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歓迎会(SO2&TOVSより:ルーク・ティア/ルカ・イリア&ルシ/アシュ、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにしたSO2とTOVSの共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「イリアっ!そいつは俺んだぞっ!」
「ボヤボヤしてるアンタが悪いのよっ!」
「んだとーっ!!」
「二人ともいい加減にしなさい!みっともないでしょう!」
肉を取り合って喧嘩しそうなルークとイリアを、ティアがたしなめる。
 「クロード、一杯どうだ?」
「何言ってるんですか、ボーマンさん。僕、まだ未成年ですよ」
「こういうときぐらい固いこと言うなって。そうだ、ルーク、せっかくだからお前さんもどうだ?」
「アンタなかなか話せるじゃんか。そんじゃもら・・・」
ボーマンからビールを受け取ろうとしたルークだったが、あえなくティアにビールを取り上げられてしまう。
 「何すんだよティア!」
「何すんだよじゃないわ。あなた、未成年でしょう?それにボーマンさん、医者なんですから未成年に酒なんて勧めないで下さい!」
「コイツは一本取られちまったな。すまんすまん」
金網を囲んでバーベキューをしながら、皆でそんな会話を交わしている。
 「ティアさん、どうです?楽しんでもらえてます?」
アシュトンが肉を焼く準備をしながら、ティアにそう問いかけた。
「ええ。わざわざ招待してもらって、ありがとうございます」
「いいんですよ。元々今日はティアさん達の歓迎会ってことでやるつもりでしたから」
アシュトンはそう言う。
ルーク達が引っ越してきた家は、アシュトンの教区内にある。
そのため、新しい仲間として、歓迎会をしているところだった。
「ですから気兼ねなく今日は楽しんでいって下さい。その方が僕としても嬉しいですから」
「お言葉に甘えてそうさせてもらいます」
ティアがそういうと、アシュトンもホッとしたような表情になる。
だが、金網から離れたところで、一人チビチビとやっているルシフェルの姿に、思わず表情が曇る。
 「ルシフェル・・・ルシフェル・・・」
「何だ?」
おずおずと近づいてきたアシュトンに、ルシフェルは不機嫌そうな声で尋ねる。
「そんなところで一人でチビチビやってないでさぁ、君も仲間に入ったら?」
「ふん・・。そんなこと・・出来るか!!」
ルシフェルはそう言うと、顔をそむける。
 「で・・でも・・・」
「私はここでいい!お前はホスト(主人役)だろう?さっさと奴らの世話に戻ったらどうだ!?」
「わ・・わかったよ・・・・」
アシュトンはシュンとすると、再びバーベキューパーティの一行へと戻ってゆく。
 「お兄ちゃん、あいつも輪に入れようとしたの?」
クロードの膝の上に座ってキャロットジュースを飲んでいるレオンが、シオシオと戻って来たアシュトンにそう尋ねる。
 「うん・・せっかくの歓迎会なんだし・・。ルシフェルにも・・仲良くしてもらおうと・・思ったんだけど・・・」
「バッカだな~。あいつがそんなことするわけないじゃん。そもそも・・・歓迎会自体、あんなに反対してたの忘れたの?」
「そうじゃ・・ないけど・・・」
「そういえば・・あの人・・やたら僕達のこと・・睨みつけて・・ますよね・・。何か、悪いことしちゃったのかなぁ?」
一人でチビチビやりながら、こちらの方をときどき凄い勢いで睨みつけてくるルシフェルに、ルカはそんなことを呟く。
 「全然違うよ。ただの嫉妬だから気にする必要ないよ、ルカお兄ちゃん」
「嫉妬・・?」
「そうだよ。あいつトンデモない嫉妬魔なんだよ。ルカお兄ちゃん達がアシュトンお兄ちゃんとちょっと仲良くしてるくらいで、凄い怒るんだよ。本当、見苦しくてたまんないよね~~」
「ちょ・・レ、レオン・・」
ズケズケと言いまくるレオンにアシュトンは慌てる。
 「き~さ~ま~~」
レオンの言葉を聞きつけたのか、ルシフェルがこっちへやって来た。
「何さ?どうかした?」
「どうかしたではない!さっきから聞いておれば好き勝手なことばかり言いおって!嫉妬魔だと!?その言葉、取り消さんか!!」
「ただの冗談なのに何怒ってるのさ?はっは~ん、図星だから怒ってるんでしょ~?」
「な・・何を・・馬鹿な・・・」
ルシフェルはブルブルと怒りを堪えかねながら否定しようとする。
「虐待魔の上に嫉妬魔・・見苦しいったらありゃあしないよね~」
「貴様っ!もう許さんっ!」
思わずルシフェルはカッとなる。
 「わああっ!お兄ちゃんっ!虐待魔が虐める~~!!!」
レオンは慌てたような素振りでアシュトンに抱きついた。
「よしよし、大丈夫だからね、レオン」
アシュトンはレオンを慰める。
「貴様っ!誰に断ってアシュトンに抱きついている!?」
カッとなりながら言うルシフェルに、アシュトンは厳しい目を向ける。
 「ルシフェル・・・。君、たかが子供の言葉にここまで怒ることないじゃないか」
「な・・何を言うか!貴様も小僧の言いたい放題は聞いただろう!?」
「だからってこんなに怯えさせることないじゃないか。やり過ぎだよ」
「お兄ちゃん~~。怖いよ~~~」
レオンはこれ見よがしに全身を震わせる。
「よしよし。僕がついてるからね。もう大丈夫だよ」
いつものように甘えるレオンを慰めつつ、アシュトンはルシフェルに厳しい目を向ける。
 「ルシフェル・・。君がヤキモチ焼きなのは知ってるけど・・・だからってここまですることないじゃないか!!最低だよ!」
「ぐ・・・ぐぅぅ・・・・」
アシュトンにこう言われてしまっては、ルシフェルも返す言葉が無くなってしまう。
レオンやルカ達に視線だけで殺してしまいそうな目を向けるや、ルシフェルは建物の中へ入っていってしまった。
 (い・・言いすぎた・・かなぁ・・・)
悔しさを滲ませた後ろ姿に、アシュトンは思わず罪悪感に駆られる。
だが、レオンが巧みに甘えかかってくると、再び皆の応対を始めた。


 (おのれおのれおのれおのれおのれ~~~~!!!???)
腸が煮えくり返りそうな思いを抱きながら、ルシフェルは自分の寝室で、一人寂しく飲んでいた。
(また人をダシにしてアシュトンに甘えおって~~~!!??いつか必ず吠え面をかかせてやる!!)
レオンへの怒りをフツフツと煮えたぎらせながら、ルシフェルはそんなことを考える。
 (アシュトンもアシュトンだ!私がいながら・・ああも他人とヘラヘラしおって!!つけ込まれでもしたらどうするつもりだ!?)
嫉妬と心配性から、ルシフェルはそんなことを考える。
ルシフェルがバーベキューパーティに反対したのは、一つには嫉妬心だ。
ああしてアシュトンが自分を差し置いて他人と仲良くしたり、親密な間柄になるのが我慢ならないからである。
 もう一つは持ち前の過保護振りと心配性からだった。
こうやって仲良くなっていくうちに、他の者がアシュトンの魅力に気づいたら、大変なことになると思っているのだ。
可愛いアシュトンを他人に取られてしまうかもしれないし、アシュトンの美しさに迷って不埒な行為に及ぼうとするかもしれない。
ルシフェルにとっては、こういうパーティはみすみす野獣の群れに餌を放り込むようなことに等しかった。
 それに、バーベキューパーティの性格上、火を使う。
火事の心配もあったから、反対したのだが、アシュトンの必死にお願いに負けてしまい、渋々ながら許したのである。
(全く・・・いつもいつも危機感が無いと言っているというのに!?何かあってからでは遅いのだぞ!)
半ばふてくされ、ヤケ酒を煽りながら、ルシフェルは自室でチビチビと酒を飲んでいた。
 (ん・・・?)
不意にルシフェルは窓の外を凝視する。
イリアが何だか気持ち悪そうな表情を浮かべて立ち上がったかと思うと、ルカが支えて一緒に歩き出し、建物の方へ向かってくるのが見えた。
 (食い過ぎで気持ち悪くでもなったか?ふん、意地汚い小娘めが!)
そんなことを最初は考えたが、不意に別の可能性に気づく。
(は・・待て!?あの小娘、本当に体調が悪いのか?)
ルシフェルは注意深く建物の中へ入っていくイリアとルカの様子を見やる。
体調が悪いにしては、どうも妙な様子に思えた。
 (まさか・・・・)
ある可能性に思い至るや、慌ててルシフェルは部屋を飛び出した。


 「ね・・ねぇ・・・。本当に・・やるつもりなの?」
ルカはイリアにそう尋ねる。
「決まってるじゃないの!何のためにわざわざ体調が悪い振りまでして中に入ったのよ!?」
「で・・でも・・マズイよ・・。お酒・・なんて・・・」
ルカは目の前に立ちはだかる地下室のドアを見やりながら言う。
イリアのお目当ては地下室にある酒。
ティアの目を盗んで一杯よろしくとしゃれ込もうというわけだった。
 「何よ。今さら怖気づいたの?だったらいいわよ。アタシ一人でやるから!」
「わ・・わかったよ・・・」
ルカはため息をつく。
一旦言いだしたらイリアは絶対に聞かない。
目的を遂げるまでやるだろう。
 かといって、みすみすいけないことをしようとしているのを放っておくわけにはいかない。
といっても、ティアやルークに話すわけにはいかない。
そんなことをすればイリアがきつくお仕置きされてしまう。
イリアにいけないことはさせたくない、だが、お仕置きされる目に遭わせたくもない。
その結果、イリアに協力しつつ、土壇場で何とか止めようと考えたのである。
 「でも・・どうするのさ?鍵なんか無いよ?」
「フフフ・・・。大丈夫よ」
悪だくみをしているような笑みを浮かべると、イリアは鍵を取り出す。
「いつの間に手に入れたのさ?」
「そんなことどうだっていいじゃない。さっさとやるわよ!」
「わかったよ・・・」
説得しても無駄だと思ったのか、ルカはため息をつくと、鍵を開けたイリアに従って中へと入ってゆく。
 (おのれ~~~っっ!!??まさかと思ったがやはり・・・)
ルシフェルは地下室へ入ってゆくイリア達の姿に、確信に満ちた表情を浮かべる。
イリアを見たときに、ルシフェルは強い危機感を持った。
気が強く、自分がやろうとしたことは、強引な手を使ってでも実行しようとするタイプだったからだ。
そして、その手のタイプによくあるように、色々と悪さやイタズラをしては叱られているタイプでもあった。
 そういうタイプで、しかも年頃の子供となれば、酒に興味を持たないはずが無い。
特に、イリアの場合、強引な手を使ってでも自分の目的を遂げようとするから、絶対やらかすだろう。
もし、そんなことになれば、アシュトンだって監督責任を問われてしまうかもしれない。
 (全く・・・!!だからこそ危機感が無いといつもいつも口を酸っぱくして言っておるというのに!?それよりも・・。まずはあの小娘どもだ!!アシュトンにまで累が及びかねん所業をするとはいい度胸だ!たっぷりと・・・後悔させてやる!)
手に呪紋の光を浮かべ、そんな物騒なことを考えながら、現場を取り押さえてやろうとしたときだった。
 突然、嫌な予感がした。
(何だ・・・?)
危険感知のスキルを働かせ、ルシフェルは庭の方に異変を察知する。
(こうしてはおれんっ!?)
何だかわからないが、アシュトンに危機が迫っていると察するや、慌ててルシフェルはその場を走り去った。
 「な・・・!?」
庭に飛び出すなり、ルシフェルは目を剥いて驚いた。
金網からごうごうと、まるで柱のように火が燃え盛っていたからだ。
その周りでは、全員で必死に消火作業にかかっていた。
 (こうしてはおれんっ!?)
ルシフェルは呪紋を行使すると、あっという間に教会のあたりだけ黒雲に覆われ、雷と共に雨が降り注ぐ。
その雨で、燃え盛っていた火はあっという間に鎮火した。
 「アシュトン!?大丈夫か!?」
慌ててルシフェルは駆け寄る。
「まさか火傷でも負ったのでは無いのか!?」
「だ・・大丈夫だよ。あ・・ありがとう・・・」
「これくらい構わん・・・。それより・・どうしてこんなことに?」
「そ・・それなんだけど・・・。火力強くしようと思って・・炭入れようとしたら・・・うっかり・・・大量に入れちゃって・・・」
「全く・・・何をやっているのだ・・」
「ご・・ごめん・・・」
「まあとにかく・・。今はそれどころではない!おぃ!そこのヘソだしトサカ頭に金髪女!!」
「誰がヘソだしトサカ頭だ!俺はルークだ!」
ヘソだしトサカ頭などと言われ、ルークは思わずカッとなる。
 「貴様の名前などどうでもいい!さっさと地下室へ行かんか!貴様の妹どもが酒を盗み飲みするつもりだぞ!!」
「何だと!?」
「行くわよ!ルーク!」
ルシフェルの言葉にティアとルークは急いで建物へ入る。
アシュトン達も続いて屋内へと飛び込んでいった。
 全員で急いで地下室へ駆けつけてみると、開けっぱなしのドアの向こう側から、これでもかと言わんばかりの酒の匂い。
まさかと思って中へ踏み込んでみれば、空になった酒瓶が幾つも転がっている。
 「嘘・・・こんなに開けちゃったの!?」
空になった瓶の数に、アシュトンは思わず叫ぶ。
まさかと思って室内を見回してみれば、ルカとイリアが気を失って倒れている。
二人ともゆでダコにでもなったかのように、見事に真っ赤だった。
 「うわわっ!!た、たた大変・・・」
「とにかくベッドに運べ!」
ボーマンの言葉に、ルカ達を抱きあげると、急いで寝室へと二人を運んでいった。


 目を覚ましたルカの視界に最初に飛び込んで来たのは、ルークの顔だった。
「ルカ!?目が覚めたのかよ!?」
「に・・兄さん・・あれ・・頭・・・痛たたた・・・」
ルカは鈍く強烈な頭痛を覚え、顔を顰める。
 「あれ・・・どうして・・・頭が・・・」
「地下室で酒瓶幾つも空にして倒れてたんだよ。覚えてねーのかよ?」
「え・・あ・・・」
ルークにようやく言われて、ルカはイリアと一緒に地下室に忍び込んで酒を飲んだことを思い出した。
 慌ててあたりを見回すと、隣のベッドでも、イリアが頭痛に顔を顰めながら、ティアに看病されていた。
「とにかく今はゆっくり休んどけ。俺がついててやるから」
「あ・・ありがとう・・ルーク兄さん・・」
ルカはそう言うと、再びベッドに横になった。


 その数日後・・・。
「よし、二人とももう大丈夫だな」
ルカとイリアを診察すると、ボーマンはそう言う。
ボーマンの言葉に、ルークもティアも、そして一緒に診察を見守っていたアシュトンもホッとする。
 「よかったですね、ティアさん」
「ええ。皆さんのおかげです、アシュトンさん。ボーマンさん、色々とお世話になりました」
ティアはアシュトンとボーマンに礼を言う。
 「ん~、別に構わんさ。ああ、俺は客間にいるからな。どうせまた俺の診察が必要になるだろうからな。コトが終わったら呼んでくれ」
「ありがとうございます、それではお言葉に甘えて」
「ちょっと!?コトって何なのよ!?」
ティアとボーマンの会話に、イリアが危険を感じて叫ぶ。
 「あん?決まってんだろ?お仕置きだろーが!」
イリアの言葉に、ルークが叫ぶように言う。
「ちょ、何でアタシらがお仕置きされるのよ!」
「イリア、未成年がお酒なんて飲んだらダメなのはわかってるでしょう?」
「ちょ・・ちょっとくらい・・イイじゃないのよ・・」
「何を言ってるの?それでどんなに皆に心配や迷惑をかけたと思っているの?それにルカ、どうしてあなたまで・・・・」
「ご・・ごめん・・なさい・・。止めようとしたんだけど・・・止めきれなくて・・・。イリアが飲みだしてるうちに・・僕にも勧めてきて・・・。断りきれなくて・・・」
「だからって手伝ったり、しかも一緒に飲んだりしたら立派な共犯よ?」
「ご・・ごめん・・なさい・・」
「ったく・・・。『ごめんなさい』じゃねーだろーが。わかってんな?」
ルークはそう言うと、ルカのベッドの縁に腰を降ろし、布団からルカを引き出すと、慣れた手つきでルカを膝の上にうつ伏せに載せる。
 「ちょっと!?何すんのよ!?離しなさいよ!?」
一方、イリアは抵抗しようとするが、こちらも呆気なくベッドの縁に腰かけたティアの膝に載せられてしまった。
 「ちょっと!?そこのアンタ、何ボヤボヤ見てんのよ!見世物じゃないんだからさっさと出て行きなさいよ!!」
イリアがアシュトンの姿に気づくや、カッとなりながら言う。
「ご・・ごめん・・。でも・・僕も・・ここにいなきゃ・・いけないんだよ・・」
「はぁ!?どういうことよ?」
怪訝な表情をイリアが浮かべると、不意にドアが開いた。
同時にルシフェルが入って来る。
 ルシフェルの姿に、アシュトンは怯えたような表情になる。
「アシュトン・・・」
「は・・はいっ!?」
今にも飛び上がりそうになるのをこらえながら、アシュトンは返事をする。
 「わかっているな?」
ルシフェルの問いにアシュトンは黙って頷く。
それを見ると、ルシフェルは椅子に腰を降ろし、アシュトンを引き寄せる。
あっという間にアシュトンはルシフェルの膝に載せられると、いつものようにお尻をむき出しにされてしまった。
 (何・・・あの神父もお尻叩かれるの!?)
自分達と同じ姿になっているアシュトンの姿に、イリアは驚く。
しかし、それ以上アシュトンのことを見ている余裕など無かった。
イリアの方もズボンを降ろされ、お仕置きの体勢が整っていたからである。
 「ルカ・・・。今日は本気で怒ってっからな。マジ泣かすぜ」
「は・・はぃぃ・・・」
ルークの言葉に、ルカは全身を震わせつつ、必死に頷く。
「イリア・・・覚悟しなさい・・・」
「うるさいわよ!離しなさいよ!!」
ティアの言葉に、イリアはいつものように反抗的な言葉で返す。
 一方、ルシフェルは膝を組み、さらにパドルや鞭まで用意する。
(ひぃぃぃ・・・・。本気なんて・・もんじゃないよ~~~~!!??)
予想はしていたものの、実際にされると、やはり怖くてたまらない。
思わず恐怖に身を震わせると、ルシフェルが口を開いた。
 「どうした?怖いのか?」
「あ・・当たり前・・じゃ・・ないかぁ・・・」
今にも泣きそうな声で言うが、ルシフェルは冷ややかな声で言う。
「だが、私があれだけ反対したのに、不始末を仕出かしたのはアシュトンだろう?危機感の無さをたっぷりと反省させてやる」
「あ・・あぅぅぅ・・・・」
三人ともお仕置きの準備が整うと、ゆっくりと三つの手が振り上げられた。


 バッシィィィ~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~ッッッッッ!!!!!
「うっわあああああんっっっ!!!!!」
最初に強烈な平手打ちが叩きつけられたのを皮切りに、容赦ない平手打ちの嵐がルカのお尻を襲う。
 「うわあああんっ!痛っ!痛ぁぁっ!痛いよぉぉ!!」
ルカは両脚をバタつかせて叫ぶ。
「この馬鹿っ!何やってんだーっっ!!」
怒りをあらわにしながら、ルークは弟のお尻に平手の雨を降らせてゆく。
 ビッダァァ~~~~ンッッッ!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~ッッッッ!!!
「うわあんっ!やああっ!痛っ!ルーク兄さんっ!痛いぃぃ・・・」
「当たり前だろーが!お仕置きなんだからよ!」
ルカの訴えを切り捨てると、ルークはさらにバシバシ叩きながら、お説教をする。
 「ったく・・・イリアと一緒に何馬鹿な真似してんだっ!オメーに酒なんかまだまだ早えーんだよっ!それを・・・あんなに・・開けやがって!下手したら急性アル中で死んでたところだぞ!!」
「ご・・ごめんな・・さぁぁい・・・。い・・イリア・・放って・・おけなくてぇ・・。止めなきゃ・・・って・・思ってたけど・・・止め・・られなくてぇ・・・」
「馬鹿野郎!止めるどころか、一緒に飲んじまったら意味ねーだろ!!」
「ご・・ごめんなさぁぁい・・・。断れ・・なくてぇ・・」
「ったく・・。何だって俺かティアに言わなかったんだよ!!」
「だ・・だってぇ・・。そんなこと・・したら・・・イリアが・・・お尻・・ぶたれ・・ちゃう・・からぁぁぁ・・・・」
「だからってルカ一人で止められたのかよ!?そうじゃねーだろ!!ケツ叩かれるよりももっとヤバイことになるところだったろーが!!」
「ご・・ごめんな・・さぁぁい・・・」
「馬鹿野郎!『ごめんなさい』は当たり前なんだよ!まだまだこんな程度じゃ許してやらねーからなっ!!」
ルークはそう叫ぶと、さらにルカのお尻を叩きだす。
両脚をバタつかせてルカが泣き叫び声と、平手打ちの連打音が部屋に響きわたった。
 「うぅ・・うっうぅうう・・・・」
しゃくり上げながら、ルカは泣いていた。
お尻は今や満遍なく真っ赤に染め上がっている。
 「反省したかよ?」
ルークは一旦お尻を叩く手を止めて尋ねる。
「ひぃん・・・。して・・ますぅぅ・・。悪いことして・・・心配・・かけてぇ・・ごめんなさぁぁい・・・」
「わかってるみてーだな。んなら、終わりだ」
ルークはそう言うと、ルカを抱き起こす。
 「ふぇぇぇん・・ルーク兄さぁぁん・・・」
ルカはルークに抱きつくと、さらに泣きだしてしまう。
「馬鹿野郎!男だろ!いつまでもメソメソしてんじゃねーよ!!」
「ごめんなさぁぁい・・・」
「ったく・・・もう少し待ってろ。イリアとあの神父も終わったら・・手当てしてやっから!」
ルークはルカのお尻を優しく撫でてやりながら、そう言った。


 ルカのお仕置きが始まったのと同じ頃・・・。
バアッシィィ~~ンッッ!!
バシッ!バアチィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシィンッ!
「ちょ・・!な、何すんのよっ!痛いじゃないのよ!?」
「当たり前でしょう?お仕置きなんだから」
イリアの抗議にティアは冷ややかな声で言うと、平手を振り下ろし続ける。
 バアッシィ~ンッ!バッチィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!バアッシィ~ンッ!ビッバダァ~ンッ!
「ちょ・・だ・・だからやめろって言ってんじゃないのよ!聞こえてないの!?」
「そんなにうるさく言わなくたって聞こえてるわ」
「だったら何だってこんなことすんのよ!離しなさいよ!」
イリアの態度に、ティアはため息をつく。
 「イリア・・・。まさかと思うけど・・・自分が悪いと思ってないのかしら?」
「な・・何よ・・。べ・・別に・・あれくらい・・」
「あれくらい?何があれくらいなのかしら?」
「いいじゃないのよ!酒の一つや二つ!ちょっとした出来心なんだから!馬鹿兄貴だってときどきこっそり飲んでるじゃないのよ!何でアタシ達はダメなのよ!そんなのズルイわよ!!」
イリアはルカをお仕置きしているルークの方を見やりながら叫ぶ。
 「他人がやってるからって自分もやってもいいって理由にはならないわ。未成年の飲酒は法律違反なのよ。下手したら捕まるのよ。わかっているの?それに・・・あんなに飲んで、危うく死ぬかもしれなかったのよ。しかも・・・・ルカにまで飲ませて。下手したらルカまで死ぬかもしれなかったし、あなたのせいでルカも、いや、アシュトンさんまで怒られてるのよ。少しは悪いとは思わないの?」
イリアはティアの言葉に、苦虫を噛み潰したような表情になる。
 本当はイリアも自分が悪いとはわかっていた。
しかし、それを素直に認めたくは無かった。
イリアはダンマリを決め込むと、プイッと顔をそむける。
「そう・・・わかったわ・・。それなら・・・厳しくお仕置きしないとね」
素直に謝るつもりが無いと見たティアは、あらかじめ用意しておいたパドルを取り出すと、今度はそれを振り下ろし始めた。
 バアッシィ~ンッ!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッッ!!!
「きゃああっ!何すんのよっ!馬鹿姉貴ッ!」
きつくお仕置きされても、なおイリアは暴言を吐く。
ティアは黙々と、パドルを振り下ろし続けた。
 「ぐ・・あぅ・・あっ・・あくぅぅ・・・」
イリアは苦しげな息を吐きながら、肩を上下させる。
パドルでたっぷりとお仕置きされたお尻は、ルカよりもずっと濃い赤に染め上がっていた。
 「イリア・・・少しは反省したかしら?」
ティアは一旦パドルを振るう手を止めて尋ねる。
「イヤよ!誰が・・・アンタなんかに謝るもんですか!?」
「おぃ!馬鹿!つまんねー意地なんか張るんじゃねーよ!」
「そ・・そうだよ、イリア。このままじゃ・・・お尻・・壊れちゃうよ・・・」
意地を張ろうとするイリアに、ルークとルカが思わず助け舟を出す。
 「余計なこと言わないでよ!絶対・・謝りなんかしないんだから!」
(困ったわね・・・)
妹の態度にティアは考え込む。
イリアの事だ、それこそ気絶しても謝ろうとしないだろう。
かといってこのまま叩き続けるわけにはいかない。
イリアのお尻がもたないし、それより別の理由がある。
 ティアは考え込む素振りを見せながら、密かにルカの方を見やる。
ルカはイリアの態度に心配でたまらないという様子を浮かべていた。
(このままだと・・また・・身代わりになるつもりだわ・・)
ルカの様子にティアはそう察する。
 イリアが頑として謝らないと、ルカが身代わりを申し出て、お仕置きを受けることが以前に何度かあった。
そうするとイリアも謝るのだが、さすがにそうするわけにもいかない。
(どうしたら・・・)
そのとき、不意にある考えが浮かんだ。
(これなら・・・いけるかもしれないわ・・・)
そう考えると、ティアはその作戦を実行に移した。
 「もういいわ・・・」
「は?何言ってんのよ?」
ティアの態度に、イリアは怪訝な表情を浮かべる。
「もういいと言ってるのよ。謝りたくなければ」
「はぁ?どうしてよ?」
「だって・・・自分が悪いことをしたのにちゃんと謝れない子供なんだから、仕方ないわ」
「な・・・!?」
ティアの言葉にイリアはカッとなる。
 「馬鹿にしないでよ!アタシはガキじゃないわよ!!」
「そうかしら?自分が悪いことをしたのに謝れないだなんて・・子供と同じでしょう?」
(く・・くく・・悔しいぃぃぃ!!??)
イリアは悔しさと屈辱感で一杯になる。
謝るまで叩かれ続けるよりも、こちらの方がズッと効いた。
 「わ・・わかったわよ!謝ればいいんでしょ!!アタシが悪かったわよ!!これでいいでしょ!?」
「ちゃんと反省してるとは・・・言いがたいけど・・・謝れたぶん・・まだいいわね・・」
そういうと、ようやくティアはパドルを手離した。


 バアッジィィィ~~~~ンッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~ッッッ!!!!
「うわああああああんっっっ!!!痛ぁあああいぃぃぃぃぃ!!!!!!」
激しい平手打ちの雨と共に、アシュトンの絶叫が響きわたる。
 「この・・・馬鹿者がぁぁぁ!!!!」
ルシフェルは膝を組んだ体勢で、容赦なくアシュトンのお尻に平手の嵐を食らわせる。
「うっかり炭を入れ過ぎて火事になりかけるだと!馬鹿者めがぁぁ!!だからバーベキューなどやめろと言ったではないかぁぁ!!」
「だ・・だってぇぇ・・・。ルーク君達の・・歓迎会・・したかったんだよぉぉ・・・」
「それでどうなったぁぁぁ!?危うく火事になるところだったではないかぁぁ!!」
ルシフェルは容赦なくアシュトンのお尻を叩きながら、お説教を続ける。
 「ごめんなさぁぁい!!今度からちゃんと気をつけるからぁぁ!!」
「そんなのは当たり前だろう!!前々からいつもいつも口を酸っぱくして言っているだろう!!お前は危機感が無いとな!!それなのに・・お前は~~~っっ!!」
怒りをヒートアップさせながら、おもむろにパドルを取り出すと、今度はそれで叩き始めた。
 バアッジィィ~~~ンッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~ッッッッ!!!!!!
 「うわああああんっ!痛ぁぁっぁいいいい!!ごめんなさぁいっ!ごめんなさ~いっ!ごめんなさ~いっ!!」
両脚をバタつかせ、顔を涙で濡らしながらアシュトンは謝る。
「しかも・・・・お前がボヤボヤしておるから、小僧と小娘が酒を盗み飲みするのを許してしまったではないか!!下手すれば警察沙汰だぞ!!この馬鹿者がぁぁ!!」
クロードやルーク達だけだったから、表沙汰にならずに済んだが、教会で行ったパーティで子供が飲酒、しかも危うく急性アル中などに、ということになれば、アシュトンが管理責任を問われて警察の厄介になるかもしれなかった。
アシュトンを溺愛しているルシフェルにとっては、それは何よりも辛いことだった。
それだけに、ルシフェルの怒りはあまりにも燃えたぎっていた。
 「ごめんなさぁぁいい!!反省してるからぁぁ!!」
「そんなのは当たり前だぁぁ!!今日はまだまだきつく叱ってやる!!」
そういうと、今度はパドルに代わって鞭を取り出した。
 ヒュウンッ!
ビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシィィィィ!!!
「ひぎゃああああんっ!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい~~~~!!!!!」
鞭の鋭い音と共に、アシュトンは必死に許しを乞う。
 「うわ・・・ティアより・・怖ぇぇ・・・・」
お仕置きが終わったルカを抱きしめながら、ルークはルシフェルのお仕置きにそう呟かずにはいられなかった。
ティアも厳しいが、ルシフェルのお仕置きには鬼気迫るものがある。
だが、ルークもルカも、黙って見ていることしか出来なかった。
ルシフェルの凄まじい怒気が、こちらにも否応なしに伝わってきたからだ。
ルーク達も口を挟めばただでは済まないと本能で察知していた。
だから、恐る恐る見ていることしかできなかった。
 「ごめ・・・ごめんな・・さぁぁい・・・ごめんな・・さぁぁい・・・」
アシュトンは泣きじゃくりながら謝る。
平手・パドル・鞭でそれぞれ豪雨のようなお仕置きを受けたお尻は、もはやワインレッドですら生ぬるい色合いに染め上がっていた。
 「反省したか?アシュトン?」
ルシフェルは一旦手を止めて尋ねる。
「してる・・・してるよぉぉ・・・。心配させて・・・ごめんなさぁぁい・・・」
アシュトンは必死になって謝る。
 「反省は出来ているようだな・・。だが・・一つ肝心なことを忘れているぞ?」
「な・・何?」
「アシュトン・・・。お前が他人とやたらに仲良くしていて・・・どれだけ悔しかったか、わかっているか?」
ニコリと、だが目は笑っていない笑みを浮かべてルシフェルは尋ねる。
 「ひ・・・ひぃぃぃ・・・・」
アシュトンはルシフェルの嫉妬に気づくや、冷や汗を流す。
「どうやら、アシュトンは私との関係について自覚が足りないようだな?ちょうどいい。その辺もしっかりと躾けてやろう。ここでな」
ルシフェルはアシュトンの最奥部を軽く叩くと、思い切り鞭を振り下ろした。
 ビッダァァァンンンン!!!!!
「!!!!!!」
お尻の割れ目の奥の奥を叩かれ、声にならない声をあげてアシュトンは悶絶する。
だが、それでも容赦なく、ルシフェルはさらにアシュトンの蕾に何度か鞭を叩きつけた。
 「今度こそ・・・反省したか?」
ようやくルシフェルは鞭を止めて尋ねる。
「してるぅ・・してるよぉぉ・・・。ヤキモチ焼かせて・・・ごめんなさぁぁい・・・」
「ならいいだろう。ただし・・・・もし懲りずにやりおったら・・・今度はお灸も据えるぞ?いいな?」
「は、はいいぃぃぃ!!ぜ、絶対にしませぇぇんんん!!」
アシュトンが必死になって約束すると、ようやくルシフェルは鞭を手離した。


 「痛ぁぁ・・・」
「ちょっと!もう少し優しくしなさいよ!!」
ボーマンが手当てをする中、ルカは痛みに顔を顰め、イリアは思わず文句をつける。
 「大丈夫か、アシュトン?」
お仕置き中とは打って変わって優しい態度で、ルシフェルはアシュトンのお尻に薬を塗ってやる。
 「う・・うん・・。少しは・・楽に・・なったから・・」
「そうか。アシュトン、しばらくはゆっくり休んでいるがいい。必要なことは全部私がしておいてやる」
「いつもありがとう」
「ふん。これくらい構わんわ。おお、そうだ!今夜はアシュトンのために特製フルコースにしよう!こうしてはおれんっ!!」
「ちょ、ちょっと!?どこに行くのさ!?」
「決まっていよう!食材を買いに行くのだ!」
「だからって何で窓から出るのさ~!?」
「玄関に回る時間すら惜しいのだ!つべこべ言うな!」
そう叫ぶや、ルシフェルは自慢の紅翼を広げて飛んでいってしまった。
 「え・・?ちょ、ちょっと!?何でアイツ羽なんか生えて・・っていうか飛んでってるじゃないのよ!?」
翼を広げて飛んでいったルシフェルに、イリアはさすがに驚く。
 「あ~。お前さん達は知らねえから驚くのも無理はないか。実はあいつ・・・悪魔なんだよ」
「ええっ!?どうして悪魔が教会にいるんですか!?」
ボーマンの言葉に今度はルカが驚く。
 「うーん・・話せば・・・長くなるんだけど・・・。とにかく・・・僕の事が好きになっちゃって・・・それで押しかけ居候みたいな感じで・・・」
「それで一緒に暮らしてるうちにアシュトンも満更でも・・・ってことでなぁ」
「マジかよ・・・・」
ボーマンとアシュトンの言葉にルークも驚く。
 「まぁ・・・特に害はねえし・・・お互い好きあってるんならなぁって。俺達も何だかんだ言ってアシュトンのことは可愛いからな。アシュトンが幸せなら俺達はそれで十分さ」
「ま・・まぁ・・人それぞれですしね・・・」
ティアもこういうことは他人が口を挟むことではないので、苦笑しつつそういう。
 「それにしたって・・・あんなにメチャクチャ叩くのって・・初めて見たわよ。っていうか、お尻の穴まで叩くなんて、やりすぎじゃないの?それに・・・かなり嫉妬深くない?アンタ、よくあんな奴と暮らしてるわねぇ」
「じ・・自分でも・・そう思っちゃうけど・・。でも・・やっぱり・・どんなに怒られたって・・・ルシフェルのことは好きだし・・。それに・・ルシフェルも・・僕の事が好きだから・・お仕置きもするし・・・嫉妬もするから。だから・・嬉しい痛みだよ。お尻が痛すぎて大変だけど・・・」
「アタシ達にはわかんないわ・・・。でも・・うちの姉貴より・・キツイお仕置きする奴がいるなんて・・思わなかったわね。あいつ・・・『お仕置き大魔王』ってところね。そんなのに見込まれて、しかも惚れちゃったアンタはさながら『不運キング』ってところかしら?」
イリアの言葉にアシュトンは苦笑する。
 「まあとにかく三人とも今はゆっくり休みな」
「そーだぜルカ。俺がついててやるからな」
「ありがとう、ルーク兄さん」
「イリア。オメーも寝とけよ。ケツが痛えだろ?」
「わざわざ言わなくたってわかってるわよ。馬鹿兄貴」
そんな口を叩きながら、イリアは目を閉じる。
それにつられるようにして、ルカも目を閉じた。
 「ルーク君達も大変だね。手のかかる妹さん達がいて」
「あー、まったく・・危なっかしくてたまんねーよ」
「でも・・大事に思ってるんでしょ?だからこそ、お仕置きするんでしょうし」
「まーな・・って何恥ずかしいこと言わせてんだよ!!」
「ご、ごめん・・」
「まあいーぜ、別に。でもアンタだって物好きだよな?」
「こらルーク、何を言ってるのよ」
思わずティアがたしなめる。
 「いいんですよ。事実ですから」
「まー俺達にゃあそういうところはよくわかんねーけどよ。お幸せにな」
「それよりアシュトン、お前さんも寝とけ。休まないと治るもんも治らんぞ」
「そうですね。それじゃあお言葉に甘えて・・・」
ボーマンの言葉にアシュトンも目を閉じた。


 ―ルシフェルは『お仕置き大魔王』の称号を手に入れた―
 ―アシュトンは『不運キング』の称号を手に入れた―


 ―完―
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