遺跡モードの代償(SO2&テイルズより:ジェイド/リフィル、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにしたSO2&テイルズ共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい。)


 「俺と行くんだよっ!」
「俺とに決まってんだろっ!!」
「ふ・・二人ともやめてよぉぉ・・・」
「そうだよ、やめなよ二人とも。ルカが困ってるよ」
ルカを挟んで一触即発なルークとスパーダに、ルカはおろおろしてしまい、アシュトンは仲裁しようとする。
ルークとスパーダが、どちらが一緒にルカとクエストに行くかで揉めているのだ。
 「何だか騒がしいですねぇ?喧嘩ですか?」
「どうしたんだ、何かあったのか?」
ルーク達がいがみ合うのを尻目に、ガイともう一人の人物が現れた。
 ガイと共にやってきたのは、眼鏡に軍服姿の、長髪の男性。
彼の名はジェイド・カーティス。
ルーク達とは知り合いの軍人・科学者だ。
最近この街の司令部に転勤して来たのである。
 「あっ!ガイにジェイドさん!よかったっ!手伝ってよっ!ルーク達がまた喧嘩始めちゃって・・・」
「こらこら、こんなところで喧嘩なんかするんじゃない。迷惑だろう?」
「そうですよ。みっともないとは思わないんですか?こんなおおっぴらに喧嘩なんかして」
「るっせーな!若づくりジジイは黙ってろ!!」
「そーだ!コイツは俺とこのショタ野郎との問題だっ!!」
ジェイドに向かってルークもスパーダもそう言う。
 「おやおや?二人とも私にそんな態度取っていいんですか?」
「んだと・・?」
ジェイドはポケットから小型の機械を取り出す。
スイッチを入れるや否や、激しくお尻を叩く音と共に、スパーダの悲鳴が聞こえ始めた。
 「だぁぁぁ!!何だそいつは!?」
「軍で研究・開発中の小型音声録音・再生装置ですよ。ちょうど覗きがばれたスパーダが女性陣にお仕置きされてる時のものが録音できましてねぇ」
「だぁぁ!それ以上流すんじゃねーー!!」
「おやおや?お気に召しませんでしか?」
「召すわけねーだろ!!とっとと切れっ!!」
ようやくジェイドがスイッチを切ったため、スパーダはホッとする。
 「んだよテメー、普段悪ぶってる癖にあんなに泣きやがるのかよ。情けねえなぁ」
ルークはここぞとばかりに当てこする。
「るっせーな!?テメェだってガイにケツ叩かれてるときは似たようなもんだろうが!!」「んなワケねーだろ!ってゲッ!?」
今度はルークがお仕置きされている声、しかもそれこそボロボロと子供のように泣きじゃくって許しを請うているときのものが再生される。
 「だぁぁ!テメェ!?今度は何流してんだーーー!!!」
「いえ、せっかくですから確かめてみようと思いまして。どうやらルークの方が泣き声とかは情けないようですねぇ」
「イチイチ言うんじゃねーーー!!!切れよ馬鹿!!」
恥ずかしい音声を再生され、ルークは思わず声を上げる。
 「ジェイドの旦那、もうここらでいいんじゃないか?二人も落ち着いただろうし。二人とも、喧嘩なんかしないな?」
「ち・・。これ以上恥さらされたらたまんねえからな」
「俺だって妙なモン再生されたくはねえからな・・・」
「いやぁ二人とも物分かりがよくて助かりましたよ。では、私はこれで」
そういうと、ジェイドはガイと共に立ち去る。
 「ったく・・あの陰険眼鏡・・・いつの間にあんなモン・・・・」
「全くだぜ・・まさかルカとしてるときまで録られてんじゃねーだろうな」
「って・・テメェ!?まさかヤッたのか!?」
「スパーダッ!落ち着きなよ!!」
聞き捨てならないルークの言葉に噛みつきそうになるスパーダに、思わずアシュトンが止めに入る。
 「スパーダ、お、落ち着いてよ。兄さんもあまりそういうことは言わないでよ・・恥ずかしいから・・・」
「わーってるよ。口が滑っただけだって」
恥ずかしそうなルカに、ルークはそう言う。
 「どうしたんだよ?何かあったのかよ?」
騒ぎを聞きつけたのか、ロイドが声をかけてくる。
「あれ?ロイド?出かけたんじゃなかったの?」
ロイドの姿に思わずアシュトンは尋ねる。
リフィル達と共に出かけるのを朝見かけたからだ。
 「ああ、先生の手伝いで遺跡調査行ってきたんだけどよ、済んだから帰って来たんだ」
「そうなんだ。お疲れ様」
ロイドの返答に、アシュトンはそう言う。
 「そうだ。実は調査で出てきたやつ・・出土品ってんだっけな?の整理とかしなきゃいけないんだよ。悪いけど手伝ってくれね?俺、こういうのちょっと苦手だし、人手欲しいしさ」
「いいよ。僕でいいなら」
「サンキュ、悪いな」
「いいんだよ、ちょうどクエストも無くて空いてるし」
そういいながら、アシュトンはロイドと共にその場を立ち去った。


 「うわ・・すごい量だね・・・」
シーツに載せられ、室内に大量に並べられた発掘品に思わずアシュトンは声を漏らす。
「ああ、リフィル先生がメチャ張り切っちゃって、ガンガン掘りだしちゃってよ。下手すると用意した荷馬車だけじゃ足りなくなるからさ。そうなる前に何とか先生を落ち着かせて戻ってきたんだよ」
「そ、そんなにすごかったの?」
アシュトンは思わず調査に同行したキールに尋ねる。
 「ああ、まるで何かに取りつかれたみたいだったぞ。まさかあそこまで変わるなんてな・・」
「遺跡モードになっちまうとスゲぇからな、リフィル先生」
「遺跡モード?」
初めて聞く言葉に、アシュトンは思わず首を傾げる。
 「ああ、アシュトンは知らないんだよな。実はリフィル先生、異常なくらい遺跡に目が無くてさ、遺跡ってなるともう妙なスイッチ入っちまうんだよ。それを遺跡モードって言ってんだよ」
「そ・・そうなんだ・・。あれ?リフィルさんは?」
「別の部屋で出土品の調査してるさ。これとはまた別のもあるからな。それにあの興奮ぶりじゃ邪魔になるだけだからな」
「そ、そうなんだ・・」
「とにかくやっちまおうぜ。ちゃんとやらねえとリフィル先生怖えし」
そういうロイドを皮切りに、作業にかかり始めた。
 「だからそれは違うっ!?こっちだっ!?よく見ろロイド!!」
「え?そ、そうかよ?」
「それとこれは出土年代が違うんだ!こっちはここ、そっちは向こうの箱だ!?」
キールが指示する中、ロイドが土器を分けて箱にしまう。
 「キール、これはどこかな?」
アシュトンは土器を持ちあげて尋ねる。
「それは向こうの方だ。壊れモノだから気をつけてくれ」
「わかった。ええと・・・」
アシュトンはキールが指示した箱の方へ行こうとした。
 そのとき、たまたまあった石板に躓いてしまう。
「う・・うわあっっ!!」
悲鳴と共にアシュトンは顔から突っ込むように倒れこんでしまった。
 「アシュトンッ!?大丈夫かよ!?」
慌ててロイドはアシュトンを助け起こす。
「痛たたた・・・。ありがとう、ロイド」
「全く・・部屋中出土品だらけなんだから気をつけたらどうなんだ」
「ご・・ごめん・・」
「そう言うなよ~。キール、怪我してねえか見てやれよ」
「わかってるさ。別に怪我は無いよう・・・」
「どうしたの?そんな顔して?」
アシュトンは怪訝に思い、ロイドとキールの視線を追って、自分のお腹や足元を見る。
すると、下敷きになった土器その他の出土品が砕けてしまっていた。
 「ど・・どうしよ・・・!!え!?」
三人とも恐ろしい気配を感じたかと思うと、壊れんばかりの勢いで、ドアが開いた。
 「今の音は・・何なのぉぉおおおおお!!!!」
口から蒸気が噴き出さんばかりの凄まじい様相で、リフィルが叫ぶ。
「うわあっ!?な、な、何なのあれっっ!!」
「やっべ・・リフィル先生・・遺跡モードになっちまってる!!」
「ど、どういうこと?」
「多分、アシュトンが倒れたときに壊しちゃった音聞きつけたんだよ。それでスイッチ入っちまったんだよ」
「ええ!?そんな大きい音じゃなかったよ!?」
「遺跡とかこういうの絡みになると別なんだよ!アシュトンッ!逃げろって!」
「え・・?でも・・」
「いいからっ!!今のリフィル先生、何言っても通じねえからよ!!ってぐわああっ!!」
「ロイドッッ!!」
何とリフィルはアシュトンを逃がそうとするロイドをキックの一撃で壁までふっ飛ばし、あまつさえ一発KOさせてしまう。
 (ええーーー!?)
術師とは思えない威力の蹴りにアシュトンが呆気に取られるのを尻目に、慌ててキールがロイドに駆け寄り、術で治療する。
 「アシュトン・・・」
「は・・はいっっ!!」
鬼気迫るリフィルに、アシュトンは震えながら返事をする。
 「来なさい・・いいわね?」
とても逆らえる雰囲気ではなく、アシュトンは頷くことしかできない。
リフィルはアシュトンの手首を掴むと、どこにそんな力が、と思わずにはいられないほどの勢いでアシュトンを引っ立てていった。


 ビシッ!ビシビシビシッ!ビシビシビシッ!ビシビシビシッ!ビシビシビシッ!ビシッ!ビシビシビシッ!
「うわあああんっ!ごめんなさいっ!ごめんなさぁいっ!ごめんなさぁぁいいい!!」
激しくお尻を叩く音が響く中、アシュトンは必死になって謝る。
アシュトンのお尻は、激しく振り下ろされる差し棒により、見るも痛々しい状況になっていた。
 「何を言っているの!?あの土器の一つ一つがどれほど貴重なものだと思っているの!?」
だが、すっかり遺跡モードになってしまっているリフィルは、既に真っ赤なお尻に容赦なく差し棒を振り下ろす。
 「ひぃぃぃ!!本当にごめんなさぁぁいい!!二度としないからぁぁぁ!!許してぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
机に手をつき、むき出しにされたお尻を突き出した体勢で、アシュトンは必死に許しを乞う。
 「ダメよ!!貴重な出土品を傷つけたその罪・・。お尻でしっかり償ってもらうわよ」
「え・・?ちょ、うわああっ!!ま、待って・・・!!」
杖を構え、詠唱の体勢に入ったリフィルにアシュトンは慌てる。
「レイッッ!!」
詠唱が終わると共に、アシュトンのお尻目がけて、光線が降り注いだ。
 「う・・わあああああああ!!!!!!」
モンスターをも倒せる光線の嵐に、アシュトンは絶叫し、そのまま崩れ落ちてしまう。
「ひ・・!ひぃん・・!も・・もう・・許し・・・」
「何を言っているの?この程度ではまだまだ許さなくてよ」
(嘘ぉぉぉ!?このままじゃ死んじゃう!?)
完全に逆上してしまっているリフィルに、アシュトンはお尻どころか命の危険すら感じる。
再びリフィルは術の詠唱に入る。
逃げようにも、散々に叩かれた上、術まで浴びせられたお尻では、逃げることすらかなわない。
絶望にアシュトンの目の前が真っ暗になったときだった。
 突然、リフィルの頭上から滝のような勢いで水が降り注ぐ。
同時に洪水が起こってリフィルに襲いかかった。
「きゃーーー!!水っ!?水ーーーーーー!!!」
襲いかかる水に、リフィルはすっかり遺跡モードも解け、恐怖に駆られる。
実は昔、海で溺死しかけたことがあり、そのために水が苦手なのである。
ただし、お湯は大丈夫らしく、風呂や温泉は平気である。
 「うわあっ!だ、大丈・・痛ぁぁ・・!!」
先ほどまでお尻に地獄の苦しみを味合わされていたのも構わず、アシュトンはリフィルを助けようとする。
だが、お尻の猛烈な痛みに動くことすら出来ない。
 「どうやら間に合ったようですねぇ」
「お兄ちゃーーんっっ!!大丈夫!?」
声がしたかと思うと、ジェイドとレオンが現れ、それに続いてロイド達も駆けつける。
 「あれ?ジェイドさんに、レオン?それにロイド?ど、どうしたの?」
「アシュトンが先生に連れてかれちまったからさ、ヤバイと思ってさ」
「ロイドの話によれば彼女は水が大の苦手だそうですからね。それで私とレオンとで水系の術を浴びせたのですよ。どうやら大成功でしたね」
「よかったよ~、お兄ちゃん、殺されなくてぇぇ・・・」
ロイドとジェイドがワケを説明するのを尻目に、レオンは安堵したように泣きつく。
 「そ、そうなんだ。み、皆ありがとう。レオン、大丈夫だよ。お尻ぶたれたくらいで死なないから」
泣きじゃくるレオンに、アシュトンはそう言う。
「おや?そうですか?お尻を叩かれたくらいで死なないなら、助けなくてもよかったですかね?」
「そ・・そういうわけじゃ・・」
「わかっていますよ。ただの冗談ですよ。キール、応急処置を頼みますよ」
「わかってるさ。ヒールッ!」
キールは回復術をかけ、アシュトンのお尻に応急手当てをする。
 「これで歩くのに支障は無いでしょう。ロイド、アシュトンを起こしてあげて下さい」
「わかった。アシュトン、立てるかよ?」
「う・・うん・・。何とか・・」
ロイドはアシュトンに肩を貸して支える。
アシュトンが歩けそうなのを確かめると、皆で医務室へ連れていった。


 「ううん・・・」
「おやおや?お目覚めですか?」
しばらくしてリフィルが気づくと、ジェイドは声をかける。
 「あら・・?ジェイド大佐?どうしてここに?」
「実はロイドに助けを求められましてねぇ。あなたがアシュトンを殺しかねないから助けてほしいと」
「ころ・・!!そ・・そんなつもりは・・」
「おやおや?そうですか?どう見ても、アシュトンを殺しかねない状況でしたけどねぇ?」
「う・・・!!」
ジェイドの言葉にリフィルは言葉に詰まる。
状況を思い返せば、否定できないからだ。
 「あ・・あの・・アシュトンは?」
「医務室で治療中ですよ。幸い、命に別条はありませんし、お尻もちゃんと治るそうです。しっかりと確認してきましたから心配いりませんよ」
「そ・・そう・・。よかったわ・・・」
ジェイドの話にリフィルはホッとする。
 「まぁアシュトンはともかく・・問題はあなたの方ですねぇ」
ジェイドは眼鏡を直しながら呟く。
「わ・・わかっているわ・・。せ・・責任は取るわ・・・」
「それを聞いて安心しましたよ。そうですねぇ、では、こちらへ来てもらいましょうか」
ジェイドはそういうと、ベッドの縁に腰を降ろして手で招くようなしぐさをする。
 「ジェイド・・・。何をするつもりなのかしら?」
「なぁに。簡単なことですよ。あなたがいつもジーニアスやイリアにしていることですよ」
「ジーニアスやイリア?は・・・!!」
一瞬怪訝な表情を浮かべるも、すぐに意味を理解し、リフィルは真っ赤な表情を浮かべる。
 「おやおや?どうしましたか?そんな顔して?」
「そうもなるわ・・。ま・・まさか・・お尻を・・叩くつもりなの?」
「おやおや?ご不満ですか?」
「あ・・当たり前でしょう!こ・・この年で・・」
「ご不満でしたら通常通り法律的な処分でも構いませんよ。まぁどちらがいいかはお任せしますが」
「う・・・!!」
ジェイドの問いにリフィルは再び言葉に詰まる。
お尻を叩かれるのは嫌だが、警察沙汰も嫌である。
リフィルはしばらくの間、両者を天秤にかけた挙句、諦めたような表情を浮かべる。
 「わかったわ・・。警察沙汰よりは・・まだマシね・・確かに・・・」
「いやぁ、わかっていただけたようで幸いです。では、こちらへどうぞ」
リフィルはため息をつくと、言われた通り、ジェイドのもとへゆき、膝にうつ伏せになる。
 「ちょ、ちょっと!?何をしているの!?」
上着を捲り上げ、ズボンに手をかけようとしているジェイドに、思わずリフィルは慌てる。
「おやおや?お仕置きのときはお尻を出すものでしょう?あなたもこうやって生徒を躾けてるんじゃないですか?」
「そ・・それは・・!!」
「責任を取るといったのはあなたですよねぇ?ちゃんと守っていただかないと」
「わ・・わかっているわ!!」
恥ずかしさに顔を赤らめつつ、リフィルはそう言う。
ジェイドはあっという間に、大人の女性らしい、丸みを帯びた形の良いお尻をあらわにしてしまう。
 「う・・・!!」
お尻に感じる外気に、むき出しにされた事実を否応なしに感じさせられ、リフィルは羞恥で顔を真っ赤に、全身を震わせる。
「では行きますよ、覚悟はよろしいですか?」
「い・・言わなくてもいいわよ!」
恥ずかしさを隠すようにリフィルがそういうのを尻目に、ジェイドは手を振り上げた。


 バッシィィィィ~~~~ンンンッッッッ!!!
「ぅ・・!!」
(ダメよ!声なんか出しては!?みっともないでしょう!?)
思わず声を漏らしてしまった自身を叱咤し、リフィルは声を押し殺す。
 パシッ!パアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
甲高い音と共にジェイドはリフィルのお尻に平手を落としてゆく。
そのたびに手形がお尻に浮かび上がり、また重なってお尻が色づいてゆく。
 パシッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
リフィルは声を押し殺しながら耐え続ける。
しかし、それでも痛いのだろう、一打ごとに表情が歪み、変わる。
 パシッ!ピシャッ!パアアンッ!パアシィンッ!
「全く・・いけませんねぇ・・・」
平手を振り下ろしながら、ジェイドはお説教を始める。
 ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
「学問に情熱を注ぐのは構いませんよ。私も学者ですからねぇ。気持ちは分からないでもないですし、そういう姿勢は評価に値するとも思いますよ」
パシンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシィンッ!ピシャンッ!
「・・ぁ・・ぅ・・ぁ・・っ・・ぁ・・・」
さすがに辛くなってきたのだろう、リフィルの口から微かに呻き声が漏れ始める。
 「しかし幾ら何でも、やり過ぎではないですかねぇ?私が見た限り、本当にアシュトンの命が危ないと思いましたよ」
バシッ!バンッ!バシッ!ビダンッ!バンッ!バシッ!
「くぅ・・!うう・・!痛・・!ああっ・・!」
ジェイドがさらに平手の勢いを強めたからか、リフィルの声がより苦しげなものへと変わる。
 バシッ!ビダンッ!バシッ!バアンッ!バシッ!バアンッ!
「そ・・そのことは・・く・・!わ・・私が・・悪かったわ・・!!ああっ・・!!く・・で・・でも・・!!」
「でもではないでしょう?過ぎたるは何とやらですよ。人を傷つけるなど、もっての外ですよ」
「だ・・だから・・悪かったと言っているじゃないの・・!!も・・もう・・いい加減にしてちょうだい!!」
これ以上は辛いし、恥ずかしいからか、リフィルは思わずそう言う。
 「おやおや?そもそも悪いのはあなたでしょう?」
「だ・・だから悪かったと言っているでしょう?も・・もう・・許してくれても・・・」
「何だか反省が感じられませんねぇ。これは・・ますますお仕置きが必要なようですねぇ」
「な・・ちょ、ちょっと待って!?」
「そうですねぇ。せっかくのいい機会です。また暴走されては困りますからねぇ。たっぷりと躾けて差し上げますよ」
そういうと、ジェイドは膝を組む。
 「ま・・待って!?」
「いいえ、待ちません」
慌てるリフィルを尻目に、ジェイドは再び手を振り上げた。
 バッシィィィィ~~~~~~~~ンッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~~~ッッッッ!!!!
「きゃああああああ!!!!」
まるで豪雨のような平手打ちの嵐にリフィルは絶叫する。
 バッシィィィィィ~~~~~~ンッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~!!!!!!!!
「いやぁぁああ!!やめ・・やめてっ!!お願い・・許してぇぇぇ!!」
リフィルの絶叫が響く中、激しい平手打ちの音が響き続けた。


 「うう・・うっうっうっ・・・」
まるで子供のようにリフィルは泣きじゃくっていた。
お尻は今や熟れすぎたトマトのように真っ赤になっている。
 「うぅ・・!!も・・もう・・許して・・。お・・お願い・・だから・・・!!ひぃん」
「反省出来ましたかねぇ?」
「し・・したわ・・。わ・・私が・・悪かったわ・・。も・・もう・・しないわ・・」
「まぁそれならよろしいでしょう。いい加減私も疲れましたからねぇ」
そういうと、ようやくジェイドは手を止めた。


 「くぅぅ・・!!」
「おやおや?大丈夫ですか?無理はいけませんよ」
「あ・・あなたが・・やったのでしょう!?何を抜け抜けと・・」
散々叩いておきながら、平然と尋ねるジェイドに、リフィルは思わずそう言う。
 「ですが悪いのはあなたでしょう?私はけじめをつけさせてもらっただけですよ」
「い・・嫌なところをつくわね・・・」
「まぁ色々と面白いものが見れましたからねぇ。そうだ、お尻が痛いでしょうから医務室までエスコートして差し上げましょうか?」
「遠慮するわ。あなたを相手にしてると、ロクなことにならなそうだわ」
「おやおや。随分と嫌われてしまいましたねぇ。まぁ・・ですがそんなところがいいのですけどねぇ・・」
「何か言ったかしら?」
「いいえ、何でもありませんよ」
「全く・・・人をからかって・・何がそんなに楽しいのかしらね・・」
ため息をつきながら、リフィルはお尻をさすりつつ、部屋を後にした。


 ―完―

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