もしもティアが父親と二人暮らしだったら5(SO2&テイルズより:父親/ティア)
(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ共演パロです。オリキャラも登場します。許容できる方のみご覧下さい)
もしもティアが父親と二人暮らしだったら・・・そんな世界でのお話・・・。
パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!
「ちょ、ちょっとっ!何をするのよっ!?やめてっっ!!」
「やめて、じゃないだろう?今日も門限を破って!これで何日目だと思っているんだ!?」
娘の抗議を尻目に、ティアのお尻に平手を振り下ろしながら、父親はお説教をする。
冬休みに入ったためか、ここ数日門限破りが続いたため、お仕置きをしているところだった。
パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!パシィンッ!
「な、何よ!?冬休みなんだから、少しくらい大目に見てくれてもいいじゃないのよ!?」
「何を言っているんだ!冬休みだからこそ、危ないのだろう!全く・・悪い子だっ!!悪い子だっ!!」
「いやっ!やめてっ!いやっ!いやああっ!!」
その後、長い間、ティアの悲鳴と父親の叱る声、お尻を叩く音が響き渡っていた・・・。
数日後・・・大晦日・・。
「う・・!?まだ、痛いわ・・!?」
ティアは痛みに顔を顰め、お尻を思わずさする。
数日前の痛みがまだ取れず、歩くたびに痛くてたまらないのである。
(全く・・いつもいつもお尻なんか叩いて!?私は子供じゃないっていうのよ!でもそれより・・・外出禁止だなんて・・あまりにも横暴だわ!?)
ティアはお仕置きよりも、父親の言いつけに憤慨する。
門限破りが続いたため、とうとう父親から外出禁止を言い渡されてしまったのだ。
もちろんティアは抗議したが、聞き入れられるはずも無い。
散々お尻を叩かれ、渋々受け入れざるを得なかった。
(そうよ・・!どうして父さんの言うことなんか・・聞かなくちゃいけないのよ!?いつもいつも偉そうに・・。しかもお尻叩いて!?本当に癪に障るんだから!!)
先日のお仕置きを思い出すうちに、ティアの中でムクムクと反抗心が頭をもたげてくる。
(そうよ!私だって、もう子供じゃないのよ!?いつ出かけて、帰ろうが、私の自由じゃないのよ!?今夜は出かけてやるわ!?)
反抗心の末、ティアはそう決意した。
その日の夜・・・・。
「おや?もう、寝るのか?」
パジャマ姿で二階へ上がってゆくティアに、父親はそう声をかける。
「ええ。誰かさんのおかげで、外出もできないし、お尻も痛いから、仕方ないでしょう?」
父親の問いに、ティアは不機嫌そうに言う。
「それはティアが悪い子だったからだろう?」
「うるさいわね!とにかく・・もう寝るわ!!」
不機嫌そうな声で言うと、ティアは足早に部屋へと上がってゆく。
「やれやれ・・。年頃の娘は難しいものだな・・・」
ため息をつきつつ、父親も自分の部屋へと戻っていった。
部屋に入ると、ティアは布団の中に詰め物をし、寝ているように見せかける。
そして着替えを済ませると、再度部屋を後にする。
父親に見つからないよう、慎重に下へ降りてゆき、勝手口の方から家を出ると、繁華街へと向かっていった。
数時間後・・・。
「さぁ!いよいよです!3・・・2・・・1・・・ハッピーニューイヤー!!!」
アナウンスと共に、盛大な拍手やクラッカーの音が、通りに響き渡る。
集まった群衆の中に、ティアの姿もあった。
通りに設置されたステージで、ダンスや歌をはじめとする、様々なショーが繰り広げられる。
他の見物客らと共に、ティアも拍手やコールを送り、或いは屋台でB級グルメを楽しむ。
一通り、ショーやB級グルメを楽しんだあと、何となく時計を見やる。
(そろそろ・・帰った方がいいわね・・・・)
名残惜しいが、あまり帰るのが遅くなれば、バレてしまう。
頃合いだと判断し、ティアは帰っていった。
(大丈夫・・よね・・?)
家に着くと、ティアは慎重に勝手口のドアを開け、中に入る。
その直後、突然、明かりがついた。
「!!!???」
ハッとしたティアの目に飛び込んできたのは、父親の姿。
「ど・・どうして・・!?」
見るからに待ち構えていた父親に、ティアは思わず驚く。
「いつもと違って、妙に素直だったから、変だと思ったんだ。案の定だったな」
そう言いながら、父親はティアの手首を掴む。
「な、何をするの!?」
「決まっているだろう!お仕置きだ!来なさい!!」
「い、嫌よっ!!」
抵抗しようとするティアだったが、父親には叶わず、リビングへと連行されてしまう。
娘を連れてリビングへやってくると、父親はソファに腰かけながら、ティアを膝の上に、うつ伏せに乗せてしまう。
「嫌っ!やめてっっ!!」
膝の上に乗せられても、ティアはなおも抵抗する。
「こら!大人しくしなさい!!」
父親は暴れるティアの腕を後ろ手に押さえつける。
そして、開いている方の手を、振り下ろした。
バシィーンッ!!
「あっ・・!!」
服の上からとはいえ、思いきりお尻を叩かれた衝撃に、思わずティアは声を漏らす。
パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!
「ちょ、ちょっとっ!やめっ!やめてよっ!!」
お尻を叩かれる音が響く中、痛みに顔を顰めながら、ティアは抗議する。
パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!
「『やめてよ』じゃない!全く・・お前って子は!外出禁止だと言ったはずだぞ!!」
娘のお尻を叩きながら、父親はお説教を始める。
パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!
「な・・何よっ!外出しようが何しようが、私の勝手でしょう!?どうしてイチイチ父さんにそんなこと言われなくちゃいけないの!!」
平手打ちが降り注ぐ中、ティアは振り返り、父親を睨んで言い返す。
パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!
「馬鹿者!夜の街がどれだけ危ないのかわからないのか!?何かあったらどうするつもりなんだ!?」
父親はティアのお尻を叩きながら、お説教を続ける。
厳しいことを言うのも、娘可愛さゆえのこと。
だから、父親は言い聞かせようとする。
パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ!
「うるさいわね!私だって、もう子供じゃないのよ!?何でイチイチ父さんにそうお説教されたり、お尻叩かれなくちゃいけないのよ!?いい加減にしてちょうだい!!」
だが、父親の思いはティアには通じていない。
頭ごなしに何でも決められ、叱られてお尻を叩かれる。
そのことへの不満や怒りが、ティアを突き動かしていた。
「ティア・・・まさか・・本気で言ってるのか?」
一旦お尻を叩く手を止めて、父親は尋ねる。
静かだが、有無を言わせない口調に、ティアはマズイと悟る。
ここで謝らなければ、さらに厳しいお尻叩きが待っている。
それはわかっていた。
だが、お尻を叩かれて、頭を下げて謝るなど、嫌だった。
墓穴を掘るのはわかっていたが、ティアは反発せずにはいられなかった。
「だったら、どうだっていうの?いつもいつも子供扱いして!何かすればお尻なんか叩いて!!もういい加減にして!!私だって本気で怒るわよ!!」
「そうか・・。よく・・わかった・・。では・・仕方ないな・・」
父親はそう言うと、ティアの上着の裾を捲り上げ、下着を降ろしてしまう。
あっという間に、万遍なく赤く染まったお尻があらわになった。
直後、再び父親の手が振り下ろされた。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「やあっ!痛っ!何をするのっ!?きゃあっ!いやあっ!痛あっ!!」
今までよりずっと力を込めた平手打ちに、ティアは思わず悲鳴を上げ、身を悶えさせる。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「全く・・お前という子は・・!いつもいつも・・!夜遅くまで帰ってこないのを・・どういう気持ちで待っていると思っているんだ!?」
娘のお尻に厳しい平手打ちを叩きつけながら、父親は再度お説教を始める。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「何よ!?父さんが勝手に心配してるだけじゃない!!私が頼んだわけじゃないわ!!痛っ!きゃあっ!ああっ!ううっ!ああ~~っっ!!」
素直になれず、ティアは反抗的な態度を取り続ける。
だが、お尻に積もる痛みに、ティアは両足をバタつかせ始める。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「反省しないどころか・・そんなことまで言うとは・・。本当に・・悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!!」
反抗的な態度のティアに、父親はさらにお尻を叩く。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「いやっ!やぁぁぁ!父さん・・や・・やめて・・!?くぅぅ・・!?い、言い過ぎたのは・・謝る・・から・・!!ううっ!」
さすがに耐えきれなくなり、ティアは許しを乞い始める。
だが、時すでに遅し。
「ダメだ!外出禁止だと言ったのに、破った上に、あんな暴言まで言うような悪い子は、父さんは絶対に許さん!!今日は徹底的にお仕置きするから、覚悟しなさい!!」
「そ・・そんなっっ!!」
絶望の声を上げたティアに、父親の平手打ちが容赦なく襲いかかる。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「いやああっ!ごめんなさいっ!いやあああっ!ごめんなさいっ!!」
平手打ちの音が響く中、ティアは恥もプライドもかなぐり捨て、両足をバタつかせながら謝る。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ごめんなさいっ!やあああ~~~っっ!!ごめんなさいっ!ごめんなさぁぁ~~いっっ!!!」
無情な平手打ちが振り下ろされる中、ティアは小さな子供のように泣き叫びながら、謝り続ける。
その後、長い長い間、ティアの悲鳴とお尻を叩く音がリビングに響いていた・・・。
「うう・・・!?」
苦悶の声を上げ、枕をギュッと抱きしめて、ティアはソファにうつ伏せになっていた。
「こら、やせ我慢をするんじゃない。自分が苦しいだけだぞ?」
娘のお尻に薬を塗りながら、父親はそう言う。
「何よ・・!父さんがやったんでしょう!?」
ティアは涙目になりながら、不満げに父親を睨みつける。
「それはティアが悪い子だったからだろう?これに懲りたら、少しは人の言うことも聞きなさい」
父親の言葉に、ティアは反抗的にソッポを向く。
「ま・・まぁ・・お尻が辛いし・・。しばらくは大人しくしてあげるわ!か、感謝してよね!!」
素直に言うことを聞くのは癪なため、ティアはそんな態度を取る。
娘の態度に苦笑しつつも、父親は表情を和らげると、娘の頭を撫でてやる。
「だ、だから子供じゃないって言ってるでしょう!?」
「親にとっては、幾つになっても子供だよ」
そう言いながら、父親はティアのお尻に薬を塗り続けていた・・。
―完―
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