・・お尻出して、私の膝の上に乗りなさい!!」
マルタがそういうと、エルレインは何のためらいも無く、自分で服を捲り上げ、下着を降ろして、マルタの膝の上にうつ伏せになる。
 「ふぅん、本気で私からお仕置き受けるつもりなのね」
「ええ・・・。悪いのは私ですからね」
「でも・・私だってそう簡単には許さないわよ!!覚悟しなさいよね!!」
マルタはそういうと、右手をゆっくりと振り上げた。


 バアシィンン!!
「く・・・!?」
マルタの平手が、エルレインの大きなお尻に命中する。
強烈な打撃音と共に、エルレインは苦痛に顔を顰める。
パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「・・・!・・・!・・・!・・・!」
弾けるような音が響くたび、エルレインの成熟した大きなお尻が揺れる。
 パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「もうっ!私、最初から言ってたじゃないのよ!!私じゃないって!!」
マルタはエルレインのお尻を叩きながら、怒りをぶつける。
 バシィンッ!バぁぁンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「うう・・!く・・!あ・・・!う・・・・!」
平手の音が響くたび、エルレインのお尻は揺れながら、赤く染まってゆく。
パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「それなのに・・・!犯人だって決めつけて!よくもあんなに叩いてくれたわよね!!」
マルタは怒りを込めて、エルレインのお尻を容赦なく叩き続ける。
 パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「ひぅ・・!うぅ・・!申し訳・・ありません・・・!!許して・・ひぃぅ・・!下さ・・ああっ!!」
苦しくなってきたのだろう、エルレインの謝る声に、悲鳴が混じる。
 パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「ふざけないでよ!!どれだけ痛くて恥ずかしい思いさせられたと思ってるのよ!!こんなのじゃあ、まだまだ許さないわよ!!」
マルタは怒りの炎と共に、エルレインのお尻をこれでもかと叩く。
エルレインのお尻はブルンブルンと震えながら、さらに濃い赤へと染まってゆく。
 パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パンッ!パァンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「うう・・!ひっう・・!許して・・下さ・・ああーっ!ひっう・・!ああぅ・・!?ううああ!?」
エルレインはお尻に与えられる苦痛に、ついに泣き出してしまう。
 「泣いたってダメよ!!もっともっとお仕置きなんだから!!」
エルレインの泣く姿に、マルタはさらに怒りを燃え上がらせ、さらなる平手打ちの雨を降らせる。
その後、一時間近くに渡って、エルレインの悲鳴とお尻を叩かれる音が、部屋に響き続けた・・・・。


 「見事に・・赤いですね・・・」
鏡に映る自分のお尻を見ながら、エルレインは思わず呟く。
マルタに散々に叩かれたお尻は、僅かの隙間も無いほど真っ赤に染め上がっている。
表面も触ると火傷するのではと思うほど熱くなっている。
「本当に・・痛くて恥ずかしくて・・・大人げなく・・本気で泣いてしまいましたね・・・。ですが・・・・」
マルタから受けたお仕置きを思い返しながら、エルレインは恍惚とした表情を浮かべる。
お仕置き中、苦痛と羞恥を感じながら、エルレインは何とも言えない興奮と恍惚を同時に感じていた。
 「見事なまでに・・・上手く行きましたね」
エルレインは悪人風の笑みを浮かべる。
実は、全てはエルレインが仕組んだことだった。
マルタに無実の罪でお仕置きし、その後怒ったマルタに自分のお尻を差し出して、お尻叩きのお仕置きを受けるよう仕向けたのだ。
作戦は見事に図に当たり、エルレインは当初のもくろみ通り、マルタにお仕置きされたのである。
 「まさか・・お尻叩きにこれほどまでの甘美な背徳感があるとは・・・。恥ずかしいですが・・悪くはありませんね。それに・・・」
エルレインはノートPCの画面を見つめる。
画面には、隠し撮りしておいた自分自身のお仕置き動画が再生されている。
お仕置きマニア向けの裏サイトにアップしたものだ。
再生数はあっという間に上がっていく。
 「ここまで人気ならば・・・お尻を叩かれるのも悪くはありません。また、誰かにお尻を叩かれてみても、いいかもしれませんねぇ」
動画の再生数を見ながら、エルレインはそんなことを呟いていた。


 ―完―

もしもティアとクロエが親友だったら(ティア/クロエ&クロエ/ティア)


(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 もしもティアとクロエが親友だったら・・・・。
そんな世界でのお話・・・。


 「すまんな、いつも手伝ってもらって」
討伐したモンスターから素材の採取をしながら、クロエはティアにお礼を言う。
「別に構わないわ。お互い様でしょ」
礼を言うクロエに、ティアはそう返す。
二人は親友の為、二人で組んでよくクエストに出ている。
今日はクロエが受けた討伐クエストに、ティアが手伝いで同行していた。
 「それで・・・あと何体倒すのかしら?」
「あと一体倒せば完了だ。とはいえ・・・」
クロエは周囲を見回す。
ターゲットのモンスターを既に数体狩っているから、モンスター側も警戒している。
そう簡単には姿を現さないだろう。
そう思っていたときだった。
 「!!??」
クロエは遠目に、標的のモンスターがいることに気づく。
「いたぞ!?逃さぬ!!」
見つけるや否や、クロエは逃がすまいと走り出す。
「クロエ!!待って!!」
ティアは慌てて追いかける。
 「待てっ!待たぬか!?」
クロエは必死にモンスターを追いかける。
当然、モンスターも必死に逃げる。
やがて、クロエがモンスターに追いつく。
 突然、モンスターが急停止したかと思うと、思いっきりジャンプする。
「な・・!?うわあっ!?」
クロエが気づいた時には、目の前に大きな穴があった。
クロエも急停止するとも、止まりきれず、そのまま穴に落ちてしまう。
 「く・・!?し、しまった・・・!」
穴に落ちたクロエは、痛みに思わず顔を顰める。
「クロエ!?大丈夫なの!?」
ティアは穴に駆けつけると、穴底のクロエに手を差し伸べる。
 「す・・すまぬ。私としたことが・・不覚だった・・」
「そうね。不注意だわね」
クロエの言葉にティアはそう返しつつ、クロエを穴から引き上げる。
 「すまぬ。おかげで助かった」
「別にいいわ。これくらい・・・。一旦、キャンプに戻りましょう」
「しかし・・・」
あと一匹、狩れば終わる。
その気持ちで、クロエは戻るのを渋る。
 「クロエ、ちょっと話をしたいの。戻るので、いいわね?」
ティアは有無を言わせぬ口調と雰囲気で言う。
「わ・・わかった」
その雰囲気に押され、クロエはやむなく頷き、キャンプへと戻っていった。

 キャンプ内・・・。
ティアは厳しい表情で、クロエを見つめる。
「クロエ、後先考えずに、モンスターを見つけたからって、飛び出すなんて、何をしているの?」
「す、すまぬ・・・。逃したら、と思ったらつい・・・・」
「それで飛び出して、どうなったかしら?穴に落ちてじゃない。怪我でもしたら、どうするつもりなの?」
「す・・すまぬ・・・・」
「悪いと思っているなら・・わかっているわよね?」
「お・・お仕置きか?」
ティアの問いに、クロエは恐る恐る、尋ねるように言う。
二人の間では、お互いに迷惑をかけるようなことをしたとき、或いは悪いことをしたときは、お尻叩きでお仕置き、というルールがあった。
 「当然ね。さぁ、クロエ、こっちに来て。お仕置きよ」
ティアはその場に正座して、膝を軽く叩いて合図をする。
「うう・・・!?」
クロエはティアの膝を見つめ、羞恥で顔を真っ赤にする。
だが、それでも素直にティアの元へと行く。
クロエは恥ずかしげにモジモジしながら、正座したティアの膝の上にうつ伏せになる。
 「随分素直ね。さすがに悪かったと思ってるのかしら?」
「うう・・・!!言わないでくれ・・!?」
ティアの言葉に、クロエは羞恥で再度顔を真っ赤にする。
「恥ずかしいのもお仕置きのうちよ。よく、反省しなさい」
ティアはそう言いながら、クロエの服を脱がせる。
あっという間に、クロエの大きくてスタイルの良いお尻があらわになった。
 「クロエ・・・始めるわよ。いいわね?」
「あ・・ああ・・!?」
ティアの問いかけに、クロエは顔を赤くしながら、頷く。
それを見たティアは、ゆっくりと手を振り上げた。


 パアシィンッッ!!
「う・・・!?」
ティアの平手がクロエのお尻に叩きつけられ、甲高い音がキャンプに響く。
お尻に感じる鈍い痛みに、思わずクロエは顔を顰める。
パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
「・・・!・・・・っ!・・・ぅ!・・・・ぁ!」
クロエは必死に声を押し殺し、平手打ちに耐える。
 パアンッ!ピシャンッ!パァンッ!パシィンッ!
「クロエ・・・・。いつも言ってるわよね、目の前の敵に捕らわれて、後先考えずに飛び出してはダメだって」
お尻を叩きながら、ティアはお説教を始める。
 パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
「す・・すまない・・!あと・・一匹・・そう思ったら・・つい・・!?うう・・!!」
お尻を叩かれる苦痛に顔を顰めながら、クロエは謝る。
パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
「それで、どうなったかしら?モンスターにしてやられて、穴に落ちたじゃない?」
ティアはクロエのお尻を真っ赤に染めながら、お説教を続ける。
 パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
「す・・すまぬ・・!我ながら・・情けない・・!?」
クロエは謝りながら、悔しげな声で言う。
 「情けない、とかそういう問題じゃないわ。私は、貴女が怪我したら・・そう思うと・・冷や汗どころじゃないのよ?」
「す・・すまん!!心配を・・かけたな・・・」
友人の気持ちに気付き、クロエは心から謝る。
 「わかってくれたようね。でも・・・今日はしっかり反省してもらうわよ。いいわね?」
「わ・・わかっている・・。ティア・・・存分に・・・やってくれ・・・」
クロエは羞恥を堪えながら、ティアにそう言う。
それを聞いたティアは、既に赤くなっているクロエのお尻目がけ、再び手を振り下ろす。
 バアシィンッ!バッチィンッ!バアシィンッ!ビダァンッ!
「う・・!あ・・・!う・・!ああぅ・・!?」
既に赤くなっているお尻には苛烈な平手打ちが、容赦なくクロエを襲う。
バアシィンッ!バッチィンッ!バアシィンッ!ビダァンッ!
バアシィンッ!バッチィンッ!バアシィンッ!ビダァンッ!
バアシィンッ!バッチィンッ!バアシィンッ!ビダァンッ!
「ああーっ!痛あっ!すまぬ・・!ひいっ!痛あっ!!うわああ!!きゃああ!!」
容赦ない平手打ちに、さすがのクロエも涙を流す。
お尻は真っ赤に染まった上で、表面には赤い手形が深々と刻みつけられている。
それでも、ティアの平手は容赦なくクロエのお尻に降り下ろされる。
その後、一時間近くに渡って、キャンプ内にクロエの悲鳴と謝る声、お尻を叩かれる音が響いていた・・・・。


 その後・・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・・」
ティアの膝の上にうつ伏せに乗ったまま、クロエは両肩を上下させ、荒い息を吐く。
お尻は濃厚なワインレッドに染め上がり、二つの丘にはそれぞれ、真っ赤な手形が刻みつけられている。
 「クロエ・・・。反省出来たかしら?」
お尻を叩く手を止めて、ティアは尋ねる。
「した・・!!もう・・・後先考えない行動はせぬ・・・!!心配をかけた・・・本当に・・すまなかった・・!?」
涙目のまま、クロエは謝り、ティアに誓う。
「わかってくれたならいいわ。それなら・・・もう・・お仕置きは十分ね」
ティアはそういうと、用意しておいた氷袋をクロエのお尻に乗せる。
 「ふう・・!?冷たいな・・!?」
「そうね。でも・・・これでしっかり反省出来るんじゃないかしら?」
「そうだな・・・。ティア・・・悪いが・・これからもよろしく頼むぞ」
「もちろんよ。でも・・あまりお尻を叩かれるようなことをやめてほしいわね」
「う・・・。努力しよう・・・」
クロエの言葉にティアは苦笑する。
だが、その直後、ティアは再び安堵の表情を浮かべた。


 数日後・・・・。
「ティア・・・。どういうことかな?」
クロエは明らかに怒っている声で、ティアに問いかける。
実はティアがクロエに買い物の手伝いを頼んだのだが、待ち合わせの約束の時間に遅れてしまったのだ。
「ご・・ごめんなさい・・・。実は・・昨日・・・寝るのが遅くて・・・寝坊してしまったの。ごめんなさい・・・」
ティアは理由を説明しながら、謝る。
 「ティア・・・・。手伝いを頼んだのは、そなただろう?それでいながら・・約束の時間に遅れるなど・・・。何を考えている!?」
「ご・・ごめんなさい!!本当に悪かったと思っているわ!?」
「それは当然だろう!!ティア!!寝坊して約束を破るなど許さん!!お仕置きだ!?」
クロエはティアの手首を掴んで、引き寄せる。
 「きゃああ!?」
ティアは悲鳴と共に、ベッドの縁に腰かけたクロエの膝の上にうつ伏せになる。
ベッドの上のせいか、ティアはクロエの膝の上でお尻を突き上げた体勢になる。
クロエはティアの上着を捲り上げ、下着ごとタイツも降ろしてしまう。
おかげで、ティアの形の良いキレイなお尻があらわになってしまう。
 「うう・・・!?」
膝の上でお尻丸出し、しかも高く突き上げた体勢も相まって、ティアは羞恥に顔を赤くする。
「ティア・・・覚悟は良いな?」
「クロエ・・。ちょ、ちょっと待・・・」
「待たん!!覚悟せよ!!」
クロエはそう言うと、思いきり手を振りかぶった。


 バアッチィィィンンン!!!
「きゃあああ!!!」
クロエの強烈な平手打ちに、思わずティアは悲鳴を上げる。
痛みで無意識にティアは手を伸ばし、お尻を庇おうとする。
 「ティア!!何だこの手は!?」
クロエは空いている方の手で、ティアの手を押さえる。
「ご・・ごめんなさい!つ、つい・・!?」
「つい、ではなかろう!これはお仕置きなのだぞ!!手で庇おうなど・・・許さぬ!!」
クロエはティアの腕をしっかり押さえ込む。
そして、叩く方の手を再び振り上げた。
 パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
「きゃああ!!痛あっ!?きゃああ!!きゃああ!!」
クロエの平手が振り下ろされるたび、ティアの悲鳴が上がる。
同時に、ティアのお尻が少しずつ、赤く染まってゆく。
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
「全くっ!人に手伝いを頼んでおきながら、遅刻するとは、何事だ!!」
クロエは怒りの炎を燃え上がらせながら、ティアのお尻に容赦なく平手の雨を降らせる。
 パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
「きゃああ!ご、ごめんなさい!まさか・・寝坊するなんて・・きゃああ!!」
「それが理由になるか!?それこそ・・ティアが弛んでいる証拠だろう!!」
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
弁解の言葉がクロエの怒りに火を注ぎ、さらなる平手打ちが、ティアのお尻を襲う。
おかげで、ティアのお尻は、さらに濃い赤へと染め上げられる。
あまりの激しさに、ティアの真っ赤なお尻には、クロエの手形が浮かび上がる。
 パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
「クロエッ!本当にごめんなさいっ!きゃああ!!二度としないわ!!きゃああ!!だから許してぇぇ!!きゃあああ!!」
「そうはいかん!!今日はティアの性根を徹底的に叩き直してくれる!!覚悟せよ!!」
「そ・・そんなぁぁ!!きゃあああ!!!!」
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
パアンッ!パアンッ!パシィンッ!パァンッ!パシンッ!パァンッ!
「ごめんなさいっ!きゃあああ!!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!きゃあああああ!!!ごめんなさぁいい!!きゃあああああ!!!」
お尻を叩かれる音と共に、ティアの悲鳴と『ごめんなさい』が部屋に響きわたる。
それは少なくとも一時間以上は続いていた・・・・。


 「うう・・・!?」
ティアは苦痛に顔を顰める。
お尻叩きからは解放されたものの、反省の時間として、お尻を出したまま、立たされていた。
 「ティア・・・。反省したか?」
「したわ・・・。約束の時間に遅れて・・ごめんなさい・・・。もう・・二度としないわ・・」
「わかってくれれば良いのだ。私こそ・・・やり過ぎてしまったな。すまぬ」
真っ赤に腫れ上がったティアのお尻を見ながら、クロエは謝る。
 「いいのよ。私が悪かったんだから。この前は私が叩いたんだから、お互い様よ」
「そうだな。ティア・・・。そなたが友で良かったぞ。これからもよろしく頼む」
「それはこちらのセリフよ。クロエこそよろしく頼むわ」
二人は顔を合わせると、そんな掛け合いをして、互いに笑みを浮かべた。


 ―完―

精霊の怒り・騎士の償い(オリジナルm/クロエ)



(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 山林の奥にある、とある泉。
泉からは、温かい湯気が上がり、近くの木こりなどが、のんびりつかっている。
ここは、山林にある自然の温泉。
観光地から離れているため、地元の住人や山の獣達くらいしかやってこないが、それゆえに、隠し湯として、地元民や山の生き物から重宝されている。
 温泉の傍らには、小さな祠が建っている。
その祠の中に、人影が見えた。
 人影の正体は、赤っぽい髪をした、10歳くらいの少年。
(外は今日はだいぶ寒そうだな・・・。なら・・火を強めないと)
少年は温泉に向けている両手に、意識を集中させる。
すると、少年の手がメラメラと燃え盛る炎に包まれる。
同時に、温泉から上がる湯気が多くなる。
温泉は、先ほどよりも暖かくなり、皆、満足げな表情を浮かべる。
それを見た少年の表情が、嬉しそうな笑みが浮かぶ。
 少年の正体は、祠に祀られている精霊。
炎や熱を操る力を持ち、この辺り一帯を治める上位の精霊から、この温泉の管理を任されていた。
この温泉を適切な状態に保ち、人や獣達を、温泉を通じて癒し、活力を与える。
それが、この少年精霊の仕事であった。
少年は適切な火力に調節し、温泉の快適度を高めてゆく。
入浴者達の表情がより満足げに緩んできた、そのときだった。
 突然、手傷を負い、猛り狂った魔物が現れた。
「待て!逃がさぬ!?」
同時に、魔物を追いかけて、剣を手にしたクロエ・ヴァレンスが姿を現した。
精霊が嫌な予感を覚えた直後、魔物とクロエの戦いがその場で始まる。
当然、温泉に入っていた者達は、我先にと急いで逃げ出した。
やがて、魔物は祠の目の前に追い詰められる。
 「覚悟を決めよ!驟雨虎牙破斬!!」
高速の連続攻撃が魔物に襲いかかり、祠目がけて、魔物は吹っ飛ばされる。
祠に叩きつけられると共に、魔物は咆哮を上げて、絶命した。
 「これで・・よしと」
クロエは倒した魔物から、素材を手に入れる。
この魔物から取れる素材を集めるのが、今回の依頼だった。
素材を手に入れたクロエが、その場を立ち去ろうとしたそのときだった。
 「そこのお姉さん!!ちょっと待ってよ!!」
クロエは声をかけられ、思わず振り返る。
すると、そこにはいつの間にか、精霊の少年の姿があった。
 「そなた、何者だ?」
見知らぬ少年の姿に、思わずクロエは尋ねる。
「僕のことはどうだっていいよ。それよりお姉さん、コレを見てよ」
精霊の少年は、先ほどまで自分がいた祠を指し示す。
祠は、魔物が叩きつけられたときの衝撃で、壊れてしまっていた。
 「これは・・・!?」
「そう、お姉さんが魔物と戦ったせいで、こうなったんだよ。それだけじゃないよ。お姉さんがこんなところで戦うから、皆せっかく温泉に入ってたのに、逃げちゃったんじゃないか!!」
精霊の少年は、怒りの声でクロエに言う。
 「そなたは・・・この温泉の管理者か?すまぬ!私のせいで迷惑をかけた!!」
クロエは自身の非を認め、素直に謝る。
だが、少年の怒りは収まらない。
 「謝っただけじゃ、許さないよ!お姉さん、お仕置きだよ!!」
「な、何をしろ、というのだ?」
怒り心頭の少年に、クロエはおずおずと尋ねる。
「そうだね。お姉さんみたいな悪い子には、『お尻ペンペン』かな。さぁ、僕の膝においで」
少年は座った姿で宙に浮くと、自分の膝を軽く叩いて、言う。
宙に浮き、また背中から炎のような後光が差す姿に、クロエも少年が普通の人間ではないこと、詳しい正体はわからないながらも、神や精霊といった、神聖な存在であることを悟る。
自分が悪い、という意識も相まって、クロエは抵抗せず、素直に少年の膝の上に、うつ伏せになった。
 「ちゃんと悪いとは思ってるんだね。えらいね」
少年は素直に膝に乗ったクロエの頭を撫でてやる。
「や・・やめてくれ・・。は、恥ずかしい・・!」
クロエは羞恥に思わず顔を赤くする。
「お姉さん・・・いや、クロエ、恥ずかしいのもお仕置きのうちだよ」
「な、何故私の名を・・・?」
「僕は精霊だよ。それくらいわかるさ。さぁ、クロエ、覚悟はいいかい?」
「は・・始めるなら・・始めてくれ・・!私だって・・恥ずかしいのだ・・」
クロエは恥ずかしさに身を震わせつつ、言う。
「わかってるよ。じゃあ、行くよ」
少年はクロエが手でお尻を庇えないよう、クロエの左手を、自分の右手で後ろ手に押さえる。
そして、左手をゆっくりと振り上げた。


 パアシィンッっ!!
ブルルンッッ!!
「く・・・!?」
少年の平手打ちが、タイツ越しのクロエのお尻に叩きつけられる。
衝撃で、クロエのお尻は別の生き物のように、ブルブルと震える。
そこまで強くはない鈍い痛みと共に、焼き鏝でも当てられたような熱感がクロエのお尻を襲う。
思わずクロエが振り返ると、少年の平手は赤い炎に包まれていた。
 「そ・・それは・・?」
クロエは思わず尋ねる。
「これは精霊の炎だよ。僕は炎と熱の精霊だからね。安心して。普通の火じゃないから、服が燃えたり肌が火傷することは無いよ。ただし・・熱はあるからね。クロエの悪いお尻に、たっぷりと痛くて熱い思いをしてもらうよ」
少年はそう宣告すると、クロエのお尻を再び叩きはじめる。
 パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
「う・・!く・・!?う・・!くぅ・・・!あぅ・・・!?」
平手の音と共に、クロエのお尻は柔らかいプリンのように、左右に波打つ。
少年の平手打ちは、普通の子供が思いきり力を振るっているのと同程度。
痛いことは痛いが、そこまでではない。
だが、手に纏った炎の熱気は強く、容赦なくクロエのお尻を責めたてる。
熱気の苦痛に、クロエは表情を歪ませる。
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
お尻を叩く軽快な打撃音と共に、タイツ越しのクロエのお尻が、何度も波打ち、震える。
 「クロエ、君にだって事情があるんでしょ。それはわかるよ。あの魔物を討伐してくれとかさ」
クロエのお尻を叩きながら、精霊なお説教を始める。
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
「でもさ、ここに、人や獣が集まってたのは、ちょっと見ればわかるはずだよ。こんなところで戦えば、巻き添えが出る危険はわかるでしょ?」
クロエの波打つお尻を叩きながら、精霊はお説教を続ける。
 パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
「す、すまぬ・・・!頭に血が上ってしまっていた・・・!許してくれ・・!!うう・・!」
お尻を叩かれる苦痛に顔を歪めつつ、クロエは謝る。
 「そういうのがダメでしょ。クロエ、君は騎士なんだから。周りを巻き込まずに、魔物を討伐することを考えなきゃでしょ!!」
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
パァンッ!パァンパァンパァンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
プルプルンッ!ブルブルブルンっ!プルプルプルンッ!
お説教と共に、少年の小さな平手が、クロエのスタイルの良いお尻を容赦なく襲う。
タイツに包まれたお尻は甲高い音と共に、左右に激しく揺れ続ける。
 しばらく経った頃・・・。
「ハァ・・・ハァ・・ハァ・・・」
クロエは少年の膝の上で、荒い息を吐く。
クロエのお尻は、タイツ越しでも赤みがほんのり見える状態になっていた。
何度も叩かれて腫れているためか、心なしかタイツがキツめに見える。
 「クロエ、少しは反省した?」
一旦、お尻を叩く手を止めて、少年精霊は尋ねる。
「し・・した・・!わ、私が・・悪かった・・!後先考えずに、周りを巻き込むような戦いはもうせぬ・・!!許してくれ・・!!」
クロエは荒い息を吐きながら、精霊に言う。
 「反省はしてるようだね。でも・・・今日は僕も結構怒ってるし、クロエには本当に分かって欲しいから・・・仕上げのお仕置きをするよ」
精霊はそう言うと、クロエのタイツを降ろす。
おかげで、クロエの叩かれて赤く腫れたお尻があらわになってしまう。
 「くぅぅ・・!?」
お尻を丸出しにされた恥ずかしさに、クロエは顔を再び赤くする。
「クロエ、今度は思いきりお尻を叩くからね。一回、叩くことに『ごめんなさい』って言うんだよ。わかった?」
「く・・!わ、わかった・・・・」
クロエの返事に、精霊は再び炎を手に纏わせ、平手を振り下ろす。
 バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!!
強烈な打撃音と共に、クロエのお尻が大きく左右に波打つ。
「くぅぅ・・!ご・・ごめん・・なさい・・」
さっきまでとは比べ物にならない打撃に、クロエは思わず顔を顰める。
それでも、言われた通り、クロエは『ごめんなさい』を言う。
バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!
バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!
バアッチィィィンンン!!
ブルルルルルンン!
「ひっう・・!ごめん・・なさい・・!ああうーっ!ごめ・・ん・・なさい・・!くぅあ・・!ごめん・・なさい・・!!」
一打一打、精霊は力を込めて、クロエのお尻を叩く。
そのたびにクロエのお尻がプルンプルンと震え、クロエの『ごめんなさい』が響き渡る。
その後、50を数えるまで、精霊からのお尻叩きとクロエの『ごめんなさい』があたりに響いていた・・・・。


 「うう・・・ああぅ・・!?」
精霊の膝の上に乗せられたまま、クロエは苦痛に顔を歪める。
ようやくお尻叩きからは解放されたものの、動くに動けず、精霊の膝の上でうつ伏せのまま、うなだれていた。
 「クロエ、心から反省出来た?」
精霊は片手でクロエの頭を撫でながら、尋ねる。
「し・・した・・。精霊殿・・本当に・・私が悪かった・・。もう・・周りを巻き込むような無茶なことはせぬ・・・!本当に・・すまなかった・・・」
荒い息を吐きながら、クロエは謝る。
「ちゃんと反省出来たね。えらいね、クロエはいい子だね」
精霊はクロエの頭を優しく撫でながら、褒める。
「や・・やめてくれ・・!わ、私は・・子供ではない・・!!」
外見は自分より年下の相手に子供のような対応をされ、クロエは羞恥に身を震わせる。
「僕から見れば、クロエはまだまだ子供だよ。クロエ、今回はこれで許してあげる。今日のことを忘れないで・・立派な騎士になってね!!」
不意に、クロエは宙に浮いたかと思うと、ゆっくりと地面に着地する。
同時に、精霊は姿を消していた。
 「うう・・・!全く・・・とんだ目に・・遭ったな・・・」
ようやくお尻をしまいながら、クロエはぼやく。
散々に叩かれたお尻は腫れ上がり、タイツを上げるのもキツい。
お尻の痛みを堪えつつ、クロエはよろよろとした足取りで、その場を後にした。


 ―完―

クロエの受難・農家編(農家/クロエ)



(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 ある日のこと・・・・。
その日も、その男は、いつものように、林の中を見回っていた。
彼は代々、この林や周りの農地を所有する地主の当主。
付近の山に住む魔物の被害から林や畑を守るため、毎日、愛用の弓矢と手斧を身に着けて見回りをしている。
 (そろそろ・・・一休みするか)
見回りをしながら、そんなことを考えた、そのときだった。
 突然、魔物の咆哮と、木々を薙ぎ倒すような音が聞こえてきた。
(何だ!?)
思わず男は、弓を構えつつ、物陰に身を潜める。
弓を構えたまま、緊張した面持ちで、男が様子を伺っていると、手負いの魔物が姿を現した。
 傷のせいか、かなり怒り狂っている。
もし気づかれたら、こちらに襲いかかって来るかもしれない。
男は、さらなる緊張感に包まれる。
 「さぁ・・追いつめたぞ!!」
魔物を追うように、クロエが姿を現す。
魔物に傷を負わせたのは、クロエだった。
ギルドから魔物討伐の依頼を受けて、戦っているところだ。
魔物はクロエの姿を認めると、咆哮を上げて、襲いかかる。
 「甘い!魔神剣!」
クロエはかわしつつ、剣で衝撃波を飛ばして攻撃する。
だが、魔物もすかさず衝撃波をかわす。
衝撃波が、魔物がいた場所の背後の木にあたり、木を傷つけてしまう。
 「おんまぇえええ!!!何をしてるううううう!!!!」
傷ついた木を見るや、男は激昂する。
その声に魔物もクロエも驚いてしまう。
 「おいいいい!!そこの娘えええ!!」
驚いている魔物とクロエを尻目に、男はクロエに詰め寄る。
「そ、そなた何者だ!?危ないぞ!ここからすぐに去るのだ!?」
クロエは突然現れた男に驚きつつも、男に警告する。
 「あああ~~っ!そこのお前!?話の邪魔だあああ!!とっととあっち行けええ!!」
男は魔物の方を振り向くと、弓を構えて、魔物に怒りの声で言う。
魔物も男の気配に怯んだのか、急いで逃げ去った。
 「さぁて・・・・」
男は怒り心頭な表情で、クロエと向き合う。
「あんた、名前は?ここで何してる?」
「私はクロエ・ヴァンレス、ある街のギルドに所属する騎士だ。ここへは、先ほどの魔物の討伐依頼で来たのだ」
「なるほど~。騎士様ねぇ・・・。わっちはここの林の持ち主だ」
「そなたが持ち主か!?これは失礼した!すまぬ!勝手に入ってしまった!?」
「そうだなぁ、お前さん、人様の許可なく入った上に・・・人の林の木も傷つけたんだったなあ・・・」
クロエの話に、男の怒りゲージがさらに上昇する。
 「騎士様さあ、悪いとは、思ってなさるんか?」
怒りを堪えつつ、男は尋ねる。
「む、無論だ!この失態を許してもらえるなら、どんな罰でも受けよう」
「本当だべな?」
「もちろんだ!!」
「よおし・・!そんなら騎士様!尻を出しなされや!!」
「し・・尻!?な、何故だ!?」
いきなり尻を出せと言われ、クロエは思わず声を上げる。
 「決まっとるべえや!!仕置きっちゅうたら、尻叩きだべぇ!!さっさと尻出しなされ!!」
「そ・・そんな・・!?」
まさかの言葉に、クロエは驚愕する。
 「んん~?騎士様!?お前様、騎士のくせに、自分の言うたこと、破りなさるんか!?『どんな罰でも受ける』言うたんは、騎士様じゃろうが!?反省しとりませんのか!?」
男はクロエの痛いところを突いてくる。
「そ・・そなたの言う通りだ。わ、わかった・・・。そなたから、尻叩きの罰を・・・受けよう・・・」
男の正論に反論出来ず、クロエはそう言う。
 「そんなら騎士様、ここに来なせぇだよ」
男は近くの切り株に座ると、膝の上を指し示す。
「く・・・!?」
クロエは恥ずかしさに表情を歪めつつ、言われた通り、男の膝の上にうつ伏せになる。
「ええ覚悟だべな。さてと・・・」
男はクロエのタイツに手をかけると、下着ごとタイツを降ろしてしまう。
あっという間に、クロエのスタイルの良いお尻があらわになってしまった。
「うわぁ!?何をするのだ!?」
お尻を出され、思わずクロエは声を上げる。
「お仕置きっつうたら、裸の尻にするもんだべよ。騎士様、覚悟するべさ」
男はそういうと、間髪入れずに、手を振り上げる。
そして、真っ向から振り下ろした。
 バアッッチィィィンンン!!!
「うわあああああ!!!!」
最初から強烈な一撃に、クロエは背をのけ反らせ、悲鳴を上げる。
バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!
「まああったくううう!!騎士様ああああ!!おめえ様はぁぁ!!!」
男は怒りの炎を燃え上がらせながら、クロエのお尻に苛烈な平手打ちを降らせる。
 バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!
「く・・!う・・・!くぅ・・・!う・・・!くぅぅ・・!」
クロエは苦痛に顔を歪め、苦悶の声を漏らしながら、必死に耐える。
 バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バチンッ!バアンッ!
「こんの林もっ!周りの畑もっ!!全部わっちらが、必死こいて、造ってきたもんだべよおお!!こっこまんで来るんはぁぁっっ!!並大抵のこっちゃあ、なかったべええよおお!!」
クロエのお尻を叩きながら、普段の苦労を思い出し、男はさらに怒りを募らせる。
 「ほ、本当にすまぬ!私が悪かった!!そなたの大事な林を傷つけてしまった!許してくれ!!」
クロエは苦痛を耐えながら、必死に謝る。
お仕置きが始まって、まだそんなに経っていないはずだが、既にクロエのお尻は全体が赤く染まっていた。
 「悪いと思ってるんなら、しっかり反省するべさ!まだまだ行くべさ!!」
男はそういうと、さらに、クロエのお尻に平手を振り下ろす。
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「うわあぁあ!あああっ!ひぃうぅ!きゃああ!!」
集中豪雨のような平手打ちに、クロエは身を悶えさせ、悲鳴を上げる。
無意識にクロエは両足をバタつかせていた。
お尻はどんどん赤みを増してゆき、さらに色濃い赤へと染まってゆく。
「悪い子だべさ!悪い子だべさ!悪い子だべさ!」
「うわあああ!許してくれぇ!わぁぁぁ!」
「『許してくれ!』じゃねえべさ!こういうときは『ごめんなさい』だべさ!!」
男はクロエのお尻を叩きながら、そう叱りつける。
 バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「ひぃぃぃ!ごめんなさい!私が悪かったぁぁ!ごめんなさい!ごめんなさい!」
クロエは両足をバタつかせながら、必死に謝る。
「やっと『ごめんなさい』したべさな。そんなら・・あと100回だべ!」
「そ・・そんな!?うわああ!!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
クロエが必死に『ごめんなさい』する中、お尻を叩く音が響き渡る。
その後、男の宣言通り、100回を超えるまで、お尻を叩く音とクロエの『ごめんなさい』が林に響き続けた・・・・。


 「うう・・・!?」
クロエは涙目になりながら、ジッと大きな木の傍らに立ち尽くす。
丸出しにされたお尻は痛々しい程に赤く染まり、倍以上腫れ上がっていた。
 「騎士様、反省出来ただべさ?」
傍らに立つ男が、クロエにそう尋ねる。
「し・・した・・!地主殿・・・本当にすまなかった・・・。もう・・二度と人の林の木を傷つけるようなことはせぬ・・・!約束する・・!!」
クロエは涙目になりながら、必死に誓う。
「嘘は無さそうだべな。騎士様、今日はコレで許してやるだ。んだども・・もしまたわっちの土地でやらかしたら、一週間は尻叩いてやるべさよ。わかっただか!?」
「わ、わかった!もう・・二度とそなたに迷惑はかけぬ!!」
その言葉に、ようやく地主はクロエを解放する。
ようやくお尻をしまえたクロエは、お尻の苦痛を必死に堪えながら、その場を去っていった。


 ―完―

プロフィール

山田主水

Author:山田主水
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