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魔王ガブリエル(SO2より:ガブ/アシュ、ルシアシュ悪魔&神父パロ、鬼畜・BL要素あり)



(SO2を題材にした二次創作で、ルシアシュ悪魔&神父パロです。鬼畜・BL要素もあります。その点をご了承の上でお読み下さい)


 「うぅ・・・ひぃん・・」
「大丈夫か?今、手当てするからな」
ルシフェルは涙目なアシュトンを抱きしめながら、お尻に薬を塗ってやる。
お尻は濃厚なワインレッドに染まっており、お仕置き後なのは一目瞭然だった。
 「くぅ・・うくぅ・・」
「い、痛かったか?」
ルシフェルはアシュトンが痛そうな表情を浮かべるや、思わずそう尋ねる。
「だ・・大丈夫・・。それより・・もう少し・・強く・・抱きしめて・・くれる?」
「こ・・こんな・・感じか?」
ルシフェルはお尻に薬を塗りながら、さらにアシュトンを抱きしめる。
 「あ・・うん・・。こんな感じ・・・。こうしてると・・・・何か・・・安心出来るんだ・・・。お仕置きされた後って・・・温もりが欲しくなるから・・・」
「そうか・・・。そうだ、夕飯はお前の大好きなハンバーグにしよう。腕によりをかけて造るから楽しみにしているがいい」
「ありがとう。楽しみにしてるよ」
「ふふ。任せておけ」
ルシフェルは愛情の籠った笑みをアシュトンに向ける。
アシュトンも返すように優しい笑みを浮かべてルシフェルを見つめた。
 (あのルシフェルが・・・あんなにも・・・優しい笑みを浮かべるとは・・・。驚いたな・・・)
水晶球に映るルシフェルの姿に、その人物は目を見張る。
球を見ているのは、白いローブ姿の男。
見事な真紅の髪の持ち主で、ルシフェルより年齢は高めだが、劣らぬ美貌の持ち主。
男の名はガブリエル。
魔界の王にしてルシフェルの主君・上司に当たる人物だ。
 (しばらく前から・・・どうも様子が妙だと思っていたが・・・・こういうわけだったのか・・・・)
ガブリエルは、アシュトンの世話を焼くルシフェルの姿に、得心がいった表情を浮かべる。
少し前から、ルシフェルの様子がどうも妙だという噂が立つようになっていたからだ。
(私を蹴落とそうと・・・策でも巡らせているのかと思ったが・・・)
ガブリエルはそんなことを考える。
魔界は実力が全ての世界、下剋上や陰謀はよくあること。
ルシフェルの様子がおかしいという情報が入ってきたとき、真っ先に考えた可能性がそれだった。
それで、使い魔を通じて監視しているのだが、その結果はガブリエルには意外なものというわけだった。
 (それにしても・・・信じられん・・。ルシフェルが・・・自ら・・・あそこまで・・面倒を見ているとは・・・。この目で見ていなければな・・・)
ガブリエルはそのことに本当に驚く。
有能かつ冷酷非情、使えない者や刃向かう者は容赦なく切り捨てる。
それが、ガブリエルはじめ、魔界の者たちが知るルシフェルの姿。
そんなルシフェルが、朝から晩まで、一介の人間の世話を焼いている。
しかも、ルシフェルの方が惚れ込んでおり、うっかりアシュトンの機嫌を損ねてしまったときなど、土下座までして許しを乞う。
実際に見ていなければ、とても信じられる姿では無かった。
 (だが・・・・これはこれで面白い・・・)
アシュトンの世話を焼くルシフェルの姿に、ガブリエルはニヤリと笑みを浮かべる。
(そうだ・・・・いいことを思いついた・・・・)
ガブリエルはいかにも悪企みをしている笑みを浮かべ、二人の姿が映る水晶球を見つめながら、考えを巡らせていた。


 「いってらっしゃ~い。気をつけてね~~」
空高く飛んでゆくルシフェルの後ろ姿を見送りながら、アシュトンはそう声をかける。
今日は定例の出勤日、だからルシフェルが魔界へ出勤するのを見送っているわけだ。
「さてと・・。僕も掃除とかしちゃわないと・・・」
アシュトンはそういうと、箒を持ってきて庭を掃きだす。
そうして一時間ぐらい庭掃除をした頃だった。
 突然、何もない空間にブラックホールのようなものが現れる。
「え!?な、何!?」
一瞬驚いたアシュトンだが、本能的に後ろへ飛び退こうとする。
だが、僅かに早くブラックホールがものすごい勢いで周りのものを吸い込み始めた。
 「う・・うっわああ~~~~!!!!」
あまりの吸引力に耐えきれず、アシュトンはブラックホールへと吸い込まれてしまう。
やがて、完全にアシュトンが吸い込まれるや、ブラックホールも消えた。


 「ん・・・あれ・・?」
目を覚ましたアシュトンは自分が見知らぬ部屋にいることに気づく。
(一体・・・何で・・?あ・・そういえば・・)
身体を起こしながら、アシュトンは自分がブラックホールに吸い込まれたことに気づく。
 (どこなんだろう・・・。凄い・・ゴージャスだなぁ・・・・)
アシュトンは部屋の中を見回す。
室内はどれも豪勢な調度品で飾られている。
一介の平神父であるアシュトンには縁の無い品ばかりだった。
 (でも・・何だか・・おどろおどろしいなぁ・・・)
調度品を見ていて、アシュトンはそんな感じを抱く。
確かにどれも美しい。
しかし、その美しさには、邪悪さや淫らさといった、何らかのダークな要素も感じられた。
 無意識のうちにアシュトンは窓に近づき、外を見てみる。
「嘘・・・どこなの・・ここ!?」
アシュトンは窓の外に見えたものに思わず目を見張る。
窓の外から見えたのは巡回中らしい兵士。
しかし、鎧こそ人間のものと同じだったが、着ているのは明らかに魔物だった。
空を見やれば、空を飛ぶタイプのモンスターが飛んでいる。
どう見ても、人間の世界ではない。
 「ふふふ・・・初めての魔界は驚いたかな?」
不意に背後から声が聞こえ、思わずアシュトンは振り返る。
すると、真っ赤な髪に白ローブの男の姿があった。
 「あ・・あなたは?そ・・それより・・さっき・・何て?」
「私の名はガブリエル。ここの主だ。そして・・ここはお前達人間が魔界と呼ぶ世界だ」
「えええ!!?ど、どうして!?」
「私が呼んだのだ。どうしてもお前に会ってみたくてな。アシュトン・アンカースよ」
ガブリエルはニヤリと笑みを浮かべながら言う。
 「え?どうして・・僕の名前を?」
「ふふん。部下の動向をきちんと掴んでおかなければ魔王は務まらんのでな」
「部下・・。ってもしかしてルシフェル・・。って、え!?魔王!?」
アシュトンの目の前の人物の正体に気づくや、とっさに踵を返して飛び出そうとする。
 「こら。どこへ行く気だ?」
「いやあああ~~~!!か、帰る~~~!!」
「何を言っているのだ。ここは魔界だぞ?人間のお前ではどうあがいても人間界には帰れんぞ。安心しろ。お前を取って食おうなどとは思っておらん」
「ほ・・本当に?」
恐る恐るアシュトンは尋ねる。
「本当だ。だから安心するがいい」
アシュトンはその口ぶりに嘘ではないと思ったのか、ようやく落ち着く。
 「あの・・ところで・・・何のために・・僕を呼んだんですか?」
「ああ。忘れるところだった。まあ取りあえず・・・お茶でもするがよい」
ガブリエルが命じると、召使いらしい魔物達があっという間にテーブルやティーセットを整え、お茶会でも開ける状況になる。
 「まあ簡単に言えばお茶でもしながらお前とルシフェルのことを色々と話してもらえばよいのだ」
「え・・?でも・・ルシフェルの上司なんですよね・・?それじゃあ僕より知ってるんじゃ?」
アシュトンは怪訝な表情を浮かべる。
「そうでもないのだ。ルシフェルめ・・・お前と一緒にいるときにしか見せぬ姿もあるのだよ・・・。だから色々と聞かせてもらうぞ?」
「は・・・はぁ・・・」
アシュトンは諦めたような表情でテーブルにつく。
このままでは人間界に帰れない。
ガブリエルの言うとおりにして、少しでも早く人間界に帰してもらおうと思ったのである。
 「まあ取りあえずこれでも飲んでリラックスするがいい」
ガブリエルはお付きの者に紅茶を淹れさせる。
アシュトンは淹れられた紅茶を受け取ると、おずおずと飲み始めた。


 「ほ~う、そんなに心配性で過保護なのか?」
ガブリエルは興味深そうな表情でアシュトンに尋ねる。
「そうなんですよ。門限とかもすごくうるさかったり・・・・一分どころか、2,3秒くらいでも凄い怒って・・・お尻叩かれちゃって・・うぅ・・思いだしたらお尻痛くなってきちゃいそう・・・・」
アシュトンは無意識にお尻をさすりながら言う。
 「それではうっとおしいと思わずにはいられんだろうな?」
「ときどきは・・そう思っちゃいますね・・」
「だが・・・満更でもなさそうだな?」
その言葉に思わずアシュトンは表情が強ばる。
 「ふふふ。私も伊達に魔王をやっているわけではない。これでも他人を見る目はあるつもりだぞ?」
「え・・えぇ・・。その通りですね・・・。口うるさいし・・お仕置きは凄く・・痛いけど・・。でも・・心の底から僕の事を思ってくれているっていうのは・・わかりますから。それは・・・本当に・・嬉しいです・・・」
(やはりか・・・。これは・・・よいことを聞いたぞ・・・)
ガブリエルは心の中でほくそ笑むと、こっそり召使いに目くばせする。
すると、魔王の意を受けた召使いはワインのボトルを持って来た。
 「ふふ、アシュトンよ。せっかくだから飲むがよい」
「え・・?でも・・」
アシュトンはためらってしまう。
正確な時間はわからないが、夜とは思えない。
 「おや?どうしたのだ?人の好意を無にするのかな?」
「い・・いえ・・そんなことは・・」
「だったら構わないだろう。さぁ、飲むがよい」
「は・・はぁ・・・」
ガブリエルにうまく押し切られてしまい、アシュトンはワインのグラスを受け取る。
恐る恐るガブリエルの様子を伺い、ガブリエルがグラスを傾けると、アシュトンも付き合うようにして飲み始めた。
 「あれ・・?」
ガブリエルにうまくすすめられ、二、三杯飲んだところでアシュトンは頭がぼーっとしてくる。
「ん?どうしたのだ?」
「あ・・いや・・あ・・ううん・・」
アシュトンは返事をしようとするが、そのまま滑り落ちるようにして床へ倒れ込んでしまう。
それを見ると、ガブリエルはニヤリと笑みを浮かべた。


 再び、アシュトンが目を覚ますと、何だか怖い顔をしたガブリエルが視界に現れた。
「アシュトンよ・・。困ったことをしてくれたな・・・」
「え?ど、どういうことですか?」
わけがわからず、アシュトンは怪訝な表情を浮かべる。
ガブリエルは答える代りに汚れて使い物にならなくなった書類を見せる。
 「あの・・まさか・・これ・・・」
「そうだ。アシュトンよ。お前が酔ったようなので寝かせようとしてな、その際に吐いたものがかかってしまってな」
「だ・・・大事な・・書類・・・だったんですか?」
「うむ。非常に重要な命令を実行させるためのものだったのでな・・。これではあちこちで事務処理が滞ってしまうなぁ・・・。皆が残業をせねばならなくなる・・。もちろん・・ルシフェルもな・・・」
「す・・すみません・・・・」
アシュトンはしゅんとなって謝る。
相手が悪魔とはいえ、他人に迷惑をかけることをしてしまった。
しかも、そのせいでルシフェルも巻き添えを食う。
申し訳無くてたまらなかった。
 「謝ればいいというものではないぞ?わかっているのか?」
ガブリエルは相変わらず、怖い顔のままで問いかける。
「わ・・わかって・・ます・・。どういう・・罰でも・・受ける・・覚悟です・・」
「ほぅ?その言葉に偽りはないだろうな?」
ガブリエルの言葉に、アシュトンは一瞬、ためらうような表情を浮かべる。
だが、すぐに悪いのは自分だと思い返すと、勇気を出して答える。
「は・・はぃ・・。どんな罰でも・・受けます・・・」
「ふふ。よい覚悟だ。では・・・どうしてやろうか・・・」
ガブリエルは考え込む素振りを見せる。
 (ど・・どんなこと・・されるんだろう・・?)
アシュトンは不安でいっぱいになりながら、ガブリエルの様子を伺う。
(ま・・まさか・・・食べられちゃうんじゃ・・・。それとも・・魂を取られちゃうとか。ああ~~。どうして『どんな罰でも受けます』って言っちゃったのさ~~!?僕のバカバカバカ~~~)
アシュトンは今にも頭を抱えたくなる。
だが、そこへ良心が今度は呼びかける。
 (何言ってるのさ!理由はどうあれ、他人に迷惑かけるようなことをしたのは事実じゃないか。相手が悪魔だからってそんなことしていいってことにはならないよ。どういう目に会っても、それは自分のせいじゃないか!!)
良心の声に、不安に怯えていたアシュトンの表情に、強さが現れる。
 (ふふふ・・。面白いな・・。怖い癖に・・それでも・・素直に罰を受けようという覚悟が見える・・・。中々面白い人間だな・・)
ガブリエルはアシュトンの姿を興味深く観察する。
(これは・・中々面白い。罠にかけて・・・正解だった・・)
ガブリエルは心の中でほくそ笑む。
アシュトンに眠り薬入りの酒を飲ませ、寝ている隙にいらなくなった命令書を汚してアシュトンが酔って汚してしまったように見せかけたのだ。
アシュトンを罠にかけて自分の思うとおりにするためである。
 「よし・・・そうだな・・・」
ガブリエルの言葉に、アシュトンは恐る恐る耳を立てる。
「アシュトン・・。一つ尋ねるが・・・お前が何かやらかしたとき・・・ルシフェルはどんな罰を与えていると言ったかな?」
「え・・?でも・・それは・・もう・・聞いた・・はずじゃ・・・」
「確認のためだ。さぁ、言うがよい」
「あ・・あの・・お尻を・・・叩かれて・・ます・・」
「うん?聞こえんが?さぁ、もっと大きな声ではっきり言ってもらおう」
「お・・お尻を叩かれてます・・・」
恥ずかしさに顔を赤くしながら、勇気を振り絞ってアシュトンは答える。
 「ほほぅ、そうかそうか。ルシフェルに尻を叩かれているのか」
アシュトンはガブリエルの言葉にたまらない羞恥を覚える。
20歳にもなって小さな子供のようにお尻に叩かれている。
それだけでも恥ずかしいが、それを他人に告白したのだ。
恥ずかしいなどというものではないだろう。
 「ならば・・・私も同じ罰を与えてやろう」
「え・・。そ・・それじゃあ・・お尻を?」
アシュトンはまさかと言いたげな表情で尋ねる。
「何だ?私の決定に不服があるのか?」
「い・・いえ・・。そ・・そんなっ!!」
慌ててアシュトンは否定する。
ここでガブリエルの機嫌を下手に損ねてしまったら、どうなるかわからない。
もっとひどい罰になるくらいなら、まだお尻を叩かれる方がマシだった。
 「ならば・・・よいな?」
「は・・はい・・・」
諦めた表情を浮かべると、アシュトンはオズオズとガブリエルの元へゆく。
ガブリエルの傍までやって来ると、ルシフェルにされているときのように、膝の上にうつ伏せになろうとしたそのときだった。
 「待て、アシュトンよ」
「え?な、何ですか?」
「膝に載る前に『悪いことをした僕のお尻を叩いてお仕置きして下さい』と言ってもらおうか」
「え・・えええっっ!!??」
アシュトンは驚く。
(そんな・・そんなこと・・言わなきゃいけないの?幾らなんでも・・・恥ずかしすぎるよ~~~~)
心の中でアシュトンはそう叫ぶ。
 「何だ?どうしたのだ?」
「いえ・・あの・・だって・・そんな・・・恥ずかしい・・です・・。その・・・ルシフェルにだって・・・そんなこと・・言えなんて・・・言われたこと・・・ないのに・・」
「ルシフェルはルシフェル、私は私だ。そもそも・・誰が悪いのだ、アシュトンよ?」
「う・・ぼ・・僕です・・・」
痛いところを突かれ、アシュトンは反論出来なくなる。
 「だろう?お前が悪いのだから文句が言える筋合いではないと思うが?それに・・神父ともあろう者が嘘をつく気か?」
ガブリエルはニヤリと鬼畜な笑みを浮かべながら、アシュトンを追い詰める。
「わ・・わかりました・・・」
アシュトンはそういうと、拳を握り、ブルブルと恥ずかしさで震わせながら、ガブリエルの言うとおりにする。
 「わ・・悪いこと・・し・・した・・ぼ・・僕の・・・」
「ん?声が小さくて聞こえんな?もっとはっきり言うがよい」
「ぼ・・僕の・・お尻・・を・・た・・叩いてお仕置きして下さい!!」
羞恥で顔を真っ赤にしつつ、勇気を出してアシュトンは言う。
「よしよし、では早く私の膝に載るがよい」
ガブリエルがそういうと、アシュトンは魔王の膝にうつ伏せになる。
 「ほほぅ。中々手慣れているな。ふふふ、よほどいつもルシフェルにお仕置きされているのだな」
「い・・言わないでぇぇ・・。恥ずかしい・・ですぅぅ・・・・」
意地の悪そうな笑みを浮かべ、アシュトンの反応を楽しみながら、ガブリエルは神父服の裾を捲り上げ、ズボンを降ろしてアシュトンのお尻をむき出しにする。
 「ほほぅ・・・。これは中々・・・ついつい惚れ惚れとしそうなお尻だな・・・」
「ひぃん・・。そんなこと・・言わないで下さいよぉぉぉ・・・・」
お尻にガブリエルの視線を感じ、アシュトンは目尻に涙を浮かべながら言う。
(ふふふ・・・恥ずかしがる姿が何とも可愛いな・・・。可愛すぎて・・・ついつい・・いじめたくなってしまうぞ・・・)
ガブリエルはそんなことを思うや、今度は片手でアシュトンのお尻を撫で始めた。
 「ひゃあああんっっ!!!」
お尻を撫でられ、思わずアシュトンは悲鳴を上げる。
「な、何するんですか!?」
思わずアシュトンは振り返る。
「ふふふ。これもお仕置きのうちだ」
「ひぃん・・やめ・・やめてぇぇ・・やだ・・きも・・気持ち・・悪いぃぃぃ・・・」
ガブリエルにこれでもかとお尻を撫で回され、アシュトンは嫌悪感でブルブルと全身を震わせる。
「うえぇぇん・・やめてぇぇ・・やめてよぉぉ・・・お願い・・だからぁぁ・・・」
我慢しきれず、アシュトンはついに泣きだしてしまう。
(ちょっと調子に乗り過ぎたか。まあいい。お楽しみはこれからだ)
ようやくのことでガブリエルはお尻を撫でるのをやめると、アシュトンはホッとする。
だが、直後、グッとガブリエルの手が身体を押さえつける。
 「ふふふ・・・行くぞ。覚悟はよいな?」
「は・・はぃぃ・・・」
ガブリエルの問いにアシュトンは震えながら頷く。
それを見ると、ガブリエルはゆっくりと押さえる方とは反対側の手を振り上げた。


 ビッダァァ~~~~ンッッッ!!
「いっ・・たああ~~~っっっ!!」
ガブリエルの強烈な平手打ちにアシュトンは背をのけ反らせ、悲鳴を上げる。
バッジィィ~~ンッ!ビッダァァ~~~ンッ!バッアァァ~~ンッ!ビバッダァ~ンッッ!!
「ひ・・ひぃぃんっ!ひっ!ひゃああっ!うわあっ!」
お尻に赤い手形が浮かび上がり、アシュトンは両脚を思わずバタつかせる。
 「ふふふ・・。それにしても悪い子だな。酔った挙句に大事な書類を汚してくれるとはな」
鬼畜な笑みを浮かべながらガブリエルはアシュトンのお尻に平手を叩きつける。
「ひぃん・・ご・・ごめんなさい・・」
お尻を叩かれながら、アシュトンは必死に謝る。
「人間のお前にとってはただの紙切れかもしれんが・・・我らはおかげで迷惑を蒙るのだぞ?わかっているのか?」
バッジィィ~~ンッ!ビッダァァ~~ンッ!バッアァ~~ンッ!ビバッダァ~~ンッ!
「ほ・・本当にごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!」
お尻を叩かれる苦痛に顔を歪めつつ、アシュトンは必死に許しを乞う。
 「『ごめんなさい』だと?そんなのは当然だろう?このような不始末、魔族ならば打ち首ものだ。尻叩き程度で許される罪ではないのだぞ?それとも軽く考えていたのか?『ごめんなさい』程度で許してもらえると?」
「そ・・そんなこと・・思ってませんっ!?」
アシュトンは慌てて否定する。
「いかん・・・いかんな。そういう態度は・・・。神妙にしていれば・・膝の上で叩いてやろうと思っていたが・・・。予定変更だ」
ガブリエルはそういうと、アシュトンを机に向って放りだす。
 「う・・うわああっ!!」
ドサリという衝撃と共に、アシュトンは机に上半身うつ伏せになった体勢で着地する。
同時に机から手錠のようなものが現れ、アシュトンの両手足首を拘束してしまった。
 「な・・何これ!?」
うつ伏せになってお尻を突きだす体勢で机に拘束され、思わずアシュトンは目を丸くする。
「ふふふ・・・。アシュトンよ。己のしたことの深刻さをわかっていない子には・・もっと厳しい罰が必要だからな・・・」
「そんな・・ひぃん・・。お・・お願い・・・何百回でも叩いていいから!だから膝の上で叩いて!!」
アシュトンは心底から懇願する。
確かに今まで、厳しいお仕置きは幾度となく受けて来た。
だが、ルシフェルも、ボーマンも、ディアスも、皆膝の上で叩いている。
叩かれる方にとって、膝の上が、叩く方の温もりを一番感じられる体勢だからだ。
そのことをわかっているから、皆膝の上でお仕置きをする。
アシュトンも、そういうお仕置きの中に込められた愛情を感じるからこそ、耐えられる。
 だが、このように何かに拘束されて叩かれるのは、叩く側の愛情を前提としたお仕置きとは違う。
むしろ、非情な刑罰に近いかもしれない。
だから、アシュトンにとっては怖さを感じさせられた。
 「ダメだ。これは罰だぞ、アシュトン。そもそも・・・どんな罰でも受けると言ったのはアシュトン自身だろう?」
「そ・・そんな・・・・」
ガブリエルの言葉にアシュトンは絶望的な表情を浮かべる。
「ふふふ・・。自分が悪いことをしておきながら・・・あれこそ注文をつけるとは・・・その性根も・・よろしくないな・・・」
「そ・・そんなつもりじゃ・・・」
自分の言ったことが悪い意味に取られ、アシュトンはさらに慌ててしまう。
「そんな悪い子には・・さらに厳しい罰を与えてやろう・・・これでな・・」
そういうとガブリエルは何かを取り出す。
 「ま・・まさか・・・」
アシュトンはガブリエルが取り出したものを見るや、顔から血の気が引く。
魔王の手にあるのは、ルシフェルの特製パドル。
「こういうこともあろうかと・・・こっそり複製しておいたのだ。さぁ、アシュトン。これでしっかり罰してやるぞ。光栄に思うがいい」
「ひ・・・ひぃぃん・・・そ・・そんなぁぁ・・・」
アシュトンは今にも泣きそうな表情になる。
いつもルシフェルにこれで叩かれているから、どれほど痛いのかは身を以って知っている。
恐怖のあまりに震えるアシュトンにガブリエルは満足げな笑みを浮かべると、思い切りパドルを振り下ろした。
 ビッダァァ~~~ンッッッ!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~ッッ!
「うっわあああああ~~~~~~~んっっっっ!!!!!!!」
容赦ないパドル打ちの嵐にアシュトンは絶叫を上げる。
 「うわああああんっっ!!!本当にごめんあさぁぁぁいいいいい!!!お願いだから許してぇぇぇぇぇ!!!!!」
恥も外聞も無く、アシュトンは絶叫しながら許しを乞う。
「何を言っているのだ。まだまだ、始まったばかりだぞ?」
「そ・・そんなあああ~~っ!!うわあああ~~~んっっ!!」
笑みを浮かべながらパドルを叩きつけるガブリエルに、アシュトンは絶望の声を漏らす。
その後、肌を打つ音と悲鳴が入り混じって魔王の部屋に響きわたった。


 「ひぃぃん・・ごめ・・ごめんなさぁぁい・・ごめんな・・さぁぁい・・・」
アシュトンはボロボロと涙を零して泣いている。
お尻は今や三倍近く腫れ上がり、濃厚なワインレッドに染め上がっていた。
 「も・・もぅ・・許してぇぇ・・・。お願い・・だからぁぁ・・・」
泣きながらアシュトンは必死に訴える。
「ふふ・・。確かにもうお尻は限界だな・・・叩くのは勘弁してやるとするか」
ガブリエルの言葉にアシュトンはホッとする。
だが、その直後、最奥部に何かが侵入してくる感覚を覚えた。
 (え!?)
まさかと思ってアシュトンが振り返る。
すると、ガブリエルが指をアシュトンのお尻の中へと入れようとしていた。
 「ちょ!な、何やってるのさぁぁぁ!!!」
アシュトンは慌てる。
「ふふ。アシュトンよ、まだ罰は終わったわけではないぞ。最後に痛くて気持ちいい、特別なお仕置きをしてやろう」
「やだっ!!やだやだやだっ!!それだけはやめてっ!!」
「ふふふ。本気で嫌がるその姿が却ってそそるな」
そういうとガブリエルはさらにアシュトンのお尻を責める。
 「やだっ!やだやだやだ~~!!助けて~~!!ルシフェル~~!!」
恐怖と気持ち悪さでアシュトンは思わずルシフェルの名を呼ぶ。
「ふふ、ルシフェルに助けを求めようとしても無駄だぞ。邪魔が入らんように体よく出張させてあるからな。さてと・・・そろそろいいだろう」
十分ほぐしたとみると、ガブリエルは立ち上がり、スボンの下から自分自身を出す。
そして、アシュトンの後孔に先端を押しあてた。
 「やだっ!!やだやだやだ~~~~~!!!!!」
恐怖で叫びながらアシュトンは首を左右に振る。
「ふふ・・では行くぞ」
鬼畜な笑みを浮かべてガブリエルがアシュトンの初めてをいただこうとしたそのときだった。
 ドッカーンッッ!!
突然、窓が壁ごと吹っ飛んだ。
思わずガブリエルが吹っ飛んだ壁の方を見やると、紅翼を広げたルシフェルの姿。
 「な・・何故!?今日一日は出張するようにしておいたはず!?」
「何か妙だと思って・・・死ぬ気で今日中に片付けてきたのだ・・。嫌な予感がしたから部下どもを置いてきぼりにして帰ってきてみれば・・・」
ブルブルとルシフェルは怒りを堪えかねた表情を浮かべる。
「この・・ドスケベ魔王が~~~!!!私のアシュトンに何しとるか~~!!」
ルシフェルの紅翼から強烈な風が今にも吹き出そうとする。
「おのれ・・やる気か!!」
対してガブリエルも呪紋で返り討ちにしようとする。
 「お前など・・お前など・・吹っ飛んでしまえ~~~!!!」
「しま・・・怒りで魔力が・・ぐわあああ!!!!」
ナンバー2として威勢を振るうルシフェルだけに、その実力は決して魔王に劣るものではない。
アシュトンを襲ったことへの怒りで魔力が数倍に跳ね上がっているため、なおさらで、ガブリエルは壁に叩きつけられ、気絶してしまう。
 「大丈夫か!?アシュトン!?」
ルシフェルはガブリエルを気絶させると、慌ててアシュトンの拘束を外してやる。
「ひぃ・・ひぃん・・ルシフェルぅぅぅ・・・」
ようやく自由になったアシュトンは泣きながらルシフェルにすがりつく。
「よしよし・・怖かっただろう。もう・・大丈夫だからな・・・」
そんなアシュトンをルシフェルは優しく抱きしめる。
「今すぐ帰してやるからな。安心するがいい」
ルシフェルはアシュトンを抱きしめたまま、ブラックホールを発生させる。
アシュトンを抱きかかえると、ホールへと飛び込んだ。


 「少しは・・・楽になったか・・」
教会へ戻ってくると、ルシフェルはお尻の手当てをしてやる。
「うん・・ありがとう・・ルシフェル・・」
「本当に怖かっただろう。いきなり魔界になど連れて行かれ、しかもあんなひどい目に・・。おのれ・・思いだしただけでも腹が立ってくるわ!!」
ルシフェルはガブリエルの所業にはらわたが煮えくりかえる。
 「で・・でも・・大丈夫なの?君の上司なんでしょ?僕のせいで・・君の立場が・・悪くなっちゃたら・・・・」
アシュトンは思わず心配そうな表情で言う。
「何を言うか!魔界での立場など構わん!それよりも・・・お前の方が大切だ!」
そういうとルシフェルはアシュトンを抱きしめる。
「ありがとう・・ルシフェル・・」
「いいのだ。今はゆっくり休むがよい。怖いことなど忘れてしまえ」
「うん・・・」
やがてアシュトンはルシフェルに抱きしめられたまま眠りにつく。
ルシフェルはそんなアシュトンを力強く、愛情を込めて抱きしめていた。


 ―完―
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genre : 小説・文学

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