反省しない子には・・・(最遊記より:八/三、ハード要素あり)



(最遊記を題材にした二次創作です。キャラのイメージが原作と異なっている可能性があります。また、ハードなスパ描写も登場します。許容出来る方のみご覧下さい)


 「うぅん・・・・・」
薄らと目を覚ました八戒の視線に飛び込んできたのは悟空の顔だった。
「あ!起きたのかよ!?」
悟空は八戒が目を覚ますと、ホッとした表情を浮かべる。
 「あれ・・?悟空・・どうしたんです?」
八戒は悟空の様子に怪訝な表情を浮かべる。
「いきなりぶっ倒れて寝込んでたんだぜ?覚えてねえの?」
「え・・あ・・・」
八戒は悟空に言われてようやく思い出す。
昨日、突然高熱にうなされてそのまま気を失ってしまったのだ。
 「どうやら心配かけてしまったみたいですね。すみません」
「別に謝らなくたっていいって。治ったんだし」
「とりあえず皆に顔見せておきませんと・・・あれ?どうしたんです?何だか目が泳いでますよ?」
「え・・?な、何でもねえって・・・」
悟空はそういうが、明らかに様子がおかしい。
怪訝に思った八戒はベッドから立ち上がると、外へ出てゆこうとする。
 「あっ!マズイっ!外はやべえって!!」
「どうしてです?」
慌ててドアの外に立ちはだかった悟空に八戒はますます怪しいと感じる。
「悟空?もしかして僕に何か隠したり嘘ついてません?」
「ね・・・ねねねねえってば!そ、そんなこと!?」
その動揺ぶりが明らかに何か隠していると物語っているのに八戒は苦笑する。
 「悟空?嘘とか隠し事をする子はどうなりましたっけ?」
そう言われると、悟空は本能的にお尻を両手で庇う。
「わ・・・・わかったよ・・・。実は・・・」
隠しきれないと見た悟空はおずおずとした表情を浮かべると、恐る恐るドアを開いた。
 「・・・・・・・・・・・・・」
ドアの外に広がっている光景に八戒は言葉も出ない。
見渡す限りゴミ、ゴミ、ゴミ。
ゴミの山などというレベルではとても表現し足りない。
足の踏み場すらなかった。
 「な・・・何ですか?これ?」
八戒は怒りを抑えかねて尋ねる。
「ご・・ゴミ・・・」
「それはわかってます。悟空、僕が寝込んでたのはどれくらいです?」
「え・・えーと・・・一日・・・」
「たった一日でここまで汚したと?」
「ご・・ごめん・・・」
「ごめんじゃありません!!僕がいないと皆だらしないとは知ってましたけど・・。幾らなんでも限度というものがありますよ!!」
「だ・・だから・・・悪かったってば・・・」
「悪かったじゃありません・・。悟空・・・」
「な・・何・・?」
悟空は後ずさりながら尋ねる。
 「タバコとお金やカード類、一切持ってきてくれます?」
「え・・な、何で?」
「早く持ってきて下さい」
有無を言わせない三蔵の態度にやむなく悟空は言われた通り、タバコや財布、クレジットカード類を全部持ってくる。
 「これで・・本当に全部ですね?」
「あ・・うん・・多分・・」
八戒は改めてチェックし、一行が持っている全部だと確認すると、それを小型のバッグに入れ、どこかへ出てゆこうとする。
 「あれ?八戒、どこか出かけんの?」
「家出です」
「へ?」
八戒の言葉に悟空は目をパチクリさせる。
 「三人とも生活態度がだらしなさ過ぎます。僕も堪忍袋の緒が切れました。皆が反省するまで帰りませんから」
「ちょ、ちょっと!待ってくれよ!金とか全部持ってっちまうの!?」
カード類や財布を一切合財取り上げて出て行こうとする八戒に悟空は慌てる。
財布やカードが無ければ宿に泊まることはおろか、食事すら出来ない。
「八戒!そ、それだけは勘弁してって!」
「知りません。少しは反省して下さい」
そういうとそのまま八戒は非情にも宿屋を出て行ってしまった。


 「や・・やっと・・み・・見つけた・・・」
ハァハァと息を切らしながら、視線の向こうに八戒の姿を捉える。
八戒はレストラン内で食事中のようだった。
悟空達は三人ともどっぷりと汗を流し、息を切らせている。
八戒が怒って出て行ってしまったことに慌てて手分けして街中探し回り、ようやく見つけたのだった。
 「で・・・どうすんだよ?」
三人は互いに顔を見合わせる。
「って・・謝り通すしかねえんじゃねえの?」
「ったく・・・面倒かけやがって・・・」
三蔵はいつになく不機嫌な表情を浮かべている。
「と、とにかく行こうぜ。な、何とかしねえと・・・」
「そ・・そうだよな・・・」
「三蔵、そんな仏頂面してねえでとっとと謝っちまお?な、な?」
未だ不平顔の三蔵にそう言いつつ、悟空達はレストランの中へ入っていった。
 「は・・八戒ぃぃ・・」
悟空は恐る恐る八戒に呼びかける。
「何です?三人とも?」
八戒が尋ねると、いきなり悟空と悟浄は土下座した。
 「お!俺らが悪かったから!も、もう部屋汚したりしねえから!!か、片付けもちゃ、ちゃんとするって!!だ、だから帰って来てくれよ!!」
悟空と悟浄は必死になって謝る。
「二人とも本当に反省してます?」
「し、してる!!してるって!!」
「お、俺も!!」
悟空に続いて悟浄も謝る。
 「わかりました・・。そこまで言うなら二人は許してあげます・・。で・・・三蔵はどうなんですか?」
八戒はただ一人、相変わらずムスッとしている三蔵に尋ねる。
「あん?テメェなんぞに頭なんぞ下げられっかよ」
「さ、三蔵~~~。何言ってんだよ~~~~」
相変わらずの三蔵の態度にさすがに悟空も慌てる。
自分に非があるとわかっていても素直に謝るような性格ではないことは知っている。
しかし、この期に及んでこんな態度はまずい。
 「タンマ!タンマタンマタンマ!は、八戒!お、俺が三蔵の分まで謝るから!だ、だから勘弁してくれって!!」
何とか取り持とうと悟空は必死に謝る。
三蔵の強情振りのせいでまた八戒にヘソを曲げられてしまったらたまらない。
そんなことになったら三人とも日干しにでもなってしまう。
 必死に頭を下げる悟空にさすがに八戒もこれ以上自分が強情を張るのは悟空達がかわいそうとでも思ったのか、ため息をつきながら言う。
「わかりました・・。悟空と悟浄に免じて取りあえず帰ってあげます・・・」
「は・・八戒ぃぃ・・・」
八戒がそう言ったことにようやく悟空達はホッとする。
「ふん・・・最初からそうすりゃあいいんだよ」
全然反省していない態度でそういうと、三蔵は我先に出て行ってしまう。
「あっ!待ってってば!」
慌てて悟空達も後を追う。
 「やれやれ・・・仕方の無い人達ですね・・・」
苦笑すると八戒もようやく店を後にした。


 「おい!サル!もう少しまとめろよ!」
「何だよ!エロガッパ!そっちこそもっとていねいにやれよ!」
悟空と悟浄は言い争いながらゴミをまとめたり箒を動かしていた。
ようやく八戒が帰って来てくれたものの、完全に機嫌が治ったわけではなく、自分達で汚したものはちゃんと自分達で片付けて下さいと、自分達で後片付けさせられていた。
 「二人とも口ばかりで手が動いてませんよ?本当にやる気あるんですか?」
「あ・・あるって・・」
「だったらちゃんとやって下さい。でないと・・・」
目が笑っていない笑みを浮かべたかと思うと、八戒は顔に手を近づけて息を吹きかける仕草を見せる。
 「わ、わかったってば!!」
慌てて二人は手を動かす。
八戒のことだから脅しではないのはよく知っていたからだ。
 「あれ?三蔵、何自分だけ新聞なんか読んでるんです?」
焦った表情を浮かべながら悟空と悟浄が後片付けをしているさ中、三蔵だけはどこ吹く風といった様子で新聞を読んでいた。
 「あん?何だよ?俺もやれってのか?」
「当り前じゃないですか。この状況、三蔵にだって責任はあるでしょう?」
タバコの小山が出来た灰皿の列や転がっている酒瓶を見やりながら八戒は言う。
 「うるせぇ。俺がそんなこと出来るかよ。こいつらにやらせときゃあいいだろうが」
三蔵は顎をしゃくって必死に片付けている悟空達を指し示しながら言う。
「何を言うんですか。三人でやったことなのに、悟空達だけじゃ不公平じゃないですか。反省してないんですか?」
「あ?何だってそんなことしなきゃあならねえんだよ」
三蔵は不満そうな表情を浮かべて言う。
 「どうやら全然反省してないようですね。仕方ありませんね・・・・」
八戒はそういうとため息をつく。
元々素直に謝ったり、反省するような性格では無いのは知っているが、ここまで強情というか頑固だとさすがに八戒も見逃せない。
 「悟空、悟浄。二人はこのまま掃除してて下さい。僕は別室で三蔵と話がありますから」
「あん?俺にはねえよ」
「あなたには無くても僕にはあるんです。まさか拒否する気ですか?」
ニコリと、だが目は笑っていない笑みを浮かべて八戒は言う。
三蔵は不満げだったが、通じないと察したのか、渋々ながらも八戒と共に部屋を後にした。


 「何のつもりだ?こんなところに連れて来やがって?」
三蔵は相変わらずの調子で八戒に尋ねる。
「何のつもりだじゃありませんよ。三蔵、何か僕に言うことはないんですか?」
「あん?んなもんあるかよ」
「全然謝る気なんかないってことですか、それは?」
「へん。死んでもテメェなんぞに頭なんぞ下げっかよ」
「そうですか・・。では・・仕方ありませんね」
八戒は手を伸ばしたかと思うと、三蔵の手首をがっしりと掴んでしまう。
三蔵が気付いたときには、八戒の膝の上に載せられてしまっていた。
 「おぃ!何しやがる!」
法衣を捲りあげてお尻を出そうとしている八戒に三蔵は思わず振り返る。
「決まってるじゃないですか、お仕置きですよ」
「んだぁ!?何だってテメェにそんなことされなきゃならねえんだ!!」
「自分が悪いのに謝りもしない、悟空達の手伝いもしない、そんな悪い子は厳しく叱らないとダメでしょう?」
「ざけんなあっ!離しやがれ!!」
「ダメです。しっかり反省して下さい」
八戒はそういうと、三蔵の身体を押さえつけつつ、右手を振りあげた。


 バシィ~ンッッ!!
「ぐ・・・・!」
最初から力の籠った平手打ちに三蔵は思わず表情が歪み、呻き声が漏れる。
 バシィ~ンッ!バッシィ~ンッ!バッアァ~ンッ!ビッダァ~ンッ!
「全く・・・何やってるんですか・・・あなたって人は・・・」
平手を振り下ろしながら、やや呆れた口調で八戒はお説教を始める。
 ビッダ~ンッ!バッジィ~ンッ!バッアァ~ンッ!ビッバダァ~ンッ!
三蔵は必死に口を噤み、声を漏らすまいとする。
「僕がいないと生活態度がだらしないのは知ってましたけど・・・あそこまで・・・」
バッジィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!ビバッジィ~ンッ!バッアァ~ンッ!
「る・・るせぇ・・とっとと・・・離し・・・やがれ・・・」
怒りと屈辱で身を震わせながら、三蔵はそう言う。
 「それはともかく・・・。全然反省もしないし・・・・謝りもしない・・・。一体どういうつもりです?つまらない意地や面子なんかより、もっと大事なことがあるんじゃないですか?」
平手を振り下ろしながら八戒はそう三蔵に言い聞かせる。
 「う・・うるせえよ・・。テメェに・・・説教されるいわれなんかねえ・・。とっとと・・離しやがれ・・・」
だが、三蔵はあくまでも強情にそう言い張る。
「何言ってるんですか。三蔵が悪い子だから叱られてるんでしょう?どうしてわからないんですか?」
八戒は困った表情を浮かべながら言う。
幾ら素直ではないといっても、限度がある。
 「うるせえよっ!グダグダ説教たれやがって!!テメェは俺のお袋かよ!!離しやがれって言ってんだ!!」
だが、三蔵は逆ギレするや鼓膜が破れんばかりの声で叫ぶ。
 「三蔵・・・それは本心ですか?」
八戒は静かな口調で尋ねる。
「あ?だったらどうだってんだ?」
「いい加減にしなさい!!!」
ビッダァァァ~~~~~ンッッッッ!!!!!
八戒は普段からは予想もつかない声を上げるや、思いっきり三蔵のお尻を引っぱたいた。
あまりの衝撃に三蔵は背をのけ反らせ、息がつまったような表情を浮かべる。
 「もう・・・本気で怒りました・・・。今日という今日は・・・・許しません・・」
目が据わった表情で呟くと、八戒は乱暴に三蔵をベッドの上に投げ出した。
「く・・テメェ・・何しやがる!!」
叩かれてほんのり赤く染まっているお尻が布団に触れ、その痛みに顔をしかめながら三蔵は文句を言う。
だが、八戒はそれに構わず、部屋を後にしたかと思うと、バッグと箒を持って戻って来た。
 八戒はバッグを開けたかと思うと、中から何やら取り出す。
取り出したのは幾つかの紐と、以前三蔵にお仕置きをした際に使ったパドル、そして何故か子供用のおねしょパッド。
 「おい・・・何しやがる気だ・・・・」
これらの道具にさすがに三蔵も危機感を抱く。
「本気で怒ってるって言ったでしょう?それを思い知らせてあげます」
八戒はそういうと、まず紐類を手にする。
三蔵がマズイと思った時には既に遅く、両手を拘束されてしまっていた。
さらに八戒は両膝の裏に箒を通し、紐で縛りつける。
おかげで三蔵は両脚を開いた体勢で拘束されてしまい、さらにひっくり返されて、ベッドの上でお尻を突き上げた体勢にされてしまう。
その上で、八戒は両膝の間におねしょパッドを敷いた。
 「おぃ・・・何しやがる気だ・・・・」
この体勢にさすがに三蔵も内心の動揺を隠しきれない。
「お仕置きに決まってるじゃないですか。さぁ・・・行きますよ」
冷ややかな声で言うと、八戒はパドルを振りあげた。


 ビッダァァァァ~~~~~ンッッッッッ!!!!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッ!!!
「!!!!!!!!!」
凄まじいパドルの嵐に、三蔵は声にならない声を上げる。
あっという間にお尻は濃い赤へと変わってしまった。
 バッジィィ~~~~~ンッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!
「が・・・がは・・・ぎ・・ぎひぃぃ・・・・」
凄まじい打撃の嵐に、さすがに三蔵の表情もありありと苦痛に彩られる。
 「て・・てめぇぇ・・・こ・・殺す・・気・・かよ・・・」
憎々しげな表情で振り返ると、三蔵は睨み殺してやると言わんばかりに八戒の方を睨んでくる。
「だったら『ごめんなさい』しますか?」
「るせぇぇ・・・。そんな・・真似・・・するかぁぁ・・・」
「では仕方ありませんね」
八戒はそう言うと、思い切りパドルを叩きつける。
 「ぎ・・・!!ぎぎひぃぃぃ・・・!!!」
背をのけ反らせ、苦悶の表情を浮かべると共に、シャアアアアと生温かい、湯気が立つ液体がシーツ上のおねしょパッドに降り注ぐ。
あまりの苦痛で失禁してしまったのだ。
 「あらら・・・おもらしまでしちゃいましたねぇ・・・・」
「う・・・うるせぇぇぇ・・・・・」
三蔵は全身を震わせる。
悔しくて、情けなくて、恥ずかしくてたまらない。
心の中では死にたいくらい恥ずかしさでいっぱいだろう。
強がっているものの、目尻には微かに光るものも浮かんでいる。
 「三蔵、もう意地を張るのはやめませんか?素直に『ごめんなさい』したらどうです?」
最後のチャンスといわんばかりに八戒はそう言う。
「う・・うるせえぇぇ・・・。引っぱたきゃあ・・・そうすりゃあ・・いい・・だろうがぁぁぁ・・・」
だが、三蔵はそれでも謝ろうとしない。
八戒はため息をつきつつも、まだまだ許すわけにはいかないと覚悟を決めると、バドルを振りあげた。


 (また・・・やり過ぎてしまいましたね・・・・)
ベッドの上で気を失って倒れている三蔵を見やると、八戒は反省する。
お尻はかなり痛々しい状態になってしまっていた。
三蔵が頑として謝らないため、許すに許せず、気を失うまで叩く羽目になってしまったのだ。
 (僕もいけませんね・・。頭に血が上り過ぎて・・)
気絶するまで叩いてしまった自身を振り返りながら八戒は心の中で呟く。
(もう少し・・・・やり方を考えませんと・・・。これじゃあ・・・虐待ですよね)
そう反省しながら、八戒は三蔵のお尻に薬を塗ってやっていた。

 ―完―
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theme : 自作小説(二次創作)
genre : 小説・文学

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