ダンジュー修道院28 沈黙の戒律



 

 イエス・キリストと十二使徒たちとの最後の晩餐を描いた壁画を背景に長いテーブルが置かれている。
テーブルには修道士達がついており、食事をしている。
ここは修道士用の食堂だ。
 修道士達は黙ったまま、黙々と食事をしている。
彼らは決してしゃべることなく、ソースや塩が欲しいと思うと、給仕役の修道士に向かって手で何やら訴えかける。
それを見ると、給仕役の修道士は望みのものを持ってくる。
また別の修道士が何やら手を動かすと、給仕役はそちらへ行き、今度汚れた皿を取り下げた。
 何とも奇妙な光景だが、これは沈黙の戒律によるものである。
沈黙の戒律とは、その名の通りでしゃべってはいけないという決まりである。
世俗の職場や学校でもそうだが、むやみやたらなおしゃべりや世間話は仕事や学業の邪魔として嫌われ、場合によっては規則で禁止されるもの。
修行の場である修道院ではなおさらそういう点には厳しく、食事中などは一言もしゃべってはいけない、という決まりがあった。
とはいえ、誰かに何かを取ってほしいなどということもあり得る。
そこで、口を開かずに意思疎通をするための手段として修道院では、独自の手話を作りだした。
何か給仕役に頼みたいときなどは、手話で会話するのである。
しかし、自由にしゃべれないというのは辛いもの。
当然、それに耐えきれないものもいる。
そう・・今この場にも・・・。


 (あ・・・。ラウールさん、こらえきれなくなってる!)
一番前の方で食事をしていたチサトは、テーブルを挟んで顔を突き合わせているラウールの表情を見るなり気づいた。
素直で真面目なチサトにとっても食事中ひたすらダンマリというのは辛い。
イマドキの若者なラウールにはなおさらだった。
(ラウールさん!ダメですよ!少しでもしゃべったら怒られちゃいますって!)
チサトは手話を使ってラウールにそう話しかける。
(そんなこと言っても無理だってばチサちゃん!もう僕限界に近いんだって!)
まるで今にも嘔吐しそうな、苦しげな表情を浮かべながらラウールは手話で返す。
(ダメですってば!副院長様が見てますよ!)
チサトは手話で話しながらテーブルの最奥部の席をラウール以外の修道士に見つからないように指し示す。
テーブルの一番奥の席は修道院長のもの。
いつもならばディゴミエ院長が座っているが、今日は別の人物が座っていた。
30代後半で眼鏡をかけた端正な、だが人間的な温かみの感じられない氷の冷たさと岩山の峻厳さを合わせたような雰囲気を纏っている。
副院長のスチュアートだ。
本来、彼が座るべき席は、院長の席のすぐ脇にある、右側の一番奥の席なのだが、現在院長が出張中でスチュアートが代理として預かっている状態のため、彼が院長の席に座っているのである。
スチュアートは食事をしながらも、油断無く修道士達を監視するように見回している。
冷徹といっていいくらいに厳格な性格で、何よりも規則を皆に守らせることを重視しているため、言葉を発しようという不埒者がいないか見ているのだ。
修道士達もそれがわかっているのだろう、スチュアートと目を合わせないようにし、まるで貝になったかのように口を噤む。
たとえゲップであっても言葉を発するような事態になれば、スチュアートのことだ。
容赦ない懲罰を課すであろうのはわかっていたからだ。
そのせいか、普段よりもずっと重々しく堅苦しい雰囲気が食堂内には立ち込めていた。
 (うぅ・・やだなぁ・・重苦しくて・・・)
パンを食べながらラウールは顔を顰める。
厳格なスチュアートが取り仕切っているせいだろう、皆恐る恐る副院長の様子を伺いながら食べている。
元々、修道院では黙って食べなければいけないせいか、世俗の家庭と違って楽しい雰囲気ではなく堅苦しい。
それでも、普段はディゴミエ院長が取り仕切るからある程度堅苦しい雰囲気も和らげられている。
しかし、その院長もおらず堅苦しくて厳格な副院長が場を取り仕切っているのだから、もう堅苦しいなどというものではなかった。
(うぅ・・・こんなんじゃ食べても全然・・おいしくないぃぃ・・・)
ラウールはまるで嫌いなものを無理やり食べさせられている子供のような表情を浮かべながら料理を口に運ぶ。
質素ながらも、修道院の食事は原料の段階から手作りのおかげかおいしい。
だが、どんなにおいしい料理でもこんな重苦しく息が詰まるような雰囲気の中ではまずく感じられた。
 (もぅイヤ・・・こんな雰囲気・・ぶち壊したい!!)
ラウールは心の中でそう叫ぶ。
もう気が詰まって詰まって耐えられなかった。
こんな雰囲気の中でマズそうに食事するくらいなら、大声でも出して雰囲気をぶち壊してやりたかった。
無論、そんなことをしたらただではすまない。
だが、天性のイタズラ小僧なラウールにとってはまるで葬式のような重苦しい雰囲気で食事をしなければいけないことの方が苦痛だった。
 (ダメ!ダメですってば!ラウールさん!)
ラウールの様子にただならぬものを感じたチサトは手話で必死に説得する。
(無理!無理だってばチサちゃん!も、もう限界なんだってば!!)
自分を説得しようとするチサトに対し、ラウールも手話で必死に答える。
(そんなことしたら怒られちゃいますってば!ダメ!ダメですよっ!)
チサトはラウールにしゃべらせまいとさらに説得を続ける。
しかし、ラウールは今や限界に達していた。
たとえ、お尻が大変なことになろうとも黙っている方が苦痛だった。
限界に達したラウールが、今にも声を出そうと口を開けようとしたそのときだった。


 「ダメぇぇぇ~~~~!!!しゃべっちゃダメです~~~!!!」
普段の様子からは全く想像できない大声で、チサトは叫んだ。
食堂全体に響き渡った声に、全員が硬直した。
(や・・・やっちゃった・・・)
チサトはすぐに自身のとんでもない失態を悟るや、顔から血の気が引く。
恐る恐る副院長の方を見てみれば、スチュアートは視線だけでチサトを睨み殺してしまいそうでは、と思えるほどチサトを睨みつけている。
表情は見事なまでに憤怒に彩られ、爪が食い込まんばかりにテーブルの端を握りしめている。
スチュアートは怒りをあらわにしながら手話でチサトに懺悔室へ行くように命じる。
チサトは頭を項垂れて席を離れると、おずおずと食堂を後にした。


 いつものように懺悔室の小さな祭壇の前で跪いたまま、チサトは懺悔の祈りを捧げている。
微動だにせずチサトは祈っているが、無意識のうちにブルブルと身体を震わせている。
お仕置きはいつだって怖いもの。
何度受けてはいても決して慣れることなど無い。
しかも、今回は副院長が執行人だ。
以前、一度だけ副院長から受けたことがあるが、容赦のない強烈なものだった。
 不意に木製のドアが軋む音がした。
チサトはハッとして身を強張らせる。
振り向きたかったが、そんなことをしたらさらに怒られるかもしれない。
身動きしたくなるのを必死で堪えていると、扉の閉まる音が聞こえ、足音がこちらへとゆっくり近づいてくる。
やがて、チサトの脇で足音が止まった。
副院長は鞭を手にしたまま、ジッとチサトを見下ろしている。
その目は氷のように冷たく、また些細な罪でも見逃すまい、罰せずにはおかぬという、厳格で酷薄、狭量ささえ感じさせるような視線と表情だった。
 「チサト修道士・・・・」
「は・・はい・・・」
ブルブル震えながらチサトは答える。
「戒律を破るとは・・・大それたことをしてくれたな・・・・」
副院長は憎々しげな表情を浮かべ、棒状の鞭をしごきながら言う。
彼にとって規則や戒律は侵すべからざる神聖なもの。
したがって、たとえ些細な罪であっても破るものは何よりも許しがたい存在であった。
 「ご・・ごめん・・なさい・・・」
全身を震わせながらチサトは謝る。
「謝って済むと思うか!?この不埒者めがあっっ!!!」
空を切る音と共に鞭を振りまわしながらスチュアートは激昂して叫ぶ。
その強烈な印象に思わずチサトはビクッと身を縮こませた。
 「まぁよい・・・・。不埒者には身をもってその罪償わせてくれる・・・。さぁ・・・立つのだ。立って鞭を受ける準備をせい!」
チサトは言われた通りに立ち上がると、祭壇の縁を両手で掴み、副院長に向かってお尻を突き出す。
チサトがお尻を差し出すと、副院長は裾を捲り上げてピンで留め、ズボンを下ろす。
僅かの間にお尻があらわになるや、チサトは羞恥で顔を赤らめる。
「ふん・・存分に・・覚悟せい・・・」
スチュアートはそういうとゆっくりと鞭を振りあげる。
そして、チサトのお尻目がけて真っ向から鞭を振り下ろした。


 バアシィィンッッッ!!
「くっ・・・!!」
最初からの容赦ない鞭の一撃にチサトは思わず苦痛に満ちた表情を浮かべる。
最初の一発だというのに一条の赤い筋がお尻にくっきりと刻み込まれた。
 ビシィッ!バアシィンッ!バアアンッ!バチィンッ!
「くぅ・・ひぅ・・・あぅ・・あぅぅ・・・」
チサトは身体を揺らしてしまいそうになるが必死に堪える。
狭量で厳格なスチュアートゆえ、下手に身じろぎしたりすると火に油を注ぐような結果になりかねないからだ。
 バアジィンッ!ビダァ~ンッ!バアジィ~ンッ!バアッアァ~ンッ!
「この・・不埒者めがっっ!!偉大な・・聖人の定めた・・戒律を破りおって!!」
副院長は興奮しながら鞭を振り下ろす。
空を切る音と共に鞭がチサトのお尻に叩きつけられる。
一打ごとに耳を塞ぎたくなるような音が響き、赤い筋をチサトのお尻へと刻みつける。
バッシィ~ンッ!バッアァ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!
「ひっ・・ぎひ・・あっ・・ひぃう・・・」
チサトは祭壇の縁を爪が食い込まんばかりに掴み、口を一文字に引き結んで耐えようとする。
「戒律が・・・沈黙を命じておる・・以上・・たとえ何が・・起ころうとも・・・許しがあるまでは・・・沈黙を・・・守るが・・・勤め・・・!!」
スチュアートはさらに感情を高ぶらせながら鞭を振るう。
彼にとっては、戒律が沈黙を命じる以上、いかなることがあろうとも盲従して守りぬくのが勤めというのが考えだった。
「たとえ・・ゲップであろうとも・・・口を開いてはならんというのに!!それを・・・それを・・貴様は・・・故意にぃぃ・・・・」
バアッジィ~ンッッ!ビッダァ~ンッッ!ビッバダァ~ンッッ!バアッジィ~ンッ!
しゃべっているうちにますます感情が高ぶった副院長は折れよと言わんばかりに鞭を叩きつけた。
 「ひっっ!!きゃああんっ!痛ぁぁぁっっ!!痛いぃぃ!!!」
余りの苦痛にチサトは背をのけぞらせて叫んでしまう。
同時にヘナヘナと床へ崩れ落ちてしまった。
 「おのれぇぇぇ!!何をしているかぁぁぁ!!!」
副院長は耐え切れずに崩れ落ちてしまったチサトを見るなり、さらに怒りを燃え上がらせる。
「ご・・ごめん・・なさい・・・す・・すぐ・・立ちます・・・」
チサトはそう言うと縁に手をかけて立ち上がろうとする。
だが、既に何条もの赤い筋を刻み込まれたお尻はまるで火がついたように熱を発する。
熱と共に電撃のようにビリビリという鋭い痛みが走り、立ちあがろうとする動きを妨げる。
 「何をしている!!罰を逃れようという魂胆かぁぁぁ!!!」
「す・・すみません・・す・・すぐに・・・」
チサトはそう言うものの、お尻の痛みがそれを妨げる。
苦痛に表情は歪み、玉のような汗が噴き出すが、中々立ち上がれないチサトにスチュアートはさらに怒りを燃え上がらせた。
「おのれ~~~っっっ!!!貴様のその腐った性根、叩き直してくれるわ!!」
副院長は完全に激昂し、蹲っているチサトのお尻に容赦なく鞭を振り下ろす。
「痛っ!痛あっ!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!」
チサトは必死に謝るが、完全に逆上した副院長の耳には届かない。
鞭の激しい音と悲痛さの混じったチサトの声とが入り混じって懺悔室に響き渡った。


 「く・・あくぅぅ・・・」
鞭の跡に薬が染みたのだろう、チサトは表情を歪めると思わず身体を揺らす。
「ご、ごめんごめん。い、痛かった?」
ラウールは恐る恐るチサトに尋ねる。
副院長の激しい鞭打ちを受けているうちにチサトは耐え切れなくなって気を失ってしまい、医務室に運ばれたのだ。
自分のせいでチサトがお仕置きを受ける羽目になってしまったことにさすがに責任を感じたのだろう、ラウールが看護を買って出たのである。
 「ごめんね、チサちゃん。僕のせいでこんな痛い目に合わせちゃって・・・・」
さすがにラウールは申し訳なさそうな表情を浮かべて謝る。
「いいんですよ、うっかり僕がしゃべっちゃっただけなんですから」
チサトはラウールを安心させるように、笑みを浮かべて答える。
「本当にいい子だねぇ、チサちゃんは」
ラウールはニコリと笑みを浮かべると、まるで年の離れた兄弟を褒めるかのように頭を撫でてやる。
「ラウールさん!子供扱いしないで下さいってばぁ!」
年頃の男の子らしく、ラウールのあしらいにさすがのチサトも抗議の表情を浮かべる。
「ごめんごめん、ちょっと待っててね。今、タオル用意するから」
そういうとラウールは、真っ赤に染まったお尻に冷たいタオルをかけてやった。


 院長室でスチュアートは不機嫌極まりない表情を浮かべていた。
(全く許せぬやつだ!戒律を破りながら大人しく受けることも出来ぬとは!)
怒りの原因はチサト。
戒律を破るという許しがたい行為をしておきながら、素直に受けるどころかぐずり、あまつさえ耐え切れずに気を失うという失態までしたからだ。
彼の価値観では、幾ら肉体が苦しくとも罰は最後まで受けるべきもの。
気を失ったり、耐え切れないでへたり込んでしまうなどというのは精神がたるんでいるからだ、という、大昔の精神論や根性論さながらの、ある意味で無茶な考えを奉じていた。
だからチサトが最後まで耐え切れずに気を失ったのが許せなかったのである。
(あの者には・・・厳しい苦行を課して性根を叩き直してくれる!!)
そう考えながら書類に目を通していたそのときだった。
 不意に窓の外を人影のようなものが通ったように見えた。
(何者だ・・・?)
訝しげに感じた直後、ある考えが頭をよぎる。
(ラウールか!?)
もう既に戸締りはしているし、皆眠りについているはずだ。
そうなると、違反を承知で出ているとしか思えない。
そのようなことをする者といえばラウールしかいない。
 (ちょうどよい!バルバロッサや院長様は手ぬるい!私自らの手であやつの性根を入れ替えさせてやる!!)
スチュアートは鞭を手に取るや、院長室を後にした。
 (どこだ!どこに行った!?)
ただでさえ慣れない闇夜の中、副院長は懐中電灯を振りまわすように左右へ動かし、森の中を行く。
人影らしいものを追ってゆくうちに森へと入っていったのだ。
「くぅ・・・!!全く何と歩きにくい!!」
元々気が短く、さらに不埒者を罰してやるといきりたっているせいだろう、木の根や枝に身体のあちこちを闇の中でぶつけてしまう。
イライラしながら目的の人影を探していたが、やがて闇の中で何かが動いているのを見つけた。
(よし・・・見つけたぞ・・・・)
スチュアートはゴクリと息を呑んで懐中電灯を向けた。


 懐中電灯が照らしだしたものが見えるなり、スチュアートは我が目を疑った。
それはラウールではなかった。
影の主は銀色に輝くヘルメットと一体化した、おどろおどろしい髑髏型の仮面を身につけている。
空いている部分からは二本の角や紫色の髪が出ており、女性のものらしい身体にはロックバンドの女性メンバーを彷彿とさせる真紅をベースにした革製ジャケットやショートパンツ、仮面と同じ材質の鎖帷子や籠手脛当をつけている。
そして、その防具や服の間からは闇に溶け込みそうな黒い蝙蝠の翼や逆トゲ付きの尾が生えていた。
さらに、その足元を見てみると、見たこともないおぞましい容貌の生き物が総金属製の槍で串刺しにされている。
謎の怪人は手にした筒を傾けてその中身を足元の死体にちょうどかけようとしたときだった。
中身の液体が滴り落ちるや、ジュッという音と鼻を突く臭いと共にあっという間に謎の生き物の死体が蒸発してしまう。
それを見るや、スチュアートはブルブルと懐中電灯を震わせ、ヒッと息を呑む。
 不意に、怪人がクルリと仮面に覆われた顔をこちらへ向けた。
怪人はスチュアートに気づくや、槍を手にしたかと思うと、突然姿が掻き消える。
副院長は目の前の事態にパニックを起こすや、走り出した。
だが、10メートルもいかないうちにスチュアートは転んだかと思うとそのまま動かなくなる。
倒れたスチュアートの背中には槍で突かれた痕があった。


 その翌日、警官達が森を捜索していた。
副院長がいなくなったという通報を受け、捜索に乗り出したのだ。
調査の結果、何かを追いかけるようにして森へ向ったことがわかり、森を捜索しているのである。
 「おい!見つかったぞ!」
不意に警官の一人が仲間によびかけた。
すぐに他の警官達が駆けつける。
恐る恐る茂みの中を覗くや、そこには副院長だったものがあった。
「うわぁ・・ひでぇ・・・」
「滅茶苦茶に食い荒らされてる・・・」
「夜の森なんかに入ったから野生動物にでも襲われたんだな・・・・・」
「とにかく見つけたんだ。本部に連絡だ」


 バッチィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バアッシィ~ンッ!バアッア~ンッ!
「離せ~っ!離しやがれ畜生ぉぉ~~~!!」
キアラは振り返るや、大声で叫んでネロを睨みつけた。
膝の上に載せられたキアラのお尻は見事なまでに真っ赤に染め上がってしまっている。
 「離せではないだろう・・・殺すなといっておいたのに・・・」
ネロはお説教をしながら弟子のお尻を叩く。
「しょうがねえだろっ!見られたんだからよっ!消すしかねえだろうがっ!!」
「そもそも見られるな、と言っておいたはずだ。どうやらお前には最初から教育し直す必要があるな」
「うっせぇぇぇ!!離せっつってんだろうが~~~~~!!」
キアラは必死に抵抗する。
森の怪人は装備を身につけたキアラだった。
仕事の現場を見られてしまったため、証拠隠滅を行ったのだ。
だが、そもそも仕事を人間に見られてはならない、目撃者は殺さずに記憶のみ消去せよ、そのルールを破ったため、お仕置きをしているのである。
その後、キアラの徹底的に抵抗する声とお尻を叩く音が響き渡った。


 ―完―
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