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マルコ神父の大失敗(BL・鬼畜要素あり)

 (注:このお話にはとっても鬼畜でS心のある神父がカー役で登場したり、BL要素が含まれていたりします。純粋なお仕置きスパ小説とはいえない部分もありますので、そういうのが許容出来ない方はスルーして下さい。また、神父とかを題材にしておりますが、あくまで一種のお遊びでありまして、実在の思想・宗教等とは関係ありませんので、その点を含み置きください)


 「さぁ!急いで急いで!時間が迫っているんですよ!!」
オペラ歌手もかくやという美しいよく通る声で指示が出るや、それに従って教会のスタッフが飾り付けを行ってゆく。
美しい声で指示を出しているのは、まだ23,4歳と思しき青年。
金髪の艶のある美しいやや長めの髪の持ち主で女性と見まがうばかりの美しい顔立ちをしている。
眼鏡をかけていることがどことなくプライドの高そうな感じを与えていた。
また、ほっそりした身体に着ている青い神父服から、神父だと見て取れた。
彼の名はマルコ神父。
ここ、ラルサン教会に勤める神父の一人だ。
まだ23歳という若さながら、中々しっかりしているということで、結婚式や洗礼といった儀式の執行なども任せられていた。
実際、今日この教会で行われる予定の二つの結婚式の片方を彼が担当することになっている。
「ちゃんと準備は進んでるみたいだな」
不意に誰かが声をかけてきた。
マルコ神父が振り向くと、別の神父が立っていた。
 その神父は年は28,9歳、やや短めの茶髪の持ち主。
非常に端正だが、女性もかくやというマルコとは対照的に男らしさや精悍さを感じさせる顔立ちだった。
身体もほっそりしたマルコ神父とは対照的に力強い鍛え上げられた体格をしている。
彼の名はネド。
マルコの先輩に当たる神父だ。
「おや、ネド神父。随分ゆっくりですね?」
ネド神父はさっき起きてきて神父服に着替えてきたばかりという感じだったため、マルコは思わず皮肉を込めた感じでそう言いやった。
実際、彼は今さっき起きたばっかりだった。
「そういうなって。ちゃんと起きたんだからよ」
ネド神父は思わず苦笑いする。
「まあいいですけど。ネド神父の担当は午後ですけどね。ネド神父、くれぐれも寝過ごしたり遅刻しないで下さいよ?」
「おぃおぃ。いくら俺だって自分が担当の結婚式で寝過ごしたりするかよ。少しは信用しろって」
「どうだか・・。あなたはだらしないですからねぇ」
「はっきり言いやがるなぁ」
「文句があるんだったら生活習慣を改めればいいだけです」
そう言い置くとマルコ神父は準備中の教会関係者たちに幾つか指示を出すと奥の部屋へ向かおうとする。
「おい?どこへ行くんだ?」
「部屋ですよ。まだ挙式まで時間がありますので仮眠とってきます。どこかの方と違って私は朝早かったので」
皮肉っぽく言うとマルコ神父は奥の扉の向こうへ消えていった。


 (ん・・あれ・・?)
自分の部屋で仮眠をとっていたマルコは自分の身体が激しく揺さぶられるのを感じた。
(そろそろ・・時間かしら?)
そう思ったマルコがまだ眠りかけの目を開くとネド神父の姿がボンヤリと現れた。
「あれ?珍しいこともあるんですね。ネド神父が起こしに来てくれるなんて」
ネドの姿を見るや、思わずそんな言葉が口をついて出てきた。
というのもいつもは逆で朝に弱く、また仮眠のつもりで横になっても思い切り寝入ってしまうことの多いネドをマルコが起こしに来るということが多いからである。
「確かに珍しいよな。それより窓を見てみな。わけが分かるからよ」
ネドの言葉にいぶかしみながらもマルコは窓を見やる。
窓を見たマルコの目に飛び込んだのは夕景色。
(え・・・!?)
マルコは一瞬我が目を疑った。
恐る恐る彼は机の上の時計を見てみる。
すると時計は午後の5時を指していた。
 「ま・・まさか・・?」
恐る恐るといった様子でマルコ神父はネド神父に尋ねる。
「ああ・・完全に寝過ごしたんだよ。お前完全に寝入っていくら揺さぶっても起きなかったんだよ」
「で・・では・・結婚式は・・?」
途端にマルコは自分が担当していた午前の結婚式のことを尋ねる。
「安心しろ。午前の方も俺が代打でやっといた。無事に済んだよ」
「よかった・・・」
それを聞いてマルコ神父はホッとする。
「よかったじゃないだろうが!!」
大きな声でネド神父は叱りつける。
その声に思わずマルコ神父は身を縮込ませる。
「マルコ・・お前わかってるのか?ただ寝過ごしただけじゃないんだぞ?」
厳しい表情でネドはマルコに話しかける。
「も・・申し訳・・ありません・・ネド神父・・」
マルコは顔を俯けて謝る。
普段はやらないようなミスを、それも自分が担当する結婚式という大事な場面で仕出かしてしまったせいか、マルコの周囲には暗い雰囲気が漂っている。
「謝れば済むってもんじゃないだろう?どれだけの人に迷惑かけたかわかってるのか?」
「は・・はぃ・・・」
「わかってるんなら・・それなりのケジメつける覚悟はあるか?」
「は・・はぃ・・どんな・・処罰でも・・受けます・・・」
マルコはようやく顔を上げるとそう言った。
「どんな罰でも受けるんだな?」
「はい。受けます」
マルコ神父の言葉にネド神父はニヤリと口元を歪める。
「ふふん・・中々物分りがいいな。さてと・・」
ネド神父は部屋の片隅から椅子を出してくるとそれに腰かけてマルコ神父と向き合う。
マルコ神父と向き合うとネドは自分の膝をおもむろに叩きながら、こう言った。
「それじゃあ・・ここにうつ伏せになってもらおうか?」


 「え?な・・何するつもりなんですか・・ネド神父?」
マルコは思わず尋ねる。
ネドの意図が読めなかったのだ。
ネドはどこか意地悪げな笑みを浮かべると
「ふふん・・お前をお仕置きするに決まってるだろう?お仕置きって言ったら昔からお尻ペンペンに決まってる」
と『お尻ペンペン』のところを強調しながら言いやった。
 「ええっ!」
マルコ神父は素っ頓狂な声を出して驚く。
そんな罰を与えられるなどとは思いもしなかったのだ。
「そ・・そんな・・じょ・・冗談ですよね・・」
マルコ神父は動揺を隠しきれない声で尋ねる。
さすがに本気とは思えなかったからだ。
「冗談でこんなこと言うわけないだろ?さぁ、膝に来てもらおうか?」
ネド神父は意地悪げな笑みを浮かべてにやりと笑うと再び膝を軽く叩いて促す。
「そ・・そんなっ・・・」
マルコ神父は愕然とした表情になる。
23にもなって年上の男の膝の上で、小さな子供みたいにお尻をぶたれる。
あまりにも屈辱的で恥ずかしい。
想像しただけで顔が真っ赤に染まった。
(い・・いくら私が悪いから・・って・・こんな・・こんなこと・・・)
「おい、マルコ。グズグズしてないでさっさと来い」
「そ・・そんなこと・・言ったって・・素直に行けると・・でも・・思ってるんですか?」
震える声でマルコ神父は思わず責めるように言う。
だが、ネドはそれを無視すると傲然とした口調で問い返す。
「マルコ、悪いのは誰だ?」
「うっ・・わ・・私です・・」
マルコは手をブルブルと震わせながらも答える。
それは嫌というほど自身でわかっていたからだ。
「そうだな。悪いのはお前だ。悪いことをした以上、罰を受けるのは当然だろ?それにどんな罰でも受けると言ったのはおまえ自身だろう?それともお前の言う反省はその程度のものなのか?」
「くっ・・・!」
ネド神父の言葉にマルコはさすがに反論の言葉が見つからない。
「わかりました・・罰を受けます・・・」
「いい子だ。さぁ来な」
ネドは意地悪な笑みを浮かべると手招きする。
マルコ神父はおずおずとネドの傍に近寄ると脇に立つ。
マルコは脇に立ってネドの膝を見下ろすと、再度顔を真っ赤にし、握り締めた両手をブルブルと振るわせる。
しばらくためらっていたものの、覚悟を決めた表情を浮かべるとゆっくりとマルコはネドの膝にうつ伏せになった。


 (うう・・どうしてこんなことに・・・)
マルコは木製の床をじっと眺め、身体を恥ずかしさで震わせたまま、心中でつぶやいた。
不意にマルコは衣擦れのかすかな音を聞きつける。
不審に思って振り向くと、何とネド神父がマルコ神父の上着の裾をまくり上げていた。
「なっ・・何してるんですか!?」
驚いた表情で叫ぶと、ネドは怪訝そうな声で尋ねる。
「ん?脱がしてるに決まってるだろうが?」
「そっ・・そんなっ!!」
信じられないといった表情でマルコ神父は叫ぶ。
まさか、お尻を丸出しにされるなんて思いも寄らなかったのだ。
「ふふん・・ただ叩いただけじゃあ不十分だろう?お仕置きは丸出しのお尻に与える」
あまりにも屈辱的な言葉にマルコ神父は再度顔を羞恥で赤らめる。
だが、自分の非を認めてお仕置きを受けると宣言した以上、恥ずかしいだとかいうことは彼のプライドにかけても言えなかった。
何か言おうとして、だがプライドと自分の失敗への罪悪感などから何も言わずに顔を戻す。
「ふふん・・・聞き分けがよくて助かるな・・」
からかうような、どこか楽しげな笑みを浮かべるとネド神父は右手をおもむろに振り上げた。


 パアアアンン!
「くっ・・・!!!」
最初の一撃が勢いよくお尻に叩きつけられるや、マルコ神父はくぐもった声をあげる。
マルコの小ぶりで白い綺麗なお尻には大きな赤い手形がつき、そこから鈍痛がお尻全体に放射状に広がる。
パアアアアアン!ピッシャアアアンン!パアシィィィィンンン!
「うぅ・・くぅ・・はぅ・・・・」
息を短く吐き出すような声をあげつつ、マルコは身体を震わせ、ネド神父の上着を掴む手にギュッと力を込める。
(うっ・・い・・痛い・・・痛いっっ!!)
マルコは心の中で苦痛に悲鳴をあげそうになる。
それどころか、本音を言えば手足をバタつかせて叫びたいくらいだ。
(で・・でも・・そんなことっっ・・・絶対・・したくないっっ!!)
ただでさえ、お尻をぶたれてお仕置きされているというだけで恥ずかしいのだ。
その上、小さい子供のように泣き叫んだり手足をバタつかせるなんて、あまりにも情けない。
それにそんな恥ずかしい姿を絶対にネド神父にさらしたくはなかった。
だから、どんなに痛くても見苦しい真似はしないと固く心に決意していたのだ。
 パアアアンン!ピシャアンン!パアシィィィンンッッッ!
「う・・くふ・・ふぁ・・・」
マルコ神父は歯を食いしばるようにして、ネド神父の平手打ちを耐え忍ぶ。
「マルコ、別に無理しなくていいんだぜ?いくら泣こうが喚こうが構わないんだぜ」
お尻を叩きながらネド神父はそんなことを言う。
「何言ってるんですか?別に無理なんてしてませんよ」
本当は痛いのを誤魔化し、平気そうな表情を浮かべて振り返ると、マルコは相手を小馬鹿にするかのような笑みを浮かべて言いやる。
まるで、お前の思い通りにはならないぞと挑発しているように見えた。
(全く・・強情なやつだな・・)
マルコ神父の意地っ張り振りに思わずネドは苦笑する。
(だが・・そっちの方が叩き甲斐があるけどな)
妙なことを考えるとネドはニヤリとほくそ笑んだ。
マルコ神父のように美しくプライドの高い青年が恥ずかしさに打ち震えたり、それを隠そうと必死で耐え切ろうとする姿を見るのがネドは好きだったからだ。
そういう子をアンアン子供のように泣かせてみたい。
ネド神父にとって密かな野望だった。


 「ふふん・・どうやらこれくらいじゃきちんと反省できないみたいだな。それじゃあ本気で行こうか」
わざと相手に言い聞かせるように言うと、ネドは一旦手を止め、右手にハァ~ッと息を吐きかける。
(え・・。ま、まだ本気じゃなかった・・?)
マルコ神父はネドの言葉が信じられなかった。
結構痛いのだからこれで本気だと思い込んでいたのだ。
「じゃあ・・行くぞ?」
わざとらしい声で言うとネドはゆっくりと右手を振り上げる。
短く息を吐くと同時にネド神父の右手が振り下ろされた。


 バアッチィィィ~~~~~~ンンンン!
「ううぐぅぅっっっ!!!!」
今までとは比べ物にならない苦痛にマルコ神父の口からうめき声が漏れる。
痛みに思わず目をつぶり、ネド神父の上着の裾を破けそうになるくらいギュッと握り締めた。
バアアアアンン!ビッタアアアンン!バアシィィィィンン!
「ふふぐぅっ!・・ひゃふうあっ!・・はぁうあっっ!!」
お尻の骨にまで響いてきそうな痛みに、マルコ神父の声も苦しげなトーンに変わる。
「ったく・・何考えてるんだよ・・寝過ごして・・式すっぽかす・・なんてな・・」
バアアアアアン!ビッタアアアアアンン!バアッシィィィィンンン!
「くううあっっ!・・はああっ!・・ふあわあっ!」
マルコ神父は必死に耐え抜こうとする。
だが
(む・・無理・・!?こ・・こんなの・・耐え切れないっっ!!!)
歯を食いしばり、目をつぶって耐えようとしつつも、顔には脂汗がじっとりと浮かんでいる。
バアアアッッシィィィ――――ンン!ビッタアアア―――――――ンンンン!
「ぐふあああっっ!うっふううっっ!!」
不意に強烈な平手打ちを立て続けに二発お尻に叩きつけられ、マルコ神父は思わず背を仰け反らせてしまう。
直後、彼は無意識にネド神父の膝から這い出そうとした。
「こらっ!逃げるんじゃないっっ!!」
ネドは気付くやマルコ神父の頭を左手で押さえてしまう。
同時に軽くペシッとマルコ神父のお尻をはたいた。
「きゃあっ!な・何するんですか!?」
既にお尻は真っ赤に腫れ上がり、表面は石炭のように熱を帯びている。
そのため、軽くペシッとはたかれただけでも痛いのだ。
「何だと?気付いてないのか?お前逃げ出そうとしたんだぞ?」
「な・・何を馬鹿なこと言ってるんですか?わ、私はそんなことしてませんよ?」
脂汗を流しつつ、マルコは抗弁する。
だが、マルコの表情にはどこかやましさが感じられた。
本当は自分が無意識に逃げ出そうとしたのをわかっているのだ。
だが、恥ずかしくて認めたく無かったのだ。
「おい?冗談もたいがいにしろよ?お前逃げ出そうとしただろうが?」
「し・・して・・ませんよ。ちょっと身体が滑っただけです・・」
「ほ~お?あくまで白を切るってわけかい?悪い子やなぁ」
意地悪そうなネドの声に思わずマルコはしまったと叫びそうになる。
「そんな悪い子にはまだまだお仕置きが必要だよなぁ、こりゃ」
ネドの言葉にマルコは全身の血の気がさっと引きそうになった。
(ま・・まだ続くの!?)
さすがのマルコも背筋に寒気が走る。
それをあおるかのようにネドは再びあからさまに息を手に吐きかけるとお仕置きを再開した。


 バアアアアン!ビッタアアアンン!バアッシィィィンンン!
「うあああっっ!はああっ!痛っっ!」
マルコ神父は思い切り悲鳴を上げるや、手足をバタつかせる。
もはや体裁をつくろっている余裕などなかった。
バアシィィィンン!ビッタアアアンン!ビシィィィィンン!
「くうう!痛っ!痛あっ!ひゃああ!」
マルコが手足をバタつかせ、背を仰け反らせたり膝から飛び上がりそうになるとネドはマルコの頭を押さえつけてしまう。
「こら、暴れるんじゃない。大人しくお仕置きを受けろ」
「な・・何言ってるんですか・・。そ・・そんなの・・」
「おやぁ?式をすっぽかしたのは誰だったかなぁ?自分が悪いって認めたくせに素直にお仕置きも受けられないお子様なのかなぁ?」
「ってこんなのお仕置きじゃないでしょう!!あなた、楽しんでるじゃないですか!?この悪魔っ!鬼畜っ!」
ネドのからかうような発言に怒りや不満が爆発したのか、今まで黙っていたマルコは振り返るとキッと睨みつけながら怒りの籠った言葉を叩きつける。
「絶対ワザとでしょ!お尻叩きなんて!私が嫌がるの知っててこんなお仕置きを選んだんでしょうが!」
「よく気付いたねぇ」
ネド神父はにやにやしながら開き直ったかのように傲然とした調子で言い放つ。
「だがどんな罰でも受けるといったのはお前だぞ?自分の言った言葉に責任を持てないのかい?マルコ神父様は?」
「くっ・・!」
ネドの言葉に反論できず、マルコは悔しそうな表情で押し黙る。
「ふふん・・いい子だ・・」
ネドはそういうと、再びマルコ神父のお尻を叩きだした。


 「ハァ・・ハッ・・くふぅ・・・」
マルコ神父は両肩を上下させながら荒っぽい息を吐きだす。
その顔には赤みがかかり、眼鏡の向こうの目尻にはほんのり涙を滲ませている。
お尻は既に熟れたトマトのように真っ赤に染まりきっていた。
「あらら・・尻真っ赤だなぁ。猿みてぇだな、本当」
ネドはマルコのお尻をさすりながらそんなことを言う。
「ってあなたがそうしたんじゃないですか・・鬼・・・悪魔っ・・」
マルコ神父は恨みがましい目を向けて責める。
「お前が強情なのが悪いんだろうが?素直に謝れば許してやるのに」
「だ・・誰があなたなんかに謝るもんですか!!」
マルコははっきりと言いやる。
確かに元は自分に非がある。
彼が自分に罰を与えているのは嘘ではない。
だが、同時にネドが自分の中にあるS心を満足させる為にこういうお仕置きを選んだことにも気付いていた。
だから、意地でも謝りたくなかったのである。
「はっきり言うよなぁ。いい加減に素直になれよ?」
「ふんっ!あなたに謝るくらいなら・・・お尻が壊れた方がずっとマシです!!」
「やれやれ・・・本当に意地っ張りだな・・・」
ネドはため息をつくと呆れたような表情を浮かべる。
「これは・・・さすがにやりたくはなかったんだがなぁ・・・・」
ネド神父はそういうとマルコ神父の腹の下で膝を組む。
「うわあっ・・なっ・・・」
マルコ神父は体勢が変わったことにびっくりして思わず声を出す。
何だと思って振り向くとお尻を天井に向かって突き出す体勢になっていた。
お尻が目立つ体勢なためか、嫌でも真っ赤になったお尻が見える。
思わず恥ずかしさでマルコ神父の顔は真っ赤に染まった。
だが、いつまでも恥ずかしさを感じている余裕など彼にはなかった。
ネドがお仕置きを再開したからだ。


 ビッシャアアアアンンン! バアッチィィィィンンン!
「うっ・・くっはぁぁぁぁぁ!!!」
信じられないほどの痛みにマルコ神父は咽喉の奥からほとばしる様な、まさに絶叫という表現がふさわしい悲鳴を上げる。
ビッタアアアンン!バアッッチィィィンンンン!ビィシャァアアアンンンン!
「ぐぐふっ!おぐわぁっ!ひゃがぁっ!」
ビバァシィイイイインン!バアッッシィィンンン!ビアッシャアアアアンン!
「ったく・・ヘマして・・式すっぽかした上に・・・」
ビッタアアアアン!バアッチィィィィィンン!
「ごおふうっ!はふあっっ!!」
マルコ神父は手足をバタつかせ、うめき声をあげる。
ビッタアアアンン!ズッシィィィィンン!バアアアアアアアアンン!
「逃げようとしたのに・・嘘ついて・・・」
「やっ・・やめっ・・・」
バアシィ――――ンン!ビッタアァ――――――ンンン!
「ひっく・・も・・もうやめっ・・・!」
さすがのマルコ神父も限界を超えたのか、やや弱音を見せ始めた。
「おまけに鬼畜だの何だのと人に暴言吐きやがって!悪い子だなぁっっ!!」
ビッタアアア―――――ンン!バアッシィィ――――――ンンン!
「ぐっふああっ!も、もうやめてっ!やめて下さいっっ!!」
マルコ神父は耐え切れなくなり、思い切り叫んだ。


「やめてって・・反省したのか?」
ネド神父はお尻を叩きながらマルコ神父に尋ねる。
「し・・してます・・くぅ・・はぁ・・に・・二度としません・・か・・神に誓って・・」
「おいおい、違うだろ?」
不意に妙なことをネドが言った。
「違うって・・何がです?」
「こういうときはもっと別の言い方があるだろ?もっと素直に言えばいい」
「素直に・・?」
「そうだ。こういうときは『ごめんなさい』だろう?」
「そ・・そんなっ!」
マルコはたちまち渋ったい表情になる。
お尻を叩かれた上に『ごめんなさい』なんてまるで小さい子供みたいで恥ずかしかったからだ。
(そ・・そんなのは・・絶対に・・嫌だ!)
マルコはじっと押し黙る。
絶対に『ごめんなさい』なんて言って謝ることだけはしたくなかった。
「い・・嫌・・それだけは・・」
マルコのつぶやきにネドはやれやれといった様子を見せる。
ビッタアアアアンンン! バアッシィィ―――――ンンンン!
「ううぐうっっ!!ひぐうっっ!!」
再び容赦ない平手打ちを喰らわされ、マルコ神父は苦しそうな悲鳴をあげる。
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバアアア―――――ンンンン!
「ふっ!ぐっ!はっ!ひゃっ!ひゃはぁぁっっ!」
ネド神父は作戦を変えてきたらしく、平手打ちの感覚が一気に狭まった。
破壊力のある一撃をゆっくりした速度で落としてゆくのではなく、間隔を短く休む間を与えずに叩く作戦に出たのだ。
「いやあっ!やあっ!やめっ!やめて下さいっ!」
一発一発は弱いものの、既に十二分に腫れ上がったお尻には十分な痛さだった。
それを何十発も間隔を置かずに打ち込まれたら掛け算をするように相乗効果で苦痛が大きくなる。
「やああっ!痛あっ!もう無理っ!やめてっ!やめてえっっ!!」
今やプライドも何もかもかなぐり捨ててマルコ神父は小さな子供のように手足をジタバタさせていた。
「ううう~~。ふうぅぅ・・。も・・もう許して・・・」
マルコ神父の両頬を涙が滴り落ち、床に極小の水溜りを造る。
「うあああ~・・ごめん・・なさいっ!ネド神父っっ!ごめんなさいっっ!!」
恥ずかしさもプライドもかなぐり捨ててマルコ神父は咽喉の奥から声を絞り出すようにして叫んだ。
「反省したな?」
「うっく・・ひうっくぅ・・し・・しましたぁ・・ごめん・・なさい・・だから・・許して・・下さぁい・・・」
しゃくり上げ、荒い息を吐きながらマルコ神父は許しを請う。
「ちゃんと『ごめんなさい』が言えたな・・。ふふん、いい子だ。それじゃあ許してやろう」
そういうとネド神父はようやくお尻を叩く手を止めた。


 「ひっ・・ふっく・・・」
ようやく膝から解放されると、マルコ神父はか細い息を吐きながらネド神父の膝から降りる。
「おいおい、あまり無理するなよ?まともに歩けると思ってるのか?」
いくら鬼畜ッ気やS心の強いネド神父もさすがに心配そうな声をかける。
「何なら医務室まで送ってってやろうか?
「あ・・あなたの・・手助け・・なんか・・いりませんっ!!放っておいて下さいっっ!」
マルコ神父はキッとネド神父を睨みながら言い放つ。
「ハハハ・・随分嫌われたなぁ」
「当たり前でしょう!人に・・こんな・・こと・・しておいてっ!!」
痛むお尻をさすりながらマルコ神父は恨みがましい目を向ける。
「全く・・プライドが高くて・・意地っ張りなやつだよな。でも、そこが可愛いんだよな」
「は?何言ってるんですか?」
ネド神父の妙な発言に思わずマルコ神父はわけがわからないといった表情を浮かべる。
「こういうことだよ」
ネドはおもむろに立ち上がったかと思うと、あっという間にマルコ神父の目の前まで近づく。
マルコ神父が気付いたときにはネド神父の顔がぶつかりそうな距離にまで迫り、ネドがマルコの唇に口付けをしていた。


 (な・何何何!一体!)
マルコ神父は何が起こったのか最初は全く理解できなかった。
ようやくのことでネド神父がマルコ神父の唇に自分の唇を重ねていることに気付く。
「きゃああ!!」
叫ぶと同時にマルコはネドを突き飛ばしていた。
マルコはびっくりした表情で、ネドを見つめている。
「なっ・・何するんですか!?」
「何って・・キスしただけだろうが」
ネドは事も無げに言い切る。
「って何考えてるんですか!?あなた神父でしょうが!?」
「そんなの関係ねえよ。可愛いと思ったからしただけだって」
「あなたって人は!信じられないっっ!!」
マルコ神父はそう叫ぶや、お尻が痛いのも忘れて部屋を飛び出す。
「おやおや。ちょっと刺激が強すぎたかなぁ?でも、やっぱり可愛いなぁ・・」
ネド神父はそんなことをつぶやくとニヤニヤと笑みを浮かべていた。

 ―完―
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theme : 自作BL小説
genre : 小説・文学

comment

管理者にだけメッセージを送る

こんにちはv

この続きはあるのでしょうか・・・
凄く気になります(^^ゞ

No title

sakura様>
 コメント、ありがとうございます。
続きですか・・・。二年くらいにお礼用で書いたもので考えたことはなかったんですよ。でも、読んで下さった方にはとってもご好評だったので・・・どうしようかななんて思ったりもしてます。
プロフィール

山田主水

Author:山田主水
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