聖女の彼氏教育(エルレイン/彼氏)
(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)
「あなたですか、私に話があるというのは?」
エルレインは目の前の青年に尋ねる。
青年は大聖堂付属の図書館でしばらく前から働いている。
真面目によく働くので、目をかけていた。
「は・・はい・・!エルレイン様・・!昔・・・お会いしたときから・・・ずっと・・ずっと・・・あなたに・・憧れて・・いました・・!!あなたのことが・・好きで・・好きで・・」
青年は必死に、エルレインに告白する。
「なるほど・・・。彼氏になりたい・・。そういう・・ことですね?」
「はい・・!お、恐れ多いのはわかってます・・!!でも・・自分でも・・どうにも・・止まらないんです!!」
「なるほど・・。わかりました。いいでしょう。あなたの告白・・受け入れましょう」
「あ・・ありがとう・・ございます・・!!」
青年は感謝の思いを込めて、エルレインの手を握りしめる。
「ただし・・私と付き合う以上・・・色々と約束をしてもらいます。もし・・破ったら・・ただでは・・すみませんよ。いいですね?」
「はい!!あなたと・・付き合えるなら・・何でもします!!どんな約束だって・・守ります!!」
「ふふ・・。期待していますよ」
青年の返事に、エルレインは笑みを浮かべる。
それが、青年にとって、新たなる世界への幕開けになるとは、このとき思いもしなかった・・。
それからしばらく経った頃・・・・。
青年は、正座したまま、戦々恐々とした様子で、エルレインを見上げる。
エルレインの表情は怒りに満ちていた。
「どういうことです?遅刻はダメ、と約束にあったはずですよ?」
エルレインは厳しい表情を浮かべて、尋ねる。
告白された後、エルレインは青年と色々な約束をした。
その一つに、遅刻はしない、という項目があった。
青年はそれを破ってしまい、エルレインの怒りに直面しているのである。
「す・・すみません・・。つい・・寝坊・・してしまって・・」
「寝坊?そんなことが許される、と思っているのですか?」
「す・・すみません・・・」
青年は恐縮し、謝る。
「謝れば済む、というものではありません。約束を破った以上・・罰を受けてもらいます」
「な・・何を・・するんですか?」
嫌な予感を覚え、青年は恐る恐る尋ねる。
「そうですねぇ・・。せっかくですから・・・お尻ペンペンでもしましょうか」
「え・・!?」
「何ですか、嫌なのですか?」
「そんな・・!僕は・・もう・・20歳ですよ・・!!そ・・そんな・・子供じゃ・・ありません!!」
「約束を守れないのは、子供と同じですよ。そんな悪い子には、子供のお仕置きがぴったりです。さぁ、お尻を出しなさい」
エルレインの言葉に、思わず青年は逃げようとする。
だが、それを察知していたエルレインに、難なく捕えられてしまった。
「どこへ行くのです?」
「は・・離して・・!!」
青年は必死にもがく。
だがエルレインには通じず、あっという間に膝の上に乗せられてしまう。
「全く・・・逃げようなどと・・いけませんねぇ・・・」
エルレインはため息をつきつつ、青年のズボンを降ろし、お尻をあらわにしてしまう。
「ほ、本気なんですか!?」
「私は冗談など言いません。さぁ、覚悟しなさい」
エルレインはそういうと、青年の身体をしっかりと押さえつける。
そして、空いている方の手を、ゆっくりと振り上げた。
バチィ――ンン!!
「うわあああ!!」
思いきりお尻を叩かれ、青年は悲鳴を上げる。
バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「わあっ!エルレイン様っ!いたっ!痛いです!!」
「痛いのは当然です。お仕置きなのですから。さぁ、しっかりと反省しなさい」
エルレインはそう言いながら、容赦なく青年のお尻に平手を降らせ続ける。
バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「痛っ!いやあっ!やああ!エルレイン様っ!許して下さいっ!ひいいっ!いっ!ひいぅうわあっ!!」
容赦なくお尻に叩きつけられる平手の嵐に、青年は必死にもがき、悲鳴を上げる。
バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「ダメです!約束を破る子は許しません!お仕置きはまだ、始まったばかりですよ」
エルレインは非情な声で言いながら、さらにお尻を叩き続ける。
あっという間に、青年のお尻は、赤い手形が幾重にも刻みつけられ、赤く色づいてゆく。
「ひぃん・・!痛あっ!うわあっ!やめ・・もう・・許し・・!?」
青年は悲鳴を上げ続ける。
だが、やがて、悲鳴の中に、違うものが混じり始める。
バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バチンッ!バチンッ!バシッ!バチンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「あん・・・!痛・・!う・・うあ!?あ・・!ひぃう・・!う・・・ひっう・・!」
青年はお尻を叩かれるたび、身体を震わせる。
同時に、青年の象徴が、エルレインの膝の上で、ムクムクと動き始める。
「何ですか?コレは?」
エルレインは一旦お尻を叩く手を止めて、興奮した青年自身を掴む。
「ひぃや・・!?ご、ごめんなさい!!じ、自分でもまさか・・!!」
「全く・・。お仕置きをされているのに興奮するなど・・。そんないけない子にはもっと厳しいお仕置きが必要ですね」
エルレインは青年を握っていた手を離す。
直後、その手を思いきり、振りかぶった。
バッチィィィンンン!!!
「いったああ・・あああーーー!!!」
お尻を叩かれた衝撃で、青年をえびぞりになって悲鳴を上げる。
同時に、自分自身から、欲望を思いきり噴き出してしまう。
「おやおや・・・。お尻叩きがそんなに良いのですか?全く・・本当にいやらしい子ですねぇ。そんなに良いのなら、たっぷりと叩いてあげましょう」
エルレインはそういうと、さらに手を振り下ろす。
パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
「ああっ!わあっ!ひゃあっ!ああっ!」
パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
ゲリラ豪雨さながらの平手打ちの嵐が、容赦なく青年のお尻に襲いかかる。
「ああっ!痛っ!ひぃうんっ!でも・・何か・・変な・・きも・・ひぃうっ!ひぃんっ!エルレイン様っ!も、もうっ!ゆ、許して下さいっっ!!あ、謝りますからああ!!」
「ダメです。これはお仕置きなのですよ。それに・・・自分を偽るのはよしなさい。あなたが素直になるまで、叩きますからね」
「そ・・そんなっ!ああんっ!痛っ!ひぃやぁんっ!ひいぅうわっ!?あひぃやんっ!!」
青年は苦痛と快感の混ざった奇妙な悲鳴を上げながら、背をのけ反らせ、身を震わせる。
その後、お尻を叩く音と、青年の嬌声混じりの悲鳴が、部屋に響き続けた・・・・。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・」
青年は真っ赤に染まったお尻を出したまま、肩を上下させて、荒い息を吐く。
「どうです?どんな気分ですか?」
エルレインは青年のお尻を優しく撫でながら、問いかける。
「変な・・気分です・・・。お尻叩かれて・・・痛くて・・恥ずかしい・・でも・・・何故か・・・興奮・・して・・しまいました・・・」
「ふふ・・。やはり私が見込んだ通りですね」
「どういう・・こと・・です?」
青年は思わず尋ねる。
「ふふ・・・。私にはある嗜好がありましてね。スパンキング・・・要するにお尻叩きのお仕置きです。私はスパンキングが大好きでしてね、一目見れば、スパンキングに関する素質があるかどうか、わかります。あなたにはスパンキー・・・。叩かれる立場の素質がありますね」
「そ・・そんな・・!?」
「驚くのも無理はありません。ですが・・・お尻を叩かれて・・気持ちよかったでしょう?」
「そ・・それは・・」
青年は思わず口ごもる。
エルレインの言う通りだったが、それを認めたら、自分が変態に思えるからだ。
「取り繕うことなどありません。ありのままの自分を受け入れるのです。そうすれば・・私が最高の幸福を約束しますよ」
エルレインの笑みに、青年は心が揺らぐ。
「まぁ、今は混乱していることでしょう。しばらく・・落ち着いて・・考えてみなさい」
エルレインはそういうと、青年の下着とズボンを上げて整えてやる。
そして、色々と宥めたりして、その場は家へと帰した・・・。
数日後・・・・。
「本当に・・・いいのですね?」
「はい・・!エルレイン様・・!どうか・・僕のお尻を叩いて下さい!!」
エルレインの問いに、青年は決意を固めた表情で願う。
「よく・・・・言ってくれましたね。さすが・・・私が見込んだ人です・・」
「エルレイン様・・」
エルレインは青年を抱き寄せ、青年は恍惚とした表情を浮かべる。
「フフフ・・。私があなたを立派なスパンキーに教育してあげます。さぁ・・安心して、私に全てをゆだねるのです」
エルレインは笑みをうかべて言うと、青年のお尻を出して、膝の上に乗せる。
青年は羞恥と恍惚の混じった表情を浮かべ、お尻への一撃を待つ。
そんな青年をジッと見下ろしながら、エルレインは手を振りかぶった。
―完―
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