狂想(封神より:ダーク、アダルト要素あり)



 (注:二次創作でなお且つダークでアダルトな要素があります。許容出来る方のみご覧下さい)


 (どこだ・・・?ここは・・・)
ぼんやりとした意識の中、玉鼎は目を覚ました。
「痛たた・・・」
目を覚ますなり玉鼎は頭痛を感じ、思わず呻く。
視界がはっきりしてくると天井が見え、また背中の感覚からベッドにいることに気付いた。
(眠っていたのか・・・?ん・・?)
五感がはっきりしてくるにつれ、玉鼎はおかしなことに気付く。
腕が引っ張られているように感じたのだ。
まさかと思って身体を横にしてベッドの上端の方を向いてみるや、ベッドの枠に長い手錠で両腕が拘束されてしまっていた。
 (何だこれは!?)
思わぬ事態にさすがの玉鼎もびっくりしてしまう。
「ふふふ・・・。目が覚めたんですね・・?」
不意によく知っている声が響いた。
ハッとした玉鼎はベッドに横に伏したまま、声のした方を向く。
するとベッドの脇に楊ゼンの姿があった。
「楊ゼン・・?まさか・・お前が・・?」
「えぇ。そうですよ」
「何でこんなことをしたんだ。外しなさい!」
「そうはいきませんよ。師匠を僕だけのものにするって決めたんですから」
「は・・?何を言っているんだ・・?」
玉鼎は弟子のいうことがわからず、困惑した表情を浮かべる。
「こういうことですよ」
楊ゼンはベッドの脇に近づいたかと思うと師の身体を抱き起こし、顔をグッと近付けて唇を重ねた。
 (な・・・!!??)
玉鼎は何が起っているのか、最初は理解出来なかった。
ようやく我に返るや、事態に気付く。
(ま・・まさかキスされているのか!?)
信じられない事態に玉鼎は声も出ない。
「や・・やめっ・・!!」
玉鼎は本能的に楊ゼンを突き飛ばした。
 「楊ゼンっ!変な冗談はやめなさい!」
玉鼎は思わず叫ぶように言う。
「冗談なんかじゃ・・ありませんよ・・・」
楊ゼンは玉鼎に突き飛ばされて床に座り込んでいたが、しばらくして立ち上がってくるとそう言った。
 「ずっと・・・ずっと・・・僕は・・師匠のことが・・好きだったんです・・・」
楊ゼンは苦しげに息を吐きながら言い、玉鼎を見据えた。
玉鼎は楊ゼンの目を見て息を呑む。
それは弟子が師を見る目ではなかった。
恋焦がれる者がその相手を見つめるような目であった。
 「ば・・馬鹿なことを言うんじゃない・・。私は・・・息子としてなら・・ともかく・・・そういう・・気持ちは・・受け入れられない・・・」
「それじゃ・・どうしても・・僕の・・気持ちを受け入れては・・下さらない・・ん・・ですか・・・?」
「無理だ・・・私には・・・」
師の言葉に楊ゼンは傷ついた表情を浮かべる。
弟子のそんな姿に思わず玉鼎は胸が痛んだが、それでも楊ゼンの気持ちを受け入れることは出来なかった。
玉鼎にとっては楊ゼンは息子も同じ。
その楊ゼンと男女のような情愛を抱くなど考えただけでも背筋が寒くなる話だった。


 「フフフ・・・・ハハハハハハハハハハ・・・・・」
突然、楊ゼンが両肩を大きく震わせて笑い出した。
「よ・・楊ゼン・・・?」
突然の出来事に玉鼎は思わず心配そうな表情を浮かべる。
「予想は・・して・・いましたよ・・。師匠のことですから・・・そう・・言うだろうと・・」
楊ゼンはうな垂れていたが、ゆっくりと顔を上げる。
その表情には強い決意があった。
顔に表れた決意に玉鼎は嫌な予感を覚えてたじろぎかける。
 「でも・・でも・・・。もう・・僕の・・理性は・・限界・・なんです・・。たとえ・・傷つけることになっても・・・師匠が・・欲しい!!」
楊ゼンは冷静な普段の姿を完全にかなぐり捨てていた。
目を血走らせ、鬼気とした気配を身体から立ち昇らせるとそのままベッド上の玉鼎に圧し掛かった。
 楊ゼンは狂おしい表情を浮かべて師を押さえつける。
師の服に手をかけたかと思うと引き裂こうとかかった。
「や・・やめっっ!!うわあっっ!!」
玉鼎は恐怖と嫌悪に脚を突き上げる。
「ぐうっっ・・・!!!」
楊ゼンはしたたかに腹を膝で蹴り上げられ、腹を押さえながらベッドから転がり落ちる。
しばらく楊ゼンはうめいていたが、痛みが治まったのかしばらくして楊ゼンはゆっくりと立ち上がってきた。
 「あくまでも・・拒まれるんですね・・。フフ・・それなら・・そんな気持ちが起らないようにして差し上げますよ」
そう言うと楊ゼンはベルトを取り出す。
楊ゼンが傍へ近寄ったかと思うとあっという間に玉鼎の両脚は縛られてしまった。
「よ・・楊ゼンっ!何をするつもり・・なんだ・・?」
「フフ・・決まってるじゃないですか。聞き分けの無い師匠にお仕置きをするんですよ・・」
楊ゼンはそう言ったかと思うと玉鼎をうつ伏せにする。
うつ伏せにしたかと思うと枕や布団を玉鼎の腹の下へ入れた。
そのため、玉鼎は両膝をついてお尻を上げた体勢になる。
同時に楊ゼンは玉鼎の上着をまくり上げて膝までズボンを降ろしてしまう。
おかげで玉鼎はお尻どころか腿まで楊ゼンの視線にさらすことになってしまった。


 「これは・・・」
楊ゼンは女性と見紛うばかりにきめの細かく雪のように白くて美しい肌に感嘆の声をあげる。
「よ・・楊ゼン・・や・・やめて・・くれ・・ないか・・」
玉鼎は震える声で訴えるように言う。
お尻を他人の前で丸出しにするなんてあまりにも恥ずかしい。
「ダメですよ。師匠が悪いんですから。恥ずかしいのもお仕置きのうちですよ」
もはや理性をかなぐり捨てた楊ゼンはそう切って捨てると両手を師のお尻に伸ばす。
 突然、ムニュという感触が玉鼎のお尻を襲った。
「あ・・・」
思わず玉鼎は声を漏らしてしまう。
「や・・やめ・・ひっ・・ひぃぃ!!」
楊ゼンは感触を楽しむかのように両手で師のお尻を揉みしだく。
何とも言いようの無い感触と不快感が玉鼎を襲った。
(う・・・うぅく・・・)
あまりの気色悪さに玉鼎は咽喉の奥から嫌悪感がこみ上げてくる。
このままでは吐いてしまいそうだったが、そんな真似はしたくはなかったため、必死で耐えた。
 (ふふふ・・・恥ずかしいんですね?気持悪いんですね?)
楊ゼンは玉鼎が嫌悪感と恥ずかしさに身体を震わせる姿に思わず心の中で問いかける。
(でも・・師匠が悪いんですよ。僕のことを拒むから・・・)
そう呟くと楊ゼンは両手を動かし、痴漢のごとくお尻を撫で回す。
玉鼎は声を押し殺して耐えるが、その表情には屈辱と嫌悪、恐怖といった感情がありありと浮かんでいた。
 ようやく楊ゼンの手が離れ、玉鼎は一息つく。
(あきらめたのか・・・?)
そう思ったのだが、すぐにそうではないことを思い知らされた。
 パチィンッ・・・・!
(え・・・?)
甲高い音が弾け、玉鼎は奇妙な表情を浮かべる。
何が起ったのかわからなかったからだ。
だが、直後にニ三度続けて同じ音が鳴り、同時にお尻に痛みが走った。
(まさか・・!)
玉鼎はハッとして振り返る。
すると楊ゼンがお尻に平手を振り下ろしているのが見えた。
 「よ・・楊ゼンっ!何をしてるんだ!?」
玉鼎は自分の見たものが一瞬信じられず、思わず問いかける。
「決まってるじゃないですか。僕を拒んだお仕置きですよ」
楊ゼンは何をわかりきったことを、といった様子で玉鼎のお尻を叩く。
「や・・やめなさい・・く・・ぅ・・・」
玉鼎は抗議の声を出そうとするが楊ゼンは構わずに玉鼎のお尻を叩き続ける。
 パアチィンッ!ピシャアンッ!パアアンッ!パシィンッ!
玉鼎は声を押し殺し、ベッドのシーツを掴んで必死に耐えようとする。
(さすがですね。絶対に僕の前で見苦しい姿を見せまいというんですね)
楊ゼンは玉鼎の態度からその内心を見抜く。
(でも・・いつまでそうしていられますか?試してあげますよ)
楊ゼンは何かを企むような笑みを浮かべると、振り下ろす手に力を込めた。


 バチィィィィンッ!!
「ッッッ!!!」
今までよりはるかに強い平手打ちに玉鼎は一瞬、苦痛に顔を歪める。
バシィィィン!バァァァンンン!ビシャアアンン!バジィィィンン!
「・・っ・・・ぅ・・・ぁ・・・ぅ・・・」
玉鼎は少し苦しくなってきたのだろう、かすかに声を漏らしはじめた。
ビダァァァンン!バアジィィンン!バシィィィンンン!バァァァァンンン!
「・・・あ・・・く・・・う・・・・あ・・・・」
(おや?どうやら苦しいみたいですね)
楊ゼンは玉鼎の声が変化してきたことに気付く。
玉鼎の手の甲や太ももからはジワリと脂汗が噴き出してきていた。
お尻の方も濃厚なワインレッドに染め上がってきており、楊ゼンの手が叩きつけられるたびにお尻に蓄積された熱が掌に伝わってくる。
 (熱い・・・熱い・・・苦しい・・・)
玉鼎は呻きながら胸の底でうわごとのように呟いていた。
お尻はまるで火が燃えているようだった。
平手打ちの音が鳴り響くたびにその熱さは増し、玉鼎をさらに苦しめる。
「くぅ・・・ううっ・・・かっ・・はぁぁ・・・・」
うめき声はより苦しそうなものへ変わり、表情や息遣いも同様に変化する。
「フフフフフフ・・・・・」
お尻を叩きながら楊ゼンは笑みを浮かべ始めた。
それはさながら師への尻打ちを楽しんでいるような笑みだった。
楊ゼンは平手打ちの間隔を短くし、どしゃ降りの雨が叩きつけるが如く、大量の平手打ちを降らせだす。
 バアチィンッ!バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッ!!
バシィンッ!バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチンバチンバチィンッッ!!
「くっ・・ああっ・・ううっ・・くっ・・あうっ・・あうっ・・ああうっ・・!!」
玉鼎は苦悶の表情を浮かべ、身体を苦痛にくねらせる。
(も・・もう・・無理だ・・・)
お尻が発する熱に浮かされ、視界がボンヤリとしている中、玉鼎は心の中でそう呟く。
もはやプライドや屈辱感にこだわっている場合では無かった。
このままでは楊ゼンに責め殺されてしまうかもしれない。
 「よ・・楊ゼン・・・。も・・・もう・・やめて・・やめて・・くれ・・」
玉鼎は苦しい息の下から許しを請う。
「も・・もう・・限・・界だ・・・。や・・やめて・・くれ・・。許して・・くれないか。た・・頼む・・・」
楊ゼンに許しを請いながら玉鼎はブルブルと両肩を震わせる。
こんなことを言わなければならないだなんてあまりにも屈辱だった。
しかし、今や楊ゼンはタガが外れてしまっている。
下手な対応をしたら暴走してしまうかもしれない。
そう思うとこうせざるを得なかった。
 「ああ・・師匠・・そんなこと・・言わないで・・下さい・・・」
楊ゼンの声の調子が変わり、表情も今までより柔和な感じになる。
(少しは・・落ち着いたのか・・)
玉鼎はそう思って一瞬ホッとする。
だが、それも長くは続かなかった。


 「もっといじめたくなってしまうじゃないですか」


 (い・・今・・何と言ったんだ・・・?)
玉鼎は楊ゼンの言葉に恐る恐る振り向く。
「フフフ・・・。師匠・・・可愛いですよ・・・僕のお仕置きに耐えている姿も・・・情けなさと恥ずかしさに打ち震える姿も・・・そして屈辱に喘ぎながら僕に許しを請う姿・・どれもが・・・愛おしくて・・たまらないんですよ・・・」
楊ゼンはどこか遠くを見ているような目でそう言う。
「そして・・そんな・・師匠の姿をみるたび・・僕の中でこみ上げて来るんです・・・。もっと師匠をいじめてみたい・・・。そして・・もっと師匠の・・可愛い姿を見てみたい・・
そう思ってたまらなくなるんですよ・・・」
楊ゼンはそう言うと師の方を振り向く。
その目はギラギラと光り、どこか狂気じみていた。
玉鼎はその目に恐怖を感じ、すくみ上がる。
「フフフ・・師匠・・もっといじめて・・いや・・可愛がってあげますからね・・・」
楊ゼンはそう言ったかと思うや、ベッドにいつの間にか上がっていた。
玉鼎は本能的に危険を察知し、尺取虫のような動きで逃れようとする。
だが楊ゼンにしっかりと両手で腰を掴まれ、逃げられなくなってしまった。
 「あぁ・・・師匠・・・綺麗です・・・」
楊ゼンはワインレッドに染め上がった玉鼎のお尻に心底から賛美の声を漏らす。
「み・・見ないで・・くれ・・・」
玉鼎は震える声で言うが、楊ゼンはそれを無視してジッと見つめている。
すると玉鼎の最奥部、菊の蕾がヒクヒクと蠢いているのが見えた。
 「フフフ・・師匠・・恥ずかしいところがヒクついていますよ?」
楊ゼンの言葉に玉鼎はカアッと顔が赤くなり、身体を震わせる。
玉鼎が羞恥を味わっているのを見ると、楊ゼンは満足そうに笑みを浮かべて舌で舐め始めた。
 「ひ・・ひぃっっ!!」
突然、お尻に異様な感覚を覚え、玉鼎は悲鳴と共に背を仰け反らせた。
続けてピチャピチャという音と菊蕾を何かが這い回っているような感覚を感じる。
(ま・・まさか・・尻を舐められているのか・・・)
玉鼎は身体をねじって恐る恐る後ろを振り向く。
すると玉鼎の疑いが当たっていることを示していた。
 (そんな・・そんな・・・)
玉鼎の顔からどんどん血の気が引いてゆき、まるで病人のような顔色になる。
玉鼎にとっては楊ゼンは息子のような存在。
その楊ゼンにこんな淫らな行為をされている。
玉鼎にしてみれば親子で背徳の行為をしているようなものだった。
 (私は・・・私は・・何て・・ことを・・)
玉鼎は恐ろしさと罪深さにワナワナと全身が震えてくる。
(いっそ・・いっそのこと・・・)
あまりな事態に玉鼎は思いきったことを考えていた。
 突然、口が苦しくなった。
楊ゼンがハンカチだか何かで玉鼎の口に猿ぐつわをしたのだ。
「んんんんんんんんんんっっ――――――!!!!」
思わず玉鼎は抗議の声を出そうとする。
「フフ・・ダメですよ。自殺なんかさせませんからね」
楊ゼンはニコリと笑ってそう言う。
その言葉に玉鼎はギクリとした。
(き・・気付いていたのか・・・)
冷や汗を流しながら玉鼎は心中でそう呟く。
そう、玉鼎は舌を咬んで自殺してしまおうと考えたのだ。
楊ゼンにこのまま禁断の行為をされてしまうよりはその方がずっとましだと思ったのである。
 「さぁ・・・師匠・・身も心も・・結ばれましょう・・・」
楊ゼンはそう言うと今までよりもずっと力を込めて玉鼎の腰を押さえる。
「んんんっ!んぅぅぅぅ!んっんっんうううう!!!」
玉鼎はくぐもった声をあげ、首を必死に左右に振って空しい努力をする。
だが、楊ゼンの呆気なく取り押さえられてしまう。
楊ゼンは師の腰をしっかりと掴まえると自身を師の最奥部にあてがい、そのまま押し込んだ。


 メリ・・・メキ・・・メリリ・・。
「んんっ!ぐむむっ!むむむ――――っっっ!!!」
生木を裂かれるような苦痛に玉鼎は激しく首を左右に振る。
(あ・・熱い・・痛・・・痛い・・・)
焼けた杭を体内に叩き込まれたような苦しみに玉鼎は声すら出ない。
 「う・・あ・・・」
一方、楊ゼンは温泉にでも浸かっているような表情を浮かべていた。
(とうとう・・・とうとう・・師匠と・・・一つに・・・)
楊ゼンは自身の望みが叶ったことに至福の笑みを浮かべる。
何かに駆られるようにして楊ゼンは思い切り腰を前後に動かし始めた。
その後、楊ゼンの悦楽に浮かされる声と玉鼎のくぐもった声、ザラザラしたもの同士をこすり合わせたような音が入り混じり部屋の中でこだました。


 「ちょっといじめすぎたかな・・・・・」
すっかり気を失い、ベッドの上でぐったりしている玉鼎を見やりながら楊ゼンは呟いた。
「でも・・・どんなことを・・してでも・・・師匠が・・欲しかった・・・」
楊ゼンはそういうと気を失っている玉鼎の上体を抱え起こす。
「師匠・・・これからは・・・僕だけのものにしてあげますからね・・・」
狂おしい目で玉鼎をジッと見つめたかと思うと、楊ゼンは師の唇に自身の唇を重ねた。


 ―完―

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