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ナコルルの奇妙な物語2(レラ/ナコルル)



(サムスピを題材にした二次創作です。許容できる方のみ、ご覧下さい)


 レラとナコルルが夢の中でお互いのお仕置きをし合うという不思議な経験をし、それをきっかけに、二人で旅をするようになった後のこと・・・。


 ある日・・・山の中にある、自然の温泉。
その片隅に、ナコルルとレラの姿があった。
 「ふぅ・・・。いいお湯じゃない。よく、見つけたわね、ナコルル」
湯につかり、気持ちよさげな声で、レラはナコルルに言う。
「ええ、たまたまふもとの村で聞けたのよ。とてもいい温泉があるって。打ち身とかによく効くそうよ」
「打ち身・・・なるほどね・・・確かに・・効くわね」
レラは未だにお仕置きの跡が残るお尻の痛みが楽になってゆくのを感じているからか、実感の籠った声で呟く。
しばらく二人は、ゆっくりと温泉につかる。
やがて、満足したのだろう、二人は一緒に湯から上がっていった。
 温泉の傍らに建てられた、着替え用の簡素な小屋。
身体を拭いて着替えるが、ズボンは降ろしたまま。
これから、未だ赤みが残るお尻の手当てをするためだ。
 「レラ・・・お願いするわ」
「ええ、わかっているわ」
ナコルルはレラに自分のお尻を差し出す。
「まだ少し腫れてるわね。でも・・・綺麗なお尻だわ。思わず・・イタズラしたくなるわね」
ナコルルのお尻を見つめ、レラはそう言う。
「レラ・・・お仕置きが足りないかしら?」
「冗談よ。本気に取らないで」
レラはそういうと、ナコルルのお尻に薬を塗りだす。
 「ん・・!?」
薬が沁みて痛いからか、ナコルルは必死に声を押さえる。
そんなナコルルの姿に、レラは思わずキュンとする。
(ダメよ!しっかり押さえて!!)
レラはついナコルルのお尻を触りたくなるのを、必死に堪える。
ここで欲に負けたら、またお尻を叩かれてしまう。
必死に堪えて、レラは無事に薬を塗り終える。
 「ありがとう、レラ」
「別にいいのよ、これくらい」
「次はあなたの番ね。さぁ、レラ、お尻出して」
「ええ・・・」
レラは返事をすると、今度は自分がナコルルにお尻を差し出す。
 「前より良くなったけど・・・まだだいぶ腫れてるわね」
ナコルルより赤みや腫れが残るレラのお尻を見ながら、ナコルルはそう言う。
「言わないで・・!!恥ずかしいわ」
「ご・・ごめんなさい・・・」
ナコルルは謝ると、レラのお尻に薬を塗り始める。
 「う・・!?」
薬の刺激に、レラは思わず声を漏らす。
薬による痛みを必死に耐える中、レラは無意識にお尻を震わせてしまう。
 (痛いわよね・・・。私だって・・痛かったから・・・)
薬の痛みを思い返し、ナコルルは胸が締め付けられる。
レラ自身が悪いとはいえ、お尻はだいぶ痛々しい姿を見せている。
実際、歩くのも座るのも大変な姿を、すぐそばで見ている。
だんだん、ナコルルの心の中で、罪悪感が大きくなってゆく。
 不意に、それを見越したのか、奇妙な霧が現れた。
「え・・・!?」
「何!?またなの!?」
あっという間に、あたりは霧に包まれ、二人の姿は見えなくなった。


 ナコルルが気づいたときには、例の夢の中にいた。
「ナコルル、気づいたようね」
頭上からのレラの声に、思わずナコルルは振り返る。
「レラ・・・今回は私の番かしら?」
レラの膝の上に乗せられた体勢で、ナコルルはそう察する。
 「そのようね。ナコルル・・・。覚悟はいいかしら?」
「ええ・・・。大丈夫よ。レラ・・・お願い・・・」
ナコルルも覚悟は出来ているからか、冷静な声で言う。
レラはそれを聞くと、ナコルルのズボンを降ろす。
あっという間に、まだ赤みの残るナコルルのお尻があらわになった。
「あ・・・!?」
覚悟はしていても、いざお尻を出されると、ナコルルは羞恥に顔を赤くする。
 「ナコルル、恥ずかしいのかしら?」
顔を赤くするナコルルに、レラはそう尋ねる。
「き・・聞かないで・・・!?」
羞恥をかきたてられ、ナコルルは思わず身を震わせる。
 「私だって、お仕置きのときは恥ずかしいのよ。恥ずかしいのもお仕置きのうちよ」
「うう・・・!?」
レラの言葉に、ナコルルは必死に羞恥を堪える。
「ナコルル・・・行くわよ」
「わ・・わかったわ・・」
レラの言葉に、ナコルルは身構える。
それを見たレラは、ゆっくりと手を振り上げた。


 パッチィィィンン!!
「きゃああ!!」
甲高い音と共に、レラの平手がナコルルのお尻に命中する。
お尻の痛みに、思わずナコルルは悲鳴を上げる。
パアンッ!パシンッ!パアンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「きゃあ!痛っ!きゃああ!きゃあ!」
お尻を叩かれる苦痛に、ナコルルは悲鳴を上げ続ける。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「ナコルル、痛いかしら?」
ナコルルのお尻を叩きながら、レラはそう問いかける。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「い・・痛いわ・・!!レラ・・!許して・・!!」
ナコルルは目尻に涙を浮かべつつ、言う。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「そう、痛いわよね。私も貴女にお尻を叩かれて・・凄く痛かったわ」
ナコルルのお尻を叩きながら、レラはそう言う。
 「うう・・・!それは・・貴女が・・・イタズラ・・きゃあ!?」
「わかっているわ。私が貴女にイタズラしたのが悪いのはね。でも・・ナコルル、どうして貴女のお尻に私がイタズラするのか、わかるかしら?」
「どういう・・・ことなの?う・・!うぅ・・!?」
お尻の痛みに悶えながら、ナコルルは尋ねる。
 「私は・・貴女の半身よ。私の願望や行動は・・貴女が心の奥底に押し込めていたものよ。ナコルル・・・。貴女、お尻叩きのお仕置きに、本当は興味があるのでしょ?」
「そ・・それは・・!?」
ナコルルは思わず口ごもる。
 バアチィンッ!!バッシィィンン!!
「きゃああ!!」
いきなり強烈な平手打ちを叩きつけられ、ナコルルは背をのけ反らせて悲鳴を上げる。
「ナコルル、正直に言いなさい。誤魔化そうと思っても、無駄よ」
「ご・・ごめんなさい・・!!レラ・・・貴女の言う通りだわ・・・。本当は・・・お尻叩きのお仕置きに・・・興味があるわ・・・」
ナコルルは羞恥に声を震わせながら、告白する。
 「よく言えたわね。えらいわ」
レラは一旦、お尻を叩く手を止めて、そう言う。
「では・・・。ナコルル・・貴女に聞くわ。貴女、お仕置きされた私のお尻を見て・・どう思ったかしら?」
「それは・・・やり過ぎたと・・思ったわ・・・」
「そうね。それで罪悪感を抱いたのよね。でも・・それだけかしら?」
「ご・・ごめんなさい・・。レラの・・・真っ赤なお尻を見て・・・興奮したわ・・・。綺麗だって・・・可愛いって・・・もっと赤いお尻を・・見てみたい・・・そして・・・」
「『そして・・・』何かしら?」
ナコルルはレラの問いに、一瞬黙る。
だが、意を決して、告白する。
「私も・・・こんな風に・・・お尻が真っ赤になるくらい・・・お仕置き・・されてみたい・・と思ったわ・・・ごめんなさい・・・」
密かに抱いていた感情を告白し、ナコルルは羞恥で顔を赤くする。
 「ナコルル・・・正直に言えたわね。偉いわ」
レラは妹に言うように、ナコルルの頭を撫でながら、優しく言う。
「ナコルル・・・貴女は色々と押さえ過ぎ・・堪えすぎているわ・・・。だからこそ・・半身として私が現れたわけだけど・・・。ナコルル・・私の前では素直になりなさい。押さえても・・苦しいだけよ」
「レラ・・・!?」
レラの言葉に、ナコルルの表情が明るくなる。
 「でも・・ナコルル・・・。自分がいやらしい、人に言えないことを色々と考えていたのはわかってるわね?」
「ええ・・・。やらしいことを・・考えて・・・ごめんなさい・・」
「そのお仕置きはするわよ。いいわね?」
「は・・はい・・!レラ・・・いけない子の私に・・・お仕置きして・・・ちょうだい・・」
「いい返事ね。なら・・・いくわよ」
レラはそう言うと、再び手を振り上げる。
 バッシィィィンン!!
「きゃあああ!!」
強烈な平手打ちに、ナコルルは悲鳴を上げる。
バチィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシィンッ!
「全くっ!ナコルルっ!貴女は・・本当に悪い子ね!!」
レラはナコルルのお尻を容赦なく叩きながら、お説教を始める。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「きゃあ!痛っ!痛あっ!きゃああ!!」
「清楚な顔して・・お尻ペンペンされたいなんて・・いやらしいことを考えて!!本当に悪い子!!」
レラはお説教しながら、ナコルルのお尻に、平手の雨を降らせる。
ナコルルのお尻は全体が濃い赤へと染まってゆき、左右の丘には、レラの手形が浮かび上がる。
叩かれるたびに、手形はより濃くなり、自己主張する。
 バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「きゃああっ!きゃああ!レラッ!痛っ!痛いわっ!きゃああ!!」
「痛いのは当然でしょう?お仕置きなのよ?わかってるのかしら?」
悲鳴を上げるナコルルに、レラはそう問いかける。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ナコルル、お尻が逃げてるわよ!ちゃんとお仕置きを受けなさい!!」
無意識にお尻を振るナコルルを叱りつけながら、レラは容赦ない平手打ちをナコルルのお尻に落とし続ける。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「レラッ!ごめんなさい!ごめんなさい!許してっ!きゃああ!!」
ナコルルは耐えきれず、両足をバタつかせ、泣きながら謝る。
「まだよ、ナコルル、望み通り、嫌になるくらいお尻ペンペンしてあげるわ。覚悟なさい」
レラはそう言って、平手の勢いをさらに強める。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!きゃああ!ごめんなさいっ!きゃああ!痛っ!痛ああっ!きゃああ!!きゃああ!!」
レラの平手の嵐と共に、ナコルルの悲鳴が響き渡る。
その後、長い間、お尻を叩く音とナコルルの悲鳴が、あたりに響き続けた・・。


 「うう・・・!?」
「ナコルル、無理な我慢はやめなさい。辛いだけよ」
真っ赤に腫れたお尻に薬を塗りながら、レラはナコルルに言う。
 「レラ・・・そうは言うけど・・恥ずかしいわ・・」
「あれだけお尻叩かれて大泣きしてたのに、今さら何を言ってるの」
「い・・言わないで・・!!」
レラの言葉に、ナコルルは羞恥で再び顔を赤くする。
「安心なさい。私は貴女の半身・・・私の前では素直になりなさい。自分を無理に抑える必要は無いわ」
レラはナコルルを起こすと、優しく抱きしめる。
 「レラ・・・・ありがとう・・・」
「いいのよ。ただし・・・貴女が悪い子だったときは・・容赦なくお仕置きするから、それは覚悟なさい。いいわね?」
「ええ・・・・わかってい・・きゃあ!?」
突然、ナコルルはレラにお尻を触られ、悲鳴を上げる。
 「レラ!?」
「ご・・ごめんなさい・・。貴女が可愛くてつい・・またイタズラしたく・・・」
レラが弁解しかけたところに、再び奇妙な霧が舞い降りる。
 「ああ・・・!?またね・・・」
ため息と共に、レラはまた自分がナコルルの膝の上にいることに気づく。
「レラ・・またあなたにはお仕置きが必要なようね」
ナコルルはレラのお尻を出しながら、そう言う。
「レラ・・・覚悟なさい。いいわね?」
「わかっているわ・・・・。せめて・・早く終わらせて」
レラはため息をつきながら言う。
再び、お尻を叩く音と共に、レラの悲鳴があたりに響き始めた・・・。


 ―完―

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