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約束破った子は・・・(那由多の軌跡より:シグナ/ナユタ)



(那由多の軌跡を題材にした二次創作です。許容出来る方のみご覧下さい)


 「お疲れさん、またな」
「うん、シグナもお疲れ様」
家の前でシグナとナユタは挨拶を交わして別れようとする。
便利屋の仕事を終えて帰って来たところだった。
 (今日は少し疲れたなぁ・・・。でも・・・・)
ナユタは疲労を感じつつも、屋根の上へと向かう。
屋根の上には天体望遠鏡が設置され、天体観測が出来るようになっていた。
(やっぱり・・いつ見てもスゴイな・・・)
望遠鏡をのぞき込み、映しだされる星空にナユタは感激を覚える。
そのまま、ナユタは一晩中、望遠鏡の前に立ち、観測をしていた。


 「ふぁぁぁぁ・・・・」
「おい、大丈夫か?」
思わずあくびをしたナユタに、シグナは声をかける。
 「うん、ちょっと眠くて」
「何だ?また天体観測してたのか?」
「うん。楽しくてついね。ちょっとだけのつもりだったんだけど・・気づいたら一晩中・・ふぁぁぁ・・・」
眠気に襲われたのだろう、ナユタは再びあくびをする。
 「おぃおぃ?『また』徹夜したのか?」
シグナはそう尋ねる。
ナユタが徹夜で天体観測するのは、初めてではないからだ。
 「う、うん。ついね・・」
「ついじゃないだろう?ナユタ、一生懸命なのはいいけどな。没頭しすぎもマズイだろ?徹夜でなんて、身体に悪いのはわかりきってるだろう?」
「ご、ごめんね。心配させて」
「別にいいさ。俺が勝手にしてるだけだからな。でも、本当に気をつけろよ」
「わかったよ。ごめんね」
「いいんだって。まあとにかく、今は仕事だ。ええと・・・・」
話を済ませると、二人は便利屋の仕事へと戻っていった。


 数日後・・・。
島外れの浜辺。
そこでオルバスは静かに佇んでいた。
 不意に騒がしくなり、思わずオルバスは振り向く。
すると、観測用器具を抱えて逃げるシグナと、追いかけるナユタの姿があった。
「返してよっ!!シグナッ!!」
「そういうわけにはいかないな!ゲッ!?」
逃げようとしたところへ、シグナは表情が変わる。
オルバスの姿を見つけたからだ。
 「し・・師匠・・」
オルバスの姿にシグナはバツの悪い表情を浮かべる。
シグナとナユタにとって、オルバスは剣の師匠。
頭が上がらない存在なのだ。
 「何を騒いでいるのだ?喧嘩のようにも見えるが?」
「そ、そういうわけじゃ・・」
「師匠!何とか言って下さい!!シグナが僕の観測器具を取り上げようとしたんです!!」
「何?どういうことなのだ?」
「ち、ちちち違いますって!?け、決していじめてるわけじゃありませんっっ!!」
シグナは必死に弁解する。
 「ナ、ナユタが毎晩徹夜で天体観測してるんですよ!!このままじゃ倒れてヤバイと思って、そ、それで・・・」
「でもだからって僕の観測器具を取り上げるなんてヒドイよ!!」
「そうでもしないとやめないだろう!?」
「二人とも喧嘩はやめんか。みっともない」
二人揃って師に怒られ、シュンとしてしまう。
 「ご、ごめんなさい・・」
「す、すいません・・・・」
二人は素直に師に謝る。
 「シグナ、ナユタを心配するのはわかる。だが、いささか乱暴だな」
「す・・すいません・・・」
「ナユタもだ。ナユタが徹夜などしているからシグナがこんなことをしたのだぞ?心配をさせてはいかん」
「ご・・ごめんなさい・・」
「謝る相手が違うのではないか?」
「は、はい。シグナ、ごめん。心配させちゃって」
師匠に指摘され、ナユタはシグナに謝る。
 「いや、俺こそ強引過ぎた。悪かった。器具は返すよ。だけどな、これだけは約束してくれ。徹夜はしない、ちゃんと休むってな」
「わかったよ。ありがとう、シグナ、心配してくれて」
仲直りすると、シグナは望遠鏡を返す。
そして、二人で連れだってナユタの家へと戻っていった。


 その夜・・・・。
約束通り、ナユタはベッドに横になっていた。
(ダメだ・・!!やっぱり気になる・・・)
今日の夜空はどうなっているのか、それが気になって仕方ないのだ。
(何考えてるのさ!シグナと約束したじゃないか!!ちゃんと休むって!!)
ナユタは必死に自分に言い聞かせる。
(考えちゃダメだ!!寝るんだ!!)
ナユタは自分にそう言い聞かせ、寝ようとする。
 だが、考えまいとすればするほど、かえって意識してしまう。
その結果、ますます気になってしまい、眠れなくなる。
(どうしよう・・・。このままじゃ眠れないよ・・・)
ナユタは眼が冴えてしまい、困ってしまう。
 (こ・・こうなったら・・ちょ、ちょっとだけ・・でも・・シグナと約束したし・・)
約束を破りたくない。
だが、天体観測もしたい。
板挟みの状態で、ナユタは苦悶する。
(も、もう我慢出来ないっ!!い、一時間だけっ!!そ、そうしたら寝ようっっ!!)
ついに我慢出来なくなり、ナユタは起きてしまう。
そのまま、ナユタは屋根の上の観測所へ上がっていった。


 (僕の馬鹿・・・!!何で約束を守れないのさ・・!!)
ナユタは自己嫌悪と罪悪感に駆られていた。
あの後、結局また徹夜で観測してしまったのだ。
(どうしよう・・。どんな顔してシグナに会えば・・・)
便利屋の仕事で待ち合わせているはずのシグナの顔を思い浮かべ、ナユタは暗い気持ちになる。
約束を破ったことが申し訳なくてたまらないのだ。
 (またシグナに心配かけちゃう・・・あ!?)
暗い気持からまだ抜け出せていないところへ、シグナがやって来る。
「おはよ・・ってどうしたんだ?」
「な、何でも無いよ!?」
ナユタは平静を装うが、明らかに動揺している。
 「おぃおぃ。そんな素振りで何でも無いってことないだろう?」
「ほ、本当に何でも・・・あっっ!!」
必死に否定しようとしたそのとき、一瞬ナユタは崩れ落ちそうになる。
 「おい!どうしたんだ!?」
さすがに様子がおかしいと気づき、シグナの表情が変わる。
「だ、大丈夫だよ!は、早く仕事に・・」
そこまで言いかけたところで、ナユタの視界がブラックアウトする。
必死に呼びかけるシグナの声を聞きながら、ナユタの意識は薄れていった。


 目を覚ましたナユタの目に最初に飛び込んで来たのは、ホッとしたようなシグナの顔だった。
「ナユタ!目が覚めたのか!?」
「あれ?シグナ?どうして?」
「おいおい、倒れたから部屋まで運んだんだぞ?」
「え?あ・・・!!」
ナユタは意識を失う前のことを思い出す。
 「ご、ごめん・・・。迷惑かけて・・」
「いいんだって。とにかく今は休めって。俺がついてるからさ」
「うん。ありがとう。それじゃあ、お言葉に甘えて・・・」
ナユタはそういうと、再び目を閉じた。


 数日後・・・・。
「ナユタ、もう大丈夫なのか?」
家を訪ねてきたシグナは、顔を合わせるとナユタに尋ねる。
 「うん、もう大丈夫だよ」
「そうか、そいつはよかった」
シグナは安堵の笑みを浮かべる。
だが、直後シグナは怖い顔になる。
 「でもな、ナユタ、一体どうしてあんなことになったんだ?」
「ご・・ごめんなさい・・。実は・・・・」
ナユタは約束を破って、徹夜で天体観測をしてしまったことを話す。
 「馬鹿っ!!何やってるんだ!?」
「ご、ごめんなさい!!」
「だから言っただろう!!それなのに・・・・」
「ごめん・・。お、怒ってる?」
ナユタは恐る恐る尋ねる。
 「当たり前だ!どれだけ心配させられたと思ってるんだ?」
「ほ、本当にごめんなさい・・・」
謝るナユタだったが、シグナの表情は険しいまま。
 「ダメだ。今日は本当に怒ってるからな。約束破った悪い子にはお仕置きだ」
「え?うわあっっ!!??」
手首を掴まれたかと思うと、ナユタは引き倒される。
気づいた時には、ベッドの縁に腰かけたシグナの膝の上に乗せられていた。
 「うわあっ!!な、何やってるのさっ!?シグナッッ!?」
下着ごとズボンを降ろし、お尻を出そうとしているシグナに、ナユタは慌てる。
「言っただろう?お仕置きだって。しっかり反省しろよ」
(何!?一体何する気なの!?)
混乱するナユタをよそに、シグナは片手でナユタの身体をしっかり押さえる。
そして、もう片方の手を振り上げると、思い切り振り下ろした。


 バッシィィィ~~~~ンンンッッッッ!!!
「いた・・・・!!」
弾けるような音と共に痛みを覚え、ナユタは思わず声を上げる。
(何!?何が起きたの!?)
わけがわからず、ナユタは思わず後ろを振り向く。
すると、シグナの手がお尻目がけて振り下ろされるのが見えた。
 バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!バシッ!
「うわっ!?シ、シグナッ!?な、何してるのっ!?」
「言っただろ?お仕置きだって。しっかり反省しろよ」
そういうと、シグナは手を振り下ろす。
 バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!バンッ!
「うわっ!痛あっ!シグナッ!やめてっ!僕、そんな子供じゃないよっっ!!」
尻叩きなどというお仕置きに、ナユタは抗議するように言う。
 「ナユタ、約束を破るのはいいことか?」
「う・・そ・・それは・・・」
シグナの問いにナユタは言葉に詰まる。
「ごめん・・。いけない・・ことだよね・・・」
「そうだよな。自分が悪いことをしたのはわかるよな?」
「ご・・ごめんなさい・・・」
「悪いと思ってるなら、ちゃんと受けられるな?」
「わ・・わかったよ・・。は、恥ずかしいけど・・・悪いのは・・僕だから・・」
「わかってくれたみたいだな。よし、じゃあ行くぞ。覚悟はいいな?」
「う・・うん・・」
恥ずかしさを堪え、ナユタは頷く。
それを見ると、再びシグナは手を振り下ろした。


 バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!
「・・・!・・!・・・!・・!・・・!・・!」
一発一発、お尻に与えられる痛みに、ナユタは顔を歪める。
それでも、ナユタは必死に耐える。
 バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!バシッ!
「ったく・・!ダメだろう?約束破って、また徹夜で天体観測なんてしたらよ」
お尻を叩きながら、シグナはお説教を始める。
あくまでも反省してもらうことが目的。
どうして叱られているのか、なにがいけなかったのか、しっかりと理解してほしかった。
 バンッ!バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!
「・・・ぅ・・ぁ・・ご・・ごめん・・なさい・・う・・あ・・う・・ぁ・・」
辛くなってきたのだろう、謝る声に混じって、徐々に呻き声が漏れてくる。
 バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!
「一生懸命なのはいいことだ。だけどな、それも限度ってものがあるだろ?身体を壊したら元も子もないだろ?」
ナユタのお尻を真っ赤に染めながら、シグナはお説教を続ける。
 バシィンッ!バア~ンッ!バシッ!バア~ンッ!バシッ!バア~ンッ!バシッ!
「ごめん・うっ!ううっ!うあっ!ああっ!あああっ!!」
苦痛がさらに強まってきたのだろう、ナユタの悲鳴がまたさらに大きくなる。
それに伴って、表情もより苦痛に満ちたものになる。
 バシィンッ!ビダ~ンッ!バア~ンッ!バシ~ンッ!バッシィ~ンッ!
「それだけじゃない。お前が倒れて、どれだけ驚いたと思う?死ぬんじゃないかと思って心配したんだぞ!!」
バッシィ~ンッ!ビッダ~ンッ!バッアア~ンッ!バッシィ~ンッ!
「うわあ~んっ!痛い~~っっ!!ご、ごめんなさい~~~っっ!!謝るから許して~~~~~~っっっ!!」
ついに耐えきれなくなり、ナユタは両脚をバタつかせて泣き叫ぶ。
「ダメだ。本当に心配したし、その分怒ってるからな。二度としないよう、心底嫌って思うほど反省しろよ」
そういうと、シグナはさらに手の勢いを強める。
 バッシィィィィ~~~~ンッッッッッッ!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~~ッッッッッ!!!!
「うわああ~~~んんっっ!!痛いぃぃぃ~~~っっっ!!ごめんなさぁぁ~~いいっっ!!に、二度としないから~~~!!許して~~~~!!!!」
台風さながらの激しい平手の嵐がナユタのお尻に襲いかかる。
ナユタの泣き叫ぶ声、激しい平手の音、それらがない交ぜになって部屋に響きわたり続けた。


 「うっうっ・・ひぃん・・ぐっす・・・」
大粒の涙をボロボロこぼして、ナユタは泣いていた。
お尻は今や倍近く腫れ上がり、濃厚なワインレッドに染め上がっている。
 「ごめん・・なさい・・ごめんなさい・・。シグナぁぁ・・・」
泣きながら、ナユタは必死に謝る。
「ナユタ、反省したか?」
「ぐす・・したよぉ・・。ひぃん・・。約束破って・・心配かけて・・ごめんなさい・・」
「もうしないって約束するか?」
「する・・・。もう・・破ったり・・しないよぉ・・・」
「わかってくれたんだな。よかった」
シグナはそういうと、ナユタを抱き起こし、膝の上で抱きしめる。
 「ぐす・・・シグナ・・・」
「よしよし。痛かっただろ?悪い、泣かせるようなことしちまったな」
「いいんだよ。シグナは僕の事思って叱ってくれたんでしょ?シグナだって・・手、真っ赤だよ。ごめんね。シグナだって・・痛いよね」
真っ赤に染まったシグナの手に、ナユタはそう言う。
 「いいんだって。ナユタのためなら手の一つや二つくらいな。まぁ、ナユタの尻を叩く羽目になるのは勘弁してほしいけどな」
「それは僕もだよ。でも、まさか15歳になってお尻をぶたれるだなんて・・・」
ナユタは恥ずかしさに顔を赤くする。
「そうだな。でも、もしかしたら別の世界にはナユタより年上なのに尻叩かれてお仕置きされてるヤツとかいるかもしれないぞ?」
「もう、変な冗談はやめてよ~」
「まぁいいさ。とにかく・・今は休めって。お尻が痛いだろ?」
「うん。それじゃあ、お言葉に甘えて・・・」
ナユタはそう言うと、シグナが見守る中、静かに目を閉じた。


 同じ頃・・・また別の時空、別の世界・・・。
「やめろっ!やめろって言ってるだろうっ!!いい加減にしないと本気で怒るぞっ!!」
お尻を叩く音と共に、シグナそっくりの声が怒りを滲ませながら響きわたる。
 声の主は17歳の銀髪の若者。
マリントルーパーのセネル・クーリッジだ。
セネルはスタンの膝の上で、お尻をむき出しにした姿で押さえつけられている。
セネルのお尻は既に真っ赤に染め上がっていた。
 「何言ってるんだい、セネルが喧嘩したのが悪いんだろう?」
お尻を叩きながら、スタンはお説教をする。
セネルが街中で喧嘩騒ぎを起こしたため、お仕置きをしているところだった。
 「し、仕方ないだろうっ!妹へのプレゼントをあいつらが・・!!」
「だからって暴力振るっちゃダメじゃないか!!どれだけ皆が心配したと思ってるんだい?」
「だからって何でいつも尻叩きなんだ!!俺は子供じゃないっ!!いい加減にしないと本気で怒るぞ!!」
「セネル、本気でそんなこと言ってるのかい?」
「だったら何だ!!お前こそ俺に謝れ!!」
「もう・・仕方ないなぁ・・」
スタンはそう言うと、再びお尻を叩きだす。
 「やめろっ!やめろって言ってるだろうっ!!ひっ!うわっ!痛いーーーっっっ!!」
抗議の声がやがて悲鳴に、さらには泣き声へと変わってゆく。
その後、セネルが子供のようにわんわん泣きさけび、ようやく『ごめんなさい』が言えるまで、長い長いお仕置きが続くのだった・・・・。


 ―完―

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