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マルコ神父11(BL要素あり)



(BL要素ありです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「ハァ・・・ハァ・・ハァ・・・」
マルコ神父は両肩を上下させ、苦しげな息を吐いていた。
お尻は濃い赤に染め上がっている。
 「どうだ?そろそろ反省したか?」
ネド神父は一旦お尻を叩く手を止めて尋ねる。
だが、マルコ神父は目尻に涙を浮かべつつも、振り返るとキッと睨みつけた。
「あ・・あなたが・・悪いんでしょう・・。他人に・・鼻の下・・伸ばして・・デレデレしてるん・・ですから・・・」
荒い息を吐きつつ、マルコ神父はそう言う。
「だからってペットボトル投げることぁねえだろ?そんなことしていいと思ってんのか?」
「そ・・それは・・」
マルコ神父は言葉に詰まってしまう。
確かに、ネド神父の言う通りだ。
ネド神父が他人と親しげに話そうが、それはネド神父の自由だ。
 だが、自分の気持ちに気がついて、晴れて恋人同士になってからというもの、どうにもネド神父が他人と親しげに話しているのが、たまらないのである。
見ていて、胸が焼き尽くされそうで、痛くてたまらない。
でも、そんなこと、大人げないと思って黙っている。
それが、さらにマルコ神父の苛立ちを煽りたて、悪循環となっていた。
その末に、ついに、以前柔道大会でやらかしてしまったように、ネド神父と親しげに話していた信徒に、思わずペットボトルを投げつけてしまったのである。
 「ったくよぉ・・。ヤキモチ妬いてくれんのは嬉しいけどな。あんまり無茶なことはやめてくれよな」
「や、ヤキモチなんて妬いてませんよ!!」
思わずマルコ神父は叫ぶ。
「ん~?そうかな~?お前さんのやってることは、どう見てもヤキモチ妬いてるようにしか見えないんだがな~?」
ネド神父はニヤニヤしながら言う。
「だから違うって言ってるでしょうが!からかうのもいい加減にして下さい!!どうして自分の都合のいいように解釈できるんですか!!あなたって本当に馬鹿ですね!!」
嫉妬しているなどと思われたくなくて、思わずそんなことを叫んでしまう。
だが、ネド神父のニヤニヤ顔にマルコ神父は墓穴を掘ってしまったことに気づいた。
 「んん~?反省するどころか、人を馬鹿呼ばわりとはな~。コイツはよくない、実によくないな~~」
(わ・・私と・・したことが・・・)
ネド神父に乗せられてしまった自身を、思わず罵りたくなる。
こんなことを言えばネド神父にさらにお仕置きをされてしまうだろう。
というよりも、そう持っていけるようにうまくはめるつもりだったに違いない。
 「そういう子にはもっとお仕置きしないとな~。なぁ、マルコ?」
「さ・・最初からその気だったんでしょう!す、好きにしたらどうです!」
こんなことを言えばますます墓穴を掘るのがわかっていても、一言言わずにはいられなかった。
 「いいのか?もっとずっとキツくなるぜ?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながらネド神父は問いかける。
「そんな言葉で・・・私が怖がると思ったら大間違いですよ!!」
(もう本当は嫌なくせになぁ。でも・・・そういうところが可愛いんだよなぁ)
相変わらず素直じゃないマルコ神父に、ネド神父はたまらなく愛しさを感じる。
「ふふふ・・それじゃあお望み通り・・お仕置きの続きといこうかねぇ」
「や・・やれるものなら・・やってみたらどうです!!」
お尻が痛くてたまらないのに、うまくはめられているのをわかっているのに、それでもマルコ神父は意地を張ってみせる。
ネド神父はニヤニヤ笑みを浮かべると、再び手を振り上げた。


 「あれ?どうしたんですか?」
「何がです?」
マルコ神父は怪訝そうな表情で後輩の神父に問い返す。
 「いや・・何か痛そうな顔してるみたいですけど?怪我でもしたんですか?」
「何でもありませんよ、別に」
「でも・・・」
「何でもないと言っているでしょう!それよりさっさと仕事に行ったらどうです?」
「す・・すみませんっ!」
慌てて後輩の神父はその場を立ち去った。
 (私と・・したことが・・・)
マルコ神父は後悔と罪悪感に駆られる。
(向こうは何も悪くないのに・・・。苛立ちをぶつけるだなんて・・)
感情任せにやってしまった行為に、マルコ神父は自己嫌悪を覚えそうになる。
 (それもこれも・・・・)
ピリピリとお尻に感じる痛みにマルコ神父はフツフツと怒りが沸いてくる。
(確かに悪いことしたのは私ですよ!でも・・・だからって・・・どうしてお尻なんか叩かれなければならないんですか!)
無意識のうちにお尻をさすりながら、マルコ神父は心の中でそう叫ぶ。
 (しかも・・・よく考えればネド神父が楽しみたいだけでしょうが!!幾ら悪いことしたからって、どうしてあんな最低な人を楽しませるようなことをさせられなければいけないんですか!!)
考えれば考えるほど、どんどん不満が沸き上がってきた。
 (そうですよ!私は子供じゃありませんよ!それなのに・・・!!何だってお尻叩かれなければいけないんですか!子供のように泣きじゃくったり・・・『ごめんなさい』なんて言わされて・・・恥ずかしいのに・・・!しかも・・しかも・・それを・・ニヤニヤ楽しそうにいつも見てるんですから!)
腹が立ってたまらず、同時に自分をそんな恥ずかしい目に合わせて、楽しんでいるネド神父に我慢がならなくなってくる。
 (もう・・・あんな人・・・知りませんっっ!!)
マルコ神父は心の中でそう叫ぶや、脱兎のごとき勢いで走りだしていた。


 (クソッ・・・!!クソクソクソッ!!)
ネド神父は苛立ちと不安がない交ぜになった表情で、必死に携帯をかけていた。
かけているのはマルコ神父の電話番号。
だが、何度かけてもちっとも返事が来ない。
 (クソォ・・・!一体どこに行ってんだよっっっ!!!!)
叫びたくなるのをネド神父は必死に堪える。
先日、突然マルコ神父がいなくなってしまったのだ。
最初は何かの用事で出かけたのかと思ったのだが、他の神父達に聞いてみればそんな話は全く聞いていないという。
おかしいと思ったものの、しばらくすれば帰って来るかと思って待っていたが、夜どころか翌日になっても教会に姿を現さなかった。
 さすがにこれはただ事ではないと思い、一日に何回もマルコ神父の携帯に電話をかけてみたが、全然帰って来ない。
他のスタッフ達も心配になり、捜索願を出そうという話まで出かかっていた。
 (まさか交通事故?それとも・・・犯罪にでも巻き込まれたのかよ!?)
心配でたまらず、ネド神父は室内をグルグル回りながら必死に電話をかけていた。


 (どう・・しましょう・・・)
同じ頃・・・市街のあるビジネスホテルにマルコ神父の姿があった。
ベッドの縁に腰を降ろし、困った表情を浮かべながら、ベッド脇の小テーブルに置いてある携帯を見やる。
先ほどから何度も震動し、履歴が埋め尽くされてしまうほどの着信が入っていた。
全てネド神父からのもの。
 (ああ~!私の馬鹿!一時の感情に任せて、どうして家出なんかしてしまったんですか~~~~~~!!!???)
自分の軽はずみな行動に、マルコ神父は頭を抱える。
ネド神父がするお仕置きにすっかり拗ねてしまった挙句、教会を飛び出し、家出してしまったのだ。
 (きっと・・・皆・・・心配してますよね・・・。それに・・・仕事にも・・・支障が出ていることでしょうし・・・・)
マルコ神父は罪悪感に駆られる。
何も言わずに勝手に飛び出してきてしまったのだ。
さぞかし心配しているだろう。
それに、仕事の方でも迷惑をかけてしまったに違いない。
 チラリチラリと、マルコ神父は携帯の方を見やる。
携帯はブルブルと絶えること無く震え続けている。
ネド神父が心配のあまりに、何度も着信し続けているのは明らかだった。
(さ・・さすがに・・・帰りましょう・・・・。このままで・・いるわけにも・・いきませんし・・・)
ようやく決意が決まると、マルコ神父は携帯を取り上げた。


 (さ・・・さすがに・・・怒ってますね・・・)
ホテルまで迎えに来たネド神父の姿を見るや、マルコ神父はそう思わずにはいられなくなる。
 「マルコ・・・・・」
静かに、だが有無を言わせない声でネド神父は呼びかける。
「な・・何です・・・?」
マルコ神父は平静を装って尋ねる。
 「何だって・・・・こんな真似したんだ?」
「それは・・・」
口を開きかけて、思わずマルコ神父は口を閉じる。
お仕置きに拗ねて家出したなどとはとても言えない。
あまりにも子供っぽくて恥ずかしいからだ。
 (それに・・・元はといえば・・・)
ネド神父の姿を見たことで、再びマルコ神父の心に反発心が生まれてきた。
頭では、自分が完全に悪い、ちゃんと謝るべきだというのはわかっていた。
しかし、それでも、感情の部分ではネド神父への反発がメラメラと燃えていた。
 「あなたには・・・言いたくありません」
「何だと?」
マルコ神父の言葉に、ネド神父の表情が変わる。
「ふざけるな!こっちがどれほど心配したと思ってるんだ!!」
「あなたが勝手にしたことでしょう?私には関係ありませんよ」
マルコ神父はそう言いやると、プイッと顔をそむける。
 「ふざ・・けん・・な・・・。絶対・・・許さ・・ねぇ・・」
全身を怒りでブルブルと震わせながら、ネド神父は近づくと、マルコ神父の手首を掴む。
「な・・何をするんですかっ!」
思わずマルコ神父は抗議する。
「決まってんだろっ!お仕置きだっ!!」
ネド神父はそう叫ぶや、ベッドの縁に腰を降ろしながらマルコ神父を引き倒した。
 マルコ神父がいつものように膝の上にうつ伏せになるや、慣れた手つきでお尻をあらわにする。
同時に膝を組み、マルコ神父のお尻が突き上げられるような体勢にした。
(こ・・これは・・・)
無意識のうちにマルコ神父は身体が震えてくる。
お仕置きがとても痛く感じる体勢なのを知っていたからだ。
そして、最初からこの体勢でお仕置きをするときは、普段の余裕をかなぐり捨てた、本気の怒りを見せるということも。


 バアッジィィィ~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~ッッッ!!
「うぐぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」
あまりにも激しい平手打ちに、マルコ神父は苦痛に表情を歪め、くぐもった声を出す。
無意識のうちにベッドのシーツを握りしめる両手に力を込めていた。
 「この・・・馬鹿野郎がぁぁぁ!!!!!」
ビッダァァァ~~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~!!!
「ぐ・・!ぐく・・!うっ・・!うぐぅ・・・!ううっく・・!」
あまりにも激しい平手打ちの嵐に、あっという間にお尻は全体が色づいてゆく。
そのプライドから、見苦しい姿は見せまいとするマルコ神父だったが、ネド神父の強烈なお仕置きに、身体は意思とは裏腹に、苦痛の声を漏らしてしまう。
 バアッジィィィ~~~~ンッッッ!!!
ビダァンバァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~!!!!!!!
「何考えてやがんだぁぁ!!勝手にいなくなりやがって!!」
「ぐぅ・・!あぐ・・!あうっ・・!あぐ・・!あぐぅ・・!あぐぁ・・!あっ・・!あうぁ・・!ああっ・・!!」
ネド神父の力強い平手が、容赦なく幾重にも叩きつけられるたびに、マルコ神父は苦悶の表情を浮かべる。
 「ひ・・!ひあっ・・!ひぃあっ・・!あっ・・!あくぅぅ・・!ああっ・・!ひっ!ひぁ・・!あっ・・!あああっ・・!」
耐えがたい苦痛に、マルコ神父は声を漏らし、また無意識のうちに両脚をバタつかせ始める。
 「お前が・・・お前が・・いなくなって・・どれだけ・・驚いたか・・心配したか・・わかってんのかぁぁ・・・・!!!」
バアッジィィィ~~~~ンンンッッッッッ!!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~!!!
激しい平手打ちを叩きつけながら、ネド神父はお説教を続ける。
 「そ・・・そんな・・こと・・・言ったって・・・ぐっ!あぐっ!あううっ!あっぐうううっ!あっ・・!あぐうああっ!あっ!・・・」
平手の豪雨を繰り出しながらお説教をするネド神父に対し、苦痛に悶えつつ、マルコ神父は言葉を返そうとする。
 「も・・元はと・・言えば・・・ああっ!あっくぅぅ・・・!!あなたの・・せい・・でしょうが・・!!」
苦痛に身をよじらせながら、抗議するような口調でマルコ神父は言う。
その言葉に、思わずネド神父は一旦、お尻を叩く手を止めて尋ねた。
 「俺のせいだと?どういうことだ?」
「決まってるでしょう・・あなたが・・・・」
口を開きかけて、思わずマルコ神父はハッとする。
(私の馬鹿!?何を言うつもりだったんですか!!)
自分が言おうとしていることに気づき、マルコ神父は口を閉じた。
お仕置きに拗ねて家出したなど、あまりにも子供っぽくて恥ずかしい。
そんなこと、何があっても言うわけにはいかなかった。
 「どうした?言わないのか?」
「あ・・あなたなんかに・・言いたくありません!」
マルコ神父はそう言うと、プイッと顔をそむける。
 「何だと?俺のせいだと言っておきながら、どういうつもりだ?」
マルコ神父の態度に、ネド神父の表情がさらに険しくなる。
「と・・とにかく・・言いたくありませんっ!」
ますますお仕置きされてしまうのがわかっていながら、それでもマルコ神父はそう言いやった。
 「そうかよ。よくわかったよ。だったら・・俺ももう遠慮なんかしてやらねーよ」
低い声でネド神父はそう言う。
「別に遠慮なんかしてもらわなくたって結構ですよ。どうせ怒ってるんでしょう?叩きたいなら叩けばいいでしょう?」
(私の馬鹿・・・!何でこんなことを・・・)
思わず口から出る言葉に、マルコ神父は自身を罵りたくなる。
 本音を言えば、もうお尻は限界で、許してもらいたい。
でも、ネド神父の言葉に怯えたなどと思われたくない。
馬鹿で無意味だとわかっていても、虚勢を張らずにはいられなかった。
 「言われなくてもそうするつもりだよ」
ネド神父はそう言うと、持って来たバッグから何かを取り出す。
思わず振り返ってみると、見覚えのある道具が目に入った。
(あれは・・・!?)
マルコ神父はネド神父が取りだしたものに、声が出そうになる。
ネド神父が持っているのはパドル。
(あれで・・・叩かれるん・・ですか・・・)
デートのために熱があるのに無理をして倒れてしまい、その結果心配したネド神父に厳しくお仕置きをされたときの記憶が蘇り、全身が震えてくる。
 「何だ?今さら怖いのか?」
「な・・!何を馬鹿なこと言ってるんですか!こんなもの、怖くも何ともありませんよ!」
(だから何でそんなこと言うんですか!私の馬鹿!)
この期に及んでも、まだプライドを優先しようとする自身に、マルコ神父は呆れたくなる。
「それを聞いて安心したよ。今日という今日は・・きつくお仕置きしてやる」
「やれるもの・・なら・・やってみたらどうです!」
(ああ・・もうどうにでもなれです!!)
自身の愚かさに、半ばヤケになってマルコ神父は心の中で叫ぶ。
ネド神父はしっかりとマルコ神父の身体を押さえると、パドルを振り上げた。
 ビッダァァァ~~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!!
「うわああっ!うわぁぁぁぁああああああああ!!!!」
今度はパドルでの打撃の嵐に、マルコ神父は絶叫する。
 (や・・やっぱり・・無理っ!こんなの無理ですっ!)
最初の打撃の嵐で、マルコ神父のプライドは呆気なく崩壊してしまう。
バアッジィィ~~~ンッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~!!!
「ひっ!痛っ!痛あっ!やああっ!痛いっ!痛ぁぁあ!!」
両脚をバタつかせ、小さな子供のようにマルコ神父は叫ぶ。
 「やめっ・・!やめてっ!ネド神父・・!も・・もう・・やめてっ!許して下さいっ!わ・・私が・・悪かった・・ですからっ!!ひぎぃぃぃ!!!!」
必死になって許しを乞うマルコ神父だったが、既に容赦しない体勢に入っているネド神父は、そのまま黙々とパドルでマルコ神父のお尻を叩き続けた。


 「ひぃん・・ひっひぃぃいん・・ひぅぇええん・・・」
マルコ神父は涙を零しながら、泣きじゃくっていた。
お尻は既に濃厚なワインレッドに染め上がり、額や手の甲は無論、神父服もジットリと汗ばんでしまっている。
 「わ・・私が・・悪かった・・です・・からぁ・・も・・もう・・許して・・下さぁいいぃぃ・・・・」
すっかりプライドも崩壊し、マルコ神父は必死になって許しを乞う。
 「反省したのか?」
ネド神父はパドルを振るう手を止めて尋ねる。
「は・・はぃ・・・」
「だったら・・何でこんな真似したか言えるな?」
「は・・はい・・。じ・・実は・・・」
すっかり観念しているマルコ神父は泣きじゃくりながら、口を開いた。
 「だーはっはっはっはっはっはっ!!!!!!」
「わ・・笑わないで下さいっ!!」
大笑いするネド神父に、マルコ神父は抗議する。
 「い・・いや・・すまんすまん。だが・・お仕置きに・・拗ねて・・家出・・ぶふ!!」
「だ・・だから言いたくなかったんですよ!」
未だに笑っているネド神父に、マルコ神父は拗ねた表情を浮かべる。
 「悪かった悪かった。でも・・お前さん、結構可愛いところがあるんだなぁ」
「何が可愛いですか!子供すぎて・・恥ずかしいんですから!」
マルコ神父は恥ずかしさに顔を赤らめる。
 「まぁとにかく・・・二度とやらないでくれよな」
「わかっていますよ。皆さんに迷惑かけてしまいましたし」
「それもあるが・・。俺が死ぬほど心配するんでな。頼むぞ」
「考えておきます」
「まあとにかく・・・帰るぞ」
「って何をするんですか!?」
突然、自分を抱きあげたネド神父に、マルコ神父は叫ぶ。
 「ん?だって尻が痛くて歩くの大変だろ?」
「そ・・そんなわけないでしょう!お尻ぶたれたくらいで歩けなくなるとでも?」
「それじゃあ一人で歩くか?」
「え・・・?」
ネド神父の言葉に、マルコ神父は思わず言葉に詰まってしまう。
実を言えば歩くのは辛い。
それに、素直に認めたくは無いが、ネド神父にこう抱っこされるのは悪くなかった。
 「まあ尻が痛いんだから、大人しく抱っこされとけ」
「そ・・そういうことに・・しておいてあげますよ。でも・・勘違いしないで下さい!お尻が痛くて歩けないからですよ!べ、別に抱っこされて嬉しいなんて思ってませんからね!!」
(相変わらず素直じゃねえなぁ。まぁそういうところが可愛いんだけどな)
マルコ神父の態度に苦笑しつつも、ネド神父は愛しさの籠った表情を浮かべた。


 ―完―

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