背徳と罠3(BL・鬼畜要素あり)



(注:BL・鬼畜要素ありです。許容出来る方のみご覧下さい)


 (ふふふふ・・・)
ニヤニヤと他人に見られたら怪しまれそうな笑みを浮かべながら、修市はカバンの中をジッと見つめる。
やがて教室内に教師が入ってきたかと思うと、全員が机の上にカバンを出した。
持ち物検査だ。
 教師は机の間を回りながら一人一人のカバンをチェックし、没収すべきものを見つけると、注意をした後没収する。
やがて、修市のところまでやって来たかと思うと、同じようにカバンの中身をチェックしだす。
「何だこれは?」
教師はDVDを取り出して尋ねる。
「ふふ、DVDですね」
「DVDですねじゃないだろう。没収だ!後で生徒指導室に来なさい!」
教師はそう言うとDVDを没収し、やがて教室を去ってゆく。
だが、修市はDVDを没収されたことを残念がるどころか、むしろほくそ笑まんばかりだった。


 その放課後・・・ヨハネス神父が授業用プリントをつくる作業をしていたときだった。
「ヨハネス神父、ちょっといいですか?」
持ち物検査で修市のDVDを没収した教師が神父に声をかけてくる。
「どうしました?」
「今日の持ち物検査での没収物のチェックをするんですよ」
「わかりました。すぐ行きます」
ヨハネス神父は生徒の懺悔等も聞くため、生徒指導に関わる仕事もしている。
生徒からの没収品のチェックもその一つだった。
 「とりあえず・・カーテン閉めておきますね」
「ああ、すいません」
ヨハネス神父が部屋のカーテンを閉めると教師は礼を言う。
「では・・・チェックを始めましょうか・・・」
そういうと教師は没収したDVDを手に取る。
 「DVDですか・・?」
「ええ。多分エロDVDか何かでしょうね。そういう年頃の連中が集まってますから。何だったら他の先生に代ってもらいますか?」
「いえ!大丈夫です!どんなものだろうが平気です!!」
思わずヨハネス神父は力を込めて言う。
教師の言葉に悪意などは全く無いことはわかっている。
しかし、それでもエロものもまともに見られない子供などと思われたようで悔しかったのだ。
大人げないとは思いながらも、そうせずにはいられなかった。
 「わ、わかりました・・。それじゃあ・・・・・」
神父のそんな勢いに気押されてしまったのか、ちょっと引き気味な感じで、教師がビデオをセットすると、早速回し始める。
少しすると画面が明るくなり始めた。
 「!!!!!!!!」
始まった内容を見るなり、二人とも驚きのあまり声も出なかった。
性欲真っ盛りな年頃の少年達が持ってるようなものだから18禁モノだろうとは予測はしていた。
しかし、よりによってホモ系だとは思わなかった。
 「どわっ!!どわわわわわわわ!!!!!!」
慌てて教師はDVDを停止すると取りだした。
何度も深呼吸した末にようやく落ち着きを取り戻すと、二人は互いに顔を見合わせる。
「ビックリ・・しましたね・・・」
心底驚いた顔でヨハネス神父が言うと、教師も同意する。
「そ・・そうですね・・。まさか・・そっち系だったとは・・・男子校で・・そういうのも多いとは・・・聞いてはいたんですけど・・・」
「も・・もういいでしょう。早く確認書に署名して生徒指導部の方へ提出してしまいましょう」
「そ・・そうですね・・・」
二人がそそくさと確認書に署名を済ませると、教師はDVDを書類と一緒に持って行こうとする。
 「しまった!?」
突然、教師が立ち止まったかと思うと声を上げた。
「どうしたんですか?」
ヨハネス神父は怪訝な表情を浮かべて尋ねる。
「すいません。人と会う約束があったの思い出したんですよ。悪いんですけど、代わりに提出しておいていただけます?」
「え・・ええ・・構いませんよ」
「すいません。それじゃあ、私は急ぎますんで!しまった~~!!忘れてた~~~!!」
そう言い置くと、教師は慌てふためいて出て行った。


 (ど・・どう・・しよう・・・)
礼拝堂脇の宿舎に戻ったヨハネス神父は、困った表情を浮かべて机の上に置いてあるものをジッと見つめていた。
視線の先にあるのは例のホモDVDと確認書。
(提出しないと・・いけないのに・・・・)
神父は罪悪感でいっぱいになる。
没収品として生徒指導部へ提出しなければいけないにも関わらず、それをせずに宿舎へ持ち帰ってしまったのだ。
 (今からでも・・遅くはない・・ちゃんと・・提出してこよう・・)
そう決めると、ヨハネス神父はDVDを取り上げる。
だが、いざ行こうとすると、足が動かず、DVDから目を離さずにはいられなくなる。
同時に神父の心中に邪な欲望が湧き上がってきた。
 (ダメ・・・!!私は・・神父・・こんなもの・・見るだ・・なんて・・!!そんなこと・・あっては・・いけない・・こと・・・)
ヨハネス神父は自身に必死に言い聞かせる。
だが、そうすればするほど、中身を見てみたいという誘惑に駆られてしまう。
煩悶が表情にも現れ、神父は一人百面相を繰り広げる。
 やがて、ヨハネス神父はゆっくりと部屋の片隅へ歩き出したかと思うと、仕事用のカバンを開く。
そして仕事用として使っているノートパソコンを取りだしたかと思うと、机の上で広げて立ちあげ始める。
そして、DVD鑑賞用の機能を呼び出したかと思うと、没収品のDVDをセットし、再正しはじめた。
 神父がゴクリと息を呑んで画面を見つめていると、DVDが始まる。
画面に映ったのは礼拝堂と思しき場所。
その中で、神父姿の青年が祈りを捧げている。
神父は金髪で整った容貌だが童顔という感じで、美しいというよりむしろ可愛い感じだ。
その点がヨハネス神父と共通するせいか、自分自身が出ているような錯覚に陥りそうになる。
やがて、学生と思しき年下の、神父とは違って男らしい感じの美しさに溢れた若者が現れたかと思うと、ゆっくりと神父に迫る。
 若者に迫られて神父はさすがに拒否して抵抗するが、巧みな愛撫や言葉攻めにだんだんと陥落してゆく。
そして神父服を脱がされ、ほっそりとした美しい身体が現れたかと思うと、同じように裸になった若者とくんずほぐれつになる。
 (うわぁ・・・・・)
男同士のシーンに思わずヨハネス神父は顔を真っ赤にしてしまう。
生徒達の懺悔で事細かに聞かされてはいるが、そういうのを実際に目にしたのは初めてだった。
 (こんなもの・・見ちゃ・・いけない・・)
理性はそう命じ、思わず両手で目を隠すが、好奇心と淫らな欲望が湧き上がってきては神父を誘惑する。
堪え切れず、指を開いてその間からジッと食い入るように画面を見つめると、画面内の神父はバックから獣のように若者に突かれている。
一突きされるたびに背がのけ反り、表情が快感で変わる。
同時に欲望器官から白濁液を幾度も噴水のように噴きだした。
 食い入るようにDVDを見つめているうちに神父はモゾモゾと椅子の上でお尻を動かし始める。
(お尻って・・・こんなにも・・気持ち・・いい・・もの・・なの?)
作中で若者に思い切りお尻を突かれて身を悶えさせる神父の姿にそんな疑念が思い浮かぶ。
(何を考えてるの!?私は神父なのに!?こんなこと考えるだけでも・・・いけないことなのに!!)
理性が自身を叱咤するが、しかし一旦解き放たれた欲望は止まらない。
いけないことだと思えば思うほど、やってみたくなってしまう。
(も・・もうダメ!!我慢・・出来ない!!)
DVDを見ているうちにいてもたってもいられなくなってしまい、ヨハネス神父は立ち上がると、ベッドの方へ駆けつけるように向かい、身を投げ出すように倒れ伏す。
そして上着を捲り上げてズボンを降ろすと、あっという間に雪のように白くて形のよい小ぶりなお尻が姿を現した。
 ピチャ・・・ピチャピチャ・・・。
丹念に舌で指を濡らすと、ヨハネス神父は指をお尻の奥に当てる。
「ふぅん・・あくぅぅ・・」
そして、ゆっくりと押し込みはじめた。
 クチュ・・・クチュチュ・・・。
指を根元まで押し込むと、ヨハネス神父はゆっくりと内部で指を動かし始める。
「う・・あぅ・・はぁん・・ひぃん・・・」
内部で動く指がイイところに当たるのだろう、ヨハネス神父の表情がだんだんと蕩けたものへと変わってゆく。
 (気持ち・・イイ・・・でも・・これじゃあ・・足りない・・・)
背徳感溢れる行為に没頭しているうちに理性や良心が飛んでしまったのか、ヨハネス神父はそんなことを考える。
(何か・・何か・・イイものは・・)
お尻に指を入れてボーッとした表情を浮かべながらヨハネス神父は室内を見回す。
やがて、壁にかけてある大きめの十字架に目を止めた。
 (あ・・あれなら・・。でも・・・こんな・・汚らわしいことに・・使う・・なんて・・)
さすがに十字架をみだらな行為に使おうなどという考えには躊躇ってしまう。
しかし、指ではもう満足できない。
一度快感に負けてしまうと、理性はもう効かない。
疾しさや罪悪感を覚えつつも、ヨハネス神父は壁にかけてあった十字架を取り外してしまった。
 「ハァ・・・ハァハァ・・・・」
荒い息を吐き、物欲しげな目つきをしながらヨハネス神父はジッと十字架を見つめる。
下の長い方を丹念に舌で濡らしたかと思うと、ベッド上で両脚を大きく開き、ゆっくりと十字架を押し込みはじめた。
 「ひ・・冷た・・・」
金属の冷たく硬い感触に思わず声を上げるが、それでもグッと押し込むと、ゆっくりと前後に動かし始めた。
 「ひ・・ひっ・・ひひゃ・・ひゃんっ・・あんっ・・・」
十字架がゆっくりと動くと同時に神父の口から嬌声が漏れる。
前後に十字架が抜き差しされる中、ムクムクとヨハネス神父の男性器官が身をもたげる。
やがて柱のように固くそそり立つと、ジワジワと先端から液が先走りだす。
「ひっ!!ああんっ!!」
やがて神父が絶頂に達するや、まるでホースのような勢いで白く粘ついた液が噴き出した。


 「ふふふふ・・・見―ちゃった」
突然、そんな声が聞こえるや、ヨハネス神父はハッとして我に返る。
慌ててドアの方を振り向いて見ると、いつの間にか扉が開いており、修市が入ってきていた。
 「しゅ・修市くん・・・ど・・どうして・?」
思わずヨハネス神父が尋ねると、修市はクスリと笑みを浮かべながら答える。
「ちょっと授業のことでわからないことがありまして伺ったんですけどね・・。ノックしても全然返事が無いのでおかしいと思ったんですよ。それで失礼とは思いながらも・・・。
まさか・・・そんなことをされていたとはねぇ・・・」
「こ・・これは・・その・・・・」
ヨハネス神父は必死に弁解しようとするが、パソコンの画面はつけっ放しでDVDが流れたまま、そして腸液で汚れた十字架が転がっている今の状況では言い訳など出来るはずもない。
 「本当に・・いけない方ですねぇ・・・。神父でありながら、ホモDVDを見ながら一人エッチ、ご自分が何をされてるかわかってらっしゃるんですか?」
「い・・言わないで・・・」
恥ずかしくて、情けなくてヨハネス神父は顔をそむけてしまう。
「ふふ・・そんないけない神父様には・・・お仕置きが必要ですよねぇ」
「しゅ・・修市くん・・?」
恐る恐るといった様子でヨハネスは修市の方を伺う。
今までの経験からこんなところを見られた以上、どういうことになるかはわかってはいた。
 「おや?まさかこんなことしておいてお咎めなしで済むとでも思ってらっしゃるわけではないでしょう?」
「そ・・そんなことは・・思ってないです・・けど・・・」
「おやおや?まさか自分が悪いのに素直に認めることも出来ないんですか?」
修市の嘲弄するような笑みに思わずヨハネスはカッとなってしまう。
「馬鹿にしないで下さい!!私は子供じゃありません!!」
「へぇ、そうですかねぇ?」
だが、修市はさらに挑発するかのように言いやる。
「そうです!どんなお仕置きだって受けられます!!」
「だったら・・・証明していただきましょうかねぇ。さぁ、お仕置きを受ける格好になってもらいましょうか?」
「わ・・わかってますよ!!」
ブルブルと震える声でヨハネス神父は言う。
我ながら大人げない、バカなことをしていると思わずにはいられない。
だが、それでも子供扱いされたり、バカにされたりすると、みすみす罠に陥ることはわかっていても反発せずにはいられなかった。
 屈辱感と悔しさで全身を熱病患者のように震わせつつも、ヨハネス神父はベッドの上で両膝をついてうつ伏せになり、お尻を高く上げるポーズを取る。
「さ・・さぁ・・始めるなら・・さっさと始めたらどうですか!?」
震えながらも、修市の方を振り向くと、見栄を張るかのように挑発的に叫ぶ。
 (ふふふ・・・本当は恥ずかしいのに・・強がって・・・意地を張って・・本当に可愛らしいですねぇ)
ヨハネス神父の姿に修市はたまらない愛しさを覚える。
思わず顔がにやけてしまう。
だが、このまま眺めていては今回の目的を果たせない。
修市は持ってきたカバンの中から、わざと見せつけるかのように、ゆっくりと木製のパドルを取りだした。
 (あれは・・・・)
修市のパドルを見るや、ヨハネス神父はすぐに思いだす。
初めて修市からお仕置きを受けたときのパドルだ。
同時にそのときの記憶が蘇ってくる。
(あれで・・また・・お尻・・・叩かれるの・・・)
本能的に恐怖で全身が震えてしまう。
 「おやおや、もしかして怖いんですか?」
修市は神父が震えているのを見るとクスリと笑みを浮かべながら言う。
「な・・何を言ってるんです!?こ、怖いなんて思ってませんよ!!」
「そうですか?まあこのパドルで子供みたいにたっぷり泣いてしまいましたものね。怖がっても無理は無いですよねぇ」
「だから怖いなんて思ってませんってば!!それで叩く気なら叩けばいいでしょう!!」
叫ぶや否や、本能的にヨハネス神父は後悔する。
こんなことをいえば、またこのパドルで叩かれるのは確実だ。
「おや?いいんですか?このパドルで叩いても?手の方がよろしいんじゃないですか?」
パドルで叩かれたらとても耐えきれない。
それはよくわかっていた。
しかし、手にして欲しいなどとは、口が裂けても言えない。
年下の少年にいいように乗せられるのはこの上もなく悔しいが、それでも言わずにはいられなかった。
「平気です!!余計な気遣いはいりません!!」
「ふふ。それでは神父の勇気に敬意を表して・・・このパドルでお仕置きして差し上げましょうかねぇ」
そういうと修市はパドルを手にしてベッドの脇へ近づく。
空いている方の手でベッド上にうつ伏せになっているヨハネス神父の身体を押さえると、修市はパドルをゆっくりと振り上げた。


 バッチィィンンンン!!!
「くぅ・・・・!!」
乾いた大きな音と共に強い衝撃がお尻全体にゆっくりと広がってゆく。
(い・・痛いぃ・・・)
思わず苦痛に表情が歪むが、必死に声を押し殺そうとする。
バジィィンッッ!ビッダァアンッ!バアッアァンッ!バッジィィンッッ!
パドルが打ちつけられるたびにお尻に長方形の赤い跡が浮き上がる。
その痛みにヨハネス神父は両手でシーツをギュッと握りしめ、表情を歪ませる。
だが、決して声を漏らすまいと固く口を閉じていた。
 (ふふ・・・。絶対に・・泣くものか・・声を出すものか・・・そんな風に思ってらっしゃるんですね)
パドルを叩きつけながら、修市はヨハネス神父の意図を見抜く。
(本当は痛いのでしょう?恥ずかしいのでしょう?悔しいのでしょう?本音では泣きたい、叫びたいのでしょう?でも・・・他人の前で決してそんな姿を見せまいとしている・・。本当に・・・プライドが高くて・・意地っ張りで素直じゃないですね)
パドルで神父のお尻を少しずつ赤く染めてゆきながら心の中で修市はヨハネス神父に対してそう語りかける。
 (でも・・・あなたの・・そんな姿が・・・たまらなく・・・愛おしい・・・。僕にとっては・・・可愛くて・・・可愛くて・・・ならないんです)
お尻を叩きながら修市はそんな思いを胸中で吐露する。
 ビッダァンッ!バアッジィンッ!ビッダァンッ!ビバッジィンッ!
「・・ぁ・・・っ・・・ぁ・・・く・・・」
だんだん耐え切れなくなってきているのだろう、微かにヨハネス神父の口からうめき声が漏れ始める。
(うう・・痛ぁ・・・痛いぃ・・・た・・耐え・・切れない・・)
心の中でヨハネス神父は弱音を吐きそうになってしまう。
実際、目尻には微かに涙が浮かびかけ、額や手の甲にはジワリと汗が噴き出している。
 (でも・・泣いたら・・・絶対・・バカにされる・・子供だって・・思われちゃう)
そう思うと必死にヨハネス神父は歯を食いしばる。
バッジィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!バアッジィ~ンッ!
「くぅ・・!あく・・!あっ・・!くぅぅ・・・!」
さらにパドルの勢いが増し、より強烈な打撃がお尻に襲いかかる。
そのたびにより漏れる声が苦しげになり、シーツを掴む両手に力が籠る。
 「ふふ・・それにしても・・いけない方ですねぇ・・・」
パドルを叩きつけながら修市は言い聞かせるように口を開いた。
バッジィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!ビッダァ~ンッ!
「神父でありながら・・・いやらしいDVDを隠れて鑑賞・・」
ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!バアッジィ~ンッ!ビッバダァ~ンッ!
「ぐぅぅ・・!ひっ・・!ぎひ・・!あうっ・・!!」
ビッダァ~ンッ!バッジィ~ンッ!バッアァ~ンッ!ビッバダァ~ンッ!
「しかも・・・神聖な十字架であろうことか一人エッチ・・・本当に・・呆れた・・いけない方ですねぇ・・・」
「く・・くぅぅ・・うぅ・・くぅぅ・・・」
バチンバチンとパドルを打ちつけられている中、ヨハネス神父の目尻に光るものが浮かぶ。
「おやおや・・泣いてらっしゃるんですか?それじゃあ・・ますます子供みたいですねぇ」
「い・・言わ・・ない・・でぇぇ・・。しゅ・・修市・・くぅん・・。も・・もぅ・・許して・・お願い・・だから・・・」
お尻を叩かれているのが情けなくて、本当に痛くて、そして自分自身の浅ましさがたまらなくてヨハネス神父は泣かずにはいられない。
 「反省してらっしゃいますか?」
「してる・・してる・・から・・だから・・・」
「ふふふ・・・それじゃあ『ごめんなさい』してもらいましょうかねぇ」
「え・・・?」
修市の言葉にヨハネス神父は怪訝な表情を浮かべる。
 「どうしたんですか?悪いことをしたら『ごめんなさい』するのは当たり前でしょう?」
修市の問いに神父は顔をそむけてしまう。
(そんな・・・確かに・・・悪いのは・・私だけど・・。でも・・・『ごめんなさい』だなんて・・・あまりにも・・子供みたいで・・・恥ずかしい・・・)
自分に非があることはわかっていても、それでも素直には言えない。
 (ふふふ・・・恥ずかしがってますね。自分が悪いのはわかっていても・・・素直じゃありませんねぇ・・・でも・・そこが・・可愛いですよ・・)
素直に謝れない神父の姿に修市は可愛らしさを感じる。
「ふふふ・・・それなら・・素直になれるように・・してあげましょうかね・・」
そう言ったかと思うと、再び修市はパドルを振り上げた。
 ビッダァ~~~ンッッッ!!!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!!
「ひゃあああっっ!!痛ぃぃぃぃ!!!!!!」
突然、集中豪雨のような凄まじいパドルの嵐がヨハネス神父のお尻を襲う。
あまりの痛さに神父は背をのけぞらせて悲鳴を上げた。
 「ひぃぃぃんんん!!やめてぇぇ!!私が悪かったからぁぁぁ!!!ごめんなさいっ!!修市くんっ!!ごめんなさぁぁいいい!!!」
パドルの集中砲火にさすがにプライドも崩れ落ち、ヨハネス神父はごめんなさいを口にする。
「やっと言えましたねぇ。でも・・・こんなにお尻をぶたれないと言えないのはよくないですねぇ。いい機会です。ちゃんと素直に『ごめんなさい』出来るようにしっかりと躾けてあげますよ。もちろんお尻にね」
「そ・・そんなあっ!!やめてえっ!!お願いっ!許してっ!!」
ヨハネス神父は修市の残酷な宣告に必死に許しを乞う。
だが、修市は鬼畜な笑みを浮かべるとパドルをさらに熱心に神父のお尻に叩きつけ始めた。


 「また・・・やりすぎちゃった・・・」
修市はさすがに反省した表情を浮かべながらベッドを見やる。
ベッドの上ではヨハネス神父がぐったりした姿でうつ伏せになっている。
お尻は二回りくらいは大きく腫れ上がってワインレッドに染め上がり、顔には涙の跡。
お仕置きされているヨハネス神父の姿があまりにも可愛くて、愛おしくて、また気を失うまでお仕置きしてしまったのだ。
 「こんなにも・・いじめちゃって・・ごめんなさい・・・。でも・・・あなたが・・愛おしくて・・可愛くて・・たまらないんです・・。だけど・・そう思えば・・思うほど・・こんな風に・・あなたを・・いじめずには・・いられないんです・・・」
修市は気を失ってぐったりしているヨハネス神父の身体を起こすと、涙の跡が残る頬にキスをする。
そしてお尻に冷たいタオルをかけ、神父の身体に薄手の毛布をかけると、名残惜しそうな表情を浮かべながら静かに部屋を後にした。


 ―完―
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