スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マルコ神父3(BL・鬼畜要素あり)



(注:BL・鬼畜要素ありです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「ふぁぁ・・」
ネド神父は思わず大きなあくびをする。
「何そんな顔してるんですか。もう少しシャキッとしたらどうです?全くだらしのない」
大きなあくびで間の抜けた表情をさらすネド神父に対し、マルコ神父は手厳しい口調で言う。
 「仕方ないだろ、さっき起きたばっかりなんだからな・・・」
「だからってそんなだらしのない姿さらすのもどうかと思いますが?」
若いながらも基本しっかりしているマルコ神父にしてみれば、よくいえばワイルド、悪く言えばいい加減な感じのネド神父の生活態度には厳しくなる。
「相変わらず手厳しいな。うん?何だってそんなカバンなんぞ持ってるんだ?どこか出かけるのか?」
ネド神父はマルコ神父が旅行用カバンを手にし、どこかへ出かけようとしている雰囲気に思わずそんなことを尋ねる。
 「今日からフロン・ド・ブーフ教会へ行くんです。先日話したはずですが?」
「あ~、そうだったな。確かお前さんの恩師の・・・。忘れてた忘れてた」
マルコ神父の言葉にようやくネド神父は思いだす。
フロン・ド・ブーフ教会とはマルコ神父の神学校時代の恩師が預かっている教会。
最近身体を悪くしてしまったらしく、それでヘルプとして来てくれないかと声がかかったのだ。
 「いつ帰ってくるんだったか?」
「一週間後です。くれぐれも留守をお願いしますよ?何だか最近たるんでらっしゃるようですが?」
「わかってるって。お前さんこそ向こうに迷惑かけるなよ?」
「そんなこと言われるまでもありませんよ」
そういうとマルコ神父は駅へ向おうとする。
 「おい、ちょっと待て」
「何ですか?急ぐんですが?」
いきなり呼び止められたせいか、ややつれない態度でマルコ神父は振り返る。
「一週間後って確かお前さんが担当予定の結婚式が入ってる日じゃないのか?大丈夫なのか?」
「大丈夫なように予定は組んでありますよ。私がそれを忘れるとでも思ってるんですか?」
眼鏡のズレを直しながらマルコ神父はそう尋ねる。
「ならいいんだがな。しかしいくらしっかり者のお前さんでもついうっかりなんてことがあるからなぁ」
ニヤリとちょっと意地悪げな笑みを浮かべてネド神父はそんなことを言う。
「バカにしないで下さい!!確かにそんなことをしてしまったことはありますけど・・またそんなことをするほど私も間が抜けてるわけではありませんよ!!」
「そうだよなぁ。せいぜいまた俺に尻を叩かれないように頑張ってもらおうか」
「当たり前でしょう!!全く・・本当に最低なんですから!!あなたって人は!!」
すっかり機嫌を損ねてしまったマルコ神父は一刻でも早く離れようというのか、足早に去ってゆく。
 「あらら・・・ちょいとからかい過ぎたなぁ。すっかりヘソ曲げちまったな・・・」
マルコ神父の姿を見やりながらネド神父はそんなことを呟く。
(でも・・そういうところが可愛いんだよなぁ・・・。何とか・・・また・・・可愛がってやりたいもんだなぁ・・・)
全然取りつく島の無いマルコ神父の態度にたまらない愛しさを覚える一方、そんなマルコ神父をお仕置きで可愛がりたい、という、迷惑極まりないことを考えながらネド神父は去りゆくマルコ神父の姿を見送った。


 それから一週間後・・・・。
森に囲まれた質素な造りの教会。
その礼拝堂にマルコ神父の姿があった。
 「それにしてもすまなかったなぁ。君も忙しいだろうに」
杖をつき、人の良さそうな面立ちをした白髪の老神父はマルコ神父にそう言う。
「何をおっしゃるんですか。神学校時代はあんなにお世話になったんです。これくらいのことは当然ですよ。気にしないで下さい」
老神父に対してマルコ神父はそう返す。
「そんな風に言ってもらえると少しは気が楽になるよ」
「もう少し話していたいのですが・・そろそろ私も行かないといけないので・・・。お身体、お大事にして下さい」
「君も気を付けるのだよ、マルコ君」
「大丈夫ですよ、それじゃあ」
そういって恩師に挨拶するとマルコ神父はカバンを手にして教会を離れた。
 (身体を悪くしたと聞いてはいたけど・・・そんなに悪くなさそうでよかった・・・)
帰りの電車の中、マルコ神父は予想していたよりも恩師が元気だったことにホッと一息つく。
(とはいえ・・・田舎の小さな教会をあんなお年で、それも一人で守っていくのは大変だろうな・・・)
一週間のフロン・ド・ブーフ教会での勤めを振り返りながらマルコ神父はそう思わずにはいられなくなる。
恩師がいるフロン・ド・ブーフ教会は森に囲まれた小さな山村にある教会。
規模も小さく、また都会から離れた田舎にあるので、恩師である老齢の神父が一人で守っているような状況だった。
だからマルコ神父のように別の教会からヘルプの神父を頼んだりしている。
しかし、あくまでもバイト・非常勤のような感じだから決まった日にしか来られないし、また現在ヘルプで来ている神父も色々と事情があって今回は来れなかったらしい。
それで神学校時代の愛弟子だったマルコ神父にヘルプの依頼が来たというわけである。
 (少し・・・疲れたな・・・。時間はあるから・・少し休みますかね・・・)
そう考えると、少しだけ、そのつもりでマルコ神父は電車に揺られる中、目を閉じた。


 ウトウトしている中、微かに揺らすような感覚をマルコ神父は覚える。
薄っすらと目を開けると、駅員が身体を揺さぶっていた。
「お客さん、終点ですよ」
「ああ、そうですか。すみません、つい寝て・・え?」
駅員の言葉にふとマルコ神父は表情が強張る。
「あの・・?今、終点とおっしゃいました?」
「そうですけど。それがどうかしました?」
慌てて起きるや、マルコ神父は脱兎のごとき勢いで電車から飛び出すや、駅名とあたりの景色を確認する。
 乗り過ごしてしまったことを確認するや、今度は腕時計の方で時間を確かめる。
時間の方も、もう間に合わない。
やむなくマルコ神父は携帯電話を取り出すと、電話をかけ始めた。
「ああ・・。ネド神父ですか?ええ・・実は・・。はい・・申し訳ありません・・」
しばらく話した末に電話を切ると、マルコ神父は落ち込んだ様子で溜息をついた。


 結婚式が既に終わって時間もそれなりに経った頃、ようやくマルコ神父は教会へ戻ってきた。
寝室のドアを開けると同時に、ベッドに腰を降ろしたネド神父の姿が目に飛び込んでくる。
「おぅ、帰ってきたな」
何だか嬉しそうな声でネド神父は声をかける。
「はい・・。遅くなってすみません。あの・・結婚式は?」
「安心しろ。俺が無事にやっといたよ。お前さんの頼み通りにな」
「そう・・でしたか・・。それは・・・よかった・・・」
結婚式が無事に済んだと知ってマルコ神父はホッとする。
 「だがなぁ・・・お前さん、自分が仕出かしたことはわかってるだろうなぁ?」
内心の嬉しさを隠しきれない様子でネドが問いかける。
(き・・来た・・・)
ネド神父の問いかけにマルコ神父は思わず息を呑む。
寝過して終点まで行った挙句にもう結婚式に間に合わない、という時点で既に覚悟は出来ていた。
 「も・・申し訳・・・あ・・ありません・・。ご迷惑を・・かけて・・しまって・・・」
「口は素直だが、態度で示してもらおうかねぇ」
ニヤリと笑みを浮かべると、ネド神父はポンポンと軽く膝を叩く。
 その仕草を見るや、マルコ神父の表情が強張る。
ドSで機会あらば自分のお尻を叩く機会を狙っているネド神父。
墓穴を掘って絶好の機会を与えてしまった以上、宣告を受けるのはわかっていた。
しかし、頭ではわかっていても実際にそのときが来たとなると話は別だ。
 「どうした?」
「ど・・どうしたって・・・す・・素直に・・来れる・・わけ・・ないでしょう!!」
「おやおや~?悪いと思ってるんじゃないのか?」
「お・・思って・・ますよ・・でも・・」
「思ってればどんなに恥ずかしかろうが来れるんじゃないのか?それとも・・・その程度の人間だったのか?マルコ神父様は?」
トドメと言わんばかりにネド神父は嘲笑してみせる。
 「バカにしないで下さい!!私は子供じゃありません!!」
悔しくて思わずマルコ神父はカッとなって言い返してしまう。
だが、すぐに己の愚かさを自嘲せずにはいられなくなる。
こんなことを言えばもう逃げ道は無いのだから。
「だったらちゃんと来れるだろう?さぁ、来てもらおうか?」
「わ・・わかっていますよ!!行けばいいのでしょう!!」
もう逃れることは出来ないと覚悟を決めたせいか、マルコ神父はせめてもの抵抗のつもりか、胸を張ってネド神父の元へ向う。
だが、一見堂々とした足取りに見えるものの、微かに全身が恥辱に震えているのが見てとれた。
 (ククク・・・本当は恥ずかしいくせになぁ・・・胸張って平気なつもりでいるよ。それが・・・本当に・・可愛いなぁ・・)
虚勢を張って恐怖や羞恥をあくまで隠そうとするマルコ神父のそんな姿にネドはたまらなく愛しさがこみ上げてくる。
 傍までやって来ると、マルコ神父は食い入るようにネド神父の膝を見つめる。
頭ではうつ伏せにならなくてはいけないことはわかっていても、中々そうはいかない。
だからネドはワザと小馬鹿にするような笑みを浮かべてみせる。
それを見るや、マルコ神父の頬が悔しさと屈辱感で紅潮する。
直後、飛び込むようにしてマルコ神父はうつ伏せになった。
 「ふふん・・よく出来たな・・・」
そういうとネド神父はマルコ神父の頭をわざと撫でてやる。
「や・・やめて・・下さい・・」
子供扱いされる屈辱に思わずマルコ神父は全身を震わせる。
「あぁ、すまんすまん。ついご褒美をとでも思ってなぁ」
「そんなもの・・いりませんよ・・やるんだったら・・さっさとやったらどうです?」
「ふふ・・それじゃあお言葉に甘えるとすっか」
ネド神父はそう言うと、マルコ神父の上着の裾を捲り上げてズボンを降ろす。
あっという間に雪のように白くて綺麗な、神父の小ぶりなお尻があらわになった。
 (うぅ・・・見られてるんだ・・・)
お尻に外気を感じるや、羞恥がどっとこみ上げてくる。
(ふふふ、恥ずかしくて震えてんな。本当・・可愛い可愛い)
膝の上で恥辱に打ち震えるマルコ神父の姿にネド神父はニヤニヤ笑みを浮かべずにはいられない。
だが、いつまでもニヤついてるわけにはいかない。
メインディッシュはこれからなのだから。
 「行くぞ?覚悟はいいな?」
「い・・いつでも・・構いませんよ・・。さっさと・・やればいいじゃないか」
恥辱と恐怖でいっぱいにも関わらず、あくまでもマルコ神父は強がってみせる。
そんな姿に満足げな笑みを浮かべると、ネド神父は左手で頭を押さえ、ゆっくりと右手を振り上げた。


 パアアア~ンッッッッッ!!
「くぅ・・・・」
甲高い音と共にお尻の表面で痛みが弾け、ジィ~ンとお尻全体へと広がってゆく。
パアシィ~ンッ!ピシャア~ンッ!パッシィ~ンッ!パッアァ~ンッ!
音が響くたびにお尻に痛みが走り、マルコ神父はネド神父の上着の裾を掴む両手に力を込める。
 (また・・・お尻・・叩かれてるんだ・・・)
弾けるような音と共にお尻に感じる痛みが否応なしにその事実をマルコ神父に突きつける。
(何だって・・・また・・・お尻を・・叩かれるようなことを・・してしまうんだ・・・私の馬鹿!?)
口を一文字に引き結び、ネド神父の服の裾を握る両手に力を込めて耐えながら、マルコ神父は、自分自身を罵らずにはいられない。
 パッシィ~ンッ!ピッシャ~ンッ!パッチィ~ンッ!パッアァ~ンッ!
ネド神父の力強い平手は幾度となく振り下ろされ、手形を幾重にも刻み込みながらマルコ神父の白いお尻を少しずつ色づけてゆく。
 パッシィ~ンッ!パッアァ~ンッ!ピッシャ~ンッ!パッチィ~ンッ!
「・・・ぁ・・・・っ・・・ぅ・・・・ぁ・・・・」
耐えようとするものの、身体の方は意思とは裏腹に堪え切れなくなってきているのだろう、しっかり引き結んでいるはずの口が緩んで微かに呻き声が漏れ始める。
ピッシャ~ンッ!パッシィ~ンッ!パッアァ~ンッ!パッシィ~ンッ!パッアァ~ンッ!
「ぅ・・・くぁ・・・っ・・・ぁ・・・ぅ・・・・」
(ま・・まずい・・・声が・・・)
マルコ神父も、自分の口から苦痛の声が漏れ聞こえだしていることに気づく。
必死に口を閉じ、両手でネド神父の服にさらにしがみついて堪え切ろうとするが、そうはいかずに声が漏れてしまう。
 (よしよし・・・苦しくなりだしたみたいだな・・・)
ネド神父は膝の上のマルコ神父の様子を見ながらそう判断する。
(よし・・ちょっと・・仕掛けてやるか)
何かいいことを思いついたのか、ニヤリと微かに口元を歪めた。
 ピッシャ~ンッ!パッシィ~ンッ!パッアァ~ンッ!パッチィ~ンッ!
「う・・・あくぅ・・・あぅ・・・ぅあ・・・」
マルコ神父のうめき声はだんだん大きくなり、顔や手の甲からはジワリと汗が噴き出している。
お尻の方も全体がやや薄めながら赤く染まり出していた。
 「おぃおぃ、無理するなよ?」
「無理・・ですって?何を・・言ってる・・んですか?」
苦しげな表情を浮かべそうになりながらも、マルコ神父は耐えながら返事をする。
「痛いんだろう?痛けりゃ素直に泣くなり叫ぶなりすればいい。我慢は身体に毒だぞ?」
「余計な心配は無用ですよ。平気ですから」
マルコ神父はそんなことを言う。
本当は耐え難い。
しかし、素直にそれを認めるのは癪でたまらなかった。
神父としてそんなプライドや虚栄心はあるまじきものだとはわかっている。
だが、持って生まれた気質というのは中々変えるのは難しいもの。
以前の経験からこんな返答をすればネド神父がどういう手に出てくるかはわかり切っている。
だが、それでもネド神父に情けない様を少しでも見せるくらいなら、お尻が壊れる方がまだマシだった。
 「本当に平気なのか?苦しそうだぞ?」
「平気です!!こんなもの!蚊が刺したようなものです!!」
からかうようなネド神父の口調に思わずカッとなってマルコ神父は返してしまう。
「ふふん。そうかそうか。まだ余裕綽々ってところみたいだなぁ」
(き・・来た・・・)
嬉しそうなネド神父の口調にマルコ神父の警戒感は一気に高まる。
「それならもっと思い切り叩いても構わないよなぁ?」
(やっぱり・・・)
ネド神父の問いかけにマルコ神父はそう心中で呟く。
マルコ神父をたっぷりとお仕置きして泣かせることを企んでいるのだから、予想できた行動だった。
 「叩きたければ叩けばいいでしょう。あなたの平手打ちなんか幾らでも平気です!!」
自分の愚かしさに思わず罵りたくなるが、それでもマルコ神父はそう言わずにはいられなかった。
例えわずかでもネド神父に自分の情けない姿を見せたくない。
それが自らを蟻地獄に誘い込むような行動へと駆り立てていた。
 「ふふふふ・・・お前さん自身のお許しが出たことだし、本気を出させてもらうとするか」
「や・・やれるものならやってごらんなさい!!」
せめてもの抵抗にマルコ神父は振り返ってキッと睨みつける。
ネド神父はニヤリと笑みを浮かべたかと思うと、頭を押さえている左手により力を込め、再び右手を振り上げた。


 バアアアンンッッッッ!!!
「ぐ・・くぅぅぅ・・・」
まるで骨にまで響いてきそうな強烈な平手打ちに、マルコ神父の表情が心底痛そうなものへと変わった。
 ビッダァァンン!!バッジィィンン!!バッアァァンン!!ビバッジィィンンン!!
「ぐ・・くあっ・・ああっ・・あくうっっ・・」
一打ごとに目から火花が飛びそうな感覚を覚え、金魚のように口をパクつかせてしまう。
(い・・痛い・・・痛・・すぎる・・・)
思わずそんなことを心中で呟いた。
だが、それでも必死にネド神父の服を掴み、身体にしがみつくようにして耐えようとする。
 ビッダァァァンンン!!バッジィィンン!!バッジィィン!!バッアァァン!!
「ぐぁ・・かあっ・・かは・・ひぃんっっ・・」
「ったく・・お前さんともあろう者が何やってんだ?」
棍棒でも叩きつけるかのような強烈な平手打ちをお尻にお見舞いしながら、ネド神父はお説教を始める。
プライドの高いマルコ神父には、お尻を叩くだけでなく、お説教で己の過失を思い出させ、罪悪感や羞恥を煽るのもいい方法だったからだ。
 ビッダァァンン!!バアッジィィンン!!ビッダァァン!!バッアァァン!!
「ひぎっ・・ぎひっ・・ぎゃひ・・あひぃん・・はふぁん・・・」
「帰りの電車の中で・・一眠りはともかく・・・寝過ごすたあなぁ・・・」
バッジィィンン!!ビッバダァアン!!バッアァァン!!ビバッシャアンッ!!
「ひっ・・ぎぐひっ・・あひっ・・ひゃひっ・・」
マルコ神父が口をパクつかせ、いささか呂律が回っていない悲鳴を漏らす中、ネド神父は重い平手打ちを容赦なく叩きつけてゆく。
あっという間にマルコ神父のお尻は濃厚なワインレッドへと仕上がってゆく。
 「しかも・・そのせいで・・俺をはじめとする教会の皆・・・そして結婚式の出席者にどれだけ迷惑をかけたと思ってるんだ?え?」
ビッダァァン!!バアッジィィン!!ビッバダァァン!!バッジィィンン!!
「ぐっ・・ぐぐぅ・・ぐひっ・・ひぎひぃ・・・」
「出かける前、俺のことを弛んでるとか言ってたが、お前さんの方こそ弛んでるんじゃないのか?」
バシンバシンと強烈な平手打ちをお尻にくれてやりながらネド神父はそう問いかける。
 「うぅ・・そ・・それ・・以上は・・い・・言わないで・・下さいぃぃ・・。お・・お願い・・ですぅぅ・・」
今まで強情を張っていたマルコ神父だったが、ネド神父のお説教が効いたのか、そんな懇願をする。
(そろそろ・・オチかけて来た頃か?)
マルコ神父の態度がやや変化してきたことにネド神父はそう判断する。
(さすがに・・頃合いだろうな)
ネド神父はお尻の色づき具合を見ながらそんなことを考える。
 確かに彼は鬼畜でドSな男だ。
マルコ神父のお尻を叩けるものならいつまでもずっと叩いていたい。
しかし、だからといってお尻を壊したりはしたくない。
そもそも、好きな相手だからこそお尻を叩いたり、泣かせたりしたいのだから。
たっぷり叩きたいというのが本音だが、それでも相手の身体に対する最低限の配慮は持っていた。
 「少しは反省してんのか?」
「し・・していますぅ・・迷惑・・かけて・・申し訳・・ありません・・でした・・・」
「おぃおぃ、違うだろう?」
お尻を叩きながら、ネド神父はそう言う。
ラストスパートへの準備だ。
そろそろお仕置きから解放してやらねばとはネド神父も思っている。
しかし、終わりだと思うと却って欲が出てしまうもの。
ラストはラストで、今までより強烈なお仕置きをしたいと思わずにはいられないのだ。
 「な・・何を・・言いたいん・・ですか・・?」
「前教えただろう?こういうときは『ごめんなさい』だってな?さぁ、言ってみろ」
ネド神父は最後の罠を仕掛ける。
「そ・・そんな・・それ・だけは・・」
「んん~?言えないのか?反省してるんだろ?」
「そりゃ・・してます・・けど・・でも・・」
「でももストもないだろ?さぁ、言ってみろ?」
「イヤです!!」
マルコ神父は速攻で拒否する。
 「おや~?イヤだっていうのか?」
「当たり前でしょう!!だいたい、あなた私が嫌がるの知っててこんなことしてるくせに!!この鬼っ!!悪魔っ!!野蛮人っ!!」
堪忍袋の緒が切れたマルコ神父は、今まで押さえつけてきたものを一気に吐き出すかのように言いやる。
本気で怒りの声を上げる姿すら、ネド神父にとっては可愛くてたまらない。
同時に、おかげで最後の段取りを心おきなく実行できるようになり、満足げな笑みを浮かべる。
 「確かにお前さんの言う通りさ。しかし、それを承知でお仕置きを受けると言ったのはお前さんだぞ?」
「く・・・」
図星を指され、マルコ神父は言葉に窮する。
「それにしても・・イカンなぁ・・。自分が悪い癖に素直に謝れないどころか逆ギレ・・こいつはきつーいお仕置きが必要だよなぁ」
ネド神父がこれ見よがしに宣告するや、恐怖でマルコ神父の全身が強張る。
(ああぁ・・・怖いんだな?そんなところが・・・可愛くて可愛くてたまらないんだよ)
恐怖に身を縮こらせるマルコ神父の姿に思わず胸がキュンッとなりながらネド神父は足を組む。
おかげでマルコ神父の赤く染め上がったお尻がグッと突き上げられる。
さらに恐怖を感じているのだろう、目にはっきりわかるほどにマルコ神父の全身が震えだした。
しかし、それでも口には恐怖を出そうとしない。
そんなマルコ神父の意地っ張りな姿に可愛いと思い、また感心しつつもネド神父は右手を叩きつけ始めた。
 ビッダァ~~~ンンッッッッ!!!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!
「うっ!!うううっ!!うわぁぁああっっっ!!!!」
最初の強烈な平手打ちを皮切りに、高速連打の平手打ちが怒涛のように襲いかかる。
さすがにこれには堪え切れずにマルコ神父の口から悲鳴が上がる。
 バッジィ~~ンッッッッッ!!!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!
「うわああっ!ひっ!ぎひっ!痛ぁっ!痛っ!痛いっ!痛あっ!痛ぁぁいい~~っっ!!」
あまりの痛みにもはやプライドも何もかも吹っ飛んでしまい、マルコ神父は両脚を激しくバタつかせ、ロデオの馬のように全身をネド神父の膝の上で揺り動かす。
 「うわぁ~んっ!ひぃんっ!痛っ!痛ぁいっ!やめっ!やめてっ!ひぃんっ!許してええっっ!!」
マルコ神父はボロボロと涙をこぼして許しを乞うが、肝心の言葉が出てくるまでネド神父はワインレッドのお尻にこれでもかと平手の集中豪雨を浴びせ続ける。
「ひぃんっ!わぁんっ!痛っ!痛ぁいっ!ごめ・・ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!ネド神父っ!!ごめんなさいっ!!も、もうやめてえっ!!ごめんなさいっ!!」
マルコ神父は恥も外聞もかなぐり捨てて必死に『ごめんなさい』を口にする。
お目当ての言葉が出るや、ようやくネド神父は満足げな表情を浮かべ、お尻を叩く手を止めた。


 「ぐくぅ・・・痛ぁぁ・・・・」
目尻に涙を浮かべながらマルコ神父は背後を振り返ってみる。
お尻は倍近くは腫れ上がり、見事なワインレッドに仕上がっていた。
 「ふふふ、見事な赤だなぁ。まるでサルだなぁ。顔も紅潮してるから余計にそんな感じだよなぁ」
「あなたが・・やったんじゃ・・ないですか・・・」
「ああ、そうだったな、すまんすまん」
「全然悪いと思ってないくせに・・・・」
「まあそういうなよ。それよりこっち来い。手当てしてやるから」
「あなたの手当てなんていりません!!そんなことされるくらいならお尻が痛いのを我慢する方がずっとマシです!」
「相変わらずつれねえなぁ・・。まあそこが可愛いんだがなぁ」
「変なこと言わないで下さい。もう用が無いなら帰ります!」
マルコ神父はお尻が痛むのを堪えながら出て行こうとする。
そこへネド神父が後ろから追いかけたかと思うと、ドアのあたりで追いつく。
 「おい、ちょっと待て」
「何ですか!?こっちは急いでるんです!」
早くお尻の手当てをしたいのに邪魔をされ、カッとなってマルコ神父は振り返る。
同時にネド神父の顔が迫って来たかと思うと、キスされてしまった。
 「な・・何するんですか!!」
驚愕のあまり顔を真っ赤に染めてマルコ神父は叫ぶ。
「だから言ってるだろ、お前さんが好きなんだってよ」
「変なこと言わないで下さい!最低っ!」
マルコ神父はネド神父にビンタをくらわすや、お尻の痛みも忘れて脱兎の如き勢いで出ていってしまう。
 「あーあ、また殴られちまったな。まぁ、そういうところが可愛いんだがなぁ」
そんなことを言いながらニヤけた表情で去ってゆくマルコ神父をネド神父は見送った。


 ―完―
スポンサーサイト

theme : 自作BL小説
genre : 小説・文学

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

山田主水

Author:山田主水
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2投票
無料アクセス解析
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。