バルバトス襲来2(SO2&TOVSより:ルーク・ティア/ルカ・イリ&クロ・ルシ/レオ・アシュ、共演パロ、お灸あり)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにしたSO2とTOVSの共演パロです。お灸ありです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「・・・・・・・」
レオン、ルカ、イリア、アシュトンの4人はジッと黙ったまま、床に正座させられていた。
「で、どういうことなのかしら?」
ベッドの縁にルークやクロードと共に腰かけたティアが尋ねる。
 「な・・何よ・・・。別に・・ちょっと・・試してみた・・だけじゃないのよ・・」
「何を言ってるの?あなた達だって魔術の危険はよくわかってるでしょう?面白半分に試していいものじゃないわ」
「そーだぜ。それでどうなったと思ってんだ!こんバカッ!!」
「ご・・ごめんなさい・・」
ルークに怒鳴られ、ルカはシュンとなってしまう。
 「全く・・何だってこんなことやったんだい?」
「だ・・だって・・試してみたかったんだもん・・・」
「そんなの理由にならないだろう・・・ったく・・・」
レオンの返事にクロードはため息をつく。
 「アシュトン・・・」
「は・・・はいっっ!!」
アシュトンは飛び上がりそうになるのを堪えて返事をする。
 「まさかとは思うが・・・・小僧共に本を用意したのは・・・お前ではなかろうな?」
「うぅ・・・。ご・・ごめんなさい・・・。実は・・・」
アシュトンはレオンのお願いを断りきれず、黒魔術の本を貸してしまったことを話す。
 「馬鹿者がぁぁ!!こいつらに貸そうものならロクでもないことになるのはわかりきっているだろうが!!何故貸した!?」
「うぅう・・・レオンが・・凄く・・・読みたがってて・・・。読むだけって・・・約束させた・・・んだけど・・・」
「理由になるか!わかっているな?」
ルシフェルはいつもの通りお仕置きの合図をする。
アシュトンは諦めたような表情を浮かべると、いつものようにルシフェルの膝にうつ伏せになる。
同じようにルカもルークの膝にうつ伏せになった。
 「さぁ、レオンもおいで」
「や・・ヤダよ・・。お尻・・叩くくせに・・・」
「それはレオンが悪い子だったからだろ?さぁ、早くおいで」
「絶対にヤダッ!!」
そう叫ぶとレオンは逃げ出そうとする。
だが、あっという間にクロードに追いつかれ、あえなく捕まってしまう。
 「ヤダヤダッ!離してってば~~!!」
「離してじゃないだろう・・。ったく・・・」
暴れるレオンを押さえながら、クロードはいつものようにレオンを膝の上に載せる。
 「さぁ、イリア。来なさい」
「イヤよ!何だってお尻なんか叩かれなきゃいけないのよ!!」
レオン同様、イリアもあくまでもお仕置きを拒否しようとする。
「自分が悪いことをしたと思ってないの?」
「だからって何でお尻なんか叩かれるのよ!!ふざけないでよ!!」
そう叫ぶや、イリアは愛用の拳銃を引き抜く。
「ピコハン!」
かけ声と共にハンマーが飛び、イリアを気絶状態にする。
そこへ駆け寄って、手早くイリアを膝の上に載せてしまった。
 四人とも、皆膝の上に載せられ、お尻を出されてしっかりと押さえ込まれてしまう。
特にアシュトンは膝を組まれた体勢で載せられているため、他の三人よりお尻を突きあげた状態だった。
 「「「「覚悟は・・・いいな?(わね、かい?)」」」」
「「「「あぅぅ・・・」」」」
お仕置きをする方、される方の声が重なり合う。
四つの手がゆっくりと振り上げられたかと思うと、思い切り振り下ろされた。


 バッシィィ~~ンッッッ!!
「痛ぁ・・・」
ルークの容赦ない平手打ちに、思わずルカは顔を顰め、声を漏らす。
「こんバカッ!何やってんだーっっ!!」
ルークはカッとなりながら、バシバシと弟のお尻を叩いてゆく。
 バッシィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バッアァ~ンッ!バアッシィ~ンッ!
「ぅぅ・・くぅ・・あぅ・・あくぅ・・・」
剣士ならではの力強い平手が、勢いよく叩きつけられ、ルカのお尻に赤い手形を幾重にも刻みつけてゆく。
お尻を叩かれるたび、ルカの口からは苦痛の声が漏れ、表情が痛みに歪む。
 「面白半分に黒魔術だぁ!そんなことしやがったら命が幾つあったって足りねーだろーが!!しかも、またイリアと一緒になってやりやがって!!悪いことだってわかってねーのか!?」
「ご・・・ごめんなさぁぁい・・・。いけない・・ことだって・・・・思ったん・・だけどぉぉ・・・。レオンに・・・お願い・・されて・・・断れ・・なくてぇ・・・。イリアも・・・放って・・・おけなくてぇ・・・」
「馬鹿野郎!だからって一緒にやったら共犯だろーが!!それに・・・何だって俺らかクロードにでも話さなかったんだよっ!!」
弟のお尻を叩きながら、ルークはお説教を続ける。
 「ひぃん・・・。だってぇ・・・そんなこと・・したらぁ・・・。また・・・イリアがお尻・・ぶたれちゃう・・からぁぁ・・・」
「馬鹿ッ!黒魔術なんかやってヤバイことになることより、ケツ叩かれる方がまだマシだろーが!!」
「ごめんな・・なさぁぁい・・・」
ルカは謝るが、完全に怒っているルークは容赦ない。
 「ごめんで済むか!あんな化けモン呼び出しやがって!あの銀髪過保護悪魔がいなきゃ全員死んでたかもしんねーんだぞ!!今日はこんなもんじゃすまさねー!一週間は椅子に座るどころか、まともに歩くのもキツイぐれーお仕置きしてやる!!」
そう叫ぶや、ルークは足を組む。
ルカのお尻が突き上げられるや、さらに勢いよくルークは平手を振り下ろした。
 ビッダァァァァ~~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!!!
 「う・・うっわぁぁぁぁぁぁ~~~~~~んっっっっっ!!!!!!!」
ただでさえお仕置きが痛く感じる体勢で、フルスロットルの平手打ちが豪雨のようにルカのお尻に襲いかかる。
「うわぁぁぁんんん!!痛いぃぃぃ!!!痛いよぉぉぉ!!!」
ルカは本気で泣き叫び、両脚をバタつかせる。
 「わぁぁああんんん!!ごめんなさぁぁいい!!許してぇぇぇ!!ルーク兄さーんっ!!」
「馬鹿野郎!今日はこんなモンじゃすまさねーって言ってんだろーが!!幾ら泣いても謝っても、百叩きはしてやっからな!!」
「そんな~~~~っっっ!!!!」
ルークの本気のお仕置き宣言にルカは絶望の声を上げる。
その後、長い間ルカの悲鳴と打撃音が響きわたっていた。
 「ひぃひぃん・・・ふぇぇぇん・・・・」
しゃくり上げながら、ルカは泣いていた。
お尻は濃厚なワインレッドに染め上がり、熱した石炭のように熱くなっている。
 「ごめんな・・さぁぁい・・・ごめんなさぁい・・・ごめんなぁぁさぁいい・・・」
許して欲しくてルカは必死に謝る。
「ルカ、反省したかよ?」
ルークはお尻を叩く手を止めて尋ねる。
 「ひぃぃん・・して・・るよぉぉ・・・。いけないことして・・・迷惑かけて・・・ごめんなさぁぁい・・・・」
「ったく・・・。世話の焼けるやつなんだからよ・・・」
そういうとルークはルカを抱き起こす。
 「うわあああ~~んっっ!!ルーク兄さん~~」
「あーもうっ!いつも言ってっだろ!ピーピー泣くんじゃねーよ!男の癖に!」
「だって・・・お尻・・痛くて・・・」
「わーってるよ。撫でてやるから少しは泣きやめよ!!」
ルークはそう言うと、いつものように抱っこしたまま、ルカのお尻を撫でてやりだした。


 バチィィ~~ンッッッ!!
パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
「ちょっと!何すんのよ!痛いでしょーが!!」
リズミカルに、そして的確に急所を捕えてティアの平手打ちが振り下ろされる。
 「何を言っているの。イリアが悪いことをしたからお仕置きされてるんでしょう?それくらいのこともわからないの?」
呆れたような口調で、ティアは平手を振り下ろしながらお説教を始める。
 パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
「だからって何だってお尻なんか叩かれなきゃいけないのよ!!アタシはガキじゃないわよ!!」
「面白半分に黒魔術を試そうなんて、子供と同じでしょう。しかも・・・自分より年下の子がいけないことをしようとしているのに、止めるどころか自分まで一緒になってやるなんて・・・・本当に何を考えてるの?」
「っるさいわね!!姉貴だって術師でしょ!?凄そうな術があったら試してみたくなるもんじゃないのよ!!」
「だからって理由にはならないわ。面白半分に黒魔術なんか使って、それでどうなったかしら?あんな恐ろしい男を呼び出して、皆下手をすれば死んでいたかもしれないのよ?」
「な・・何よ!あの過保護で虐待魔な悪魔が追っ払って何事も無く済んだんだからいいじゃないのよ!!」
お仕置きされているというのに、イリアはあくまでも言いわけを続ける。
 「それは運が良かっただけよ。自分がどれだけ大変なことをしたのか、わかっていないの?」
「うっさいわね!!馬鹿姉貴!エラそうに説教なんかしないでよ!!」
逆ギレしながら、イリアはそう叫んだ。
 「イリア・・・本気でそう言ってるのかしら?」
一旦、お尻を叩く手を止めてティアは尋ねる。
その気迫に、イリアは一瞬引きかけるが、虚勢を張るかのように叫んだ。
「だ・・だったらどーだってのよ!!説教なんかアキアキよ!!エラそうに言うんじゃないわよ!!馬鹿姉貴!!」
「イ・・イリア・・ダメだよ!そんなこと・・言ったら・・」
「ルカは黙ってなさいよ!!」
ルークに抱きかかえられたまま、ルカが説得しようとするが、イリアはそれを撥ねつける。
 「そう・・・よく・・わかったわ。全然・・反省してないってことがね・・・」
ティアはそう言うと、おもむろにイリアをベッドの方へ投げ出す。
「痛・・!何すんのよ!!」
叩かれたお尻が布団に触れ、痛みに思わず顔を顰めるが、ティアはイリアの抗議を無視して妹をうつ伏せに寝かせるや、背中に乗って押さえつける。
 「ちょ・・・!!な、何する気よ!!」
「悪いことをしたのに、全然反省していない子には特別なお仕置きよ」
「な・・何よ・・・」
姉のただならぬ雰囲気にさすがのイリアも恐怖を感じる。
ティアはもぐさを幾つか用意したかと思うと、それを素早くイリアのお尻に置いてゆく。
そして、順々に火をつけていった。
 「ひ・・・!!熱っ!熱いぃぃぃ!!!!」
ただでさえ、たっぷりとお仕置きされて痛くなっているところへ、お灸の熱が容赦なくお尻を責め立てる。
「ひぃぃぃ!!やめ・・やめなさいよっ!!取りなさいってばぁぁ!!!」
あくまでも強気な態度を崩そうとしないイリアだったが、身体は耐えきれず、両脚をバタつかせる。
 「ひぃぃぃぃ!!!ひぎぃぃぃぃ!!!!!」
耐えきれなくて、イリアは悲鳴をあげ続ける。
だが、ティアは容赦なく妹のお尻をお灸で責め立て続けた。
 「ひぃぃぃん・・・・・」
イリアはボロボロと涙をこぼして泣いていた。
 「やめ・・やめてぇぇぇ・・・お・・お願い・・だからぁ・・。も・・もぅ・・・許してぇぇぇぇ・・・・」
普段の強気な態度などすっかり崩れ去り、イリアは必死に許しを乞う。
 「イリア・・・まだ・・不足かしら?」
だが、ティアは非情にもそんなことを言いやる。
「ひぃぃぃ!!や、やめて!アタシが悪かったから!!に、二度としないから!!だからもうお灸はやめてぇぇぇえ!!!!!」
(さすがに・・・怯えさせすぎたわね・・・)
普段からは全然想像できない、怯えきったイリアの姿に、さすがにティアは反省する。
 「もうしないって約束できるかしら?」
「しないっ!しないわよっ!!だからもう許してぇぇぇ!!!」
お灸の恐怖にイリアは必死に叫ぶ。
それを見ると、ようやくティアはお灸を取って、イリアを抱き起こした。
 (よかったわ・・・・本当に・・無事で・・・)
いつもと違い、すっかり泣きじゃくっているイリアを抱きしめながら、ティアは安堵の息をつく。
バルバトスの姿を思い出すや、ティアは微かに全身が震える。
ルシフェルがいなければ、全員殺されていただろう。
 もう二度とあんな危ない真似はして欲しくない。
そう思えばこそ、妹には鬼と思われても、いつもよりもずっと厳しいお仕置きをした。
(怖い思いをさせたけど・・・でも・・・危ないことだけは・・二度と・・しないで。ちょっとくらいの・・イタズラなら・・してもいいから・・)
心の中でそう呟きながら、ティアはイリアを抱きしめていた。


 バッシィィ~~~ンッッ!!
甲高い音と共にクロードの平手がレオンの小さなお尻に叩きつけられた。
 「うわあ~んっ!痛ったぁぁ~~いっっ!!」
レオンは痛みに叫ぶが、クロードは容赦なく手を振り下ろす。
「全く・・・・何をやってるんだい・・・・」
いささか呆れたような口調でクロードはお説教を始める。
 「だ・・だってぇ・・・面白そうだったから~~」
「そんなの理由にならないだろう!魔術っていうのは本当に危ないんだぞ!?術師なのにわかってないのかい!?」
バシバシとお尻を叩きながら、クロードはお説教を続ける。
 「こ、今度は上手くやれる自信があったんだよ~~!!し、失敗するなんて、思わなかったんだってば~~!!」
「そういうのがいけないんだ!前だって面白半分に黒魔術なんかやって、大変なことになりかけたのを覚えてないのかい!?」
ルシフェルを呼び出してしまったときのことを言いながら、クロードはお説教をする。
 「だ・・だってぇぇ・・・」
「だってじゃない!言い訳ばかりで、全然反省してないみたいだね」
クロードはそういうと、おもむろにブラシを取り出した。
 「ちょ、ちょっと待ってよ!!ブラシはやめてよ!!」
ヘアブラシを取り出したクロードに、レオンは慌てる。
ずっと以前に万引き未遂の件でブラシのお仕置きをされて以来、レオンにとって一番怖い道具になっていた。
 「ダメだよ。今日のレオンは本当に悪い子だったからね。これでしっかり反省させてあげるよ」
「ヤダヤダ~~!!!絶対にヤダ~~~!!!」
そう叫ぶと、レオンは再び逃げ出そうとするが、呆気なく捕まって引き戻されてしまう。
 「お兄ちゃんっ!ちゃんと反省するからっ!!だからブラシだけはやめてよ!!」
「ダメだよ。お兄ちゃん、本当に今日は怒ってるからね。それに、嫌で痛くて怖くて辛いからこそ、お仕置きになるからね」
「そ・・そんな~~~~っっっ!!!!」
レオンが絶望の声を上げるのを尻目に、クロードはブラシを振り下ろした。
 バシィ~ンッ!!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!
「わぁあああ~~~~~んっっっ!!!やだぁぁぁ~~~~!!!!やめてぇぇぇ~~~~~~~~っっっっ!!!!!」
両脚をバタつかせながらレオンは泣き叫ぶ。
それを尻目に、クロードはブラシを振り下ろし続けた。
 「ひぃぃん・・・うゎぁぁん・・・」
小さな体を震わせ、ボロボロと涙を零してレオンは泣いていた。
「ヤダぁぁ・・・ブラシやだぁぁ・・・。痛いよぉぉぉ・・・ブラシ怖いよぉぉ・・・」
痛みと恐怖に全身を震わせつつ、レオンは泣いている。
 「レオン・・・反省したかい?」
クロードはブラシを振るう手を止めて尋ねる。
「したぁ・・・したよぉぉ・・・。ごめんなさぁぁい・・・」
「もうしないって約束できるかい?」
「するっ!ちゃんとするからっ!!だからもう許して~~~!!!」
必死に許しを乞うレオンに、クロードはブラシを手放すと、レオンを抱きしめた。


 ビッダァァァ~~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~ッッッッ!!!
「わあああああんっっっ!!!痛ぁぁぁいぃぃぃぃぃ!!!!」
凄まじい平手打ちの嵐に、アシュトンは絶叫する。
 「この馬鹿者ぉぉぉ!!!何だって小僧に黒魔術の本など貸しおったのだぁぁ!!」
怒りのあまりに絶叫しながら、ルシフェルは容赦なく平手を叩きつける。
「ひぃぃん・・・。レ・・レオンが・・どうしても・・読みたがってた・・からぁ・・。むげに・・・断るのも・・・かわい・・そうでぇぇ・・」
「馬鹿者!貸したら試そうとするのは分かりきっているだろうが!何故貸したぁ!?」
「ひぃぃん・・・。ごめんなさぁぁい!!反省してるからぁぁ!!」
アシュトンは必死になって謝る。
だが、完全に怒っているルシフェルは容赦ないどころでは無かった。
 「馬鹿者っ!そんなのは当たり前だろう!いつもいつも危機感が無いとあれほど言っているだろうが!!それなのにお前は~~~っっっっっ!!!!」
ルシフェルは怒りをさらに燃やしながら、愛用の特製パドルを取り出す。
 バアッジィィィ~~~~ンッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!!!
「うわあああああんっっっ!!ごめんなさいっ!ごめんなさぁぁ~~いっっ!!ごめんなさぁぁーーいっっっ!!!!」
両脚をバタつかせながら、アシュトンは必死になって謝る。
「馬鹿者ぉぉ!!危機感の無さをたっぷりと反省させてやる!!今日はまだまだこんなものではすまさんぞ!!」
そう叫ぶと、ルシフェルはさらにパドルで勢いよく叩き始めた。
 「ひっひぃぃん・・・うぇぇぇ・・・」
アシュトンは涙で顔をグショグショに濡らしていた。
お尻は今や優に倍は腫れ上がり、濃厚なワインレッドに染め上がっている。
 「ごめんな・・さぁぁい・・・ごめんなさぁぁい・・・」
アシュトンは必死になって謝る。
「反省したか?アシュトン?」
ルシフェルはパドルを振るう手を一旦止めて尋ねる。
 「してる・・・してるよぉぉ・・・。ダメだって・・わかってたのに・・・黒魔術の本貸しちゃって・・・ごめんな・・さぁぁい・・・・」
「反省はしているようだが・・・。では聞こう。どうして黒魔術の本を小僧共に貸して、私が怒ったか、わかるか?」
「ひぃん・・・。れ・・レオンが・・試して・・・大変な・・ことに・・なるかも・・・しれないし・・・。そうじゃ・・なくても・・・貸したの・・・ばれたり・・したら・・大変な・・ことに・・なる・・からぁぁ・・・・」
「そうだ。だが・・・もう一つあるぞ・・。アシュトン・・・。あのバルバトスとかいう狂人が呼び出され、しかもお前の街に現れたと知って、私がどれだけ驚いたか、わかっているか?」
「ひぃん・・・し・・心配・・させちゃって・・・ごめん・・なさぁい・・・」
「全くだ!本当に驚いたし、心配もしたのだぞ!!ならば・・・どれだけ厳しく叱られても、文句は言えんことはわかるな?」
「え・・・ま・・まさか・・・」
アシュトンは恐る恐る振り返る。
すると、恐ろしいことに、ルシフェルは鞭を取り出していた。
 「さぁ、アシュトン。もう二度と小僧共に黒魔術書など貸さんように、しっかり躾けてやる。覚悟するがいい」
「ひ・・・ひぃぃぃ!!!ゆ・・許して・・・」
震えながら許しを乞うアシュトンだったが、ルシフェルは無情にも鞭を振り上げた。
 ビシィィィ!!!
ビシビシビシィ!ビシビシビシィ!ビシビシビシッ!バチバチバァンッ!ビシビシビシィ!ビシビシビシィ!ビシビシビシィ!ビシビシビシィ!
「うわあああ~~~~んっっ!!痛い痛い痛い痛い~~~っっ!!!」
鞭の鋭い痛みに、アシュトンは再び絶叫する。
 「ごめんなさいっ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさーーいっっ!!!」
必死に許しを乞うアシュトンの声と、容赦ない鞭の音が入り混じって部屋に響きわたった。
 ハァハァと荒い息を吐き、両肩を上下させながら、アシュトンはルシフェルの膝の上でぐったりしていた。
「アシュトン・・・しっかりと反省出来たか?」
「した・・・十分すぎる・・くらい・・したよぉぉ・・。も・・もう・・どんなに・・頼まれても・・・黒魔術書は・・・絶対に・・・貸さないよぉぉ・・。約束・・する・・からぁぁ・・・・」
「ならばいいだろう。ただし・・・。これでも懲りずに・・・また小僧どもに貸しおったら・・・今日の倍は叩いた上・・一週間毎日、最低でも百叩きはするぞ。いいな!?」
「は・・・はいぃぃ!!!二度としませぇぇぇんんんん!!!!!」
必死になってアシュトンが約束すると、ようやくルシフェルは鞭を手放した。


 「お兄ちゃん~、もっと撫でてよ~~」
「はいはい。こんな感じかい?」
 「大丈夫か、アシュトン?」
「う・・うん・・何とか・・」
クロードはレオンのおねだりに、抱っこしたまま真っ赤なお尻を撫でてやる。
ルシフェルはベッドにうつ伏せになったアシュトンのお尻に自作の特製軟膏を塗ってやっていた。
 「ちょっと!?もうちょっと優しくしなさいよ!沁みるでしょ!!」
「仕方ないでしょう、よく効く代わりに沁みる薬なんだから」
「何言ってんのよ!本当はまだ怒ってんじゃないの!?だからわざと沁みる薬使ってんでしょ!!」
「イリア・・・そんなこと・・言っちゃ・・ダメだよ・・」
手当てをしているティアにイリアが文句を言い、隣でルークに手当てをしてもらっているルカがたしなめる。
 「うぅ・・・さ・・三人とも・・大丈夫?」
ルシフェルに薬を塗ってもらいながら、アシュトンはルカ達に尋ねる。
「な・・・何とか・・。それより・・僕らのせいで・・巻き込んじゃって・・・ごめん・・なさい・・・」
ルカはアシュトンにそう謝る。
 「いいんだよ。僕がもっとしっかりしてなきゃ・・いけなかったから・・・うぅ・・」
お尻にビリビリと痛みを感じ、アシュトンは思わず顔を顰める。
「なぁぁ!大丈夫かアシュトン!?」
慌ててルシフェルは顔を近づける。
 「だ・・大丈夫だよ・・これくらい・・」
「だが無理はいかんぞ!ゆっくり休むがいい・・。といっても、こいつらと一緒ではそうもいかんか・・・」
そういうや、いきなりルシフェルはアシュトンをお姫様抱っこで抱き上げた。
 「うわあっ!ちょ、ちょっと!何するのさ!」
「決まっていよう!私の部屋でゆっくりじっくりしっかり手当てしてやる!そうだ!そのお尻では、風呂に入るのも寝るのも大変だろう・・。よし!お尻が治るまで、私が風呂に入れてやる!添い寝もしてやろう!!」
「えええ~~~っっ!!」
アシュトンは驚く。
幾ら過保護で世話焼きだといっても、ここまで来ると過保護どころではない。
 「い・・いいってば!別に!僕、赤ちゃんじゃないよ!」
だが、ルシフェルはアシュトンの抗議など全く聞いておらず、そのままアシュトンを抱き抱えて部屋まですっ飛んでいってしまった。
 「相変わらず・・・凄いな・・・。っていうか・・・前より・・過保護がひどくなってるみたいだな・・・・・・」
さらなるルシフェルの過保護振りに、クロードは呆れる。
 「ねえ~、お兄ちゃん~。お尻が痛いから今日は一緒に寝てよ~。いいでしょ~?」
そんなクロードを尻目に、レオンはおねだりをする。
「わかったよ。レオンがそうしたいならね」
「やった~。お兄ちゃん大好き~~」
レオンは嬉しそうに抱きつく。
(こっちもこっちで・・・意外と甘いわね・・)
クロードとレオンを見やりながら、イリアはそんなことを心の中で呟く。
「どうしたの?イリア?うらやましいの?」
添い寝をおねだりするレオンを見ているイリアに、ティアはそう尋ねる。
「ハァ?んなワケないでしょ!アタシはそんなガキじゃないわよ!!」
「大泣きして私にすがりついていたのはどこの誰かしら?」
「アレはアンタがお灸なんかするからでしょーが!!馬鹿姉貴!」
「相変わらず口が悪いわね・・・」
妹の口調に苦笑しつつも、元気が戻っていることにティアはホッとした表情を浮かべる。
 同時にルカの方を見やると、ルークはルカを抱っこしながら、お尻を撫でてやっていた。
「ルカ・・・ケツ、辛くねえか?」
「うん・・平気・・」
「無理しねえで休めよ。何だったら俺が抱いといてやっから」
「うん・・・それじゃあ・・・お言葉に甘えて・・・」
そう言うと、ルカは静かに目を閉じた。


 ―完―

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管理者にだけメッセージを送る

四組同時とかすごいなぁ。執筆お疲れ様でした。
それぞれ萌えどころが有って良かったです。

ところで、ルカとイリアの設定年齢ってどのくらいなんですか?
あと山田様の作品ってたまにお灸出てきますけどあれって痕は何か(治療魔法とか薬とか)で消してるんでしょうか?それとも戒めとして残してるのでしょうか?

レス

 せとみ様>
 楽しんでいただけて何よりです。ルカ達は15歳で書いてます。原作でそうだと聞いたので。
 お灸は多分薬で消してます。手当の時に薬を塗ってますから。

お答えありがとうございました。
プロフィール

山田主水

Author:山田主水
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