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ロイド登場(SO2&テイルズより、ルシ/アシュ、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにしたSO2とテイルズの共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「あれ?この道でいいはずだよなぁ?」
両腰に真っ直ぐなサーベルを吊るした青年は、地図と睨めっこしながら呟く。
 (迷っちまったかなぁ?やばいなぁ・・・)
ロイド・アーヴィングは困った表情を浮かべる。
初めての街だけに、全く勝手がわからない。
どうしようかと思わず悩んだときだった。
 「きゃあーっっ!!助けてーっっ!!」
突然、女性のものらしい悲鳴が聞こえてきた。
その声に思わずロイドは振り返る。
 振り返った方に見えるのは街の広場。
母親らしい女性が、小さな子供を抱きしめて震えている。
その母子ににじり寄ろうとするのは、丸々とした巨大な身体にウサギを思わせる長い耳、長く鋭い牙にグローブをはめたモンスター、キラーラビ。
 (ヤバイ!?)
咄嗟にロイドは腰から双剣を抜く。
 「魔神剣!!」
叫ぶと同時に、ロイドは地を這う衝撃波を飛ばす。
衝撃波がキラーラビに命中し、のけ反った。
同時にロイドが飛び込み、女性の楯になるようにして立ちはだかる。
「早く逃げろ!!」
「え・・?」
「早く逃げろって!!ここは俺が何とかする!!」
ロイドの言葉に、女性は我に返ると慌てて広場から逃げ出した。
 (よし・・逃げたな・・・)
女性を逃がすと、ロイドはキラーラビに向き合う。
「さぁ・・来・・・って・・マジかよ!!」
一体のみならず、2,3匹と現れたキラーラビの群れにロイドは思わず声を上げる。
本来キラーラビは難易度が高めのダンジョンに生息するモンスター、一匹でも強いのに、それが群れになれば危険度はさらに高い。
 (ヤバイけど・・逃げるわけにはいかない!!)
ロイドは覚悟を決める。
ここで倒さなくては、街の人に被害が出る。
そんなことをさせるわけにはいかない。
 「いくぜ!魔神剣ッ!魔神剣・双牙!魔神連牙斬!!」
叫ぶと同時に、魔神剣が六発連続で繰り出され、キラーラビ目がけて襲いかかる。
同時にロイドは敵めがけて走りだした。
「食らえッ!裂空斬っっ!!」
魔神剣の連撃がキラーラビの群れに当たると同時に、今度はロイド自身が高速回転して飛びまわる。
必殺技を駆使し、広場内を飛び回り、ついにキラーラビの群れを倒した。
 「はぁ・・・てこずった・・ぐう!!」
キラーラビを倒してホッとしたところへ、背後からの衝撃に吹っ飛ばされてしまう。
「くそっ!まだいたのかよ!?」
新手のキラーラビに、思わずロイドは叫ぶ。
 「魔神け・・・げっ!!」
技を繰り出そうとしたが、TPが切れてしまっていることにロイドは顔を青くする。
しかも、悪いことに前後を挟み撃ちにされてしまっていた。
ここまでかとロイドが覚悟を決めたときだった。
 「ハリケーンスラッシュ!!」
突然、大きな竜巻が飛んできたかと思うと、キラーラビを吹っ飛ばす。
同時に神父服姿の双剣士が飛び込んで来た。
アシュトンだ。
 「君、大丈夫!?」
「あ、あぁ。悪い、助かった」
「君、まだ戦える?」
「な・・何とかな・・・」
「なら・・・二人で片付けよう」
「了解!!」
そう言うと、ロイドはアシュトン共々キラーラビに向かって斬り込んだ。
二組の双剣が、まるで意思を持っているかのように敵に襲いかかる。
しばらくすると、今度こそキラーラビの群れは全滅した。
 「ハァ・・・ハァ・・・手こずったぜ・・・」
ようやく戦いが終わり、ロイドはホッとする。
「大丈夫、君?怪我してない?」
アシュトンはロイドにそう尋ねる。
 「ああ、大丈夫さ。それよりアンタ、神父なのに強いんだなぁ」
「それほどでもないよ。君こそ凄いね。一人でキラーラビの群れに立ち向かうなんて」
「なぁーに!これくらい朝飯前さ。でも・・・まさか街にモンスターが出るなんてなぁ」
「最近開発が進んでるからね・・・。僕の知り合いの動物学者に言わせればそのせいで食べ物を手に入れるために人里に出なきゃいけないみたいだけど・・・」
「人間も悪いってことなんだな・・・」
「そうだね・・。あれ?そういえば君、見ない顔だけど、旅の人?」
「あっ!そうだ!俺、行かなきゃいけないところがあるんだ!!アンタ、この街の人かい?」
「うん。僕はアシュトン、この街の神父だよ」
「俺はロイド・アーヴィング。見ての通り剣士さ。実はここに行きたいんだけど、迷っちまったみたいなんだよ」
ロイドはそう言うと、地図を見せる。
 「これ、ギルド会館だね。もしかして、この街のギルドに入るの?」
アシュトンはロイドにそう尋ねる。
ギルドはそれぞれの街にあり、剣士を始め、様々な技能・知識を持ったものを抱えている。
それらの人材を駆使し、モンスター退治や、依頼者の仕事等に必要な材料集めなどといった仕事を請け負うのである。
 「ああ。元々住んでた村のギルドに所属してたんだけど、大きな町に出て、もっと自分の力を試したいって思ってさ」
「うわぁ、頼もしいなぁ。僕もギルド会館に用事があるから、せっかくだから案内するよ」
「サンキュー、よろしくな、アシュトン」
「こちらこそ、ロイド」


 それからしばらく経った頃・・・・。
いつものようにルシフェルは家路を急いで全速力で空を飛んでいた。
ようやく教会が見えてくると、ルシフェルの表情が和らぐ。
だが、地上に向かって降りていく途中で、ルシフェルの表情が険しいものへと変わっていった。
 「それじゃあな、アシュトン」
「うん、ロイドも気をつけてね」
「大丈夫だって。また頼むな」
「うん。こちらこそ、よろしくね」
ロイドはそう言うと帰ってゆく。
 「また・・・来ていたのか・・・」
着地しながら、苦々しい声でルシフェルは言う。
「ああ、おかえり。どうしたのさ、そんな仏頂面して?」
「そうもなるわ!アシュトンッ!何なのだ!あのやたら馴れ馴れしい双剣使いの若造は!!」
ルシフェルは今にも怒りを爆発させながら言う。
 「ロイドのこと?剣の練習をしたいっていうから付き合ってるだけだよ」
「本当にそれだけだろうな!?やたら親しいようだが!?」
「ロイドはただの友達だよ。それとも・・・僕が浮気なんてすると思ってるの?」
「そ・・・そんなことは・・・」
こう切り返されてはさすがにルシフェルも詰まってしまう。
バツが悪くなったのか、逃げるようにルシフェルは奥へ駆け込んでいった。
 (ハァ・・・ヤキモチ焼きなのはわかってるけど・・・さすがになぁ・・・)
相変わらずの嫉妬振りに、アシュトンはため息をつく。
(やっぱり・・・・言えないよねぇ・・・。言ったら・・大変なことになりそうだし)
アシュトンはルシフェルの顔を思い返しながらそう判断する。
(あまり隠し事とか・・したくないけど・・・仕方ないか・・)
ロイドに対するルシフェルの態度に、アシュトンはそう判断すると、ため息をつかずにはいられなかった。
 「では・・行ってくるからな」
「うん。気をつけてね」
そういうと、ルシフェルは紅翼を広げて飛んでいった。
いつものように魔界へ出勤である。
 (行ったよね・・・。後はと・・)
アシュトンはルシフェルが行ったのを見届けると、中へ戻る。
そして、双剣をはじめとする装備品、回復用のベリィやグミ等、クエストに必要なアイテム類の準備をし始めた。
アシュトンが全て準備を済ませた頃、ロイドがやって来る。
ロイドも武器と防具にしっかりと身を固め、アイテムの詰まったバッグを持っていた。
 「やぁ、ロイド。待ってたよ」
「待たせちまったかな?」
「そんなことないよ。今準備してたところだから」
「そうか。じゃあ、行こうぜ」
「うん。ちょっと待ってくれる?戸締りするから」
「だったら俺も手伝うよ」
二人でしっかり戸締りをして確認を済ませると、一緒にどこかへ出かけていった。


 「魔神剣っっ!!」
「ソードダンスっっ!!」
衝撃波がモンスターをふっ飛ばし、アシュトンの双剣が敵を切り刻む。
 「見たか!これが俺流剣術だぜ!!」
「甘い甘い」
敵が全滅すると、二人は思い思いに勝ちポーズを取る。
 「ロイド、そろそろお腹が空いた頃じゃない?」
「そうだなぁ。ここらでメシにでもしようぜ」
そう決めると、二人は移動して食事に取りかかる。
 「あれ?アシュトン、もしかして自作かよ?」
ロイドはアシュトンが自作らしい弁当を取り出すのを見てそう尋ねる。
「うん。料理は好きで得意だからね。あれ?ロイドのも自作?」
「ああ。俺も料理にはちょっと自信があるんだよ」
「へ~。ちょっと見せてくれる?僕のも見せるからさ」
「いいぜ」
そんな会話を交わすと、互いに弁当箱を開けてみせる。
 二人とも手先で器用で料理が得意なだけあり、見事な弁当だったが、ロイドのは何故かやたらにビーフが多くて肉々しかった。
「何か・・肉ばっかりだねぇ・・・」
「いや~。ついついビーフ追加しちまってさぁ。あれ?それ・・トマトか?」
「うん。あれ?どうかした?欲しいの?」
「い・・いや・・」
思わずロイドは顔を左右に振るう。
 (トマト嫌いなのかな?悪いことしちゃったかな?)
ロイドの態度にアシュトンはそう思う。
「と・・とにかく食おうぜ。腹減ったしさ」
「そうだね」
そんなこんなで、食事が始まった。
二人とも、和やかな感じで食事をしている。
 「それにしても、ありがとな。わざわざ俺の修業に付き合ってくれてさ」
「いいんだよ、これくらい。僕なんかで役に立てれば」
弁当を食べながら、二人はそんな会話を交わす。
二人がここにやって来たのは、修行のため。
ロイドがダンジョンで修行をしようと考え、アシュトンに同行を頼んだのである。
 「はーっ。食った食った。やっぱり戦った後のメシはうまいなー」
弁当をすっかり空にして、ロイドはそう言う。
「一休みしたら、また始めようか?」
「そうだな。今度はもっと強いやつ見つけようぜ」


 夕方近く・・・。
(よかった・・・。まだ帰って来てないみたい・・・)
ダンジョンから戻ってきたアシュトンは、まだルシフェルが帰っていないことにホッとする。
ルシフェルに黙ってダンジョンに行っていたなどとバレたら、間違いなくお仕置きされる。
それも、ロイドに頼まれてなどということになれば、アシュトンがお仕置きされるだけではすまない。
ホッとする間もなく、アシュトンは装備を外しにかかる。
すぐに仕舞って、ダンジョンに行っていたことを隠さなければならなかった。
 「ただいまっ!帰ったぞっっ!!」
(え・・!?)
毎日聞いている、だが今だけは聞きたくない声に、思わずアシュトンは振り向く。
すると、ルシフェルの姿が背後にあった。
 「う・・・うわああああっっっ!!!」
思わずアシュトンは大声を出してしまう。
突然のアシュトンの行動に、思わずルシフェルもビックリしてしまう。
 「な・・何だ・・。いきなり・・化け物でも見たような・・・」
「あ・・ご・・ごめん」
「まあいい。ん・・・?アシュトン・・・何だ・・それは!?」
愛用の双剣や防具類を脱いだばかりなアシュトンの姿に、思わずルシフェルは声を上げる。
 「え・・あの・・その・・」
「どう見てもクエストに行ってきたという感じではないか!?まさか・・・どこかのダンジョンにでも行ってきたのかぁ!?」
(うわ・・バレちゃった・・・・)
アシュトンはそのことに泣きそうになる。
もうこうなったら誤魔化せない。
正直に認めるしかなかった。
 「う・・うん・・。実は・・ちょっとクエストに・・・行って来たんだ・・」
「何ぃぃ!?」
それを聞くや、ルシフェルはすぐにもアシュトンに駆け寄る。
駆け寄るなり、怪我が無いかどうかルシフェルは血眼になって確認する。
 「よかった・・・・。どこも・・怪我は・・無いか・・・」
その事実にホッとするルシフェルだったが、次の瞬間、ガラリと表情が変わる。
「アシュトンンンンン!!!!」
「は・・はぃぃぃぃ!!!!」
ルシフェルの剣幕に思わずアシュトンはビクリと震える。
 「前に・・言っておいたはずだぞ?クエストなど・・危険極まりないのだから・・・・勝手に・・するでないと!!約束させたはずだぞ!?」
「うぅ・・・。ごめんなさい・・・・」
「ごめんではない!!約束を破りおって!!許さんぞっっ!!」
そう叫ぶや、アシュトンは手首を思い切り引っ張られる。
身体が傾いだかと思うと、ベッドの縁に腰かけたルシフェルの膝の上に、いつものようにうつ伏せに載せられてしまう。
同時に、慣れた手つきであっという間にお尻をむき出しにされてしまった。
 バアッジィィィ~~~~ンンンッッッッ!!!
「うっわぁぁぁあ!!!!」
最初から容赦の無い一撃に、アシュトンは悲鳴を上げる。
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~ッッ!!!!
「ひっ!ひぃぃっ!ひっ!うわあっ!うわああっ!痛っ!痛ぁぁ~~いっっ!!」
激しい平手打ちの嵐に、アシュトンはたて続けに悲鳴を上げ、両脚をバタつかせる。
 「この・・馬鹿者がぁぁ!!ダンジョンは危ないから・・・勝手に行くなと言っておいただろうがぁぁ!!」
バアッジィィ~~~ンッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~ッッッ!!!
ルシフェルは心底からの怒りの声を上げながら、平手を振り下ろす。
 「ひぃぃぃん!!ごめ・・ごめんなさぁぁ~~いっっっ!!!」
両脚をバタつかせながら、アシュトンは必死に謝る。
その間にも、平手は容赦なく叩きつけられ、どんどんアシュトンのお尻は赤く染め上がってゆく。
 「ごめんなさいは当たり前だろう!!何故こんなことをしたぁぁ!!」
アシュトンのお尻を濃厚な赤へと染めてゆきながら、ルシフェルは尋ねる。
「そ・・それは・・・」
アシュトンは言葉に詰まる。
(ダメ・・!ロイドのことは絶対に話しちゃダメ!!)
お仕置きの苦痛に顔を顰めつつ、アシュトンは必死に言い聞かせる。
アシュトンへの愛情が深いのと裏返しに、嫉妬心も凄まじい。
ロイドに頼まれて修行に付き合った、などといったらルシフェルの事だ、間違いなくロイドの命が危ないことになる。
そんなことをさせるわけにはいかない。
自分のお尻が火炎系最強呪文より熱くなっても、決してしゃべるわけにはいかなかった。
 「どうした!?言えぬのか!?」
厳しい声で問いかけるルシフェルに、アシュトンは敢えて黙る。
「そうか・・・。言わぬつもりだな・・!!なら・・・私も許さんぞ!!」
そういうと、ゴソゴソと何かを取り出すような音がしだした。
 (ま・・まさか・・・)
恐る恐る振り返ってみると、ルシフェルの手にはパドルが握られている。
(ひぃぃぃ~~~~!!やっぱりぃぃ~~~!!!)
パドルを手にしたルシフェルに、アシュトンは顔から血の気が引く。
同時に、パドルが振り下ろされた。
 ビバッジィィ~~~~ンッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~~~ッッッッ!!!
「うわっ!ひぎゃっ!ひぎゃあああああ!!!!ひぎっ!痛っ!痛い痛い痛い痛い痛い痛いぃぃ~~~~っっっ!!!!」
パドルでの乱打に、アシュトンは絶叫する。
 「許さんっ!許さん許さん許さんっ!!勝手にダンジョンになど行きおって~~!!どれだけ人が心配したと思っているのだ~~~~!!!!!」
「うわああっ!!ごめんなさいっ!ごめんなさーいっっ!!」
必死に謝るアシュトンだったが、既に完全怒りモードに入ってしまっている。
「その上・・・理由も言わぬつもりとは・・・。今日はパドルの百叩きぐらいではすまさんからなっっ!!」
「ひぃぃぃっっ!!そ・・そんなーーーっっっ!!!」
絶望の悲鳴を上げるアシュトンにパドルの嵐が容赦なく襲いかかる。
その後、パドルの音と絶叫が部屋にこだました。


 「ひぃん・・ひっ・・はぁ・・ひぃん・・ハァ・・ハァ・・・」
両肩を上下させ、荒い息を吐きながら、アシュトンはしゃくり上げていた。
お尻は今や濃厚なワインレッドに染め上がり、表面が燃えているのではないか、と錯覚するぐらいに熱くなっていた。
 「ひ・・ごめん・・ごめん・・なさい・・・ごめん・・なさぁぁい・・・」
アシュトンは必死になって謝る。
これ以上叩かれたら、本当にお尻が壊れてしまいそうだった。
 「『ごめんなさい』はいい・・・。それより・・・何故ダンジョンになど言った!?それを言わぬか!!」
「そ・・それだけは・・・」
アシュトンは口ごもる。
「おのれ~~っ!!言わぬつもりか!?ならば・・またパドルで百回叩いた上で・・お灸も十もニ十も据えるぞ!?」
「ひ・・ひぃぃぃーーーっっっ!!!!」
ルシフェルの言葉にアシュトンは絶叫する。
今までの経験から、脅しで無いことは身をもって知っている。
本当にやるだろう。
恐怖ですっかりアシュトンの理性は吹っ飛んでしまう。
 「言うっ!言うよ~~!!話すからっ!だからっ!お灸はやめて~~~!!!」
「ならば早く言わぬか!?」
「ロイド・・ロイドに頼まれたんだよ~~~!!!」
「何!?どういうことだ!?」
ロイドの名に、ルシフェルは噛みつかんばかりに問いかける。
 「修行をしたいから・・・付き合ってくれって・・・ロイドに頼まれたんだよー!!」
「お、お、お・・おのれ~~~~っっ!!!あの若造め~~!!アシュトンと馴れ馴れしくするだけでは・・・飽き足らず・・手間と愛情までかけさせおって~~~!!!!」
怒りのあまりにルシフェルはアシュトンを載せたままにも関わらず立ち上がる。
 「うっ・・痛ああーーっっ!!!」
床に転がり落ち、もろにお尻をぶつけてしまい、アシュトンは思わず悲鳴を上げる。
「おのれおのれ~~!!!許さんっ!活け造りにしてくれるわーーーっっ!!!」
「うわあああっ!!やっぱりーーー!!!」
ルシフェルの発言にアシュトンは慌てる。
今のルシフェルなら本当にロイドを活け造りにしてしまいかねない。
アシュトンの脳裏には、巨大な皿の上に、タイのように活け造りにされたロイドの恐ろしい姿が思い浮かぶ。
 「そ、そういうこと言うから言えなかったんだってば!!ロイドは悪くないよっ!!僕が約束破ってダンジョンに行ったのが悪いんだからっ!!」
「し・・しかし・・・」
「約束破って・・心配させちゃって・・・本当にごめんっ!!も・・もう・・しないからっ!!だから・・・ロイドのことは許してあげてよ!!」
「本当に・・・二度と・・せぬな?」
「うん・・。ちゃんと・・・約束・・・するから・・・」
「ならいいだろう・・・。今回は・・あの若造の事は・・見逃してやろう・・」
不満極まりない表情を浮かべつつも、ルシフェルはようやくそう言う。
その言葉に、アシュトンはホッとする。
 「それより・・・お尻が痛くてたまらんだろう。傍についているから、一休みするがいい」
「うん、そうさせてもらうね」
アシュトンはそういうと、ベッドの上で静かに目を閉じた。


 ―完―

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