女子修道院の秘儀
某国の人里離れた山の中・・・。
そこに小規模な女子修道院があった・・・。
礼拝堂の中では、朝の礼拝が行われている。
礼拝を仕切っているのは、20代後半の、長い金髪と、修道服の上からでも目立つ、立派なお尻の持ち主である、美しい女性。
彼女はこの院の院長であるシスター・クレア。
やがて、礼拝のクライマックスが行われようとしていた。
「では皆さん・・・朝の礼拝の最後の儀式を執り行います。シスター・ジュリア!!」
「は・・はいっ!!」
院長に呼ばれ、15歳くらいの、見習いと思しき少女シスターが、緊張した面持ちで、立ち上がる。
「シスター・ジュリア、今日の儀式はあなたにお願いします。よろしいですね?」
「は・・はい!せ、精一杯・・務めさせていただきます!!」
クレアの言葉に、ジュリアは必死に応える。
「よい返事です。では・・儀式を始めましょう」
「は・・はい!!」
ジュリアはそういうと、祭壇の前に用意された椅子に座る。
そして、シスター・クレアは、椅子に座ったジュリアの膝の上に、うつ伏せになった。
「ジュリア・・お願いします」
「はい・・!!」
ジュリアは返事をすると、シスター・クレアの修道服を捲り上げ、下着を降ろす。
すると、シスター・クレアの成熟した、大きくも形の良いお尻が、ブルンと身を震わせながら、現れた。
「・・・・・!!??」
院長の見事なお尻に、ジュリアは思わず息をのむ。
「ジュリア・・・。何をしているのです?」
「す、すみません!院長様のお尻が・・あまりにも綺麗で・・!?」
ジュリアは謝りつつ、弁解する。
「これはあくまでも儀式ですよ。余計なことに気を取られてはいけません」
「す、すみません!!」
「まぁ、良いでしょう。では・・・儀式を始めて下さい」
「はい・・!!『罪祓え(つみはらえ)』の儀式を行います!!』
シスター・ジュリアはそういうと、ゆっくりと、手を振り上げた。
バアッシィィぃンンン!!!
「・・・!?」
ブルンッ!!
ジュリアの平手が命中すると同時に、クレアの大きなお尻が、ブルンっと震える。
クレアはお尻の痛みに、思わず顔を顰める。
バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!
ブルンッ!ブルブル・・!ブルルンッッ!!
シスター・ジュリアの手が叩きつけられるたび、院長のお尻がブルンブルンと、プリンのように波打つ。
バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!バシィンッ!バアアンッ!バシッ!バァンッ!
「う・・・!あ・・・!う・・・!?あぁ・・・!?」
お尻に与えられる苦痛に、シスター・クレアの表情は歪み、思わず身をよじらせる。
「い、院長様・・。大丈夫・・ですか?」
お尻を叩きながら、ジュリアは思わず心配になって尋ねる。
「大丈夫・・です!ジュリア・・・。あなたこそ・・しっかり叩きなさい!でなければ・・儀式になりません!!」
心配するジュリアに、クレアはそう言って、叱咤する。
罪祓えの儀式。
かつて、教会がこの地にやって来る以前、古い神が信仰されていた時代に、行われていた儀式だ。
古い神に仕える、高貴な身分の女性聖職者が、お尻を叩かれることで、この地の人々の罪を祓うという儀式である。
教会が進出し、古い神が駆逐されてからは廃れていたが、シスター・クレアが、修道院内で行う儀式の一環として取り入れ、復活したのである。
「は・・はいっ!頑張ります!!」
ジュリアはそういうと、再び、クレアのお尻を叩きだす。
バッシィンッ!ビッダァンッ!バッアアンッ!バッシィンッ!
ブルブルンッ!ブルブルッ!ブルルルンン!!
ジュリアがお尻を叩くたび、クレアのお尻は別の生き物のように身を震わせ、赤く染まってゆく。
「ああ・・・!はぁ・・・!ああっ!あああ・・・!!」
お尻を叩く音と共に、クレアは苦悶の表情を浮かべ、悲鳴を漏らす。
同時に、クレアの豊かなお尻は、だんだんと赤く色づいてゆく。
そんな光景が、儀式終了まで、続いていた・・・。
儀式終了後・・・・。
「ああ・・・!?」
お尻に感じる痛みと熱さに、クレアは思わずため息を漏らす。
合わせ鏡越しに見えるクレアのお尻は、全体が万遍なく赤く染め上がり、元々大きく立派だったお尻は、倍近く腫れ上がっている。
「今回も・・・見事に赤く腫れ上がりましたね・・・」
自分のお尻を見ながら、クレアはそう呟く。
同時に、クレアは嬉しそうな表情を浮かべる。
(我ながら・・・罪深いことをしていますね・・・・。お尻を叩かれて・・嬉しいだなんて・・)
自分の真っ赤なお尻に興奮しつつ、クレアは同時に罪悪感を覚える。
皆に隠しているが、クレアはお尻を叩かれることに悦びを覚える性癖の持ち主。
それを満足させるため、太古の儀式を取り入れて、復活させたのである。
(私は・・いけない悪い子・・・。でも・・・お尻を叩かれると・・興奮してしまうわ)
お尻に感じる痛みと熱さに、クレアは嬉しさと罪悪感の混じった、奇妙な陶酔を感じていた・・・。
―完―
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