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八つ当たりの代償(いたストポータブルより:ビアンカ/アーシェ)



(いたストポータブルを題材にした二次創作です。許容出来る方のみご覧下さい)


 「く・・・・!」
悔しさに顔を歪めて、アーシェはジッと表彰台を見つめる。
表彰台にはヤンガスら、今回のゲームの参加者達の姿がある。
だが、アーシェの姿だけが無い。
最下位だったからだ。
見事一位を獲得し、勝利の喜びに震えるヤンガスやその他の参加者を、アーシェは恨めしげに見つめていた。


 (今日こそは・・・勝たなくては!!)
アーシェは鬼気迫る表情を浮かべて、会場へと向かっていた。
前回までで、もう5回も最下位だったからだ。
プライドの高いアーシェにとって、これ以上の屈辱は無い。
(何としても・・勝ってみせるわ!王族の誇りにかけて!)
そう思いながら、アーシェは会場へと向かう道を進んでいった。
 (あっ!アーシェ様!)
会場へ向かうアーシェの姿に、思わずパンネロは声をかけようとする。
パンネロも同じゲームに参加するため、お互い頑張りましょうと言おうと思ったのだ。
だが、アーシェの雰囲気に声をかけられなくなってしまう。
 (凄い・・いきり立ってる・・・)
はたから見ただけで、アーシェが非常にピリピリしているのが感じられる。
(そういえばここのところ連敗だったらしいし・・・・)
パンネロは他の仲間から聞いたアーシェのここ最近の成績を思い出す。
(声かけない方がいいよね・・・。申し訳ないけど・・)
今のアーシェにうかつに声をかければ、火の粉を被るような事態になってしまう。
そう考え、パンネロはそのままその場を後にした。


 ゲーム終了後、アーシェは暗くうち沈んだ表情で、廊下を歩いていた。
(また・・・だわ・・・・)
またも最下位となってしまったことに、アーシェは落ち込む。
(何をしているの!?恥というものを知らないの!?)
アーシェは自身を罵らずにはいられない。
悔しくて、情けなくて、恥ずかしくてたまらない。
思わず涙が出てしまう。
(何を泣いているの!?子供ではあるまいし!恥ずかしいと思いなさい!!)
無意識のうちに泣いている自身を、アーシェは叱咤する。
 「ア、アーシェ様・・」
「!!!!!」
突然、背後から聞こえてきた声にアーシェは驚きそうになる。
思わず涙目のまま振り返り、キッと睨みつける。
すると、いつの間にかパンネロの姿があった。
 「何のつもり?用が無いなら放っておいて」
悔しさに苛立っているところに声をかけられ、思わずアーシェはとげとげしい声で言う。
「す、すみません・・・。でも・・あの・・そ、そんなに結果を気にしない・・方が・・・」
パンネロはおずおずしながら言う。
 「何を言っているの?別に気になどしてはいないわ。た、たかがゲームの勝ち負けなんかに!こ、子供ではないのよ!?」
「す、すみません!で、でも・・何だか・・その・・落ち込んでいたみたいですし・・」
「そ、そんなはずないでしょう!た、たかが最下位くらいで!」
慰めようとするパンネロだったが、それが却ってアーシェの苛立ちに火を注いでしまう。
「で、でも・・さっき・・泣いてらしたみたいですし・・」
「!!!!!!!」
アーシェはこの世の終わりと言わんばかりの表情を浮かべる。
プライドの高い彼女にとって、負けて悔し泣きしているところを見られるなど、屈辱でしか無い。
 「み・・見たのね・・!?」
「い、いえ・・た、たまたま・・・」
「よくも・・・!!許さないわっ!!」
アーシェはそう言うと、パンネロの手首を掴む。
そのまま、どこかへと無理やりに引っ立てていった。


 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「ああっ!アーシェ様っ!やめてっ!やめて下さいっ!!」
パンネロは悲鳴を上げながら必死に懇願する。
膝の上に乗せられ、お尻をむき出しにされて叩かれていた。
 「よくも・・よくも・・馬鹿にしてくれたわねっ!!」
バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
アーシェは怒りを込めて、パンネロのお尻を叩く。
「ひ・・!そ、そんなつもり・・ありませんっ!た、ただ・・元気づけ・・・」
「『元気づける』ですって?私がゲームに負けた程度で落ち込むような、そんなヤワな人間だと思っているの!?」
プライドを刺激され、アーシェはさらに怒りをかき立てる。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「ああっ!そ、そんなこと思ってませんっ!ご、ごめんなさいっ!許して下さいっ!」
パンネロは必死に謝る。
「『許して』ですって?何を言っているの?あんな恥ずかしい姿を見ておいて・・!!」
「わ、わざとじゃありませんっ!お、お願いですから許して下さいっ!!」
「許せると思っているの?私に恥をかかせて・・・覚悟しなさい!」
アーシェはそういうと、部屋にあった金属製の靴べらを手にする。
 ビシィィィィ!!ビシィィィィ!!ビシィィィィ!!ビシィィィィ!!ビシィィィィ!!ビシィィィィ!!ビシィィィィ!!ビシィィィィ!!
「あああっ!痛ああっ!やめて下さいっ!ごめんなさいっ!お願いですっ!!」
「よくも・・よくもよくも・・・!!」
屈辱感を怒りの炎に変え、アーシェはパンネロのお尻に嫌というほど靴べらを振り下ろし続けた。


 「うう・・・うっうっうっうっ・・・」
パンネロはボロボロと涙をこぼして泣いていた。
お尻はもはや痛々しい状態になり果てている。
 「ごめんなさい・・許して・・お願い・・ですからぁぁ・・・」
パンネロはひたすら許しを乞う。
「何を言っているの?この程度でまだまだ許せるわけがないでしょう?」
冷ややかな声でそう言い、再び靴べらを振り下ろそうとしたそのときだった。
 「アーシェ、パンネロ、ここなの?」
ドアが開くと同時に、ビアンカが現れた。
だが、パンネロのお尻を見るなり、表情が変わる。
「何をしているの!?」
声をかけると同時に、ビアンカはアーシェからパンネロを引き離し、抱きかかえる。
「うう・・ビアンカさぁん・・・・」
「大丈夫よ、心配いらないわ。さぁ、医務室に行きましょう」
泣いているパンネロに、ビアンカは優しい声で言いながら、部屋を出て行こうとする。
だが、部屋を出る前に、厳しい表情でアーシェに言う。
 「アーシェ、私が戻って来るまでここで待ってなさい。いいわね?」
「な、何故私がそのような・・・」
「いいわね?」
ビアンカのただならぬ気迫に、アーシェは何も言えなくなってしまう。
それを了解と取ったのか、ビアンカはパンネロを抱きかかえて部屋を後にした。


 (何をしているの・・・私の馬鹿・・・)
苦々しい表情を浮かべながら、アーシェは自分を責めずにはいられなかった。
(八つ当たりだなんて・・見苦しいと思わないの?恥を知りなさい!)
恥ずかしさから八つ当たりで暴力を振るった自分が、情けなくてたまらない。
(大丈夫・・かしら・・?)
痛々しいパンネロのお尻を思い出し、アーシェは罪悪感を覚える。
 突然、ドアが開く音が聞こえた。
一瞬、アーシェはハッとするも、平静を保とうとする。
やがて、ゆっくりとビアンカが入って来た。
 「パンネロは・・どうなのです?」
アーシェは恐る恐る尋ねる。
「今、手当てしてもらっているわ。幸い・・・無事に治りそうだわ」
「そ・・そうですか・・・」
平静を装いつつ、アーシェは密かに胸を撫で下ろす。
 「アーシェ、あなた、何をしているの?パンネロにあんなに暴力を振るうだなんて」
ビアンカは厳しい表情でアーシェに尋ねる。
「ぼ、暴力ではありません!お、お仕置きです!あ、あなただってしているでしょう!?」
(違うわ!どうして素直になれないの!?)
思っていることとは裏腹なことを言ってしまう自分に、アーシェは思わず苛立ちそうになる。
 「違うわ。パンネロは悪いことはしていないわ。あなたが自分のプライドのために何も悪くないパンネロを叩いたのでしょう?それは暴力でしかないわ」
「う・・・うるさいわね!あ、あなたには関係ないわ!」
アーシェはそう言うと、部屋を出て行こうとする。
 「待ちなさい!」
そこへ、ビアンカがアーシェを押しとどめる。
「どきなさい!」
「いいえ、どきません。さぁ、パンネロにちゃんと『ごめんなさい』しに行きましょう」
「嫌です!どうして私がそんなことを!」
「何を言っているの?あなただって、自分が悪いことはわかっているでしょう?」
正論にアーシェは言葉に詰まる。
だが、それよりもプライドの方が勝る。
 「嫌よ!パンネロなんかに頭を下げたくはありません!!」
「そう・・。なら・・仕方ないわね」
ビアンカはそう言うと、アーシェをそのまま膝に引き倒す。
 「何をするのっ!!やめなさいっ!!」
当然アーシェは抗議するが、ビアンカがやめるはずもない。
ビアンカはあっという間に、アーシェのお尻をあらわにしてしまう。
「しっかり・・・反省しなさい」
ビアンカはそういうと、アーシェの身体を押さえ、手を振り上げた。


 パシィィーーーンンンッッッ!!!
(ま・・またなのっ!?)
お尻を叩く音と共に、アーシェは屈辱感を覚える。
パンッ!パシッ!パンッ!ピシャンッ!パアンッ!
屈辱感に身を震わせるアーシェを尻目に、ビアンカは平手を振り下ろしてゆく。
 パシッ!パンッ!パンッ!パシッ!パンッ!ピシャンッ!
「く・・!やめなさいっ!やめなさいっ!」
お尻を叩くビアンカに、アーシェは振り返って言う。
だが、ビアンカはそれを無視して叩き続ける。
 パンッ!パシッ!パンッ!ピシャンッ!ピシャンッ!パアンッ!パシッ!パンッ!ピシャンッ!ピシャンッ!パアンッ!
「く・・!やめ・・やめなさいっ!やめなさい・・やめなさい・・・」
お尻を叩き続けるビアンカに対し、アーシェはひたすらやめろと命令し続ける。
もちろん、ビアンカがやめるはずもない。
 バシッ!バンッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「く・・!やめろと言っているでしょう!?聞こえないの!?」
アーシェは思わず怒りの声を上げて言う。
「聞こえてるわ。そんな大声で言わなくてもね」
「だ・・だったら何故叩くの!?」
「何故?それはあなたがわかっているでしょう?」
ビアンカはそう言いながら、お尻を叩く手をさらに強める。
 バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「く・・!やめ・・やめなさいっ!やめ・・やめなさい・・」
「全く・・・ダメでしょう!負けたのが悔しいからって、人に八つ当たりして、暴力なんか振るったら!」
ビアンカはアーシェの真っ赤なお尻に、容赦なく平手を叩きつける。
 「く・・・!パ、パンネロが・・わ・・悪いのよ・・!ひ・・人を・・ば、馬鹿にして」
バシィィィンッッ!!
「あああっ!!」
強烈な平手を叩きつけられ、アーシェは悲鳴を上げる。
 「パンネロは馬鹿にしてなんかいないでしょう?どうして、素直に人の気持ちを受け取らないの!」
「う・・うるさいわね!あ、あなたなんかには関係ないでしょう!?」
子供のようにお説教とお仕置きをされる屈辱に、思わずアーシェは声を上げる。
 「アーシェ、本気で言ってるのかしら?」
ビアンカは厳しい表情と声で尋ねる。
「だ、だったら何だと言うの!?私の家族でもダルマスカ国民でも無いくせに!何様のつもりなの!?いい加減にしないと本気で怒るわよ!?」
怒りを爆発させ、アーシェは叫ぶように言う。
 「アーシェ、それは本心かしら?」
「だ、だったら何だと言うの!?」
「アーシェ、本心なのね。自分は悪くない、パンネロや私が悪いと言いたいのね?」
「ええ!パンネロが勝ったのをいいことに私を馬鹿にするから悪いのよ!と、当然の報いだわ!あれくらいでは、まだまだ甘すぎたわ!!」
「そう・・。よく・・わかったわ・・」
ビアンカは静かに、だが有無を言わせない声で言うと、ゆっくりと手を振り上げた。
 「ルカニ!バイキルト!?」
「く・・・・!!」
お尻の感覚が鋭くなり、アーシェはさらなる痛みに顔をしかめる。
そこへ、ビアンカがお尻目がけて手を叩きつけた。
 バッシィィィーーーンッッッ!!!
「ああああっっ!!」
今までとは比べ物にならない平手打ちにアーシェは絶叫する。
 バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!バンバンバンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!
「やめっ!くぅぅ!やめなさいっ!くうっ!やめっ・・やめなさいっ!」
苦痛に悶えながら、アーシェは抗議する。
 「悪いことをしたのに、全然反省しないで、人のせいにする悪い子は絶対に許しません!!うんと懲らしめてあげます!!」
バンバンバンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!バンバンバンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!バンバンバンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!
ビアンカは怒りの声と共に、平手の豪雨を降らせる。
 バンバンバンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!バンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!バンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!
「悪い子っ!悪い子っ!悪い子っ!」
「や、やめ・・なさい・・やめ・・やめて・・」
耐えきれなくなったのだろう、命令口調から懇願口調へと変わりだす。
 バンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!バンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!バンバンッ!バンバンバンバンバンバンッ!
「ダメです!悪い子のお尻はうんとうんと赤くしてあげます!」
「ひ・・!やめっ・・やめてっ!ああっ!やめてっ!!あああっ!痛っ!痛あああっ!やめっ・・やめてぇぇ!!」
ついに耐えきれなくなり、アーシェは悲鳴を上げる。
その後、容赦なくお尻を叩く音とアーシェの悲鳴が、共に響き続けた。


 「うう・・やめ・・やめて・・やめて・・・」
荒い息を吐きながら、アーシェは懇願する。
既に、お尻はワインレッドどころではない色に染め上がっていた。
 「アーシェ、反省したかしら?ちゃんと『ごめんなさい』出来るかしら?」
そろそろ頃合いと見たのか、ビアンカは手を止めて尋ねる。
「く・・!い、嫌です・・!あ、謝る・・くらいなら・・・」
「だったら、また皆の前でお仕置きするわよ?それでもいいの?」
「う・・・!!」
アーシェは一瞬言葉に詰まる。
そんなことをされたら、二度と外を歩けない。
 「それだけじゃないわよ。恥ずかしい札を下げて、お尻を出したまま、立ってもらうわよ。それでもいいのかしら?」
「わ・・わかりました・・!!ご・・ごめ・・ごめん・・ごめんなさいっ!!こ・・これで・・いいでしょう!?」
悔しそうな顔を浮かべつつ、アーシェは謝る。
 「アーシェ、それじゃあ謝る態度じゃないわよ?」
「う、うるさいわね!あ、謝っているのだからい、いいでしょう!!」
せめてプライドを保とうと、アーシェはそう言う。
「まぁいいわ。でも・・二度としないこと。いいわね?」
「わ、わかっています!こ、子供ではありません!いちいち言わないで下さい!!」
アーシェの態度に苦笑しつつも、ビアンカはようやく手を降ろした。


 「く・・!!」
「大丈夫?沁みたかしら?」
痛みに顔をしかめるアーシェに、薬を塗りながら、ビアンカは尋ねる。
 「何でも・・ありま・・くぅぅぅ・・!!」
「やせ我慢はダメよ。お尻が痛いのだから、無理はよくないわ」
「あ・・あなたがしたのでしょう!?」
アーシェはムッとした声で言う。
 「でも、それはあなたが悪い子だったからでしょう?」
「く・・!た、確かに・・や、やりすぎました・・。そ・・それは・・認めます・・。でも・・だからといって・・・言わなくてもいいでしょう!?」
「わかってくれていればいいわ。二度としてはダメよ」
「わ、わかっています!」
アーシェはそう言うと、プイッと顔をそむける。
そんなアーシェをビアンカは抱き起こすと、ギュッと抱きしめる。
 「な・・何をするの!?」
「え?だっていつもしてるでしょう?痛い思いをさせた責任を取らせてくれるかしら?」
「し・・仕方ないですね・・。そ、そういうなら取らせてあげましょう」
「ありがとう、これでいいかしら?」
ビアンカはそう言うと、アーシェの真っ赤なお尻を優しく撫でる。
「も、もっと撫でなさい!こ、これくらいでは責任を取ったことにはならないわよ!!」
アーシェの言葉に、ビアンカは優しい表情で、アーシェのお尻を撫でつづけた。


 ―完―

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