スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マルコ神父4(BL・鬼畜要素あり)


(注:BL・鬼畜要素ありです。許容出来る方のみご覧下さい)

 「ふふ・・・マルコ・・・」
ネド神父はニヤニヤ笑みを浮かべながらゆっくりと迫って来る。
「ちょっと!来ないで下さい!!」
対して、マルコ神父はまるで毛を逆立てたネコのような勢いで拒否しようとする。
 「ふふん。相変わらずつれないなぁ。だが・・・取り繕う必要なんかないんだぜ?」
「何を寝言を言ってるんですか?その年で耳が遠いんですか?」
「だから無駄なことはやめろって。俺のことが気になってしょうがないんだろ?」
「馬鹿なこと言わないで下さい!そんなわけ・・・」
途中まで言いかけるが、突然ネド神父にキスで口を塞がれてしまう。
「ふ・・ふるし(く・・苦し)・・・はなひ・・・」
抱きしめられた状態でマルコ神父は抗議しようとするが、ネド神父の舌が口腔内に侵入して来たかと思うと、マルコ神父の舌に激しく絡みつく。
 力強く濃厚なキスを交わしながらネドはマルコ神父の神父服を脱がしにかかる。
「ちょ・・やめっ!ひゃ・・あっ!!」
「ふふん・・ここまで来たら素直になることだぞ」
そういいながらネド神父はマルコ神父を押し倒そうとした。


 布団を跳ね上げんばかりの勢いでマルコ神父は上体を起こすや、両肩を大きく上下させて深呼吸する。
(ゆ・・・夢・・・)
胸に手を当てて深呼吸しながらもマルコ神父はホッとする。
(何て夢を見たの・・。よりにもよって・・ネド神父と・・あんな・・はしたない・・)
夢のトンデモない内容にマルコ神父は寒気を感じずにはいられない。
(これもそれも・・・いつも変なことばっかり言ってるから!!)
自分をお仕置きしたり、その後にとても信じられないことをしてくるネド神父に思わず怒りを覚えてしまう。
 (ん・・・あれ?)
不意にマルコ神父は妙な感覚を覚える。
何だか下半身がベタベタするのだ。
(ちょっと・・・まさか・・)
嫌な予感を覚えながらマルコ神父はパジャマのズボンを広げて己の下半身を見やる。
そこにはまごうことのない生理現象の証があった。
(そ・・そんな・・嘘っ!?)
マルコ神父は目の前が真っ白になってしまう。
まさか男同士の行為の夢なんてものを見た挙句にこんなことになってしまうとは。
あまりのショックに、しばらくの間、石のように固まって茫然としていた。


 「あのぅ・・・マルコ神父・・・?」
「はい、何ですか?」
自分より若い教会のスタッフが不意に呼びかけてくると、マルコ神父は何だか不機嫌な表情を浮かべながら返事をする。
「どうかしたんですか?」
「は?何を言っているんです?何でもありませんよ」
「でも・・何だか・・イライラ・・」
「だから何でもないといっているでしょう!それよりミサの準備は出来たんですか?人に話しかける暇があったら準備したらどうです!?」
「は・・はいぃぃっっっ!!」
マルコ神父の気迫に気圧され、若いスタッフは慌ててその場を立ち去った。
 (私としたことが・・・・)
洗面所の鏡に映る自身の顔を見つめながらマルコ神父は自己嫌悪に陥る。
(あまりにも・・大人げないですね・・。変な夢を見たせいでこんなにイライラした挙句に人に当たり散らすだなんて・・・)
先ほどの己の振舞いを振り返り、自身に呆れつつも反省する。
今朝見てしまったとんでもない夢とその結果のせいで、落ち着かずイライラしてしまい、その結果、若い者に八つ当たりしてしまったのだ。
まるで子供のような行為に恥ずかしいと思わずにはいられない。
 (それにしても・・何だって・・あんな夢・・)
マルコ神父は今朝の夢のことを思い出す。
(よりによって・・ネド神父と・・あんな・・はしたない・・イヤ・・神父としてあるまじきことを・・・)
思わず自身の身体に両手を回して抱え、全身を震わせる。
(でも・・どうして・・あんな・・夢で・・・まさか・・・ネド神父のことがそういう意味で気になってたまらないとでも?)
今朝の生理現象を思い出すや、必然的にそんな結論が浮かんでくる。
 (馬鹿!何を言ってるんですか!男同士ですよ!)
(そうですかね?ネド神父が折あるごとにキスしてくるのはよく知ってるじゃないですか?)
(何を寝言を!からかってるだけに決まってるじゃないですか!)
(ネド神父が本気なのはわかってるじゃないですか。それに・・本当は・・・気になってたまらないんでしょう?)
(違います!男同士でしかも神父なんですよ!それにあんな悪魔みたいな男、誰が気になると!)
(だから取り繕うのはやめたらいいでしょう?もっと素直になればいいでしょう?)
マルコ神父の心の中で様々な声が沸き上がり、入り乱れる。
神父の中で様々な感情が入り混じり、混沌とした状態になる。
同時に、散り散りに乱れる自身の感情に翻弄され、マルコ神父はだんだん落ち着きを失ってくる。
 不意に洗面所を飛び出したかと思うと、マルコ神父は凄まじい勢いで廊下を走るように歩きだす。
「あの・・マルコし・・・」
先ほどマルコ神父に叱られた若いスタッフが再び現れたが、マルコ神父の鬼気迫る表情に引いてしまう。
何か用があったのだろうが、マルコ神父の迫力に気圧されて何も言えず、そのままズンズンと去ってゆくマルコ神父を茫然として見送るしかなかった。


 バタンッという乱暴な音と共にドアを閉め、しっかり鍵まで掛けたところで、マルコ神父は部屋の中をぐるりと見回す。
室内には棚が幾つも並んでいる。
棚に置かれているのはワインやその他の酒の瓶。
ミサ用のワインや客をもてなすための酒を貯蔵する部屋だ。
すっかりイライラで感情が乱れているマルコ神父は、普段の冷静さをかなぐり捨てた、見たら引いてしまうような表情で部屋中を見回す。
そして、適当にみつくろって酒瓶を取りだしたかと思うや、栓を開け、何とグイグイと飲みだした。
酒瓶を空にするや、すぐさま別の酒瓶を取りだす。
そして、同じように飲み干してしまった。


 「おぃ、どうしたんだ?」
ふぁぁとあくびをしながらネド神父は若いスタッフに尋ねる。
「あ、ネド神父。あの・・マルコ神父が・・」
「ん?あいつがどうかしたのか?」
「酒の貯蔵室に入ったまま出てこないんですよ」
「何?珍しいな。誰か呼びに行ったのか?」
「いえ・・実は・・何だか起きてからやけに機嫌が悪くて、うかつに近づくとえらい怒られるんで・・・」
「なるほど、触らぬ神に祟りなしってか。わかった。俺が見てきてやろう」
「すいません」
「なぁに。構わんさ」
そういうとネド神父は貯蔵部屋の方へ向っていった。
 「ったく・・ご丁寧に鍵までかけやがって・・おかげで二度手間だよ」
そう愚痴を言いながらネド神父は鍵でドアを開ける。
一回来た際に鍵がかかっていることに気付き、取りに戻らなければならなかったのだ。
 ようやく鍵を取ってきて開けると、ネド神父は中へ入る。
「おぃ、マルコ神父・・何をし・・・」
床で大の字になっているマルコ神父を見つけるや、さすがにネド神父の顔色が変わる。
慌てて駆け寄り、起こしてみれば目はまるで渦巻のよう、顔は真っ赤で口からは酒の匂い。
あたりを見回してみれば空き瓶が幾つか転がっている。
すぐにも携帯を取り出すと、ネド神父は急いで電話をかける。
「あ!もしもし!○○病院ですか!?急患です!!」


 目を覚ましたマルコ神父の目に最初に飛び込んできたのはホッとしたようなネド神父の表情と病室の白い天井だった。
「大丈夫か?」
「あ・・ネド神父・・う・・・」
マルコ神父は思わず顔を顰めると頭を押さえる。
 「痛たた・・・一体・・・?」
「二日酔いだよ。急性アル中でぶっ倒れたんだよ」
「二日酔い・・・?急性アル中?」
怪訝な表情を浮かべながらマルコ神父はようやく思い出す。
変な夢のせいでイライラして落ち着かなくなってしまい、それを忘れようと酒を一気飲みしたことを。
 「そ・・そうでしたか・・。ご迷惑おかけして・・申し訳ありません・・・」
「全くだ・・何つぅ無茶苦茶なことやりやがったんだ・・」
そういうネド神父の顔色はどことなく青ざめている。
「とにかく・・・今は休め・・・。身体を治すのが先決だ」
「は・・はい・・」
さすがに素直にネド神父の言うことを受け入れる。
ネド神父もさすがに普段のからかうような態度を微塵も見せることは無く、マルコ神父が退院するまで、マルコ神父自身も驚くほど何くれとなく世話を焼いた。


 (さすがに・・・心配させてしまいましたね・・・)
マルコ神父はベッドの縁に腰かけ、ネド神父の様子を見やりながら反省する。
先ほど、退院の許可が出て教会へ戻って来たばかりだった。
帰って来るなり、ネド神父に部屋へ来いと呼び出されたのである。
 余程マルコ神父のことが心配だったのか、頬が痩せこけたりしてしまっている。
普段は自分をからかったりお仕置きで恥ずかしい思いをさせるものだからイヤな奴と思うが、さすがに痛々しくてたまらなくなってくる。
 (でも・・そもそもネド神父が変なこといつもしてるからじゃないですか・・)
ネド神父に頬が痩せこけるまで心配させたり、教会の皆に迷惑をかけたりしたことに対して罪悪感が沸く一方、原因をたどればネド神父の行状に行きつくせいか、反感も頭をもたげてくる。
 (何を言ってるんですか!理由はどうあれ人に心配や迷惑をかけたのは事実でしょう?お仕置きされたって文句が言えますか?)
(そうかな?そもそもネド神父が変なことしてくるから妙な夢を見たり、そのせいであんなことをしたんじゃないですか?それでもネド神父からお仕置きを受けるつもりですか?)
様々な感情がマルコ神父の中で交錯し、何とも不安定な心理状況になる。
 「おぃ・・マルコ・・」
「何です?」
普段とは違ったイライラした様子でマルコ神父は尋ねる。
「覚悟は・・出来てるだろうな?」
「覚悟・・?いつものようにお仕置きを受けろとでも?」
「決まってるだろう?さぁ、こっち来い」
ネド神父はそう言うといつものように軽く膝を叩く。
いつもならここで羞恥心と良心の板挟みになって煩悶するところだろう。
だが、いつもとはかなり違った心理状態になっているせいか、マルコ神父ははっきりと言った。
 「嫌です」
「何・・?何て言った・・?」
ネド神父は怪訝な表情を浮かべる。
いつもとは全然違う態度だったからだ。
 「あなたからお仕置きされるいわれなんかありませんよ」
「おぃ!どの面下げてそんなこと言ってる!?」
さすがに今回はネド神父自身もかなり驚いたり心配したせいだろう、売り言葉に買い言葉で思わずカッとなってしまう。
「それはこちらのセリフですよ。あなたこそ何の資格で人にお仕置きしたりしてくるんですか?迷惑もいいところですよ」
「いい加減にしろよ!散々他人に迷惑かけたり心配させといて、そんなこと言う気か?」
「何と言われようと・・あなたからお仕置きなんて受けたくありませんよ!いや・・顔だって見たくありません!!」
「わかった・・なら・・仕方ないな・・」
ネド神父はそういうと立ち上がり、マルコ神父にあっという間に近づく。
そして片手をむんずと捕まえたかと思うと、無理やりベッドまで引っ立てた。
 「ちょっと!何するんですか!!」
「お仕置きだって言ってるだろうが!」
「ちょ・・離して下さいっ!!」
珍しくマルコ神父は抵抗するが、ネド神父に腕力で叶うはずもなく、あっという間にいつものように膝の上に載せられてしまう。
それでも抵抗しようとするマルコ神父の腕を後ろ手に押さえ込むと、ネド神父はいつものようにマルコ神父の上着の裾を捲りあげ、ズボンを降ろしてお尻を出す。
同時に右手を振り上げた。


 バチィ~~ンッッッ!!!
「く・・・!!」
今回はネド神父自身も怒っているせいか、最初からかなり本気で叩いてくる。
思わずマルコ神父は苦痛に表情を顰める。
 バッチィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!ビッバダァ~ンッ!
「ちょっと!何を・・するん・・ですかっ!!」
お仕置きに入ってもまだマルコ神父は抗議し、抵抗しようとする。
「だからお仕置きだと言ってるだろうが!自分の仕出かしたことがわかってんのか!!」
普段の冷静さをかなぐり捨ててネド神父は叩きながら叫ぶ。
「あなたにお仕置きされるいわれなんかありませんよ!離して下さい!!」
「まだそんなこと言うのか!!」
そう叫びながらネド神父は平手を振り下ろし続ける。
 (何で・・・こうも強情なんだよ!?)
バシバシとお尻を叩きながらも、ネド神父は苛立ちと困惑を隠せない。
マルコ神父のことは誰よりもよく知っている。
こんな態度を取るにはそれなりの理由があるはずだ。
だが、それが全然見当もつかない。
 見当がつかないといえば、そもそもの発端もそうだ。
マルコ神父は決してヤケ酒やら酒の一気飲みやらをする人間ではない。
そのプライドから見苦しい様を他人に見せることを何よりも嫌っているからだ。
だが、そんなマルコ神父が生命の危機に陥りかけるまで酒をあおるとは。
あまりに想像できなかったし、また心底から心配もした。
いつもはマルコ神父が愛しくてたまらず、ついドS気質を働かせていじめてしまう。
しかし、今はそんな余裕すら今のネド神父には無かった。
 (何で・・こんな・・ことに・・・)
マルコ神父はお尻を叩かれながら歯噛みする。
(何を言ってるんですか。事情がどうあれ人に迷惑や心配をかけたんですからお仕置きされるのは仕方ないでしょう?)
理性はそう訴えかける。
(そうですか?そもそもネド神父のせいでしょう?それなのに大人しくお尻叩かれてるなんておかしくないですか?)
だが、同時にモヤモヤした感情とそこから来るものがマルコ神父の怒りや不平を呼び覚ます。
様々な感情が鬱屈するのを尻目にお尻はどんどん痛みを増す。
それがマルコ神父の感情をさらに頑ななものへと変えてゆく。
 「ネド神父っ!いい加減に離して下さいっ!」
「黙れ!お仕置きだって言ってるだろうが!!」
「だからあなたにお仕置きされるいわれなんかありません!!」
「いい加減にしろ!!何でそんなことを言うんだ!!」
「それは自分の胸に聞いてみたらどうです!!」
売り言葉に買い言葉で、さらに言い合いがエスカレートしてゆく。
「もぅ・・・・勘弁出来ん・・!!」
ネド神父は本気で怒ったのだろう、いつものように膝を組んでお尻を突き上げさせるや、思いっきり手を振りかぶった。
 ビッダァ~~~ンンンッッッ!!!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!
「ぐぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!」
強烈な平手打ちの嵐に、マルコ神父は苦痛の声を漏らし、背をのけぞらせる。
「今日は・・本気で・・怒ってるからな・・この程度じゃ・・許さん!!」
そういうとネド神父は平手打ちの嵐を降らせ始めた。


 「ハァ・・・ハアハアハア・・・」
ネド神父は両肩を上下させ、荒い息を吐く。
額には汗がドッと噴き出しており、疲れているのは明らかだった。
 「どうだ・・・マルコ・・少しは・・・反省・・したか・・」
ネド神父は荒い息を吐きながら膝の上のマルコ神父に呼びかける。
マルコ神父は全身がぐったりしており、お尻はワインレッドを超えて場所によっては紫っぽくなってしまっている。
当然、額や手の甲にはぐっしょりと汗が滲み、目尻には涙を浮かべている。
 「反省・・する・・こと・・なんか・・ありません・・よ・・」
(まだ・・言う気かよ・・・)
あまりの強情さにさすがにネド神父もウンザリする。
「いい加減にしろ!何だって・・・そんな強情を張るんだよ!!」
ウンザリしてネド神父は叫ぶ。
「どうして・・・あなたの・・・せいですよ・・」
「何?どういうことだ?」
マルコ神父の答えに、ネド神父は怪訝な表情を浮かべる。
マルコ神父は振り返るや、キッとネド神父を睨みつけ、叫ぶように言った。
 「あなたのせいで私はひどい状態になったんですよ!!いつもいつも変な悪ふざけとかするから!!おかげで私は変な夢を見た上にはしたないことになってしまったんです!!
そのせいで・・・そのせいで・・・変なことばっかり考えて・・・何が何だか・・・わからなくなってしまって・・たまらないんです!!だから・・・だから・・忘れたかった!!それこそ・・・酒に溺れてでも!!」
ありったけのものを吐き出すようにマルコ神父は叫ぶ。
ネド神父はしばらくの間、茫然としていた。
だが、ようやく我に返ると、ネド神父は恐る恐る尋ねる。
「そ・・そりゃ・・本当か?」
「本当ですよ!嘘や冗談でこんなこと言うわけ無いでしょう!!」
「ははは・・そうか・・何だ・・そうだったのか・・・ハハハハ・・・」
突然、ネド神父は笑い出した。
 「何がおかしいんですか!」
自分が置かれている苦しい状況を馬鹿にされたとでも思ったのか、マルコ神父は思わず叫ぶ。
「いや、すまんすまん。だが、お前さんのイライラの原因はわかったぞ」
ニヤリと笑みを浮かべると、ネド神父は言う。
 「お前さん、俺の事が気になってたまらないんだよ。つまり、俺のことが好きになりだしてるのさ」
「は!?馬鹿なこと言わないで下さい!?」
「論より証拠だ」
そういうやネド神父はマルコ神父を抱き起こすや、いつものようにキスをする。
だが、いつもと違って濃厚なディープキスだった。
 (な・・何こ・・・)
今まで味わったことのない感覚にマルコ神父は思わず蕩けそうになってしまう。
しかし、すぐにも我に返るや、思い切りビンタをくらわした。
 「な、何するんですか!?」
「何って、気持ちよくなかったか?気持ちよければ俺の事好きになってるのさ」
「は?馬鹿なこと言わないで下さい!!く・・・」
お尻の痛みを感じ、マルコ神父は思わずお尻を押さえて屈み込む。
 「おぃ、大丈夫か?」
思わずネド神父は心配そうな表情を浮かべる。
「こんなの・・平気ですよ・・近づかないで・・下さい」
お尻の痛みを堪えつつ、出来るだけ急いでマルコ神父は去ってしまう。
「相変わらずだなぁ。でも・・マルコも俺の事まんざらでもなくなってきたようだな」
ネド神父はマルコ神父の本心を知ることが出来たせいか、嬉しそうな表情を浮かべてボーっとしていた。


 「くぅ・・さすがに・・・きついですね・・」
自身でお尻に薬を塗りながら、マルコ神父は思わず痛みに顔を顰める。
(それにしても・・キスって・・あんなに・・気持ちいいものだったんですね・・)
先ほどのディープキスの感覚を思い出し、そんなことを思う。
だが、すぐにハッとした表情を浮かべて首を左右に振る。
 (何を馬鹿なことを考えてるんですか!!男同士ですよ!!)
理性は必死に否定する。
(それに・・ネド神父のことが・・好きですって!?何を・・バカな・・)
マルコ神父は必死に否定しようとする。
だが、そうすればするほどかえってネド神父の姿が浮かんでくる。
「あ~~っ!一体何なんですか~~!!」
思わず、マルコ神父は叫ぶや、不貞寝とばかりにそのままベッドに横になってしまった。

 ―完―
スポンサーサイト

theme : 自作BL小説
genre : 小説・文学

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

山田主水

Author:山田主水
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2投票
無料アクセス解析
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。