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イタズラの代償2(SO2&テイルズより:アシュ/レオ&ロイ/ジニ、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにしたSO2&テイルズ共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「「う・・うぅぅ・・」」
レオンとジーニアスは心底から嫌そうな表情を浮かべ、唸るような声を漏らしながら、ギルド会館の入り口をジッと見つめていた。
 「ね・・姉さぁん・・・」
「そんな泣きそうな顔をしてもダメよ。ちゃんとロイドのところに行って、お仕置きを受けてきなさい」
泣きつこうとする弟に、リフィルは厳しい顔でそう言い渡す。
 「レオンもだよ。ちゃんとアシュトンにごめんなさいして、お仕置きを受けてくるんだよ」
「ど・・どうしても・・そうしなきゃ・・ダメ・・なの?」
「レオン・・悪いことをしたのは誰だい?」
逃げようとする様子がありありなレオンの態度に、クロードも厳しい表情を浮かべる。
 「ジーニアス、ロイドのお仕置きを受けるのが嫌なら・・・・私から一週間、毎日お尻百叩きの方がいいのかしら?」
「ちょ、ちょっと!そんなことされたらお尻が壊れちゃうよ!!」
リフィルの一週間続けてのお仕置き宣告にジーニアスは慌てる。
姉弟だけに、本気でやりかねないのは身を以って知っている。
 「私から一週間お尻を叩かれたくないのなら、ちゃんとロイドに謝ってお仕置きを受けてきなさい。いいわね?」
「わ・・わかったよぉぉ・・・」
ここまできた以上、言う通りにするしかないと覚ったのか、ジーニアスは大人しくギルド会館の門を潜る。
 「さぁ、レオンも行っておいで」
「や・・ヤダよぉぉ~~!!行ったら・・絶対お尻叩かれるじゃないか~~!!」
「レオン・・諦めようよ・・。ここで逆らったら・・・・もっと悪いことになるよ。レオンだってわかってるじゃんか・・・」
「ジーニアスの言う通りだよ。ちゃんとアシュトンからお仕置きを受けて来ないと、出来るようになるまで、毎日ブラシで百叩きだよ。それでもいいのかい?」
「や・・やだぁぁ!!それ、もっとヤダァァ!!」
クロードの言葉に、レオンは泣きそうになる。
 「レオン・・腹をくくろうよ」
「う・・うぅ・・わ・・わかったよぉぉ・・・・」
レオンもようやく諦めがついたのか、肩を落とすと、トボトボと二人してギルド会館へと入っていった。


 「どうしたんだよ?困ったような顔して?」
同じ頃、ゲストルームの一つでレオン達を待っていたロイドは、アシュトンの顔を見るなり、怪訝そうに尋ねる。
 「あ・・うん・・・。ちょっと・・ね・・・」
アシュトンは困惑した表情を浮かべる。
「ねぇ・・・ロイドは・・・お仕置きされたことって・・あるの?」
「ああ・・・。嫌っていうほどあるぜ。リフィル先生って結構厳しいところあるからさ。ガキの頃なんかしょっちゅうで、思い出すだけで尻が痛くなってきそうだぜ・・・」
「それじゃあ・・・叩かれる子の・・気持ちもわかるよね・・。嫌っていうくらい・・」
「まぁな・・・。自分が悪いってわかってても、嫌で嫌でたまらないよなぁ」
「そうだよね・・・。それを・・自分が他人にやるって・・いうのも・・・何だかなぁ」
「その気持ちもわかるけどさ。でもアシュトン、レオンのことが本当に可愛いと思うなら、痛い思いをさせる覚悟も必要だと思うぜ」
「ロイド・・・」
「俺だってジーニアスを泣かせるのは嫌さ。でも・・・悪いことしたのはジーニアスなんだから、ちゃんと叱らないとさ。友達だからこそ、大事に思ってるからこそ、そうしなきゃいけない。アシュトンだってそれはわかるだろ?」
「そ・・そうだね。ロイドのおかげで勇気が出て来たよ。ありがとう」
「別に構わないさ。それより・・来たみたいだぜ!」
ドアの向こうで二人の気配に気づくと、ロイド達は真剣な表情を浮かべる。
ゆっくりドアが開いたかと思うと、おずおずとジーニアスとレオンが入って来た。
 「ロイドぉぉ・・・」
「アシュトンお兄ちゃぁん・・・・」
二人とも今にも泣きそうな表情を浮かべて二人に呼びかける。
 (ちょ、ちょっと待ってよ!そんな顔しないでってば!!)
(ヤベ・・・ほだされちまいそう・・・)
今にも泣きそうな二人に、ロイドもアシュトンも心が折れてしまいそうになる。
だが、二人は勇気を奮い起し、心を鬼にする。
 「ジーニアス、わかってるよな?」
ロイドはわざと怖い顔を浮かべ、ジーニアスに呼びかける。
「ろ、ロイド!ぼ、僕が悪かったよ!!ちゃ、ちゃんと反省してるから!だから・・許してよ!!」
「ダメだって。幾らなんでもイタズラが過ぎるぜ。下手したら死人だって出たかもしれないんだぞ。そうしたら犯罪だぜ。わかってるのか?」
ロイドはそう言うと、ジーニアスに向かって一歩踏み出す。
 「ライトニング!!」
「のわっっ!!」
ジーニアスが術を発動し、ロイドめがけて雷が落ちる。
 「ロイドッッ!!」
雷を食らったロイドに思わずアシュトンが声をかける。
「し・・しまった・・・」
術を発動してしまってからジーニアスは後悔する。
幾ら人のよいロイドでもこんなことをすれば怒るに違いない。
 「ジーニアス・・・・」
「わ、ワザとじゃないよ!!」
危険を感じ、ジーニアスは逃げようとする。
だが、子供で術師なジーニアスと剣士なロイドとでは足の速さは違う。
あっという間にロイドに追いつかれ、ジーニアスは捕まってしまった。
 「は・・離してよっっ!!」
「ダメだって。お仕置きだって言ってるだろ?」
そういうと、ロイドはジーニアスをがっしりと抱えてソファの方へ引っ立ててゆく。
そしてソファに腰を降ろすと、あっという間にジーニアスを膝に載せ、お尻をあらわにした。
 「ロイドッ!お願いだからやめてよっ!反省してるからっ!!僕とロイドの仲じゃないか~~!!!」
ジタバタ暴れながらジーニアスは必死に懇願する。
「だからだよ。俺とジーニアスの仲だから・・・やらなきゃいけないんだよ」
「そんなぁぁぁ~~~~っっっっ!!!」
ジーニアスが絶望の声を上げるのを尻目に、ロイドはゆっくりと右手を振り上げた。
 「さぁ、レオンもおいで」
ロイドがジーニアスのお仕置きにかかろうとする脇で、アシュトンもレオンに呼びかける。
「お兄ちゃあぁん・・・・。許してよぉぉぉ・・。反省・・してる・・からぁぁ・・」
レオンは涙を浮かべて懇願する。
(だからそういう顔しないでってば!お願いだから!)
レオンの策なのはわかっていても、泣きそうな顔を見せられると、心が折れてしまいそうになる。
 (ダメ!ダメだってば!ロイドが言ったことを忘れたの!?)
アシュトンがロイドが自分に言った言葉を思い出し、自身を叱咤する。
「ダメだよ。レオンが悪い子だったんでしょ?ちゃんと来ないと・・僕も怒るよ?」
「わ・・わかったよぉぉ・・・」
レオンは肩を落とし、シュンとした様子でアシュトンのもとへやって来ると、アシュトンの膝にうつ伏せになる。
 「アシュトンお兄ちゃあん・・。お願いだから・・・痛く・・しないでぇぇ・・」
「な・・何言ってるの。そ・・それじゃ・・意味・・無いでしょう?」
お尻を出されながら、再び泣き落としをかけてくるレオンにアシュトンはそう言う。
アシュトンは必死に勇気を掘り起こしながら、右手を振り上げた。


 バッシィィィ~~~~ンッッッッ!!!!
「わぁあああっっっっ!!!!」
初っ端から思い切りお尻を叩かれ、ジーニアスは絶叫に近い悲鳴を上げる。
 パンッ!パンパンッ!パンパンパアンッ!パンパンッ!
「わっ!ちょ、ちょっと!ロイドッッ!!痛いってばっっ!!」
最初から厳しいロイドのお仕置きにジーニアスは思わず叫ぶ。
「何言ってんだ!お仕置きなんだから痛いのは当たり前だろ!!」
ロイドはそういうと、さらにバシバシとお尻を叩き続ける。
バシッ!バアンッ!バンッ!バチンッ!バンバンッ!バアンッ!
「ったく・・・!!何やってんだよっっ!!」
強めの勢いでジーニアスのお尻を叩きながら、ロイドはお説教を始める。
 「ひっ!わあっ!痛っ!わああっ!ひゃあっ!!」
お尻を叩かれながら、ジーニアスは両脚をバタつかせる。
ロイドの手が叩きつけられるたび、小さなお尻には手形が幾重にも重なり、少しずつお尻を赤く染め上げてゆく。
 バンッ!バシッ!バンバンッ!バチンッ!バンバンッ!バンッ!
「学校中にトラップなんか仕掛けて!俺達ならともかく、普通の生徒だったら死んでもおかしくないんだぞ!!」
「ひ・・・!!ちょ、ちょっとしたイタズラのつもりだったんだよ!!み、皆の驚いた顔が見たかっただけだってば!!」
ジーニアスは必死になって言い訳する。
 「そんなの理由になるかよ!それに・・やり過ぎだろ!どう見てもダンジョンに仕掛けてあるようなヤバイやつばっかりだっただろ!!」
「だ・・だって普通のじゃ面白くないし~~~~!!難しくて強力な方が造るのも楽しそうだったから~~~!!!」
「そういう問題じゃないだろ!!しかも・・・・俺とアシュトンを本気で戦わせるようなことまでしただろ!!」
「あ・・あれはレオンが悪いんだよ!ロイドが弱いみたいなこと言うから!だからロイドの方が強いって証明してやろうって思ったんだよ!」
「だからって本気で人を戦わせていいわけないだろ!!」
ロイドはさらにバシバシとジーニアスのお尻を叩く。
 「わあああ!!痛いっ!ロイドッ!本当に痛いってば!やめてよっっ!!なんでこんなことするのさ!!」
ジーニアスは不満極まりないといった感じで叫ぶ。
 「ジーニアス・・・反省してないのかよ?」
ロイドはお尻を叩く手を止めて尋ねる。
「な・・何だよっ!何でそんな偉そうに説教するのさ!ちょっとしたイタズラのつもりだったのに!それに・・・ロイドと僕の仲じゃないか!見逃してくれたって罰は当たらないじゃないか!!ロイドの馬鹿っっっ!!」
「いい加減にしろ!!」
バアッジィィ~~~~~ンンンッッッッ!!!!
「うっわぁぁぁぁ!!!!!」
ロイドに思い切りお尻を叩かれ、ジーニアスは絶叫する。
 「な・・何するのさっっ!!」
思わずジーニアスは振り返って文句を言うが、普段からはとても想像できないロイドの怖い顔に思わず言葉が途切れてしまう。
 「ジーニアス・・・あんなに悪いことしといて・・・反省するどころか・・・逆ギレ・・しかも・・・『俺とジーニアスの仲だから見逃せ』・・なんて・・そんなこと・・・言うんならな・・・幾らジーニアスでも許さないからな!!」
そういうや、ロイドは足を組む。
おかげでジーニアスは赤くなったお尻を突き上げた体勢になった。
 「うわああっっ!!ま、待ってよロイド!?」
ジーニアスは慌てて呼びかける。
だが、既に怒っているロイドは容赦なく平手を振り下ろした。
ビッダァァァァ~~~~~~ンンンッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!!!!
「わああああんっっ!!痛いっ!痛い痛い痛い痛い痛いよぉぉ~~~!!!!!」
豪雨のような平手の嵐にジーニアスは絶叫し、泣き叫ぶ。
 「ロイドぉぉぉ!!!ごめんなさぁぁぁぁいいいい!!!取り消すから~~~!!!も、もう許してよぉぉ!!!!」
「ダメだっっ!!友達なのをいいことに見逃してくれなんて根性、叩き直してやるからな!!」
「そ・・そんなぁぁ~~~っっっ!!!」
絶望の声を上げるジーニアスを尻目に、ロイドは容赦なくジーニアスのお尻を叩き続けた。


 パアアンッッ!!
「うわぁぁんっ!痛ぁぁぁいぃぃぃ!!」
アシュトンの平手が叩きつけられるや、レオンは悲鳴を上げる。
 パアンッ!パチィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!
「ひっ!ひぃんっ!アシュトンお兄ちゃあんっ!痛いよぉぉぉ!!!」
「あ・・当たり・・前でしょ?お・・お仕置き・・なんだ・・から・・・・」
全身で痛みを訴えるレオンに、アシュトンはそう言う。
だが、お尻を叩くアシュトンの表情は何とも辛そうだった。
 (や・・・やっぱり・・強く・・しすぎ・・かなぁ?)
レオンのお尻を叩きながら、アシュトンは悩む。
お仕置きである以上、痛くなければ意味が無い。
しかし、強すぎてもいけない。
自分がいつもお仕置きをされているだけに、そこのところはよくわかっている。
それだけに、かえって悩んでしまう。
 パチンッ!パアアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
「わあああんっ!痛あっ!痛いっ!痛いよぉぉぉ!!お願いだからやめてよぉぉ!!痛いよぉぉぉ!!」
「ダ・・ダメ・・だよ・・。レオンが・・悪い子・・だったん・・だから・・・」
半ば自分に言い聞かせるかのように、歯切れの悪い口調でアシュトンは言う。
 「ひぃんっ!わああんっ!痛いっ!やぁぁぁ!!」
レオンは泣き叫びながら、手足をバタつかせる。
(よぉ~し・・・効いてる・・効いてる・・・)
泣き叫びながら、レオンは心の中でそう呟いた。
 (やっぱりアシュトンお兄ちゃんだよね~。厳しくするつもりでも・・手の勢いが乱れてるんだから。相変わらず甘いよね~~)
必死になってお仕置きをしているアシュトンに、レオンはそんなことを思う。
お尻は確かに痛い。
現に少しずつだがお尻は赤くなっていっている。
だが、同時にレオンはアシュトンの手の勢いが乱れていることも気づいている。
それは、アシュトンがレオンの泣き声に心をかき乱されている証拠。
あと一押しすればアシュトンの方が音を上げるはず。
そう確信したレオンは、最後の手を使う。
 「うっわああああああんんんんん!!!!痛ったぁぁぁいいいい!!!」
(し・・しまった!?)
背筋を思い切りのけ反らせ、絶叫に近い声を上げたレオンにアシュトンは愕然とする。
(考えごとに・・気を取られて・・・力の加減を間違えちゃったんだ!?)
その事実にアシュトンは背筋が寒くなる。
これ以上お仕置きをしたら、レオンのお尻を壊してしまいかねない。
アシュトンはもうお仕置きをやめるべきだと判断する。
 「レオン・・・反省した?」
一旦お尻を叩く手を止めてアシュトンは尋ねる。
「ひぃん・・。してる・・してるよ~~~!!!!」
「もう・・・あんなこと・・しないって・・約束出来る?」
「するっ!するよ~~~!!!ごめんなさいっ!二度としませ~~んっっ!!」
「そ・・それじゃあ・・お・・終わり・・だよ・・」
アシュトンは安堵の表情を浮かべて言う。
 (やったぁぁ~~!!やっぱり何だかんだ言っても甘いんだよね~。叩かれた分たっぷり甘えてやるんだから)
レオンはそんなことを考える。
だが、何かを感じたのか、アシュトンはレオンを抱き起こすと、ジッと顔を見つめる。
 (ま・・マズ・・!!)
本音があらわになった顔を見られ、レオンは焦る。
「レオン・・・。まさかと思ったけど・・・嘘泣きだったんだね!?」
みるみるうちにアシュトンの顔は怒りで変わってゆく。
 「ち、ちちち違うよ!こ、ここれは・・・」
必死に弁解しようとするレオンだったが、再びうつ伏せにされると、足を組まれ、お尻を突き上げた体勢を取らされる。
「やだぁぁ!!これやだぁぁ!!」
お仕置きがとても辛くなる体勢に、レオンは本能的に叫ぶ。
だが、アシュトンはそれに構わず、再び右手を振り上げた。
 バアッジィィィ~~~~ンンンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~!!!!!!
「わぁぁああああんんんん!!!!痛ぁぁぁいいぃぃぃぃ!!!!!」
演技のかけらも見られない、心底からの悲鳴を上げながら、レオンは泣き叫ぶ。
 「ひどいよ・・!!僕が・・どんな・・どんな・・気持ちで・・・叩いたと・・・思ってるの!?」
アシュトンは怒り、悔しさ、悲しさ、その他様々な感情が入り混じった声を上げながら叩き続ける。
レオンのためと思えばこそ、辛いのを堪えてお仕置きしていたのだ。
それを嘘泣きなどされては、許せるはずもない。
「嘘泣きなんかして・・・騙して・・・そんな・・悪い子・・絶対に許さないよ!!」
怒りに声を震わせながら、アシュトンはさらにレオンを叩き続けた。


 「ひぃぃぃん・・・痛ぁぁいい・・・痛いぃぃ・・・痛いよぉぉぉ・・・」
ボロボロと涙を零してジーニアスは泣きじゃくる。
お尻は今や熟しすぎたリンゴのように真っ赤だった。
 「ジーニアス、反省したかよ?」
ロイドは一旦手を止めて尋ねる。
「したっ!したよぉぉ・・!!も・・もう・・あんなイタズラしないよぉぉ・・・。友達だから・・・見逃して・・なんて・・ことも・・・言わないからぁぁ・・・。だから・・もう・・許してよぉぉぉ・・・」
「約束出来るな?」
「するっ!二度としませんッッ!!」
必死に頷きながらジーニアスは約束する。
それを見ると、ロイドは手を降ろした。
 「うぇぇぇん・・・。も・・もぅ・・許してよぉぉ・・・・」
レオンも同じように大粒の涙を零して泣いていた。
だが、そんなレオンをアシュトンは冷ややかな目で見つめる。
「レオン!まだ懲りないの!いい加減にしないと僕も怒るよ!!」
(そ・・そんなぁ・・・信じて・・くれなぁぁいい・・・)
嘘泣きのせいで信じてもらえないことに、レオンは目の前が真っ暗になる。
 「う・・うぇーん・・・」
レオンは再び泣く。
「ごめん・・なさい・・・ごめんなさぁぁい・・・。し・・信じて・・もらえない・・かも・・しれない・・けど・・。今度こそ・・・反省・・した・・から・・・。お願い・・だから・・・許してよぉぉ・・・。もう・・イタズラ・・しませぇぇん・・。嘘泣きで・・騙したりも・・しませぇぇんん・・・」
許してもらおうとレオンは必死になって謝る。
 「レオン・・本当に反省してる?」
「してる・・してるよぉぉ・・・」
「じゃあ許してあげる。でもね・・・・」
アシュトンはそういうと、思い切り平手を振り下ろした。
 ビッダァァァ~~~~~ンンンッッッッ!!!
「うわぁぁぁんんんん!!!!」
油断しているところを思い切り叩かれ、レオンは悲鳴を上げる。
「もし・・また嘘泣きなんかしたら・・・。今日も何倍も痛いお仕置きだからね!」
「わかったから~~!!ぜ、絶対にしませぇぇんん!!!」
レオンは必死になって叫ぶ。
それを見ると、アシュトンもようやくお仕置きの手を止めた。


 「大丈夫かよ、ジーニアス?」
「大丈夫なわけないじゃないか!お尻が痛くて痛くてたまらないよ!!」
心配そうに尋ねるロイドにジーニアスはそう言う。
 「わ、悪かったって・・・。でも・・ジーニアスがあんなイタズラするから・・・」
「だからって叩きすぎだよ。これじゃあしばらく歩けないよ!どうしてくれるのさ!ロイドの馬鹿っっ!!」
「本当に悪かったって!!何でもするから許してくれよ!!」
ロイドは拝むような仕草で必死に謝る。
 「本当に何でもしてくれる?」
「ああ・・ジーニアスに許してもらえるなら何でもするさ」
「やった~~!!」
ロイドがため息をつき、ジーニアスがしてやったりと言いたげな声を上げるのを尻目に、アシュトンもレオンのご機嫌とりに必死になっていた。
 「レオン・・・お願いだから・・機嫌直してよぉぉ・・・」
「ひどいよ!アシュトンお兄ちゃん!僕、本当に痛かったし、怖かったんだからね!!」
レオンはそう言うと顔をプイッとそむける。
「だって・・レオンが嘘泣きとかするから・・・」
「だからってあんなに叩くなんてひどいよ!」
「そ・・それは・・悪かったよ・・・」
「お兄ちゃん・・・僕の事・・嫌いなの?」
「そ・・そんなことないよっ!!」
アシュトンは慌てて否定するが、レオンは泣きだしてしまう。
 「嘘っ!本当は僕の事嫌いなんでしょ!!だからあんなにぶったり、全然許してくれなかったんだよ~~~!!ひどいよ~~!!!」
「ああ~~~!お願いだから泣かないでよ~」
アシュトンはオロオロしながらレオンを宥めようとする。
 「少しは反省してる?」
「うん・・。レオンに許してもらえるなら・・・何でもするよ」
「それ本当、嘘じゃないよね?」
「本当だよ。レオンが許してくれるなら・・・何だってしてみせるよ」
「ふぅーん・・・。それじゃあ・・・」
レオンは考え込む素振りを見せると、ロイドに抱っこされているジーニアスと視線が合う。
 「ねぇ、ジーニアス。ファンシティは知ってる?」
「名前だけはね。でも、まだ行ったことないんだよね~。僕らが前住んでたの、田舎だしさ~」
「そうだ!せっかくだから明日、僕達四人でファンシティ行こうよ!」
「それ、いいじゃない!賛成!!」
レオンの提案にジーニアスも一も二も無く乗る。
 「ちょ、ちょっといいかな?その・・お金は?」
恐る恐るアシュトンが尋ねると、レオンはニッコリ笑って言いやる。
「決まってるじゃない。アシュトンお兄ちゃんとロイドお兄ちゃん持ちだよ」
「や・・やっぱり・・・」
「マジかよ・・・・・・」
想像はついたが、こうもはっきり言われると、アシュトンもロイドもため息をつきたくなる。
 「どうしたの?嫌なの?」
「そ・・そういうわけじゃ・・・」
「僕らに許してもらえるなら何だってするって言ったのはロイド達でしょ?嘘だったの?」
「そ・・そうじゃねえけど・・・」
ロイドは思わず口ごもる。
「じゃあ決まりだね。アシュトンお兄ちゃん達持ちで四人でファンシティ、いいでしょ?」
「わかったよ・・。約束は約束だしね・・・」
「俺も・・・そう言っちまったしな・・・」
諦めたようにアシュトンもロイドもそう言う。
それを見ると、レオンもジーニアスも満足そうな笑みを浮かべた。


 ―完―

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