ダイエットと誓約書(SO2&テイルズより:リフィル/ティア、共演パロ・百合)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ共演パロです。百合ありです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「ウメー!ウメーウメー!」
「マジウマいじゃないのよっ!!お代りっっ!!」
感嘆の声を上げて栗ご飯を食べるルークを尻目に、イリアがお茶碗を差し出し、お代りを要求する。
 「ルーク、そんなにガツガツ食べるんじゃないの。みっともないでしょう?イリアもよ。あんまり意地汚い真似はやめなさい」
「何よ、ウマいんだから仕方ないじゃないのよー」
ティアの注意に、イリアが不満そうに言う。
 「だからってそんなに食べすぎたらみっともないし、身体にも悪いでしょう?アシュトンにも迷惑よ?」
ティアはご飯をよそるアシュトンの方を見やりながら言う。
教会の信者らと共に山へ栗拾いに行って来たため、皆を呼んで栗ご飯を振る舞っているのだ。
ルーク達も招待され、ご馳走に預かっているというわけである。
「いいんだよ、これくらい。僕が好きでやってることだし。おいしいって思ってもらえれば僕も嬉しいからさ」
「さっすが話がわかるじゃないのよ~~。まだまだ行くわよ~~」
イリアはそう言って空にしたお茶碗を差し出す。
ティアがため息をつくのを尻目に、ルーク達は栗ご飯をさらに食べ出した。


 「はーっ。食った食ったぜ~。あんなにウメぇならまた呼んでもらいてぇよなぁ」
「ルーク、意地汚いことを言うんじゃないの。みっともないでしょう?」
「まぁでも・・美味いけど、食い過ぎたわねぇ・・」
「だよなぁ。イリア、お前食い過ぎで太ったんじゃねーの?」
「なっ!何言ってんのよ!?兄貴の方がバクバク食ってたじゃないのよ!?太るなら兄貴の方じゃないの!?」
「あん?ダイジョーブだよ!俺は男なんだからよ。イリアの方こそ気をつけた方がいいんじゃねーの?女の方が脂肪が多いんだろ?」
「喧嘩売ってんの!?馬鹿兄貴っっ!!」
思わずイリアは拳銃を抜こうとする。
 「イリア!やめなさい!ルーク、あなたもよ。人の気持ちも考えずに言うんじゃないわ」
今にも喧嘩になりそうな二人に、ティアが怖い顔を浮かべてみせる。
「わ、わかったわよ・・」
「わ、わーったよ・・・」
ティアの雰囲気に二人は大人しく引き下がる。
ここで下手に言い返そうものなら、間違いなくお尻を叩かれるからだ。
 「全く・・・・。もう少し行儀をよくして欲しいわね・・・・」
お仕置きされる前に部屋に避難する二人を尻目に、ティアはため息をつきつつ、そう呟いた。


 (ルークとイリアにも困ったものね・・。あんなにガツガツ食べて行儀が悪かったり、ちょっとしたことで兄妹喧嘩しそうになったり・・・)
風呂上がりの身体をバスタオルで拭きながら、ティアは心の中で呟く。
 (でも・・私も人の事は言えないわね・・・。おいしくて・・食べすぎてしまったし・・)
今日の自分の行動を振り返り、ティアは反省する。
ルーク達のようにあからさまにがっつくような真似こそしなかったが、アシュトンお手製の栗ご飯があまりにもおいしくて、結構おかわりをしてしまったのだ。
 (そういえば・・・ここ最近、食べすぎてるわね・・・・)
最近の食生活を振り返り、ティアはそう思う。
秋という季節柄、店に出る食べ物がどれもおいしい。
おいしくて、また育ち盛りの弟妹が3人もいるため、ついつい大量に買って来てしまう。
当然、ティアも以前に比べて食べる量が増えていた。
 (ここ最近は体重チェックもサボっていたし・・。さすがにちゃんと確かめておかないと・・・・・)
心の中でそう呟くと、ティアは体重計に乗る。
「!!!!!!!」
針が止まると同時に、ティアは大きな衝撃に襲われる。
(ふ・・増えてるわ!?)
見間違いかと疑い、何度も確かめるが、数字は嘘はつかない。
確実に、以前計ったときより、数値が増えていた。
 (こうなったら・・・ダイエットしないとだわ!!)
ティアは全身が今にも炎が燃え上がりそうな様相で決意する。
(基本は食事と運動・・。食べすぎないようにしっかりとセーブして・・・。運動は・・・そうだわ!!クエストの数を増やせばいいわ!!)
ダイエットを決意するや、ティアは早速計画を立て始める。
(クエストを達成すれば、動いてやせてダイエット出来るし、人の為にもなるわ。それに報酬ももらえるし。一番効率がいいわ!!じゃあさっそく・・・)
善は急げとばかりに、ティアは家を後にすると、慌ただしくギルド会館へと向かっていった。


 数日後・・・・。
(さすがに・・疲れたわね・・・)
ティアはグッタリした様子で、ギルド会館へ入ってゆく。
(ちょっと入れ過ぎかしら?いいえ!そんなことはないわ!!一つや二つじゃ中々やせないわ!!)
くじけそうになる自身を、ティアは叱咤する。
(とはいえ・・・今日はもう無理ね・・。もう一つくらい消化したかったけれど・・あら?)
終了の報告に向かおうとしていると、ティアは向こうからリフィルがやってきたことに気づく。
 「ティア、ちょっといいかしら?」
「ええ。別に大丈夫だけれど・・・」
「なら一緒に来て。話したいことがあるわ」
そういうと、二人は空いている部屋へと移動する。
 「それで、話って何かしら?姉さん?」
二人きりになると、ティアはいつものように、姉さんと呼びかけながら尋ねる。
「ええ。ここ最近のあなたのことよ。ティア・・あなた最近、クエストを入れ過ぎではなくて?」
「そうかしら?ちょっと増やしたくらいだけれど」
「そうは思えないわ。以前の2倍か3倍くらいになっているわよ?」
(鋭いわね・・・)
リフィルの指摘に、ティアはそう思うが、平静を装う。
 「でも大丈夫よ。ちゃんとこなせているわ」
「ならいいのだけれど・・。でも、くれぐれも無理は禁物よ」
「わかっているわ。心配しないで」
「では、念のために誓約書を書いてくれるかしら?『無理は決してしない』と。そうすれば安心できるわ」
「わかったわ。姉さんがそれで安心してくれるなら」
そういうと、ティアは渡された用紙に文章と自分のサインをする。
「確かに受け取ったわ。では、失礼するわ」
そういうと、ようやくリフィルは去ってゆく。
 「姉さんも心配性なんだから・・・・」
そう言いつつ、ティアは密かに安堵で胸を撫で下ろす。
(でも、気をつけないといけないわね。心配させるのは嫌だし。それに・・・これでもし倒れでもしたら・・間違いなくお仕置きされるわね・・・)
無意識のうちにティアはお尻に手をやる。
 (ここで姉さんを怒らせたら・・・今までとは比べ物にならいくらい叱られるわね・・。でも・・・・そうしたら・・また姉さんに躾けてもらえる・・甘えられるけど・・。って何考えてるの!?心配させたらダメでしょう!!)
お仕置きを期待するかのような自身の隠れた感情を思わずティアは叱咤する。
(とにかく・・姉さんに心配かけないようにしないと・・。それが第一だわ・・・)
ようやく結論を出すと、ティアもその場を後にした。


 さらに数日後・・・。
「はぁ・・・・・・・」
ぐったりした様子で、ティアは会館へと入ってゆく。
(さすがに・・・今日は入れ過ぎたわね・・・)
かなりのハードスケジュールをこなしたせいか、ティアの表情には疲労がありありと見えていた。
(でも・・これだけやったら効果は出てるわね。汗を流してからチェックを・・・)
会館内に用意されたメンバー用の浴場へ行こうとしたそのときだった。
不意にグラつきを感じたかと思うと、視界が暗くなりだす。
(ダメよっ!!こんなところでっっ!?)
自身を叱咤するが、限界を超えた身体は言うことを聞かない。
頬に床の感触を感じたかと思うや、視界が完全にブラックアウトしてしまった。
 目を覚ましたティアの目に最初に飛び込んで来たのは、ホッとしたようなリフィルの表情だった。
「目が覚めたかしら?」
「ええ。ここは・・医務室かしら?」
部屋の様子から、ティアはそう判断する。
 「ええ。あなたが廊下で倒れているのをロイド達が発見して連れて来てくれたそうよ」
「そ・・そう・・・」
ティアは意識を失う前のことを思い出し、バツが悪そうな表情になる。
「まぁとにかく、今は休むことよ。私がついているから安心して休みなさい」
「わかったわ。ありがとう、姉さん」
ティアはそう言うと、再び目を閉じた。


 2,3日後・・・。
(ハァ・・・気が重いわ・・・)
ため息をつきながら、ティアは通りを歩いていた。
向かっているのはリフィルの学校。
手紙で呼び出されたのだ。
 (絶対に怒ってるわね・・・)
手紙の文面を思い出し、ティアは気が滅入りそうになる。
(でも・・行かないわけには・・・。私の方から躾けて欲しいってお願いしたんだから・・)
自分からそう望んでリフィルとそういう関係になった以上、逃げることは出来ない。
無意識にお尻をさすりながら、ティアは学校を目指して歩き続けた。
 「いらっしゃい。待っていたわ」
現れたティアに、リフィルはそう言って、自分の部屋へと連れてゆく。
(さすがに表情が晴れないわね。無理も無いけれど・・・)
ティアの様子にリフィルはそう思う。
(でも・・許すわけにはいかないわ。心配させられたのだから)
リフィルは厳しい表情を浮かべると、ティアと向き合う。
 「ティア・・どうして呼ばれたかわかっているわね?」
「え・・ええ・・。この間・・倒れたことでしょう?」
リフィルの問いに、おずおずとティアは答える。
 「そうよ。一体、どうしてそういうことになったのかしら?正直に話してくれるかしら?」
「わ、わかってるわ。じ、実は・・・・」
ティアはおずおずと、ダイエットのために大量にクエストを受けていたことを話す。
 「全く・・何をしているの!そんなにやったら倒れるのは当然でしょう!!」
「ご・・ごめんなさい・・。でも・・どうしても・・減量したくて・・・」
「それにしたって限度があるでしょう?それより・・・・覚悟はいいかしら?」
「わ・・わかってるわ・・・」
ティアはおずおずと、ベッドの縁に腰かけたリフィルの傍へ行くと、膝にうつ伏せになる。
同時にリフィルは上着の裾を捲り上げ、下着を降ろしてティアのお尻をあらわにした。
 「うぅ・・・・・」
お尻に外気を感じるや、ティアは羞恥に顔を赤らめる。
同時に恥ずかしさで身を震わせる。
 「どうしたの?恥ずかしいのかしら?」
「あ・・当たり前じゃない・・」
恥ずかしさに声を震わせながら、ティアは答える。
「でも、それはあなたが悪い子だったからでしょう?しっかり反省しなさい」
リフィルはそういうと、片手でティアの身体を押さえる。
そしてゆっくりともう片方の手を振り上げると、思い切り振り下ろした。


 ビッダァァァ~~~~~ンッッッッ!!!
「う・・・・!!」
弾けるような音と共に、お尻に痛みが走る。
ティアは思わず声を漏らすが、出すまいと必死に押し殺そうとする。
 バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!バンッ!バシンッ!
「・・・!・・・!・・・!・・!・・!・・・!・・!」
ティアは必死に声を押し殺すも、強烈な痛みに、顔が苦悶に歪む。
 「全く・・!!何をしてるのっっ!!無茶なことをしてっ!!」
バシッ!バンッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バンッ!バンッ!
本気で怒っているのだろう、リフィルは最初から容赦ない勢いの平手を叩きつける。
始まって間もないというのに、お尻には赤い手形が幾つも浮かび上がっていた。
 バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!バンッ!ビダンッ!バァンッ!
「ああっ!くうっ!ご、ごめんなさいっ!でも・・太ったから・・・減量・・しなくちゃ・・そ・・そう・・あああっっ!!」
耐えきれないのだろう、ティアは苦痛の声を漏らし、痛みに身体を悶えさせながら謝る。
 ビダァンッ!バアシィンッ!バシィンッ!ビダンッ!バァンッ!バシンッ!バシッ!バンッ!バンッ!ビダァンッ!バシッ!バンッ!バンッ!
「理由になりませんっ!!あんなに大量に入れたら過労で倒れるのは分かりきったことでしょう!!もしやと思って誓約書を書かせたのに・・・!!」
まさかものの見事に悪い予想が当たってしまうとは。
そう思うだけに、余計に怒りが燃え上がる。
 「ご・・ごめんなさいっ!!お、お願いだから・・ゆ、許して・・!!」
「いいえ!ダメです!どれだけ心配したと思っているの!今日という今日は許しませんっっ!!」
リフィルはそういうと、さらに手を振りかぶる。
 ビッダァァァァァ~~~~~~~~ンンンンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~ッッッッッッ!!!!
「ああっ!きゃあっ!ああああっ!うううっっ!!ああああっっ!!」
豪雨のような凄まじい平手の嵐にティアは絶叫する。
 バアッジィィィィィ~~~~~~ンンンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!
「ひぃぃぃぃぃ!!姉さんっ!痛いっ!痛い痛い痛いぃぃぃ!!許してぇぇぇ!!ごめんなさいぃぃぃ!!!」
「ダメですと言ってるでしょう!!約束破って無茶して、心配させるような悪い子は接待に許しませんっ!!お尻にしっかり教え込んであげますっ!!悪い子っ!!悪い子っ!!」
ティアの悲鳴、リフィルの怒り声、お尻を叩く音、それらがない交ぜになって部屋に長い長い間、響き続けた。


 「ひぃん・・うっう・・ううぅぅうぅ・・・・」
両肩を上下させ、大粒の涙をボロボロこぼしてティアは泣いていた。
そのお尻は見事なまでにワインレッドに染め上がっている。
普段より一回りか二周りは腫れ上がり、触ると火傷するかと思うほど熱くなっていた。
 「ごめん・・なさい・・ごめんなさい・・ごめんな・・さぁい・・・」
泣きじゃくりながら、ティアは必死に謝る。
「反省したかしら?」
一旦お尻を叩く手を止めて、リフィルは尋ねる。
 「したっ・・したわ・・。だから・・許して・・姉さん・・・」
目尻に涙を浮かべて振り返り、ティアは必死に許しを乞う。
「では、何が悪かったのかしら?反省してるのなら言えるわよね?」
「ぐす・・。無茶をして・・過労で倒れたこと・・。そして・・姉さんを心配させたこと・・」
「わかっているようね。なら、許してあげるわ」
そういうと、ようやくリフィルはお尻を叩く手を降ろした。


 「う・・ぐす・・・」
「ほらほら、いつまでぐずっているの?」
真っ赤なお尻を撫でてやりながら、リフィルは言う。
 「だって・・・痛いのよ・・・」
「仕方ないでしょう?あなたが悪い子だったのだから」
「でも・・痛すぎるわ・・。もう少し手加減してくれても・・」
「ティア?幾ら私達の仲といってもケジメはきちんとつけなくてはダメでしょう?」
「く、口が滑っただけよ!ご、ごめんなさい。姉さんだって、手が痛いわよね・・」
真っ赤なリフィルの手を見ながら、ティアは申し訳なさそうに言う。
 「いいのよ。あなたがいい子になってくれれば。でも、無茶はダメよ?これでも心配したのよ?」
「ごめんなさい・・・」
「いいのよ。でも、私も最近食べすぎかもしれないわね。いい機会だわ。二人でダイエットに挑戦しましょう」
「え?姉さんもしてくれるの?」
「ええ。二人で頑張りましょう。ただし・・無茶はダメよ。それと・・ダイエットについてもちゃんと約束を決めておくわ。破ったら・・・お尻よ。いいわね?」
「いいわ。姉さんが一緒なら安心だわ」
「ふふ。では一緒に頑張りましょう」
二人は互いに顔を見合わせると、笑みを浮かべた。


 後日・・。
パンッ!パンッ!パンパンパンッ!
「ああっ!姉さんっ!ごめんなさいっっ!!」
「ダメでしょう?こっそり食べるだなんて・・。せっかく減量したのにそれでは効果が無いでしょう?」
リフィルはそう言ってティアのお尻を叩く。
二人で一緒にダイエットを始めたのだが、夜中にこっそり食べているのがバレてしまい、お仕置きをされているところだった。
 「ご・・ごめんなさい・・!!ど、どうしても・・我慢・・出来なくて・・!!」
「夜中に食べたら却って太るでしょう?だからもう少し三食きちんと食べておきなさいと言ったでしょう?」
「ごめんなさいっ!許してっ!姉さんっ!!」
謝るティアだったが、リフィルの平手は容赦なく叩きつけられる。
その後、再びダイエットについての約束をちゃんと守ると誓うまで、お尻を叩く音が響き続けた。


 ―完―

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