涜聖の逢瀬(BL・アダルト要素あり)



(注:BL・アダルト要素ありです。許容出来る方のみご覧下さい)


「く・・くぅぅ・・・」
うめき声と共に男は目を覚ました。
「頭・・痛ぇ・・・飲みすぎたか・・?」
目を覚ますと同時にガンガン頭が鳴り響くような感覚に男は顔を顰める。
昨晩、男は行きつけのバーでしこたま飲んだことまでは覚えていた。
だが、飲みすぎたのだろう、記憶が途中からごっそりと抜けてしまっているようだった。
 「とにかく・・起き・・ん?」
起き上がろうとして、男は異変に気づいた。
素早く男はあたりを見回すと、自分がホテルらしい部屋のベッドの上で、上半身裸の状態で両手足をそれぞれ縄でベッド両端の柵に拘束されてしまっていることに気づく。
「何だこりゃ!!」
思わず男は目をむきそうになって声を上げた。
「ふふ、目が覚めたんですね」
不意に何者かの声が聞こえて来る。
「誰だ!」
男が誰何するように声を上げるや、声の主がゆっくりと姿を現した。
 現れたのは眼鏡をかけた男。
漆黒の艶のある長く美しい髪の持ち主で、女と見まがうばかりに美しく整った面立ちをしている。
すらりとした細身の身体を覆う、漆黒の神父服から神父だろうと想像できる。
だが、何故か男が首からかけている十字架は通常のものと違って上下さかさまだった。
 「あん?誰だよお前・・・」
「おやおや?忘れてしまったんですか?昨夜あれほど激しく私としたのはどなたでしたっけ~?」
クスクス笑いながら美人神父は言う。
「く・・お前・・昨日の・・ナマグサ坊主!!」
神父の言葉に、男はようやく思い出した。
 昨日、いつものようにバーで飲んでいると旅の途中らしい神父姿の男が馴れ馴れしく話しかけてきたのだ。
神父は酒を勧めては女顔負けの色香で男を誘っていた。
男自身そっちの趣味があり、バーも酒だけでなく好みの子を探しては一夜のお楽しみとしゃれ込むために利用しているので、断る理由も無く、酒が入った頭のままどこかのホテルへしけ込んでは、早速いただいたというわけである。
 「何だってこんな真似しやがる!とっとと外せ!」
男は神父にそう叫ぶが、神父はそれを無視して何やらバッグを取り出したかと思うと、中から何かを取り出した。
取りだしたのは布と猟師が獲物の解体に使うようながっしりしたナイフ。
「おい・・!待て!何をする気だ!」
取りだされたものを見るなり、本能的に男は危険を感じ取る。
神父はナイフと布を手にすると、ニコリと笑みを浮かべる。
一目見ただけだと天使を思わせる笑みだったが、男は底知れぬほどおぞましいものを感じる。
神父は布を男の口に押し込むや、ナイフを逆手に握り、ゆっくりと振り上げる。
恐怖に男が目を見開く中、刃が煌いたかと思うと、勢いよく振り下ろされた。


 「ふふ・・・準備出来たと・・・」
神父は床を見下ろすと、満足げな笑みを浮かべる。
床には魔法陣が描かれ、その上には男の死体が大の字になって置かれている。
男の胸と腹は切り開かれて心臓をはじめとする幾つかの内臓が取り出されて陣上に死体を囲むようにして置かれている。
さらに陣の外には不快でおどろおどろしい魔物の小像、血と精液を塗りつけた十字架やミサ用のパンなどが置かれていた。
 「それじゃあ・・愛しのお方に・・・会いましょうかねぇ・・・」
期待に満ちた笑みを浮かべながら、神父は魔法陣の前に両膝をついて床に座り込む。
そして静かな声で何やら呪文を唱え始めた。
 呪文は現代のものではない異様な言葉によって詠唱される。
「イア・・ヴォロンテ・・・イア・・・ヴォロンテ・・・」
神父は幾度も繰り返し何者かに呼びかけるようにして、ヴォロンテという名を呪文と共に唱える。
やがて、陣内に供えられた死体や内臓から赤い霧が立ち上がり、同時に死体と内臓があっという間に萎れだす。
内臓と死体がどんどん縮んでゆくにつれて赤い霧が陣の中央に集まって何やら形を取り始める。
やがて生贄として捧げられた死体と内臓が灰と化したかと思うと、霧が人型の形を取って光りはじめる。
輝きが収まると同時に、魔法陣に男が現れた。
 その男は何とも異様だった。
180を超える長身に、細身ながらも無駄なく鍛え上げられて引き締まり、均整の取れた、超一流の格闘家を思わせる強さとしなやかさと美しさを併せ持つ身体の持ち主。
闇から造り出したと思えるほど見事な漆黒のズボンを除くと、貴金属製の腕輪やバックルといった装飾品しか身につけていないため、見事なまでに鍛え抜かれた胸板や腹筋があらわになっている。
逆立った髪は燃えさかる金色の炎のようで、金色の瞳が印象的な、モデル張りの端正さと野獣の精悍さを併せ持つ男らしさや野性味に溢れた美丈夫。
額と頭部の左右からそれぞれ一本ずつ、合わせて三本の角が生え、背中には大きく力強い蝙蝠のそれに似た両翼がある。
そして翼を含む肌は炎のような見事な赤で、まるで火の精かと思えた。


 「誰だァ?俺を呼んだのは・・・・」
悪魔らしい真っ赤な男は姿を現すと、口を開く。
「ああ・・・我が真の・・主・・・ヴォロンテ・・様・・・」
神父は悪魔が現れると、うっとりした様子で名を呼び、恭しく跪く。
「あん・・?お前は・・」
ヴォロンテと呼ばれた悪魔は目の前で跪いている神父に気づくと、声をかける。
「そうです。あなた様の僕(しもべ)・・・バルヴォーニです・・御主人様・・・」
跪いたまま、バルヴォーニと名乗った神父は移動すると、悪魔の足に臣従を示すキスをする。
 「おう、お前か。何だ、また寂しくなったのか?」
ヴォロンテは屈みこんで尋ねると、バルヴォーニは甘えるような仕草と笑みを浮かべて答える。
「はい・・・御主人様が恋しくて・・お願いです・・哀れな・・僕(しもべ)に・・・お情けを・・下さいぃぃ・・・」
神父姿からはとても想像できない色っぽい仕草と声でバルヴォーニは主を誘う。
 「フハハハハ、一週間前に可愛がってやったってのにもう俺が欲しくなったのか?この淫乱が!」
「そうです。私は・・御主人様が・・いつもいつも欲しくて・・たまらない・・淫乱です。だから・・どうか・・たっぷりと可愛がって下さい」
淫乱と罵られたにも関わらず、バルヴォーニはズボンの下で自身を大きくし、おねだりをする。
バルヴォーニは神父でありながら、黒魔術に手を出し、悪魔であるヴォロンテと契約を交わした末、その下僕にして愛人とでもいうべき存在になっていた。
 「ふぅん・・そうだなぁ・・・」
考え込むような素振りをしながら、ヴォロンテはジロリと下僕を見下ろす。
そしてジッと目の前の破戒神父の魂を見透かす。
 バルヴォーニの魂は見事なまでに全身が黒く染まっている。
また、魂の両手の部分は血に赤く染まり、ダラダラと滝のように鮮血が流れ落ちている。
尻の方からは精液くさい匂いがプンプンと鼻が曲がりそうなくらいに匂ってきた。
これらを見るや、ヴォロンテは満足そうに薄く笑みを浮かべる。
魂の黒さはその者がどれくらい罪深いものであるかを示すバロメーター。
両手を染め、そこから流れ落ちる鮮血は殺人の罪を、尻から漂う匂いは男色と姦淫の罪を示す。
ヴォロンテは前回呼び出されたときよりも、黒さや血の量、匂いのキツさが増したことを知る。
それは僕がさらに多くの罪を犯したことを示していた。
 「そうだなぁ・・。俺の言いつけを守ってもっと罪を重ねてきたようだしなぁ。褒美に可愛がってやってもいいかもしれんなぁ・・・」
期待を持たせるように悪魔は言うと、チラリと己の奴隷を見やる。
背徳神父はご褒美をもらえるかと期待と不安の入り混じった表情を浮かべている。
 不意に、ヴォロンテはいいことを思いついたと言いたげな表情を浮かべたかと思うと、腕を伸ばす。
主人に手を掴まれたかと思うと、あっという間にバルヴォーニは引き寄せられ、片腕を腰に回されて抱きかかえられたかと思うと、濃厚なキスをされる。
 「ああん・・ご主人様・・・・」
口腔内に侵入し絡みついてくる主の舌にバルヴォーニは蕩けそうな表情を浮かべる。
ヴォロンテはゆっくりと手を滑らせ、契約者のお尻に持ってくると、ゆっくりと撫でるようにして揉む。
主人から与えられる刺激に涜聖者はさらに悦楽に満ちた表情を浮かべる。
だが、突然ヴォロンテが乱暴にお尻の片側を鷲掴みしたかと思うと、思い切り捻った。
 「あ!!痛!痛いです!ご主人様!」
「ふふん・・この尻を・・・何人に差し出した?」
「そ・・それは・・・」
バルヴォーニはうつむいてしまう。
「以前命じた筈だぞ。お前の尻は俺のものだ。誰にも貸すことまかりならんとな?」
「も・・申し訳・・ございません・・御主人様・・。つ・・つい・・・・」
「ついだと?主人の命に背いて他の男を受け入れ、味あわせたというのか?」
ニヤリと笑みを浮かべそうになるのを押さえながらヴォロンテは尋ねる。
バルヴォーニが自分の命に背いて必ず他人とするのを知っていたからだ。
 「は・・はい・・。お・・お許し下さい・・。ご主人様・・・」
両手を合わせ、ブルブルと震えながら背徳神父は主人に許しを乞う。
「ダメだ。主の命に背いて他の男を銜え込むような不埒なしもべは許さん。わかっているな?」
ヴォロンテは魔法で椅子を出して腰かけると、ニヤリと笑みを浮かべながら尋ねる。
「は・・はい・・・」
震える声で頷きながらバルヴォーニが返事をすると、ヴォロンテは促す。
「ならば以前に教えた通りにやってみせるがいい。俺の許しを得たければな」
主人がそういうと、バルヴォーニは人外の主の足元に跪き、その足に再びキスをする。
 「わ・・私は・・・淫らで・・不埒な・・牝犬です・・・。ご・・ご主人様にのみ・・差し出すべき・・・尻を・・他の・・男にも・・・差し出しました・・。主人の言いつけも守れない・・・淫乱で・・いけない・・我が尻に・・・お・・お仕置きを・・・して・・下さい・・・」
「ふふ。神妙な態度だ。さぁ、早く来るがいい」
ニヤニヤとヴォロンテが笑みを浮かべながら見下ろすのを尻目に、バルヴォーニはゆっくりと立ち上がると、主人の膝にうつ伏せになる。
しもべが大人しく膝にやって来ると、ヴォロンテはバルヴォーニの神父服を捲りあげ、ズボンを降ろす。
あっという間に雪のように白く、女性のそれのように形の整った美しいお尻が姿を現した。
 「ふふん。相変わらずキレイだが・・・救いようもないほど淫らな罪深い尻をしてるなぁ」
美しくも、淫らな罪を重ねた結果しみついた、悪魔や天使にしか嗅ぎ取れない罪の臭いが鼻を突くお尻に嘲弄と満足感の入り混じった笑みをヴォロンテは浮かべる。
(ククク・・・本当に・・愛い奴だ)
膝の上でブルブル震えて縮こまりつつも、神妙にお尻を差し出す僕の姿に悪魔はたまらなく愛しさを感じる。
全身が震えているにも関わらず、背徳の神父の蕾は別の生き物のようにヒクつき、微かに牡器官が立ちつつある。
息遣いも何かを期待するような要素を含んでいた。
 (本当に・・可愛い奴だ。俺に・・仕置きをされたくてワザと言いつけに背くのだからな。おかげで・・俺は快くまで・・お前を仕置き出来るというもの。エライぞ。よい僕だ。褒美にたっぷりと・・仕置きしてやるからな)
心の中でそう呟くと、愛しさを込めてワシャワシャといささか乱暴な感じで下僕の頭を撫でてやった。
 (ご主人様・・・喜んで下さってる・・・)
主人が頭を撫で、また腹の下で主の太く逞しいそれが立ち上がりつつあるのをバルヴォーニは感じていた。
(私を・・お仕置き出来るのが・・・とても・・嬉しいんだ)
その事実に、背徳神父は満足感を覚える。
 ヴォロンテはドSで、バルヴォーニのように美しい青年をお仕置きするのが何よりも大好きだった。
バルヴォーニと契約を交わしてしもべにしたのもそういう理由からである。
一方、バルヴォーニの方も主人にお仕置きされるのが何よりも好きだった。
だからこそ、ヴォロンテはバルヴォーニが破るのを承知で言いつけをし、バルヴォーニはそれを破ってお仕置きの理由をつくる。
そうして逢瀬を兼ねたお仕置きを心ゆくまで楽しむというわけだった。
 「ふふん・・それじゃあ行くぞ。いいな?」
「は・・はい・・・」
嬉しさに声を震わせながらバルヴォーニはゆっくりと頷く。
ヴォロンテは左手で僕の頭を押さえると、右手に丁寧に息を吐きかける。
やがて、ゆっくりと右手を振り上げたかと思うと、お尻目がけて真っ向から振り下ろした。


 バッチィ~~ンッッ!!
「くうっっ!!」
初っ端から強烈な一撃が叩きつけられ、思わずバルヴォーニは背をのけぞらせて声を漏らす。
叩かれた衝撃でお尻が一瞬へこんだかと思うと、手形がもみじのようにお尻に浮かび上がった。
 バシッ!バチィンッ!ビッダァンッ!バアンッ!
「ぅ・・ぁ・・っ・・ぁ・・・」
主人から与えられる容赦のない平手打ちにバルヴォーニはうめき声を漏らし、ヴォロンテのズボンの裾を掴む両手に力を込める。
 「ふふん。全く・・呆れ果てた奴だなぁ・・・」
バシィンッ!ビダァンッ!バジィンッ!バアアンッ!
平手を振り下ろしながらヴォロンテは言葉でも責め始める。
バシッ!バジンッ!ビッダァンッ!バッアァンッ!
「俺を主と仰いでおきながら・・・俺の命を破り・・・」
バアシィンッ!ビッダァンッ!バッアァンッ!バッジィンッ!
「ひん・・あっ・・あんっ・・ああんっ・・」
なじられ、叩かれているうちに背徳神父の悲鳴が苦痛から嬌声の入り混じったものへと変わってゆく。
尻は少しずつ赤みが濃くなってゆき、同時にバルヴォーニ自身も少しずつ立ち上がってゆく。
 「他の男をその尻に銜え込むとは・・。この淫乱めがっ!」
バッシィ~ンッ!バッアァ~ンッ!ビッダァ~ンッ!ビッシャ~ンッ!
「ひゃあんっ!きゃああんっ!はあうぅんっ!ひぃぃんっ!」
完全に嬌声と化した悲鳴を上げながらバルヴォーニは背をのけ反らせ、両脚をバタつかせる。
「ひゃあんっ!お、お許し下さいっ!ご主人様あっ!」
「こんな程度で許せるか~。浮気なんぞする尻にはたっぷりと仕置きしてくれるわ!淫乱めっ!」
バッシィ~ンッ!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッ!!
「あああっ!ひゃあんっ!ひぃぃ~~んっ!!」
どしゃ降りのような平手打ちが降り注ぎ、バルヴォーニは身をよじり、両脚をバタつかせて苦痛と快感の入り混じった悲鳴をあげる。
その後、小一時間に渡って激しい打撃音の嵐と、嬌声とも悲鳴ともつかぬ声が入り混じって部屋にこだました。


 「はぅ・・はああん・・ひぃうぅん・・・」
バルヴォーニは両肩を上下させ、荒い息を吐く。
お尻は一回りは大きく腫れ上がり、濃厚なワインレッドに染め上がり、熱した石炭のように表面は熱くなっている。
しかし、苦痛と疲労にも関わらず、悦楽を感じている表情を浮かべている。
蕾はより元気にヒクついており、陽根は固く反り立って先端から欲望を滴らせていた。
 「ご・・ご主人様・・も・・もう・・許して・・下さいぃぃ・・」
目尻に涙を浮かべながら振り返ると、バルヴォーニは許しを乞う。
「ふふん、もう痛くて限界とでもいう気か?」
「は・・はい・・。お・・お願いです・・ご主人様・・」
「おいおい、嘘はいかんなぁ」
そういうと、頭を押さえていた左手を動かし、下僕の欲望器官を握りしめる。
 「あ・・!!」
敏感な部分を鷲掴みにされ、思わずバルヴォーニは艶やかな声を上げてしまう。
「ん~?どういうことだコイツは?」
「そ・・それは・・その・・・」
「ふふん。そうだなぁ。お前の身体に聞いてみるとするか」
そう言ったかと思うと、左手で陽根を握ったまま、右手の人差し指と中指を合わせてヒクついている最奥部に当てたかと思うと、根元までグッと一気に押し込んでしまう。
 「あ・・!!」
ダイレクトにお尻に与えられる刺激にバルヴォーニは身を強張らせ、声を漏らす。
同時に自身が怒張しかけるが、しっかりと悪魔が握りしめてしまう。
悪魔の指が激しく前後したかと思うと、破戒神父の敏感なところ刺激し、さらに器官が充血、固く膨れ上がろうとする。
そして先端から欲望を吐き出そうとするが、主の手に拘束されて果たせない。
 「ひ・・!!ご主人様・・ゆ・・許して!!」
出したくても出せない苦しみに、本当にバルヴォーニの表情が苦しみに悶えだす。
「フフフ・・・出したいか?」
意地悪そうな笑みを浮かべてヴォロンテは尋ねる。
「は・・はい・・・」
「ならば正直に答えろ。俺に尻を叩かれて感じただろう?」
「はい・・その・・通りです・・・」
正直に答えた僕にヴォロンテは満足そうな表情を浮かべる。
 「よぉし・・ではお前にチャンスをやろう。『お仕置きされているのに感じるいやらしい淫乱神父のお尻にご主人様を入れて』ときちんと言えたら褒美に気持ちよくしてやろう」
「え・・そ・・そんなぁ・・」
さすがに恥ずかしいのか、バルヴォーニは顔を赤らめてしまう。
「おいおい、今さら恥ずかしいのか?」
「お・・お願いです・・ご主人様・・」
「だーめだ。言わなきゃ、ずっとこのままだからな」
そういうと、ヴォロンテは陽根を拘束したまま、右手でお尻に刺激を与え続ける。
「ひ・・!ひっひっひひゃあんっ!!」
出せない快感が地獄の苦しみとなって神父の全身を駆け巡り、悶え苦しむ。
(ひ・・!も・・もう・・我慢できないっ!!)
もはや限界に達したのだろう、羞恥も何もかもかなぐり捨てて叫ぶ。
「ひっっ!!い・・い言いますっ!お・・お仕置き・・されてるのに・・か・・感じる・・い・・いやらしい・・淫乱・・神父の・・お尻に・・ご・・ご主人様を・・入れてぇ!!」
「ふふん。よく言えたな。さすが俺のしもべだ」
ヴォロンテは満足げな笑みを浮かべると左手を離し、右手を抜いてやる。
神父がホッと一息つく間もなく、ヴォロンテは淫らなしもべを抱き起こし、両脚を広げて思い切り抱え上げたかと思うと、一気に落とす。


 ズウンッッッ!!
「は・・はうっっ!!」
尾てい骨にまで響きそうな衝撃と共に、体内に太く熱いものの存在をバルヴォーニは感じ取る。
本能的にバルヴォーニは中へ侵入してきた主人を千切れんばかりに銜え込んだ。
 「クク・・さすがだな・・キツい・・だが・・」
強烈な締めつけに顔を顰めつつも、幾度も激しく下から突き上げてやる。
「あんっ!!ご・・ご主人様あっ!」
「おおっ!いいのか!?いいかぁ!?」
「は・・はいっ!も・・もう・・!」
「ふふん・・一緒に・・飛ぶかっっ!!」
直後、二人の絶頂に達した声が重なり合って響き渡った。


 「ふふん・・とってもよかったぜ・・」
ヴォロンテは自身の膝の上でぐったりしているバルヴォーニの頬にキスをする。
余程気持ちよかったのだろう、絶頂に達すると同時にバルヴォーニは気を失ってしまった。
 「本当に・・可愛い奴だな。次呼び出したときにはもっともっと可愛がってやる。だから・・もっともっと悪事に励んで・・堕ちに堕ちてゆけ。そうすれば・・・いずれは永遠に俺の伴侶にもなれるからな・・」
「ううん・・ご主人様ぁぁ・・」
ムニャムニャと寝言を言ったかと思うと、無意識にバルヴォーニは主を抱きしめる。
「ふん。寝てても甘ったれやがって。可愛いが・・いつまでも帰らんわけにはいかんからな。あばよ」
ヴォロンテは眠っているバルヴォーニをベッドに寝かせてやると、魔力で身体を綺麗にしてやり、さらに儀式の一切の証拠も消し去ると、当座の必要経費や手紙をテーブルに用意して、姿を消した。


 ―完―
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