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マルコ神父の受難(BL・鬼畜要素あり)



(注:BL・鬼畜要素ありです。許容出来る方のみご覧ください。また、以前書いた「マルコ神父の大失敗」の続編にあたります。ですので、前回を見ていないとわからないところもあるかもしれませんので、その点をご了承の上でお読み下さい)


 ラルサン教会からやや離れたところ、奥まった通りにポツンとその店は建っていた。
店内には様々な種類のコーヒー豆やコーヒーメーカー、カップなどが並べられている。
いつものように店主が商品の並び替えや補充をしていると、チリンと来客を知らせる鈴が鳴る。
 「いらっしゃいませ~、あ、これはどうも・・・」
呼び鈴と共に入ってきたネド神父の姿を見るなり、主は頭を下げる。
ネド神父はコーヒーが好きらしく、いつも教会近くのこの店でコーヒーを買っていた。
 「いつものやつですか?」
「あぁ、頼むわ」
「わかりました。それじゃ・・」
店主は手慣れた様子で奥の方の棚に行くと、キリマンジャロことタンザニア産コーヒー豆を取ってくる。
強い酸味とコクが特徴で、「野性味溢れる」と評される味のコーヒー豆だ。
端正ながらも男らしさや精悍さを感じさせる風貌のネド神父にはぴったりという感じの豆だった。
 「ああ。それと悪いんだが今日はもう一つ別のやつを頼めるか?」
「構いませんよ。どれにします?」
「そうだなぁ・・・あいつに合いそうなのは・・・」
ネド神父はそう呟きながらマルコ神父の姿を思い浮かべる。
女性と見まがうばかりに美しく、そしてとてもプライドの高いその姿は、女王や姫といった高貴な身分の女性を連想させる。
そうなると似合いそうなブランドは一つしかなかった。
 「よし、ブルーマウンテンにするか」
「いいんですか?かなり高いですよ?」
思わず主人は心配そうな表情を浮かべる。
ブルーマウンテンはコーヒー豆の中でも最高級品質として知られている。
特に本来のブルーマウンテンともなると、限られた場所でしか栽培出来ないため、1キロあたり日本円で5~10万などという値になってしまう。
 「別に構やしないさ。プレゼント用のつもりなんでなぁ」
「へえ~。そうですか。あ・・もしかして・・コレですか?」
店主は何かを察したように小指を立てて示す。
 「ははは、よくわかったなぁ。だが、内緒だぜ。仮にも俺は神父様だからなぁ」
「わかってますよ。それならお安くしときますよ。その代り・・今後ともよろしゅう・・」
「ははは。商売上手だなぁ、あんたも」
ネド神父はそういうと快くお金を払ってコーヒー豆を買っていった。


 それからしばらく経ったある日のこと・・・。
 (よし・・終わりと・・・)
マルコ神父は机上に積まれたレジュメを見やると、ホッとしたような溜息をつく。
レジュメは一般信徒向けの勉強会に使用するためのもの。
マルコ神父が今週の担当講師だったため、先ほどまでレジュメ制作の作業に追われていたのだ。
(少し・・休みますかね・・・)
身体に感じた疲労からそう決めると、マルコ神父は部屋を後にした。
 「ん?どうしたんだ、そんな顔しやがって?」
神父用のリビングでコーヒーを堪能していたネド神父は疲れたようなマルコの表情を見るとそう尋ねてきた。
「何でもありませんよ、少し疲れただけです」
マルコ神父は冷ややかな口調でそう答える。
 「はは、何だか冷たいなぁ」
「当たり前でしょう、以前に自分がしたことを振り返ってみたらどうです?」
しばらく前にネドから嫌というほどお尻を叩かれ、痛くて恥ずかしい思いをたっぷりと味あわされた上、キスまでされるという、マルコ神父の感覚ではとても考えられないようなことまでされたのだ。
冷たい態度を取るのも無理はなかった。
 「あんなのお前の可愛い姿を見たかっただけだろうが。それにたかだかキスくらいでビックリしやがって。ちょっとした悪ふざけだろ?」
「どこが!いい加減にして下さい!」
厚かましいまでのネドの態度にマルコは思わず声を上げる。
だが、それを面白そうにネドがニヤニヤしながら見ていることに気づくと、憮然とした表情を浮かべ、そのまま部屋へ戻ろうとした。
 「おい、ちょっと待てってば」
「何です?まだ勉強会の準備とかあるんで急いでいるんですが?」
ツンとした態度でマルコ神父はそう答える。
「わかってるって。でも、コーヒー一杯くらい飲んでったっていいだろう?」
「コーヒー・・ですか?」
マルコ神父は不審げな表情を浮かべる。
「あぁ。お前さんにぴったりのやつを見つけたんでな」
「何だかやけに親切ですねぇ?」
以前のお仕置きの経験があるからか、無意識に警戒するような様子をマルコ神父は見せる。
「おいおい、別に取って食おうなんて思ってねえって。それとも・・・俺が怖いなんてことはないよなぁ?」
ネド神父は小馬鹿にしたような口調で挑発するように言う。
マルコ神父はプライドが高くて意地っ張りな性格だ。
挑発すれば乗ってくる可能性は高かった。
 「馬鹿にしないで下さい!どうしてあなたなんか怖がるんですか!」
案の定、マルコ神父は挑発に乗り、憮然とする。
「なら俺が淹れたコーヒーくらい飲めるよなぁ?」
「当たり前じゃないですか!コーヒーくらい飲めますよ!」
「よし。そんじゃあ決まりだ」
マルコ神父に見えないようにニヤリと笑みを浮かべると、ネド神父はコーヒーを淹れる作業にかかった。
 「どうだ?」
やや警戒した様子ながらもコーヒーを飲むマルコ神父を見やりながらネド神父は尋ねる。
「おいしい・・ですね・・。私はコーヒーは素人ですけど・・・でも調和のとれた味わいで、香りもすごくいいですね・・・」
「そりゃあそうだ。最高級のブルーマウンテンだからな。お前さんに飲ませようって思って買って来たのさ」
「それはわざわざありがとうございます。ですが私も仕事がありますので、これで失礼します」
「あぁ。別に構わないぜ」
ネドがニヤリと笑みを浮かべているのに気づかないまま、マルコ神父は部屋へと戻っていった。
 (あれ・・?)
部屋に戻ってきたマルコ神父は、ふと妙なことに気がついた。
眠気が襲って来たのだ。
(根を詰めすぎたか・・でも・・寝るわけには・・・)
マルコ神父は眠気に襲われる自身を叱咤する。
だが、身体は言うことをきかず、しばらくすると身体はふらつき、視界は朦朧としたものへと変化してゆく。
やがて、マルコ神父はそのままヘナヘナと床へと崩れ落ちた。
薄れゆく意識の中、ドアが開く音を聞いたように思ったが、そのときには既に目の前が真っ暗になって意識を失ってしまった。


 「うぅん・・・・・」
うめき声を出すと共にマルコ神父は目を覚ます。
同時にベッドの上にいることに気がついた。
(あれ・・?どうして・・?)
怪訝に思った瞬間、不意にあることが頭をよぎる。
本能的に窓の外を見るや、すっかり夜になっており、さらに時計を見てみれば夜の7時を回っていた。
 (嘘・・!?また・・!?)
マルコ神父はわなわなと身を震わせる。
自分が担当しなくてはいけない仕事を寝過してしまうというミスを再び犯してしまったのだ。
自分を思わず罵ってしまいたくなるが、そこへ不意にドアが開いたかと思うと、今一番会いたくない人物が現れた。
 「よぉ、お目覚めかい?」
ネドはマルコ神父の姿を見ると、そう尋ねる。
「え・・えぇ・・。あの・・・ネド神父・・。勉強会の・・方は・・?」
「俺が代わりにやったよ。お前さんが幾ら起こそうとしても起きなかったんでねぇ。この前の時みたいにな」
ネド神父の言葉にマルコ神父は反論出来ず、また疾しさに顔をそむけてしまう。
自らが再び犯した失敗と、それによって他人に迷惑をかけたことへの罪悪感から暗い雰囲気を纏い、苦しげな表情を浮かべているマルコ神父をネドはジッと観察していたが、やがて重々しく口を開いた。
 「さぁて・・マルコ・・」
「は・・・はぃ・・・」
恐る恐る、こちらの様子を伺うようにマルコ神父はネド神父の方を見やりながら返事をする。
「お前さん・・自分のミスで人に迷惑かけたのはわかってるだろうなぁ?」
「は・・はぃ・・。本当に・・申し訳・・ありません・・でした・・」
震える声でマルコ神父は謝罪する。
だが、ネドはそれで許してやるつもりは毛頭なかった。
「おぃおぃ、謝ればいいってもんじゃないだろう?それなりの・・ケジメはつけてもらわないとなぁ・・・」
「わ・・わかって・・います・・」
さらに身体を震わせながらマルコ神父は答える。
「それならわかってるな?」
ネド神父はそう言うと、椅子に腰かけ、軽く膝を叩いて命令する。
 それを見るなり、マルコ神父は身を強張らせる。
鬼畜でSっ気たっぷりなネド神父のことだ。
前と同じように自分のお尻を叩くつもりだろうと想像していたが、いざそれを宣告されるのはキツい。
「どうした?何故来ない?」
「ど・・どうしたって・・そ・・そんな・・・素直に・・来れるわけ・・ないじゃ・・ないですか・・。こ・・こんな・・・恥ずかしい・・・」
「おいおい、悪いのは誰だ?」
「そ・・それは・・」
マルコ神父は口ごもってしまう。
悪いのは自分だ。
自分が寝過したためにまた人に迷惑をかけてしまったのは否定できない事実なのだから。
 「悪いのはマルコ、お前だろう?悪いことをしたらそれなりの罰を受けるのは当たり前だ。それとも・・・お前は自分の非も認められないような人間なのか?」
マルコの罪悪感とプライドをこれでもかとえぐると、さらにネド神父は小馬鹿にするような表情を浮かべる。
それを見たマルコ神父は恥辱と怒りに顔を紅潮させ、拳を震わせる。
「わ・・わかりました・・。ば・・罰を・・受けます・・」
「いい子だ。さぁ、来い」
ネド神父に促され、マルコ神父はおずおずとネドの傍らに立つ。
立ったまま、マルコ神父はジッと食い入るようにネドの膝を見つめる。
しばらくの間、躊躇いと恥ずかしさに満ちた表情を浮かべて苦悶していたが、やがて覚悟を決めたのかゆっくりとうつ伏せになった。


 「う・・・くぅぅ・・・」
恥ずかしさのあまりにマルコ神父は無意識に声を漏らし、全身を震わせる。
「ふふ。いい子だ。さぁてと・・・わかってるよなぁ、マルコ?」
「な・・何が・・です?」
ブルブルと身体を震わせながらマルコ神父は尋ねる。
「お仕置きは丸出しのお尻にするって知ってるだろう?行くぞ・・」
「す・・好きに・・して下さい・・」
マルコはプイッと顔をそむけながら返事をする。
「お?意外に素直だな?」
「どうせ嫌だって言ってもするつもりでしょう?やるならさっさとして下さい!!」
半ばヤケな感じでマルコ神父は吐き捨てるように答える。
「ふふん。よくわかったな。それなら・・お望みどおりにいくか」
そういうと衣ずれの音と共に上着が捲りあげられ、ズボンが降ろされてあっという間にマルコ神父のお尻があらわになった。
 「く・・・・」
お尻に外気が触れるのを感じるや、マルコ神父は恥ずかしさに耳まで真っ赤にする。
ネド神父はその姿をニヤニヤしながら眺めていたが、やがて左手でマルコ神父の頭を押さえる。
「行くぞ・・覚悟はいいな?」
マルコ神父はせめてもの抵抗か、押し黙ったまま顔をそむける。
それを肯定と受け取ったネドはゆっくりと右手を振り上げた。


 パアアンッッ!!
「く・・・!!」
甲高い音と共に白い雪のような肌に手形が浮かび上がり、鈍い痛みがお尻全体に走るかと思うと、苦痛の声が漏れる。
パアシィンッ!ピシャアンッ!パアシィンッ!パッチィンッ!
「くぁ・・あぅ・・うくぅ・・」
短い息を吐きつつ声を漏らしながら、マルコ神父は耐え切ろうとするかのようにネド神父の上着の裾をしっかりと握りしめる。
 ピシャアンッ!パアアンッ!パアシィンッ!パアチィンッ!
「く・・うぅ・・あく・・くぅ・・・」
苦痛の声を漏らしながらも、マルコ神父は必死に身を強張らせて耐え抜く。
だが、額や手の甲にはジワリと汗が浮かび、身体は微かに震え、表情には苦悶が見られる。
(い・・痛い・・・うく・・キツい・・・)
身体を震わせながら、マルコ神父は心の中でそう呟く。
思いっきり叩かれるお尻が痛くてたまらない。
本音を言えばもがいたり叫んだりしてしまいそうだ。
だが、そんなみっともない姿は絶対に見せたくない。
大人げない考えだとは思うが、そうせずにはいられなかった。
 「おい、マルコ、別に無理はすんなよ?」
バシバシと平手を振り下ろしながらネドはそう言う。
「ご心配どうも。でも大丈夫ですよ。別に無理はしてませんから」
苦痛を堪えつつ、マルコ神父はそう言い返す。
こんなことを言えば挙げ足を取られてより強烈なお仕置きをされかねない。
だが、そうわかっていてもこう言わずにはいられなかった。
子供のように泣き叫び許しを乞うくらいなら、お尻が壊れる方がマシだった。
 「ほぅ、そうかい。それなら・・もう少しキツくお仕置きしても大丈夫だよなぁ?」
ニヤリと笑みを浮かべながらネド神父はそう言ってやる。
(う・・来た・・・)
ネドの言葉にマルコ神父は背筋が寒くなる。
本当は辛い。
今のままでも叩かれ続かれたらいずれ泣き叫ばずにはいられないだろう。
本音を言えばすぐにでも許しを乞うて膝から解放されたい。
だが、どうしてもそんな真似はしたくない。
無駄なプライドは神父にはふさわしからざるものと頭ではわかっている。
だが、持って生まれた気質というものは何とも厄介な代物で、どうしても素直に認めることは出来なかった。
 「え・・えぇ。あなたの平手なんか・・蚊が刺したようなものですよ。い・・幾らでも耐えられますよ!!」
マルコ神父は墓穴を掘ってしまったことを確信する。
だが、どうしてもこう言わずにはいられなかった。
 「それじゃあ・・お言葉に甘えて・・特製のをプレゼントしてやろうかねぇ」
そう言うなり、ネド神父は膝を組んだ。
「うわ・・!!」
マルコ神父はお尻を突き上げるような体勢になり、思わず落ちないようにネド神父の足にしがみつく。
(い・・いきなり!?)
マルコ神父はネドの行動に戦慄する。
前のお仕置きで、この体勢だととっても痛いことを身にしみて知っているからだ。
「ふふん・・それじゃあ・・行くぞ・・」
含み笑いをしながら言うと、再びネドは手を振り上げた。


 バアッジィィ~~~~ンンン!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!!
「うっ!ああっ!はあわっ!くあああっ!!」
どしゃ降りの雨のように大量に振り下ろされる打撃にさすがのマルコ神父も悲鳴を上げ、背をのけぞらせる。
無意識のうちにマルコ神父は膝から這い出そうとしていた。
 「こら、何やってんだ」
ネドはマルコを押さえている左手に力を込めて逃げ出すのを防ぐ。
「自分が悪いからお仕置きされてんのに逃げるのか?」
「く・・も・・申し訳・・ありません・・」
「いかん・・いかんなぁ、そういう態度は。そういうやつには・・こうだ」
バアッシィ~~ンッッ!!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!
「くあああっ!ひっ!ひゃああんっ!うわぁぁっ!!」
もはや限界に達しているからか、マルコ神父はプライドをかなぐり捨てて両脚をバタつかせ、悲鳴を上げる。
 「全く・・・お前さんともあろう者が何やってんだぁ?」
容赦のない平手打ちの雨を降らせながら、ネド神父はお説教を開始する。
ビッダァ~~~ンッッ!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!!
「ひぎひぃぃ!!ひっ!やっ!やぁぁ!痛ぁっ!痛いぃぃ!!」
マルコ神父は目尻に涙を浮かべて泣き叫ぶ。
しかし、ネド神父はそれを尻目に容赦なくお尻を叩き続ける。
「一度ならず二度も寝過ごすなんて真似しやがって・・。ったく・・少し・・たるんでるんじゃないのか?」
「く・・ひ!そ・・それは・・・」
バッシィ~ンッ!!
バチンビダァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッッ!!!
「それでどれだけ人に迷惑かけたと思ってるんだ?わかってるのか?」
「ひ・・!!ほ、本当に・・反省してます・・も・・申し訳・・ありません・・でし・・た・・・」
意地を張り過ぎてたっぷりとお仕置きされてしまった以前の経験に懲りているのか、マルコ神父は早めに謝罪する。
 「おいおい、違うだろう?こういうときは『ごめんなさい』だって教えただろう。忘れたのか?」
「そ・・それは・・」
マルコ神父は思わず押し黙ってしまう。
さすがに『ごめんなさい』だなんて恥ずかしくて言えなかったからだ。
 「おやぁ?言わない気か?それなら・・・」
ネド神父はお尻を叩く手を一旦止める。
だが、止めたかと思うと、おもむろに真っ赤に腫れ上がったお尻をツンツンと軽くつつき始めた。
 「ひ・・!!ぎひぃぃ!!」
腫れ上がったお尻をつつかれ、思わずマルコは悲鳴を上げる。
「ひぃぃ!ネ、ネド神父・・!や・・やめ・・やめて・・下さい・・」
「ダメだ。これもお仕置きだからな」
そういうとネド神父はこれでもかと言わんばかりにマルコ神父のお尻をつつきまくる。
 「ひぃ~んっ!痛っ!痛ぁぁっ!ひぃんっ!やめ・・やめて!!わか・・わかりました!い・・言います・・!言いますから!ごめ・・ごめん・・ごめんなさいっ!ごめんなさぁいっ!!」
マルコ神父は必死に謝る。
「ふふん。ようやく言えたな。いい子だ」
ネド神父はそう言うと、ようやく手を止めた。


 「くぅぅ・・・」
ようやく膝から解放されたマルコ神父は顔を顰めながら真っ赤に腫れ上がったお尻をさする。
「おやおや、まるでサルみたいだなぁ」
「あなたが・・やったんじゃ・・ないですか・・」
「そりゃお前が悪い子だからだろう?自業自得さ」
「あなただって楽しみながらやったんじゃないですか?私だって馬鹿じゃありませんよ。全く・・・」
憎々しげな表情でマルコ神父はネド神父を見つめる。
自分をはずかしめたり泣かしたいという望みから叩いていることはよく知っていたからだ。
「相変わらず・・つれねえなぁ・・。少しは優しくしてくれたっていいだろうが」
「何言ってるんですか!全く・・」
顔を顰めながらマルコ神父は去ろうとする。
「おい、マルコ。ちょっと待て」
「何ですか?私だって急いでるんですよ」
散々叩かれ泣かされたせいだろう、苛立たしげにマルコ神父は返事をする。
「忘れものがあったのを思い出したんだわ」
「忘れもの・・?何です・・」
「それはな・・・」
ネド神父は怪訝そうな表情を浮かべているマルコ神父にゆっくりと近づいてゆく。
そして、一瞬の隙をついて抱き寄せたかと思うと、キスをした。
 (え・・・!?)
突然のことにマルコ神父は一瞬、目を丸くする。
だが、次の瞬間、本能的に突き飛ばしていた。
 「な、何をするんですか!?」
思わずマルコ神父は叫びながら尋ねる。
「何って見りゃわかるだろうが!」
「何考えてるんですか!!変な冗談はやめて下さい!!」
「冗談じゃないって言ってるだろう?わかんねえのか?」
「さ・・最低っ!!」
口を拭うような素振りを見せたかと思うと、マルコ神父は慌てふためいて部屋を飛び出していった。
 「まぁた逃げられたか・・。だが・・やっぱり可愛いなぁ・・」
ネド神父はニヤニヤと笑みを浮かべながら呟く。
「それにしても・・よく効くなこいつは。また機会があったら使ってみるか」
そんなことを言うと、ネドは粉薬らしい包みを取り出す。
包みの正体は睡眠薬。
これをマルコ神父のコーヒーに盛ったのだ。
(ふふ・・。また・・可愛がってやるからな・・。楽しみにしててくれよ)
マルコ神父が知ったら愕然としそうなことを思いながらネド神父はニヤニヤと笑みを浮かべていた。


 ―完―
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theme : 自作BL小説
genre : 小説・文学

comment

管理者にだけメッセージを送る

こんにちはv

拝見しました。
ネド神父は不器用なんですね。
甘くなれたらいいですね・・・

レス

 sakura様>
 こんにちは、カキコありがとうございます。
そうですね~、好きだからついいじめてしまう、確かに不器用なのかもしれませんね。甘くなれるのでしょうか・・・それは今のところ神のみぞ知るということろでしょうかね。
プロフィール

山田主水

Author:山田主水
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