油断大敵2(SO2&テイルズより:リフィ/ジニ、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「あら?ジーニアス、どこへ行くの?」
出かけようとしていたジーニアスに気づき、リフィルは声をかける。
「レオンやマオと遊ぼうって約束したんだよ」
「暗くなる前に帰って来るのよ」
「わかってるよ」
そう言ってジーニアスが出かけようとしたときだった。
 「ジーニアス、もう一ついいかしら?」
「何?急いでるから早くして欲しいんだけど」
「遊ぶのは構わないけれど、あなた最近遊びすぎじゃなくて?」
「そうかな?」
「ジーニアス、この前赤点を取ったのは覚えてるでしょう?」
「い・・言わないでよ・・。嫌なこと思い出すから・・」
嫌なことを思い出し、ジーニアスは思わず表情が変わる。
 「今度はちゃんと合格点を取れるように勉強した方がいいのではなくて?」
「大丈夫だよ!あのときはちょっと油断しちゃっただけだってば!!」
(そういうのがよくないのだけれど・・)
そう思ったが、口には出さない。
言っても反発する可能性が高いだろうし、こういうことは自分で悟るしかない。
 「ならいいのだけど・・・。本当に今度は気をつけなさいね」
「大丈夫だよ!もしまた赤点取ったら、この前の倍お尻叩いていいよ!あっ!レオン達が待ってるから行かなきゃ!」
そういうと、ジーニアスは急いで出かける。
「本当にわかっていればいいのだけれど・・・・」
ジーニアスの様子に、ため息をつきながら、リフィルはそう呟かずにはいられなかった。


 それからしばらく経ったある日・・・。
「父さんっ!見てみてっ!!」
「おおっ!スゴイじゃないかっ!!」
スタンは息子のテストを見つめると、驚きの声を上げる。
赤点ではなく、合格点だったからだ。
といっても、本当にギリギリの点数だが。
 「ふん、こんな点数で喜んでどうする。ギリギリじゃないか」
いつものように冷ややかな態度のリオンに、スタンが口を開く。
「いいじゃないかリオン。今までずっと赤点だったんだからさ。合格点ってことだけでも、随分大きな進歩じゃないか」
「そうだよっ!ちゃんと合格したんだから少しは褒めてくれてもいいじゃないか!」
「これくらい取れて当然だ、馬鹿が」
スタンとカイルの態度に、リオンはそう言う。
 「そうだ!せっかく合格点取れたんだから、お祝にどこか皆で食べに行こう!」
「本当っ!」
「おぃ!?何を馬鹿なことを・・・。そうやって浮かれて甘やかしたらまた元のもくあみだぞっ!!」
スタンの提案にカイルは嬉しそうな声を上げ、リオンは何を馬鹿なと言いたげな表情で言う。
「いいじゃないか、たまには。勉強ばかりじゃカイルだってやる気なくしちゃうよ?たまには息抜きさせてあげてもいいじゃないか」
「ふん・・。仕方ない・・。今日くらいは見逃してやる・・」
「よーしっ!決まりだねっ!じゃあ、行こうか」
「賛成っ!!」
「ふん・・。二人して浮かれてるな・・・」
そんなことを言いつつも、3人はカイルの合格点祝いへと街へと繰り出していった。
 同じ頃・・・。
パンッ!パンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンパンッ!
「だぁぁぁっ!何すんのよっ!!やめなさいよーーっっっ!!」
不平極まりない声で、イリアはティアに抗議する。
 「『やめなさいよ』じゃないでしょう?全く・・何をやっているの?」
ティアはため息をつきながら、イリアのお尻を叩く。
「し、仕方ないでしょっ!む、難しかったんだからっ!!あ、アンタも解いてみればわかるわよっっ!!」
姉に対し、イリアはそう抗議する。
テストでものの見事に赤点を取ってしまい、そのことでお仕置きをされているところだった。
 「あのテストは全部基礎的な問題ばかりよ。それなのに全然解けないということは・・ちゃんと勉強してなかったということでしょう?」
お尻を叩きながら、ティアはそうお説教する。
帰って来たテストをじっくり確認してみたが、問題はすべて基礎的なものばかり。
普通に勉強していれば解けるものばかりだった。
実際、話を聞いたところでは、あのロイドやカイルですら、今回はギリギリとはいえ、合格しているという。
成績が最低クラスのロイド達ですら、ちゃんと勉強すれば受かる内容なのだ。
それなのに赤点とは、いかに勉強をしていなかったか、ということが察せられる。
 「る・・るっさいわねっ!!何よっ!!テストテストって!!たかがテストでそこまで怒ることないでしょうが!?この暴力女っっ!!」
「そういうことを言っているのではないわ。点数うんぬんよりも・・ちゃんと勉強しなさいと言っているのよ」
「るっさいって言ってんでしょうがっ!!何でテストごときでお尻なんか叩かれなきゃいけないのよっ!!」
「イリア・・・本気で言ってるのかしら?」
反省するどころか、逆ギレなイリアに、ティアの表情がさすがに険しくなる。
 「だ・・だったら何よっ!!いい加減にしろってんでしょーがっ!!馬鹿姉貴っっ!!本気で怒るわよっ!!」
「よくわかったわ・・。全然反省していないようね・・・」
そういうと、ティアはパドルを取り出す。
 「だぁぁぁ!!ちょ、ちょっとっ!!待ちなさいよぉぉ!!」
パドルを出され、さすがのイリアも慌てる。
「ダメよ。しっかりと反省しなさい」
ティアはそういうと、パドルを振り下ろす。
 バシッ!バンッ!ビダンッ!バアアンッ!バシッ!ビダンッ!
「だぁぁ!!やめろって言ってんでしょーがっっ!!馬鹿姉貴ぃぃ!!やめ・・ひいいっ!!痛っ!!痛ぁあああ!!やめろ・・やめなさいよ馬鹿ぁぁ!!痛ぁぁ!!」
逆ギレして反抗的な態度を取ってしまったために、イリアは墓穴を掘ってさらなる地獄へと落ちてしまう。
その後、しばらくの間パドルの音とイリアの悲鳴が共に響き渡った。


 赤点か合格点か。
カイルのように天国を見る者もあれば、イリアのように地獄を見た者もいる。
そしてここにも、今まさに崖っぷちに立たされている者がいた。
 「ど・・どうしよう・・・」
ジーニアスは震える声で呟く。
顔からは血の気が引いており、この世の終わりといわんばかりの表情を浮かべている。
見つめているのは、今日返されたテスト。
見事なまでに赤点、それも普段ならロイドやカイルあたりが取っていそうな、目も当てられないほどの点数だった。
 (どどどどうしてこんなことになるのさ~~~!!ロイドやカイルですら合格してるのに~~~~!!!!)
ジーニアスは頭を抱えたくなる。
まさかロイドやカイルにさえ負けてしまうとは。
勉強では誰にも負けない、という自信があるだけに、ショックも大きい。
 (待ってよ!?マズイよ!?こんなのバレたら・・・間違いなく姉さんにお尻叩かれちゃう!?)
ジーニアスは再び顔から血の気が引く。
またも赤点、しかもこんな点数と聞けば、お仕置きは間違いない。
 (そ・・それに・・また赤点だったら倍叩いていいよなんて言っちゃったし・・・!!どどどうしよう!?)
テスト前に言った言葉を思い出し、さらに顔面蒼白になる。
(何とかしなきゃ・・!!幸い姉さんじゃなくて、ノエルのだし!!)
ジーニアスはそんなことを考える。
 今回のテストは生物のテストだが、リフィルでは無くノエルが作ったもの。
ノエルは動物学者であるため、リフィルが頼んで非常勤講師として、生物の授業を担当している。
そのため、採点はノエルがしており、リフィルは点数は知らないはず。
上手くすれば誤魔化せる。
そう考えていたまさのそのとき、足音が聞こえてきた。
 ハッとしたジーニアスは、とっさにゴミ箱にテストを丸めて捨ててしまう。
「ジーニアス、ちょっといいかしら?」
「な・・何っ!?姉さんっ!?」
声が上ずりそうになるのを押さえながら、ジーニアスは平静を装って尋ねる。
 「テストのことよ。返ってきたのでしょう?」
「え?な、何言ってるの?テストは返ってこなかったよ」
「本当かしら?ノエルからは確かに返したと聞いたのだけれど」
(余計なこと言わないでよ~~~!!)
そんなことを思いつつも、ジーニアスは誤魔化しにかかる。
 「ノエルが勘違いしてるんじゃない?返って来なかったんだし」
「本当かしら?」
「本当だよ。ひどいなぁ、疑うの?」
「そういうわけでは・・」
そのとき、リフィルはジーニアスが何だかゴミ箱を気にしていることに気づく。
 「ジーニアス、ゴミ箱が気になるのかしら?」
「え・・?べ、別に」
「そう・・。なら大丈夫ね」
リフィルはそういうと、ゴミ箱へと近づいてゆく。
 (ま・・マズイよ!!)
ジーニアスは冷や汗が出そうになる。
何とかしなくては、そう思うが、迂闊に動けば墓穴を掘る。
何ら手も打てない間に、リフィルはゴミ箱からテストを拾い上げてしまった。
 「ジーニアス、これは何かしら?」
「テ・・テスト・・・」
動かぬ証拠に、ジーニアスはそう言うことしか出来ない。
 「嘘をついて隠そうとしたのね?」
「だ・・だって・・」
「だってじゃないでしょう?わかっているわね?」
姉の言葉に、ジーニアスは部屋から飛び出そうとする。
 「こらっ!どこへ行くの?」
「やだやだっ!!離してってばっ!!」
逃げようとするも、呆気なく捕まってしまう。
 「離してではないでしょう。全く・・・」
ため息をつきながら、手慣れたしぐさで、リフィルはジーニアスを膝の上に載せる。
「うわあっ!?な、何やってるのさあっ!?」
下着ごとズボンを降ろされ、慌てるジーニアスにリフィルが言う。
「ダメよ。恥ずかしいのもお仕置きのうちよ。しっかり反省しなさい」
そういうと、リフィルは片手でジーニアスの身体を押さえ、もう片方の手を振り上げた。


 バッシィィ~~ンッッッ!!
「ひ・・・!!」
弾けるような音と共に走った痛みに、ジーニアスは声を漏らす。
 パンッ!パアアンッ!パシッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「ちょ・・!やめ・・やめてよっ!」
「やめてよじゃないでしょう?全く・・何をやっているの?」
平手を振り下ろしながら、リフィルはお説教を始める。
 パシッ!パンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「言ったはずよ?ちゃんと勉強しなさいと」
パシッ!ピシャンッ!パアンッ!パシッ!パアンッ!
「だ・・だって・・。あ・・遊び・・たく・・うっ・・!うわあっ!!」
お尻を叩かれながら、ジーニアスは苦痛に顔を歪め、声を漏らす。
 パシッ!ピシャンッ!パアンッ!パシッ!
「気持ちは分からないでもないわ。遊びたい盛りですもの。でも・・やるべきことはきちんとやらなくてはダメでしょう?」
ピシャンッ!パアアンッ!パシッ!ピシャンッ!パアンッ!パシッ!
「ひ・・!わ・・わかってるよ・・!!」
「そうかしら?この間、赤点を取ったのを忘れたの?」
ピシャンッ!パアアアンッ!パシッ!ピシャンッ!パアンッ!
「ひ・・!だ・・だから・・ちょっと・・油断しただけじゃ・ないかぁ・・!!」
「そういう態度がよくないのよ?あなた、自分が出来るからって、勉強というものを甘く見ているわね。例え一度解けた問題でも、サボっていれば、次は解けなくなるのよ」
リフィルの言葉に、ジーニアスは反論できない。
 ピシャンッ!パアンッ!パシッ!パンッ!パアンッ!
「逆に最初は全然ダメでも、何度も繰り返し勉強すれば出来るようになるわ。ロイドやカイルを見習いなさい」
「あれはキールやリオンが強制的にさせてるんじゃないか。自分からしてるわけじゃない」
「例えそうでも・・・今回のあなたよりはよっぽどロイド達の方が勉強していたわよ」
「な・・何さっ!サボって赤点取ったくらいで、そこまでガミガミ言わなくたってイイじゃないか!!油断しただけって言ってるじゃないっ!!何でそこまで言うのさっ!!」
姉のお説教が煩わしいのか、ジーニアスはそんなことを言う。
 「ジーニアス、本気で言ってるのかしら?」
反省の見られないジーニアスの態度に、さすがにリフィルの表情が厳しくなる。
「だ・・だったら何さっ!だいたいたかがテストでここまでガミガミ言うだなんて、心狭すぎだよっ!!児童虐待って訴えてやるから!!」
「そう・・。なら、仕方ないわね」
リフィルはそういうと、再び手を振り下ろした。
 ビッダァァァァ~~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~~~~~~~ッッッ!!!
「う・・うっわぁぁあああああ!!!!!」
激しい平手打ちの嵐に、ジーニアスは絶叫する。
 「ちょ、ちょっとっ!何するのさぁ!?痛すぎだよっ!?」
あまりの痛さに、ジーニアスは思わず振り返る。
「今日は全然反省していないようだから、この間より厳しくするわよ」
「ちょ、ちょちょっとっ!?ま、待ってよっ!!あ、謝るからっ!!そ、それだけはお願いっ!!」
「ダメよ。しっかり反省しなさい」
そういうと、リフィルは手を振り上げる。
 ビッダァァァァァ~~~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~ッッッッ!!!!!
「うっわあああああ!!!!痛いぃぃぃぃ!!!」
激しい平手打ちの嵐に、ジーニアスは絶叫する。
 バアッジィィィィ~~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~~!!!!!
「うわあああ!!やめてぇぇぇ!!ごめんなさぁぁぁいいぃぃ!!!謝るからぁぁぁ!!許してぇぇぇぇ!!!」
必死に謝るジーニアスだったが、後の祭り。
前回の倍以上もの時間、悲鳴と打撃音が響きわたり続けた。


 「痛ぁぁ・・痛いぃぃぃ・・痛いよぉぉ・・・」
ジーニアスはボロボロと涙を零して泣いていた。
お尻は満遍なくワインレッドに染め上がり、倍近く腫れ上がっている。
「熱い・・熱いよぉぉぉ・・。火傷・・しちゃう・・よぉぉ・・・」
お尻に感じる猛烈な熱に、ジーニアスはそういう。
 「ジーニアス・・まだ・・不足かしら?」
一旦お尻を叩く手を止めて、リフィルは尋ねる。
(う・・嘘っ!?まだ・・叩くつもり!?)
姉の言葉にジーニアスは背筋が寒くなりかける。
 「そうだわ。最近どうもたるんでいるようだし・・。いい機会だわ。ちゃんと勉強しない子がどうなるか、皆にしっかりわかってもらうためにも、皆の前でお仕置きしましょう」
(そそそ・・そんな~~~!!そんなことされたら・・・!!)
ジーニアスは目の前が真っ暗になりそうになる。
そんなことをされたら、もう生きていけない。
 「ひ・・ひぃーん・・・」
恐怖のあまり、ジーニアスは泣きだしてしまう。
「ごめ・・ごめんなさぁぁい・・。も・・もう・・二度と・・赤点・・取らないからぁ・・」
「骨身に染みたかしら?」
「した・・したよぉぉ・・・。も・・もう・・サボらないよぉ・・。ちゃんと・・今まで通り・・勉強・・するからぁ・・・」
「約束出来るわね?」
「する・・するよぉぉ・・。だから・・もう・・」
「わかったわ。ただし・・・」
リフィルはそう言うと、再び手を叩きつける。
 ビッダァァァ~~~~~ンッッッッ!!!
「うわあああんんんん!!!!」
油断していたところを思い切り叩かれ、ジーニアスは絶叫する。
 「もしまた懲りずに同じことをしたら・・今度は手でなんか叩かないわよ。わかったかしら?」
「ひぃぃぃぃぃ!!に、二度としませぇぇんんん!!!」
必死に誓うジーニアスに、ようやくリフィルは手を降ろした。


 「ちょ、ちょっと!?もう少し優しくしてよ!!」
「男の子なんだから、少しは我慢なさい。これもお仕置きのうちよ」
文句を言うジーニアスに、リフィルはそう言いながら、薬を塗る。
 「うう・・。治癒術使えるんだからそれで治してくれたっていいじゃなかぁ」
「何を言っているの。それでは意味が無いでしょう?」
「うう・・。散々だよ・・。赤点は取るし・・前よりもっとお仕置きされるし」
「これに懲りたら今度こそちゃんと勉強するのよ」
「わかってるよぉぉぉ・・。ううう・・。まさかカイルやロイドに負けるなんて・・」
ジーニアスは真っ赤なお尻を出したまま、そう呟かずにはいられなかった。


 ―完―

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