可愛ければこそ・・・(SO2より:アシュ/レオ、ルシアシュ悪魔&神父パロ)



(SO2を題材にした二次創作で、ルシアシュ悪魔&神父パロです。許容出来る方のみご覧下さい)


 (うぅう・・・・やっぱり・・・まだ・・・消えないよねぇ・・)
後ろを振り返り、大きな鏡に映る自分のお尻を見つめながら、アシュトンはそう呟いた。
先日、クロードとルシフェルにお仕置きされたため、薄くはなってきたものの、それでも赤く色づいている。
(僕が悪かったから・・・仕方ないけど・・・でも・・・やっぱり・・・辛いなぁ・・)
未だに痛みや赤みが残るお尻を見ながら、ついついアシュトンはそんなことを考える。
 不意に呼び鈴が鳴った。
「あっ!はいっ!ちょ、ちょっと待ってて!?」
慌ててアシュトンはお尻をしまうと、玄関へ向かおうとする。
だが、あまりにも慌てていたために、足を滑らせるや、思い切り床に尻もちをついてしまった。
 「!!!!!!!!!!!」
痛みが残るお尻をもろに床にぶつけてしまい、アシュトンは声にならない悲鳴を上げる。
(いいいい・・・・痛ったああ~~~~!!??)
目尻に涙を浮かべつつ、ようやく立ち上がると、お尻をさすりながらアシュトンは玄関へと急いだ。
 「どなたですか~?ってあれ?クロード?」
ドアの向こうにいたのはクロードの姿。
「やぁ、アシュトン。ちょっと話がしたいんだけどいいかな?」
「いいよ、別に。とにかく入ってよ」
アシュトンがそう言うと、クロードは中へ入っていった。
 痛みが残るお尻を保護するための座布団を敷いて座ると、アシュトンはクロードと向き合う。
「で、話って何なの?」
「この間のことだよ」
「この間の・・・?もしかして・・・本当は・・・許してくれてないとか?」
思わずアシュトンは不安な表情を浮かべる。
 「そうじゃないよ。アシュトンがちゃんと反省してるのはわかってるよ。だからこの前のことでまたお仕置きしようなんていうつもりはないよ」
「それじゃあ何なの?」
「うん・・。レオンのことだよ」
「レオン?レオンがどうかした?」
アシュトンは怪訝な表情を浮かべて尋ねる。
 「アシュトン・・・。今回、レオンがやったことをどう思う?」
「どう思うって?」
「ものすごく、悪いことだって思わないかい?」
「そ・・そりゃあ・・ねぇ・・・」
アシュトンはそう答えざるを得ない。
お菓子を取り上げられたのに不満を持つのはわからなくもないが、だからといってアシュトンを騙してクロードにけしかけるなど、幾らなんでもやり過ぎである。
 「君だって少しは怒ってるんじゃないかい?」
「そ・・そりゃあ・・否定はしないけど・・・。でも、君からお仕置きはしたんでしょ?」
「そりゃあしたよ。でもね、アシュトンからもした方がいいと思うよ」
「え?でも・・・」
アシュトンは思わず口ごもる。
確かに自分だって騙されて、危うく取り返しのつかないことをするところだった。
そういう意味では怒っていないわけではない。
だが、お菓子を欲しいレオンの気持ちもわからないでもないし、既にクロードにお仕置きされているのに、自分からもお仕置きする必要があるのかとも思う。
自分自身、お仕置きされる辛さ・苦しさはよくわかるから、レオンに同じ苦しみを味あわせるのは辛かった。
 「アシュトンがレオンのことを可愛がってるのはわかってるし、お仕置きをあまりしたくないっていう気持ちもわかるよ。でもね、アシュトンだって二度とレオンにあんなに悪いことをさせたくはないだろう?」
「当たり前じゃないか、そんなこと」
「だからこそ、アシュトンからもお仕置きをするべきだよ。本当にレオンのことが可愛いと思うならね。中途半端に許したりしたら、甘やかして、もっと悪い子にしちゃうことになるよ。それは、もっとレオンにとってひどいことだと思わないかい?」
クロードの言葉に、アシュトンも思わず黙ってしまう。
 確かに、今回のレオンは悪さが過ぎる。
ここでしっかり厳しく叱っておく必要があるのかもしれない。
アシュトン自身、自らへの戒めのためにクロードにもお仕置きをしてもらったから、クロードの言わんとすることも理解できた。
 「そうだね・・。クロードの言う通りかもね・・・・」
「わかってくれたかい?」
「うん・・・。ぼ・・僕からも・・・お仕置き・・するよ・・。あんまり・・・レオンを泣かせるようなことは・・したくないけど・・。でも・・・レオンのことは・・・・本当に大事だから・・・」
「そう言ってくれて嬉しいよ。それじゃあ、後で僕がレオンを謝りに来させるから、そのときでいいかい?」
「うん。それでいいよ」
こうして話をまとめると、クロードは教会を後にした。


 (どうしてこうなっちゃうんだよ~~~~!?)
教会の入り口の前に立つと、レオンはそう心の中で叫びたくなる。
いつもだったら、すぐに中に飛び込んでいくところだが、今日だけは別だった。
 「レオン、どうしたんだい?」
すぐ後ろでは、クロードが厳しい表情で促す。
「お兄ちゃああん・・。どうしても・・・行かなきゃ・・ダメ?」
「当たり前じゃないか。レオン、ちゃんとアシュトンに謝って、お仕置きを受けてくるんだよ」
「で・・でも・・・・」
「アシュトンに悪いことしたのはレオンだろう?ちゃんと謝ってお仕置きを受けなきゃダメじゃないか。アシュトンだって、僕に謝りに来て、お仕置きも受けたんだよ」
「アシュトンお兄ちゃんはアシュトンお兄ちゃんだよ~~!!僕とは別だよ~~!!」
お仕置きの恐怖から、レオンはそんなことを言う。
 「レオン・・・どうしてもアシュトンのお仕置きを受けたくないっていうなら・・・また牢屋で反省するかい?」
その言葉にレオンは震え上がる。
「や、やだよっ!?牢屋なんて!!」
万引きのお仕置きで、牢屋に入れられた恐怖を思い出したのだろう、レオンは半ば恐慌状態になる。
「だったら・・ちゃんとアシュトンのところに行って・・お仕置きを受けてくるんだよ。いいね?」
「わ・・・わかったよぉぉ・・・・」
牢屋の恐怖に、レオンは諦めたように答えると、クロードに促されてトボトボと中へ入っていった。
 (あ・・・来た・・みたい・・・・)
寝室で待っていると、ノックと共にレオンが入って来た。
レオンはドヨーンと落ち込んだ様子で、おずおずとこちらの方を伺っている。
 (うわ・・・・。よっぽど嫌なんだろうな・・・。気持ちはわかるけど・・・)
自分も普段お仕置きされていて気持ちがわかるせいか、アシュトンは思わず同情してしまう。
(でも・・・ここで・・・甘やかしたら・・・・)
クロードの言葉を思い出しながら、アシュトンは自身を叱咤する。
レオンのことを本当に大事に思うなら、お仕置きをするべきだと言い聞かせた。
 「レオン、こっちおいで」
ことさら怖い顔をつくってみせると、アシュトンはそう声をかける。
レオンはおずおずと、ベッドの縁に腰を降ろしているアシュトンの傍へやって来る。
 「レオン・・・。どうしてここに来たのか・・・わかってるよね?」
「お兄ちゃぁぁん・・・。反省してる・・からぁ・・・。許してよぉぉ・・・」
レオンは目尻に涙を浮かべて訴えかける。
(そんな顔で見ないでってば!?)
アシュトンは目をそむけたくなるのを堪えて、心の中でそう言う。
自分でも甘いとは思うものの、レオンの泣き顔を見せられるとどうにもたまらない。
ついつい許してしまおうかと思ってしまう。
 (ダメ!ダメだってば!僕の馬鹿!クロードにも約束したじゃないか!!)
自分の甘さにアシュトンはそう叱咤すると、怖い顔をつくってみせる。
「そんな顔してもダメだよ。レオンが悪い子だったから叱られるんでしょ?これ以上ワガママ言うと、僕だって怒るからね?」
「わ・・わかったよぉぉ・・・」
アシュトンの態度にさすがにレオンもお仕置きから逃れられないと観念したのだろう、シュンとした声で言うと、トボトボとアシュトンのもとへゆく。
レオンが傍までやってくると、アシュトンはレオンを膝の上に載せ、白衣を捲り上げてズボンを降ろす。
 「お・・お兄ちゃぁぁん・・・。あまり・・・痛く・・しないでぇぇ・・・」
お尻を出されるや、レオンは泣きそうな表情になって懇願する。
「な・・何言ってるの・・。お・・お仕置きなんだから・・・それじゃ・・意味・・ないでしょう?」
そう言うものの、アシュトンの声は動揺に震えている。
必死で動揺を抑え込むと、アシュトンは左手でレオンの身体をしっかりと押さえ、右手を振り上げた。


 パッシィィ~~ンッッッ!!!
「うっわああ~~んっっ!!痛ったぁぁいい~~~っっっっ!!!!!」
弾けるような音と共に平手が叩きつけられ、レオンは悲鳴を上げる。
「うわああんっ!ひどいよっ!痛くしないでって言ったのに~~~!?」
涙を浮かべて責めるような口調でレオンは言う。
 「な、何言ってるの。お、お仕置きなんだから痛くなきゃ意味ないでしょ?」
そう言いつつも、アシュトンは何だか冷や汗をかいているような表情を浮かべている。
(つ・・強く・・叩きすぎちゃったかなぁ・・・・)
レオンの悲鳴にそんなことを思ったのだ。
 パアッチィ~ンッ!ピッシャ~ンッ!パッアア~ンッ!パアッチィ~ンッ!
「うわああんっ!ひゃあんっ!ああんっ!痛あっ!」
アシュトンの平手が小さなお尻に叩きつけられるたびに、レオンは悲鳴を上げる。
「うわああんっ!お兄ちゃんっ!痛いよ~~~!!うぇぇぇえ~~~んっっ!!」
レオンは両脚をバタつかせて大泣きする。
 (お願いだから・・・そんな泣かないでよ・・・。叩いてる僕が言うのも・・・何だけど・・・・)
レオンのお尻を叩きながら、アシュトンはそう思わずにはいられない。
そもそも悪いことをしたのはレオンなのだから、痛い思いをして大泣きしようが、自業自得だ。
しかし、こうも思い切り泣かれると、どうにもこっちが虐めているような気持ちになってくる。
お仕置きなのだから泣こうが喚こうが当然の報いと、必死に自身に言い聞かせるアシュトンだが、レオンの悲鳴は容赦なく、アシュトンの心に突き刺さってくる。
しばらくするうちに、だんだんアシュトンの手の勢いに乱れが生じてきた。
 (やった・・・。お兄ちゃん、迷いだしてる・・・)
目尻に涙を浮かべて泣き叫びながら、レオンは密かに小悪魔の笑みを浮かべる。
確かにお仕置きは痛いし、涙も本物だ。
だが、耐えきれないというわけではない。
もともと、アシュトンはレオンに対して非常に甘い。
だから、お仕置きのときもクロードと違い、無意識のうちにある程度手加減して叩いている。
おかげで、レオンにとっては得意の嘘泣きを駆使する余裕が出来るというわけだった。
もっとも、これはアシュトン相手だからこそ出来る戦法だった。
クロードの場合、普段は優しいが、怒るときは容赦ない。
幾ら泣き叫んでも全然許してくれないのである。
だが、アシュトンなら元々人が良くて優しい性格だし、普段誰かからお仕置きを受けている者同士ゆえの親近感や共感から、レオンが他の誰かにお仕置きされていればさりげなく助けてくれるし、今回のような場合は手加減して叩いてくれる。
そういうアシュトンの性格を知り抜いた上で、レオンは揺さぶりをかけているのだった。
 (もうそろそろ・・・いいよね・・・)
レオンは頃合いを見計らうと、今までより思い切り泣き叫んだ。
「うわああああ~~~~んっっっっっ!!!!!痛ったあああああ~~~いっっっ!!!」
鼓膜が破れてしまうのではというくらい叫び、同時に思い切り背をのけ反らせ、アシュトンの膝から飛び出しそうになる。
 (しまった!?強く叩きすぎちゃった!?)
今までよりもずっと泣き叫ぶレオンの姿に、アシュトンはハッとする。
(も・・もぅ・・・十分だよね)
レオンの姿にそう判断すると、アシュトンは一旦お尻を叩く手を止めて尋ねる。
 「レオン・・。反省してる?」
「してるっ!してるよぉぉ~~~っっっっ!!!」
「じゃあ、もうしないって約束できる?」
「するっ!するからっ!もうしませんっ!ごめんなさぁぁ~~いっっっ!!」
「ちゃんと反省出来たみたいだね。じゃあ、お仕置きは終わりだよ」
もうお尻を叩かなくて済むからか、ホッとした表情でアシュトンはそう宣告する。
 (やった~~~!)
お仕置き終了の宣告にレオンは心の中で勝利の笑みを浮かべる。
(やっぱりアシュトンお兄ちゃんだよね~。僕が大泣きすれば絶対やめてくれるし。チョロイチョロイ。お尻叩かれた分、たっぷり甘えてやろう~っと)
そんな不埒な考えにバチが当たったのか、不意にアシュトンは嫌な予感を覚える。
思わずレオンを抱きあげ、互いに顔を合わせてみれば、レオンはしてやったりという笑みを浮かべているではないか。
 (ま・・・マズイよ!?)
本音が露わになった表情を見られてしまい、レオンは慌てる。
「レオン・・・・。今までの・・・嘘泣きだったんだね!?」
アシュトンの表情はみるみるうちに、クロードよりも怖いものへ変わってゆく。
「お、お兄ちゃん・・こ・・これは・・」
慌てて言い訳しようとするレオンだったが、本気で怒ったアシュトンが耳を貸すわけもなく、再び膝に横たえられてしまう。
同時に、足を組まれてしまった。
 「ちょ・・!こ・・これやだああっっ!?」
足を組んだ体勢にレオンは慌てる。
この体勢だとお仕置きが凄く痛く感じるし、こういうときは本気で怒っているときでもあるからだ。
 ビッダアア~~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~ッッッッッッ!!!!!
 「うっわああああ~~~~んっっっっっ!!!!痛ったあああ~~いっっっ!!!」
演技の欠片も見られない、心底からの悲鳴をレオンはあげる。
バアッジィィィ~~~ンッッッッ!!!
ビダァンバァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~ッッッッッ!!!!
「僕が・・・!僕が・・・!どんな・・気持ちで・・・叩いてたと思ってるのっ!!」
心底からの怒りに身を震わせながら、アシュトンは平手を降らせる。
レオンのことが可愛いからこそ、心を鬼にして叩いていたのだ。
それなのに、嘘泣きで騙してお仕置きを軽くしようとしていただなんて、アシュトンにしてみれば自分の気持ちを思い切り踏みにじられたようなものだ。
絶対に許せるものではなかった。
 「自分勝手な気持ちで・・人の事騙した上に・・・。懲りずにまた騙そうとして!!本当に悪い子だねっっ!!」
怒りの炎を燃やしながら、アシュトンはレオンのお尻に容赦なく平手の豪雨を降らせる。
「うわああああんっ!!お兄ちゃんっ!ごめんなさぁぁいっっ!!!謝るからぁぁ!!許してよぉぉ!!」
レオンは必死になって謝る。
「何言ってるの!全然反省してないどころか、嘘ついてお仕置きから逃げようなんて!!そんな悪い子はこれを使うからね!!」
そういってアシュトンが取り出したのは、何とヘアブラシ。
 「ひ・・・!!やだああっ!!それやだぁぁぁ!!」
クロードにされているお仕置きが原因で、レオンにとってブラシは一番怖いお仕置き道具だった。
「ダメだよ。今日のレオンは本当に悪い子だからね。幾ら僕でも本気で怒ってるからね!」
(そ・・・そんな~~~っ!?)
レオンは恐怖に全身震え上がる。
今までも嘘泣きで墓穴を掘ったり、アシュトンですら怒るようなことをして、厳しくお仕置きされたことはある。
だが、それでもアシュトンの場合、ヘアブラシは使うことは無かった。
レオンにとって、何よりも怖い道具なのを知っているからだ。
アシュトン自身、ルシフェルがいつも使うパドルに怖い思いをさせられているから、レオンにはそういう気持ちを味あわせたくなかったからである。
それだけに、本当に怒っていることが、レオンにも否応なしにわかった。
 ビッダァァァ~~~ンッッッ!!!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~!!!!
「わああああんっっ!!!痛い痛い痛い痛い痛いよ~~~!!!」
両脚をバタつかせ、レオンは悲鳴を上げる。
「ごめんなさぁぁぁいいい!!!お願いだから許してぇぇぇぇ!!!」
「何言ってるの!まだまだこれからだからね!悪い子っ!悪い子っ!」
アシュトンは頭が噴火してしまうのではと思うくらい怒りながら、容赦なくヘアブラシを振り下ろす。
泣き叫ぶレオンの声と、ブラシ打ちの音が入り混じって室内に響きわたった。


 「うわぁぁん・・・・うぇぇぇえんんん・・・・・」
涙ですっかり顔をグショグショにしながら、レオンは泣いていた。
小さなお尻は今や濃厚なワインレッドに染め上がっており、触ると熱した石炭のように熱かった。
 「ごめんなさぁぁい・・・ごめんなさぁぁい・・・も・・もぅ・・許してぇぇ・・・。お願いだからぁぁ・・・・」
演技の欠片も無い、心底からの声でレオンは必死に許しを乞う。
だが、そんなレオンの姿にアシュトンは厳しい表情を浮かべている。
 「レオンッ!まだ嘘つく気なの!?いい加減にしなさい!!」
(そ・・そんな・・・。信じて・・くれなぁぁい・・・)
本当に痛いのに信じてもらえず、それどころか嘘だと思われていることに、レオンは目の前が真っ暗になる。
 「本当に悪い子だね!そんな子はお灸もするからね!!」
アシュトンはそんなことまで言いだした。
「ふ・・・ふえぇ~~んっっ・・・・」
恐ろしさのあまり、レオンは震えながらさらに泣きだす。
「ご・・ごめんなさぁぁい・・・ごめんなさぁぁい・・。し・・信じて・・もらえない・かも・・だけど・・。本当に・・・反省・・してるからぁ・・・。じ・・自分勝手な・・理由で・・お兄ちゃん・・騙して・・。また・・嘘泣き・・なんかして・・・。ごめんなさ・・・ぁぁい・・・。ほ・・・本当に・・・二度と・・しませぇぇん・・。約束・・・・する・・からぁぁ・・・・」
レオンは泣きながら必死に言う。
 「今度こそ・・反省してる?」
レオンの言葉に嘘は無いと見たのか、アシュトンはそう尋ねる。
「してるっ!してるよ~~~~!!!」
「じゃあ許してあげる。でもね・・・・」
アシュトンはそう言うと、再びブラシを振り下ろした。
 バアッチィィィ~~~~ンッッッッッッ!!!!
「うわあああああんっっっっ!!!!」
油断していたところへ思い切り強烈な一発を叩き込まれ、レオンは悲鳴を上げる。
「もし・・・懲りずにこんなことしたら・・・。今度は最初からブラシでうーんと痛くて怖いお仕置きだからね!わかった?」
「わかったから~~!!!に、二度としませぇぇ~~~んっっっ!!!!」
必死にレオンが誓うと、ようやくアシュトンはブラシを手放した。


 「レオン~、お願いだから・・・機嫌治してよぉ・・・」
アシュトンはすっかりヘソを曲げてしまっているレオンに困り果てていた。
「ひどいよっ!アシュトンお兄ちゃんっ!僕、本当に痛かったし、怖かったんだからね!」
「だって・・・レオンが・・嘘泣きなんて・・」
「だからってあんなにぶつことないじゃない!こんなにぶつなんてひどいよ!」
レオンは真っ赤に腫れ上がったお尻を見せながら責める。
たっぷりとお仕置きされたお尻を見せられ、アシュトンも弁解できず、黙ってしまう。
 「お兄ちゃん・・・。本当は僕の事嫌いなんでしょ?」
レオンは目尻に涙を浮かべながら尋ねる。
「そ、そんなことないよ!?」
泣きそうになるレオンに、アシュトンは慌ててしまう。
「嘘っ!本当は僕の事嫌いなんだ~~!!だからあんなにぶったり、謝っても許してくれないんだ~~~!!!!!」
レオンはそう叫ぶと、大泣きし始める。
 「ああああ~~~っ!お願いだから泣かないで~~!?」
困り果てたアシュトンはレオンを抱っこしながら必死に宥める。
「お兄ちゃん・・少しは悪いと思ってる?」
「うん・・。怖い思い・・させちゃって・・ごめんね・・・」
「それじゃあ・・。今日・・お泊りしてもいい?久しぶりにお兄ちゃんと一緒に寝たいよ~~~」
「わかったよ。レオンがそうしたいならね」
「やった~~~!お兄ちゃん大好き~~~」
レオンはそういうと思い切り抱きつく。
そして、密かにしてやったりと言いたげな笑みを浮かべていた。

 ―完―
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theme : 自作小説(二次創作)
genre : 小説・文学

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お菓子事件(?)後引いてますねぇ。
レオンのおねだり聞いて添い寝しちゃったらもう一波乱起きそう…。

レス

 せとみ様>
 そうですね~。添い寝したらまた一波乱ありそうですね~(笑)。ルシ様の嫉妬は怖いですからね~(笑)。
プロフィール

山田主水

Author:山田主水
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