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親子を超えて(SO2&テイルズより:スタン/カイル、BL・18禁)

(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ共演パロです。『アッシュの愛憎』とリンクしています。BL、18禁要素もあります。許容出来る方のみご覧下さい)


 「父さーん!リオンさーんっ!ルカー!ルークさんっ!どこにいるのー!?」
ダンジョンの中を歩きながら、カイルは父親達とルカに呼びかける。
何者かに暴行を受けたルカのお見舞いに行こうとしたところへ、只ならぬ様子をしたルークとすれ違い、心配になったスタン達は後を追い、カイルは診療所へと知らせに行った。
そうしたら今度はルカがルークを追って診療所を飛び出してしまい、皆してこのダンジョンまで追ってきたのである。
そして、このダンジョンにいるはずのルーク達を手分けして探しているところだった。
 「ああもうっ!ルークさん達も父さん達もどこにいるのさ~~!!」
中々見つからないスタン達とルーク達に、カイルが思わず苛立ちをあらわにしかけたときだった。
不意に誰かの声が微かに聞こえてくる。
もしやと思い、本能的にカイルは走り出していた。
 やがてやって来たのはダンジョンの奥の方にある開けた場所。
すると、スタンやリオンの後ろ姿が見えた。
「あっ!父さんっ!リオンさんっ!」
父親達の姿を見つけると、カイルは声をかける。
だが、何かに気を取られているのか、返事をしない。
 (何見てるんだろ?)
思わずカイルは怪訝に思い、近づいて行く。
すると、ルークとルカが抱きしめあっているのが見えた。
 「あれ・・?」
二人の様子にカイルがもっとよく見ようとしたときだった。
突然、力強い手が伸びて来たかと思うと、カイルをがっしりと捕まえてしまう。
同時にカイルは抱きかかえられたまま、物陰へ引き込まれてしまった。
 「うわっ!な、何っ!?」
「何じゃない!カイルッ!何を見てたんだ!!」
カイルを物陰に引きこんだのはスタン。
「な、何だ、父さんか・・・」
「何だじゃないだろ・・・。それより・・まさか・・カイル・・見たのか?聞いたのか?」
「え・・?ちょ・・ちょっと・・だけ・・」
「ど、どこまで見たんだ!?聞いたんだ!?」
カイルがルーク達の衝撃的な光景を目撃してしまったことに、スタンは愕然とする。
 「え・・?ルークさんとルカが・・き・・キス・・してる・・のを・・ちょっと・・」
「そ・・それだけなのか!?ほ・・他に・・何か見たり聞いたり・・してないだろうな!?」
「し・・してないよ・・。父さんやリオンさんが壁になってて・・よく見えなかったし・・」
「そ・・そうか・・。よかった・・・・」
カイルが肝心なところまでは見聞きしなかったことに、スタンはホッとする。
 「父さん、どうかしたの?何か変だよ?」
「な・・なな何でもないって!!そ・・それより帰ろう!どうやら一件落着したみたいだし!!」
「そうなの?」
「ああ。ぶ、無事に済んだみたいだからな!だ、だから帰ろう!」
誤魔化すようなスタンにちょっと妙に思いつつも、一件落着と聞いて、スタン達もダンジョンを後にした。
 「それじゃあおやすみ、父さん」
「ああ。おやすみ、カイル」
互いにおやすみを言うと、二人とも自分の寝室へと戻る。
 「いやぁ・・・それにしても・・・ビックリしたなぁ・・・」
ベッドに腰を降ろすと、スタンは今日の事を思い返して呟く。
『そうだな。まさかルカが実の兄に恋心を抱いていたとはな・・・』
「それで最近様子がおかしかったんだな・・・。でも・・・実の兄弟でああなったのに、こういうのもどうかと思うけど、よかったよ。丸く納まって」
『ふむ・・・。それもそうかもしれんな。だが、スタン。用心した方がいいかもしれんぞ?』
「は?何をだよ、ディムロス?」
相棒の言葉にスタンは怪訝な表情を浮かべる。
 『カイルのことだ。カイルも、もしかしたら・・・』
「な、何を言ってるんだよ!カイルに限ってそんな・・・!!」
『ならよいのだがな。だがスタン、カイルのお前への執着は相当なものなのはお前とてわかっているだろう?』
「考えすぎだって!男手ひとつで育ててきたから、ちょっと度が過ぎたファザコンになっただけだろ?」
『ならよいのだがな・・・・』
「心配しすぎだって!相変わらず考えすぎなんだよ~」
スタンはそういうとあっという間に寝入ってしまう。
 『考えすぎなら・・・よいのだがな・・・』
すっかり眠っているスタンを見やりつつ、ディムロスはそう呟かずにはいられなかった。


 同じころ・・・・。
ベッドに入ったまま、カイルはジッとダンジョンでの光景を思い返していた。
『好き・・・好きなんだ・・・兄さん・・・の・・ことが・・。兄弟として・・じゃ・・なくて・・・』
『ルカ・・・。わかってんの・・かよ・・・』
『わかってる・・。でも・・止まらないんだ・・・。兄さん・・好きだよ・・』
スタン達が壁になってよくは見えなかったものの、告白をするルカ、それを受け入れたルークの会話は聞こえていた。
 (ルカ・・・ルークさんが・・好きだったんだ・・・)
子供なカイルにも、そのことは理解できた。
そして、それがどういうことかも。
 (俺も・・・俺も・・・父さんが・・好き・・好き・・好き・・・)
ルカの告白を思い返しながら、カイルは父の顔を思い浮かべる。
(父さんと・・もっと・・もっと・・強い絆で・・結ばれたい・・・。俺が父さんの事求めてるみたいに・・父さんにも俺を求めてほしい・・・)
父の事を考えているうちに、カイルはスタンに対する強い感情がムクムクと沸き上がってくるのを感じる。
そして、いつの間にかカイルは告白をし、抱きしめあってキスをするルークとルカの姿を父と自分に置き換えて想像していた。
 (そうだったんだ!?俺・・・父さんのことが・・好きなんだ・・!!ルカみたいな意味で!?)
想像をしているうちに、カイルはそのことに気づく。
 (そうだ・・!!俺・・・だから・・・あんなに・・父さんと一緒にいたいって・・!!ルカ達みたいに・・・なりたくて・・!?)
カイルは今までの自分の行動を振り返り、それがどういうことかに思い至る。
(俺も・・・父さんと・・恋人に・・なりたい・・・)
自分の気持ちを自覚したカイルの中で、その気持ちがだんだんと強くなっていった。


 それからしばらく経った頃・・・・。
 「うう~ん、でも・・・どうしたらいいんだろ・・・」
カイルは頭を抱えていた。
スタンと親子ではなく恋人同士になりたい。
そう思っても、どうすればいいのかわからない。
考えあぐねていると、ふとルカやレオンがギルド会館内の図書室へ入っていくのが見えた。
 (そうだ!?わからなければ聞けばいいんだ!?)
ルカの姿にカイルはそう考える。
カイルは急いでルカの後を追っていった。
 「あれ?珍しいね、カイルが図書室に来るなんて」
カイルの姿に、ルカは怪訝な表情を浮かべる。
ロイド同様勉強は苦手で頭よりも身体を使うことの方が好きなカイルが図書室に来るなんて、珍しいことだったからである。
 「あ、うん。ちょっとルカに聞きたいことがあってさ」
「僕に?どうしたの?」
「あのさ、恋人同士ってどうやればなれるのさ?」
「え・・?」
カイルの問いにルカは怪訝な表情を浮かべる。
 「も、もう一回言ってくれる?」
「だからさ、どうすればルカとルークさんみたいに恋人同士になれるのさ?」
「何なに、カイルお兄ちゃん、好きな人がいるの?」
カイルの質問にレオンは何かを察したのか、そう問いかける。
 「うん!父さんのことが好き!俺も父さんとルカ達みたいになりたい!!」
「うわっ!ちょ、ちょっとカイルってば!!」
ルカは慌ててカイルを連れ出し、自分達のゲストルームへと連れてゆく。
 「ちょ、ちょっと!何するのさ!?」
「な、何するのさじゃないよ!カイル!自分の言ってることがわかってるの!?」
ルカはカイルに思わず詰め寄る。
確かにルカは兄であるルークと恋愛関係になった。
しかし、そこまでたどり着くまでに、様々な葛藤があった。
 「わかってるよ!俺、父さんが好きなんだ!ルカ達みたいに父さんと恋人になるんだ!!」
「だ、ダメだよ!そんなこと!いけないことだし、間違ってるよ!!」
「何でだよ!?ルカだってルークさんと兄弟同士で恋人になってるじゃないか!?」
「そ・・それは・・・」
ルカは言葉に詰まってしまう。
確かに自分は兄と恋人同士になっている。
そんなルカがダメだと言っても説得力など無いだろう。
 「どうしてルカはよくて俺はダメなのさ!?そんなのズルイよ!!それよりどうしたら恋人になれるのか教えてよ!!」
カイルはルカ相手にお得意のワガママを発揮する。
 「バッカだな~、カイルお兄ちゃん。ルカお兄ちゃんに聞いたって無理だよ~」
不意にレオンが入って来て、カイルにそう言う。
「レオンなら知ってるの?」
「もっちろん!『既成事実』をつくればいいんだよ」
「ちょ、ちょっと!レオンまで何言ってるのさ!?」
とんでもないことを言いだしたレオンにルカは慌てる。
 「き、キセイジジツ?何それ?」
聞いたことのない言葉に、カイルは頭に?マークを浮かべる。
「そう。既成事実。それさえつくっちゃえば例え相手がスタンさんでも恋人になれるよ」
「ほ、本当!?教えてよ!!」
カイルはレオンに飛びつくように詰め寄る。
「だったらこれを見るといいよ」
「あ・・!それ!?」
ルカはレオンが差し出した薄い本を見るや、思わず声を上げる。
レオンが持っているのは18禁同人誌、しかも女性向け。
 「あれ?ルカ?どうかしたの?」
「う・・ううん・・。何でもない・・」
そう否定するが、ルカの顔は真っ赤になってしまっている。
(僕がこっそり買った同人誌じゃないか~~。何でレオンが持ってるのさ~~~~!!!)
心の中でルカは叫ぶ。
実はルークに対する感情を自覚して以来、告白するまでのもやもやを解消するための手段の一つとして、女性向け同人誌をこっそり買っていたのである。
家族にだってとてもいえない恥ずかしい事実の証拠をいつの間にか持ち出されていたことに、ルカは赤面せずにはいられなかった。
 「この本をよく読んでその通りにすれば、スタンさんと絶対に恋人になれるよ~」
「本当!?ありがとう!レオン!」
カイルはレオンから同人誌を受け取ると、その場を後にした。
 「ど・・どうするのさ、レオン・・?」
ルカは思わず問いかける。
「なあ~に、大丈夫だよ~。それに仲間が多い方がいいじゃないか~」
「そ・・そういう問題じゃ・・。と・・止めなきゃ!!」
ルカはカイルがとんでもないことをしないように止めようとする。
 「あっれ~?ルカお兄ちゃん、まさか止めるつもりなの~?」
「あ、当たり前じゃないか!ふ、二人とも実の親子だよ!ルーク兄さんと恋人同士になってる僕がいうのも・・なんだけど・・マズイよ!!」
「ふ~ん、そんなこと言うんだ~。あの本、ルカお兄ちゃんのだよね~?」
「そ・・そうだけど・・」
「あれ、確か18禁のやつでしょ?15歳のルカお兄ちゃんが買っていいの?」
「そ・・それは・・」
「もし・・僕が誰かに話したら・・絶対お仕置きされちゃうよねぇ?」
「!!!!」
ルカはレオンの言葉に愕然とする。
「それだけじゃないよね~。こんなエッチな本買ってたってばれたら、皆にエッチな子だって思われちゃうかもね~」
「うう・・。い・・言わないでよぉぉぉ・・・」
羞恥にルカは赤面する。
「じゃあ何も邪魔しない?そうすれば黙っててあげるよ」
レオンの問いにルカは黙って頷くしか出来なかった。


 「うっ・・・うわぁぁぁ!!!!」
「な・・何だっ!?」
突然二階から聞こえてきた息子の叫び声に、スタンはビックリする。
気づいた時には階段を駆け上がっていた。
 「カイルーーーッッッ!!!!!どうしたんだ!?」
矢も楯も止まらない勢いでドアを開けるや、スタンは息子の部屋に飛び込んだ。
「あ・・と、父さんどうしたの?」
「いや、突然お前が大声出したから・・・」
「あ、ご、ごめんなさい。ちょっと。ゴキブリらしいのがいて・・・」
「そ・・そうか・・。なら・・よかった・・。あれ?何持ってるんだ?」
スタンは息子が何かを持っていることに気づく。
 「こ・・これ?ほ、本だよ」
「ほ・・本?珍しいなぁ。カイルが・・」
「う・・うん・・。たまには・・勉強しようかなって・・・」
「カイル~~~~~」
珍しく勉強などという言葉を言うカイルに、スタンは今にも感激して泣きだしてしまいそうになる。
 「と・・とにかくビックリさせちゃってごめん」
「いや。俺こそ勉強の邪魔しちゃって悪かったよ。夕飯まで時間あるから、じっくり勉強するといいよ」
そういうと、スタンは邪魔にならないように下へ降りて行く。
 「よ・・よかった・・。上手く・・誤魔化せた・・みたい・・・」
何も疑わずに下へ降りていった父親に、カイルはホッとする。
しばらく耳を澄ませ、完全に父が下へ戻ったことを確認すると、カイルは再び本を取り出した。
 持っているのは、レオンに貸してもらった同人誌。
パラパラとページをめくりながら、カイルはジッと読んでいく。
(それにしても・・男同士でエッチなこと出来たんだ・・・。知らなかった・・)
同人誌を読みながら、カイルはそんなことを思う。
カイルとて年頃の男の子。
そういうことに興味が無いと言えば嘘になるし、多少の知識はある。
だが、それはあくまでも男女の場合でのこと。
男同士でこういうことが出来るだなんて、カイルの理解の範疇外だった。
ところが、今カイルが読んでいる本では、何と男同士でエッチなことをしている。
(うわ・・まるでカエル・・って犬?そうかと思えば・・ええ・・馬乗り?)
本の中に登場する人物達が様々なポーズで次々とあられもない姿を見せる展開に、カイルは驚く。
カイルは顔を真っ赤にしつつ、熱心に何度も何度も繰り返して読む。
その表情はどんな敵を相手にしたときよりも、真剣そのもので、しかも貪欲なものだった。


 それからしばらく経ったある日・・・。
(こ・・これを・・・使えば・・・)
ゴクリと息を呑みながら、カイルは手の中のものを見つめる。
握りしめているのは小さな瓶。
中には薬が入っている。
 カイルは恐る恐る、薬をコーヒーへと混入する。
無色透明、無臭なため、混ぜたことなど全く分からない。
コーヒーに薬を入れると、カイルは慎重にそれを持ち、父の部屋へと向かう。
 「父さーん、コーヒー入れたよー」
「ん?ああ。わざわざありがとうな」
「いいんだよ、これくらい。って何してるの?」
珍しく机に向かって何やら作業している父親に、カイルは話しかける。
 「ああ。ギルドに提出する報告書なんだけどさ・・。めんどくさいんだよな~」
『何を言っているのだ。書類作成だって立派な仕事ではないか』
面倒くさがるスタンに、ディムロスが叱咤する。
「そりゃそうだけどさ。デスクワークとか性に合わないんだよ・・・」
『そういう問題ではなかろう!そういう態度をカイルが真似したらどうするのだ!』
「う・・わ・・わかったよ・・ディムロス・・トホホ・・。カイルの前で怒られるなんてなぁ・・・」
『愚痴などこぼすお前が悪いのだろうが!しゃきっとせんか!』
スタンはディムロスに怒られてしゅんとするも、再び書類と向き合う。
 「ねぇ、コーヒーが冷めちゃうよ?飲んだ方がいいんじゃない?」
「そうだな。飲んだ方が頭もすっきりしそうだしな」
そういうと、スタンは何も疑わずに口をつける。
『ま・・待て!スタン・・』
何か予感がしたのか、ディムロスが止めようとする。
だが、その前にスタンはコーヒーを飲んでしまっていた。
 「あ・・あれ・・?」
「どうしたの?父さん?」
「いや・・何か・・・。身体が・・だるくて・・・」
「ま、まさか風邪!?ベッドで休んだ方がいいんじゃない?」
「そ・・そう・・だな・・・」
スタンはフラフラしつつも、ベッドまで行くと、ドサリとベッドに横になる。
そして、そのまま寝入ってしまった。
 「よ・・よし・・。上手く・・いった・・・」
『カイル!まさか何かしおったのか!?』
ディムロスはカイルの口ぶりから察して叫ぶ。
 「あ・・あとはと・・」
カイルはレオンから借りた同人誌をパラパラとめくりながらこの後の手順を考える。
『おい!カイル!何を見ているのだ!それは子供が見てよいものではないんだぞ!!』
露骨な表紙から内容を察したディムロスはカイルを止めようとする。
 「うるさいな~。ちょっと黙っててよ。肝心なところなんだから~」
近くで叫びディムロスにカイルは機嫌を悪くした表情を浮かべる。
『これが黙っていられるか!!さっさとスタンを起こさんか!!』
「もう~。仕方ないな・・・こうなったら・・・」
カイルはそう呟くと、ディムロスを抱え、タンスの方へと向かう。
そして、そのままタンスへディムロスを放り込んでしまった。
 『こらっ!カイルッ!出さんかっっ!!』
必死に叫ぶディムロスだったが、邪魔されるのを嫌うカイルが出すわけもない。
「ええと・・・」
ディムロスがタンスの中で叫ぶのを尻目に、カイルは同人誌を見ながら作戦を考える。
ようやく作戦が纏まると、必要なものを取りに一旦部屋を後にした。


 (ん・・あれ?何か・・下半身がスースーするなぁ・・・)
スタンは眠りながら、下半身に違和感を感じる。
(まぁ・・いいか・・あれ?)
寝返りを打とうとしたら動けず、何だか他にも違和感を覚えた。
(何だろ・・?え?ちょ・・ちょっと待った!?)
スタンは何やら下半身に妙な刺激を感じだす。
さすがに寝ているどころではないと気づいたスタンは、思わず目を開けた。
 「!!!!!!!」
目を覚ますと同時に、スタンは我が目を疑う。
膝のあたりまでズボンが降ろされ、自身の恥ずかしい部分があらわになっている。
しかも、それを息子が真剣に見つめ、何やら触っているではないか。
 「うわあっ!何してるんだっ!って・・え!えええ!?」
スタンはベッドヘッドに両手を拘束され、身動きとれないようにされてしまっていることに気づく。
「うわっ!何だこれっ!って・・外れないぞ!?」
「無理だよ、父さん。父さんでも外せないようにしっかり縛ってあるから」
「何だって!?カイル・・・何でこんなことを・・・・」
「決まってるじゃないか!父さんと『キセイジジツ』を作るんだ!!」
「な・・何だって!!!!」
カイルが大声で叫んだ言葉に、スタンは耳を疑う。
 「ば、馬鹿っ!自分が言ってる・・いや、やってることがわかってるのか!?」
「わかってるよ!俺、父さんと恋人になるんだから!!」
カイルのさらなる発言に、スタンは耳を疑う。
 「俺・・父さんが好きなんだ!!」
「そ・・それは・・俺だって同じだよ。カイルのことが・・・」
「でも、それ親子としての好きじゃないか!俺のは・・そういう好きじゃないっ!!」
「カイルッ!何か勘違いをしてるんだ!カイルのは度の過ぎたファザコンだよ!!」
「そんなんじゃないよ!どうしてわかってくれないのさ!!俺は・・ルカとルークさん達みたいな意味で好きなんだっっ!!」
「な・・見てたのか!?」
事実を知ったスタンは愕然とする。
「それでわかったんだ・・。父さん・・・。親子じゃなくて・・・こういう意味で・・好きなんだって・・・」
カイルはそういうと、ベッドに拘束したスタンにキスをする。
 (そ・・そんな・・息子と・・そういう・・キス・・・)
つたないキスだったが、息子からのそういう意味でのキスということで、衝撃的だった。
「父さん・・。好き・・好きだよ・・・」
「ダメ・・!ダメだ・・!俺達は・・親子なんだぞ!!」
「何で・・そんなこというのさ!俺の事・・嫌いなの・・?」
あくまでも拒否するスタンに、カイルは悲しそうな表情を浮かべる。
 (う・・やめてくれ・・。そんな顔は・・・)
息子の悲しそうな顔にスタンは胸を絞めつけられる。
カイルのやろうとしていることは、人として決して許されないこと。
道を踏み外させてはいけない。
だが、悲しそうな息子の顔に、自分がいじめているかのような錯覚と罪悪感を感じてしまう。
 「俺だって・・カイルの事は・・好きさ・・。でも・・これは・・ダメなんだよ・・」
「何でさ!だったらいいよ!こうなったら・・・」
「うわっ!やめっ!やめろーーーっっっ!!」
必死に叫ぶスタンだったが、カイルは構わず、スタンの男性器官を掴むと、それを刺激し始める。
 (や・・ヤバイ!?)
スタンは危機感を覚える。
このままでは息子の手によってイカされる。
(耐えろ!耐えるんだ!)
スタンは必死に頭の中で剣士になる以前、祖父や妹と共に羊飼いの生活をしていたときのことを考える。
だが、カイルが与える刺激が容赦なくスタンの思考を中断させる。
 やがて、それはムクムクとそびえ立ち、固くそそり立つ。
「やったっ!勃ったーー!!」
スタンのそれがしっかり立ちあがると、カイルは無邪気に喜ぶ。
すると、カイルはズボンを脱いで下半身裸になると、スタンの器官の上に跨り、最奥部を先端に当てた。
 「う・・うわあっ!!カイルッ!やめろっ!それだけはやっちゃダメだーー!!!」
身体をつなげようとするカイルに、スタンは絶叫する。
「やだっ!父さんとキセイジジツを作って身も心も一つになるんだっっ!!」
そういうと、カイルはスタンを受け入れようと、思い切り腰を落とした。
 「痛ぁあああああああいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」
スタンを受け入れるなり、カイルは絶叫する。
「な・・な・・何でぇぇぇ!?本に書いてある通りにやったのにーーー!!!」
「ば・・馬鹿っ!初めてで、しかも何の準備もしてなきゃ痛いだけだろ!!もう馬鹿なことはやめて抜くんだっっ!!」
「や・・やだっ!!ぐ・・ぐぅぅ!!」
カイルは無理やりに身体を上下させようとする。
 「馬鹿っ!!やめろっ!!やめるんだーーー!!!」
スタンは必死に叫ぶ。
初めてなのに無理やりに身体を動かしたら大怪我をしてしまう。
実際、既にスタンは股や太ももに息子の血を感じていた。
 「やだっ・・!!絶対に・・父さ・・ぐ・・!ぎいっっ!!」
カイルは苦痛に顔を歪めても強引に動かし続ける。
ますますカイルの出血はひどくなる。
「やめろ・・。カイル・・もう・・やめてくれ・・・。これ以上・・お前の苦しい顔は・・・見てられないよ・・・」
苦痛に歪むカイルの表情に、スタンは胸を絞めつけられる。
 「父さん・・・」
父親の悲しそうな表情にカイルはハッとする。
こんなつもりではなかった。
父親を悲しませるためにやったのではないのに。
思わず、カイルが抜こうとしたときだった。
 「え・・・?」
「ど・・どうしたんだ?」
カイルの怪訝な表情に、スタンは訝しく思う。
「ど、どどどどうしよう!?父さんっ!抜けなくなっちゃったよ!!」
「な・・何だって!!」
「く・・くそ・・。こうな・・」
「ば・・馬鹿っ!そうしたらお前のお尻が・・ぐぅぅぅ!!」
「と、父さん!?い、痛いの!?」
無理やり引き抜こうとしたところへ、スタンが苦痛に表情を歪めたため、思わずカイルが尋ねる。
 「か・・カイル・・。迂闊に動くんじゃない・・。二人とも・・怪我するから・・」
「う・・うん・・。でも・・どうしよう・・・」
カイルは困惑する。
抜けなくなった上にスタンはベッドに拘束、これでは助けを呼べない。
深刻な事態に陥り、ようやくカイルは後悔する。
 「ご・・ごめんなさい・・。父さん・・。お・・俺のせいで・・・」
「いいんだよ。お前を止められなかった俺が悪いんだから。でも・・どうしたら・・」
そのとき、階下が騒がしくなったかと思うと、猛烈な勢いで階段を上がって来る足音が複数聞こえてきた。
乱暴な勢いでドアが開いたかと思うとアシュトンとルカが飛び込んで来た。
 「スタンさんっ!大丈・・・・」
ベッド上の二人の姿に、アシュトンとルカは愕然とする。
「アシュトン!ルカ!どうして・・・」
「ぼ・・僕がアシュトンに話したんだよ。ど・・どうしても・・見過ごせ・・なくて・・」
「でも・・間に合わなかったみたいだね・・・」
ベッド上の状況に、二人は肩を落とす。
 「そ、それより助けてよ!ぬ、抜けなくなっちゃったんだ!!」
「ええ!?」
カイルの声に二人は思わず駆け寄る。
「ど・・どうしよう・・。アシュトン・・」
「僕がスタンの拘束を解くから、ルカはボーマンさんに知らせて!」
「は・・はいっっ!!あっ・・!リオン!!」
知らせに行こうとしたルカの叫びに、思わず全員ドアの方を振り向く。
すると、遅れて到着したリオンの姿があった。
 リオンの姿に、スタンとカイルは顔が真っ青になる。
「一体何の騒・・・・」
アシュトンとルカが思わず壁になろうとしたときには既に遅く、カイルとスタンのあられもない姿を見てしまった。
まさかの光景にさすがのリオンも表情が変わる。
次の瞬間、相棒でもあるシャルティエを抜き放つと、二人に斬りかかろうとした。
 「うわっ!ちょ、ちょっと!やめてよ!?」
慌ててアシュトンは背後から押さえる。
「止めるな!こんな・・人の道に外れた振舞い・・・。二人とも許さんっっ!!」
「うわあーーっ!リオンッ!落ち着けってー!!」
必死に説得しようとするスタンだが、激昂したリオンが聞く耳を持つわけはない。
やむなくアシュトンは後ろからリオンの頭を殴りつけて気絶させる。
 「た・・助かったぁ・・。あ・・ありがと・・アシュトン・・」
「これくらい・・。それより・・スタン、カイル、大丈夫?」
「あ・・うん・・。何とか・・・」
「お・・俺も・・」
「ならよかった。今、医者を呼ぶからね」
そういうと、アシュトンは再びルカに頼んでボーマンを呼びに行ってもらう。
その間に、スタンの拘束を解くなどの準備をしていた。


 それからしばらく経ったある日・・・・。
「よ~し、もういいぞ~」
ボーマンがカイルのお尻とスタンの男性器官の診察を終えると、診察を受けていた二人はホッとする。
 「うう~。よかった~。ようやく・・・」
「長かったなぁ・・・。本当に・・・・」
二人は心底嬉しそうな表情を浮かべる。
それも無理のないことで、今日まで二人とも病気に悩まされていたのである。
アシュトン達にボーマンを呼んでもらい、ようやくのことで無事に離してもらったが、怪我の手当てや念のためのこともあって一日入院することになったのだ。
そうしたらどうやら案の上で、菌が入ってスタンはあそこが、カイルはお尻が炎症を起こしてしまったのである。
 「うう・・。お尻が痛くて痛くて・・毎日トイレが地獄だったよぉぉ・・・」
「俺も・・・あそこが痛くて・・クエストもおちおち・・・・」
「全くだ・・。本当に馬鹿なんだからよ・・」
今までの辛い日々を思い返す二人に対し、呆れたようなボーマンの口調に、二人ともシュンとする。
 「まぁとにかく・・もう大丈夫だ。再発の心配はねえぞ。ケツ引っぱたいてもな」
「え・・?それ・・どういうこと・・?」
ボーマンの言葉に、カイルは怪訝な表情を浮かべる。
「決まってるじゃないか。カイル、お仕置きだよ」
「え!ええ!?何でさ!?」
スタンからお仕置きを宣告され、カイルは驚く。
 「当たり前じゃないか。カイル・・自分がしたことがわかってるのか?強姦だぞ?立派な犯罪なんだ。アッシュがルカにしたことと同じことなんだぞ」
「だ・・だって・・。と・・父さんの・・ことが・・」
「だからってこんなことしていいってことにはならないんだぞ。さぁ、お仕置きだよ」
「ぜ、絶対にヤダッッ!!」
いつものようにカイルは逃げ出そうとするが、先読みしていたスタンにあっさり捕えられてしまう。
 「ちょ、ちょっと離してってば!?」
「何言ってるんだい・・。全く・・。あ、すみません、ボーマンさん。この部屋借りますね」
「ああ。構わんさ。それより・・キツく叱ってやんな。二度とこんな馬鹿な真似しねえようにな」
「はい、わかってます」
「二人して何怖いこと話してるのさーーー!!やだっ!行かないでよ!ボーマンさんっ!!」
ボーマンに助けを求めるカイルだったが、無情にもボーマンは部屋を後にする。
二人きりになると、スタンはいつものようにカイルを膝にうつ伏せにし、ズボンを降ろしてお尻をむき出しにする。
 「ちょっと!やだっ!父さんっ!本気なのっ!?」
「当たり前じゃないか。カイル、今回は本当に父さん怒ってるからな。いつもよりずっと厳しいお仕置きだからな」
「や・・やだやだっ!!離して~~~~!!!!!」
必死に抵抗するカイルだったが、体格でも力でも父に敵うはずも無く、あっという間にしっかりと押さえつけられてしまう。
息子をしっかり押さえると、スタンは右手を高々と振り上げ、思い切り振り下ろした。


 ビッダァァァ~~~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!!!!
「わあああっっ!!痛ぁぁぁぁいいいっっっ!!!」
最初から容赦のないお仕置きに、カイルは悲鳴を上げる。
 バアッジィィィィ~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!!
「ちょっと!父さんっ!やめてっ!やめてよっっ!!」
カイルは両脚をバタつかせながら叫ぶ。
だが、スタンはそれを無視してカイルのお尻に平手の豪雨を降らせ続ける。
 ビッダァァァァ~~~~~~~~ンッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~ッッッッッ!!!!
「痛・・痛っ!痛いってば!やめてよっ!聞こえてないのっ!?」
激しくお尻を叩かれる苦痛に顔を顰めながら、カイルは父に呼びかける。
 「聞こえてるよ、そんな大声出さなくても」
「だったらどうしてやめてくれないのさ!?痛いんだよ!?本当に!!」
全然お仕置きをやめてくれない父親に、カイルは非難するように言う。
 「カイル・・・言っただろう?お仕置きだって?全く・・・あんな無茶して・・・」
「だって父さんと恋人になりたいんだっ!!それだけだよっ!!」
「だからってあんな真似をするんじゃない!!あれは立派な犯罪なんだぞ!!」
強姦などというとんでもない行為をしたカイルに、さすがにスタンも容赦ない。
 「だって、どうしても父さんと恋人になりたかったんだ!キセイジジツってやつを作ればなれるって聞いたから・・・・」
「だからってそんなことするんじゃない!!それでどうなったと思ってるんだ!!あんな大怪我した上に・・・お尻に菌が入って何日も大変だったじゃないか!!」
ビッダァァァ~~~~~~~ンンンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~~~~~ッッッッッ!!!!!!!
「ひぃん・・。だって・・だってぇぇ・・・・」
「だってじゃない!!実の親を襲って・・・・お尻怪我して・・・病気にまでなって・・・。本当に・・・本当に・・悪い子・・だな・・・」
突然、お尻を叩く手が止まったかと思うと、カイルはスタンの全身がブルブルと大きく震えるのを感じる。
怪訝に思って振り返ると、スタンが全身を震わせ、目尻に涙を浮かべていた。
 「と・・父さん・・・?」
「お前が・・・俺を襲った時・・。凄く・・悲しかった・・・。こんな・・とんでも無いことを・・しちゃう子に・・育てちゃったんだって・・・。無理やりに俺のを受け入れてお尻が血だらけになっちゃったり・・・お尻が炎症になって・・痛さや苦しさに顔を歪めてるのも・・見るのも辛かった・・・」
スタンはカイルの顔をジッと見て口を開く。
 「カイル・・。もし俺やリオンが平気で人の物を盗むような真似をしたり、体中傷だらけで血で真っ赤になったり、病気でウンウン呻いてたら、どう思う?」
「そ・・そんなのヤダよッッ!!父さん達に悪いことなんかして欲しくない!!怪我したり、病気になっちゃうのもイヤだよ!!!」
想像したのか、カイルは今にも泣きそうになる。
 「そうだよ、俺だって同じだよ。カイル、お前がやったのは強姦っていって人に暴力を、それも一番ひどい暴力を振るうことなんだ。強姦された人は、下手をすれば一生心に傷を残しちゃうんだ。ルカがアッシュにそういうことされて、ルークを見ただけで一時は怯えるようになっちゃっただろ?あれくらいひどいことなんだよ」
「そ・・そんな・・。そんなつもりじゃ・・・・」
カイルは愕然とする。
大好きな父親に、最悪の事をするところだったことに気づいたのだ。
 「それに・・・カイルがお尻血だらけにして、しかもそこが病気になって苦しんでるのも、本当に心配で心配でたまらなかったよ・・・・」
「うう・・。ごめんなさい・・・。本当にひどいことして・・・心配かけて・・・・ごめんなさい・・・・」
自分がしたことの重大さに、カイルは気づいて謝る。
 「カイル・・。わかってくれたかい?」
「うん・・・」
「それならよかった。じゃあ、始めようか」
「え?な、何を?」
カイルがパチクリと目をしばたたかせると、スタンは言う。
「決まってるだろ。お仕置きだよ」
「え!ええっ!?これで終わりじゃないの!?」
終了どころか再開と言われ、カイルは思わず叫ぶ。
 「カイル・・。自分が本当に悪い子だったのはわかっただろう?」
「う・・うん・・。でも・・・」
「でもじゃないよ。今日は俺も本当の本当に怒ってるからな。だから・・これを使うよ」
そういうとスタンはパドルを取り出した。
 「そ・・それっ!?」
カイルは愕然とする。
以前アシュトンがパドルで厳しくお仕置きされているのを見たことがあるから、その怖さは知っている。
 「今回は幾らなんでも悪い子過ぎだよ。だから・・これでうんと厳しくて痛くて怖いお仕置きだよ」
「うわああんっ!!ごめんなさいっ!!反省してるからっ!!」
カイルは必死になって謝る。
「ダメだよ。今日はちょっとやそっとじゃ許さないよ」
スタンはそういうと、パドルを思い切り叩きつける。
ビッダァァァ~~~~~~ンンンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~ッッッッ!!!!
「うわああああんっっっ!!ごめんなさぁぁいいいい!!!」
今度はパドルによる打撃の嵐にカイルは絶叫しながら謝る。
だが、それを無視してスタンは息子のお尻にパドルの豪雨を降らせ続けた。


 「ひっ・・ひぃん・・。ごめん・・なさい・・ごめんなさい・・ごめんな・・さぁい・・」
ボロボロと涙をこぼしてカイルは泣きじゃくる。
既にお尻はまるで炎のような見事な紅蓮に染め上がっている。
 「カイル・・・。反省したかい?」
「した・・したよぉぉぉ・・・。ゴーカンなんかして・・・ひどいことして・・ごめんなさぁぁい・・・。お尻怪我して・・病気になって・・心配させて・・ごめんなさぁぁい・・」
「よくわかってくれたね。よかった・・・」
スタンはホッとすると、カイルを抱き起こす。
 「うわぁぁぁ~~んっっっ!!!父さ~~んっっっ!!!」
「よしよし。お尻痛かっただろ。もう大丈夫だからな」
「ひぃん・・。痛いなんてもんじゃ・・ないよぉぉ・・・」
ボロボロ泣きじゃくるカイルに、スタンは抱っこしながら、お尻を撫でてやる。
しばらくすると、カイルも痛みが多少和らいだのか、落ち着いてきた。
 「父さん・・・」
「何だい?」
「俺・・やっぱり・・・父さんが好き・・・。いけないことだって・・・言われても・・・好き・・・。父さんが・・いなきゃ・・生きてけないよぉぉ・・・」
「もう・・ずるいなぁ・・カイルは・・・」
困ったような表情を浮かべると、スタンはカイルにキスをする。
 「え・・?と、父さんっ!?」
思わず父親の反応にカイルはビックリする。
「カイル・・。俺も・・覚悟を決めたよ。親子を超えて・・恋人に・・なるよ」
「い・・いいの?本当に・・?」
「ああ。カイルの気持ちは俺もわかったよ。だから・・・覚悟が決まったんだ。カイル・・二人でずっと・・・」
「父さん・・・」
ようやく願いが通じ、カイルは父を抱きしめ、スタンも息子を抱きしめ返す。
 「でも・・あとでディムロスとリオンに・・ちゃんと言わなきゃなぁ・・・」
「だ・・大丈夫かな?二人とも・・凄く怒りそう・・・・」
スタンとカイルは二人の怒りを想像し、げんなりする。
 「し・・仕方ないよ。二人で・・頑張ろう!な、カイル」
「う・・うん・・・」
ディムロスとリオンの反応に戦々恐々とした想像をしつつも、二人は再び抱きしめあった。


 ―完―

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