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激情の代償(SO2より:ルシ/アシュ、悪魔&神父パロ、お灸あり)



(SO2を題材にした二次創作で、ルシアシュ悪魔&神父パロです。また、お灸ありです。許容出来る方のみご覧下さい)


 (どれがいいか・・・?)
ルシフェルは真剣な表情で食材を目利きしていた。
アシュトンにはとびきりおいしい料理を食べさせたいといつも思っているから、買い物の際にも思わず熱が入る。
並んでいる食材のうち、ようやく納得できるものを見つけると、買い物を済ませて店を後にした。
 (さぁて・・・今夜は何にするか・・。肉を買ったことだから、ハンバーグにするか?)
ハンバーグがアシュトンの大好物なせいか、ついつい肉を買うとハンバーグというメニューが思い浮かぶ。
(いや、この前ハンバーグにしたからな。またハンバーグというのも芸があるまい・・・。地鶏串焼きにでもするか・・。ん?待て・・・。地鶏串焼きは・・・)
地鶏串焼きは、ディアスの大好物。
自分の事を虐待魔などと呼ぶいけ好かない男の顔を思い出すや、ついついルシフェルは表情が険しくなる。
(他の料理にでもしておこう。しかし・・何がいいか?)
買い物かごを提げて、ルシフェルが帰りを急いでいたそのときだった。
 突然、チラリとアシュトンの遠目に見えた。
(ん?どうしたのだ?)
ルシフェルはアシュトンの様子が普段と違うことにすぐ気付く。
アシュトンは普段からは想像できないほど怒りに満ちた表情を浮かべ、愛用の双剣を両手に抜き身のまま提げている。
 (何だ・・・!?嫌な予感がするぞ!?)
ルシフェルはいつもと違うアシュトンの姿に、心配でたまらなくなる。
思わず後を追いかけて走りだした。
 (どこだ・・・?どこに行ったのだ!?)
ルシフェルは必死になってアシュトンの姿を探し求める。
アシュトンがあまりにもあちこち走り回るので、途中で姿を見失ってしまったのである。
必死になって探すが、中々アシュトンの姿が見えない。
 (ええい!?どこだ!?どこに行った!?)
アシュトンの姿が見えないことに、そして尋常ではない様子に心騒ぐものを感じているせいか、ルシフェルは思わずイライラしてしまう。
そのとき、不意に刃物がぶつかり合うような音が聞こえて来た。
(は・・もしや!?)
ルシフェルはすぐに音の聞こえた方を振り向く。
 (あれは間違いなく斬り合いの音!まさか・・・)
ルシフェルはアシュトンが誰かと斬り合っている姿を想像する。
(こうしてはおれん!?)
焦りからルシフェルは自慢の紅翼を広げると、空高く飛び上がった。
 「どこだ!どこにいる!?」
空高く飛び上がるや、ルシフェルは焦りのあまりに声を出しながら、上空からアシュトンの姿を探し求める。
 「おお・・い・・・?」
ようやくアシュトンの姿を見つけるや、ルシフェルは思わず我が目を疑った。
アシュトンが誰かに猛烈な勢いで斬りかかっている。
それも、親友のはずのクロードにだ。
 (な、ななな何だと!?)
ルシフェルは驚かずにはいられない。
とてもアシュトンのとは思えない姿だったからだ。
 (は・・・いかんっ!止めなくては!?アシュトンが縄つきになってしまう!!)
事情はわからないが、他人を襲うなど犯罪だ。
下手をすると逮捕されてしまう。
ましてや相手が軍人なら罪がさらに重くなりかねない。
クロードの事などどうでもいいが、アシュトンが牢に入るなど、ルシフェルにはとても耐えられなかった。
 「待て!待ってくれ!アシュトン!」
クロードはアシュトンの猛攻を受け流しながら必死に説得を試みようとする。
レオンが逃げ出したのを見たから、だいたいの事情は察していた。
 「何言ってるんだい!言い訳なんて見苦しいよ!ハリケーンスラッシュ!!」
(ダメだ!完全に逆上してて話なんか聞いてくれる状態じゃない!!)
突撃しながらアシュトンが放った竜巻を避けつつ、クロードは困った表情を浮かべる。
(何とか・・・気絶でもさせないと・・・)
受け流しつつ、クロードは必死に策を練る。
その間にもアシュトンは容赦なく斬り込んでくる。
ただでさえ、腕の立つアシュトンなのに、怒りで力が倍増しているからどんどんクロードを押してゆく。
本気で必殺技をぶつけでもしなければ対抗できないが、そんなことをするわけにはいかない。
そうしたらアシュトンに大怪我をさせてしまいかねない。
(どうしたら・・・いいんだ!?)
にっちもさっちもいかない状況にクロードの表情が険しいものになる。
不意に、アシュトンの剣が絡みつくような動きを見せたかと思うと、次の瞬間、クロードの剣が跳ね飛ばされてしまった。
 (マズい!?)
クロードは危機的状況に陥ったことに気づく。
同時に怒り心頭のアシュトンが斬り込んで来た。
避けるには間に合わず、クロードが大ダメージを負うのを覚悟したそのときだった。
 「ぐっ・・・!!」
(え・・!?)
クロードのものとは違った呻き声に、アシュトンも、クロード自身も耳を疑う。
いつの間にか、クロードとアシュトンの目の前にルシフェルが立ちはだかっていた。
 「ルシフェル!?な、何で!?」
「それはこっちの台詞だ!アシュトン!何をしているのだ!?」
痛みに顔を顰めつつ、ルシフェルはアシュトンから双剣を取り上げる。
 「アシュトン!この若造はお前の親友ではないのか!その親友を斬るだと!馬鹿なこともいい加減にせんか!?」
「あ・・・・・」
ルシフェルの必死な説得に、ようやくアシュトンは我に返る。
 同時に目に飛び込んで来たのは自分の攻撃を受け、服が破れ、その下からタラリと血が流れているルシフェルの姿。
「ぼ・・・・僕・・・。何てこと・・!?二人とも・・・ごめん・・・」
「わかってくれればいいよ。それより、早くレオンを追いかけよう」
「ん?何だ?まさかあの小僧が原因か!?絶対に許さんっ!!すぐにも捕まえて血祭・・・」
怒りのあまりそう叫んだところへ、傷が疼いたのか、ルシフェルは思わず顔を顰める。
 「ああっ!無理しちゃダメだよ!」
アシュトンはルシフェルに駆け寄って支える。
「これくらいどうということは無いわ・・・」
「と、とにかくボーマンさんのところに行こう!!クロード、悪いけど手伝ってくれる!?」
「わかったよ」
二人してルシフェルを支えると、急いで三人はボーマンの診療所へ向かう。
そしてルシフェルを預けると、今度は急いでクロードの家へ取って返す。
そこで、虫歯が再発して気を失い、倒れていたレオンを発見したというわけであった。


 「さすがに悪魔だな。人間だったらこうはいかんぞ」
かなり大きな傷だったにも関わらず、わずか数日ですっかり完治しているのを見るや、ボーマンは思わず感心する。
「当たり前だろう。貴様らヤワな人間どもとはそもそも造りからして違うわ」
ルシフェルは偉そうな態度で言う。
 「とにかくよかった。ボーマンさん、ありがとうございます」
「まあ別にいいさ。それよりアシュトン・・・」
「は・・はい・・・」
ボーマンが真剣な表情になるや、思わずアシュトンは表情が強ばる。
 「この馬鹿っ!!何やってんだっ!!」
「ご、ごめんなさいっ!!」
ボーマンに思い切り怒鳴られ、アシュトンは反射的に謝る。
「レオンに妙な嘘吹き込まれたとはいえ・・・・クロードに斬りかかるなんて何考えてんだ!!それが神父のやることか!」
「ご・・ごめんなさい・・・」
「ったく・・・下手したら警察沙汰どころじゃなかったんだぞ・・・」
「全くだ!私がいなかったらどうなったと思っているのだ!」
ルシフェルにも叱られ、アシュトンはシュンとなってしまう。
 「おぃ、帰ったら叱るんだろ?」
ボーマンの問いかけにルシフェルは分かりきったことを聞くなと言わんばかりの表情で答える。
「当たり前だ!今日はいつもとは比べ物にならんほどしっかり厳しく叱ってやる!」
「あぅぅ・・・・」
予想はしていたが、ルシフェルの宣告にアシュトンは表情が蒼白になりかける。
「それなら安心だな。俺やディアスの分もしっかりお仕置きしてやれ」
「言われるまでも無いわ!さぁ、帰るぞ!アシュトン!」
アシュトンは肩をがっくりと落とし、トボトボと力の無い足取りでルシフェルの後について診療所を後にした。


 (僕の馬鹿・・・。何だってあんな真似しちゃったんだろう・・・)
教会に戻って来たアシュトンは後悔で胸が一杯になっていた。
今さらながら、おのれの仕出かしたことを振り返ると、背筋が寒くなる。
一時の怒りに駆られ、かけがえの無い親友であるはずのクロードを傷つけようとした。
人として決して許されることではない。
ルシフェルが自らの身体を盾にして止めてくれなかったならば、自分は取り返しのつかないことをしてしまうところだった。
 (本当に・・・馬鹿だよ・・・僕は・・・)
罪悪感や恥ずかしさ、情けなさ、様々な感情からアシュトンは自己嫌悪に陥ってしまいそうになる。
アシュトンがそういった感情で沈んでいると、ドアが開き、カバンを提げたルシフェルが入って来た。
 「アシュトン・・・」
「は・・はいっ!!」
ルシフェルの呼びかけに、思わずアシュトンは飛び上がりそうになってしまう。
「自分が・・・どれだけ悪いことをしたかは・・・わかっているな?」
「う・・うん・・。ごめん・・なさい・・・」
「ならば・・・いいな?」
ルシフェルはベッドの縁に腰を降ろすと、軽く膝を叩く。
 (き・・来た・・・・)
お仕置きの合図にアシュトンは思わず身をこわばらせる。
(怖いけど・・。悪いのは・・・僕・・・なんだから・・・)
自身にそう言い聞かせると、アシュトンはルシフェルの傍へゆっくりと近づいてゆく。
だが、ルシフェルの傍らまで来ると、立ち止ってしまい、ジッとルシフェルの膝を見つめた。
 (載らないと・・・で・・でも・・やっぱり・・怖い・・・)
理性ではうつ伏せにならなければいけないことはわかっていても、本能がそれを拒否する。
「何をしているのだ!?反省していないのか!?」
「そ、そうじゃ・・ない・・けど・・・」
「だったら早く載らんか!いい加減にせんと私も怒るぞ!」
(十分怒ってるじゃない・・・・)
そう思ったが、そんなことを言えばただでさえ厳しいお仕置きがもっと厳しくなってしまう。
ようやく覚悟を決めてアシュトンは、ルシフェルの膝にうつ伏せになった。
 アシュトンがうつ伏せになると、ルシフェルは膝を組む。
(や・・やっぱり・・・・)
予想していたとはいえ、実際にされると、怖いと思わずにはいられない。
ルシフェルが膝を組む時はとても痛くて怖いお仕置きのときだから。
思わず恐怖に身体が震えるが、それには構わず、ルシフェルは慣れた手つきで、アシュトンのお尻をあらわにする。
アシュトンのお尻を出すや、ルシフェルは左手でアシュトンの身体を押さえ、脇に置いてあるカバンから、愛用のパドルと鞭、さらにはお灸道具一式を取り出す。
 「アシュトン・・・・」
「は・・はいっ!?」
「今日は・・・パドルと鞭でこれでもかというほど叩いてやる・・・その後お灸も据えるぞ。どんなに泣いても謝っても・・軽くはせんからな」
(嘘ぉぉぉ~~~~~っ!!!本気なんてもんじゃないよ~~~~)
アシュトンは氷水でもぶっかけられたかのような寒気を覚える。
確かにルシフェルのお仕置きは厳しい。
一番軽くても平手の百叩きなどざらだし、道具を使うこともしばしばだ。
だが、お灸を使ったのはたったの一度、リバースサイドをしたときだけだった。
それだけに、ルシフェルの怒りの大きさが想像できた。
 「うっ・・・うぅうう・・・」
怖くてたまらず、思わずアシュトンは震える。
だが、ルシフェルはそれに構わず、パドルを持つと、思い切り振りあげた。


 ビッダァァァ~~~~~ンッッッッッッッ!!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~ッッッッ!!!!
「うわあああああんんんっっっっっ!!!!!!!!!!」
最初から豪雨のような勢いで振り下ろされるパドルに、アシュトンは絶叫し、背をのけ反らせた。
 「この・・・馬鹿者がぁぁぁ!!」
ビッダァァァ~~~~~ンッッッッッッッ!!!!!
バァジィンバァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!!!
「うわああああんっっ!!!痛い痛い痛いぃぃぃ!!!!!」
乱打というにふさわしいパドルの嵐に、アシュトンは悲鳴を上げ、両脚をバタつかせる。
始まって間もないというのに、お尻は既に赤く染め上がっていた。
 「小僧にうまいこと騙されて・・・・親友のはずの若造に斬りかかるだと!?何を考えているのだぁぁぁ!!!!」
バアッジィィ~~~~~ンッッッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~ッッッッッ!!!!!
「ひぃぃぃんっっ!!!だ・・だってぇ・・・・レオン・・いじめてるんだと・・思ったんだよぉぉ・・・・・」
「だからってあんな馬鹿な真似をする理由にはならんだろうが!下手をすれば警察沙汰だったのだぞ!!」
やったことがやったことだけに、下手をすれば本当に洒落にならないことになるところだった。
それだけにルシフェルの怒りも凄まじい。
 「ほ・・・本当にごめんなさぁぁいいい!!!!に、二度としませぇぇんん!!」
「そんなのは当たり前だろうが!!お前を大切に思っている者達を傷つけたり悲しませるような真似をするな!!」
ビッダァァァ~~~~ンッッッッ!!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~ッッ!!!!
激しいパドル打ちがさらにアシュトンのお尻を濃厚に染め上げ、同時に足のバタつきが大きくなる。
 「うわああ~~んっ!わああ~~んっ!許して~~~!!ごめんなさいっ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい~~~~~!!!!!」
「馬鹿者ぉぉ!幾ら泣いても謝っても許さんと言っているだろうが!!」
ルシフェルはそういうと、パドルから鞭へ道具を持ち替えた。
 ヒュウウンッッッ!
ビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシィィィィィィ!!!!
「ひっ・・!!ひっひっひっひっ!!ひぃぎひぃぃぃんんんん!!!!」
パドルとは異なった、斬り裂くような痛みの嵐に、アシュトンは背筋をのけ反らせ、身体を思わず揺り動かす。
 シャアアアアアア・・・・・・。
あまりの痛さに、アシュトンは失禁してしまう。
「痛あああっ!痛あっ!痛いよおっ!ルシフェルっ!」
あまりにも痛くて、アシュトンは叫ぶ。
 「お仕置きなのだから当たり前だろうが」
だが、完全に怒っているルシフェルは冷たく切り捨てる。
「わかってるけど痛いってばぁぁ!!」
「甘えるな!まだまだこれからなのだぞ!!」
「うわあああ~~~~んっっ!!!許して~~~っ!!ごめんなさぁぁ~~いぃぃぃ!!」
必死に許しを乞うアシュトンだったが、ルシフェルは容赦なく鞭を振り下ろし続ける。
鋭い鞭の音とアシュトンの悲鳴が室内に響きわたった。


 「うっぇぇぇんん・・・。ごめっ・・ごめんな・・ごめんなさぁぁい・・・ごめんなさああ・・いぃぃ・・・・・」
泣きじゃくりながら、アシュトンは必死に謝る。
散々にお仕置きされたお尻は、今や三倍近く腫れ上がり、濃厚なワインレッドに染め上がっている。
触るとまるでよく揉んだカイロのように熱かった。
 「反省したか?」
ルシフェルは鞭を振るう手を一旦止めて尋ねる。
「ひぃん・・。してる・・よぉぉ・・・」
「ならば何が悪かったのだ?言ってみるがいい」
「ひぃん・・・。一時の・・感情に任せて・・・クロード・・・傷つけようと・・したことぉぉ・・・・」
「そうだ。それから?」
「君が・・・止めてくれなきゃ・・・取り返しの・・つかないこと・・を起こして・・・皆に・・・悲しい・・思い・・させる・・ところ・・だったぁ・・ことぉ・・・」
「そうだ。よくわかっているようだな・・・・」
きちんと反省しているとわかったからか、一瞬ルシフェルは優しい声になる。
だが、すぐに厳しい声に戻って口を開いた。
 「ならば・・・最後のお仕置きを・・・受けられるな?」
「最後の・・って・・・お灸?」
「そうだ。今日はいつもより怒っていると言っただろう?だから、お灸も据えるぞ」
ルシフェルの言葉に、アシュトンは震え上がってしまう。
本音を言えば怖いし、もうこれ以上お仕置きを受けるのは嫌だ。
(でも・・・悪いことを・・したのは僕・・。怖いけど・・嫌だけど・・・どんなに・・お仕置きされたって・・・文句は言えない・・・。僕が・・・悪かったんだから・・)
アシュトンは必死になって自身にそう言い聞かせる。
 「わ・・わかってる・・・。す・・すごく・・・怖いし・・・ほ・・・本当は・・嫌・・だけど・・・。でも・・・ちゃ・・ちゃんと・・・お灸は・・受けるよ・・・」
「よし・・・よく言えたな。いい子だな、アシュトンは」
ルシフェルはそういうと、左手でアシュトンの頭を撫でてやる。
その後、アシュトンを抱き起こすと、ベッドにうつ伏せに寝かせた。
 「う・・・うぅうぅ・・・・・」
アシュトンはベッドのシーツを両手で必死に掴み、恐怖に震えている。
そんなアシュトンを尻目に、ルシフェルはアシュトンの背中に乗り、小さなモグサを幾つか、赤く染まったお尻に置いてゆく。
 「行くぞ・・・。覚悟はいいな?」
ルシフェルの問いにアシュトンは黙って頷く。
それを見ると、ルシフェルは一つずつお灸に火をつけていった。
 「う・・・ひっ!ひっ!」
煙と共に香りが鼻をついたかと思うと、途端にお灸が熱くなった。
「うわあああんっっ!!!熱い熱い熱い熱いよぉぉぉ!!!!!」
お尻が火傷してしまうのではと思えるほどの熱さに、アシュトンは両脚をバタつかせ、本能的にモグサを振り落とそうと身体を揺らす。
だが、ルシフェルにしっかりと乗られ、また落ちないようにうまく乗せられているから、モグサはびくともしない。
 「うわあああんっ!!ごめんなさぁぁいいい!!お願いだからもう取ってぇぇぇ!!!」
泣き叫びながら許しを乞うアシュトンだったが、ルシフェルは厳しい表情のままジッとモグサを見つめている。
お灸が燃え尽きて無くなるまで、アシュトンは悲鳴をあげて許しを乞い続けていた。


 「ひっひぃぃん・・・うぇぇぇん・・・」
「よしよし。痛かっただろう。もう大丈夫だからな」
アシュトンはお尻を出したまま、ルシフェルの膝の上に膝抱っこされるように座り、すがりつくような姿勢で泣きじゃくっていた。
ルシフェルはワインレッドに染め上がったお尻を優しく撫でてやりながら慰める。
 「それにしても・・・・本当に・・よかった・・・。警察沙汰になど・・・ならんで・・」
「うん・・。止めてくれて・・ありがとうね・・・。それと・・・君に怪我させちゃって・・本当にごめんね」
「いいのだ。お前が無事でさえいてくれれば。アシュトン、お願いだから一時の感情に駆られて、取り返しのつかない真似をしでかすのだけはやめてくれ。お前が・・・・そんなことをしたら・・・本当に悲しいからな・・・」
「うん・・。僕こそ心配させちゃって・・・ごめんね・・・」
「わかってくれればいいのだ。それより、お尻が痛くてたまらんだろう。今、薬を持って来てやるからな」
「うん。いつもありがとうね」
「これくらいどうということはないわ」
ルシフェルはそういうと、アシュトンを降ろしてベッドにうつ伏せに寝かせ、部屋を後にしようとする。
 「ああ、そうだ。アシュトン、夕飯は何がいい?お仕置きで泣かせた分、お前の食べたいものをつくろうと思うのだが」
「あ、ありがとう。そうだなぁ・・・それじゃあ、ハンバーグにしてくれる?」
「任せておけ!腕によりをかけてつくるからな!楽しみにするがいい!!」
そういうと、ルシフェルは今度こそ部屋を後にした。


 ―完―
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theme : 自作小説(二次創作)
genre : 小説・文学

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本格的なお灸の登場に、心ときめかせながら読ませていただきました。また機会があたら登場するのを楽しみにしています。

レス

 taka様>
 こんにちは、楽しんでいただけてよかったです。お灸はよほど悪いことしてもらわないと無理でしょうが、機会があったらまた使いたいですね。
プロフィール

山田主水

Author:山田主水
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