アッシュの愛憎1(SO2&テイルズより:ルーク/ルカ、共演パロ、BL・18禁・凌辱あり)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにしたSO2&テイルズ共演パロです。BL・18禁・凌辱要素もあります。許容出来る方のみご覧下さい)


 「「う・・うぅう・・」」
「ルカッ!大丈夫か!?沁みたのか!?」
「アシュトンッ!」
うつ伏せになったまま、真っ赤なお尻を出しているルカとアシュトンが、ボーマンの塗る薬に思わず顔を顰めると、傍についているルークとルシフェルが心配そうな表情で声をかける。
 「貴様っ!もっと優しくやらんか!!」
「しょうがねえだろ。よく効く代わりに沁みる薬なんだよ。それに・・・お前ら二人とも叩きすぎなんだよ。こんなになるまで叩きやがって。これじゃあ沁みるのも当たり前だぞ?」
ボーマンはルカとアシュトンのお尻を見やりながら言う。
二人とも、お尻が見事なまでに濃厚なワインレッドに染め上がっていた。
 「う・・うるせーなっ!しょうがねーだろ!滅茶苦茶心配したんだからよ!!」
「ふん。ブラコンというやつか?ブラコンも過ぎると見苦しいだけだぞ?」
「テメェに言われたくねえよ!!オメーなんか過保護が過ぎてただのイタイ野郎じゃねーかよ!!」
「貴様ーっ!いい度胸だー!」
「やるかっ!テメー!」
「わああっ!兄さんやめてよっ!」
「ルシフェルっ!喧嘩なんかしないでよ!迷惑になるでしょっっ!!」
今にも喧嘩になりそうな二人をルカ達は慌てて止める。
 「全く・・・二人とも喧嘩なんてやめなよ・・。大人げないよ?」
「こ・・コイツが悪いんだよ!ブラコンだなんだ言いやがるから!」
「貴様とて似たようなものだろうが!!」
互いにそんなことを言いやるルーク達に思わず皆ため息をつく。
 「チッ・・・頭の足りねえ馬鹿ばっかりかよ、ここは?」
突然、聞き慣れない声が聞こえてきた。
思わず全員振り向くと、いつの間にか入って来た人物の姿があった。
 「え・・?俺!?」
「兄さんが・・もう一人?」
「ルーク?」
現れたのは全身黒づくめの剣士。
髪型がオールバックなことを除くと、まるで双子のようにルークそっくりだった。
 「ああん!?テメェらどこに目ぇつけてんだよ!?そこの屑と一緒にするんじゃねえ!!」
「だ・・誰が屑だ!!」
屑などと言われ、思わずルークはカッとなりかける。
「貴様!アッシュではないか!!何の用だ?」
ルシフェルがルークそっくりの剣士に気づき、声をかける。
 「知り合いなの?」
ルシフェルの反応に思わずアシュトンが尋ねる。
「こやつはアッシュといってな、ガブリエルの部下だ。それより何の用だ?」
「仕事だよ。こいつを至急処理しろってな」
アッシュはそういうと書類を渡す。
 「ん・・?確かに嘘ではないようだな・・・」
「だったらさっさと戻れよ。首に縄つけてでも連れてこいってこっちは言われてんだよ!」
「貴様・・私に向かっていい度胸だ!!」
「ちょ、ちょっと!喧嘩なんかしたらダメだってば!!」
今にもアッシュと事を構えようとするルシフェルに、慌ててアシュトンは声をかける。
 「とにかく・・仕事が入っちゃったんだから、行った方がいいんじゃないの?」
「そ・・そうだな・・」
「ケッ。魔界のナンバー2も落ちたもんだな。人間にすっかり骨抜きにされやがって」
「きーさーまっっ!!」
アッシュの侮蔑するような物言いにルシフェルは青筋を立てる。
 「まあいい・・・今は首を預けておいてやる・・」
ルシフェルは怒りを抑えかねるように呟くと、呼びだしたブラックホール風のゲートを潜って魔界へ戻る。
その後にアッシュも魔界へ戻ろうとするが、ルークとルカの方を振り向いたかと思うと、二人が思わず引いてしまうほどの憎しみが籠った目を向ける。
「チッ・・」
舌打ちをしたかと思うと、アッシュはそのままゲートの向こうに姿を消した。
 「何だよ・・アイツ・・・感じ悪いなぁ・・」
「何か・・怖い人だね・・」
「馬鹿っ!人じゃねーだろ!魔族なんだからよ!!」
ルカの言葉に思わずルークは突っ込みを入れた。


 「ルカ・・・大丈夫かよ?」
「うん・。座布団もあるから・・・」
ルークは隣に座っているルカを気遣うように声をかける。
お尻が痛くないように座布団を使っているが、それでも痛くないかとついつい心配になってしまうのである。
 「ったくそんな心配すんなら最初から叩かなきゃいいんじゃないの?馬鹿兄貴」
「う・・うっせーな!!」
「二人とも喧嘩なんかやめなさい。スープが覚めるわよ?」
ティアがルークとイリアに割って入ると、四人は食事を始める。
 「そういえばさ、今日兄さんにすごいそっくりな人に会ったんだ」
「馬鹿。人じゃねーだろ!」
ルカが口を開くと、ルークが突っ込みを入れる。
「何?どういうことよ?」
興味を持ったのか、イリアが尋ねる。
 「あの悪魔野郎に急な仕事とかっつって会いに来た奴がいたんだよ」
「その人・・じゃなかった・・魔族が兄さんにそっくりだったんだ」
「マジで驚いたぜ。双子じゃねえのかって思うくらいな」
「確か・・アッシュって・・名前だったかな?」
その名を聞くや、ティアはスプーンを取り落とした。
 「あれ?どうしたの?ティア姉さん?」
「え・・。あ、あぁ、ちょっと考え事してたから・・。あ、ちょっと仕事が残ってたわ!」
ティアはそういうと慌ただしく食器を片づける。
 「何よ?変な姉貴ねぇ?」
「何か悪いモンでも食ったのか?」
ティアの様子にイリアとルークはそんなことを呟く。
 (まさか・・・でも・・同姓同名の・・別人かしら?そうはいっても・・・名前はともかく・・顔かたちまで・・?)
部屋にこもると、ティアはルークとルカの話についてジッと考え込んでいた。
アッシュの名について、ティアには心当たりがあった。
 (どうする・・・べきかしら・・?)
その夜、ティアは長い間考え込んでいた。
 「それじゃあ、おやすみなさい。ルーク兄さん」
「ああ。何かあったらすぐ起こせよ」
ルークは一緒にベッドに入っているルカにそう声をかける。
お仕置きをした日の夜は、ルークは必ずルカに添い寝をしている。
ルーク自身昔はよくガイやティアにお仕置きされては添い寝してもらった経験があるから、お仕置きされた子の気持ちがわかるからである。
 「うん。ありがとう、兄さん」
「別にいいって。それより早く寝るぞ。早く寝た方がケツの治りもいいんだからよ」
そういうと、ルークはルカを抱きしめる。
二人は静かに目を閉じると、そのまま寝息を立てた。


 しばらく経った頃・・。
何も無い空間にブラックホールが現れたかと思うと、アッシュがルカの寝室に現れた。
「チッ・・・。いい気なモンだぜ・・・」
ベッドの脇に立つと、一緒に眠るルークとルカの姿にアッシュは舌打ちする。
 (屑が・・!!俺の事なんか知りもしねえで・・のうのうと人間界で暮らしてやがって)
アッシュはルカに添い寝しているルークをジッと見つめる。
(こいつの・・せいで・・俺は・・・!!)
ルークを見つめるアッシュの表情はだんだん険しいものへと変わってゆき、目には憎しみが宿る。
アッシュは生まれついての魔族ではない。
元は人間だった。
幼いころのある出来事がもとで魔界に飛ばされ、魔族として生きることになった。
実はそのことにルークが関わっており、そのためアッシュはルークに対して憎しみをはじめとする様々な強い感情を抱いていた。
 ふと、アッシュの目がルカに留まる。
(コイツは・・弟か。随分可愛がってやってるみてぇだな・・・)
アッシュはジッとルカを見つめる。
「ルカぁぁぁ・・・・」
「兄さぁぁん・・・・」
二人は互いに寝言で相手の事を呼び合うと、しっかりとお互いを抱きしめる。
 「チッ・・!!仲がいいこったな・・反吐が出るぜ!!」
無意識の二人の姿に、アッシュは吐き捨てるように言う。
そのとき、ふとある考えが思い浮かんだ。
 「ククク・・・いいことを思いついたぜ・・」
アッシュは何やら恐ろしい笑みを浮かべる。
「おい・・屑!テメェの・・・大事なものを滅茶苦茶にする喜び・・味合わせてもらうぜ」
何も知らずに眠っているルークにそう囁きかけると、アッシュはルカの顔に手をかざす。
そして魔力を発動し、ルカにある魔法をかける。
 「まずは・・・これでいいか・・・」
そう呟くと、ニヤリと笑みを浮かべてアッシュは帰っていった。


「うわあっ!兄さんっ!何してるのっ!?」
ルカが一人で風呂に入っていると、突然ルークが入って来た。
 「ああん?兄弟なんだから別にいいだろ?」
「そ・・そんなこと言ったって恥ずかしいよ・・・」
「バーカ!兄弟でイチイチ気にすんじゃねーよ!」
そういうと、ルークも身体を洗い出す。
 自分も身体を洗いながら、ルカはこっそり兄の身体を見やる。
細身ながら無駄なく鍛え上げられ、すらりとした身体は実に見事で、男らしくてカッコいい。
翻って自分の身体を見やると、何だか貧弱で女の子みたいだ。
大剣を使っているのに、何故かルークやガイのような男らしい身体つきには全くなってくれない。
 「おぃおぃ。何見てんだよ?」
「ご・・ごめんなさい。カッコいいなあって・・。ほら・・僕って女の子みたいだし・・・」
「そうだよなぁ。もしかして男性ホルモン足りねえんじゃねえのか?」
「うう~~。そういうこと言わないでよ~~!!」
「悪い悪い。あっ!そうだ!だったら増やせばいいんだよ!!」
そう叫ぶや、ルークはルカを引きよせ、自分の膝の上に座らせる。
 「に・・兄さん・・何す・・・」
「だーかーらっ!男性ホルモン増やすんだって!!」
そういうと、ルークはルカを片手で抱きかかえ、空いている手でルカの大事なところを握る。
同時に握った手で男性器官を刺激し始めた。
 「うわぁ・・!!兄さんっ!ちょ、ちょっと待ってってば!!」
慌てるルカを尻目に、ルークは弟の男性器官を刺激し始める。
「あ・・ちょ・・ダメ・・ああっ!!だめぇぇ!!」
ルークに与えられる刺激にルカはだんだんおかしな気分になってくる。
 「や・・ヤベ・・俺も・・イキ・・そう・・」
「え・・?うわっ!に、兄さんちょっと!?」
兄が自分の固くなったものをお尻に押し付けてきたことに、ルカは慌てる。
だが、ルークは構わず自身をルカのお尻に挿入してしまう。
 「ひ・・あぅ・・」
「い・・イクぜ・・!!」
ルークは弟の前を刺激しながら、後ろを攻め立てる。
 「あ・・ダメ・・兄さん・・ダメぇぇ・・・」
そう言いながらもルカは快楽に表情がとろけてしまう。
「兄さん・・・兄さぁぁん・・。僕・・おかしく・・なっちゃうよぉぉ・・」
「イイんだよ。一緒に・・ヨクなろうぜ・・」
そういうと、ルークは最後の一押しをする。
 「「う・・わぁぁあっっっっ!!!」」
快感に脳がスパークする二人の声が重なり合って浴室に響きわたった。


 布団を跳ねのけてルカは起き上がる。
「ハァ・・・ハァ・・・・何だ・・・夢か・・・・」
あたりを見回し、夢だったことに気づくと、ルカは安堵の息をつく。
 「ん?どうかしたのかよ?」
ルカの様子に気づいたのか、ルークも目を覚ます。
「あ・・うん・・何でも・・ない・・」
「そうか。じゃあ早く寝ろよ」
「う・・うん・・」
そういうと、二人は再び布団に潜り込む。
 だが、すぐに熟睡したルークとは違い、ルカはまんじりとして眠れない。
(夢の中とはいえ・・・兄さんと・・あんな・・ことや・・こんなこと・・)
思い出すと顔が赤くなってくる。
 「んん・・・ルカぁぁ・・・」
不意に名を呼ばれ、思わずルカはビクリとする。
直後、ルークが寝たままルカを抱きしめ、自分の方へと引き寄せた。
 (うわぁぁ・・・!!凄く顔が・・・近いよぉぉ・・・)
目の前にルークの顔が迫り、ルカはさらに顔を赤くする。
「!!!!」
ルカは不意にお尻にモゾモゾという感触を覚える。
何だと思っていると、ルークがルカのお尻を撫でていた。
 「ルカぁぁ・・。大丈夫かぁ・・今・・薬塗ってやっからなぁ・・・」
どうやら夢の中でお尻の手当てをしているらしい。
(ちょ、ちょっと!?やめてよ!?今はマズイからっっ!!)
心の中でルカは叫ぶ。
だが、そんなことに構わずルークは夢を見ながらルカのお尻を撫でさする。
 「あ・・あぅ・・あん・・だ・・ダメェェ・・・」
お尻を撫でさすられているうちに、だんだんルカは気持ちよくなってきてしまう。
(って・・ダメだよ!?兄弟なのに!?)
兄にお尻を撫でられて気持ちよくなってきてしまっていることに、ルカは慌てる。
 「に・・兄さ・・離し・・・」
ルカは兄から逃れようとするが、しっかりと抱きしめられており、逃げるに逃げられない。
お尻への刺激はさらに強くなる。
 「あ・・あぅ・・ダメ・・ダメ・・・ダメぇぇぇ・・・」
意思とは裏腹にパジャマの下で男性器官はムクムクと反応してしまう。
「う・・ああああっっっ!!!」
限界に達したルカは、ついに兄の手でイカされてしまった。


 翌朝・・・。
「ルーカ、ルーカ、おねしょした~~~」
「うわああんっ!おねしょじゃないよー!!」
面白がって歌うイリアにルカは思わず叫ぶ。
 「おぃ、あんまりいじめんじゃねーよ!!」
「そうよ。ああいうのは年頃の男の子なら誰にでもある生理現象なんだから」
ルカをからかうイリアに、ルークとティアがそうたしなめる。
寝ぼけたルークにイカされてしまい、汚れてしまった下着やパジャマのズボンをこっそり洗おうとしたところを、目を覚ましたルークに見つかってしまったのである。
さすがにルークにイカされたとはいえず、エッチな夢を見てこうなってしまったと誤魔化したのである。
 「わかってるわよ。それにしても・・アンタもとうとうそういう年になったのね~」
「うぅう・・・」
「それより、どういう夢見たのよ?教えなさいよ~」
「ううぅ・・。そんなの教えられないよ~~」
「ナニナニ?そんなにスゴイ夢見たの?だったら尚更よ!教えなさぃぃぃ!!」
「うわぁぁ~~んんっっ!!」
ルカは泣きだすや、部屋を飛び出してしまう。
 「おぃ、イリア。やり過ぎだってーの、こんバカ!」
「何よ、ちょっとしたイタズラじゃないのよ。これくらいいいじゃないのよ」
「二人とも静かにしなさい。口を動かしているヒマがあったら後片付けしなさい」
ティアの言葉に、ルーク達はそうやく口喧嘩をやめると、食器を片づけ始めた。
 (うぅ・・・何てこと・・しちゃったんだろ・・・)
ルカは昨夜のことを思い返すと、羞恥で顔が赤くなる。
(兄さんでエッチな夢見ちゃったり・・・。寝ぼけてたとはいえ・・・兄さんの手で気持ちよくなったり・・しちゃったりして・・・。ダメなのに・・・僕の馬鹿!!)
ルカは思わず自身を叱咤する。
 (まさか・・・僕って・・・兄さんの事が・・好きなの?)
ルークでエッチな夢を見たこと、ルークにお尻を触られて気持ちよくなった上にイッてしまったこと、それらの事実が突きつける問いにルカは自問する。
 (ダメ!ダメだよ!?兄弟なんだよ!?そんなこと・・・間違ってるよ!!)
兄弟であるという事実に、ルカが自身を叱咤したときだった。
「ルーカ、いつまで拗ねてんだよ!!」
「な・・何、兄さん?」
ドアの向こうから聞こえてきた声に、ルカは思わず声が上ずりそうになる。
 「何じゃねーよ。今日はクエストに行く日だろ!忘れたのかよ!?」
「え・・?あっ!しまった!?」
ルカはクエストの予定が入っていたことを思い出す。
「ご、ごめんっ!すぐ用意するから!!」
ルカは慌てて装備品を用意すると、急いで部屋を後にした。
 「ふん・・まぁこんなモンか」
水晶球でルカの様子を見やりながら、アッシュはそう呟いた。
(まぁコレはコレで楽しめたがな・・・。だが・・・こんなもんは小手調べだぜ。ここからだからな・・・・)
他のメンバーとの待ち合わせ場所に急いで向かうルークとルカの姿を水晶球で見つめながら、アッシュはそう呟いた。


 それからしばらく経ったある日・・・・。
「ルシフェルー、ちょっといーい?」
屋根掃除をしているルシフェルに向かってアシュトンは大きな声で呼びかける。
 「どうしたのだ?アシュトン?」
アシュトンに呼ばれ、ルシフェルはすぐさま降りてくる。
「うん。ちょっと一緒に来てくれる?」
「構わんぞ」
そういうと、ルシフェルはアシュトンについて応接間の方へ行く。
応接間にはティアが先に来ていた。
 「ティア、ルシフェルを連れて来たよ」
「すまないわね」
「何だ?用があったのは貴様か?」
ティアの姿にルシフェルは表情が露骨に渋ったくなる。
アシュトン以外の人間の用事など聞きたくも無いからである。
 「そういうこと言わないでよ。ティアだって困ってるんだし。君の力が必要らしいんだ。僕からもお願い。力を貸してあげてよ」
「く・・。仕方ない・・。アシュトンがそこまで言うのならな・・・」
渋々ながら、ルシフェルはそう言う。
アシュトンにお願いされては断れなかった。
 「それで・・女!何の用だ!?さっさと言わぬか!!」
アシュトンに対するときとはガラリと変わって、ルシフェルは偉そうな態度で尋ねる。
「聞きたいことがあるの。アッシュのことで」
「アッシュ?あぁ、貴様の弟によく似たあのいけすけん男か!?」
ルシフェルは腹立たしげな表情を浮かべる。
「で・・奴がどうしたのだ!?」
「その・・・アッシュは・・あなたと同じ魔族だと聞いたのだけど?」
「そうだ!それがどうかしたのか?」
「生まれついての魔族なのかしら?」
「ハァ!?アッシュがか!?馬鹿も休み休み言え!奴は元々は貴様らと同じ人間だ!一緒にするな!!」
純粋な魔族、それもトップクラスのルシフェルにしてみれば、アッシュと一緒にされるなど冗談ではない。
 「では・・アッシュはどうして魔族になったのかしら?それと・・・人間だったとき、家族はいたのかしら?」
「そこまでは知らん。まぁ調べることは出来るだろうがな」
「だったらお願い。至急調べてもらえないかしら?」
「ふん・・・。それが目当てか・・・」
ルシフェルはチラリとアシュトンの方を見やる。
アシュトンはティアの頼みを聞き入れてほしいと言いたげな表情を浮かべる。
 「ふん・・・。本来だったら人間ごときに魔族の情報など漏らしはせん・・・。だが・・他ならぬアシュトンの頼みだ・・・。仕方ない・・やってやる・・」
「ありがとう。礼を言うわ」
「勘違いするな!それに・・用が無いならとっとと帰らんか!!」
ルシフェルがそういうと、ティアはアシュトンにも礼を言って帰ってゆく。
 「ルシフェル、あんな言い方することないじゃない。ティアだってよくよくの事情があったんだろうし」
「そんなことはどうでもいい!それより・・・アシュトン・・・」
「な・・何?ルシフェル?」
アシュトンはルシフェルの態度に何やら嫌な予感を覚える。
「あんな女のために・・手間と愛情をかけおったな・・・」
(ま・・マズイぃぃ・・・。や・・ヤキモチ・・起こしてるぅぅぅ・・!!)
ルシフェルの背後に見える嫉妬の炎にアシュトンは血の気が引く。
 「アシュトン・・・大事な話をしようか・・私の膝の上でな」
ニコリと、だが目は笑っていない笑みを浮かべると、ルシフェルは死刑宣告にも等しい宣言をする。
その後、長い長い間、アシュトンの悲鳴が激しい打撃音と共に響き渡った。


 「ルカ、どうしたんだよ?」
「え?何が?」
ロイドに話しかけられたことに気づくと、ハッとした表情でルカは問い返す。
「何がじゃないぜ。最近いつもボーッとしてるじゃんか」
「う・・うん・・。ちょっとね・・」
「疲れてるのかよ?」
「う・・うん・・」
そのとき、突然ルカは身を隠す。
 「何やってんだ?」
「ご・・ごめん・・。兄さんの姿がチラって見えたから・・つい・・」
「そういえば何か最近ルークのこと避けてるよな?喧嘩でもしたのか?」
「い・・いや・・。そういう・・わけじゃ・・。ごめん・・。疲れてるみたいだから一休みしてくるよ・・・」
ルカはロイドにそう言うと、ギルド会館から割り当てられている部屋に行く。
 「ハァ・・・・」
部屋にこもると、ルカはため息をつく。
(どうしよう・・・。まともに・・兄さんと顔合わせられないよぉぉ・・)
ルカはベッドの縁に座ると、沈んだ表情になる。
 (うぅ・・。僕の馬鹿!!どうして毎晩毎晩・・・兄さんでエッチな夢なんか・・みちゃうんだろ・・・)
ルカは自分を責めずにはいられない。
あれ以来、毎晩ルークを相手にエッチな夢をみているのである。
 (夢だからって・・・兄弟でなんて・・・)
夢の中で自身が見せる淫らな姿に、ルカは顔を赤くする。
同時に何だかお尻がムズムズしてきた。
 (だ・・ダメ!やったら・・いけないよ!!)
理性を働かせて必死に自身を叱咤するが、意思とは裏腹にルカはお尻に手を伸ばす。
「う・・あ・・・」
指を奥深く挿入すると、ゆっくりとルカは自身の内部を刺激し始めた。
 「あ・・・兄さん・・・兄さぁん・・」
ルカは奥を弄くる指をルークのそれだと想像し、前を刺激する自身の手をルークのものと想像する。
 「あ・・あぅ・・あっ・・あっ・・あぅぅ・・・」
お尻と大切なところを丸出しにした姿のまま、ルカはだんだん蕩けた表情になる。
ゆっくりとルカの男性器官は固くなり、同時に大きくなってゆく。
やがて最大限の大きさにまで達すると、先端から白く粘ついた液が滲みだす。
 「あ・・あっ・・あああっっ!!」
やがてお尻の感覚が絶頂に達すると同時に、ルカは自身の欲望を放った。
 (だから・・・何でこうなっちゃうの・・。僕の馬鹿・・!!)
後始末をしながら、ルカは自己嫌悪に打ち沈んでいた。
実の兄を対象にしてそういう行為をしてしまうだなんて、あまりにも浅ましくて、情けなくてたまらない。
そういう目で兄弟を見ているのかと思うと、自分が最低な奴だと思わずにはいられなくなる。
 (でも・・今は後始末・・しちゃわないと・・)
ルカは予備の下着とズボンに履き替え、汚れてしまった方を抱えると、恐る恐る部屋を後にする。
向かうのはメンバー用のランドリー。
ルークに気づかれないうちに洗ってしまおうというつもりだった。
 「う・・うわあっっ!!」
だが、よりにもよって角を曲がった先でルークと鉢合わせしてしまう。
「そんな驚くなよ。コッチだってショック受けるぜ」
「ご・・ごめんなさい・・」
「ん?洗濯物かよ?どうしたんだ?」
「あ・・み・・見ちゃダメッッッ!!火炎裂空っっ!!」
「へ・・ぐわああっっ!!」
炎を纏った回転斬りをもろに食らってしまい、ルークは思い切りふっ飛ばされ、壁に頭をぶつけて気絶してしまう。
 「し・・しまった・・!?」
ルカは顔を蒼白にする。
「何だ!?一体!?」
声を聞きつけたのか、こちらへ走って来る足音が聞こえる。
とっさにルカはその場から逃げ出してしまっていた。


 (ど・・・どうしよう・・・)
すっかり暗くなった通りを歩きながら、ルカは困り果てた表情を浮かべていた。
(帰らないと・・・。きっと皆心配してるし・・・)
もう時刻はだいぶ遅くなっている。
皆心配しているに違いない。
 (で・・でも・・・帰ったら・・絶対に・・怒られちゃう・・・どうしよう・・)
こんな時刻になるまで帰って来なかったのだ。
間違いなく兄にお尻を叩かれる。
もともとルークに技を食らわして飛び出したこともあるから、かなり厳しいお仕置きになるだろう。
思わずお尻に手が伸びて庇わずにはいられなくなる。
 (それに・・お尻叩かれたら・・絶対に・・僕が何であんなことしたのか・・バレちゃうよ・・・)
お仕置きのときには絶対理由を聞かれるし、やった理由を話さなくては許してくれない。
となれば、話すしかない。
それはルカがルークでエッチな夢を見たり、その上ルークを対象にエッチなことをしていた事実がバレてしまう、ということであった。
 (そんなの・・そんなの・・恥ずかしくて・・言えないよぉぉぉ・・。それに・・・そんなこと言ったら・・兄さんに不潔とか・・気持ち悪いとか・・・思われちゃうよぉぉ・・)
羞恥と兄に軽蔑される恐怖がない交ぜとなって、ルカの足を家族のもとからますます遠ざけてしまう。
帰らなければ皆にますます心配させてしまう、だが帰ってルークに全てを話す勇気は無いから帰りたくない、そのジレンマに悩んでいたため、自分に近づいてくる影に気づかなかった。
 突然、みぞおちにルカは苦痛を覚えたかと思うと気を失う。
崩れ落ちるルカを受け止めたのはアッシュ。
「クク・・・第二段階だぜ・・」
ニヤリと笑みを浮かべると、アッシュはそのままルカを連れ去った。


 「う・・うぅん・・・」
目を覚ましたルカは見知らぬ部屋にいることに気づく。
「あれ・・?どこだろここ・・え?」
違和感を感じ、慌ててルカはあたりを見回すと、自分が全裸でベッドにいること、しかもベッドヘッドに両手を、さらには両脚を大きく開き、身体を折り曲げて最奥部や男性器官も完全にさらした姿で拘束されてしまっていることに気づいた。
 「ふん・・やっと目が覚めたか。待たせやがって・・・・」
突然聞こえた声にハッとして振り返ると、アッシュの姿があった。
「あ・・・アッシュ・・?」
「馴れ馴れしく人の名前を呼ぶんじゃねえ!!屑が!!」
怒鳴りつけられ、ルカは思わず縮こまる。
 「ふん・・。それにしても・・貧弱だなぁ・・身体も・・ナニもなぁ・・」
「い・・言わないでぇぇ・・・」
気にしていることを言われ、ルカは目尻に涙を浮かべる。
「チッ!!メソメソ泣いてばかりいやがって!!恥ずかしいと思わねえのか!屑がっ!!」
「な・・何で・・そんなこと・・言うのぉぉ・・」
「うるせぇ・・。まぁいい・・。今は・・こっちの方が先だ」
アッシュはそう呟くと、魔力を行使し、ルークの姿を取る。
 「な・・何を・・するつもり・・?」
アッシュに何やら危険なものを感じたのか、ルカは思わず恐怖の表情を浮かべる。
「おぃ・・テメェ・・あの屑で・・・ヤッてやがったんだろ?」
「な・・何のこと・・!?」
アッシュの言葉に、ルカは表情が変わる。
 「ふん・・可愛いツラして・・最低なガキだよなぁ。実の兄貴で・・あんま真似しやがるんだからなぁ・・・」
「い・・言わないでぇぇ・・・・」
「ふん・・。屑の癖に一丁前に恥ずかしがりやがって。この・・ド淫乱小僧が・・」
「やめてぇ・・・お願いだからぁぁ・・。何で・・そんなこと・・言うのぉぉ・・」
アッシュの手酷い言葉にルカは泣かずにはいられない。
 「ふん・・メソメソ泣いて同情でも買おうってのか。屑がっ!!まあいい。まだこれからもっと泣くことになるんだからなぁ」
「え・・?」
アッシュの言葉にルカは思わず聞き返そうとする。
そのとき、ルークの姿のままアッシュは自身の欲望器官を出したかと思うと、ルカの両足をがっしりと掴んだ。
同時にアッシュは自身の先端をルカの最奥部に宛がう。
 「や・・やだっ!!やめてっ!やめてっ!お願いだからぁぁ!!」
アッシュの意図にルカは必死に叫ぶ。
「何を遠慮してやがんだ。あの屑にやって欲しかったんだろ?お望みどおり、この姿でやってやるよ」
「やぁだぁぁ・・・・。お願いぃぃ・・やめてぇぇ・・」
目尻に涙を浮かべ必死に懇願するルカだったが、アッシュは無慈悲に押し込んだ。
 「い・・痛ぁぁぁぁ!!!!痛い痛い痛いよぉぉぉぉ!!!!」
準備も何もされず、いきなり押し込まれ、想像を絶する苦痛にルカは絶叫する。
「クク・・・・いい顔だ。泣け・・叫べ・・喚け!」
アッシュは残酷な笑みを浮かべて腰を動かす。
「痛ぁ・・!!痛あああっ!!うわぁぁんん!!!誰か助けてぇぇぇ!!!」
苦痛のあまりにルカは泣き叫ぶ。
そんなルカの姿を尻目に、アッシュは容赦なくルカを責め立て続けた。


 ―続く―

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