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万引き事件(SO2より:クロ/レオ、ルシアシュ悪魔&神父パロ、BL要素あり)



(SO2を題材にした二次創作で、ルシアシュ悪魔&神父パロです。BL要素もありです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「うう~~~ん・・・どうしよ~~~~」
レオンは貯金箱の中身を見ながら頭を悩ませていた。
「これじゃあ全然足りないよ~~~~~!!!」
貯金箱の中身をひっくり返したレオンはそう言う。
「このままじゃあいつに負けちゃうよ~~~~!!!」
レオンはそう叫びながら、今日のことを思い返していた。
 今日もいつものようにレオンはアシュトンに会いに教会へ来ていた。
「ん?」
レオンがたまたま廊下を歩いていると、何やらどこかの部屋から音や声が聞こえてくる。
気になって近づいてみると、微かに部屋のドアが開いており、そこから物音が漏れ聞こえてきた。
慎重に近づくと、レオンは中を覗いてみる。
すると、ドアの隙間から見覚えのある漆黒のローブが見えた。
(あいつ・・!?何やってんのさ?)
ドアの向こうにいる恋敵をレオンは食い入るように見つめる。
同じアシュトンに思いを寄せるライバル同士、自然にその行動が気になってしまう。
 「えええ~~~いっっ!!!ダメだダメだダメだ~~~~!!!」
怒りと共にルシフェルは出来たものを床に叩きつける。
「くそぉ・・・これではアシュトンにプレゼントなど出来んではないか!!誕生日までもう日が無いというのに・・・」
ルシフェルはそういうと、出来たものを見やる。
相変わらずスリ用のマジシャンハンドや偽造書類、爆弾類や毒薬、媚薬といった、とてもプレゼントには向かないものばかりだった。
 (あいつ!お兄ちゃんに誕生日プレゼントする気なんだ!!)
ルシフェルの言動からレオンはすぐにも察する。
「何故だ~~!!スキルレベルも最高、材料も最高のものを揃えているというのに~!!」
苛立たしい表情でルシフェルは材料を見やる。
用意されているのは、ミスリルやオリハルコンといったレアクラスの鉱石、危険なモンスターの生息地を命がけで行かねば手に入らない貴重な薬草など、最高の品ばかり。
しかし、それでも曰くつきのアクセサリーや武具、毒薬や媚薬などしか出来なかった。
「おのれおのれおのれ~~~~~~!!!!!」
イライラをぶちかけるかのように、ルシフェルは叫んでいた。


 (くっそ~~~!!僕だってお兄ちゃんが好きな気持ちは負けないんだからな~~)
家に帰ったレオンはルシフェルに負けてなるものかと、誕生日プレゼントを考える。
だが、レオンが持っているお金では、ルシフェルがプレゼント製作用に用意した中で、一番安い原料を買うことさえ出来なかった。
(お金が足りな過ぎるんだよ~~~!!どうしよう・・・)
必死になって考えているうちに、レオンはマテリアルキットを見つける。
(そうだ!?)
レオンはあることを考えつく。
すぐにもマテリアルキットや幾つかの種類のスキルブックを手にするや、その考えを実行に移し始めた。


 その翌日・・・・。
(何か・・・いい品がないかなぁ・・)
男性用アクセサリー店のショーウィンドウを覗き込みながらクロードはアシュトンへの誕生日プレゼントを考えていた。
クロードにとってもアシュトンは大切な親友。
誕生日にはプレゼントでも贈りたい。
使えるお金は限られてしまうが、それでも出来るだけいいものを贈りたいと、色々な店を回ってプレゼントを考えていたときだった。
 不意にレオンの姿が目に入ったかと思うと、アクセサリー店へと向かう。
(レオン・・?あれ?)
アクセサリー店に向かうレオンの手を見るや、クロードは訝しげな表情を浮かべる。
(あれ・・?マジシャンハンドじゃないか?どうして・・)
クロードはレオンがはめている手袋に不審を覚える。
マジシャンハンドはスリ行為など犯罪に使う道具だからだ。
 (まさか!?)
クロードは嫌な予感を覚える。
本能的にレオンを追ってアクセサリー店へと入っていった。
 (これが・・よさそうだなぁ)
レオンはジッとあるアクセサリーを見つめていた。
かなり手の込んだ細工を施した銀製の男性用アクセサリーを品定めしながら、レオンはそう考える。
(これにしようっと・・・。誰も・・・見てないよね?)
レオンは平静を装いながら周りを確かめる。
幸い、店員も他の客もいない。
(度胸のスキルは上げてあるけど・・・・やっぱり・・・怖いなぁ・・)
レオンはそんなことを思わずにはいられない。
ゆっくりとカバンを開けると、レオンは慎重にアクセサリーを取り上げ、カバンの中へ入れる。
そしてそのまま何食わぬ顔で店を後にする。
(やった・・・・うまく行きそう・・・)
そう思ったとき、背後からがっしりと力強い手がレオンを捕まえた。
 思わずレオンが振り返ると、そこにはクロードの姿。
「お・・・お兄ちゃん!?」
思わず、レオンは声を上げる。
「レオン・・・さぁ、出すんだ」
「な、何を!?」
「とぼけるんじゃないよ。カバンの中に隠したものを出すんだ!!」
レオンは咄嗟に逃げだそうとする。
だが、クロードは難なくレオンを押さえてしまうと、カバンの中から万引きしたアクセサリーを取り上げた。
 「あ・・・」
証拠の品を見つけられてしまい、レオンは真っ青になる。
「やっぱり・・。レオン、ここで待ってるんだ」
そういうとクロードは店へ戻ってゆく。
しばらくして、クロードが戻って来ると、恐る恐るレオンは口を開いた。
 「お兄ちゃん・・・さっきのやつは・・?」
「僕が買ったよ。そうすればレオンが盗んだのはわからないから」
「そ・・そう・・・」
「それより・・・とりあえず一緒に来てもらうよ」
そういうとクロードはレオンの手を引いてその場を立ち去った。


 レオンはクロードが暮らす軍司令部の寮に連れてこられると、落ち着かない様子で室内を見回す。
「レオン・・・」
「な・・何・・・」
「何だって万引きなんかしたんだい?」
「アシュトンお兄ちゃんの・・・誕生日プレゼント・・・用意したかったんだ・・・。あいつに・・負けないようなの・・・でも・・・僕が持ってるお金じゃ・・・足りなくて・・」
「事情はわかったよ。でもレオン、これは悪いことだってわかるよね?」
「う・・それは・・・」
レオンは思わず言葉に詰まってしまう。
 「だって・・だって・・・どうしてもお兄ちゃんのプレゼント用意したかったんだもん!!あいつになんか負けたくなかったんだもん!!」
「だからって万引きなんかしていいってことにはならないだろう?」
クロードがそういうと、レオンはとっさに逃げ出そうとする。
 「こら!どこに行くんだい?」
「は、離してよ~~~!!」
「何言ってるんだい。悪い子にはお仕置きだよ」
「やだやだやだ~~~~!!!」
レオンが嫌がるのを無視して、クロードは以前お仕置きしたときのようにレオンを膝の上に載せると、ズボンを降ろしてあっという間にお尻をむき出しにする。
左手でレオンの身体を押さえると、ゆっくりと右手を振り上げた。


 パッシィィ~~ンッッッ!!
「うわあっっ!!」
甲高い音と共にお尻の表面で痛みが弾け、思わずレオンは声を上げてしまう。
ピッシャ~ンッ!パッアァ~ンッ!パッチィ~ンッ!ピッシャ~ンッ!
「うわあっ!お兄ちゃんっ!痛いよっっ!!」
痛い平手をお尻に落とすクロードに、レオンは思わず声を上げる。
 「お仕置きだって言ってるだろ!全く・・・何を考えてるんだ!!」
バシバシとお尻を叩きながらクロードはお説教を開始する。
ピッシャ~ンッ!パッシィ~ンッ!パアア~ンッ!パッチィ~ンッ!
「この前毒なんか盛ってあれだけ叱ったっていうのに!!」
バッシィ~ンッ!ビッシャ~ンッ!バッアァ~ンッ!ビッダァ~ンッ!
「うわあんっ!ひゃあんっ!痛っ!痛ああっ!!」
本気で怒っているのだろう、お仕置きが始まってからまだそんなに経っていないはずなのに、お尻は赤く染まりだす。
 「それなのに・・今度は万引きなんかやって!!」
バッシィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!ビッバダァ~ンッ!
「痛っ!痛いっ!お兄ちゃん痛いってばぁっ!!」
両脚をバタつかせながらレオンは訴えかける。
「こんなことしてアシュトンが喜ぶとでも思ってるのかい!!人を悲しませるようなことはするんじゃないって言ってるだろう!!いい加減にしないか!!」
この間、厳しく叱ったにも関わらず、またとんでもないことをしでかしたレオンに、さすがにクロードも容赦ない。
 「わああ~んっ!ごめんなさい~~~!!どうしてもあいつに負けたくなかったんだもんん~~~~!!!」
「だからって万引きなんかしていいってことにはならないだろ!!今日は本気で怒ってるからな!!これを使うよ!!」
そういうとクロードが取り出したのはヘアブラシ。
 「ひ・・・!!お、お兄ちゃん!!ま、まさか・・・・・」
クロードの意図がわかったのかレオンは震えだす。
「そうだよ。今日はこれで叩くよ」
「や・・やだあああっっ!!!」
とっさにレオンは逃げ出そうとするが、クロードにあえなく捕まってしまう。
 「やだやだやだ~~~~!!!お兄ちゃんごめんなさああい~~~~~!!!」
「何言ってるんだ!!万引きなんかする悪い子は許さないよ!!」
クロードはそういうと背の方をお尻に向けて振り下ろした。
バアアアアンッッッ!!!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!
「うわあああんっっ!!痛いいぃぃぃ~~~~~!!!!!!」
ブラシによる打撃の嵐にレオンは絶叫を上げる。
「お兄ちゃああああんんんん!!許してよぉォぉ!!!!」
「ダメだって言ってるだろ!!しっかり反省しなさい!!」
「うわあ~~んっっ!!!」
その後、しばらくの間、レオンの悲鳴が響きわたった。


 「ひぃひぃん・・・ごめんなさぁい・・・ごめんなさぁぁい・・・」
レオンは泣きながら必死になって謝る。
だが、普段と違ってクロードは冷ややかな目でレオンを見下ろしている。
 「レオン・・・『ごめんなさい』程度で許してもらえるなんて思ってるのかい?」
「違・・・そうじゃないよ!!」
「レオン・・・お兄ちゃん、今日は本当に怒ってるって言ったよね?」
「ひ・・・!ま、まだ・・叩くの!?」
「もう叩かないよ。でも・・・別のお仕置きをするよ」
「え・・?」
レオンが怪訝に思っているうちに、クロードはレオンの服を直して抱き上げたかと思うと、寮を後にする。
 (ど・・・どこに行くつもり?)
レオンが怪訝に思っているうちに、クロードは司令部の建物に入ると、地下へと降りてゆく。
やがて、地下への階段を何回も降りたかと思うと、頑丈な鉄格子でがっしりと固めた上、完全武装した兵士がしっかりと固めているエリアまで降りて来た。
 (ど・・どこなの!?ここ!?)
レオンはクロードが連れて来た場所に恐怖を覚える。
クロードが何やら兵士に話しかけると、兵士は頷いて中へ入る扉を開け、クロードはレオンを抱きかかえたまま、扉の向こうへ入る。
 ドアの向こうに広がっていたのは、廊下を挟んで左右に頑丈な鉄格子が広がった空間。
牢屋だ。
「お・・・お兄ちゃん・・・」
顔を真っ青にしながらレオンはクロードの顔を見上げる。
クロードは何も言わないでレオンを抱きかかえたまま片方の牢屋へ近づくと、何とドアを開けてレオンを中に入れ、鍵をかけてしまった。
 「ちょっと!出してよお兄ちゃん!!」
レオンは鉄格子にしがみついて格子の向こうのクロードに訴えかける。
「ダメだよ。今日のレオンは本当に悪い子だったからね。本当に悪い子がどういう目にあうのか、ここでしっかり反省するんだよ」
「やだ!行かないでよ!幾ら叩いても怒ってもいいから!!だから行かないで!!お願いっっ!!!」
レオンは必死に叫ぶが、無情にもクロードはそのまま立ち去ってしまう。
あとにはレオン一人が取り残されてしまった。
 (そんな・・・そんな・・・お兄ちゃん・・・行っちゃったの・・・)
信じられないといった表情でレオンは外の廊下に通じる、鉄格子で固められた入口を見つめる。
「やだ!!やだやだ!!戻って来てよ!!!出してよ~~~!!!」
レオンは必死になって叫ぶが、返事は返って来ることは無かった。


 (そろそろ・・・・いいかな・・・・)
壁掛け時計を見ながら、クロードは頃合いだと判断する。
むろん、クロードとてレオンをこのまま牢屋に入れておくつもりなどない。
だが、最近のレオンはとてもイタズラや出来心では許容できないことばかりやっている。
だから少ない時間であっても、本当に牢屋に入れて悪いことをしたらどうなるのか、ちゃんと教える必要があると思ったのだ。
 (もう迎えに行ってあげないと・・・レオンがかわいそうだからな・・)
そう呟くと、クロードは腰を上げた。
 牢屋のある区域に戻って来るや、クロードは牢内のレオンの様子を見てみる。
レオンは蹲って座り、暗い表情で座っていた。
「レオン・・・レオン・・・」
クロードの声が聞こえるや、ハッとした表情でレオンは顔を上げる。
「お兄ちゃん!戻って来てくれたの!?」
レオンは鉄格子にすがりついて叫ぶ。
 「レオン・・・・本当に悪いことをしたらどうなるか・・・よくわかったかい?」
「ひぃん・・よく・・わかったよぉぉ・・。も・・もうしないからぁ・・・約束するからぁ・・・出してよぉぉぉ・・」
ボロボロと涙をこぼしながらレオンは必死に懇願する。
「よしよし。今、出してあげるからね」
クロードはそういうと牢の扉を開いてレオンを外に出す。
 「うわああ~~~~んっっ!!!お兄ちゃああ~~~んっっっ!!」
レオンはクロードにしっかりと抱きつくと、泣き出してしまう。
「よしよし・・・。怖かったかい?」
「ひぃん・・・本当に怖かったんだよ~~!!も、もう・・・お兄ちゃん達にも・・・ママ達にも・・・会えないんじゃないか・・。ずーっと・・・こんな・・暗くて・・・冷たいところで・・一人で暮らさなきゃいけないんじゃ・・・。そう思って・・すごく・・・怖かったよ~~~~!!!」
「ごめんな、怖い思いさせちゃって。もう離れないから、大丈夫だよ」
お仕置きとはいえ、怖い思いをさせてしまった分、クロードはレオンをしっかりと抱きしめてやった。


 「レオン・・・もう大丈夫かい?」
温かいココアを差し出しながら、クロードはそう尋ねる。
「う・・うん・・。大丈夫・・」
落ち着きを取り戻したのか、レオンはココアを飲みながらそう答える。
 「レオン・・・今日の怖さを忘れちゃダメだよ?レオンが悪いことしたら、ああなって、ご両親や僕達も辛い思いをすることになるんだよ」
「うん・・・。よくわかったよ・・。もうしないよ」
「わかってくれてよかった。レオンはいい子だね」
そういうとクロードは頭を撫でてやる。
 「でも・・どうしよう・・・あいつに負けないプレゼント・・・あげたかったんだけどなぁ・・・」
「レオン・・・あの悪魔が気になるのは仕方ないだろうけど、無理に張り合う必要は無いんだよ。それに・・・僕達は知ってるけど、あいつが知らないことがあるじゃないか」
「え?何だっけ?」
「ほら、アレだよ。アシュトンが凄く大好きなもの・・・・」
「ああ!アレ!?」
「あれなら僕が使えるお金でも何とかなるからね。どうだい、二人で力を合わせて、アレを造ってプレゼントしてみないかい?」
「わかった!!じゃあ早いうちにしちゃおうよ!!」
レオンはすっかりやる気になっている。
「わかったよ。まずは材料を用意しないとね」


 その後・・・アシュトンの誕生日当日・・・。
「アシュトン、これを受け取ってくれるか?」
ルシフェルはそういうとアシュトンそっくりな美しい天使の像を取り出す。
「悪魔の私がつくるのも・・・おかしなことだが・・・天使の像だ・・。もちろん・・モデルはアシュトンだがな・・・」
「ありがとう。でも・・・何だか僕がモデルだなんて・・・・照れるなぁ・・・」
「照れる必要などない!アシュトンは誰よりも美しいのだからな!」
ルシフェルがそんなことを言ったときだった。
 「アシュトンお兄ちゃん~~~」
「やぁレオンにクロードじゃない。来てくれたの?」
「うん。僕達もお兄ちゃんに誕生日プレゼントがあるんだ~~」
「え!?本当!嬉しいなぁ!!」
レオンの言葉にアシュトンは心から嬉しそうな表情を浮かべる。
「ちょっと待っててね、今持って来るから」
そういうとレオンは一旦出ていく。
 (プレゼントだと・・・一体何を用意したのだ?)
一方、傍らでそのやり取りを見ていたルシフェルは気が気でたまらない。
ルシフェルにとっても、ライバルの動きや用意した品は気にせずにはいられないようだ。
 やがてレオンが入って来るが、両手に抱えているものを見るや、ルシフェルは小馬鹿にしたような笑みを浮かべる。
(樽だと!?何を考えているのだ!)
 そう、レオンが持って来たのは花瓶くらいのサイズの小さな樽。
とてもプレゼントにふさわしい品とは思えない。
「うわあ~~。素敵な樽だね~~~」
「へへへ~~。僕とクロードお兄ちゃんで造ったんだよ~~」
「ありがと~。大事にするよ~~」
何と、アシュトンは小さな樽を受け取るや、目をキラキラと輝かせて喜んでいた。
 (な!?ななななな何ィィィィ!!!!!!!)
ルシフェルは予想外の光景に愕然とする。
「アシュトンお兄ちゃんは樽が大好きだもんね~~~。喜んでくれてよかった~~」
(な!何だと!?アシュトンは樽なんぞが大好きだというのかぁぁ!!??)
初めて知った事実にルシフェルは驚愕する。
 「あれ~?どうしたの~?まさかお兄ちゃんの好きなものが樽だって知らなかったの~?」
レオンはルシフェルの表情を見るや、そう言いやる。
「お兄ちゃんの好きなものも知らない癖に『旦那様』になるだんて言ってるの~?呆れちゃうよね~~~」
トドメと言わんばかりのレオンの一言にルシフェルは茫然としてしまう。
(樽に・・・・樽に・・・負けたのか・・・)
相当ショックだったのだろう、樽をもらって喜ぶアシュトンを尻目にルシフェルはフラフラと出て行った。


 「おのれぇぇぇ!!負けてなるものかぁぁ!!」
数日後、教会の庭では一心不乱に大工道具を振るっているルシフェルの姿があった。
アシュトンが相当の樽好きという事実を知ったため、レオンに負けてなるものかと樽作りに励んでいるのである。
(アシュトン!待っていろ!人間界はおろか、魔界ですら二つとない最高の樽を造ってみせるからな!!)
火事になってしまうのではというくらいの闘志を燃やしながらルシフェルは一心不乱に樽作りに励んでいた。


 ―完―
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theme : 自作小説(二次創作)
genre : 小説・文学

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