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チョコ騒動再び(SO2&テイルズより:ガイ/リッド、共演パロ・BL)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ共演パロです。BLありです。許容出来る方のみ、ご覧下さい)


 「はぁぁぁ・・・・疲れたぁぁぁ・・・」
「本当・・だね・・・」
心底疲れた表情のカイルに、アシュトンも同意する。
二人とも、調理に適した格好をしていた。
いや、二人だけではない。
厨房内には、他にルカ、ジーニアス、レオン、そしてマルタとクロエの姿もあった。
 「確かに・・料理というものは、ここまで体力を使うものなのだな。体力には自信があったが・・・・」
「そうだよねぇ。チョコ作るだけで、こんなに疲れるなんて」
ため息をつくクロエに、マルタもグッタリした声で同意する。
厨房内のテーブル上には、それぞれのメンバーが作ったチョコレートが載っている。
もうすぐバレンタインということで、皆で意中の相手へのチョコを作ったのである。
 「それはマルタお姉ちゃんがヘタ過ぎるからじゃない?何度も失敗してさ~」
「な、何よっ!し、仕方ないじゃないっ!!どうしたってああなっちゃうんだからっ!!」
「レオン、マルタだって一生懸命なんだから、馬鹿にしちゃダメだよ。それに・・・一番大切なのは気持ちだよ。多少くらい形が荒くても・・・」
「アシュトンは凄い丁寧でキレイだからそんなこと言えるんじゃない!うう・・・男に料理で負けるなんて~~!!」
慰めようとしたアシュトンに、マルタがそう言う。
それも無理のないことで、何度も失敗を重ねてようやく完成したマルタのチョコは、不格好で素人丸出し、対してアシュトンのチョコは非常に手の込んだもので、プロのチョコ職人顔負けの出来栄えだった。
 「っていうか、どうして男のアシュトンやジーニアスの方がそんなにうまいのよっ!本当に悔しい~~~~っっ!!」
見事なまでの出来栄えのアシュトンやジーニアス、レオンのチョコにマルタは悔しがる。
 「当たり前だよ。この僕が作ったんだからさ~。それに、アシュトンお兄ちゃんやクロードお兄ちゃんへの愛がたっぷり籠ってるしね」
「何よっ!私のチョコにはエミルへの愛が無いっていうの!?」
「うわあんっ!アシュトンお兄ちゃんっ!マルタお姉ちゃんがいじめる~~!!」
思わずマルタはカッとなって戦輪を振るおうとする。
すかさずレオンは泣きそうな顔になって、アシュトンに抱きついた。
 「大丈夫だよ、僕がついてるから。マルタ、子供の言うことなんだから、そんなに怒っちゃダメだよ」
「あーあー、子供泣かしたー。ひどいなー」
「あーんあーん~、アシュトンお兄ちゃん~」
ジーニアスが追い打ちするようなことを言うのを尻目に、レオンはここぞとばかりにアシュトンに甘える。
 「ま、まぁ、皆ちゃんとチョコは出来たのだからよ、よいのではないのか?」
クロエが喧嘩にならないようにと思ったのだろう、仲裁に入る。
「そ、そうだよね。い、一生懸命作ったのはわかるから、エ、エミルだってきっと喜んでくれるよ」
「そうだよ。好きな人に何かを作ってもらったっていうだけでも、嬉しいものだからさ」
レオンに悪者にされかけたマルタに、ルカとアシュトンがそれぞれフォローする。
 「そ、そういうものかな?」
「そうだよ。せ、せっかくだからビックリさせて、も、もっと喜んでもらえる方法を考えたらどうかな?よかったら協力するよ」
アシュトンが上手く話を変えたおかげか、マルタの機嫌が多少良くなる。
 「そうだよね~。あっ!どうせなら裸で身体にリボンとかつけて、『チョコの後には私をた・べ・て』なんてよさそうだよね~」
「なっ!ル、ルアルディッ!そ、それはい、幾ら何でもま、まずいのではないのか!?」
マルタの言葉に思わずクロエはそう言う。
 「そうかな~?せっかくだしクロエもセネルにやってみたら?」
「な、ななな何故そ、そそそこでクーリッジの名が出てくるのだ!?」
自分の方に矛先が向き、クロエは慌てる。
「え?だってセネルが好きだからチョコあげるんでしょう?」
「そ、そそそそんなわけはっ!い、いいいつもせ、世話になっているれ、れれれ礼というだ、だだけで・・・!!」
「ま、まぁ、皆疲れたでしょ?一休みしようよ。その間にチョコも固まるだろうからさ」
クロエがテンパってしまったのを見かねたのか、上手くアシュトンが話を変える。
アシュトンの提案に皆も同意し、やがて厨房を後にした。


 チョコがそろそろいい感じに冷えてきた頃・・。
「全く・・!どこに行ったんだ!!」
不機嫌極まりない表情でキールが会館内をせわしなく歩いていた。
キョロキョロと周りを見回しながら、歩いてゆき、また行き交う相手に話しかけては何かを尋ねる。
だが、芳しい結果が得られないのだろう、さらに不機嫌になりながら歩いていった。
 「行った・・よな・・」
キールが過ぎ去ったのを確認し、リッドが物陰から姿を現す。
「はぁ~~っ。冗談じゃねーっての。ダイエットダイエットってよぉ・・・・」
リッドはため息をついて呟く。
いつものように、キールのスパルタトレーニングから逃げているところだった。
「あー・・それにしても腹減ったなぁ~~~」
逃げ回ったせいか、思わずリッドが空腹にボヤいたときだった。
 不意にリッドは甘く、おいしそうな匂いを感じとる。
本能的にリッドは走りだし、厨房へと向かってゆく。
「おっ!!ウマそうっ!!」
テーブルに並んだチョコレートに、思わずリッドは声を上げる。
無意識に手を伸ばし、取ろうとしたときだった。
 (待て!待てって!!コレ、どう見てもプレゼント用だろっっ!!)
理性と良心がリッドの手を止める。
チョコレートはいずれも、あげる相手の姿を象っており、表面には愛の籠ったメッセージがデコレーションされている。
傍にはラッピング用の紙やリボンなども用意されており、プレゼント用に作られたものなのは明らかだった。
 (ヤバイって!これだけは食っちゃ・・・!!)
リッドは回れ右して厨房を出て行こうとする。
だが、チョコのおいしそうな香りが否応なしにリッドの胃袋を刺激する。
気づいた時には、リッドはチョコの前に戻っていた。
 (ヤバイ!やめろって!やめろやめろやめろやめろやめろっ!!)
理性の声には構わず、リッドの手はチョコへと伸びる。
幾つも並んだチョコのうち、真っ先に取り上げたのは、一番おいしいであろう、アシュトンのチョコ。
 (ダメだって!アシュトンのだぜ!!)
親友が愛しい相手のために作ったチョコ。
決して食べてはいけない。
だが、食欲は理性を呆気なく打ち負かす。
 一口噛むや、これ以上ないほどのうま味が口に広がる。
あっという間にリッドはチョコを平らげてしまう。
(や・・・やっちまった・・!!ってか・・・も・・もう・・限界っ!!)
罪悪感を抱く間もなく、リッドは火のついたように、全てのチョコを食べてしまう。
(ど・・どうしたら・・いいんだよ・・)
チョコの影も形も無くなった、空のプレートを見つめながら、リッドは打ち沈む。
自分の食欲を恨みたくなるが、もはや後の祭り。
(謝んねえと・・。でも・・・・)
チョコを食べられた被害者たちの怒りを想像し、リッドがため息をつきながら振りかえってそのときだった。
 「あれ?リッドじゃない。どうしたの、こんなところで?」
「!!!!!!!」
厨房へ戻ってきたアシュトン達の姿に、リッドは絶句する。
「ア、アアアアアアシュトン・・!!!」
「何?そんな顔して?具合でも悪いの?」
「そ・・そういうわけじゃ・・」
マズイとリッドは逃げようとする。
 「あれ?リッドさん、口になにかついてるよ?」
そこへカイルがリッドの口元に何かついていることに気づく。
「何か・・チョコの破片みたいだけど・・・」
ルカがまさかと言いたげに呟いたとき、レオンとジーニアスが、チョコがあるはずのテーブルに目を向ける。
 「「あっっ!!チョコが無いっっ!!」」
二人が叫ぶと同時に、全員の目がテーブルへと向けられる。
直後、皆、何があったかを理解する。
同時に、リッドに対し、武器を構える。
 「ま、待てっ!!待ってくれよッ!!」
必死に懇願するリッドだが、皆聞くわけも無い。
身の危険を感じるや、リッドは逃げ出す。
その後を皆して、追いかけていった。


 「どうやら異常なしみたいだな」
「そうだね」
いつも通り、市内を巡回しながら、ガイとクロードはそんな会話を交わす。
 「ちょっと一休みするか。ちょうど時間も頃合いだしな」
「そうだね。ん?」
クロードが同意しかけたそのとき、向こうからもの凄い勢いで誰かが走って来るのが見えた。
 「勘弁してくれよーーっっ!!俺が悪かったからーーー!!」
必死に叫びながら、リッドは走る。
その後ろから、鬼気迫る勢いで、アシュトン達が追いかけてくる。
 「クロード!」
「行こう!」
二人は互いに呼びかけるや、リッドを守るように立ちはだかる。
 「クロード!お願いだからどいてよっ!!」
「待ってくれないか!アシュトン、レオン、二人とも一体どうしたんだい?」
「そうだぞ。皆して、エラく怖い顔をしてるぞ?一体何があったんだ?」
いつでも剣を抜けるように構えつつ、二人は冷静な声で呼びかける。
 「怒りたくもなるよっ!!リッドさんが俺達が作ったチョコを全部食べちゃったんだっ!!」
「そーよ!何度も失敗して、やっと作ったのに~~!!」
カイルとマルタが、怒りの声を上げて言う。
同時に、怒りのあまり、リッドに襲いかかろうとする。
 「待った!皆、待ってくれないか!!」
そこへクロードが必死になって止めようとする。
「お兄ちゃん!邪魔しないでよ!」
「レオンこそ落ち着かないか!気持ちは分かるけど、犯罪だよ!」
「何よ~!軍人のクセに泥棒の肩持つの~~!!許せないんだから~~!!」
マルタは怒りのあまり、戦輪を振り上げかける。
 「待て!皆待ってくれ!気持ちは分かる!でもな、リッドを傷つけたら、皆も逮捕しなくちゃならないんだ!そんなことになって、チョコをあげたい相手が喜ぶと思うのか!?」
ガイは必死に皆に呼びかける。
その言葉に、皆、動きが止まる。
 「で・・でも・・許せないわよっ!苦労して作ったのに!!」
「そうだよ!父さんとリオンさん用に・・頑張ったのに~~~!!」
武器を振り上げた腕を止めつつ、マルタとカイルが悔しさをあらわにする。
 「わかってる!皆の納得いくように必ずする!!だから・・・この場は俺たちに預けてくれないか!!」
ガイは必死に訴えかける。
「僕も約束する!だから・・ここは僕らを信じてくれないか!」
クロードもガイに続いて皆に訴える。
「わ・・わかったよ。ふ、二人がそう言うなら・・・」
アシュトンはそう言うと、一緒に来た仲間達の方を向く。
「皆、今回は引こう。クロード達のことは信じていいのは皆わかってるからさ」
「そ、そうだな。ケニーやセシルが約束したのだ。信じて・・よいだろう・・・」
アシュトンの言葉にクロエが同意する。
「わかったよ。お兄ちゃん達がそういうなら、今回は引くよ。でも・・・ちゃんと僕らの納得いくようにしてよね!!」
レオンは渋々ながら言う通りにするも、釘をさす。
他の面々もガイ達の言葉を受け入れ、その場を去る。
 「よかった・・・」
皆が引いたことにクロードは安堵の息をつく。
「とりあえずはよかったな。だが・・」
ガイは厳しい表情でリッドと向き合う。
 「リッド・・俺達と一緒に来てもらうぞ」
「わ、わかってるって。はぁ~。何か・・エライことになっちまったなぁ・・・」
ため息をつき、肩を落としながら、リッドはガイ達についていった。


 翌日・・・・・。
アシュトンをはじめ、リッドにチョコを食べられてしまった面々が、教会に集まっていた。
「皆・・来てるよね?」
アシュトンは集まった面々の顔を見ながら、確認するように言う。
 「来たけど・・一体どうしたの?アシュトンお兄ちゃん?」
「いや・・。ガイに皆を集めてくれって頼まれたんだけど・・詳しくは・・」
レオンの問いに、アシュトンはそう答える。
 「皆来てくれたみたいだな。すまないな、わざわざ集まってもらって」
そこへ、ガイがリッドと共に現れる。
「そ・・そんな顔で睨むなよ。わ、悪かったって!」
険しい顔を浮かべるマルタに、リッドは思わずそう言う。
 「謝ったって許せるわけないでしょ!すごく苦労したのに!?」
「マルタ、気持ちは分かるけど落ち着いてよ!」
今にも詰め寄りそうなマルタを、アシュトンがなだめにかかる。
 「わかってる、皆の気持ちは。だから・・・ここで皆が納得いくまで、俺がリッドをお仕置きする。皆、それで許してやってくれないか?」
「ぼ、僕はいいけど・・。皆はどうかな?」
ガイの言葉を受け、アシュトンは他の被害者たちに尋ねる。
「アシュトンお兄ちゃんがそう言うんならいいけどさ~。でも・・・ちょっとやそっとじゃ勘弁しないからね!」
「そうよ!マジ泣きさせてくれなきゃ許さないんだから!!」
レオンとマルタが、そう言う。
 「わかってる。今日はちょっとやそっとじゃ許さないつもりだから、その辺は安心してくれ。リッドもいいな?」
マルタ達に言いつつ、念を押すようにリッドにも言う。
「わかってるって。はぁ・・・」
リッドは答えつつ、ため息をつく。
 「よし・・。じゃあリッド、ここに来るんだ」
皆から見える位置に用意された椅子に腰かけると、ガイは軽く膝を叩いて合図をする。
リッドは言われた通り、膝にうつ伏せになるが、お尻を出された瞬間、ブルブルと全身を震わせる。
 「ん?恥ずかしいのか?」
「あ、当たり前じゃんかよ!き、聞くなよ~~!!」
リッドは顔を赤くして答える。
「それは悪かった。でも、恥ずかしいのもお仕置きのうちだからな。ちゃんと反省するんだぞ」
ガイはそういうと、片手でリッドの身体を押さえる。
そして、もう片方の手を振り上げた。


 バッシィィィィ~~~~ンンンッッッ!!!
「いてっ・・・!!」
思い切りお尻を叩かれ、痛みに思わずリッドは声をあげる。
 バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!
「く・・!ちょ・・ま・・待って・・いっ・・!くっ・・!」
痛いのだろう、思わずリッドは声を上げ、身体をこわばらせる。
 バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!
「・・ったく・・ダメだろう?皆が苦労して作ったチョコを食べるなんて」
お尻を叩きながら、ガイはお説教を始める。
 バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!
「ひ・・!ま、待ってくれよ・・!い・・痛っ!痛・・痛えって・・!!」
痛さでいっぱいなのか、リッドは苦痛を訴える。
 バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ
「痛いのは当然だろう?お仕置きなんだからな」
お尻を叩きながら、ガイはそう言う。
「で・・でもよ・・マ、マジ痛えって!も、もう少しか、加減し・・」
「リッド?誰が悪いんだ?誰が悪いことをしたから、こうして叩かれてるんだ?」
言い聞かせるように、ガイは平手を振り下ろしながら言う。
 「そ・・それは・・お、俺・・」
「だろう?リッドが悪い子だったから、叱られてるんだろう?ちゃんと反省するんだ」
そういうと、ガイはさらにお尻を叩く。
 バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ!バンッ!バンッ!バシッ!バンッ
「ひ・・!痛っ!痛えっ!ひっ・・!痛っ!ひいっ!うわっ!ひいっ!」
平手が振り下ろされるたび、リッドは悲鳴を上げる。
 バシッ!バンッ!バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バシッ!
「人のものを勝手に食べたら、それは泥棒と同じだぞ?そんなことをして、キールやロイドを悲しませたいのか?」
「ひ・・!そ、そんなつもりじゃ・・痛っ!痛えっ!痛えってっ!!」
お説教を続けながら、ガイはさらにお尻を叩く。
既にリッドのお尻は赤く染まっている。
 バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バシッ!バンッ!バンッ!バシッ
「リッドだって、苦労して獲って来た狩りの獲物を勝手に食べられたりしたら嫌だし、怒るだろう?自分がされて嫌なことを人にしたらダメだろう?」
「ひぃん・・!し、仕方ねえだろー!腹が減って、それにウマそうで我慢出来なかったんだよーーー!!」
バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バシッ!バンッ!バンッ!バシッ!バシッ!
リッドは涙目になり、手足をバタつかせながら、叫ぶように言う。
 「それは理由にならないだろう?小さい子供じゃないだろう、リッドは。やっていいことと悪いことの区別はわかるだろ?」
「だから悪かったってばー!謝るからもう勘弁してくれよーー!!」
「そうはいかない。リッド、前にも同じことをしただろう?今度こそわかってほしいから、本気で行くぞ」
そういうと、ガイは手を大きく振りかぶる。
 ビッダァァァァ~~~~~~ンンンッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~ッッッッ!!!!
「ぎゃあああああああ!!!!痛ってぇぇぇぇぇえええ!!!!!」
豪雨のような平手打ちに、リッドは絶叫する。
 バアッジィィィィ~~~~~~ンンンッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~ンンンッッッッ!!!!
「ぎゃああああああ!!か、勘弁してくれよぉぉぉぉ!!も、もうしねえからぁぁ!!ごめんなさいっ!ごめんなさーーいっっ!!ぎゃああああああ!!!!許してくれよぉぉぉぉぉ!!!ごめんなさぁぁぁぁいいいぃぃぃぃ!!!!!」
その後、灼熱の平手打ちが容赦なくリッドのお尻を襲い続ける。
平手の雨がやむまでの間、リッドの悲鳴と泣きながら謝る声が礼拝堂に響き続けた。


 「うう・・・」
「こら?ダメだろう、身体を動かしたら」
思わず身体を揺らすリッドに、ガイが厳しい声で言う。
 「し、仕方ねえだろ~。痛いんだよ~~~」
「お仕置きだから仕方ないだろう。こら、手を伸ばすんじゃない」
ガイはそう言いながら、お尻に手を伸ばそうとするリッドを叱る。
お尻叩きこそ終わったものの、真っ赤なお尻を出したまま、皆に向けて立たされていた。
 「皆・・もうそろそろ許してくれないか?ここまですれば、さすがに反省しただろうしな。リッド、そうだろう?」
「し、してるって!ま、マジで懲りたから!も、もうこんな目に遭うの嫌だって!今度こそ二度と皆のチョコ食わねえからっ!!」
許して欲しくてリッドは必死に言う。
 「どうだろう?皆、許してくれないか?」
ガイはお仕置きを見ていた皆に尋ねる。
「お、俺はいいよ。み、見ててかわいそうだし・・・」
「わ、私も・・・。も、もう・・十分だよ・・・・」
「僕も・・。こっちもお尻・・痛くなりそう・・・」
カイル、マルタ、ルカの順でそれぞれ、そう言う。
 「ぼ、僕も・・。さすがにリッドお兄ちゃんかわいそうだし・・。ジーニアスもいいよね?」
「ま、まぁね。十分気持ちも晴れたし」
「わ、私もだ。というか・・・やり過ぎかもしれんな・・」
リッドの真っ赤なお尻に、レオン、ジーニアス、クロエもそう言う。
 「そうか、よかった。最後はアシュトン・・っておいっ!大丈夫か!?」
最後にアシュトンに尋ねようとしたところで、思わずガイは声を上げる。
アシュトンは目を固く閉じ、両耳をしっかりと塞いでいた。
その上で顔面蒼白で、ガクガクと震えていたからである。
 「う・・うん・・。な、何とか・・・」
恐る恐る目を開け、アシュトンは返事をする。
「本当に大丈夫か?」
「だ、大丈夫。そ、それより・・も、もうリッドは許してあげてよ。ぼ、僕はもう十分だからさ」
「ならいいんだが・・。リッド、今、手当てするからな」
ガイはそう言うと、リッドのズボンを直し、奥へと連れていった。


 ―スキット『同じ声2』―
 「ガイ、リッドは大丈夫?」
来客用の寝室から出てきたガイに、アシュトンは尋ねる。
「ああ、寝たところだ」
「そっか。じゃあ静かに休ませてあげないとだね」
「すまないな、部屋まで貸してくれて」
「いいんだよ、これくらい」
「ところで・・大丈夫か?顔色が悪かったり、震えてたが?風邪か?」
先ほどの様子を思い返し、ガイは尋ねる。
 「ううん、その・・リッドがお仕置きされてる声聞いてたら・・・辛くなってきちゃって・・。その・・僕とそっくりだからさ、声が」
「ああ・・。なるほどなぁ・・・」
アシュトンの答えにガイは納得する。
二人とも双子かと思うくらい、そっくりな声だったからだ。
そのため、アシュトンには自分がお仕置きされているような感覚を覚えるのである。
 「すまなかった、嫌な思いをさせたみたいだな」
「いいんだよ。ガイだってリッドや皆のことを思って叩いたんでしょ?ガイも手が痛いでしょう?よかったら手当てするよ」
「すまないな。じゃあ、お言葉に甘えるとするか」
二人はそう言うと、その場を後にした。


 ―完―

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