ルークの嫉妬(SO2&テイルズより:/ルーク・ジュード、共演パロ・BL)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにしたSO2&テイルズ共演パロです。BLもあります。許容出来る方のみご覧下さい)


 「あら?出かけるのかしら?」
ティアは肩掛けバッグを提げて、出かけようとするルカに気づき、声をかける。
「うん、ジュードが医学講座に誘ってくれたから行ってくるよ」
「あまり遅くならないように気をつけるのよ」
「うん、わかってるよ。あっ!来たかな」
ちょうどベルが鳴り、玄関に出るとジュードの姿。
 「ルカ、準備はいいかな?」
「大丈夫だよ。行こう、ジュード」
ルカはそういうと、ジュードと共に家を後にした。
 「ふぁぁぁ・・・・」
しばらくすると、あくびをしながらルークがリビングに入って来た。
 「ようやく起きたのね。いつまで寝てるの?」
既に日も高くなっている外を見やりながら、ティアはそう言う。
「あー?別にいーだろ。休みなんだしよー」
あくびをしながら、ルークはそう言う。
 「そういうことじゃないでしょう?休みだからってだらけ過ぎよ」
「るっせーなぁ、それよりメシくれってーの!!」
ティアは呆れたようにため息をつきつつも、ようやく起きたルークのために昼食といってもいい朝食を用意する。
 「あー、そーいやルカは?」
「出かけたわよ、ジュードと一緒にね。一緒に医学講座に誘われたそうよ」
「あん、またかよ?よく飽きねえなぁ」
トーストを食べながら、ルークは思わずそう言う。
勉強のような面倒くさいことは好きではないルークにとって、わざわざ講座を受けに行くというのがわからない。
 「将来のために色々と勉強してるのよ。あなたも少しは見習ったら?」
「る、るっせーなぁ!べ、別にいいだろーがよ!!」
自分まで勉強しろとか言われそうになり、ルークは思わずそう言う。
 「それより一人で行ったのかよ?」
「聞こえなかったのかしら?ジュードと一緒と言ったはずよ?」
「あん!?またあいつかよ!!」
途端にルークは不機嫌そうな表情になる。
同じ夢を持つ者同士、ルカはジュードと仲が良い。
それが、ルークにとっては気に入らないのである。
 「何であの野郎と一緒に行かせたんだよ!?」
「邪魔する理由なんかないでしょう?ルークこそ妙な嫉妬はやめなさい」
「嫉妬じゃねー!クソッ!気分悪いから出かけてくるっ!!」
食事を終えると、ルークは乱暴に家を後にした。


 「あークソッ!あんのクソガキ・・・。性懲りもなくルカを連れ出しやがって・・・!!」
通りを歩きながら、ルークは怒りを抑えかねる声で呟く。
(医学生だか何だか知らねえが、馴れ馴れしくしやがって!!あんの泥棒猫っ!!)
ジュードの姿を思い浮かべながら、ルークは心の中で叫ぶ。
ルークにしてみれば、ジュードは馴れ馴れしくルカに近づく泥棒猫。
絶対に許せる存在では無かった。
 「あん?」
不意にルークはルカとジュードが並んで歩いているのを見かける。
二人とも、何とも親しげで、楽しそうだった。
 (何だよ・・!!何であんな泥棒猫に・・!!)
普段なら自分に向ける笑顔や親しげな態度、それをジュードへ惜しげもなく向けている。
嫉妬の炎がメラメラと燃え上がり、ルークは二人めがけて走りだしていた。
 「色々と面白い話が聞けてよかったね。ためになったよ」
「そう?役に立ったならよかったよ」
先ほどまで参加していた講座を思い返し、二人はそんな会話をかわす。
 「またいい講座とかあったら教えてくれる?」
「いいよ。あっ!そうだ!後で調べ物したいんだけど手伝ってくれるかな?」
「いいよ」
「ありがとう、助かるよ」
「これくらい何でもないよ。僕の方こそ・・うわあっ!!」
突然、何かが二人の間に飛び込んで来たかと思うと、ジュードを吹っ飛ばしてしまう。
 「うわあっ!?何っ!?兄さん何してるの!?」
突然現れた上、問答無用でジュードを吹っ飛ばしたルークに、思わずルカは声を上げる。
「るっせーなぁ、帰るぜ、ルカ」
ルークはそういうと、ルカを強引に連れて帰ろうとする。
 「ま、待ってよ、ジュードが・・」
「あんな泥棒猫放っときゃいーんだよ!帰るぜ!!」
「だ、ダメだよ!け、怪我してるかも・・」
そういうとジュードに駆け寄ろうとするが、強引に引き戻されてしまう。
 「何だよ・・!!ジュードジュードって!!そんなにヤツの方がいいのかよ!?」
「え・・?そ・・そういうわけじゃ・・」
「許さねえ・・!!絶対許さねえからな!!」
「うわっ!!ちょっとっ!兄さん離してってばっっ!!」
ルークはルカを強引にベンチへと連行すると、ベンチに腰を下ろし、そのままルカを膝に載せてしまう。
 「待ってっ!!兄さんやめてっ!!」
何をされるか察したルカは兄に懇願するが、既に嫉妬で頭に完全に血が上っているルークは聞き入れない。
そのままルカを押さえると、思い切り手を振り下ろした。
 ビッダァァァァ~~~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~ッッッ!!!!
「うっわあああああんんんん!!!!!」
最初から容赦のない平手打ちの嵐にルカは絶叫する。
 「やだぁぁ!!兄さんやめてっ!!」
「るせえよっ!!何だよジュードジュードってよっ!!」
「やめてっ!!兄さんやめてぇぇぇ!!お願いだからぁぁぁ!!」
「るっせえっ!!今日はマジ怒ってんだからなっ!!しばらくは勉強会なんて行けねーようにしてやるっ!!」
そう叫ぶと、ルークはルカのお尻を出した上、さらに容赦なく叩き始めた。


 「う・・・・」
しばらくしてようやくジュードは目を覚ます。
直後、激しい打撃音と悲鳴が聞こえてきた。
 「何!?え・・!?」
思わず音のする方を振り向いたジュードは、我が目を疑う。
真っ赤な髪の若者の膝の上で、お尻をむき出しにされたルカが泣きながら叩かれているのだから。
 「やだっ!!兄さんやめてぇぇ!!お願いだからぁぁ!!ごめんなさぁぁいい!!」
「許さねえっ!!絶対許さねえっ!!あんなヤツとどこにも行けねーようにしてやるからなっっ!!!」
泣きじゃくり、必死に許しを乞うルカだったが、嫉妬で我を失ったルークは怒りに駆られて激しくお尻を叩き続ける。
 (助けなきゃ!!)
ジュードは立ち上がると、ルークめがけて一気に突進する。
「連牙弾!!」
「ぐわあっっ!!」
ジュードは強力な連続攻撃を叩き込んでルークを吹っ飛ばす。
 「ルカ、大丈夫?」
ルークを吹っ飛ばすと、ジュードはルカを助け起こす。
「あ・・ありがとう・・ジュード・・」
「よかった・・。はっ!!」
ジュードは気配に気づき、拳を構える。
 「テメェ・・!!何ルカに触ってやがんだぁ!!泥棒猫っっ!!」
ルークは怒りに身を任せ、剣を振るってジュードに襲いかかる。
「うわっ!!ちょっとっ!兄さんやめてってば!!」
「ルカッ!早く逃げてっ!僕が食い止めてるからっ!!」
「そ、そんなわけにはいかないよ!ジュードを放って・・」
「いいからっ!早くっ!!それよりも助けを呼んできてっっ!!」
「わ、わかったよ!で、出来るだけ早く戻って来るからっ!!」
ルカはそういうと、助けを呼びにその場を急いで離れる。
 「あっ!待てよっ!!」
逃げるルカにルークは急いで追いかけようとする。
だが、そこへジュードが立ちはだかる。
「テメェ!どけよ!!」
「そうは・・いかないよ。ルカには手は出させないよ!!」
「テメェッ!泥棒猫の癖にーーー!!!」
怒りに駆られたルークは、剣を構えてジュードに襲いかかった。
ジュードも拳を構え、ルークに立ち向かっていった。


 「はぁ・・はぁ・・・あっ!いたっ!!」
荒い息を吐きながら、ルカはようやく巡回中のガイとクロードを見つける。
「ガイッ!クロードッッ!!」
「ん?ルカじゃないか?どうしたんだ、そんなに慌てて?」
休憩中だったのか、屋台で買った軽食を食べながらガイは尋ねる。
 「た、大変なんだ!兄さんとジュードが街中で喧嘩始めちゃって・・!!」
「何だって!?クロードッ!!」
「わかったよ。行こう、ガイ」
二人は急いで立ち上がると、ルカと共に現場に急行する。
 「それにしても、一体どうしてそんなことになったんだい?」
現場へ向かいながら、クロードはルカに尋ねる。
その問いに、ルカはジュードと一緒にいたらルークがいきなり現れ、ジュードを吹っ飛ばしたこと、驚いてジュードの手当てをしようとしたらルークに無理やりベンチへ連行され、お尻を叩かれたこと、それを見たジュードがルカを助けようとして今度はルークをふっ飛ばし、そのまま喧嘩になったことを手短に告げた。
 「なるほど・・。多分、ルークのヤキモチだな」
「え?や、ヤキモチ?」
ガイの言葉にルカは怪訝な表情を浮かべる。
「ルカ、ここのところよくジュードと一緒にいたんじゃないのか?」
「あ、うん。そ、そうだけど・・・」
「それでルークがヤキモチを妬いてジュードやルカに暴力を振るったってことなのかい?」
クロードがガイにそう尋ねる。
「恐らくそうだろう。話を聞いた限りではな」
「え・・?じゃ、じゃあ、ぼ、僕のせいなの?」
「違うよ、ルカは悪くないよ」
「そうだ。ルカが悪いんじゃない、変なヤキモチを妬いて暴力を振るうルークが悪い」
「でも・・僕のせいで兄さんにそんなことさせちゃったんだし・・・」
自分が原因と思うと、ルカは罪悪感が沸いてくる。
 「とにかく今はルーク達を止めよう」
「そうだな。今はそれが先だ」
「そ、そうだね。まずは喧嘩を止めなきゃ」
クロードとガイの言葉にルカも気を取り直したのか、ようやく表情が和らぐ。
やがて、三人は現場に到着した。
 「うわ・・。こりゃひどいな・・」
現場の惨憺たる有様に、ガイは思わず呟く。
喧嘩の巻き添えを食ったのだろう、店のショーウインドーは壊れ、ガラスの破片や商品が通りに散乱してしまっている。
ベンチは粉々になり、街灯も途中から曲がったり折れたりしていた。
 「だぁぁっ!!喰らいやがれっ!!烈破掌っっ!!」
闘気を纏った掌打を叩きつけられ、ジュードはガードが崩れると同時に吹っ飛ばされる。
吹っ飛んだジュードは街灯に叩きつけられ、その衝撃で街灯が曲がってしまう。
 「おりゃあっ!!ボコボコにしてやるっ!!」
吹っ飛ばすと同時にルークは間合いを詰め、勢いに任せてジュードを幾度も斬りつける。
ジュードはガードで防ぎつつも、タイミングを見計らいステップですり抜け、ルークの背後に回り込んだ。
 「はっ!はっ!はっ!!」
背後を取るや、ジュードはパンチやキックを叩き込む。
「連牙弾っっ!!」
さらに強力な連続攻撃に繋ぎ、ルークを派手に吹っ飛ばした。
「やりやがったなーー!!テメェ!?マジで泣かしてやるっ!!」
攻撃を喰らわされたことに激昂したルークは、本気になって襲いかかる。
「二人ともやめてってばっ!!」
ルカは喧嘩中の二人に必死に呼びかけるが、二人ともすっかり頭に血が上っているのだろう、やめる気配は全くない。
「ど、どうしよう・・・!!」
「仕方ない、腕づくで止めるしかないな。クロード、ジュードを頼む。俺はルークを止める」
「わかったよ」
クロードはそういうと剣を構えてジュードめがけて走る。
同様にガイも剣を構えてルークへと走り寄った。
 「ぶちの・・ぐわあっ!」
「獅子戦吼!!」
ガイは脇からルークに駆け寄り、横から獅子型の闘気を叩き込み、ルークを吹っ飛ばす。
 「はーっ!!」
一方、クロードは思い切り飛び上がったかと思うと、急降下し、ジュードに頭上からの強烈な振り下ろしを叩きつけ、ジュードをダウンさせた。
 「くっそ!誰だ邪魔し・・ゲッ!!」
邪魔者に文句を言おうとしたルークだったが、ガイの姿に表情が変わる。
「ルーク、こんなところで何をやってるんだ?」
「クソ・・!!」
形勢不利と見たルークは慌てて逃げようとする。
だが、それよりも先にガイに取り押さえられてしまった。
 「テメエッ!!離せよっ!!」
「離せよじゃないだろう?さぁ、司令部まで行こうか」
「だーっ!離せってんだろーが!!」
「やれやれ・・仕方ないな・・」
ガイはため息をつくと、ルークを押さえたまま、軽くお尻を叩く。
 「だぁっ!?何すんだよ!!」
「ルーク、あまり聞きわけが無いとここでお尻を叩くぞ?それでもいいのか?」
ガイの言葉に、ルークは渋々大人しくなる。
 「ガイ、そっちは大丈夫かい?」
「ああ、クロードの方は?」
「大丈夫だよ、幸いすぐに聞き分けてくれたから」
クロードは肩を落としてションボリした様子のジュードを見やりながら言う。
 「そうか。じゃあ行くぞ、二人とも」
ガイの言葉にジュードはさらに肩を落とし、ルークは不貞腐れた様子のまま、連行される。
その後に、おずおずとルカもついていった。


 「うぅ・・・!!」
「大丈夫か?沁みたのか?」
ガイは顔を顰めたルカに、思わず尋ねる。
 「だ、大丈夫だよ。こ、これくらい・・・」
「それにしても災難だったな。ヤキモチでこんなに叩かれるなんてな」
ガイは見事なまでに真っ赤なお尻を見やりながら、そう呟く。
 「う・・うん・・。でも・・僕も後で謝らなきゃ・・。兄さんに嫌な思いさせてたのに・・全然気づけてなかった・・。自分の事ばっかりで・・ダメだなぁ・・・」
お尻の痛みに顔を顰めながらも、ルカはため息をつく。
 「まぁとにかく今は休まないとな。無理はダメだぞ」
「うん、そ、そうだね」
ルカはそういうと、そのまま静かに目を閉じる。
 「寝たみたいだな・・。さてと・・ルーク達の分も用意しておかないとな」
ガイはそう呟くと、薬やタオルの用意に取りかかった。


 同じ頃・・・・。
ジュードは恐る恐る、ルークは不貞腐れた様子で、ジッと上目遣いに見上げる。
それぞれの視線の先には、ボーマンとティアの姿があった。
 「全く・・街中で喧嘩なんて何やってんだ?」
「ご・・ごめんなさい・・・」
ジュードはションボリした様子で謝る。
 「ごめんじゃないだろ?こんなことした以上・・覚悟はいいな?」
ボーマンは椅子に腰かけると、軽く膝を叩く。
「う・・・・」
お仕置きの合図に一瞬嫌そうな表情を浮かべるも、ジュードは大人しくボーマンの元へ行き、膝にうつ伏せになる。
ジュードが膝に乗ると、ボーマンは上着を捲り上げ、ズボンを降ろしてジュードのお尻をあらわにする。
 「じゃあ行くぞ。いいな?」
ボーマンの言葉にジュードは黙って頷く。
それを見ると、ボーマンは片手でジュードの身体を押さえ、もう片方の手を振り上げた。
 「ルーク、あなたも何をやってるの?ジュードやルカに暴力を振るうだなんて・・・」
一方、ティアも呆れたようにお説教をする。
「る、るっせーなぁ!ソイツが悪いんだよ!!ルカに馴れ馴れしくすっからだ!!」
「それは言いがかりでしょう?それより・・・覚悟はいいかしら?」
「な・・何だよ?覚悟って?」
ティアの様子に、ルークは冷や汗が出そうになる。
 「ジュードやルカにヤキモチで暴力を振るったり、喧嘩なんかして。それがどれだけ悪いことか、あなただってわかるでしょう?」
「じょ、冗談じゃねーよっ!!」
慌ててルークは逃げようとする。
「ピコハンッッ!!」
だが、それを見越したティアが術を発動し、ルークの頭上からハンマーが落ちてくる。
 「ぶべっ!!」
ハンマーの衝撃でピヨリ状態になったところで、すかさずティアはルークを引き倒し、膝に載せてしまう。
 「だああ!何すんだぁ!?降ろしやがれっ!!」
「降ろせじゃないでしょう。全く・・」
ため息をつきながら、ティアは慣れた手つきでルークのお尻をむき出しにする。
 「だぁぁ!何すんだぁ!?痴漢で訴えっぞ!!」
相変わらずなルークの態度にティアは再びため息をつく。
暴言を吐き続けるルークの身体を押さえると、ティアは手を振り上げた。


 バッシィィィ~~~~ンッッッ!!
「ううっ!!」
思い切りお尻を叩かれ、ジュードは痛みに顔を顰め、声を漏らす。
 パシンッ!パンッ!ピシャンッ!パアアンッ!
「ったく、ダメだろ?街中で喧嘩なんてしたらよ?」
お尻を叩きながら、ボーマンはお説教を始める。
 パシィンッ!ピシャンッ!パアアンッ!ピシャンッ!
「う・・ご・・ごめん・・なさい・・。ルカが叩かれてるの・・見たら・・助けなきゃ・・って・・うう・・!!」
「まぁルカを助けようとしたのはいい。だけどな、お前さんがルークと喧嘩なんかしたせいで、関係無い一般人が迷惑を被ったんだぞ?わかってるのか?」
お尻を叩きながら、ボーマンは言い聞かせる。
二人が喧嘩を繰り広げたことで、周りの店が巻き込まれて被害を受けた。
損害を被った方にしてみれば、いい迷惑だろう。
訴えられても文句は言えない。
 「それだけじゃない、何とか丸く収めてもらうために、皆が走り回って頭下げて回ったりしたんだぞ?わかるか?」
「ご・・ごめんなさい・・。僕らのせいで・・迷惑かけて・・・」
ボーマン達にまで迷惑をかけてしまったことに気づき、ジュードは謝る。
 「反省してるか?」
「してるよ・・。本当に・・ごめんなさい・・・」
「それじゃあ仕上げにとびっきりキツイお仕置きをするぞ。いいな?」
「わ、わかったよ。ほ、本当は嫌だけど・・悪いのは僕だから」
ジュードはそういうと、既に赤くなっているお尻を差し出す。
ボーマンは一旦止めた手を再び振り上げると、思い切り振り下ろした。
 ビッダァァァァ~~~~ンッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!!!!
「うわぁああああ!!!痛ぁぁぁいぃぃぃぃ!!!!!!」
容赦のない、絨毯爆撃さながらの平手の嵐に、ジュードは絶叫する。
余程痛いのだろう、叫びながらジュードは両脚をバタつかせていた。
 バアッジィィィィィィ~~~~~~ンッッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~!!!!!!
「ひぃぃぃぃ!!!痛いぃぃぃ!!ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!うわぁああああんんん!!!ごめんなさぁぁい!!!!」
両脚をバタつかせながら、ジュードは必死に謝る。
ジュードの悲鳴と、激しい打撃音が部屋に響きわたった。


 ジュードのお仕置きが始まるのと同時に、ルークのお仕置きも始まっていた。
パシィィ~~ンッッ!!
「だぁぁ!!何しやがんだぁぁ!!」
お尻を叩かれる痛みに、ルークは文句を言う。
 「何しやがんだじゃないでしょう?全く・・・」
呆れたようにため息をつきながら、ティアは手を振り下ろし続ける。
パンッ!パシンッ!ピシャンッ!パンッ!パアンッ!
「だぁぁ!やめろっ!やめろってーのっ!痛っ!痛えっ!!」
平手が振り下ろされるたび、ルークは抗議の声を上げる。
 パシッ!ピシャンッ!パアアンッ!パシッ!パアンッ!
「やめろっ!やめろっつってんだろっ!聞こえねーのかよっ!?」
「聞こえてるわ」
お尻を叩きながら、文句を言うルークにティアはそう返す。
 「だったら何で叩くんだよっ!!やめ・・!痛えっ!やめろよっ!!」
「はぁ・・。ルーク、あなた自分が悪いことをしたのがわかってるのかしら?」
「何言ってんだよ!俺、悪くねえよ!!」
「あなたこそ何を言っているの?ジュードに暴力を振るったでしょう?」
お尻を叩きながら、ティアはそう言い聞かせる。
 「る、るせーなっ!そ、そこの泥棒猫が悪いんだよっ!!馴れ馴れしくルカに近づくからだっ!!」
お尻を叩かれながらも、ルークはジュードを指差して言う。
 「人のせいにするんじゃないの。ルーク、ルカが誰と仲良くなろうが、それはルカの自由でしょう?それに、ルカまで叩いたそうね?」
「る、るっせーなっ!ルカもいけねえんだよっ!お、俺がいんのにあんなヤツと仲良くすっから!!」
「ルーク、あなたのは理不尽な嫉妬よ。大概にしなさい」
「うるせえっ!何だよ何だよエラそうに!!どーして俺がケツ叩かれなきゃならねーんだよっ!!離せよ馬鹿ッ!!」
不当だといわんばかりに、ルークは叫ぶ。
 「ルーク、本気で言ってるのかしら?」
「だ、だったら何だよっ!エラそうによっ!いい加減にしねえと俺もマジギレすっからな!!」
「そう・・よくわかったわ・・」
ティアはそういうと、いったんお尻を叩く手を止める。
だが、直後、風を切るような音と共に、切り裂くような鋭い痛みがルークのお尻に走った。
 「ぎゃあああああ!!!何すんだよ!?ゲッッ!!」
抗議しながら振り返ったルークは、ティアの手にある鞭に目を丸くする。
「お・・!おいっ!?何だよソレ!?」
「見ればわかるでしょう?それより・・・しっかりと反省しなさい」
そういうと、ティアは鞭を振るう。
 ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!
「だぁぁぁ!何すんだっ!やめろっ!やめろってんだよっ!牛乳女ァァ!!」
反省するどころか、ルークはさらに暴言を吐く。
そんなルークに、ティアは鞭を振り下ろし続ける。
「やめ・・!やめろってんんだよ!痛っ!痛ぇぇぇ!!ぎゃああ!!馬鹿っ!やめろー!ぎゃあっ!痛っ!痛ぇええ!!!やめてくれぇぇ!!ぎゃあああ!!離せよぉぉ!!ひぃぃぃぃ!!!」
やがて暴言が悲鳴に変わるが、ティアは容赦なく鞭を振り下ろし続ける。
ルークの悲鳴と風を切りながら鞭を振るう音が響き続けた。


 「うう・・!うぅうぅうう・・・」
ジュードはボロボロと涙を零して泣いていた。
お尻は今や濃厚なワインレッドに染め上がっている。
 「ごめん・・なさい・・ごめんなさい・・。も・・もう・・しない・・からぁ・・」
泣きながらジュードは必死になって謝る。
「ジュード、反省出来たな?」
お尻を叩く手を止め、ボーマンは尋ねる。
 「い・・嫌ってほど・・出来たよぉぉ・・。ごめんなさぁい・・・。も・・もう・・しない・・からぁ・・・・・」
「わかってくれたみたいだな。じゃあ、終わりだ」
ボーマンはジュードの頭を撫でながら、そう言った。
 「ひぃひぃん・・!痛ってぇよぉぉ・・・」
同じように、ルークもしゃくり上げながら泣いていた。
お尻はジュードよりも痛々しい状態になっている。
「も・・もうやだぁぁ・・。勘弁・・してくれよぉぉ・・・ケツ・・痛ぇぇよおお・・」
泣きながらルークは許しを乞う。
だが、ティアは厳しい表情を崩さない。
 「何を言っているの?ヤキモチを妬いたのはともかく・・それでルカやジュードに理不尽な暴力を振るうだなんて・・・そんな最低なことをして、簡単に許してもらえると思ってるのかしら?」
「ひ・・・!!」
「まだお仕置きが足りないかしら?お灸もした方がいいかしら?」
「ひいいいーーー!!そ、それだけは勘弁してくれよーー!!お、俺が悪かったからーーーーー!!」
普段のワガママぶりなどかなぐり捨て、ルークは震えながら謝る。
 「ならもう二度とヤキモチで理不尽な暴力を振るったり、喧嘩なんかしないわね?」
ティアの問いにルークは必死に頷く。
「わかったわ。今回は許してあげる。ただし・・」
ティアは一旦言葉を切ると、お尻の割れ目の最奥部、一番弱くて敏感な部分めがけて鞭を振り下ろす。
 「ぎゃああああああああああ!!!!!!!!!」
油断していた上、非常に敏感で弱いところを叩かれ、ルークは絶叫する。
「もしまたヤキモチを妬いて、理不尽な暴力を人に振るったりしたら、お尻の山だけじゃなくて、ここも百叩きよ、いいわね?」
「わ、わーったってーの!!二度としねえよーーーー!!!」
これ以上叩かれてはたまらないと、プライドも何もかもかなぐり捨ててルークは謝る。
それを聞くと、ティアはようやく鞭を振るう手を止めた。


 「う・・・!!」
「大丈夫か?沁みるけど我慢してくれな」
ボーマンはそう言いながら、ジュードのお尻に薬を塗る。
 「へ、平気だよ、これくらい・・。それより・・僕のせいでボーマンにも痛い思いさせちゃったね・・・・」
赤く染まっているボーマンの手を見やりながら、ジュードは申し訳なさそうに言う。
 「ん~、別にいいさ。お前さんがいい子になってくれればな。それよりケツが痛いんだから休んどけ」
「うん、そ、それじゃあ、お言葉に甘えて・・・」
ジュードはそういうと、静かに目を閉じた。
 「だぁぁ!痛えだろ!もっと優しくしろよ!!」
「仕方ないでしょう?よく利く代わりに沁みる薬なのよ。少しは我慢しなさい」
ティアはそういいながら、ルークのお尻を手当てする。
 「テメェ!実はまだ怒ってんだろ!?」
「兄さん、大丈夫?」
声を上げるルークに、ルカは心配そうに尋ねる。
 「大丈夫なワケねーだろ!散々叩きやがってよ!!」
「それはあなたが悪いんでしょう?反省しなさい」
「ご、ごめんね。ぼ、僕のせいで・・・」
「ルカが謝る必要はないわ。ルークが妙なヤキモチを妬いたのが原因よ」
「る、るっせーな!仕方ねーだろ!悔しかったんだよ!!」
「だからってあんなことすることはないでしょう?ルーク、ルカを傷つけてそれでいいの?」
「う・・・」
そのことを責められ、さすがにルークも言葉に詰まる。
 「ね、姉さん。ゆ、許してあげてよ。兄さんの気持ちに気づかなかった僕もいけないんだし・・。兄さん、ごめんね。今まで嫌な思いさせて」
「あー・・。わ、わかりゃあいいんだよ。ま、まぁ・・俺も・・悪かった・・けどよ。ケツ、大丈夫かよ?」
「うん、ガイが手当てしてくれたから」
「そ、そうかよ・・・」
ルカの言葉にルークはホッとする。
 「そ、それに・・確かにジュードとは気が合うけど・・。あくまでも友達だよ。に、兄さんにしか・・だ、抱かれたいなんて思わないから・・・。だ、だから・・安心してよ」
「ルカ・・・」
ルークは思わず身体を起こすと、お尻を出したまま、ルカを抱きしめた。


 ―完―

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