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薬泥棒(TOVSより:ルーク/ルカ)



(TOVSを題材にした二次創作です。キャラのイメージが原作と異なっている可能性があります。許容出来る方のみご覧下さい)


 「うぅ・・・ううん・・・」
「イリア・・・」
ルカは必死にイリアに呼びかける。
ベッドに横になっているイリアは、苦しそうな息を吐き、顔が赤く染まっている。
突然、熱を出して倒れてしまったのだ。
それ以来、つきっきりで看病していた。
 「待っててね!絶対僕が助けるから!」
タオルを新しいものに取り替えると、ルカはそう言って部屋を飛び出した。
 (どうしよう・・・・)
ルカは困り果てた表情を浮かべて宿屋へ戻って来た。
急いで薬屋を探し、薬を買おうとしたが、今のルカ達の所持金では手が届かない額だったのだ。
どうしても薬は欲しい。
だが、お金が無い。
お金が無くては薬も手に入らない。
(どうしよう・・どうしたら・・・)
ルカが必死に考え込んでいたそのときだった。
 「あん?ルカじゃねーか?」
不意に聞き覚えのある声に、思わずルカは顔を上げる。
すると、買い物袋を抱えたルークの姿があった。
「あ、ルークさん」
「奇遇だな。お前らもここに泊まってたのかよ?」
「あ、はい。ルークさんは・・買い物帰りですか?」
「まぁな。こんなことしたくねーけど、嫌だなんて言おうもんなら滅茶苦茶尻叩かれっからな・・・」
「た・・大変なんですね・・・」
ルークの言葉に思わずルカは同情する。
自分もこの間、別の街でルークにお尻をぶたれたから、お尻を叩かれる痛さや辛さはよくわかる。
それだけにルークのことが人事に思えなかった。
 「それより・・お前ら、もう悪いことやってねーだろうな?」
「や、やってませんよ!」
「ならいーけどな」
「す、すみません。僕、急用がありますから!」
そう言ってルカが立ち去ろうとしたときだった。
 「おい、ちょっと待てって」
不意にルークが呼び止めた。
「な、何ですか?」
「お前、何か困ってることでもあるんじゃねーのか?」
ルークの言葉に、一瞬ルカはギクリとする。
だが、平静を装ってルカは答えた。
 「そ、そんなことありませんよ!」
「本当かよ?」
「ほ、本当に大丈夫ですから!」
「ならいいんだけどな。でも、何かあったら遠慮なく言えよな」
「あ、ありがとうございます。そ、それじゃあ、ちょっと急いでますから」
そういうと、ルカは足早に部屋へ戻っていった。
 (あいつ・・・絶対何か隠してるよな・・・)
ルークはルカの様子にそう判断する。
(また何か無茶やんねーといいけど・・・。その前に・・部屋に戻らねえとな。ティアがうるせーから)
ルークはそう考えると、自分達の部屋に戻っていった。


 (やっぱり・・ルークさんに・・・)
部屋に戻って来たルカは、ルークに相談しようかと考えていた。
(何を言ってるんだ!今までに二度もルークさん達に迷惑かけたりしたじゃないか!これ以上は・・・いけないよ!)
ルカは自身にそう言い聞かせる。
悪いことをしたにも関わらず、役人や自警団に突きだすどころか、食料を分けたりして、二度も自分達の窮地を救ってくれた。
これ以上、ルーク達の善意に甘えたり、迷惑をかけるようなことをしてはいけない。
ルカはそう思っていた。
 (でも・・・このままじゃ・・薬・・・)
ルカは必死に考える。
そのとき、ある考えが浮かんだ。
 (ダメ・・ダメだよ!こんな・・・悪いこと・・・絶対に間違ってるよ!)
最初、ルカはその考えを否定する。
絶対に悪いことだし、そして何よりも、こんなことをしたらとてもルーク達に顔向けできない。
 (でも・・こうでもしないと・・・・)
その一方で、お金が無いという現実が、容赦なく迫る。
(間違ってるけど・・・仕方ない・・・)
煩悶の末にルカは決断すると、静かに宿を後にした。
 「おぃ!そっちいたかよ!?」
「いいえ、こっちにはいなかったわ」
ルークはティアと顔を合わせると、そう尋ねる。
部屋に戻ると、ちょうどルカが宿を後にするのが窓から見えたため、二人して後を追ったのだが、気づかれてしまったらしく、途中で撒かれてしまったのだ。
 「ったく・・・どこ行きやがったんだよ・・・」
「それより・・・心配ね。あの様子だとかなり困ってることがありそうね」
「ああ。多分あいつ、これ以上俺らに甘えるわけにはいかねーとか迷惑かけたくねえとでも思ってんだろーよ。そういう奴だからな」
「そうね、きっと・・」
「クソッ!どこ行ったんだよっ!」
中々見つからないことにルークが思わず苛立ったときだった。
 突然、何だか通りが騒がしくなる。
怪訝に思って振り返ると、街の自警団が誰かを追っていた。
追われているのは、覆面で顔を隠した小柄な人物。
小柄な体には不似合いな大きな剣を振り回し、自警団から逃げようとしていた。
 「ティアっ!!」
「ええ!」
二人は、追われているのがルカだと気づく。
武器を取って飛び込むと、傷つけないように手加減しつつ、自警団を追い払いだす。
 「おいっ!こっち来いっ!」
「え・・?」
「いいから来いっ!とにかく逃げるぞっっ!!」
ルークは覆面をしているルカの手を引っ張りながらそういうと、ティアの術で足止めしながら逃げ出した。
 「もう・・・大丈夫みたいね・・・」
自警団を完全に撒いたことを確認すると、ティアはそう呟く。
「あ・・ありがとうございます・・・」
ルカは助けてくれた二人に礼を言うが、すぐに表情が強ばる。
二人が怖い顔をしているからだ。
 「おぃ・・・ルカ・・・」
「は・・はい・・」
ルカはおずおずと返事をする。
 「お前・・何で自警団に追われてたんだ?」
「ご・・ごめん・・なさい・・。実は・・・・・」
ルカは震える手で何かを差し出す。
差し出したのは薬の包み。
 「薬・・・?」
「じ・・実は・・・イリアが・・熱出して・・・倒れちゃったんです・・・。でも・・宿代の分しか・・お金・・持ってなくて・・・。間違ってるって・・・わかってたけど・・。でも・・・・」
「それで薬泥棒したってわけか?」
「ご・・・ごめんなさい・・・」
「ごめんなさいじゃねえだろ。まあとにかく・・今はイリアの方が先だ。宿屋に帰るぞ。それとティア、医者連れてきてくれよ」
「わかったわ」


 「あ・・あの・・どう・・ですか?」
ルカは恐る恐る医者に尋ねる。
「熱は高いが心配いりません。しばらくしっかり養生すれば大丈夫ですよ」
「そ・・そうですか・・・」
医者の言葉にルカはホッとする。
 「大したことなさそうでよかったじゃねーか」
「あ、はい。ありがとうございます」
ルークの言葉にルカは思わず礼を言う。
「ティア、イリアの面倒頼むわ。俺はルカと大事な話があるからな」
「わかったわ」
ティアはそう言うと、水筒や予備のタオルを用意する。
 「んじゃあ、俺らの部屋に来てもらおうか、ルカ?」
「は・・はい・・・」
ルカはそう答えると、おずおずとルーク達の部屋に入っていった。
 ルーク達の部屋に入ると、ルカはオドオドしながら、ルークの方を見やる。
「さてと・・・ルカ・・・」
「は・・はいっ!!」
今にも飛び上がりそうになりながら、ルカは返事をする。
 「何でここに連れてこられたか、わかってるよな?」
「は・・はい・・・。薬・・泥棒の・・こと・・ですよね・・・」
「そーだぜ。ルカ・・・・」
ルークは一旦言葉を切ると、ジッとルカの方を見つめた。
 「この・・・馬鹿っっ!!何やってんだっ!!」
思い切り怒鳴られ、思わずルカは身をすくめる。
「ご・・ごめん・・なさい・・・」
「ごめんなさいじゃねーだろ!あんな馬鹿な真似しやがって!捕まってたらどーするつもりだ!イリアはともかく、お前までこんな真似してどうすんだよっ!!」
反論できず、ルカは黙ってうつむく。
 「ルカ、自分がとんでもなく悪いことしたってのはわかってるよな?」
「は・・はい・・・」
「そんな悪い子はお仕置きだぜ。いいな?」
「わ・・わかって・・ます・・・」
「そんなら・・・わかるよな?」
ルークはベッドの縁に腰を降ろすと、膝を叩いて合図をする。
 (や・・やっぱり・・・お尻・・ぶたれるんだ・・・)
部屋に連れてこられたときに覚悟はしていたが、それでも実際にお仕置きの合図をされるのは辛い。
思わずドアの方に視線を向け、逃げ出してしまおうかと思ってしまう。
 (僕の馬鹿!何てことを考えてるんだ!悪いことをしたのは僕じゃないか!痛くても恥ずかしくても全部僕のせい!自分が悪かったんだから、怒られるのは当たり前じゃないか!)
ルカは自身にそう言い聞かせると、おずおずとルークのもとへ行く。
目の前に立つと、しばらくジッとルークの膝を見つめていたが、ルークが許してくれるわけもなく、諦めたような表情でうつ伏せになった。
 ルカがうつ伏せになると、ルークはズボンを降ろしてルカのお尻をあらわにし、同時に膝を組む。
おかげで、ルカはお尻を上に突きあげるような体勢になった。
 (うう・・やっぱり・・・すごく・・怒ってるんだ・・・)
ルカはそう気づくと、身体が震える。
この前のお仕置きの経験から、この体勢だととても痛く感じることはわかっていた。
それだけにルークの怒りの大きさが想像でき、怖くなってくる。
 「ルカ・・・今日はマジで怒ってっからな。この前よりもきつーいお仕置きだぜ。いいな?」
「わ・・わかってます・・・」
震えながらもルカは答える。
「よぅし。そんじゃあ、行くぜ」
ルークは丹念に手に息を吐きかけると、左手でルカの身体を押さえ、ゆっくりと右手を振り上げた。


 バアッチィィィ~~~~~ンンンッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!
「うっわぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!」
嵐のような平手打ちの乱打に、ルカは絶叫する。
(お、怒ってるなんてものじゃないよ~~~!!!??)
あまりの痛さにルカはそう思わずにはいられない。
 「馬鹿野郎っ!!一体何やってんだー!!!」
ルークは思い切り怒鳴りながら、ルカのお尻に容赦なく平手の連打を叩きつける。
始まったばかりだというのに、ルカのお尻はあっという間にほんのりと全体が色づいていた。
 ビッダァァァ~~~~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~!!!
「ぐ・・!ぐっ・・!くぅぅ・・!ぐぅ・・!うっくぅぅ・・・!!」
ルカは両手でベッドのシーツを握りしめ、口を横一文字に引き結び、必死に堪えようとする。
だが、耐えきれないのだろう、微かに声が漏れていた。
 「イリアのために薬が欲しいってのはわかるけどな!だからって泥棒なんてしていいってことにはならねーだろ!!」
ルカのお尻をさらに赤く染めてゆきながら、ルークはお説教を続ける。
「ご・・ごめん・・なさい・・。ど・・どうしても・・イリア・・・助け・・たくて・・」
「だったらどうして俺らに一言くらい言わねーんだよっ!!」
「だ・・だって・・こ・・これ・・以上・・迷惑・・かける・・なんて・・・」
「馬鹿っ!そんなこと言ってる場合じゃねーだろ!!」
ビッダァァ~~~ンッッッッ!!!
「ぐぅぅ・・・!!!」
お尻の骨に響くかと思うほどの衝撃に、ルカは思わず呻き声を上げる。
 「ったくよ・・・お前がそういう奴なのは見てりゃあわかるけどな。一人で何でもかんでも抱え込もうとするんじゃねえよ!そんなことしたって苦しいだけだろうが!」
「ご・・ごめん・・なさい・・・」
「それに・・お前の様子がおかしくて、俺やティアがどう思ったか、考えてみたか?」
その言葉にルカはハッとする。
 (そ・・そうだ・・。僕、ルークさん達に・・迷惑かけちゃいけないって・・・ばっかりで・・・ルークさん達が・・どう・・思うかって・・・全然・・・考えてなかった・・)
そのことにルカは気づくと、罪悪感が沸き上がってくる。
「し・・・心配・・させちゃって・・・ご・・ごめん・・なさい・・・」
「まあわかったみてーだな」
ルカの様子にルークはホッとする。
そして終わりにするつもりなのか、押さえていた手を離そうとしたときだった。
 「あ・・あの・・ルーク・・さん・・」
「ん?何だよ?」
「お・・お願いが・・あるんですけど・・い、いいですか?」
「ああ、構わねーぜ」
「あ・・あの・・・も・・もっと・・厳しく・・お仕置き・・して・・下さい・・」
「へ・・?」
ルカの言葉にルークは一瞬目を丸くする。
 「い・・今・・何て言った?」
「ぼ・・僕を・・もっと・・厳しくお仕置き・・して下さい・・・お願い・・ですから」
「お、おい。何言ってんだよ!?ルカ、お前だってケツ痛えだろ?」
ルークは思わずそう言う。
ルカのお尻はルークの激しい平手打ちで、既に全体が満遍なく赤に染まっていた。
 「た・・確かに・・痛いです。本音を言えば・・・痛いし・・・辛いから・・・嫌ですよ」
「だったら・・・何でだよ?」
「さっき・・・ルークさんに・・言われて・・気がついたんです・・。本当に・・・ルークさん達を・・・心配・・・させちゃったんだって・・・。こんなにも・・・僕達のこと・・気にかけて・・くれてる・・人達を・・・。ルークさん達に・・・本当に・・・申し訳なくて・・・それに・・自分の事ばっかりで・・・ルークさん達のこと・・全然考えて無かった自分が・・凄く・・・許せないんです・・・・。だから・・・・お願いです・・・。本当に・・心の底から・・・反省して・・ルークさん達に・・もう心配かけるようなことはしない・・・悪いこともしない・・。そう約束したいんです・・・・」
「わーったよ。そこまで言うんならな」
ルカの言葉にルークはそう言う。
 「そんじゃあルカ、あそこのバッグ取って来れるか?」
「あ・・はい。な、何とか・・・」
ルカは一旦ルークの膝から降りると、バッグを取って来る。
ルークはルカが取ってきたバッグから板状のものを取り出した。
 「な・・何ですか?これ?」
ルカはルークが取り出した道具に、思わず尋ねる。
「コイツか?パドルって言うらしいぜ。お仕置きの道具だってティアが言ってたぜ」
「そ・・そんなのが・・あるんですね・・。あの・・痛いんですか?」
「痛いなんてもんじゃねーよ。コイツのせいで・・何回ティアに泣かされたか・・・って何言わせてんだよ!!」
「ご、ごめんなさい!!」
思わずルカはルークに謝る。
「まあいい。とにかく『これで悪いことした僕のお尻をうんと叩いてお仕置きして下さい』って言って膝に乗りな」
ルークはそう言ってルカにパドルを渡した。
 「こ・・これで・・・わ・・悪いこと・・した・・僕の・・お尻を・・うんと・・叩いて・・・お・・・お仕置き・・して・・下さい・・・」
自分で願い出たとはいえ、実際に言うのはさすがに恥ずかしいのだろう、顔を赤らめながらルカはパドルを差し出すと、再びルークの膝にうつ伏せになった。
 「さてと・・・ルカ・・本当にいいんだな?」
パドルを受け取ると、ルークは念を押すように尋ねる。
「は・・はい・・・」
「今度は俺も本気の本気で行くぜ?どんなに泣いても謝っても、簡単には許してやらねーからな。後悔したって遅いんだぜ?」
「わかってます。だから・・・お願いします・・」
「そこまで言うんなら・・・わかったよ」
ルークはそう言うと、パドルを振り上げた。
 ビッダァァァ~~~~~ンッッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~!!!!!!!
「うわぁぁぁあああんんっっっっ!!!!痛ぁあああああいいいいぃぃぃぃぃ!!!」
平手の時とは比べ物にならない、より強烈な打撃の嵐にルカは絶叫する。
耐えがたい苦痛に、ルカは両脚をバタつかせ、無意識のうちにお尻を揺らしてしまう。
 「ごめんなさぁっぁあいいい!!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!」
全身を激しく揺らし、両脚をバタつかせながらルカは必死に謝る。
そんなルカを尻目に、ルークはパドルを振り下ろし続けた。


 「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・」
ルカは両肩を上下させ、荒い息を吐く。
全身、汗でグッショリと濡れており、目尻には涙がクッキリと浮かんでいた。
お尻は濃厚なワインレッドに染め上がっており、表面はジンジンと熱を帯びている。
 「ルカ、反省できたか?」
ルークはパドルを振るう手を止めて尋ねる。
「は・・はぃぃ・・・。わ・・悪いこと・・して・・心配かけて・・・ほ・・本当に・・ごめん・・なさい・・・・」
「もう二度としねーって約束出来るか?」
「は・・はい・・。に・・二度と・・しません・・・」
「よーし。そんなら・・・・終わりだぜ」
そう言うと、ルークはパドルを置き、ルカを起こすと、膝の上に座らせる。
 「うわぁぁ~~んっ!ルークさぁぁん・・・」
ルカはルークの胸にすがりつくように抱きつくと、泣きだした。
「馬鹿!何泣いてんだよ!男だろ?」
「ひぃん・・。ご・・ごめん・・なさぁい・・」
「・・ったく・・。相変わらず世話の焼ける奴だな。ホレ、泣きやめって」
真っ赤に腫れたお尻を撫でてやりながら、ルークはそう言った。
 「お仕置きは終わったのかしら?」
しばらくするとティアが様子を見に、部屋へ入って来た。
「ティアかよ。イリアは?」
「大分落ち着いたみたいだわ。だから、こっちの様子を見に来たんだけど・・あら?寝ちゃったのかしら?」
「ああ。尻撫でてやってるうちに寝ちまいやがって・・・。おかげで重いっつーの!!」
文句を言うルークにティアは思わずクスリと笑う。
 「何がおかしーんだよ!!」
「いえ、あなたも満更でも無さそうね。そうしてると、何だかお兄ちゃんって感じね」
「はぁ!馬鹿言ってんじゃねーよ!こんな手のかかる弟なんていらねーっつーの!!」
「そうかしら?ルカ達のことやたら気にかけてるみたいじゃないの、この間から?」
「しょーがねーだろ。見てて危なっかしいんだからよ!って何言わせてんだー!!とっとと出てけよ!!」
ルークの態度にティアは苦笑しながら出ていく。
 「ったく・・何がお兄ちゃんだよ・・・」
そう呟くと、ルークはルカを膝から降ろそうとする。
だが、すっかり安心しきったルカの寝顔を見ると、そう出来なくなってしまった。
「しょーがねーな・・・。今日だけはこうしてやるよ。次は・・ねえからな」
ルークはそういうと、ルカを優しく抱きしめてやった。


 ―完―
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