悪魔は心配性(SO2より:ルシ/アシュ、悪魔&神父パロ、BL要素あり)



(SO2を題材にした二次創作で、ルシフェルが悪魔、アシュトンが神父なパラレルものです。BL要素もあります。許容出来る方のみご覧下さい)


 「う~ん・・・何か納得いかないんだよなぁ・・」
アシュトンはパイプオルガンの楽譜と睨み合ったまま、難しそうな表情を浮かべる。
神父という職業柄、オルガンの腕は必要不可欠。
そういうわけで練習をしているのだが、どうやら納得がいかないらしい。
 「もう少し練習しようかなぁ・・・。でもその前に一休み・・・」
そこまで呟くとアシュトンは振り返って時間を確かめる。
「え?嘘!?」
時計が指し示す時間を見ると、アシュトンは思わず声を出す。
あまりに練習に熱中し過ぎたせいか、とっくに真夜中を回ってしまっていたのだった。
「いっけない!明日早朝からミサがあるんだった!早く寝ないと!」
そういうとアシュトンは慌ただしく寝室の方へ向っていった。


 「アシュトン、大丈夫かい?」
ミサの後片付けをしているアシュトンに対し、クロードが心配そうに尋ねる。
「ん?どうかした、クロード?」
クロードの問いにアシュトンは怪訝な表情で尋ねる。
「どうかしたじゃないよ。アシュトン、ちゃんと寝てるのかい?」
「や・・やだなぁ!?ちゃんと寝てるってば!いきなり何言うのさ!」
アシュトンはクロードの問いかけに思わず慌ててしまう。
 「ならいいんだけど・・・。でも目にクマが出来てるよ。本当はあまり寝てないんだろ?」
「うう・・ごめん・・実は・・・」
誤魔化しきれないと思ったのだろう、アシュトンは白状する。
「やっぱり・・・。いつも徹夜でオルガンの練習してたりするのかい?」
「うん・・。どうも納得いかなくて・・・」
「一生懸命なのはいいことだけど・・やりすぎて身体を壊したりしたら元も子もないだろう?」
「うん・・ごめん・・。気をつけるよ・・」
「わかってくれればいいんだけど。でも本当に気をつけるんだよ」
「ありがと、心配してくれて。でも大丈夫?早くいかないと間に合わなくなっちゃうんじゃない?」
「うわっ!?そうだった!」
クロードは礼拝堂内の時計を見るや声を上げる。
早くいかないと遅刻だ。
 「ごめん!アシュトン!じゃあ行くから!」
「あ!クロード!?忘れ物!」
そういうとアシュトンはクロードに剣を渡す。
クロードはこの街にある軍司令部に勤めている若い士官。
アシュトンとは友人で、折りあるごとに教会を訪ねていた。
 「じゃあ仕事が終わったらまた来るよ!」
「わかったよ~。お茶入れて待ってるからね~~~~」


 同じ頃・・・悪魔の国、難攻不落といった堅牢さを誇る巨大な城。
執務室らしい一室で、ルシフェルがジッとサディケルからの報告書を真剣な表情で読んでいた。
「サディケル!サディケルはどこだ!!」
「何ですか~、ルシフェル様?」
サディケルがやって来ると、ルシフェルは報告書を指差しながら尋ねる。
 「サディケル!?アシュトンは本当にしょっちゅう徹夜やら何やらやっているのか!?」
開口一番尋ねたのはアシュトンのこと。
アシュトンのことを調べさせた報告書だったからだ。
 「はい、アシュトン神父って夜遅くまでオルガンの練習したりしてるみたいですよ~」
「何だと・・・!?」
サディケルの報告にルシフェルは愕然とする。
「何と・・・何ということだ!しょっちゅう徹夜などそれでは不健康ではないか!!」
いきなりルシフェルは叫ぶ。
「サディケル!?やつの知り合いは誰も気づいてないのか!?何も注意せんのか!?」
「さぁ・・」
「さぁではないだろう!!きちんと調べて来い!?」
「は、はいっ!すぐに・・・」
サディケルは慌てて出てゆこうとする。
 「いや、待て」
「な、何ですか?」
突然、呼び止められ、サディケルは怪訝そうな表情を浮かべる。
「お前の報告を待っていたのではまだるっこい。私が自ら行こう」
「え・・?でも・・これからガブリエル様の御前会議が・・・・」
サディケルは思わずルシフェルを止めようとする。
ガブリエルとはこの宮殿の主で悪魔の国の王。
ルシフェルにとっては主君・上司に当たる。
ルシフェルは悪魔の国の大貴族、それも総理大臣をはじめとする閣僚クラスになる資格を持つ存在だ。
実際、この国で総理大臣に当たるポストについており、やり手の宰相として辣腕をふるっている。
当然、御前会議には出なくてはいけない立場だ。
 「構わん!適当に理由をつけて誤魔化せ!!」
「ちょ、ちょっと待って下さいよ~~~~~~~!!!!!」
サディケルが止める間もなく、ルシフェルは紅の翼を出したかと思うと、執務室の窓から飛んで行ってしまった。
 「どうしたんじゃ、一体何を騒いでおるんじゃ?」
サディケルの声を聞いて一人の老人が姿を現す。
老人の名はカマエル。
サディケル同様、ルシフェルの部下だ。
「あ!カマエル!大変だよ!?ルシフェル様が人間界に行っちゃったんだ!」
「な、何じゃと!?もうじき御前会議だというのに!?」
カマエルもサディケルの話を聞いて慌てだす。
「だから何かいい手考えて誤魔化さないと!カマエルも手伝ってよ!?」
「し・・仕方ないのう・・・」


 「う~~~ん。やっぱり違うんだよね~~~~」
アシュトンはオルガンに向かいながら頭を悩ませていた。
今夜もオルガンの練習をしているのだが、どうやらどうしても納得がいかないらしい。
 「もう少し・・・ここのパートをアレンジした方がいいかなぁ・・」
アシュトンは筆記用具を取りだすと楽譜に書きこみ始める。
「こうかな・・でも・・こうした方が・・・・」
だが、考えているうちにどういうパートにしようか迷いだしたのか、再び難しそうな表情を浮かべたときだった。
 バジバジ・・・バジジジ・・。
「な・・!何っ!?」
突然、妙な音が聞こえ、思わずアシュトンは振り返る。
すると宙にブラックホールが生じているではないか。
やがてそのブラックホールから銀髪の美青年が姿を現す。
ルシフェルだ。
 「え・・・!?」
アシュトンは思わぬ人物の来訪に目を丸くする。
ルシフェルはブラックホールから堂内に降り立つと、アシュトンの方をジッと見つめる。
 「ちょっと!君、何しに来たのさ!?」
「お前に話があるのだ」
「僕は話なんてないよ!忙しいんだから帰ってよ!」
「アシュトンには無くても私にはあるのだ!?」
(何!?一体何するつもり~~~~!?)
アシュトンは思わず恐怖を覚え、逃げ出そうとする。
そのとき、不意にアシュトンは目まいを覚えた。
(え・・?)
同時に床にアシュトンは崩れ落ちてしまう。
 「なっ!?アシュトンッ!アシュトンッ!しっかりしろ!?」
倒れてしまったアシュトンに慌ててルシフェルは駆け寄る。
アシュトンを抱き上げたかと思うや、急いで飛び出していった。


 「おぃ!?大丈夫なのだろうな!?」
ルシフェルはアシュトンを診察している医者に叫ぶようにして尋ねる。
「大丈夫だって。疲れがたまってぶっ倒れただけだって・・・ふぁぁ・・・」
診察をしながらボーマン・ジーンはそう答える。
ボーマンはこの街の医者&薬剤師。
アシュトンが倒れるや、この街で一番いい医者を魔力で探し出し、強引に叩き起こして連れて来たのだ。
 「おぃ!あくびなどするな!?貴様それでも医者か!?不真面目だぞ!?」
「仕方ねえだろ・・。真夜中にいきなり叩き起こされて・・・。しかも悪魔だか何だか知らないが診療所ごと家揺らしやがって・・・・」
「貴様がグズグズしているのが悪いのだろうが!」
ボーマンが不満顔で言うとルシフェルも言い返す。
ルシフェルはボーマンの診療所に駆けつけるや、魔法で家を揺さぶって叩き起こし、強引に連れてきて診療させたのである。
ボーマンならずとも文句の一つも言いたくなるというものだ。
 「まあいいさ・・・。んじゃ俺は帰るわ。もう心配はないだろうしな」
「その言葉・・・嘘ではないだろうな?」
「大丈夫だって。俺が嘘言ってるように見えるか?」
「ふん・・。食えん所があるようだが・・・信用してよさそうだな・・・」
そういうと、ようやくルシフェルはボーマンを帰してやる。
 「アシュトン・・・大丈夫だからな・・・。私がついているぞ・・・」
ルシフェルはベッドで眠っているアシュトンにそう呟いた。


 「うぅ・・・・・」
目を覚ましたアシュトンは自分がベッドの中にいることに気づく。
「気がついたのか」
呼びかけられ、振り返ってみると、そこにはルシフェルの姿。
「る、ルシフェル!?」
思わずアシュトンは声を上げてしまう。
 「何だ・・・人を化け物でも見るような目で・・」
「ごめん・・・っていうか君、悪魔じゃないか・・。っていうか何で僕ベッドにいるの!?」
「覚えていないのか?倒れたのだぞ?」
「あ・・そういえば・・・」
ようやくアシュトンは思い出す。
自分が礼拝堂で目まいを感じて倒れてしまったことに。
 「もしかして・・・君が運んでくれたの?」
「ふん・・・。光栄に思うがいい・・・」
「あ・・ありがとう・・・。でもさ・・君・・・何しに来たの?」
「そうだ!?大事なことを忘れていた!?」
ルシフェルはようやく自分の用を思い出す。
 「その前に・・・アシュトン・・具合はどうだ?」
「あ・・うん・・。大丈夫だけど?」
「どれどれ?ちょっと確かめるぞ?」
ルシフェルはアシュトンの額を触ってみる。
「ふむ・・。熱は無いな・・・。身体の調子ももう大丈夫そうだな。あの医者・・・ナリや態度はアレだが・・・確かに嘘は言っていなかったな・・・」
ボーマンの言葉を思い出しながら一人ルシフェルは納得する。
「これなら・・・構わんな。少々厳しくしても・・・」
「え・・・厳しく・・?な・・何するつもり・・?」
アシュトンは嫌な予感を覚える。
 「アシュトン・・・元々私はな・・・お前に説教しに来たのだ・・・」
「え・・?説教って?」
「うむ。お前をお仕置きして以来、どうにもお前の事が気になって、放っておけなくてな。部下に様子をみさせていたのだ・・・」
「そ・・そんなこと・・してたの・・?」
「まあそれはよい・・・。ところで・・アシュトン・・。しょっちゅう徹夜でオルガンの練習やら何やらやっているそうだな?」
「それが・・どうしたのさ?」
「どうしたのではないだろう!?その結果どうなった!?連日の徹夜で倒れてしまったではないか!?馬鹿者めが!?」
「う・・それは・・・」
「幸い私がたまたま来たからよいようなものの・・・もし誰もいなかったら・・どうなっていたと思うのだ?」
ルシフェルの言葉にアシュトンは思わず顔から血の気が引く。
確かにルシフェルが現われなかったら取り返しのつかない事態になっていたかもしれない。
 「わかったようだな?」
「う・・うん・・」
「ならば・・・話は早い」
そういうや、ルシフェルはアシュトンの手を掴む。
「ちょ・・!何するつもりさ!?」
「決まっているだろう!お前のそういう生活態度を叩き直すのだ!?文字どおりな!?」
「う・・嘘~~~~~!!!!????」
あっという間に引き寄せられたかと思うや、アシュトンはルシフェルの膝の上にうつ伏せに載せられてしまった。
 ルシフェルは素早くアシュトンの神父服を捲り上げ、ズボンを降ろしてお尻をあらわにする。
「ちょ!ちょっと!やめてってばぁ!?」
アシュトンは抗議するが、ルシフェルは構わず、左手でアシュトンの身体を押さえる。
そして右手を振り上げるや、思い切り振り下ろした。


 バッシィ~~ンッッッ!!
「痛あっっ!!」
最初から強い一撃に、アシュトンは思わず悲鳴を上げる。
パッシィ~ンッ!ピッシャ~ンッ!パッアァ~ンッ!パアッシィ~ンッ!
「やっ・・!ちょ・・!痛っ!あっ・・!」
バシバシと容赦のない平手を振り下ろすルシフェルに、アシュトンは苦痛の声を漏らす。
 ピッシャ~ンッ!パッシィ~ンッ!パッアァ~ンッ!パアッチィ~ンッ!
「全く!この馬鹿者がっ!一体何を考えているのだっ!?」
本気で怒っているのだろう、容赦のない厳しい声でルシフェルはお説教を始める。
 パッシィ~ンッ!ピッシャ~ンッ!パアッチィ~ンッ!パッアァ~ンッ!
「連日徹夜でオルガンの練習だと!?そんなことしたら不健康極まりないのはわかりきったことではないか!?」
バッシィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!バッジィィ~ンッ!
お仕置きしている間に感情がヒートしてきたのか、ルシフェルの平手打ちがさらに強まってゆく。
最初から容赦なく叩いているからか、アシュトンのお尻は赤く染め上がり、さらなる平手打ちでその赤はより濃く染まってゆく。
 バッシィ~ンッ!ビッダァァ~ンッ!バッアァ~ンッ!バッジィ~ンッ!
「だからって何で君にこんなことされなきゃいけないのさあっ!?」
バシバシとお尻を叩くルシフェルに対し、アシュトンは抗議する。
「何だと?」
アシュトンの抗議にルシフェルは思わず手を止める。
 「アシュトン・・まさか文句があるとでも言うのか?」
「あ・・当り前じゃないか!?何だって君にお尻叩かれなきゃいけないの!?僕の親でもあるまいし!?いい加減にしてよ!?」
「アシュトン・・・自分が悪いとは思っていないのか?」
「そ・・そういう・・わけじゃない・・けど・・・」
「ほぅ?ならば何故素直にお仕置きを受けないのだ?」
「だ・・だって・・」
「だっても何もないだろう?自分の身体を顧みずに無茶なことをするのはいいことか?」
「そ・・それは・・・・」
「アシュトンとて悪いことだとはわかるだろう?」
「それは・・そうだけど・・。でも・・・」
「だったら悪い子にはお仕置きが必要なのはわかるだろう。さぁ、大人しくお仕置きを受けるがいい」
「い・・いやだってば!?」
思わずアシュトンは逃げようとする。
だが、ルシフェルに空しく引き戻されてしまった。
 「全く・・・自分が悪いことをしておきながら・・・逃げるとは・・・。いかんな・・。本当に・・・悪い子だ・・・」
「ちょ・・・ル・・・ルシフェル・・?」
アシュトンは何やら嫌な予感を覚える。
「そんな・・悪い子には・・・もっともっと・・厳しくせんといかんな・・・」
そういうや、ルシフェルはおもむろに膝を組む。
おかげで、アシュトンは真っ赤なお尻を突き上げる体勢になった。
 (う・・・嘘でしょ~~~~!!!???)
アシュトンは心の中で叫ぶ。
この前、レオンを庇ってルシフェルにお尻を叩かれた際、実はこのポーズでも叩かれたのだ。
そのときの経験のおかげで、凄く痛いポーズなのはよく理解していた。
 ビッダァァァ~~~~~ンッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッ!!
「うわぁぁぁあんんんっっ!!!!!!」
強烈な平手打ちの嵐に、アシュトンは背をのけ反らせて悲鳴を上げる。
 「うわああ~~~んっっ!!ルシフェルっ!許して~~~~~!!!!」
「何を言う!悪い子にはきついお仕置きが必要だろうが!?まだまだ許さんぞ!!」
「そ・・そんな~~~~!!!!」
その後、アシュトンの悲鳴とルシフェルの激しく平手を叩きつける音が響き渡った。


 「ひぃぃん・・・ふぇ・・・ふぇぇん・・・」
ボロボロとアシュトンは涙をこぼして泣いていた。
お尻は今や濃厚なワインレッドに染め上がり、倍近く腫れ上がっている。
 「アシュトン?反省したか?」
ルシフェルはお尻を叩く手を止めて尋ねる。
「し・・してる・・よぉぉ・・。だ・・だから・・もぅ・・お尻・・叩かないでぇぇ・・」
「ならばもう徹夜などしないか?」
「しない・・しないよぉ・・。約束・・するから・・・」
「よし・・ならばいいだろう」
そういうと、ようやくルシフェルはお尻を叩く手を止めた。


 「ひぃん・・!ちょっと・・!もう・・少し・・優しく・・してよ・・・」
アシュトンはお尻の手当てをするルシフェルに思わずそういう。
「何を言うか!この私が手当てしているのだぞ!もっと光栄に思うがいい!!」
(そんなこと・・思えるわけ・・ないじゃないか・・。こんなに・・叩いておいて)
そう思ったが、口には出さない。
 「ところで・・・アシュトン、お前のそういう生活態度はお前自身しか知らないのか?」
お尻に薬を塗ってやりながら、ルシフェルはそう尋ねる。
「いや・・・。クロードとかも知ってはいるけど・・・・」
「何!?今まで誰にも叱られなかったのか?」
「う~ん・・・。クロードとかは心配してくれたりはしたけど・・・。叱るような人は・・いなかったかなぁ・・・」
「そうか・・・やはりそうか・・」
ルシフェルは考え込む素振りをみせる。
やがてしばらくして口を開いた。
 「よし!決めた!?しばらく私がお前の生活習慣やら何やらを改善させてやろう!?」
「は!?」
突然のルシフェルの発言にアシュトンは素っ頓狂な声を出す。
「このままではまた何か無茶をやらかすかもしれん。アシュトン、これから私が躾けてやる!」
「ちょ・・ちょっと!いいよ別に!それに君、魔界に帰らなくていいの!?」
「魔界がどうした!?お前を放っておく方が心配だ!?今日からつきっきりで私が躾けてやる!だから安心するがいい!」
「ええ~~~~~っっっ!!!!????」


 その後・・・・。
「サディケル、ルシフェル様は帰って来たのか?」
カマエルはサディケルがルシフェルからの手紙を読んでいるのを見ると、そう尋ねる。
「それが・・・」
サディケルはそう呟くとカマエルにも手紙を見せた。
 「な・・何じゃと!?」
カマエルは手紙を見るやビックリしてしまう。
しばらくアシュトンのところに滞在するから帰れないなどと書いてあったのだ。
 「ルシフェル様・・・あの人間が気になって気になってしょうがないって感じだったんだけど・・。どうやらゾッコンって感じみたいだね」
「そういう問題ではないじゃろ?今日の御前会議は何とか誤魔化したが・・・・」
「でも迎えに行って素直に帰って来るルシフェル様じゃないよ」
「そうだのう・・・・」
二人は互いに顔を合わせると、ため息をつかずにはいられなかった。


 それからしばらく経ったある日・・・。
パアシぃ~ンッ!パンッ!パンパンパンッ!
「うわあ~~んっっ!ごめんなさ~~いっっ!!」
アシュトンは両脚をジタバタさせながら必死に謝る。
お尻は既に真っ赤だった。
 「『ごめんなさい』は当たり前だろう!また徹夜しおって!!」
「そんなつもりなかったてば~~!ちょっと長引いちゃっただけなのに~~!!」
「徹夜したのは事実だろう!また懲りずにやりおって!今回は3回目だからな、前より厳しくするぞ!」
「そ・・そんな~~~!!許して~~~~!!!!!」
アシュトンは必死に許しを乞うが、ルシフェルは容赦のない平手打ちを降らせる。
心配性で厳しい悪魔のおかげで、今やアシュトンはルシフェルの膝の上にお仕置きされる日々を送っていた。
「うわああ~~~んっっ!!誰か助けて~~~~!!」
ひょんなことから悪魔に気に入られてしまった美青年神父、今日も彼のお尻は真っ赤っか、顔は涙でグショグショだった。


 ―完―
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theme : 自作小説(二次創作)
genre : 小説・文学

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