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ゼロス登場(SO2&テイルズより:ロイド/キール、共演パロ、BL、R-18)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ共演パロです。BL・R-18要素ありです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「はぁ~・・・疲れたぜぇぇ・・・。頭痛えよ・・」
「何言ってるんだ。あれくらい出来なきゃ困るんだぞ?」
疲れきってため息をつくロイドに、キールはそう言いやる。
「そうは言ってもよぉ、難しすぎるぜ。ジーニアスでもなきゃ解けねえよ」
「馬鹿なことを言うんじゃない。せいぜい小学生レベルの問題なんだぞ?あれで制限時間を何度もオーバーするだなんて・・・」
ロイドの言葉にキールは呆れたように言う。
いつものように個人授業をしたところだが、今回は今までの確認ということで、テストをしたのである。
ロイドの成績を考え、だいぶ長めに制限時間を取ったのだが、それでも時間を何度オーバーしても全問解けず、何度も伸ばしてようやく解いたのである。
 「あれ?もしかして怒ってるかよ?」
「どう思ってるんだ?」
不機嫌極まりない表情でキールは尋ねる。
「え・・ええと・・」
さすがにキールの不機嫌を感じとったのか、ロイドは気まずそうな表情で、言葉を詰まらせてしまう。
 「おぃおぃ、あんまりいじめるもんじゃないぞ」
不意にそこにガイが現れた。
「い、いじめてなんかないさ!人聞きの悪いことを言わないでくれ!!」
ガイの言葉に、思わずキールはカッとなる。
 「悪かった悪かった。まぁそれより、ホールの方まで来てくれないか?」
「ホールに?どうしてだよ?」
「実はまた新しいメンバーが増えたらしくてな。紹介するからホールに集まってくれってことだそうだ」
「え?また増えたのかよ?」
「ったく・・・論文を書きたいんだがな・・・」
「そういう顔するなって。そんなに時間は取らないからな」
不機嫌そうな顔をしたキールに、ガイはそう言う。
「わかってるさ!全く・・一々口うるさいな・・・」
そんなことを言いつつも、キールはロイドと共に一階のホールへと向かっていった。


 「そこの美しいお嬢さん、俺とお茶でもしない~?」
「あいにくだけどそういうのは興味ないわ」
ホールへやって来るなり、ナンパをしてきた軽薄そうな赤い長髪の青年に、ティアはそう返す。
「じゃあそっちのガンマンなお嬢さんは?」
「お呼びじゃないわよっ!!このドスケベッッ!!」
同じようにナンパされるや、イリアは問答無用で愛用の拳銃をぶっ放す。
 「おっわ、怖っえ~。でもそういうとこがイイねえ~。で~ひゃっひゃっひゃ!」
「何だ何だ?こんなところでナンパか?」
「どこの恥知らずだ?デリカシーの無い奴だな」
ホールでの会話が聞こえていたのだろう、笑う青年を尻目に、ガイとキールはそれぞれそんなことを言いながらホールへと現れる。
 「ってマジかよ!?」
ホールにいる青年の姿を見るなり、ロイドは驚きの声を上げる。
「ロイドくぅ~ん、久しぶり~」
「ゼロスじゃんかよ!久しぶりだなぁ!?」
赤い髪の青年の姿に、ロイドは嬉しそうな表情を浮かべ、声をかける。
 「知り合いなのか?ロイド?」
「ああ。俺とは幼馴染でさ、ゼロスっていうんだ。どうしたんだよ、一体?」
「ん~?俺様もこっちのギルドに移籍することになってさ~。いやぁ、おかげでハニー達と涙の別れで大変だったんだぜ~~」
「はは、ゼロスらしいなぁ」
女性にはモテモテのゼロスのことだ、実際にそうだったのだろうと想像し、ロイドは思わずそう呟く。
 「まぁそういうことでこっちでも頼むぜ、ハニ~」
「だからそういうこと言うなって!勘違いされるだろ!」
「冗談だって~の。やっぱり面白いね~ロイドくんは。で~ひゃっひゃっひゃっ!」
「なんだよ、冗談かよ。紛らわしいんだよ、ゼロスのは」
「いやぁ、だってロイドくんってばちょっとからかうと楽しいからさ~。で~ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ」
「おぃ、ちょっと悪趣味なんじゃないのか?」
ゼロスの態度にムッと来たのか、キールがそう言いだす。
 「ん~?あんた誰?俺様とロイドくんの邪魔しないでくれる?」
「人に尋ねるときには自分から名乗るのが礼儀だろう?」
「え~?女の子ならともかく、あんたらみたいな野郎と仲良くしたって楽しくねえよ~。ロイド君やガキンチョはともかくさ~」
「おぃ・・人を馬鹿にしてるのか?」
「おぃっ!落ち着けっ!」
だんだん表情が険しくなっていくキールに、思わずガイは仲裁に入る。
 「お・・落ち着いてるさ。言われなくても・・」
ここで怒ったらみっともないと思ったのだろう、キールは冷静さを取り戻す。
「悪いが用を思い出した。僕はこれで失礼させてもらうからな」
ゼロスを睨みつけ、言い捨てるようにキールはその場を後にした。
 「何だよ~?何かカンジわる~」
「ってありゃあゼロスが悪いじゃんかよ」
「ええ~?俺様のせい~?そりゃあないんじゃないの、ロイドく~ん?」
ゼロスとロイドはキールの後ろ姿を見送りながら、そんな会話を交わす。
 「ま、まぁとにかく・・ロイド、ゼロスを案内してやったらどうだ?他の皆との顔合わせも必要だしな」
「そうだよな。ゼロス、俺が案内するよ。ちょうどジーニアスやリフィル先生もいるからさ」
「マジマジ、リフィル様もいるの~。それなら俺様喜んで行っちゃうよ~~」
「相変わらずだよなぁ・・たはは・・・」
リフィルの存在に嬉しそうな表情を浮かべるゼロスに苦笑しつつ、ロイドはゼロスについてその場を立ち去る。
 「さてと・・俺も仕事があるからな・・・・」
そう呟くと、ガイもホールから立ち去った。


 それからしばらく経ったある日・・・・。
「それじゃあお疲れ様、ハニ~」
「だからハニーなんて言うなよ!誤解されるじゃんかよ!?」
「で~ひゃっひゃっひゃっ!やっぱりロイド君は面白いね~」
ゼロスは大笑いしながらロイドに別れを告げると、ギルド会館を後にする。
 (さぁてと・・どうしようかね~~。今日は誰に会いに行こうかねぇ)
通りを歩きながら、ゼロスは顔見知りの女性達の顔を思い浮かべる。
プレイボーイなゼロスにとって、女性と夜を過ごすのは日課みたいなものだった。
 (んん~?誰か俺様をつけてるな)
ゼロスはふと背後からの気配に気づく。
ギルドで危険と隣り合わせな仕事をしていると、自然にそういう感覚が発達してくる。
特に女好きでプレイボーイなゼロスの場合、元カレや女性側の兄弟などに狙われることも多いから、余計だった。
 (面倒くせぇけど、仕方ねえよな~)
そう心の中で呟くと、ゼロスはわざと人通りの少ない路地へと入ってゆく。
わざと誘いこんでケリをつけようというわけだ。
 (そろそろ仕掛けてくるかね~?)
気づいていない振りをして歩きながら、ゼロスはジッと待ち続ける。
突然、風の刃が現れた。
ゼロスはすぐさまマジックガードして防ぐ。
「魔神剣!」
マジックガードが解けると同時に、ゼロスは追手めがけて技を放つ。
 「ってあれ~?ロイド君の勉強をみてやってるその他大勢さんじゃないの~?」
「く・・・!!」
技を放った直後、ゼロスは追ってきたのがキールだということに気づく。
 「な、何するんだ!?危ないだろう!?」
魔神剣を撃たれ、キールは思わずそう言う。
「へぇ~?エアスラスト撃って来たやつが言う言葉かよ、それってさ~?」
「う、うるさいなぁ!ま、間違えただけさ!」
「おぃおぃ、ネタは上がってんだぜ~?見苦しすぎるんじゃないの~?」
「く・・・!!」
キールは悔しそうな表情を浮かべつつ、ゼロスを睨みつける。
 「ふん・・・だったら話は早いな・・・。ゼロスだったか?ロイドに馴れ馴れしくしないでもらおうか」
「ええ~。何でアンタなんかにそんなこと言われなきゃならないのよ。俺様ロイド君とは親友よ~」
「う、うるさいっ!親友だろうが近づくんじゃないっ!」
「そういうアンタこそ何だってそんなこと言うんだよ?ロイド君の何なのさ?」
「く・・!!」
痛いところを突かれ、キールは口ごもる。
 「うるさいっ!とにかく近づくんじゃないっっ!!シューティングスターッッ!!」
「どわああっっ!!」
キールは流星を召喚したかと思うと、それが降り注ぐ。
ゼロスはマジックガードで防ぐが、こんな大技をいきなり繰り出されるとはさすがに思わず、驚いてしまう。
 「あ、危ねえな!何するんだよ!?」
「うるさいっ!お前なんか・・こらっ!逃げるなッ!」
「そう言われて待つ奴がいるかよっっ!!」
逃げ出したゼロスをキールは追いかけようとする。
だが、元々非力でインドア系なキールと剣士なゼロスでは体力は段違い、あっという間に逃げられてしまった。
 「くそぉ・・!!」
ゼロスに逃げられてしまい、キールは悔しさに表情を歪ませる。
「く・・・!見つけたら・・ただじゃおかないならな・・!!」
怒りと共に呟きながら、キールはその場を後にした。


 「くそぉ・・!!どうしたら・・いいんだ・・!!」
アパートへ戻ってきたキールは、苛立った声を上げ、ドアに拳を叩きつける。
(ジーニアス一人でも厄介なのに・・あんな奴まで・・・!!)
ロイドと仲良くしているゼロスの姿を思い出し、キールは怒りと嫉妬に駆られる。
 (くそ・・!ゼロスは女好きのようだが・・・それでも・・あの仲の良さだと・・油断はできないな・・・!!)
元々親友だから仲は非常に良いはず。
そう考えると焦燥感に駆られる。
(もし・・ロイドがあいつになびいたら・・どうなる・・?最悪・・捨てられる・・・!?)
ゼロスに対する嫉妬、そこからの不安から、キールはロイドが自分を捨て、ゼロスの方へとなびく光景を想像する。
 (嫌だ・・!?嫌だ・・!!そんなことは・・絶対に・・!!)
キールは最悪の想像に、恐怖を覚える。
(どうしたら・・!!どうすれば・・ロイドを・・・!!)
そのとき、机上の本が目に入る。
論文を書くために大学図書館から面倒な手続きを経て借りてきた黒魔術書だ。
(そうだ・・。論文を進めないと・・・。待てよ・・!?)
キールは必死の表情になり、黒魔術書のページをめくる。
(これだ・・!!)
目当てのページを見つけ、キールはホッとした表情を浮かべる。
見つけたのは媚薬の造り方。
それも作用が強くて副作用の危険もあるため、製造禁止になっているものだった。
 (待て!こんな手を使ってロイドを手に入れても、それは本物の愛とは言えないんじゃないのか!?)
今読んでいる内容に、理性がそう警告する。
(何を言ってるんだ!?このままだとゼロスやジーニアスにロイドを奪われるかもしれないんだぞ!?それでもいいのか!?)
その一方で、焦燥感や恐怖心が、そう煽りたてる。
 (そうだ・・!嫉妬するくらいロイドが好きなんだろう!どんな手を使ってでも、ロイドを自分のものにする覚悟が無ければ奪われるだけじゃないか!!)
良心をねじ伏せ、キールはそう決意する。
「よし・・・!!やって・・やろうじゃないか!!」
キールは腹をくくった表情を浮かべると、必要事項を急いでまとめ始めた。


 さらに数日後・・・。
「あれ?どうしたんだ?ロイド?」
市内巡回中のガイは、向こうからやって来るロイドに気づき、声をかける。
 「ああ、ガイかよ。ちょっとキールんところにさ」
「キールがどうかしたのか?」
「ああ、最近大学にもギルドにも顔見せてねえらしいんだよ。ずーっとアパートに籠ってるみたいでさ。ちょっと心配になってきてさ・・」
「なるほどな。キールのことだから論文の執筆でもやってるのかもしれないが・・・少し心配だな」
「だろ?キールって論文とか研究のことになると、無茶しそうだしさ。倒れてたりしたらヤベエし」
以前、論文執筆のために連日徹夜をしているのを見かね、論文を取り上げて休ませようとしたことがあったから、そう思わずにはいられない。
「そうだな。ちょうどこれからパトロールに向かうところだしな。ついでだから一緒に行こう」
「サンキュ、ありがとな」
「別にどうってことないさ」
そういうと、二人揃ってアパートへと向かった。
 「キール、いるのかよ?」
「キール、いるなら返事くらいしてくれないか」
ドアを二人でノックしながら、ロイドとガイは呼びかける。
 「おかしいなぁ・・出かけてんのかよ?」
「しかしドアは開いてる・・。鍵も掛けないで出かけるとは考えられないな」
ドアノブを回し、ガイは開いていることを確かめる。
 「よし・・。キール、悪いが入らせてもらうぞ」
ガイはそう声をかけると、ロイドと共に中へと入っていった。
 「あれ?何だよこの匂い・・?何か・・身体が熱くなってきそうだぜ・・」
「そうだな・・。妙な気分に・・なりそうだな・・」
中に入るなり、二人は奇妙な匂いが漂っていることに気づく。
不安に駆られ、二人はキールの寝室へと向かう。
 「な・・何だよ・・これ!?」
寝室に入るなり、ロイドは思わず声を上げる。
そこには調合用の器材や原料が散乱している。
同時に、床に倒れているキールの姿があった。
水でも浴びたのか、キールの身体は濡れている。
その濡れたキールの身体や服、原料を煮込むための鍋などから、例の匂いが漂ってきていた。
 「どうしたんだよ!?何があったんだよ!?」
ロイドはキールを起こしながら呼びかける。
「く・・ふ・・。調合に・・失敗・・した・・うっ・・はっ・・!!」
「うわ・・すげぇ熱・・!?ガイ!」
「俺はボーマンを呼んでくる。ロイドはついててやってくれ」
「出来るだけ早く頼むぜ」
「わかってるさ」
そう言うと、ガイは急いでアパートを後にする。
 「キール・・!大丈夫だからな!すぐガイがボーマン連れてくるからな!」
「ハァ・・ハァ・・ロイド・・」
苦しげな息を吐きながら、キールはロイドに縋りつく。
「ど・・どうしたんだよ?」
「か・・身体が・・熱い・・んだ・・熱くて・・熱くて・・死にそう・・なんだ・・」
「ま、待ってくれ!す、すぐ水持って・・!!」
ロイドはキッチンへと飛び出そうとする。
だが、それをキールが裾を掴んで止める。
 「ち・・違う・・。水なんかじゃ・・止められない・・!!」
「え・・?じゃ、じゃあ・・どうすりゃ?」
「ロイド・・・。ロイドじゃ・・ないと・・ダメ・・なんだ・・!」
「え?ど・・どういう・・ことだよ?」
怪訝な表情を浮かべるロイドに対し、キールは身体を寄せたかと思うと、キスをする。
 「キ、キール!?」
普段のキールからは考えられない行動に、ロイドは驚く。
「ロイド・・ロイドが・・欲しいんだ・・!?僕を・・僕を・・滅茶苦茶に・・して・・欲しいんだ!?」
「え・・?ちょ、ちょっと待ってくれよ!?今はそれどころじゃ・・・」
熱があって苦しそうなのに、そんなことはさすがに出来ないと、ロイドは躊躇う。
 「ロイド・・?僕じゃ・・嫌なのか?」
「え・・そ・・そういう・・わけじゃ・・」
今にも泣きそうなキールに見つめられ、ロイドは困惑する。
 「ロイド・・お願いだ・・。ロイドが・・欲しくて・・・欲しくて・・さぁ・・」
キールはロイドの手を取ると、自身の下半身を触らせる。
その場所は薬の効果で高ぶり、すっかり濡れていた。
 「すげぇ・・興奮してる・・」
「ロイド・・頼む・・。このままじゃ・・死にそうだ・・苦しいんだ・・。だ・・だから・・」
「わ・・わかった・・!!」
苦しげな、同時に物欲しくてたまらないキールの姿に、ロイドも覚悟を決める。
 ロイドはキールを抱きしめると、まずキスをした。
「ん・・あ・・はぁ・・・」
ロイドのキスに既に薬で興奮しているキールは、さらに高ぶる。
お返しといわんばかりに、キールはロイドに濃厚なキスをする。
「ん・・ん・・はあっ・・!」
自分がしたのとは比べ物にならない濃厚なキスに、ロイドは蕩けそうな表情になってしまう。
 「ロイド・・勃ってるのか?」
「え・・?な・・キス・・すげぇし・・。それに・・キール・・何か・・見てると・・たまんなくなってくる・・・」
「ぼ・・・僕もだ・・・」
キールはロイドのズボンを降ろし、そそり立ったソレをあらわにさせる。
同時に、キールも服を脱いで裸になると、ロイドの上に跨り、先端を自身の最奥部に宛てた。
 「行くぞ・・!ぐ・・!」
キールは思い切り腰を沈める。
「う・・ぐっ・・!ひぎぃぃ・・!」
「う・・あぁぁぁ・・・!!」
キールはロイドが入ってくる感覚に、ロイドはキールに敏感な部分を締めつけられる感覚に、顔を歪める。
 「だ・・大丈夫かよ?」
「こ・・これくらい・・平気・・さ・・!!」
そういうと、キールは腰を上下させ始める。
 「う・・ひ・・あっ・・キールッ!何か・・・ヤベェっっ!!」
肉棒へと与えられる刺激に、ロイドは臨界点に達する。
「ぼ・・僕もだ・・・。うっ・・あっ・・はっ・・はっ・・・」
キールは快感でさらに激しく腰を上下させる。
ロイドの表情が快感に歪むのと同時に、キール自身もそそり立ってくる。
 「も・・もう・・ダメ・・うわああっっ!!」
「う・・くっううう!!!」
やがて二人とも絶頂に達し、ロイドはキールの内部へ、キールはロイドの腹の上へと欲望を吐き出した。
 「ひぃ・・はっ・・はぁ・・はっ・・・」
「はぁ・・はっ・・はぁぁ・・・・・・・」
一旦果てると、二人とも荒い息を吐く。
 「だ、大丈夫かよ?キール?」
繋がったまま、ロイドは心配そうな表情で尋ねる。
「こ、これぐらい平気さ。それより・・どうだった?」
「何か・・スゲーっていうか・・・色々ぶっ飛んじまって・・よく覚えてねえけど・・気持ち・・よかったぜ・・」
「そ・・そうか・・。なら・・いいさ」
ロイドの返事に、キールがホッとした表情を浮かべたときだった。
 「キールッ!?大丈夫かっっ!!」
ボーマンを連れて戻ってきたガイは、一目散に二人の元へ駆けつける。
「って・・キール!?ロイド!?」
「何やってんだ・・って聞くまでもないか」
明らかに事後な二人の姿に、ボーマンはそう言う。
 「まぁとにかく、二人とも身体綺麗にして着替えな。診察はそれからだ」
「わ、わかってるさ!っていうかいつまで見てるんだ!デリカシーってものがないのか!?」
「悪かった。それじゃあ着替えとタオルを置いておくから着替えてくれ。俺達は外で待ってるよ」
ガイはそう言うと、用意しておいた二人分の着替えとタオルを置いて、部屋を後にした。


 「よし・・特に問題は無さそうだな」
「よかったな、キール」
ボーマンの診察が終わると、ロイドは安心した表情でキールに声をかける。
 「あ・・あぁ・・・」
だが、キールの口調や表情は明るいものではない。
「どうしたんだよ、何か元気ないぜ?」
「べ、別に何でもないさ!」
「そりゃあそうだろうな。媚薬造ってたんだからな」
「ボーマンッ!余計なことを言わないでくれッ!?」
ボーマンの言葉にキールは思わず声を上げる。
 「ビヤク?何だよそれ?」
ボーマンの口から出た言葉に、ロイドは怪訝な表情を浮かべる。
「要するにエッチな薬だ。それも・・副作用の危険とかあったりでヤバイやつのな」
「ええ!?何でそんなの造ったんだよ!?」
危険な薬を造っていたと聞き、ロイドは驚く。
 「それは、二人でちゃんと話した方がいいな。ガイ、行くか」
「ああ、そうだな」
ボーマンとガイはそう言うと、アパートを後にする。
 「ど、どういうことなんだよ?キール?」
訳が分からず、ロイドはキールに尋ねる。
「ロイド・・す、すまない・・!!」
いきなり謝ったキールに、ロイドは目をパチクリさせる。
 「え?な、何だよ?」
「こ・・怖かったんだ・・。ゼロスが・・」
「ゼロス?ゼロスが何かしたのかよ?」
「そ・・そうじゃない・・。ゼロスが・・ロイドと・・あまりに・・仲が・・いいから・・。凄く・・不安になったんだ・・・。そ・・それで・・・ふと・・魔が差したんだ・・・。薬を使ってでも・・ロイドを・・僕のものにしたいって・・。はは・・最低だよな・・・」
薬を使ってロイドを自分に繋げとめようとした浅ましさに、キールは自嘲する。
 「そんなことねえよ!俺の事が好きでそうしたんだろ?」
「でも・・最低じゃないか・・こんなやつ・・嫌いになったろう?ヤキモチ焼きで、薬まで使うやつなんて・・・。ロイドだって愛想が尽きただろう?」
「馬鹿っ!何言ってんだよっ!!」
怒りのあまりロイドはビンタをする。
 「何するんだ!?」
思い切り叩かれ、キールは思わず叫ぶ。
「キールこそ何言ってんだよ!俺だって相手がキールじゃなきゃあんなことしないって!ジーニアスやゼロスじゃ、幾らなんでもやらねえって!!」
「ほ・・本当なのか?た・・助けるためだけじゃ・・なかったのか?」
「それもあっけど・・やっぱり・・キールとしてるって思うと・・スゲぇ・・よかった。ジーニアスやゼロスは友達だし好きだけどよ、あんな気持ちにはならねえって。キールだからなったんだぜ」
「ロイドぉぉ・・・!!」
嬉しさに思わずキールは泣きながら抱きつく。
「ゴメン・・俺こそ追い詰めちまってたんだな・・・」
キールの姿に、ロイドも反省する。
 「ああ・・。でももういいさ。それより・・ロイド、頼みがあるんだが・・聞いてくれないか?」
「ああ。いいぜ、俺に出来ることならな」
「ロイドにしか出来ないし、して欲しくないことさ。ロイド・・僕にお仕置きをしてくれないか?」
キールの言葉に、ロイドは一瞬怪訝な表情を浮かべる。
 「え?今何て言ったんだよ?」
「だから僕にお仕置きをしてくれって言ってるだろう!聞こえなかったのか!?」
「な、何でだよ?やっぱり・・お仕置きが好きなのかよ?」
「そんなわけないだろう!あんなに恥ずかしくて辛くて嫌なことなんてこの世にあるものか!!何度同じことを言わせたら気が済むんだ!!」
「ゴ・・ゴメン・・」
「全く・・・本当に馬鹿だな・・!!」
性懲りもなく以前と同じことを言ったロイドに、キールは思わず呆れる。
 「でも・・だったら・・どうしてだよ?」
「ロイドに、ちゃんと謝りたいんだ。薬使ってまで、ロイドを自分のものにしようだなんて・・最低じゃないか・・・。だから・・ちゃんと謝りたい・・・反省したいんだ・・・。頼む・・。僕の事が・・本当に・・好きなら・・お願いだ・・」
「わ・・わかったぜ・・。キールがそう言うんなら・・」
そういうと、ロイドはいつものように、キールを膝の上に乗せ、ローブを捲り上げ、パンツを降ろしてお尻をあらわにする。
 「くぅ・・・!!」
いつものこととはいえ、お尻をむき出しにされ、キールは羞恥で顔を赤らめる。
「キール・・言っとくけど・・手加減はしねえからな?」
「わ・・わかってるさそれくらいっ!そ、それよりさっさと始めたらどうなんだ!?」
羞恥を隠したいのか、キールは叫ぶように言う。
それを聞くと、ロイドは片手でキールの身体を押さえ、空いている方の手を振り上げた。


 バッシィィィ~~~~ンッッッッ!!
「くぅ・・・!!」
力強い一撃に、キールは思わず表情を歪め、声を漏らす。
 バシッ!バアンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バアシィンッ!
「・・ぅ・・っ・・ぁ・・っ・・っ・・」
声を漏らすまいとするも、強烈な平手打ちに、無意識に声が漏れてしまう。
 (さ・・さすがに・・辛いな・・)
自分から望んだこととはいえ、勢いのある平手打ちに、思わず怯みそうになる。
(馬鹿ッ!?何を言ってるんだ!?自分から望んだことじゃないか!?始まったばかりなのにへこたれてどうするんだ!?)
弱音を吐きそうな自分を叱咤し、キールはお仕置きを耐えようとした。
 バアシィンッ!ビダァンッ!バアアアンッ!バシィンッ!バッチィンッ!
「ったく、何やってんだよ、キール?」
お尻を叩きながら、ロイドはお説教を始める。
バアジィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バシィンッ!ビバァンッ!
「う・・は・・あぅ・・あっ・・はぁぁ・・・」
お尻には赤い手形が満遍なく刻み込まれ、それが重ね塗りされて赤みが増してゆく。
それに伴って、キールの表情と呻き声にも苦痛が増していった。
 バアシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バアアンッ!バアシィンッ!
「ふ・・あ・・あっ・・くっ・・あっ・・あぅ・・」
叩かれるたびにキールの身体は硬直し、お尻はさらに赤くなってゆく。
 バアシィンッ!ビダァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バアアンッ!
「何日もアパートに籠りっきりで、大学にもギルドにも顔見せねえからよ、心配したんだぜ?」
ビダァンッ!バアアンッ!バアアンッ!バアアンッ!バアアンッ!
「く・・ひ・・ひっき・・ひぃん・・あっ・・あっは・・・」
バアシィンッ!ビダァンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バアアンッ!
「論文で根詰めすぎて倒れたんじゃねえかと思ってたら・・妙な薬造ってたんだろ?何考えてんだよ?」
お尻を叩きながら、ロイドはお説教を続ける。
 「し・・仕方ないだろう!ゼ、ゼロスが馴れ馴れしくしてるからだっ!!」
叩かれているうちにカッとなり、キールは叫ぶように言う。
「だからってあんなことする理由にならないだろ?」
バアジィンッ!バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!バアッシィンッ!
お尻を叩きながら、ロイドはそう問いかける。
 「う・・うるさいなぁ!そもそも・・ロイドが悪いんじゃないかっ!?僕の目の前でジーニアスやゼロスとイチャイチャしてる癖に!?体のいい当てつけじゃないかっ!?僕がどれほど不安で・・・心配で・・苦しかったか・・!!」
「それは本当に悪かったって。そのことについては謝るよ。でもよぉ、変な薬なんか使って、俺を手に入れてもそれでいいのかよ?」
「だ・・だから悪かったって言ってるじゃないか!?こうやって素直にお仕置きを受けてるんだからいいだろう!?」
反省はしているのだろうが、やはりプライドが邪魔してそういう態度を取ってしまう。
 「そういうことじゃねえって。キール、こういうときは『ごめんなさい』だって前に言ったじゃんかよ」
「な・・・何だって・・・」
ロイドの言葉に、キールは思わず黙り込む。
 (そ・・そりゃ・・媚薬なんか造ってロイドをものにしようとした・・僕が悪いだろうが・・・。『ごめんなさい』だ・・なんて・・・)
自分からお仕置きを望んだとはいえ、『ごめんなさい』だなんて、恥ずかしくてたまらない。
 「キール、どうしたんだよ?」
キールは一瞬黙るも、カッとなって叫ぶように言う。
「う・・うるさいなぁ!!も、もう十分だろうっ!?降ろしてくれっ!?」
「キール?反省してねえのかよ?」
「してるさっ!?でもだからって『ごめんなさい』なんてあまりにも恥ずかしいじゃないか!!そもそも、元はといえばロイドのせいじゃないか!!ゼロスやジーニアスとあんなに仲良くしてるからっ!!それなのにどうしてそこまでされなきゃいけないんだ!!」
「はぁ・・・。それじゃあ仕方ねえな・・。俺もちゃんと謝るまで許さないからな」
お仕置きである以上、しっかりと反省させた上でないと意味が無い。
ロイドは再び手を振り上げると、既に赤くなっているお尻めがけて、思い切り手を振り下ろした。
 ビッダァァァ~~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~!!!!!
「馬鹿っ!やめろーーーっっ!!何するんだーーーっっ!!」
激しいお仕置きにキールは叫ぶも、抗議する。
「やめろって言ってるじゃないか!いい加減にしないと本気で怒るからな!やめっ・・!うわっ・・!痛いっ!やめろっ!馬鹿ぁぁ!!」
平手打ちの嵐と共にキールの悲鳴が響きわたる。
しばらくの間、激しく叩く音と悲鳴が共に部屋に響きわたった。


 「ひっ・・ひぃん・・も・・もう・・やめぇぇ・うぁぁ・・・」
ボロボロと涙をこぼし、キールは泣きじゃくっていた。
お尻は今や濃厚なワインレッドに染め上がっている。
 「キール、ちゃんと反省したかよ?」
お尻を叩く手を止めて、ロイドは尋ねる。
「ぼ・・僕が・・悪かった・・。あ・・謝る・・。ちゃんと・・謝る・・から・・」
「じゃあちゃんと言えるよな?」
「い・・言える・・さ・・。媚薬・・造って・・ものにしようとしたり・・心配・・かけて・・悪かった・・。ご・・ごめん・・なさい・・・」
ようやくキールがごめんなさいと言うと、ロイドはお尻を叩く手を降ろした。


 「くぅぅ・・!!」
「わ、悪い!し、沁みたかよ?」
お尻に薬を塗りながら、顔を顰めたキールに、ロイドは思わず声をかける。
 「沁みたか?だって?こんなに叩かれたら、どんな薬でも沁みるのは当たり前じゃないか!!」
「ご、ゴメン!」
謝るものの、一度ヘソを曲げたキールの機嫌はなかなか治らない。
 「ゴメンで済むか!確かにお仕置きをしてくれって言ったのは僕だけどな!だからってここまですることないだろう!?お尻が壊れでもしたらどうするんだ!?」
「ほ、本当に悪かったって!?」
「謝ればいいってものじゃないだろう?」
「わかってるよ。キールに許してもらえるなら・・何だってするさ・・」
「それくらい当然だろう。まぁいいさ。お尻が痛くてたまらないから、治るまでずっと一緒にいないと承知しないからな!!」
そういうと、キールはうつ伏せになったまま、ロイドに抱きつく。
「それと・・僕の初めても奪ったんだから一生僕のそばにいないと承知しないからな!!」
「わかってるって。これからも・・よろしくな」
「ふん、ならいいさ・・」
少しは気持ちが晴れたのか、キールの口調は少し静かになる。
そんなキールのお尻に、ロイドは薬を塗り続けていた。


 ―完―

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