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店長/バイト君1




 「あれ、おかしいわねえ。モンブランの数が足りないわ。大輔(だいすけ)くん、知らない?」
ケーキ屋『もんぷちっく』の女性店長、沙耶(さや)はそう言うと、バイトの大輔の方を振り向いた。
 大輔はバイトの一人で大学一年生。とはいえ、ちょっと小柄童顔のせいか高校一年生に見える。
 「え、ししし、知らないですよお。」
(あれ?)
大輔の焦った様子に沙耶は不審を抱いた。
「大輔くん、またこっそり食べたわね?」
「たたたた、食べてませんって!」
「じゃあ、何で口にモンブランのかすがついてるわけ?」
「えっっ???」
大輔は慌てて口を拭う。それを見るや、店長は言った。
「嘘よ。ちょっとかまかけてみたの。やっぱり食べたのね」
大輔の顔は一瞬で真っ青になった。
 「さあて、覚悟はできてるかしら」
店長は綺麗な顔に厳しい表情を浮かべながら、じりじりと大輔に近づく。大輔は、踵を返すと、逃げようとした。だが、虚しく捕まり、店長の膝の上にのせられる。
 「ごごご、ごめんなさ~~~い。ほんの出来心だったんです~~。もうしませんから許して~~~。」
「この前もそう言ったわよね。全く、何度言ったらわかるの!いくらケーキが好きだからって商品に手をつけちゃだめでしょうっっ!!!」
 沙耶は大輔のズボンを下ろすと、子供のような綺麗なお尻に思いっきり手を振り下ろす。
ばっちんっ!肉を叩く音と共に、バイト君のお尻に赤い跡がつく。
「痛っ。店長、痛いです~」
「痛くなきゃお仕置きにならないでしょうっ!悪い子ねっ!」
ばんっ!ばし。ばし。ばしっばしっびばしっ!見る見るうちに大輔の双丘が桃のように染まってゆく。同時に、大輔の表情も崩れ、涙でぐしょぐしょになっていった。
「ふえ、ふえええ~~~~~ん。ごめんなさい、ごめんなさい、沙耶さ~~~ん。本当にもうしないから許して~~~。ふええ~~~」
 「反省したかしら?本当に?」
沙耶は赤ん坊を抱くようにして大輔をおこすと、尋ねる。大輔は涙で顔をぐしゃぐしゃにしたまま、必死でうなずく。
「わかったわ。今回は許してあげる。でも、もう食べちゃダメよ。どうしても食べたくなったら私に言いなさい。つくってあげるから。特別にね」
そういうと、彼女はお子様なバイト君の頭をやさしくなでてやった。


 -完ー








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