背徳と罠2(BL・鬼畜要素あり)
(注:BL・鬼畜要素ありです。その点をご了承の上でお読み下さい)
(ふふふ・・・可愛いなぁ・・・)
寮の自室で、ノートパソコンの画面に映る動画を見つめながら修市は笑みを浮かべている。
動画の主はヨハネス神父。
画面に映る神父は礼拝堂の説教壇にうつ伏せになり、お尻を突き出している。
そのお尻は修市が手にしたパドルで真っ赤に染め上げられ、神父は泣き叫んで必死に許しを請うていた。
だが、修市は笑みを浮かべたまま、ヨハネスが気を失うまで叩き続ける。
(本当に・・本当に・・可愛い・・。もっと・・もっと・・いじめたい・・・いじめて・・可愛がりたい・・・)
以前、神父の弱みを握ってたっぷりとお尻を叩いて可愛がったときの動画を再生しながら、修市は激しい欲望と愛おしさに駆られる。
(でも・・前撮った画像をタテに可愛がるのも芸が無いよねぇ)
こっそり撮影しておいた画像に満足げな表情を浮かべながらも、修市は考える。
確かにヨハネス神父のお尻を叩きたい、泣かせていじめて可愛がりたい。
しかし、最初にお仕置きしたときに使った一人エッチの画像をタテに呼び出してお尻を叩いたとしても意味は無い。
それでは下種なゆすり屋だ。
あくまでも、「お仕置き」で可愛がりたいのだ。
(ヨハネス神父をお仕置きするには・・・また神父にお仕置きされるようなことをしてもらわないとねぇ。そして・・現場を押さえないと・・・)
そう考えると修市は策を考える。
(そういうときには・・やっぱりこの手だよね)
策を思いついたのだろう、修市はクスリと笑みを浮かべる。
おもむろに携帯電話を取り出したかと思うと、修市はアドレスから適当な相手を見つけると、電話をかける。
「もしもし・・。ふふ・・この間は気持ちよかったかい。そう、ならよかった。実は頼みがあるんだ。そう・・ヨハネス神父に・・この間の僕達のことを懺悔して欲しいんだ。もちろん、詳細にね・・。そうしてくれれば、また気持ちいい思いをさせてあげるよ」
話を纏めると、修市はニヤリと笑みを浮かべる。
「ふふ・・これで準備出来たと・・」
「ハァ・・・ハァハァハァ・・・」
その日の夕方、敷地内の林を散策するヨハネス神父の姿があった。
かなり長い間歩いていたのだろう、ジットリと汗ばんでいる。
だが、神父の上がった息づかいはそれだけが原因では無いように見えた。
(どうしよう・・・全然・・鎮まらない・・・)
木陰に屈みこむと、ヨハネス神父は苦しげな表情を浮かべ、自身の下腹部を見やる。
藍色の神父服とズボンに上手く隠されてはいるが、神父の自身は立ち上がって自己を主張している。
(うぅ・・。何だって・・よりによって・・また・・あんな・・懺悔を・・。ダメダメ!!そんなこと考えたら!!僕・・いや・・私は・・神父・・!!)
散歩を始める前に懺悔をしにきた生徒に思わず恨めしそうなことを考えそうになるが、ヨハネス神父は必死にそれを振り切ろうとする。
先ほど、また生徒同士の性行為に関する懺悔を聞いたのだ。
神父とて人間、淫らな話を聞かされれば欲情が起こるのは押さえきれない。
あってはならないことだと頭ではわかっていつつも、いや禁忌だからこそか、ヨハネスは少年達の同性愛行為に耳を傾けてしまう。
そして自らも劣情を催してしまい、何としてもそれをねじ伏せようと身体を動かして発散させようとしている。
だが、神父のそんな努力をあざ笑うかのように、性欲は散歩によってさらに強まりヨハネスに襲いかかる。
「くぅ・・あぅぅ・・はぁう・・・」
何度も深呼吸をし、ヨハネスは欲望を発散させようとするが、却って強まるばかり。
無意識のうちに神父服の裾をたくしあげ、ズボンを降ろそうとする。
(な・・何てことを!?)
ヨハネス神父はおのれが仕出かそうとしたことに愕然とする。
慌ててズボンを上げようとするが、裾をつかんだだけで石にでもなったかのように手が止まってしまった。
(駄目!!駄目だめダメ駄目駄目ダメだってば!!僕・・じゃない・・私は・・神父・・なのに・・・絶対!!)
ヨハネスは理性に必死に言い聞かせる。
だが、欲望は容赦なく理性を押し崩しにかかる。
耐えようとすればするほど肉杭は固くなり立ち上がってゆく。
(も・・もう・・無理!!我慢・・出来ない!!)
ついに耐えきれなくなってしまったヨハネスは片手を自身に、もう片方を不浄の場所に添わせる。
「う・・くぅぅ・・・」
ヨハネスはゆっくりと指を自身の後孔に差し込む。
慣れているのだろうか、意外とすんなりと指は入ってゆく。
神父は前の方を手でさすりながら後ろにも刺激を与える。
「あぅ・・ひぃ・・あっ・・ひぃんっ!!ああっ!!」
後ろの刺激にヨハネス神父はお尻をくねらせ、前をますます反り立たせる。
やがて、脳内でスパークするような感覚と共に欲望を吐き出した。
「ふふ。見ーちゃった」
突然、背後から聞こえてきた声に神父はギクリとする。
(嘘・・まさか・・)
恐る恐るゆっくりとヨハネスは振り返ってみる。
するとニヤニヤと笑みを浮かべている修市の姿があった。
「しゅ・・修市・・くん・・?」
「ふふ。散歩してらっしゃると思ったら・・こんなことしてらっしゃったんですねぇ・・」
「し・・修市くん・・こ・・これは・・」
「ふふ。詳しいことは部屋で聞かせてもらいましょうか。ねぇ、ヨハネス神父?」
ニヤリと笑みを浮かべてヨハネス神父は諦めた様子を見せる。
身なりを整え直すと、まるで罪人が連行されるようにして、トボトボとヨハネスは修市の後についていった。
修市と共に宿舎に戻ってきた神父はソワソワと落ち着かない様子を見せる。
(ふふふ、不安で怖くてたまらないんですね。可愛いなぁ)
怯えた様子で自分を見つめるヨハネス神父の姿に修市は満足感と愛おしさを覚える。
「ヨハネス神父・・・」
「な・・何・・しゅ、修市くん?」
ギクリと身を強張らせ、ヨハネス神父は恐る恐る尋ねる。
「そんな顔しないで下さいよ、別にとって食おうなんて思ってませんよ」
「そ・・そんな・・こと・・言っても・・た・・ただで・・済ませる・・つもりなんて・・ないん・・でしょう?」
「当たり前じゃないですか。ヨハネス神父だって自分がいけないことをしたのくらいはわかってらっしゃるんでしょう?」
「そ・・それは・・・」
「だったら・・そんないけない神父にはお仕置きが必要だってことぐらいわかりますよねぇ?」
明らかに自分に非がある以上、反論出来ずにヨハネスは黙り込んでしまう。
もう一押しだと見ると修市は詰めにかかる。
「まぁ素直に自分の非も認められない子供な神父様じゃ仕方ありませんかねぇ」
その言葉にヨハネスはムッとする。
幾ら童顔だからって子供扱いされるのは何よりも嫌いだったからだ。
無論、こう考えること自体が大人げないのはわかっている。
しかし、理性と感情とは別のもの。
「馬鹿にしないで下さい!!私は子供じゃありません!ちゃんと責任だって取れます」
「へえ~、そうですかね~?」
嘲笑の籠った疑わしげな表情を浮かべて修市はさらに挑発する。
「そうです!どんなお仕置きだってちゃんと受けられます!!」
「くすっ。それじゃあその言葉、証明してもらいましょうかねぇ?」
「ええ、いいですよ!!」
「ふふ。それじゃあ前お仕置きしたときと同じように、そこの机にうつ伏せになってお尻を突き出してもらいましょうかねぇ」
「わ・・わかりました・・」
修市がクスクスと笑みを浮かべるのを尻目に、ヨハネス神父は机の方へゆく。
だが、机の前にいざ立つと、ためらってしまう。
幾ら自分に非があるといっても、お尻を叩かれるなど屈辱以外の何物でも無いのだから無理もなかった。
「おやおや~?どうしたんですか~?やっぱりお仕置きも受けられない子供だったんですか?」
「ち、違いますっ!」
むきになって言い返すと、ヨハネスはようやく机にうつ伏せになり、お尻を突き出した。
「ふふ、さすがヨハネス神父ですねぇ。よく出来ました」
修市やニヤニヤ笑みを浮かべながら、まるで小学校の教師で低学年の生徒を褒めるような調子で頭を撫でる。
「ちょ・・やめて・・修市くん・・」
子供扱いされる屈辱に神父はブルブルと身体を震わせ、顔を真っ赤にする。
「ふふ、そうでしたね。子供じゃありませんものねぇ」
修市は屈辱感を煽るようにそう言うと、以前のときと同じように、神父服を捲りあげ、ズボンを降ろす。
あっという間に小ぶりで形の整った、雪のように綺麗な神父のお尻があらわになった。
「く・・ぅぅぅ・・・」
修市の視線を感じ、恥ずかしさにヨハネス神父は打ち震える。
その姿に修市は満足げな笑みを浮かべると、おもむろにデスク上にある筆記用具立てに手を伸ばした。
ヨハネス神父が見ている前で、大きめの金属製定規を修市は取り出す。
「しゅ・・修市くん・・もしかして・・」
「ええ。これで叩いて差し上げますよ。おや、まさか耐えられないとでも?」
「そ、そんなことありません!」
「ですよねぇ。子供ならともかく、立派な大人ならねぇ」
修市はクスクスと笑いながら定規をさする。
「そ・・そうですよ。や・・やるんなら・・さっさと・したらどうです!!」
恐怖に駆られているのを隠そうとしているのだろう、挑発するかのようにヨハネスは言いやる。
「ふふふ・・では・・お望みどおりお仕置きして差し上げましょうかね」
修市はそう言うと、右手でヨハネスの身体を押さえる。
恐怖と恥辱に震える神父を尻目に、ゆっくりと定規を握りしめた左腕を振り上げたかと思うと、思いっきり振り下ろした。
バアッチィィンンン!!!
「くぅぅ・・・!!」
最初から容赦のない一撃にヨハネスは思わず表情を歪め、苦痛の声を漏らす。
バッシィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バアッジィ~ンッ!バッアァ~ンッ!
定規の激しい打撃にヨハネスは机に爪を立て、苦悶の表情を浮かべるが、必死に声を押し殺す。
(ふふふ、泣くものかと頑張ってらっしゃるんですね。とっても可愛いですよ。でも、どこまで持つか見せてもらいますよ)
情けない姿を見せてなるものかと必死に耐えようとする神父の姿に修市はたまらなく愛おしさを覚えると、さらに強烈な定規打ちを繰り出す。
バアッシィ~ンッ!ビッダァァ~ンッ!バアッジィ~ンッ!バッアァ~ンッ!
(く・・い・・痛い・・!!こ・・声が・・出ちゃい・・そう・・)
苦痛にヨハネスは手が白くなりそうなくらい力を込め、喉元まで声が出かかり、身を強張らせる。
(ダメ!!泣いたら・・修市くんに・・情けない・・子供みたいって思われちゃう!!)
ヨハネスは自身にそう言い聞かせ、必死に声を押し殺す。
(大人げないけど・・でも・・子供扱いされる・・くらいなら・・!!)
定規打ちの音が響き渡る中、神父は必死に苦痛に耐えようとする。
バアッジィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!バアッジィ~ンッ!
「ふふ・・。それにしてもいけませんねぇ・・」
定規で神父のお尻を叩きながら修市は口を開き始める。
ビッシャ~ンッ!バッアァ~ンッ!バアッジィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!
「神父ともあろう方が・・・生徒の懺悔を聞いて欲情・・・」
定規をお尻に叩きつけてやりながら修市はヨハネス神父の罪を上げてゆく。
「ぅ・・・ぁ・・・ぁぅ・・・かは・・・・」
さすがに苦しくなってきたのだろう、ヨハネスの口から微かに苦しげな息が漏れ始める。
バッチィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッシィ~ンッ!バッアァ~ンッ!
「挙句の果てには一人エッチ・・・。全く・・神父ともあろう方がそんなことをして・・いいと思ってらっしゃるんですか?」
「そ・・それは・・ひぃんっ!くぅぅ!ひっ!あぅぅ!」
さすがに堪え切れなくなってきたのだろう、うめき声がはっきりとした苦痛の声へと変わる。
「しかも・・今回でもう二度目・・。この前・・・同じ理由で僕にお仕置きされたっていうのに・・本当に・・いけない人ですねぇ。そんなヨハネス神父には・・こうしてあげます!えいっ!えいっ!」
修市は真っ赤に染まったお尻を定規で叩きながら、お尻をもう片方の手で鷲掴みにし、ねじるようにしてつねりあげる。
「ひっ・・!!痛っ!痛いっ!やぁぁ!!」
定規で容赦なくお尻を叩かれ、ただでさえ痛くてたまらないところへ、さらに追い打ちに抓られ、神父は悲鳴をあげる。
「痛っ!痛ぁぁ!やぁぁ・・痛いぃ・・。しゅ・・修市くぅん・・ひぃん・・やめて・・お願いぃぃ・・・」
プライドも恥もかなぐり捨て、ボロボロと涙をこぼしながらヨハネスは許しを乞う。
「ふふふ・・反省してらっしゃいます?」
「してる・・してるからぁぁ・・。だ・・だから・・許して・・お願いぃぃ・・ごめん・・なさい・・・」
この前お仕置きされたときの経験が効いているのか、ヨハネスは今回は素直にごめんなさいを口にする。
「そうですねぇ。反省はしてらっしゃるみたいですねぇ・・・・」
修市は一旦定規を止めると、考え込むような素振りを見せる。
しばらく黙っていたが、やがてゆっくりと口を開いた。
「ふふ、ではこうしましょう。本当に神父が反省してらっしゃるか、僕がテストして差し上げます」
「て・・テスト・・?ど・・どうやって・・」
何かを感じたのか、ヨハネスは不安げな表情を浮かべて尋ねる。
答える代りに修市は再び右手で神父の身体を押さえたかと思うと、最奥部に左手の指を当てて一気に押し込んだ。
「ひ・・!!」
突然の挿入に思わずヨハネス神父は悲鳴を上げ、背をのけぞらせる。
「やぁ・・!な・・何を・・修市・・くぅん・・・」
「テストですよ。神父が本当に反省してらっしゃるんなら、まさか感じたりするはずありませんよねぇ?」
修市はそういうとゆっくりと指を前後に動かす。
「おやおやぁ?何だかスムーズですねぇ。どうやらかなり慣れていらっしゃるご様子ですねぇ?」
「い・・いわ・・ないでぇ・・」
羞恥と疾しさにヨハネス神父は顔を赤くして顔をそむける。
「ふふ。いつもお尻でご自分を慰めていらっしゃったんですね。そうでしょう?」
ニヤニヤしながら問いかける修市に神父は顔をそむけて何も言わない。
だが、修市はそれが肯定であることを見抜いていた。
「ひ・・!!」
不意に指が身体の奥のイイところにあたり、ヨハネスは身を強張らせる。
同時に陽根も反応していた。
「おや?まさかこんなに神父にあるまじき振舞いで感じていらっしゃるんですか?」
「ち・・違・・・」
「ですよねぇ。でも、確かめないと」
修市はそういうとこれでもかといわんばかりに敏感な部分を刺激してやる。
「ひんっ!ひっ!ひっ!きゃんっ!ひゃっ!ひぃんっ!」
ヨハネスは幾度も背をのけぞらせ、悲鳴を上げる。
神父が声を上げるたびに欲望器官が固く立ち上がり、先端からジワジワと迸りが滴り落ちる。
そしてついには勢いよく白く粘ついた噴水を噴き出してしまった。
「あらあら。感じてしまいましたねぇ・・・」
「う・・うぅぅぅ・・・・」
修市は満足げな笑みを浮かべ、神父は机に突っ伏して自己嫌悪のうめき声を漏らしている。
「あれだけお仕置きされたのに・・・感じてしまうだなんて・・・本当に悪い子ですねぇ」
「い・・言わ・・ないでぇぇ・・・」
「だから・・悪い子なヨハネス神父には・・もっともっと・・お仕置きが必要ですねぇ」
修市の言葉にヨハネスはギクリとする。
とっさに動こうとした瞬間、身体を押さえている右手の力が強くなったかと思うや、激しい音が響き渡った。
バッチィィ~~~ンンッッッ!!!
「ひぃぃんんんんっっっ!!!」
ヨハネスは恐怖に彩られた悲鳴を上げる。
「やめてぇ!もうやめてぇ!修市くんっ!お願いだからぁぁ!!」
ヨハネスは半狂乱になって許しを乞う。
「ダメですよぉ。ヨハネス神父が悪い子だからいけないんです。エッチな心が消えるまでお仕置きしてあげます」
「いやぁぁ~~っっ!!!助けてぇぇぇ~~~~~~~!!!!」
ヨハネス神父の悲鳴と共に定規で肌を打つ音が再び室内に響き渡った。
「ふふふ。本当に可愛かったなぁ」
笑みを浮かべながら修市はベッド上のヨハネス神父の姿を見つめる。
あの後、結局ヨハネスは許してもらえず気を失うまで修市に叩かれ続けた。
さすがに気絶してはもう叩くわけにはいかないので、ベッドに運んで散々に叩かれたお尻を手当てしてやったりしたのである。
「ヨハネス神父・・。また・・いじめちゃって・・ごめんなさい・・。でも・・本当にあなたのことが・・好きで・・・可愛くて・・たまらないんです・・。それだけは・・・わかって・・下さい・・・」
修市はそういうと身を屈め、涙の痕が残る神父の頬にキスをする。
そして愛おしさを込めて数回頭を撫でると、静かに部屋を後にした。
―完―
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