好奇心の果てに(テイルズより:ティア/イオン)
(共演パロの世界観前提で、テイルズを題材にした二次創作です。キャラのイメージが原作と異なる可能性があります。許容できる方のみご覧下さい)
バシィンッ!パアシィンッ!ピシャアンッ!パアアンッ!
「痛っ!ああっ!痛ああい!姉さんごめんなさい!!」
お尻を叩く音と共に、ルカの悲鳴と謝る声が、部屋に響きわたる。
ティアの膝に乗せられ、むき出しにされたルカのお尻は、既に濃厚な赤に染め上がっている。
バシィンッ!パアシィンッ!ピシャアンッ!パアアンッ!バシィンッ!パアシィンッ!ピシャアンッ!パアアンッ!バシィンッ!パアシィンッ!ピシャアンッ!パアアンッ!
「全く・・ダメでしょう、門限を破るなんて・・。遅くなるなら、ちゃんと連絡しなさいと、前に言ったはずでしょう?」
お尻を叩きながら、ティアはお説教をする。
「ご・・ごめん・・なさい!!ジュードと一緒に・・色々調べてたら・・熱中・・しちゃって・・ひぃんっ!!」
「だからって、門限を破ったら、ダメでしょう。どれだけ心配したと思ってるの?」
「ごめんなさいっ!!もう・・しないからあ・・!!」
「もうしない、のは当然でしょう。今日は心底身に沁みるようにしてあげるわ。覚悟しなさい!!」
「そ・・そんなあああ!!わあああんんん!!」
ティアの容赦ない宣告に、ルカは絶望の声を上げる。
その後、長い間、お尻を叩く音とルカの泣き声・悲鳴が響き続けた・・・。
「うう・・ぐす・・・痛いよぉ・・・・」
お尻の痛みに、ルカは思わず顔を顰め、泣き言を零してしまう。
「そうね。痛かったわね・・・。でも・・皆、本当に心配したのよ」
ルカの真っ赤なお尻を優しく撫でながら、ティアは言う。
「うん・・・。姉さん・・心配かけて・・本当に・・ごめんなさい・・」
「わかってくれればいいわ。今は・・・ゆっくり休みなさい」
「うん・・。ありがとう、姉さん」
ルカはそういうと、お尻を出したまま、ティアの膝の上で静かに眠りだす。
「落ち着いたようね・・・。さてと・・」
ティアはジッと、ドアの方を見つめる。
「出てきなさい。いるのはわかっているのよ」
「さすがティアさんですね。バレていましたか」
声と共に、ドアが開く。
ドアの向こうから現れたのは、聖職者の姿をした、緑髪の少年。
少年の名はイオン。
ティア達とは古い知り合いである。
しばらく前から、ティア達と同じギルドに所属していた。
「あなただったの・・・。どうして・・・ドアの前にいたのかしら?」
「すみません。実は・・先ほどのお仕置きを、覗かせてもらっていました」
「どういうつもりかしら?覗きが悪いことなのは、聖職者のあなたが・・良く知っているでしょう?」
ティアは厳しい表情を浮かべる。
「もちろん・・わかっています。ですが・・・どうしても・・・見ずにはいられませんでした。ルカが・・・うらやましかったからです」
「どういうことかしら?」
イオンの返事に、ティアは怪訝な表情を浮かべる。
「落ち着いて・・・聞いてくれますか?僕は・・・お仕置きに・・興味があるんです・・」
イオンは慎重に、口を開く。
「僕は、今の立場がら・・叱られる、お仕置きをされる、という経験がありませんでした・・。そのせいか・・・お仕置きに興味を持つようになったのです。自分でも・・・いけない、変だとは思いますが・・どうにも・・止まりませんでした。本当に・・すみません」
「事情はわかったわ。でも・・・あなたのしたことを見逃すわけにはいかないわ。そんなに、お仕置きに興味があるなら、たっぷりと体験させてあげるわ。こちらに・・来なさい」
ティアはそう言うと、イオンの手首を掴み、引き寄せる。
あっという間に、イオンはティアの膝の上に乗せられてしまった。
ティアは慣れた手つきでイオンの服の裾を捲り上げ、下着を降ろして、イオンのお尻をあらわにする。
「イオン・・行くわよ。覚悟はいいかしら?」
「は・・はい・・」
ティアの言葉に、イオンは静かに頷く。
それを見ると、ティアはゆっくりと手を振り上げた。
バアシィンッッ!!
「くぅぅ・・!!」
ティアの平手がお尻に叩きつけられ、イオンは苦悶の声を漏らす。
バシッ!バアンッ!バアチィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「くう!うう・・!痛・・!ああ・・!痛あっ!!」
お尻を叩かれる苦痛に、イオンは身をよじらせる。
バシッ!バアンッ!バアチィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!バアチィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシッ!バアンッ!バアチィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「あら?お仕置きはまだ始まったばかりよ。もう、降参なのかしら?」
お尻を叩きながら、ティアはそう問いかける。
「こ・・・こんなに・・痛い・・なんて・・思いも・・よりません・・でした・・!!くぅぅ・・!!あっく・・!!」
イオンは苦痛に身をよじる。
その目尻には、涙を浮かべていた。
「お仕置きなのだから、痛いのは当然でしょう?それも、わからなかったのかしら?」
「くう・・!す、すみません!も・もう・・許して・・下さい・・」
「そうはいかないわ。これは、お仕置きなのよ。あなたが心底懲りるまで、たっぷりと味あわせてあげるわ」
「そ・・そんな・・・」
イオンが恐怖の声を漏らすと同時に、ティアは手の勢いを強める。
バシンバシンバシンッ!!バシンバシンバシンッ!!バシンバシンバシンッ!!バシンバシンバシンッ!!バシンバシンバシンッ!!バシンバシンバシンッ!!バシンバシンバシンッ!!バシンバシンバシンッ!!バシンバシンバシンッ!!
「あああああ!痛い!痛い痛い痛いいいい!!」
あまりの苦痛に、イオンは両足をバタつかせ、泣き叫ぶ。
「あああああ!も、もう・・お仕置きは十分です!こう懲りましたから!!ごめんなさい!ごめんなさい!!」
「お仕置きだといったはずよ?まだまだ、この程度では終わらないわ」
「そ・・そんな!!あああああ!!!」
再び、イオンは恐怖に満ちた声を上げる。
長い間、イオンの悲鳴と『ごめんなさい』が、部屋に響き続けた・・・。
「くぅぅぅ・・・!!??」
イオンは苦悶の声を漏らしながら、お尻をしまう。
散々に叩かれたイオンのお尻は、濃厚なワインレッドに染め上がり、触るとキャンプファイヤーのように熱い。
「反省したかしら?」
「は・・はい・・・!は、反省・・しま・・した・・・!!覗きなんかして・・・申し訳ありません・・でした・・・!!」
イオンは目尻に涙を浮かべながら、謝る。
「ちゃんと反省したようね。今回は、これで許してあげるわ。もし・・また、覗きなんかしたら・・この程度ではすまないわよ。わかったかしら?」
「はい・・!わ、わかり・・ました・・・」
ようやく解放されたイオンは、お尻の痛みを堪えながら、部屋を後にする。
(お尻ペンペンって・・こんなにも・・辛いものだったんですね・・・。いけないことを・・してはいけないという・・戒めなのですね・・・)
お尻をさすりながら、イオンはそう思わずにはいられなかった・・・。
―完―
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