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ナコルルの奇妙な物語2(レラ/ナコルル)



(サムスピを題材にした二次創作です。許容できる方のみ、ご覧下さい)


 レラとナコルルが夢の中でお互いのお仕置きをし合うという不思議な経験をし、それをきっかけに、二人で旅をするようになった後のこと・・・。


 ある日・・・山の中にある、自然の温泉。
その片隅に、ナコルルとレラの姿があった。
 「ふぅ・・・。いいお湯じゃない。よく、見つけたわね、ナコルル」
湯につかり、気持ちよさげな声で、レラはナコルルに言う。
「ええ、たまたまふもとの村で聞けたのよ。とてもいい温泉があるって。打ち身とかによく効くそうよ」
「打ち身・・・なるほどね・・・確かに・・効くわね」
レラは未だにお仕置きの跡が残るお尻の痛みが楽になってゆくのを感じているからか、実感の籠った声で呟く。
しばらく二人は、ゆっくりと温泉につかる。
やがて、満足したのだろう、二人は一緒に湯から上がっていった。
 温泉の傍らに建てられた、着替え用の簡素な小屋。
身体を拭いて着替えるが、ズボンは降ろしたまま。
これから、未だ赤みが残るお尻の手当てをするためだ。
 「レラ・・・お願いするわ」
「ええ、わかっているわ」
ナコルルはレラに自分のお尻を差し出す。
「まだ少し腫れてるわね。でも・・・綺麗なお尻だわ。思わず・・イタズラしたくなるわね」
ナコルルのお尻を見つめ、レラはそう言う。
「レラ・・・お仕置きが足りないかしら?」
「冗談よ。本気に取らないで」
レラはそういうと、ナコルルのお尻に薬を塗りだす。
 「ん・・!?」
薬が沁みて痛いからか、ナコルルは必死に声を押さえる。
そんなナコルルの姿に、レラは思わずキュンとする。
(ダメよ!しっかり押さえて!!)
レラはついナコルルのお尻を触りたくなるのを、必死に堪える。
ここで欲に負けたら、またお尻を叩かれてしまう。
必死に堪えて、レラは無事に薬を塗り終える。
 「ありがとう、レラ」
「別にいいのよ、これくらい」
「次はあなたの番ね。さぁ、レラ、お尻出して」
「ええ・・・」
レラは返事をすると、今度は自分がナコルルにお尻を差し出す。
 「前より良くなったけど・・・まだだいぶ腫れてるわね」
ナコルルより赤みや腫れが残るレラのお尻を見ながら、ナコルルはそう言う。
「言わないで・・!!恥ずかしいわ」
「ご・・ごめんなさい・・・」
ナコルルは謝ると、レラのお尻に薬を塗り始める。
 「う・・!?」
薬の刺激に、レラは思わず声を漏らす。
薬による痛みを必死に耐える中、レラは無意識にお尻を震わせてしまう。
 (痛いわよね・・・。私だって・・痛かったから・・・)
薬の痛みを思い返し、ナコルルは胸が締め付けられる。
レラ自身が悪いとはいえ、お尻はだいぶ痛々しい姿を見せている。
実際、歩くのも座るのも大変な姿を、すぐそばで見ている。
だんだん、ナコルルの心の中で、罪悪感が大きくなってゆく。
 不意に、それを見越したのか、奇妙な霧が現れた。
「え・・・!?」
「何!?またなの!?」
あっという間に、あたりは霧に包まれ、二人の姿は見えなくなった。


 ナコルルが気づいたときには、例の夢の中にいた。
「ナコルル、気づいたようね」
頭上からのレラの声に、思わずナコルルは振り返る。
「レラ・・・今回は私の番かしら?」
レラの膝の上に乗せられた体勢で、ナコルルはそう察する。
 「そのようね。ナコルル・・・。覚悟はいいかしら?」
「ええ・・・。大丈夫よ。レラ・・・お願い・・・」
ナコルルも覚悟は出来ているからか、冷静な声で言う。
レラはそれを聞くと、ナコルルのズボンを降ろす。
あっという間に、まだ赤みの残るナコルルのお尻があらわになった。
「あ・・・!?」
覚悟はしていても、いざお尻を出されると、ナコルルは羞恥に顔を赤くする。
 「ナコルル、恥ずかしいのかしら?」
顔を赤くするナコルルに、レラはそう尋ねる。
「き・・聞かないで・・・!?」
羞恥をかきたてられ、ナコルルは思わず身を震わせる。
 「私だって、お仕置きのときは恥ずかしいのよ。恥ずかしいのもお仕置きのうちよ」
「うう・・・!?」
レラの言葉に、ナコルルは必死に羞恥を堪える。
「ナコルル・・・行くわよ」
「わ・・わかったわ・・」
レラの言葉に、ナコルルは身構える。
それを見たレラは、ゆっくりと手を振り上げた。


 パッチィィィンン!!
「きゃああ!!」
甲高い音と共に、レラの平手がナコルルのお尻に命中する。
お尻の痛みに、思わずナコルルは悲鳴を上げる。
パアンッ!パシンッ!パアンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「きゃあ!痛っ!きゃああ!きゃあ!」
お尻を叩かれる苦痛に、ナコルルは悲鳴を上げ続ける。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「ナコルル、痛いかしら?」
ナコルルのお尻を叩きながら、レラはそう問いかける。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「い・・痛いわ・・!!レラ・・!許して・・!!」
ナコルルは目尻に涙を浮かべつつ、言う。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「そう、痛いわよね。私も貴女にお尻を叩かれて・・凄く痛かったわ」
ナコルルのお尻を叩きながら、レラはそう言う。
 「うう・・・!それは・・貴女が・・・イタズラ・・きゃあ!?」
「わかっているわ。私が貴女にイタズラしたのが悪いのはね。でも・・ナコルル、どうして貴女のお尻に私がイタズラするのか、わかるかしら?」
「どういう・・・ことなの?う・・!うぅ・・!?」
お尻の痛みに悶えながら、ナコルルは尋ねる。
 「私は・・貴女の半身よ。私の願望や行動は・・貴女が心の奥底に押し込めていたものよ。ナコルル・・・。貴女、お尻叩きのお仕置きに、本当は興味があるのでしょ?」
「そ・・それは・・!?」
ナコルルは思わず口ごもる。
 バアチィンッ!!バッシィィンン!!
「きゃああ!!」
いきなり強烈な平手打ちを叩きつけられ、ナコルルは背をのけ反らせて悲鳴を上げる。
「ナコルル、正直に言いなさい。誤魔化そうと思っても、無駄よ」
「ご・・ごめんなさい・・!!レラ・・・貴女の言う通りだわ・・・。本当は・・・お尻叩きのお仕置きに・・・興味があるわ・・・」
ナコルルは羞恥に声を震わせながら、告白する。
 「よく言えたわね。えらいわ」
レラは一旦、お尻を叩く手を止めて、そう言う。
「では・・・。ナコルル・・貴女に聞くわ。貴女、お仕置きされた私のお尻を見て・・どう思ったかしら?」
「それは・・・やり過ぎたと・・思ったわ・・・」
「そうね。それで罪悪感を抱いたのよね。でも・・それだけかしら?」
「ご・・ごめんなさい・・。レラの・・・真っ赤なお尻を見て・・・興奮したわ・・・。綺麗だって・・・可愛いって・・・もっと赤いお尻を・・見てみたい・・・そして・・・」
「『そして・・・』何かしら?」
ナコルルはレラの問いに、一瞬黙る。
だが、意を決して、告白する。
「私も・・・こんな風に・・・お尻が真っ赤になるくらい・・・お仕置き・・されてみたい・・と思ったわ・・・ごめんなさい・・・」
密かに抱いていた感情を告白し、ナコルルは羞恥で顔を赤くする。
 「ナコルル・・・正直に言えたわね。偉いわ」
レラは妹に言うように、ナコルルの頭を撫でながら、優しく言う。
「ナコルル・・・貴女は色々と押さえ過ぎ・・堪えすぎているわ・・・。だからこそ・・半身として私が現れたわけだけど・・・。ナコルル・・私の前では素直になりなさい。押さえても・・苦しいだけよ」
「レラ・・・!?」
レラの言葉に、ナコルルの表情が明るくなる。
 「でも・・ナコルル・・・。自分がいやらしい、人に言えないことを色々と考えていたのはわかってるわね?」
「ええ・・・。やらしいことを・・考えて・・・ごめんなさい・・」
「そのお仕置きはするわよ。いいわね?」
「は・・はい・・!レラ・・・いけない子の私に・・・お仕置きして・・・ちょうだい・・」
「いい返事ね。なら・・・いくわよ」
レラはそう言うと、再び手を振り上げる。
 バッシィィィンン!!
「きゃあああ!!」
強烈な平手打ちに、ナコルルは悲鳴を上げる。
バチィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシィンッ!
「全くっ!ナコルルっ!貴女は・・本当に悪い子ね!!」
レラはナコルルのお尻を容赦なく叩きながら、お説教を始める。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「きゃあ!痛っ!痛あっ!きゃああ!!」
「清楚な顔して・・お尻ペンペンされたいなんて・・いやらしいことを考えて!!本当に悪い子!!」
レラはお説教しながら、ナコルルのお尻に、平手の雨を降らせる。
ナコルルのお尻は全体が濃い赤へと染まってゆき、左右の丘には、レラの手形が浮かび上がる。
叩かれるたびに、手形はより濃くなり、自己主張する。
 バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「きゃああっ!きゃああ!レラッ!痛っ!痛いわっ!きゃああ!!」
「痛いのは当然でしょう?お仕置きなのよ?わかってるのかしら?」
悲鳴を上げるナコルルに、レラはそう問いかける。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ナコルル、お尻が逃げてるわよ!ちゃんとお仕置きを受けなさい!!」
無意識にお尻を振るナコルルを叱りつけながら、レラは容赦ない平手打ちをナコルルのお尻に落とし続ける。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「レラッ!ごめんなさい!ごめんなさい!許してっ!きゃああ!!」
ナコルルは耐えきれず、両足をバタつかせ、泣きながら謝る。
「まだよ、ナコルル、望み通り、嫌になるくらいお尻ペンペンしてあげるわ。覚悟なさい」
レラはそう言って、平手の勢いをさらに強める。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!きゃああ!ごめんなさいっ!きゃああ!痛っ!痛ああっ!きゃああ!!きゃああ!!」
レラの平手の嵐と共に、ナコルルの悲鳴が響き渡る。
その後、長い間、お尻を叩く音とナコルルの悲鳴が、あたりに響き続けた・・。


 「うう・・・!?」
「ナコルル、無理な我慢はやめなさい。辛いだけよ」
真っ赤に腫れたお尻に薬を塗りながら、レラはナコルルに言う。
 「レラ・・・そうは言うけど・・恥ずかしいわ・・」
「あれだけお尻叩かれて大泣きしてたのに、今さら何を言ってるの」
「い・・言わないで・・!!」
レラの言葉に、ナコルルは羞恥で再び顔を赤くする。
「安心なさい。私は貴女の半身・・・私の前では素直になりなさい。自分を無理に抑える必要は無いわ」
レラはナコルルを起こすと、優しく抱きしめる。
 「レラ・・・・ありがとう・・・」
「いいのよ。ただし・・・貴女が悪い子だったときは・・容赦なくお仕置きするから、それは覚悟なさい。いいわね?」
「ええ・・・・わかってい・・きゃあ!?」
突然、ナコルルはレラにお尻を触られ、悲鳴を上げる。
 「レラ!?」
「ご・・ごめんなさい・・。貴女が可愛くてつい・・またイタズラしたく・・・」
レラが弁解しかけたところに、再び奇妙な霧が舞い降りる。
 「ああ・・・!?またね・・・」
ため息と共に、レラはまた自分がナコルルの膝の上にいることに気づく。
「レラ・・またあなたにはお仕置きが必要なようね」
ナコルルはレラのお尻を出しながら、そう言う。
「レラ・・・覚悟なさい。いいわね?」
「わかっているわ・・・・。せめて・・早く終わらせて」
レラはため息をつきながら言う。
再び、お尻を叩く音と共に、レラの悲鳴があたりに響き始めた・・・。


 ―完―

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ナコルルの奇妙な物語(レラ/ナコルル)



(サムスピを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 『レラの奇妙な物語』の一件で、レラが目覚めたのと同じ頃・・・。
 「ううん・・・!?」
ナコルルは目を覚ますと、あたりを見回す。
(ここは・・・)
ナコルルは自分が野宿に選んだ林にいることに気づく。
 (夢・・だったのかしら・・?それにしても・・・)
ナコルルは夢の内容を思い返す。
不思議な場所で、レラにお尻叩きのお仕置きをしている夢だった。
夢の中で、これでもかとレラのお尻を叩き、真っ赤に染め上げ、手形が残るぐらいに腫れ上がらせていた。
レラも、普段のクールさをかなぐり捨てて、大泣きしていた。
 (確かに・・・リムルルからお尻を触られたと聞いて、許せないと思ったけれど・・・)
幾ら夢でもやり過ぎだ。
確かにレラにお仕置きしてやりたいとは思っているが、夢の内容ではやり過ぎだろう。
(何て・・夢を見ているのかしら・・・)
ナコルルは夢の内容が、あまりにもとんでもなくて、赤面する。
同時に、夢とはいえ、レラに痛い目や恥ずかしい思いをさせて、密かに罪悪感を覚える。
ナコルルはそんな思いを振り払うように、荷物を纏めると、その場を後にした。


 数時間後・・・・。
「今日は・・この辺で休みましょう、ママハハ」
ナコルルは相棒である鷹のママハハにそういうと、見つけた荒れ寺の中へ入ってゆく。
だが・・・。
 「誰!?」
「ご・・ごめんなさい・・!人がいるなんて・・思わな・・!?」
ナコルルは、レラの姿に気づく。
「レラ・・・何をしているの?」
「野宿よ。見ればわかるでしょう?貴女もかしら?」
「ええ・・。よろしくね」
「別に構わないわ」
そんな会話をレラとかわして、ナコルルは寺の奥へと入る。
夢の内容から、ナコルルはどことなく気まずい。
それに・・・・。
 「レラ、貴女怪我でもしたの?」
ナコルルは思わずレラに尋ねる。
ナコルルには、レラが苦痛を堪えて動いているのが見えたからだ。
 「別に・・貴女には関係な・・くうう・・!?」
レラは苦痛に呻き、思わず床にへたり込む。
「レラ・・!?まさか・・!?ごめんなさい!」
「ちょっと!待ちなさい!!」
制止するレラを尻目に、ナコルルはレラのズボンを降ろす。
「嘘・・・!?」
「見ない・・で・・!?」
ズボンの下から、真っ赤に腫れ上がり、手形まで浮かんでいるお尻が姿を現す。
「レラ・・・。あれは・・夢では無かったの?」
「コレを見て・・それを聞くの?」
ナコルルの問いに、さすがにレラもそう問い返す。
「ご・・ごめんなさい・・!!まさか・・・本当だったなんて・・!?」
「謝る必要は無いわ。私は・・ただ自分の罪を償っただけよ」
謝るナコルルに、レラは不機嫌そうな声で返す。
(そうは言っても・・・・)
ナコルルは、レラのお尻に、思わず視線を向ける。
レラのお尻は、見るからに痛々しい姿をさらしている。
夢だと思っていたときでも、やり過ぎだと思ったのだ。
現実だと知った今、ナコルルはレラのお尻に、いたたまれない気持ちになる。
ナコルルの心中で、罪悪感がどんどんと大きくなってきた、そのときだった。
 不意に、不思議な霧が、再び流れ込み、二人を覆い尽くす。
「何・・!・」
「またなの・・!?」
二人は声を上げた直後、強烈な眠気に襲われ、そのまま眠り込んでしまった。


 「んん・・・・!?」
ナコルルは目を覚ますと、先日夢で見た、不思議な場所にいることに気が付いた。
「あら・・?ここは・・・」
「目が覚めたようね。そうよ、例のお仕置き場所よ」
頭上からの声に、思わずナコルルは振り返る。
振り返ると、レラの顔がそこにあった。
「レラ・・・?どうして・・ここに?それに・・この体勢はどういうことなの?」
ナコルルは、自分がレラの膝の上にうつ伏せに乗せられていることに気づく。
「この体勢でわかるでしょう?ナコルル、今日は貴女がお仕置きを受ける番よ」
「ど・・どうしてかしら?」
ナコルルは思わず尋ねる。
セクハラ行為をしたレラならともかく、自分がお仕置きをされる、なんて思いも寄らなかったからだ。
 「ナコルル・・貴女、私のお尻を見て、どう思ったかしら?」
「・・・!?」
レラの問いに、ナコルルは自分がやり過ぎたと思ったこと、そしてレラに対して罪悪感を抱いたことを思い出す。
「わかったようね。そう・・貴女はやり過ぎたと思って、罪悪感を抱いたわ。それが・・貴女がお仕置きされる理由よ。どうやら・・・悪いことをするか、貴女のように罪悪感を抱くようなことがあれば、ここに連れて来られるみたいね。そして・・・自分のお尻で償うのよ」
「そう・・なの・・・わかったわ・・・・」
レラの説明に、ナコルルは納得する。
 「わかったなら、行くわよ。覚悟なさい」
レラはそういうと、ナコルルのズボンを降ろしにかかる。
「レラ!?お願い!待って!!」
お尻を出されかけ、ナコルルは慌てる。
 「ダメよ。お仕置きは裸のお尻にするものよ。貴女だって、私のお尻を出したでしょう?」
「あ・・・!?」
レラの言葉に、ナコルルは反論出来なくなる。
あっという間に、レラにズボンを降ろされ、ナコルルのお尻があらわになる。
同時に、レラはナコルルの両手を後ろ手に押さえつける。
「ナコルル・・・。始めるわ。いいわね?」
「は・・はい・・!?」
レラの問いに、ナコルルは羞恥を堪えて、返事をする。
それを聞くと、レラはゆっくりと手を振り上げた。


 パアアンッッ!!
「あ・・・!?」
甲高い音と共に、ナコルルのお尻に、鈍い痛みが走る。
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
さらに、続けて、レラの平手打ちが、ナコルルのお尻を襲う。
 パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
「きゃあ!ああ・・!あっ!きゃああ!!」
お尻に与えられる想像以上の痛みに、思わずナコルルは悲鳴を上げてしまう。
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
「ナコルル・・・。まだ、始まったばかりよ」
悲鳴を上げているナコルルに、レラはお尻を叩きながら、そう言う。
 パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
「ごめんなさい・・!まさか・・・ここまで・・痛いなんて・・思わなくて・・きゃあ!!」
ナコルルは強めに叩かれ、思わず悲鳴を上げる。
 「これはお仕置きなのよ。痛くて当たり前でしょう?貴女・・・大したお仕置きじゃないと思って、人のお尻をあそこまで叩いたのかしら?」
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
レラはナコルルのお尻に平手を降らせながら、そう問いかける。
「そ・・そんなつもりじゃ・・!!きゃああっ!!ああっ!?」
ナコルルは弁解しようとするも、お尻の痛みに思わず背をのけ反らせそうになる。
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
「貴女がそういうつもりじゃないのは、わかっているわ。そもそも・・私がリムルルのお尻を触ったせいだし、その件で貴女からお仕置きされるのは別に構わないわ」
ナコルルのお尻を叩きながら、レラはそう言う。
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
「きゃああ!痛あっ!きゃあっ!痛あっ!」
レラの容赦ない平手打ちに、ナコルルの悲鳴は止まらない。
はじめは雪のように白かったナコルルのお尻は、今や全体が赤く色づいている。
 パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パンッ!パァンッ!パアンッ!
「とはいえ・・・。限度というものがあるわ。私が反抗的だったのも悪いけど、やり過ぎはただの暴力よ。わかるかしら?」
レラはナコルルのお尻を叩きながら、言い聞かせるように言う。
 「ご・・ごめんなさい・・・レラ・・。貴女には・・やり過ぎてしまったわ・・・。本当に・・許して・・・ごめんなさい・・」
ナコルルは涙を浮かべながら、謝る。
「貴女のことだから、ちゃんと反省はしてるでしょうね。でも・・・さすがに私も今回は怒っているし、貴女にはしっかり反省してもらうつもりだわ。ナコルル・・・これから一発ずつ、ゆっくりと叩くわ。一回、私が叩くごとに『ごめんなさい』と謝りなさい。いいわね?」
「わ・・わかったわ・・レラ・・・」
レラの言葉に、ナコルルはそう返事をする。
それを聞くと、レラは再び手を振り上げた。
 パアチィンッッ!!
「・・・!?レラ・・ごめん・・なさい・・!!」
レラの平手打ちがお尻に降り下ろされ、ナコルルは思わず身を強ばらせる。
だが、しっかりと謝罪の言葉を口に出す。
 バアシィンッッ!!
「痛・・!?レラ・・ごめん・・なさい・・・」
ナコルルは謝罪の言葉を出すが、どこかさっきより弱弱しい。
「ナコルル、しっかりと『ごめんなさい』と言いなさい。でなければ、反省にならないわ」
レラはそういうと、再度手を振り下ろす。
バッチィンンン!!
「きゃあ!!レラ・・ごめんなさい!!」
ナコルルは痛みに背をのけ反らせそうになりながら、大きな声で謝る。
「そう。それでいいわ。続けるわよ」
レラはそういうと、お尻叩きを続ける。
パッチぃンッ!!
「レラ・・!ごめん・・なさい・・!!」
バッシィンッ!!
「レラ・・ごめん・・なさい・・!!」
バアっシィンッ!!
「レラ・・・!!ごめん・・なさい!!」
お尻を叩く音とナコルルの『ごめんなさい』が、長い間、その場に響き続けた・・・。


 「う・・・」
「ナコルル、目が覚めたかしら?」
目を覚ましたナコルルは、レラの膝に頭を乗せて、うつ伏せに寝ていることに気づく。
 「レラ・・・?夢だ・・きゃああ!!」
突然、お尻に強烈な熱さと痛みを覚え、ナコルルは悲鳴を上げる。
 「動かないで。ナコルル、貴女のお尻はこんなになっているのだから」
レラはそういうと、鏡を使って、ナコルルに見えるように、彼女のお尻を映しだす。
ナコルルのお尻は真っ赤に腫れ上がった上、左右の丘には濃い手形がこれでもかと自己主張している。
 「レラ・・・。あれは・・・現実だったのね・・・・」
「そうよ。夢だと思いたいけれどね」
「ごめんなさい・・・。夢だと思って・・貴女にひどいことを・・」
「その話はもういいわ。言ったはずよ?私は自分の罪を償っただけよ。貴女だって、やり過ぎの罪を償ったのだから、おあいこだわ」
謝るナコルルに、レラはそう言う。
 「それより・・・・ナコルル、これを見なさい」
レラはそういうと、ナコルルに何かを手渡す。
「何かしら・・ええ!?」
受け取ったものを見て、ナコルルは驚く。
それは、数枚の絵。
ナコルルが受けたお仕置きを描いたものだ。
「私も・・同じ物を受け取ったわ。見てみなさい」
レラはそういうと、自分が受け取った、自分自身のお仕置きの絵をナコルルに見せる。
 「一体・・誰が・・・こんなことを・・・」
「わからないわ。ナコルル・・・。どうやら私達は何か厄介なものに魅入られたかもしれないわ」
「そのようね・・・。レラ・・・。一緒に頑張りましょう」
「何を頑張れというのよ。まぁ・・せいぜい、貴女にお仕置きされないようにはするわ。ナコルル、貴女も私にお尻を叩かれるようなことはしないでちょうだい」
「ええ・・わかっているわ」
共通の受難を経たためか、二人は固く手を握りしめ合って、そんな会話を交わしていた・・。


 ―完―

レラの奇妙な物語(ナコルル/レラ)



(サムスピを題材にした二次創作です。『出来心とその果て』のその後のお話です。許容できる方のみ、ご覧下さい)


 レラがリムルルからお尻叩きでお仕置きされた日からしばらく経ったある日・・。


 パアンッ!パァンッ!パァンッ!
「可愛いからってまた女の子お尻触るだなんて!!サイテーじゃない!!」
「ごめん・・なさい・・!!」
リムルルの怒りの声と共に、肌を打つ音と、レラの許しを乞う声が荒れた社に響き渡る。
レラはリムルルの膝の上に乗せられ、むき出しにされたお尻を、これでもかと叩かれていた。
理由は、リムルルの可愛さに、理性を押さえきれず、またリムルルのお尻を触ったからである。
痴漢行為の罰として、自分のお尻を叩かれる羽目になったのだ。
 パアンッ!パアンッ!パアンッ!パアンッ!パアンッ!
「ごめん・・なさい・・!ごめん・・なさい・・!ごめん・・なさい・・!!」
お尻を叩かれる音が響く中、レラは目尻に涙を浮かべながら、謝り続ける。
永遠と思えるほど、その時間はずっと続いた・・・。


 「・・・!?」
レラは目を覚ますなり、あたりを見回す。
見えるのは、一夜を過ごすために泊まった荒れ寺の壁だけだ。
 (夢・・・・)
レラはそのことに気付く。
(全く・・・何て夢を見ているのかしら・・!?)
レラは羞恥に顔を思わず赤らめる。
(まさか・・リムルルからお尻を叩かれるだなんて・・・思わなかったわね)
数日前のお仕置きを思い返し、レラは無意識にお尻をさする。
 (私も・・何て馬鹿なことを・・・)
リムルルのお尻を触るなどという、人として許されない自身の行為にも、レラはため息をつかずにはいられなかった。
幸い、リムルルに嫌われずには済んだ。
だが、そんなのは
(運が良かっただけ)
でしかない。
人として、しかも、彼女の姉であるナコルルの半身として、決して許されないことをしたのだ。
どれだけ罰せられても、文句は言えないだろう。
(ナコルルからも・・・お仕置きされるかしらね?)
思わず、そんなことを考えたときだった。
 「誰・・・!?」
レラは外の気配に気づき、抜刀の体勢を取る。
直後、霧のようなものが、荒れ寺の中へ流れ込んできた。
 「これは・・!?」
レラは思わず霧を吸ってしまう。
直後、強烈な眠気が襲ってきたかと思うと、レラは床に崩れ落ち、再び眠りに落ちた。


 「ん・・・・・」
レラは再び目を覚ますと、どこだかわからない不思議な場所にいることに気が付いた。
「ここは・・何?それに・・・・」
「気が付いたかしら?」
不意に頭上から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
思わずレラが振り向くと、ナコルルの姿があった。
 「ナコルル・・。どうして貴女がここに?それに・・この格好はどういうことなの?」
レラは自分が、ナコルルの膝の上にうつ伏せに乗せられていることに気づく。
「レラ・・・・。今から貴女にお仕置きです。リムルルのお尻を触った罰よ」
「やはり・・・そういうことね・・・」
自分の置かれた状況から、レラはそう察する。
 「貴女からも・・・リムルルの時と同じように、お尻を叩かれるのね?」
「そうね。レラ、貴女のしたことは許すわけにはいきません。覚悟しなさい」
ナコルルはそういうと、レラのズボンを降ろしにかかる。
 「く・・!?ちょっと・・待って・・!?」
思わずレラはズボンを押さえる。
「レラ、お仕置きのときはお尻は出すものよ」
「く・・!!リムルルはともかく・・貴女には・・癪だわ・・」
ナコルルに対しては反発心が出るのか、レラは思わず抵抗する。
 「仕方ないわね・・・。大人しくしてもらうわ」
ナコルルはそういうと、左手でレラの腕を後ろ手に背中に押さえつけてしまう。
そして、下着ごとズボンを降ろしてしまう。
あっという間に、レラの、ナコルルよりもスタイルの良い綺麗で大きなお尻が姿を現した。
 「く・・・!?」
レラは羞恥に思わず顔を赤くする。
「レラ・・・行くわよ。いいわね?」
「無駄なことは、言わなくていいわ!!やる気なら・・・早くやりなさい!!」
せめてプライドを保とうとするのか、レラは反発心を微かに覗かせて言いやる。
それを見たナコルルは、ゆっくりと手を振り上げた。


 バアシィンッッ!!
「ん・・・・!?」
ナコルルの平手が、レラのお尻に降り下ろされ、弾けるような音を立てる。
同時に、レラのお尻がブルンと震える。
パァンッ!パアンッ!パシンッ!パアンッ!パアンッ!
「・・・!・・・!・・・!・・・!・・・!」
ナコルルの平手が容赦なくレラのお尻を叩くたび、乾いた音が鳴り響く。
レラは、叩かれるたびに声を押し殺し、平手打ちに耐える。
 パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
「レラ・・貴女・・何をしているの?」
レラのお尻を叩きながら、ナコルルはお説教を始める。
パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
「可愛いからって・・女の子のお尻を触るなんて・・・本当に人として最低なことよ。わかっているの?」
妹へのセクハラ行為なだけに、ナコルルの声にも、怒りがにじみ出ている。
レラのお尻に降り下ろされる平手も、勢いが籠っており、あっという間にレラのお尻は赤く染まりだす。
 パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
「リムルルの・・く・・!お尻を・・触ったのは・・・本当に・・・悪かったわ・・!!そのことは・・・謝るわ・・!!ごめん・・なさい・・!!」
自分が悪いのはわかっているからか、レラは素直に謝る。
 「そう・・・反省はしているのね・・。でも・・レラ。今日は貴女のことはそう簡単には許せません。今日は、まだまだ厳しくお仕置きします」
ナコルルは、お尻を叩きながら、レラにそう宣告する。
 「わかっているわ・・。せいぜい、泣かせてみせなさい」
レラはナコルルに対する意地や反発心を微かに滲ませて言う。
それを聞いたナコルルは、再び手を振り上げる。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「く・・!あ・・・!く・・!う・・・!く・・!」
ナコルルの平手が、再びレラのお尻を容赦なく責めたてる。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「う・・!ああ・・!うぅ・・!あぅ・・!くぅあ・・!」
レラのお尻はだんだん濃い赤へと染まってゆく。
赤い双丘には、ナコルルの手形が刻みつけられ、一打ごとに手形ははっきりと濃くなってゆく。
 バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ひ・・・!痛・・!きゃあ・・!痛・・・!痛あ・・!?」
ついにレラは耐えきれず、泣きはじめる。
だが、それでもナコルルは平手打ちを止める気配は無い。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「いやあ・・!ナコルル・・許して・・!きゃあ・・!痛っ!?いやぁ・・!!」
ついにレラは泣きながら、ナコルルに懇願し始める。
同時に、耐えきれないのか、無意識に両足をバタつかせ始める。
それでも、ナコルルの苛烈な平手打ちは、レラのお尻を責めたて続ける。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ナコ・・ルル・・!!ごめん・・なさい・・!!もう・・二度と・・しないわ・・!!だから・・ごめんなさい・・!!許して・・・!!きゃああ!!きゃあああ!!いやあああ!!ごめんなさい!!きゃああああ!!」
その後、長い長い間、レラの悲鳴と謝る声、お尻を容赦なく叩く音が響き続けた・・・・。


 「ん・・・・!?」
レラは目を覚ますと、自分が例の荒れ寺にいることに気が付いた。
(また・・夢を見ていたのかしら?)
最初と同じ状況から、レラはそう考える。
だが・・・。
 「痛・・・・!?」
レラは不意に、お尻に凄まじい熱さと痛みを感じる。
(どういうことなの!?)
思わずレラはズボンを降ろす。
何とも都合のいいことに、大きな鏡が近くに置かれており、レラは自分のお尻を鏡に映す。
鏡には、真っ赤に腫れ上がり、手形が二つ、これでもかと自己主張しているお尻が映っていた。
 (夢では・・・無かったのね・・・)
信じがたい出来事に、レラは衝撃を受ける。
同時に、レラは床に何かが置かれていることに気づく。
 「何なの・・!?コレは!?」
それを手に取るや、レラは思わず声を上げる。
置かれていたのは数枚の絵。
よりにもよって、自分がナコルルにお尻を叩かれている姿を描いたものだ。
思わずレラは絵を投げ捨てようとする。
だが、アイヌの巫女として持つ力が、絵に込められた念と霊力を感じ取る。
(これは・・・!?)
レラは、この絵を捨てたり処分しようとすれば、自分に悪い運命が降り注ぐことを理解する。
(何だかわからないけれど・・・厄介なものに魅入られてしまったわね・・・)
苦虫を噛み潰した表情を浮かべつつ、レラは絵を渋々しまう。
お尻の痛みにようやくの思いで立ち上がると、レラは荒れ寺を後にした。


 ―完―

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