リバースサイド2(SO2&テイルズより:クロ/ルカ、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにしたSO2&テイルズ共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい)


 片手剣をはじめとする様々な武器が並ぶ武器屋のショーウィンドー、その前でジッと食い入るように見つめている人物がいた。
ショーウィンドー内の陳列品を見つめているのはルカ。
ルカはジッとショーウィンドー内の大剣を見つめている。
大剣は最近出たばかりの新商品。
物欲しそうに見つめるルカだったが、金額を見ると、諦めたようなため息をつく。
 「ルカ!ルーカ!お馬鹿ルカ!!」
「うわっ!び、びっくりしたぁ!?な、何!?」
「何じゃないわよ。何度も呼んだのに全然気づかないんだから・・」
「ご、ごめん。ちょっと・・あれ見てて・・・」
ルカは先ほどまで見つめていた新商品の大剣を指差しながら言う。
 「あ~、なるほどね~。アレが欲しいってわけ~?」
「う・・うん・・。でも・・高すぎるし・・」
「どれどれ?って何て金額よ!高すぎるどころじゃないわよ!!」
「うん・・・。とてもお小遣いじゃ買えないし・・・。ギルドでクエスト受けても・・足りないし・・・」
ルカはそう呟く。
ティアやルーク同様ギルドに所属しているため、時々クエストを受けているが、子供があまり大金を得るのはよくないとのティアの考えにより、ルカやイリアが単独でクエストを受ける場合、あまり報酬が高い仕事を回してもらえないのである。
(でも・・・どうしても欲しいって感じよねぇ・・・)
ルカの表情からはイリアはそう察する。
「ったく・・・仕方ないわねぇ!!」
イリアは頭をかくような仕草をしながら言う。
 「え・・・?イリア?」
「・・ったく・・・ウジウジ顔で物欲しそうな顔なんかして!アタシが何とか稼げるような策考えるわよ!」
「あ、ありがとう~~~!!イリア~~!!」
ルカは思わず抱きつく。
「勘違いするんじゃないわよ!別にアンタのためじゃないわよ!これ以上こんなところで物欲しげにジッと立ってられてもみっともなくて恥ずかしいだけよ!それにいい加減にかれないとまた馬鹿兄貴達に尻叩かれるじゃないのよ!」
「そ、そうだった!早く帰らなきゃ兄さん達心配しちゃう~~!!」
「もっと早く気付きなさいよ!お馬鹿ルカ!!」
通りに建っている時計台を見やると、ルカは慌てて走り出す。
イリアも後を追うようにして家路を急ぎ出した。


 数日後・・・。
放課後の学校内の図工室に二人の姿があった。
「誰も・・・いないわよね?」
「う・・うん・・・」
ルカとイリアはキョロキョロとあたりを見回し、誰もいないことや近づいて来ないことを確認する。
 「だったら・・・さっさとやるわよ!!」
「イリアぁ・・・本当にやるの?」
ルカは不安そうな表情を浮かべる。
 「ビクビクしてんじゃないわよ!どうしてもあの剣が欲しいんでしょ!?」
「で・・でも・・こんな方法・・マズイよ・・・」
「仕方ないでしょ!こうでもしなきゃあれだけの額稼げないんだから!それとも諦めるの!?」
「そ・・それは・・やだよぉぉ・・・」
「だったら腹くくりなさい!」
「わかったよぉぉ・・・」
ルカは諦めたような表情を浮かべると、学校用カバンの中から材料を取り出す。
取り出したのは上質紙の束。
「にせさつ」や「ぎぞう書類」など色々な意味で危険な、だが大金やアイテムを入手できる品を造れる材料だった。
 「とっとと始めるわよ!!気づかれないうちに!」
「わ・・わかったよぉぉ・・・」
二人して必死にアイテム製作に取りかかり始める。
だが、明らかに犯罪な行為をしてお金を稼ごうなどという根性の持ち主には神様は微笑んでくれないものらしい。
 「う・・うっそぉぉぉ~~~~~!!!!」
「な・・・何だってよのぉぉ~~~~!!!!!!」
ルカとイリアは絶叫する。
出来てしまったのはよりにもよって失敗品の「ふわたりてがた」。
 「うわぁぁぁ!イリア!?凄い勢いでお金が減ってくよぉぉ!!」
「嘘っ!ヤバいじゃないのよ!?」
大金を稼ぐどころか、どんどん所持金が減りだしていることに二人は慌てる。
しかも、悪いことは重なるもの。
 「誰なの?図工室で騒いだりして?」
「マズイよ!イリア!?リフィル先生の声だよ!」
「冗談じゃないわよ!バレたら絶対にお尻叩かれるじゃないのよ!!」
イリアはそう叫ぶと、何と窓をぶち破って飛び出した。
 「イリア!?何やってるの!?」
窓を壊して外に飛び出したイリアにルカは思わず叫ぶ。
「お馬鹿ルカ!さっさと逃げるわよ!リフィル先生に捕まったらお尻百叩きは確定じゃないのよ!それどころか・・・兄貴と姉貴からだって叩かれるわよ!!」
「うわっ!ちょ、ちょっと待ってよぉぉぉ!!」
ルカも急いで外へ飛び出すと、イリアに引っ張られるようにして学校から逃げ出した。


 「ハァ・・ハァ・・・。ここまで来れば・・・大丈夫よね・・・」
ようやく立ち止ったイリアは両肩を上下させながら荒い息を吐く。
「でも・・どうしよう?このままじゃ僕達文無しだよぉぉ・・・・」
「あーもうっ!ウジウジルカ!泣くんじゃないわよ!どっかの店で買い取ってもらうのよ!」
「で・・でも・・どこで・・?」
「どこだっていいわよ!とにかく・・・売りに行くわよ!!」
そうイリアが叫んだときだった。
 「あれ?イリアにルカじゃないか?どうしたんだい、こんなところで?」
不意に巡回中のクロードが現れ、声をかける。
「ツインバレット!!」
「うわっ!!」
いきなり問答無用でイリアは二丁拳銃をぶっ放し、とっさにクロードは避ける。
 「イリア!何してんの!」
「お馬鹿ルカ!逃げるわよ!捕まったら終わりよ!!」
イリアはそう叫ぶと走り出す。
「ま・・待ってよイリアぁ!ってうわあっっ!!」
ルカは慌てて後を追おうとするが、転んでしまう。
逃げることで必死なのだろう、イリアは気づかずにどんどん行ってしまった。
 「さてと・・・どういうことだい?」
「あ・・あの・・」
一人残されたルカは呆気なくクロードに捕まってしまう。
 「とにかく・・・ここで立ち話もなんだから・・・取りあえず司令部に行こうか」
「は・・はい・・・・」
もはや逃げられないと見たのだろう、ルカはシュンとすると、トボトボとクロードの後をついていった。


 「で・・何だってあんな真似をしたんだい?」
取調室で二人きりになると、クロードはルカにそう尋ねる。
「ご・・ごめん・・なさい・・・。実は・・・・」
ルカは震える手で「ふわたりてがた」を差し出す。
 「こ・・これ・・『ふわたりてがた』じゃないか!!まさか・・リバースサイドなんかしたのかい!?」
「は・・はぃぃ・・。ごめん・・なさい・・」
「何だってこんなことを・・・」
クロードはまさかと言いたげな表情を浮かべる。
イリアはともかく、ルカがリバースサイドなんかするとは思わなかったからだ。
 「ごめんなさい・・。最近出たばかりの・・大剣がどうしても・・欲しくて・・。そうしたら・・・イリアが・・お金工面する方法があるって・・・」
「それでこんなことをしたのかい?でも・・・悪いことだっていうのはわかってるかい?」
「は・・はい・・。本当に・・ごめん・・なさい・・・」
シュンとした表情でルカは謝る。
 「ルカ、悪い子にはお仕置きだよ。わかってるね?」
クロードはそう言うと、軽く膝を叩いて合図をする。
「うぅ・・・」
それを見ると、ルカの表情はこわばる。
 (うぅ・・嫌だよぉぉぉ・・。お仕置き・・なんてぇ・・・)
思わず逃げ出したくなり、ルカは後ずさろうとする。
(馬鹿!何言ってるの!悪いことをしたのは僕じゃないか!怒られるのも、お尻叩かれて痛い思いするのも、全部僕のせい!それなのに逃げるなんて間違ってるよ!!)
逃げ出しかけるルカに、良心がそう叱咤する。
 「う・・うぅ・・」
今にも泣きそうな顔を浮かべつつも、ルカはおずおずとクロードの元へゆくと、膝の上にうつ伏せになった。
 クロードはいつもレオンにしているようにルカのお尻をあらわにする。
「あぅぅ・・・・」
お尻に外気を感じ、ルカは羞恥と恐怖で身体を震わせる。
 「行くよ。覚悟はいいかい?」
クロードの問いにルカは泣きそうになりながらも頷く。
それを見ると、クロードはルカの身体をしっかりと押さえる。
同時にゆっくりと右手を振り上げた。


 パアシィィ~~ンッッッッ!!
「うわあっっ!!」
弾けるような音と共に、ルカは悲鳴を上げる。
 パアシィンッ!パチィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
ルカは横一文字に口を閉じ、両手でクロードのズボンの裾を掴んで、必死にお仕置きを堪えようとする。
 「全く・・・ダメじゃないか・・・」
ピシャンッ!パアチィンッ!パアアンッ!パシィンッ!
ルカのお尻に平手を叩きつけながら、クロードはレオンにしているようにお説教を始める。
 パチィンッ!パンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「・・ぁ・・・っ・・・ぁ・・・く・・ぁ・・」
耐えようとするも、少しずつ堪えきれなくなってきたのだろう、微かに呻き声が漏れ始め、同時に苦しげな表情を浮かべる。
 ピシャンッ!パアンッ!パチィンッ!パアアンッ!パシィンッ!
「新しい剣が欲しい気持ちはわかるよ。僕も剣士だからね。でも・・だからって、リバースサイドなんかしたらダメだろう?」
パアアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パアチィンッ!
ルカのお尻を少しずつ赤く染めてゆきながら、クロードはお説教を続ける。
 「ごめん・・なさい・・ごめん・・なさい・・・」
自分でも悪いことをしたのはわかっているからか、ルカは素直に謝る。
「リバースサイドはね、犯罪なんだよ?いつもイリアやレオンがやってるようなイタズラとはワケが違うんだよ?イタズラぐらいなら、余程やりすぎなければ、叱られたりお尻ぶたれるくらいで済むよ。でもね、今回は本当ならその程度じゃ許してもらえることじゃないんだよ、わかってるかい?」
パアシィ~ンッ!ピシャ~ンッ!パッチィィ~~ンッッ!パアシィ~ンッ!パッアァ~ンッ!ピッシャ~ンッ!パッシィ~ンッ!
「う・・くぅぅ!あ・・!く・・!あっ・・くぅぁ!」
今までより平手の勢いが強くなり、ルカはさらにはっきりとした悲鳴を上げる。
 ピシャ~ンッ!パアッチィ~ンッ!パッアァ~ンッ!ピッシャ~ンッ!パアシィ~ンッ!パアアンッ!パシィンッ!
「くぅ・・・!あ・・あくぅ・・!あぅ・・ごめん・・なさい・・ごめん・・なさい・・」
苦痛の声を上げながら、ルカは謝る。
 「本当なら・・・牢屋に入れられても文句は言えないことなんだよ。そうしたら・・・ルークやティアさん、イリア・・ガイにも二度と会えないかもしれないんだよ。それに・・・ルカがお金欲しさにそんな悪いことをするような子になったら・・どれだけ家族が悲しむと思うんだい?」
「ごめん・・なさい・・・ごめん・・なさい・・・」
「反省したかい?」
「は・・はい・・・。悪いこと・・して・・・兄さん達に・・悲しい思いさせちゃうかも・・しれない・・ことして・・・ごめん・・なさい・・・」
「わかってくれたみたいだね。それじゃあ・・・・」
お仕置きは終わりだとクロードが言おうとしたときだった。
 「ま・・待って下さい!!」
膝に乗せられたまま、ルカが叫んだ。
「どうかしたのかい?」
「あ・・あの・・・。も・・もっと・・厳しく・・お仕置きして・・下さい・・・」
震える声で、必死に勇気を振り絞りながらルカは言う。
 「え・・・?」
ルカの言葉に一瞬クロードは呆気に取られる。
「ルカ・・いいのかい?」
「は・・はい・・・。自分が・・本当に大変なこと・・しちゃったのが・・わかったし・・。それに・・僕のせいで・・イリアにも・・・悪いこと・・させちゃって・・。僕が・・・もっと・・・ちゃんとしてれば・・・イリアがリバースサイドしよう・・なんて・・言わなかったし・・・言っても・・止められたかも・・しれないのに・・・。だから・・ちゃんと・・反省して・・もう・・絶対にしない・・・。もう懲り懲りだって・・思うくらい反省して・・二度としないって・・皆に約束・・したいから・・・」
「わかったよ。でも・・本当に厳しくするよ。後悔しても、どんなに泣いても遅いからね。いいかい?」
「は・・はい・・。お願い・・します・・・」
ルカはいつもの気弱な様子など微塵も見られない表情で頷く。
それを見てとると、クロードは足を組む。
 足を組まれ、赤く染まったお尻が突き上げられると、一瞬だけルカは怯えたような表情になる。
だが、すぐに覚悟を決めた表情に戻ると、しっかりとクロードのズボンの裾を握りしめた。
 バァッジィィ~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~ッッッッ!!!!
「うわっ!うわぁぁぁぁ~~~~~~~んんんんっっっ!!!」
激しい平手打ちの嵐に、ルカは絶叫する。
 「うわあああんっっ!!ごめんなさいっ!ごめんなさーーいっっ!!!」
両脚をバタつかせながらルカは必死に謝る。
ルカの悲鳴と激しく平手を叩きつける音がしばらくの間、取調室にこだました。


 「うぇ・・うぇぇぇん・・ひっく・・ひぃん・・・」
大粒の涙を零しながら、ルカはしゃくり上げていた。
お尻は今や全体が濃厚なワインレッドに染め上がり、倍近く腫れ上がっている。
 「ルカ、反省出来たかい?」
クロードはお尻を叩く手を止めて尋ねる。
「ひぃん・・しましたぁぁ・・・。も・・もぅ・・・リバースサイドなんか・・しませぇぇん・・・。懲り・・・懲り・ですぅ・・・。約束・・しますぅぅ・・」
「よしよし、よく言えたね」
クロードはそう言うとルカを抱き起こし、いつもレオンにしてやるように、抱きしめる。
 「ひっ・・ひぃん・・。クロードさぁぁん・・・」
「好きなだけ泣いてていいよ。こうしてるから」
そう言いながら、クロードはルカをしばらく抱っこしていた。
 「ったく・・この馬鹿ッ!リバースサイドなんかしやがって!!」
「ご・・ごめんなさい・・・」
開口一番、迎えに来たルークに怒られるや、思わずルカは身をすくませる。
「怒る気持ちもわかるけど、許してあげなよ。ルカだってもう十分懲りてるから」
「わーってるよ!帰るぞ!」
「う・うん・・。あ痛っっ!!」
歩こうとしたところへ、お尻が思い切り痛み、ルカは思わず顔を顰める。
 「ん?どうしたんだよ?」
「ご・・ごめん・・なさい・・。大丈・・あ痛たあっ!!」
「全然大丈夫じゃねーだろ!!馬鹿っっ!!」
ルークはすぐにもルカを抱き上げる。
 「馬鹿!無理すんじゃねーよ!ケツ叩かれて歩けねーならちゃんと言えよ!」
「だ・・だって・・恥ずかしいよ・・」
「馬鹿!何年兄弟やってんだ!そんなことに気を使うんじゃねーっての!行くぞ!」
そういうとルークはルカを抱っこしたまま、家路につく。
 「あ、ちょっと待て。帰りに武器屋に寄るぞ」
「え?ど、どうして?」
「新しい剣が欲しかったんだろ?一本だけなら買ってやるよ」
「え・・でも・・?」
「遠慮すんじゃねーよ!またリバースサイドなんかされたくねーしな!」
「あ、ありがとう~~!兄さん~~!!」
ルカは嬉しさにルークを抱きしめる。
 「別にどうってことねーよ。さっさと行くぞ!いつまでもチンタラしてたら俺までティアに怒られるからな」
そういうと、ルークはルカを抱っこしたまま帰っていった。


 ―完―

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