キールの逆襲(SO2&テイルズより:キール/リッド、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい)


 パンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
「馬鹿っ!やめろーっ!何するんだーーっっ!!」
「やめろじゃねえだろう?連日徹夜で論文なんて書いてたら、倒れるに決まってんだろ?」
お尻を叩きながら、リッドはお説教する。
連日徹夜で論文の執筆作業をしていて倒れたキールに、お仕置きをしているところだった。
 「う、うるさいなぁ!リッドには関係無いだろう!?少しでも進めておきたかったんだ!!」
「そういう問題じゃねえだろ?キールが倒れて、俺もロイドも心配したんだからな」
その言葉に一瞬黙るも、持ち前のプライドが邪魔をして、反抗的な態度を取ってしまう。
 「そんなの勝手にそっちがしたんだろう!僕には関係ないっ!それよりいい加減に降ろしてくれ!!僕だって本気で怒るからな!!」
「本気で言ってんのかよ?」
反抗的なキールの態度に、さすがのリッドもムッとする。
「だ、だったらどうだっていうんだ!いい加減にしろって言ってるだろう!」
「そうかよ・・。じゃあ、俺もマジで怒ったからな」
リッドはそう言うと、平手の勢いを強める。
 「やめろっ!馬鹿―――っっ!!うわっ!痛っ!痛いぃぃーーっっ!!」
キールは抗議し続けるが、リッドは容赦なくお尻を叩き続ける。
「うわっ!ひっ!痛っ!痛いっ!やだっ!やめてーーっっ!!うわああんっ!!痛いぃぃーーーーっっ!!」
やがて、プライドが崩壊し、泣き叫ぶ声に変わってゆく。
その後、長い間、悲鳴とお尻を叩く音が響き渡り続けた。


 「くぅ・・・」
痛みに顔をしかめ、キールはお尻をさする。
あれから数日経つが、リッドにお仕置きされたお尻はまだ痛い。
 「まだ・・痛むな・・・」
お尻をさすりながら、論文を書こうとするも、痛みでそれどころではない。
(お尻をぶたれて、痛くて論文を書けないだなんて・・!!情けないったらないじゃないか!!)
お尻の痛みで論文が書けない、その事実が否応なしにキールのプライドを刺激する。
 (確かに心配させるようなことをしたのは悪かったさ!だからっていつもどうして尻叩きなんだ!?僕は子供じゃない!!)
だんだん、普段のお仕置きに対する不満が心の底から噴き上がって来る。
(それに、リッドだって最近はガイにしょっちゅうお仕置きされてるじゃないか!?自分だってガイに怒られてる癖に偉そうに!?)
リッドも最近はお仕置きづいているせいか、そういう相手に叩かれることが、さらに屈辱感を煽る。
 (こうなったら・・目にモノ見せてやる!?)
そう決意すると、キールは論文そっちのけで、薬剤関連の本を取り出す。
その後、徹夜で本を読みこんでいた。


 数日後・・・。
「はぁ~っ、疲れたぜぇぇ・・・」
ぐったりした表情でリッドは言う。
「何を言ってるんだ!これくらいじゃあまだまだ足りないんだ!」
対して、キールは厳しい表情で声をかける。
 「そう言ってもよぉ、メチャクチャ走らされてマジ疲れたってーの!もう勘弁してくれよー」
「リッドが食べすぎなのが悪いんだろう?あんなに毎日バクバク食べるから、その分運動しなきゃいけないんだ!!」
まさに鬼コーチと言わんばかりにキールは言う。
食べ過ぎによるカロリーオーバーを防ぐため、先ほどまで走り込まされていたのである。
 「さぁ!続けるぞ!」
「ええ~っ。勘弁してくれよ~。もう動けねえって」
「甘えるんじゃない!早くしないか!?」
キールはそう言うと、杖を構える。
 「キール、ちょっと待ちなよ」
そこへ通りがかったアシュトンが声をかけてくる。
「アシュトン、僕の邪魔をするのか?」
キールはムッとした表情になる。
「そうじゃないよ。キール、運動させるにも休みを入れなきゃ。本当にリッド疲れてるよ」
リッドの様子を見ながら、アシュトンは助け舟を出す。
 「キール、リッドの事心配してるのはわかるよ。でもさ、無理させたら却って身体壊しちゃうよ?」
「し、心配なんかしてない!リッドがメタボなんかになったら僕のプライドが許さないだけさ!ま、まぁいい。確かにやらせ過ぎは逆効果だからな。いいだろう、休憩を入れるか」
その言葉にリッドはホッとする。
 「リッド、一休みするからこっちに来い!」
「ちょっと待ってくれよ。歩くのもキツイって」
「甘えるな!置いて行くからな!!」
「わかったって。はぁ・・面倒くせえなぁ・・・」
リッドはため息をつきつつ、キールの後へついていった。
 「なぁ~、キール、オヤツとかくれよ~。休憩なんだしよ~」
「馬鹿っ!また食べたら意味が無いだろう!!これで我慢しろ!」
そういうと、キールはペットボトルを渡す。
いわゆるスポーツドリンクだ。
 「こんなのより食いモンの方がいいんだけどな・・」
「文句があるなら飲まなくてもいいんだぞ?」
「わかったって。ったく・・イチイチ揚げ足取らなくても・・・」
そこでキールに睨まれてしまい、やむなくリッドは口をつぐんで飲み始める。
徹底的に走り込まされたせいか、リッドはあっという間に飲みほしてしまう。
 「はぁ~・・・。助か・・あれ・・?」
飲み終えた直後、リッドは急に眠気に襲われる。
やがて、そのまま床に崩れ落ちるように倒れてしまった。


 一時間後・・・・。
「ん・・・?」
目を覚ましたリッドは、違和感を覚える。
「あれ?どうなってんだよ!?」
あたりを見回し、リッドは思わず声を上げる。
ベッド上にお尻を突き上げた体勢でうつ伏せに寝かされ、さらに後ろ手に拘束されていたからだ。
 「やっと目が覚めたのか?」
声に気づき、不自由な体勢のまま、リッドは振り向く。
すると、ベッド脇にキールが立っていた。
 「おいっ!キールッ!外してくれよ!」
キールの姿に、思わずリッドは助けを求める。
「何を言ってるんだ。せっかく拘束したのに、解くワケないだろう?」
「はぁ?もしかしてキールがしたのかよ!?」
予想外の返答に、リッドは思わず声の調子が変わる。
 「ああ、そうさ。眠り薬入りドリンクを飲ませてな。ったく・・人一人ベッドに上げて、拘束とかするのは疲れたんだぞ」
「何でそんな馬鹿な真似したんだよ!?」
「ふん、決まってるだろう?リッドに今までのお返しをしてやるためさ」
キールはそういうと、パドルを取り出す。
同時に、リッドのズボンを降ろし、お尻をあらわにする。
 「おいっ!変な冗談はやめろって!?」
「冗談じゃないさ。リッド、覚悟するんだな」
キールはそういうと、パドルを振りかぶった。


 バッシィィィィ~~~~ンッッッッッ!!!!
「うわっっ!!」
パドルの衝撃に、思わずリッドは声を漏らす。
非力なキールといえど、パドルで叩かれれば痛い。
 バシッ!バンッ!バシッ!バアアンッ!バシッ!ビダンッ!
「うわっ!馬鹿っ!キールッ!やめろってっ!!」
抗議するリッドだったが、キールはパドルを振り続ける。
 バシッ!バアンッ!ビダンッ!バァンッ!バシンッ!
「痛っ!馬鹿っ!キールッ!やめろって言ってんだろっ!聞こえねえのかよっ!?」
「聞こえてるさ。はっきりな」
リッドの抗議に、キールはそう言いながら、お尻を叩く。
 「だ、だったら何でだよっ!?」
「リッド、僕がやめろって言ってもやめたか?そうじゃないだろう?だから、僕もやめないからな」
そういうと、キールはさらに叩き続ける。
バシッ!バアンッ!バシィンッ!バシッ!バアンッ!バシッ!
「おいっ!やめろよっ!いい加減にしろって!!くっ!痛っ!痛えっ!!」
抗議するリッドを尻目に、キールはさらに叩き続ける。
 「いつも・・いつもいつもいつもいつも・・やってくれてるなあっっ!!」
バシィンッ!バアンッ!ビダァンッ!バアンッ!バシィンッ!
「お仕置きだ何だって言ってエラそうにっっ!!僕は子供じゃないんだっ!!それなのに何でいつもいつも・・尻叩きなんだっっ!!」
怒りを込め、キールはリッドのお尻を叩き続ける。
 「な、何言ってんだよっ!キールが俺らに心配させたりすんのが悪いんだろっっ!!」
お尻を叩かれながらも、リッドは抗議を続ける。
「だからってお尻を叩かなくてもいいだろう!?毎度毎度・・・どれだけ恥ずかしいと思ってるんだっっ!!」
怒りと羞恥で顔を真っ赤にしながら、キールはパドルを振るう。
 「キ、キールが口で言っただけじゃわかんねーし、反省しねーからだろっ!!」
「うるさいなっ!それはリッドだって同じだろう!?本能丸出しなのもいい加減にしたらどうなんだ!?自分だって食べ物絡みでガイにお仕置きされてるくせに!!」
「だ、だからって何してんだよ!?こんなの・・・逆恨みだろっ!?自分が悪いくせに逆恨みして人の事叩くなんてよ!そんなのガキじゃんかよ!?恥ずかしくねえのかよ!?」
「く・・・」
キールは一瞬言葉に詰まる。
リッドの言う通りなのはわかっていたからだ。
だが、そうは思っても、素直にはいそうですか、とは言えない。
 「うるさいっ!うるさいうるさいうるさいっ!!きょ、今日は思い知らせてやるんだっ!!」
キールは叫ぶように言うと、パドルを振り下ろす。
 バッジィィィィィ~~~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~ッッッッ!!!
「だぁぁぁぁ!やめろってっ!マジ怒っからなぁぁぁあ!!!」
激しくお尻を叩く音とリッドの怒号が入り混じり、部屋に響きわたった。


 「くぅ・・・痛ってぇぇぇ・・・・」
リッドは苦しそうな表情で、顔をしかめる。
お尻は今や、濃厚なワインレッドに染め上がっていた。
 「ふん、痛いだろうな?だがな、こんなものじゃないぞ!僕がいつも味わってるのは!」
かなりお尻は痛々しい状態になっているが、それでもキールはまだ怒りが覚めない。
「おい、もう十分だろう?いい加減にしろよな?」
「何を言ってるんだ!?自分の立場がわかってるのか!?子供みたいにワンワン泣いて謝ったって、許してなんかやらないからな!」
「へぇ、じゃあそこまでするつもりだったのかよ?」
「決まってるだろう?いままでの屈辱と痛み、たっぷりとお返ししてやるからな!」
「ふ~ん、そうかよ。反省すりゃあ俺だって勘弁するつもりだったんだけどよぉ」
「その状態で何エラそうなこと言ってるんだ!いいだろう!まだまだ叩い・・!!」
パドルを再び叩きつけようとして、キールは驚く。
いきなりリッドが起き上がったからだ。
 「な・・何で・・!?」
手首を掴まれ、キールは動揺しながら尋ねる。
「叩かれながら、何とか手とか動かしてたんだよ。それより・・キール?『ごめんなさい』は?」
さすがに怒った表情でリッドは尋ねる。
 「う、うるさいなぁ!僕には謝らなきゃいけないことなんてないっ!!」
「そうかよ・・。まぁ最初から謝るとは思ってなかったけどよ」
ため息をつきつつ、リッドはお尻が痛いのを堪えつつベッドの縁に腰を降ろし、キールを膝に載せる。
 「うわあっ!何するんだっ!?やめろっ!痴漢っ!セクハラで訴えるぞっ!!」
いつものようにお尻をむき出しにされ、キールは抗議する。
「そういうことじゃねえだろ?ったく・・」
ため息をつきつつ、リッドは手を振り上げる。
 バッシィィィィ~~~ンッッッ!!!
「く・・・!!」
キールは思わず声を上げるも、必死に押し殺す。
 パアンッ!パシッ!パアンッ!ピシャンッ!
「馬鹿っ!やめろっ!何するんだーーー!!」
「何するんだじゃねえだろう?逆恨みなんかしてよ。俺だって今日はちょっとやそっとじゃ許さねえからな」
そういうと、リッドは平手打ちのペースを一気に速める。
 バッシィィィィィ~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~~~~~ッッッッ!!!
「うわあっ!やめろっ!やめないかーーっっ!!ただじゃおかないからなっ!うわあっ!痛あっ!!やめろーー!!」
その後、激しい平手打ちの音と、キールの抗議の声や悲鳴が部屋に響きわたっていた。


 「大丈夫かよ?二人とも?」
二人仲良く真っ赤なお尻を並べてベッドにうつ伏せなリッドとキールに、ロイドは心配そうな表情で尋ねる。
 「大丈夫なワケねえよ・・。マジ・・痛いっての・・」
「それはこっちの台詞さ!これでまた論文が書けないじゃないか!!」
ぼやくリッドに、キールがそう文句を言う。
 「何言ってんだよ?キールが逆恨みで俺の事叩くからだろう?」
「そうだぜ、キール、悔しいのはわかるけどよ。ちょっとコレはねえだろう?」
「う、うるさいなぁ!どうせ僕は悪者さっ!二人して僕の事を責めればいいだろう!!」
そういうと、キールはプイッとソッポを向いてしまう。
 「キール~、悪かったって~。謝るから機嫌直してくれよ~」
「そうだって。俺も色々悔しい思いさせて悪かったからさー」
拗ねてしまったキールに、ロイドとリッドは必死に機嫌を取る。
 「馬鹿を言うな!いつも恥ずかしい思いさせておいて、ちょっとやそっとで許せると思ってるのか!?」
必死に機嫌を取ろうとする二人に、キールはさらに拗ねてみせる。
「だから勘弁してくれって。許してくれるなら何でもするからよー」
「そうだぜ。だから機嫌直してくれよー」
二人はキールの機嫌を直そうと必死になる。
その姿に、拗ねていたキールの気持ちも、だんだんと和らいでくる。
 「ふん、なら仕方ない。勘弁してやるさ。ただし・・仕方なくだからな!」
ようやく機嫌を直したキールに、ロイド達はホッとする。
「まずは・・責任取って僕が起きるまで二人まで傍にいるんだ!でないと承知しないからな!!」
そういうと、キールはそのまま目を閉じた。
 「はぁ・・・。リッドも大変だったなぁ」
眠りについたキールの傍らで、ロイドは小声で話しかける。
「まぁ別にいいけどよ~。おかげでケツが痛いっての」
「それより・・またしばらくはキールの言うこと色々聞かされそうだよな」
「俺達・・やっぱりキールに甘いんだろうなぁ・・・」
「だよなぁ。でも、キールにヘソ曲げられると、キツイんだよなぁ。これが惚れた弱みってヤツなんだろうなぁ」
「だよなぁ・・・」
ため息をつきつつ、二人は眠っているキールに優しい目を向けた。


 ―完―

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