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乱菊、最悪の日2(テイルズ&BLEACHより:マルタ/乱菊)



(テイルズ・BLEACHを題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


 「遅いわね・・・」
マルタは時計を見ながら、苛立った声で呟く。
(乱菊さん、どうしたのよ?約束の時間はとっくに過ぎてるわよ!?)
マルタは乱菊の顔を思い浮かべ、険しい表情を浮かべる。
乱菊と一緒に出掛ける約束をしていたのだが、待ち時間になっても現れないからだ。
 (携帯も出ないし・・!!何やってるのよ!?)
何度も携帯にかけているのだが、全然出ない。
イライラしながら、マルタが待っていたときだった。
 「あら?マルタじゃない。どうしたの、こんなところで?」
偶然ティアが通りかかり、苛立った様子のマルタに声をかける。
「どうしたもこうしたもないわよ!実は・・・」
マルタは苛立ちながら、乱菊が約束の時間になっても現れないことを話す。
 「なるほどね。それは怒りたくもなるわよね」
「でしょー!!全く・・どこにいるのよ!?」
「そういえば・・・ここに来る途中で、見かけたかもしれないわ」
「え!?本当!?どこで!?」
ティアの言葉に、思わずマルタは尋ねる。
 「ここに来る途中の居酒屋よ。大分飲んでいたようだったわ」
「どこの店よ!?」
マルタの剣幕に思わず引きつつも、ティアは自分が乱菊を目撃した店を教える。
 「何よ・・!?人と約束しておいて!!絶対、許さないんだから!!」
怒りの声で叫ぶと共に、マルタは飛び出すようにその場を走り去っていった。


 その頃・・・繁華街の某居酒屋・・。
「はぁ~っ!やっぱりビールはいいわよねぇ!!」
満面の笑みを浮かべて、乱菊はジョッキを傾け、ビールをあっという間に飲み干す。
 「いやっは~、さすが乱菊さんだ!いい飲みっぷりだねぇ!!」
「ほれぼれするよー!もう一回見せてくれ~~~!!」
乱菊の飲みっぷりに、周りの他の客たちから、そんな声が飛ぶ。
彼らは皆、この店の常連客。
乱菊の飲み友達でもある。
 「あら~、うれしいこと言ってくれるじゃないの。じゃあ、リクエストにお答えしましょう!!」
乱菊はそう言うと、さらにもう一杯、ジョッキを飲み干す。
その飲みっぷりに、客達の歓声が上がり、乱菊はまた一気飲みをする。
そんな光景が繰り広げられていた、そのときだった。
 乱暴な勢いで店のドアが開くや、マルタが店内に入って来た。
「あら~?マルタじゃないの?どうしたのよ?」
乱菊はほろ酔い加減でマルタに話しかける。
「『どうしたの?』じゃないわよ!!約束した時間になっても、全然来ないじゃない!!こんなところでお酒なんか飲んでるんじゃないわよ!!」
マルタは怒り心頭の表情と声で、乱菊に怒鳴るように言う。
 「あ~~、悪かったわよ。謝るから、いいでしょう?」
対して、乱菊は反省の色が見られない態度で謝る。
「ふざけるんじゃないわよ!!もう~~、怒ったんだから!!お仕置きよ!!」
マルタは怒りの声と共に、乱菊に飛びかかる。
乱菊は避けようとするが、ビールを何杯も煽っていたのが災いし、まともに動くこと出来ず、あっけなく捕まってしまった。
 「ちょっと!?何するのよ!?離しなさいよ!!」
「お仕置きだって言ってるでしょ!!覚悟しなさい!!」
マルタは膝の上に乱菊を乗せると、慣れた手つきで、乱菊のお尻をむき出しにする。
 「ちょっと!?本気なの!?やめなさいよ!!」
「『やめなさいよ!!』じゃないでしょ!!いくわよ!!」
乱菊の抗議を無視して、マルタは思いきり、手を振りかぶった。


 バッシィィィぃンンンン!!!
「きゃああああ!!!!」
強烈な打撃音と共に、乱菊は背をのけ反らせ、悲鳴を上げる。
 バシンッ!バアジィンッ!ビダァンッ!バァァンッ!
「ちょっとおお!痛いって言ってるじゃないおおお!!」
「痛いのは当然でしょ!!お仕置きなんだから!!」
乱菊の抗議に、そう返すと、マルタはさらに平手を振り下ろす。
バシンッ!ビダァンッ!バアジィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!
 「もうっ!人との約束忘れるなんて!しかも・・こんなところでお酒飲んでてだなんて!!もう・・絶対に許さないんだから!!」
マルタは怒りに任せて、乱菊のお尻を叩く。
バンッ!バンバンバンッ!バァン!バァン!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!
「きゃああ!痛あああ!や、やめなさいよ!?み、皆見てるでしょうが!!!」
乱菊は悲鳴を上げながら言う。
店内の視線が、自分に集まっているからだ。
年下の相手からお尻を叩かれて叱られる。
それだけでも恥ずかしいのに、それを大勢の人に見られる。
これ以上の屈辱は無い。
 「ちょうどいいじゃない!悪い子のお仕置きを皆に見てもらうわよ!!」
そういうと、マルタはさらに乱菊のお尻を叩く勢いを強める。
バンッ!バンバンバンッ!バァン!バァン!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!バンッ!バンバンバンッ!バァン!バァン!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィバンッ!バンバンバンッ!バァン!バァン!バシィンッ!ビダァンッ!バアシィンッ!
「いやああ!痛っ!痛ああ!や、やめなさいよ!!いやああ!!」
「『やめなさいよ』じゃないでしょう!?乱菊が悪い子だったんだから、お仕置きされてるんでしょう!!『ごめんなさい』って謝りなさい!!でないと、いつまでもこのままよ!!」
マルタはさらに乱菊のお尻を叩きながら、そう言う。
「く・・・!ご・・ごめん・・なさい・・!!」
乱菊は屈辱に顔を歪ませながら、謝る。
 「ただ謝ればいいってものじゃないわよ!!『ママごめんなさい』って謝りなさい!!」
「ふ・・ふざけないでよ!?」
マルタの命令に、乱菊は思わず怒りの声を上げる。
自分よりずっと年下のマルタを『ママ』と呼ぶなど、屈辱過ぎて出来るわけも無い。
 「あら?嫌なの?じゃあ、もっとペンペンしてあげるわよ!!」
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「きゃあああ!痛い痛い痛いって!!!や、やめ・・ひいいいい!!!」
マルタによる、さらに容赦ない連続お尻叩きに、乱菊は絶叫する。
 バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「さ~あ、ちゃんと『ママごめんなさい』って謝れるかしら~?」
お尻を叩きながら、マルタは乱菊に問いかける。
その顔は、どこかサディスティックで楽しげなものだった。
 「わ・・わかったわよ・・!!マ・・ママ・・ごめん・・なさい!!」
乱菊は屈辱で顔を真っ赤にしながら、叫ぶように謝る。
「よく言えたわね!でも・・まだ許さないわよ!!私がいいって言うまで、『ママごめんなさい』って言いなさい!!」
バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!
マルタはお尻を叩きながら、乱菊に命令する。
 「ひぃぃぃ!!ママごめんなさい!!」
お尻を叩かれる苦痛に悶えながら、乱菊は必死に謝る。
バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!バシィンッ!
「きゃああ!ママごめんなさい!ママごめんなさい!ママごめんなさい~~!!」
マルタの手が乱菊のお尻をより赤く染める中、乱菊の悲鳴と謝る声が店内に響く。
酔った他の客達が大笑いする中、長い間、お尻を叩かれる音と乱菊の悲鳴が店にこだまし続けた・・・・。


 「ひぃぃぃんん!!ごめんなさい!!ママ、もうしません!!」
「この間もそう言ってたでしょう!!それなのにまたお酒飲んでサボって!!悪い子ね!!」
膝の上の乱菊のお尻を叩きながら、マルタは容赦なく乱菊を叱りつける。
乱菊は、恥も外聞も無くマルタを『ママ』と呼んで、必死に許しを乞う。
 あの後、お尻叩きが終わった後も、乱菊の受難は収まらなかった。
マルタがこれから『ママ』として乱菊を躾ける、という宣告をしたからだ。
当然、乱菊は拒否・抵抗したが、折悪くエルレインと部下の峰不二子が現れた。
エルレインたちはマルタの味方をし、乱菊にマルタの宣告を受け入れることを強要した。
エルレインまで出てきては、もはや乱菊には抵抗できず、言う通りにするしかなかった。
そして、乱菊はマルタと同居を迫られ、事あるたびにマルタからお尻叩きのお仕置きを受ける羽目になった。
今日もそうで、酒を飲んで仕事をサボったお仕置きをマルタからされているのである。
 「ひいいんん!マルタママごめんなさい!!マルタママごめんなさい!!もうしません~~~~~~!!!」
その後、長い間、乱菊の謝る声とマルタの叱る声、お尻を叩く音が響いていた・・。


 ―完―

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