騎士の受難と憤怒(テイルズより:ティア/クロエ&クロエ/ティア)
(テイルズを題材にした二次創作です。許容できる方のみ、ご覧下さい)
「す、すまなかった・・!!本当に!?許してくれ!!」
正座したまま、クロエはティアに必死に謝る。
「そうはいかないわ。どうしてくれるのよ?こんなになったのよ?」
ティアはそう言って、ボロボロになったぬいぐるみを、クロエに突きつける。
ぬいぐるみは、ティアが買ったもの。
ぬいぐるみを購入して、帰る途中、スリを追いかけるクロエに、たまたま行きあった。
その際に、スリを捕まえようと、クロエが繰り出した技が、ティアが持っていたぬいぐるみの箱に当たってしまったのだ。
当然、箱ごとぬいぐるみは大破してしまった。
それで、冒頭の状況になったのである。
「す、すまない!頭に血が上っていて・・・ティアに気付かなかった!!申し訳ない!!」
「謝れば済むことじゃないわ!苦労して買ったのに・・・!!」
ぬいぐるみを破壊され、ティアは怒り心頭で言う。
「本当にすまない!私に・・出来ることなら・・何でもする!!」
クロエは必死に頭を下げて、謝る。
「本当に・・・何でもするつもりかしら?」
「もちろんだ!騎士に・・二言は無い!!」
ティアの問いに、クロエは必死の表情で、答える。
「そうね・・・。じゃあ、あなたには、お仕置きを受けてもらおうかしら」
「お仕置き・・・?どういう・・・ものだ?」
「そうねぇ・・・。お尻・・ペンペンでも・・受けてもらおうかしら?」
「な・・!?」
ティアの言葉に、クロエは絶句する。
「あら?どうしたの?その顔は?まさか、嫌なのかしら?」
「ティア、い、幾ら何でも・・そんな・・子供みたいな・・・あまりにも・・恥ずかしい・・」
「恥ずかしいから、お仕置きになるのでしょ。何でもするって言ったのは、あなたでしょう?」
「く・・!?」
ティアの言葉に、クロエは苦しい表情になる。
「確かに・・そうだ・・。私が悪い以上・・・文句を言える立場ではない・・。何でもすると言ったのも・・私だ・・。わかった・・・。お尻ペンペン・・・受けよう・・」
屈辱に身を震わせながら、クロエは言う。
「なら・・・こちらにいらっしゃい」
ティアは椅子に腰かけると、膝の上を軽く叩きながら、クロエに言う。
クロエはゆっくりと、ティアの元へと向かう。
そして、ティアの脇にジッと立つ。
一瞬、クロエは羞恥に表情を歪めるが、そのまま、素直にティアの膝の上に、うつ伏せになった。
「ふふ、いい子ね。さすがだわ」
ティアは笑みを浮かべると、クロエの頭を撫でる。
「や・・やめてくれ・・!!わ、私は・・子供では・・ないぞ・・!!」
恥ずかしさと屈辱感に、クロエは顔を赤くする。
「恥ずかしいのも、お仕置きのうちよ。さてと・・悪いお尻と対面といきましょうか」
ティアはそういうと、クロエのタイツを降ろす。
あっという間に、クロエのお尻が姿を現した。
「あら、とっても綺麗なお尻ね」
「い・・言わないで・・くれ・・頼む・・!?」
裸のお尻を見られる恥ずかしさに、クロエはさらに顔を赤くする。
「ダメよ。お仕置きなのだから。さぁ・・本番はここからよ」
ティアはそういうと、ゆっくりと、手を振り上げた。
バッシィィンンン!!!
「・・・!!!!」
ティアは思いきり、クロエのお尻に平手を叩きつける。
お尻に感じた衝撃に、思わずクロエは背をのけ反らせる。
思わず声が出そうになるが、クロエは必死に耐える。
バシィンッ!バァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「・・・!・・・!・・・!・・・!」
クロエは必死に声を押し殺して、ティアの平手打ちに耐える。
バシッ!バアぁンッ!バシッ!ビダァンッ!バシンッ!
「・・・!・・・ぁ!・・・ぅ!・・・!・・くぅ!」
クロエは声を出すまいとするが、耐えきれないのか、苦しげな表情と共に、声を漏らしてしまう。
「クロエ・・・一回叩くごとに、『ごめんなさい』してもらおうかしら」
「ティア・・・。そ・・それは・・恥ずかしい・・・!!それは・・許して・・くれ」
「ダメよ。恥ずかしいから、お仕置きになるんでしょう?嫌なら・・皆の見てる前で、お仕置きよ。それでもいいのかしら?」
「わ・・わかった・・。言う・・通りに・・する・・・」
ティアの脅しに、クロエは屈服する。
そんなクロエに、ティアは笑みを浮かべると、ゆっくりと、再度手を振り上げた。
バアシィンッッ!!
「くぅぅ・・・!!ご、ごめん・・・なさい!!」
クロエは羞恥を必死に堪えながら、 『ごめんなさい』を言う。
バシンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「くぅ・・!ごめん・・なさい・・!うぁ・・!ごめんな・・さい・・!あっくぅ・・!ごめ・・んな・・さい・・」
「声が小さくなってるわよ!?ちゃんと、しっかり大きな声で言いなさい!!」
クロエのお尻を叩きながら、ティアはそう叱りつける。
バシンッ!
「くぅぅ・・!!ごめんなさい!!」
バアアアンッ!!
「ああくぅ・・!!ごめん・・なさい・・!!」
バアシィンッ!!
「あっああ!!ごめんな・・さい・・!!」
その後、ティアが満足するまで、お尻を叩く音とクロエの『ごめんなさい』が部屋に響いていた・・・・。
「ティア・・もう・・そろそろ・・いいだろう?」
クロエは羞恥に身を震わせながら、懇願する。
お尻叩き自体は終わったものの、反省の時間と称して、壁際に立たされているのだ。
もちろん、お尻はむき出しのままだ。
「ダメよ。あなたには、しっかり反省してもらわないとだわ」
ティアは笑みを浮かべて、クロエのお尻を、ジッと見つめる。
これでもかと叩かれたクロエのお尻は、濃厚なワインレッドに染め上がり、倍近くに腫れ上がっている。
「く・・・!?」
クロエは屈辱に身を震わせながら、立ち続ける。
そんなクロエを、ティアは満足げに見つめていた・・・。
その数日後・・。
先日とは逆に、怒りの様相で仁王立ちするクロエの目の前で、ティアが正座していた。
「クロエ・・・本当にごめんなさい」
「謝ればよい、というものではない!こちらは・・・夕方までずっと、待っておったのだぞ!!」
謝るティアに、クロエは怒りを堪えかねた声で言う。
クロエはティアの依頼で、採取系のクエストに行く予定だった。
その為に、待ち合わせをしていたのだが、約束の時間を大幅に過ぎても、ティアが来なかったのである。
「ごめんなさい・・・。すっかり・・忘れて・・いたわ・・」
「『忘れていた』で済むと思うのか!?ティア・・・その失態・・償ってもらうぞ!!」
「ど、どうする・・つもりかしら?」
ティアは恐る恐る尋ねる。
「決まっていよう、お仕置きだ!!覚悟するがいい!!」
クロエはティアの手首を掴むと、ティアを強引に立たせる。
そして、そばの椅子に腰かけると共に、ティアを膝の上にうつ伏せに乗せた。
さらに、間髪入れずに、ティアのお尻をむき出しにしてしまう。
「ああ・・・!?」
ティアは羞恥で、顔を赤くする。
「ティア・・行くぞ・・容赦はせぬからな!!」
クロエはそういうと、ゆっくりと手を振り上げる。
そして、ティアのお尻目がけ、思いきり、振り下ろした。
バアッシィィィィィンンンン!!!
「ああああんん!!!」
クロエの容赦ない平手打ちに、ティアは背をのけ反らせ、絶叫する。
バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!
「ああ・・!ひっ・・!ひぅ・・!ひぁ・・!ああ・・!!」
クロエの容赦ないお尻叩きに、ティアは悲鳴を上げてしまう。
バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!
「あああ!クロエ!ごめんなさい!!許して!!きゃあああ!!」
強烈な平手打ちの嵐に、ティアは悲鳴を上げながら、許しを乞う。
「そうはゆかん!自分が約束をしておきながら・・それを破るなど、人としてあるまじき所業!!その根性・・私が叩き直してやる!!文字通りな!!」
クロエはそう言うと、怒りに燃える平手を振り下ろす。
バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!バシンッ!バァンッ!ビダァンッ!バァンッ!バシィンッ!
「きゃあああああ!!ごめんなさいいいい!!も、もう・・許してえええ!!」
ティアは両足をバタつかせて、絶叫する。
その後、長い間、ティアの悲鳴と、お尻を叩く音が、部屋に響いていた・・・。
「あら・・・?」
ティアは目を覚ますと、ベッドにいることに気づく。
(夢・・だったのね・・・)
その事実に、ティアは安堵の息を吐く。
(まぁ・・クロエのお尻を叩いたら・・面白そうだけど・・・。後が怖いわよね。でも・・・何だか興奮しそうな夢だったわ・・・)
夢の内容を思い出し、ティアは奇妙な気分に浸っていた・・・。
―完―
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