操縦ミス(封神より:乙/玉)



 (注:封神演義を題材にした二次創作ものです。許容できる方のみご覧下さい)


 それはよく晴れたある日の昼頃のことだった。
太乙は発明が一段落ついたので昼寝をしていた。
ドォォォォォオオオオオオオオオオンンンンンンンン!!!!
突然、轟音が響き渡ったかと思うと床がグラグラ揺れる。
おかげで太乙はベッドから転がり落ち、したたか顔を打ってしまった。
「痛・・・。何だい一体・・・・」
太乙は起き上がるとブツブツ言いながら外へ出た。
 「・・・・・・・・・・」
外へ出るなり、太乙は絶句した。
庭には黄布力士が墜落しており、庭は目茶苦茶になってしまっていたからだ。
 「な・・・何・・・これ・・・?」
あまりの事態に太乙は茫然としてしまっている。
呆けたように太乙が黄布力士を眺めていると、ふと誰かがこちらへ向かって歩いてくるのに気がついた。
我に返るや太乙は相手が誰だか気付く。
「玉鼎じゃないか!?一体どうしたんだい?」
「太乙、大丈夫か?」
玉鼎は現れるなり太乙にそう尋ねてきた。
「別に・・怪我は無いけど・・・・」
「そうか・・。よかった・・・」
玉鼎は太乙に怪我が無いのを確認するとホッとした表情を浮かべる。
 「ところで・・・玉鼎・・・」
太乙は庭の黄布力士をチラリと見やりながら話しかける。
「あの黄布・・・君のだよね?」
「あ・・あぁ・・・」
「とりあえず中に入ってよ。詳しい話は部屋で聞くから・・」
「わかった・・・」


 「で?一体どういうことなのかな?」
寝室に玉鼎を連れてくると、太乙は玉鼎にそう尋ねる。
「それなんだが・・・実は・・・操縦ミスをしてしまったんだ」
「操縦ミス?」
「ああ・・・」
「『ああ・・・』じゃないよ!建物の方に落ちてたらどうするつもりだったのさ!?死ぬかもしれなかったんだよ!!」
太乙は思わず声を上げる。
まかり間違えば死んでいたかもしれなかったのだから無理も無かった。
「す・・・すまない・・・」
玉鼎は頭を下げて謝る。
「謝って済むと思ってるの!?」
「本当に・・・悪かった・・・私に出来ることなら・・・何でもする・・・」
「本当かい?」
「ああ・・・」
「それじゃあ・・・ここにうつ伏せになってもらおうか?」
太乙は自身の膝を軽く叩きながら言う。
「た・・太乙・・・まさか・・・」
玉鼎は嫌な予感に駆られながら尋ねる。
「そうだよ。君のお尻を嫌っていうほど叩いてあげるよ」
その言葉に玉鼎の表情が強張る。
光景を想像したのか、玉鼎の拳がわなわなと震えていた。
 「玉鼎・・・悪いのは君だろう?」
「あ・・あぁ・・・」
「本当に悪かったと思ってるなら言う通りに出来るよね?」
「わ・・・わかった・・・」
玉鼎は覚悟を決めたように言うと、ゆっくりと太乙の方へ近づいてゆく。
太乙の傍らへ立ったが、いざうつ伏せになろうとすると動きが止まってしまった。
 玉鼎は食い入るように太乙の膝を見つめている。
しばらくの間ジッと膝を見つめていたが、やがて覚悟を決めた表情を浮かべるとゆっくりと太乙の膝にうつ伏せになった。
玉鼎がうつ伏せになると太乙は玉鼎の長い髪を横にのけ、上着をまくり上げてズボンを降ろす。
あっという間に男とは思えない白くて綺麗なお尻があらわになった。
 「うぅ・・・・」
玉鼎はお尻がむき出しになったのを感じるや、恥ずかしさに身体を震わせる。
太乙は玉鼎の身体を押さえるとパドルを用意する。
ゆっくりとパドルを振り上げたかと思うと、玉鼎のお尻目がけて振り下ろした。


 バシィンッ!
「・・・ぁ・・」
パドルの容赦ない一撃が叩きつけられ、玉鼎は思わず声を漏らす。
バシィンッ!バアチィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!
「・・ぁ・・・ぅ・・・っ・・・ぁ・・」
玉鼎は太乙のズボンの裾を両手でしっかりと掴み、口を一文字に結んで耐える。
「全く・・・何をしてるんだい・・・君は・・・」
太乙はパドルを振るいながら呆れたような口調でお説教を始めた。
 バチィンッ!バアアンッ!ビダァンッ!バァジィンッ!
ビダバァンッ!バアジィンッ!バアアン!ビダバァンッ!
「操縦ミスなんかして・・・」
ビダァンッ!ビダァーンッ!バアジィンッ!バジィンッ!
バシィンッ!バアアアンッ!バチィィンッ!ビダアンッ!
「うっ・・あっ・・くっ・・・あっ・・うっ・・くぅ・・うぅ・・あぅ・・」
さすがにパドルで叩かれているせいか、玉鼎の表情は苦しげなものへ変わってゆく。
「もし家の方にでも落ちてたらどうするつもりだったのさ!死んでたかもしれないんだよ!わかってるのかい!」
ビダァ―――ンンン!!バアシィ――――ンンン!!バァァ―――――ンンン!!ビダァ―――ンンン!!
「くっ!あっ!はあっ!あううっ!」
強烈なパドル打ちに玉鼎は思わず身を固くする。
「す・・すまない・・・」
玉鼎は苦しそうな表情を浮かべて太乙に謝る。
「すまないじゃないよ!全くもう!」
だが、太乙はさすがに腹に据えかねているのだろう、怒った声で叫ぶと思いっきりパドルを振り上げた


バアチィ―――ンンン!!!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッ!!
「くっううう!!ぬぁぁ・・・・・」
太乙は玉鼎のお尻を思いっきりどやしつけたかと思うと、どしゃ降りの雨のような凄まじさでパドルを叩きつけ始めた。
あっという間に玉鼎のお尻は濃厚なワインレッドへと変色してゆく。
 バアンッ!バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッ!
ビダァンッ!バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッ!
「うっ・・くぅぅ・・ひぅぅ・・・あぅぅ・・あぁぁああ・・・・」
あまりにも苛烈な打撃の嵐に玉鼎の様相がどんどん変わってゆく。
秋は徐々に荒くなり、両肩が上下に動き出す。
額にはジワリと脂汗が浮かび、ポタポタと床に滴り落ちた。
バアジィンッ!バアンバアンバアンバアンバアンバアンバアンバアンバアンバアンッ!
ビダァンッ!バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッ!
「た・・太・・乙・・も・・もう・・やめ・・ひう・・あっ・・くぅ・・・」
玉鼎は太乙に懇願しようとするが、怒りの収まらない太乙は耳を貸さずに容赦なく叩き続ける。
バアチィンッ!バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッ!!
「やめっ・・ひいっ・・あうっ・・くぅぅ・・・ふぅひぃ・・・あうっ・・・」
玉鼎は苦痛に表情を歪める。
いつの間にか玉鼎の目尻には光る物がにじんでいた。
 「反省してるのかい?」
ややパドルの勢いを弱めて太乙が尋ねる。
「ほ・・・本当に・・・すまなかった・・・だ・・・だから・・もう・・・許して・・・くれ・・・ないか・・・」
玉鼎は肩を上下させながら許しを請う。
「だったら言うことがあるんじゃないかい?」
「な・・・何を・・・?」
玉鼎は困惑した表情で尋ねる。
太乙の言った意味がわからなかったからだ。
「こういうときは『ごめんなさい』じゃないかい?」
 太乙の言葉に玉鼎は耳まで赤くなる。
(確かに・・・悪いのは・・・私だが・・・そ・・そうは・・言っても・・・)
玉鼎はブルブルと身体を震わせる。
幾ら自分が悪いとわかっていても『ごめんなさい』だなんて恥ずかしくてとても言えなかった。
「た・・太乙・・・そ・・それだけは・・・」
「駄目だよ。悪いのは玉鼎じゃないか。本当に悪いと思ってるんなら『ごめんなさい』くらい言えるんじゃないかい?」
太乙は非情な口調で問い詰める。
取り付く島の無さに玉鼎は思わず沈黙してしまう。
 「どうやら・・・まだ反省してないみたいだね・・・」
太乙は業を煮やしたように言うと、再びパドルを振り上げた。


 ビダァンッ!バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッ!!
バアジィンッ!バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチンバチンバチィンッッ!!
「うああっ!くぅぅぅぅぅ!ひぃぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
再び、太乙の容赦ないパドルの乱打が始まった。
「やめっ・・・やめ・・・許し・・・ひああっ・・・ああくっ・・くあああ・・・」
玉鼎は苦痛に身体を震わせる。
(こ・・このままでは・・・・)
玉鼎は自身が限界に達していることを嫌でも悟る。
自分が『ごめんなさい』を言うまで太乙は叩き続けるだろう。
もはやプライドや恥ずかしさにこだわっている場合ではなかった。
 バアンッ!バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!
「た・・太乙・・・わた・・・私が・・・悪かった・・・ごめ・・ごめん・・・ごめん・・ごめん・・なさい・・・ごめん・・なさい・・・」
玉鼎は必死になってごめんなさいを言う。
太乙はようやく怒りが収まったのか、玉鼎のごめんなさいを聞くとパドルを振るう手を止めた。


 バアチィンッ!
「くああ・・・!」
激しい勢いで平手が叩きつけられ、既に真っ赤になっているお尻をさらに色付けした。
「師匠!一体何やってるんですか!」
楊ゼンは怒りの声を上げると師匠のお尻に容赦なく平手を叩きつける。
あの後、楊ゼンに迎えに来てもらって帰ったのだが、帰ったら今度は事情を聞いた楊ゼンにお仕置きされているのである。
「全く・・・太乙様に迷惑かけて・・・絶対に許しませんからね!!」
その後、玉鼎の苦痛の声と楊ゼンの怒声、容赦なく肌を叩く音が室内に響き渡った。


 ―完―

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