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スリ騒動(SO2&テイルズ、鋼より:/エド・レオ、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ、鋼の共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「迷った・・・・・」
地図を見ながら、エドワード・エルリックはボソリと呟いた。
(ったく・・もうちょっとわかりやすく描けってーの!ゴチャゴチャしすぎてわからなくなるだろ!!)
持っている地図に、エドワードは心の中で文句を言う。
詳しく描かれているために、却ってわかりにくいのである。
(仕方ない・・・。交番ででも聞くか・・・・)
そう考え、エドワードが交番を探そうとしたときだった。
 ドンッッ!!
不意に何かがぶつかった。
「おいっ!何するんだよっ!!」
思わずエドワードは振り返り、文句を言う。
すると、エドワードより年下で小柄の、猫耳の生えた水色の髪の少年の姿があった。
 「ご、ごめんなさい。よ、余所見しちゃってて・・・」
ブルブルと震えながら、レオンは謝る。
自分より年下で、わざとでもなさそうな態度に、さすがのエドも態度を和らげる。
「ま、まぁ、次からは気をつけろよな」
「ご、ごめんなさい。小柄なお兄ちゃん」
「誰が小柄だっ!!」
コンプレックスを刺激され、思わず怒鳴るエドに、レオンは慌てて逃げる。
 「クソ・・・!!」
身長のことを言われたことと、小さな子供に大人げなく怒鳴ってしまったことに、ムッとした表情を浮かべつつ、エドは再び歩き出そうとする。
 「ん?」
2,3歩歩いたところで、エドは違和感に気づく。
思わずポケットを探ると、何とホカホカの馬糞が現れた。
「あいつか!?んん!?」
怒りの声を上げるエドだったが、さらにまた別の違和感に気づく。
 「な、無いっ!財布が無いっ!?」
そう、いつの間にか財布が無くなっていることに気づいたのである。
「あ~の~ガキ~~~~っっ!!絶対・・・許さんっっ!!」
怒りに燃えながら、エドワードはレオンの姿を求めて走りだした。


 「へっへーんっ!上手くいった!」
レオンは、戦利品の財布を見ながら、してやったりと笑みを浮かべる。
 (今頃カンカンだよね~。財布すられた上に、馬のウンチまで入れられたんだからさ~)
エドワードの悔しがる姿を想像し、レオンはそう思う。
 (まぁ別にお金なんていらないけどね。幾らでも闘技場とかクエストで稼げるし)
レオンはそう思いながら、財布を放り投げる。
スリをしたのはお金目当てでは無い。
被害者の悔しがる姿を見てしてやったりと悦に入ったり、スリルを求めてのことだった。
 「こらっ!人の財布捨てるなってーの!!」
突然の声に思わずレオンはビックリして振り返る。
すると、いつの間にか財布をキャッチしたエドの姿があった。
 「おい!よくもやってくれたな」
エドは怒りを燃え上がらせてレオンに詰め寄る。
「ク~ソ~ガ~キ~~、覚悟しろよ。一週間は座れないくらいケツ叩いてやるからな」
エドワードはそう言いながら、レオンを捕まえようとする。
「く・・!ブラックセイバー!!」
とっさにレオンは黒い真空波をエドめがけて放つ。
 「うわっ!!」
本能的にエドは錬金術を使い、地面から分厚い壁を生やして防ぐ。
「何すんだっ!!あっ!逃げんなっ!!」
防いだ隙に逃げ出したレオンを追って、エドも走り出す。
「待てーーーっっ!!尻百叩き、いや千叩きにしてやるっ!!」
そう叫びながら、エドは走る。
捕まって叩かれてはたまらないと、呪文を駆使しながら、レオンも逃げ続けた。


 「悪かったね、色々頼んじゃって」
「いえ、いいんですよ。お役に立てれば」
通りを歩きながら礼を言うクロードに、フュリー曹長はそう返す。
クロードに頼まれ、司令部の機械の修理をした帰りだった。
 「それにしても本当に機械に詳しいんだね。驚いたよ」
「僕に出来るのはこれくらいですから。でも、ちょっと残念です、ガイさんがいなくて」
フュリーはちょっぴり残念そうな表情で言う。
同じ機械好きのためか、ガイとは話が合い、よく話しているのだ。
 「今日はガイは非番でね。機械関連のイベントに行ってるんだよ。すまないね」
「いいんですよ。気持ちは僕もわかりますし。あれ?」
「何の騒ぎだろう?」
二人は騒ぎに気づき、駆けつける。
 「うわ・・・!!」
「何だコレ!?」
フュリーもクロードも驚く。
家の壁や道路から大きく鋭い鍾乳石のようなものや、人一人を隠せるような壁が突き出ているのだ。
かと思えば、水で押し流された跡や、魔物の牙や爪の跡が所々についている。
 「な・・何が一体・・え!?」
「危ないっっ!!」
突然、洪水が襲いかかってくる。
とっさにクロードはフュリーを庇い、ダメージを受けてしまう。
 「す、すみません!?だ、大丈夫ですか!?」
クロードを助け起こし、フュリーは声をかける。
「な、何とか・・・。それよりどうなってるんだ?」
「さぁ・・あっ!!」
不意にフュリーが何かを指差す。
 「レオンッ!?」
「エドワード君!?」
バトル中らしいレオンとエドの姿に、クロードもフュリーも声を上げる。
 「フュリー曹長!早く止めよう!」
「は、はいっ!!」
慌てて二人はバトル中の二人に駆け寄ってゆく。
 「待て待てっ!このクソガキーーっっ!!」
「しつこいなあっ!!ブラックセイバーッッ!!」
逃げながらレオンは闇の真空波を放つ。
 「二度もくらうかってーのっ!!」
よけながらエドは手を地面に置き、練成をする。
すると、レオンの周りに壁が出来てしまう。
「嘘っ!?」
壁ですっかり取り囲まれたところへ、上からエドワードが現れる。
 「やっと捕まえたぜ~~。覚悟しろよ~~」
ニヤリと笑みを浮かべ、エドが引きずり出そうとしたそのときだった。
「助けてーーーっっっ!!痴漢に襲われるーーーーっっ!!」
「だぁぁ!何言ってんだーーー!!??」
とんでもないことを言いだしたレオンに、エドは慌てる。
 「皆ーーーッ!!ここに痴漢がいるよーーー!!僕にパンツよこせとか言ってるよーーーーーー!!!」
「よせっ!やめろっ!!変なこと言うなっ!!??」
誤解されるとエドは必死にレオンの口を塞ごうとする。
 「レオンッッ!!」
駆けつけたクロードの姿に気づくや、レオンはクロードに飛びつく。
「お兄ちゃん助けてっ!痴漢に襲われる~~~!!」
「だから俺は痴漢じゃないっ!!」
「エドワード君っ!!」
ワンテンポ遅れて、フュリーも駆けつけた。
 「フュリー曹長!何とか言ってやってくれよ!俺は痴漢じゃないって!!」
「お、落ち着いて下さい、エドワード君」
痴漢呼ばわりに憤慨するエドを、フュリーは必死に宥める。
 「とにかく何があったんだい?二人とも?」
「こ、この目つきの悪いお兄ちゃんが僕に変なこと言ったんだよ!パンツよこせとかお尻叩かせろとかって!!」
「嘘言うなって!俺の財布すった上に馬糞まで入れただろう!!」
嘘をつくレオンに対し、エドワードは抗議する。
 「フュリー曹長、えーと・・こちらは?」
「ああ、す、すみません。僕達の知り合いのエドワード君です」
「ええと、エドワードかい?本当かい、財布をすったっていうのは?」
「ああ、こいつ俺の財布すった上に、ポケットに馬糞まで入れたんだよ!」
「違うよ!僕のパンツよこせとか言って、襲って来たんだよ!!」
罪を逃れようと、レオンは嘘を言う。
 「レオン、そのマジックハンドは何だい?」
「え・・?あっ!?」
レオンはマジックハンド(ピックポケットをするときに使う手袋)をはめたままだったことに気づく。
慌てて逃げたため、外すのを忘れてしまっていたのだ。
 「レオン、一緒に行こうか。エドワードとフュリー曹長もいいかな?」
「俺は構わないぜ」
「あの、僕は上司に報告するので、ちょっと待ってもらってもいいですか?」
「わかった。じゃあエドワードは先に来てくれるかい?」
「ああ。おい、レオンだったか?たっぷりとっちめてやるから覚悟しとけよ」
レオンに勝ち誇ったような笑みを浮かべて言うと、エドワードはクロードやレオンと共に司令部へと向かっていった。


 「さてと・・レオン、エドワードの財布をすったんだね?」
取調室で、クロードは厳しい表情でレオンに尋ねる。
「ちょ、ちょっとしたイタズラのつもりだったんだよ・・・・」
「ふざけんな!子供のイタズラで済むと思ってんのかよ!?」
レオンの言葉に、エドはカッとなる。
 「まぁまぁ、エドワードも落ち着いて」
「わ、わかってるっての!」
カッとなったのが恥ずかしいのか、取り繕うようにエドは言う。
 「レオン、スリは悪いことなのはわかってるよね?」
「や、やだっ!?ちゃ、ちゃんと謝るから~~~!!!」
レオンはお尻を押さえて逃げようとする。
 「ダメだよ。悪い子はお仕置きだよ」
「うわあ~~~んっ!やだやだやだ~~~っっ!!」
お尻を出されながら、膝の上でジタバタ暴れるレオンに、エドワードは勝ち誇ったように言う。
「ザマ見ろって!たっぷりケツ叩かれて反省しろよ!」
「それはエドワード君もよ」
不意に聞こえてきた声に、思わずエドは振り向く。
すると、フュリーと一緒にリザが現れた。
 「ホークアイ中尉、ど、どういうことだよ?」
嫌な予感を覚え、エドワードは恐る恐る尋ねる。
「言葉の通りよ。エドワード君もお仕置きよ」
「ええ!?な、何でだよ!?」
納得できず、エドワードは抗議する。
 「ここに来る前に現場を見てきたわ。エドワード君が錬金術を使ったせいで、道路や家が壊れていたわ」
「う・・・・!?」
エドワードは言葉が出ない。
レオンを捕まえるために錬金術を使いまくったため、道路などを壊してしまった覚えがあるからだ。
 「し、仕方ないじゃんかよ!こ、コイツが悪いんだよ!す、スリなんかするから!!」
お仕置きされてはたまらないと、エドワードは必死に弁解する。
「でも、物を壊したのは事実でしょう?それはいけないことだわ。わかるでしょう?」
「そ・・それは・・・・」
ホークアイの正論に、エドは文句も言えない。
 「ナニナニ~、自分が悪いことしたのに反省も出来ないの~?年上のくせに、子供だよね~~」
「う、うっさい!泥棒のお前が言うなっての!」
馬鹿にするように言うレオンに、エドは言い返す。
 「さぁ、エドワード君、自分が悪いことをしたのはわかってるでしょう?いらっしゃい」
「う・・・。わ、わかったよ・・・・」
レオンやクロードがいる手前、見苦しい真似も出来ない。
それに、ロイならともかく、リザには色々と世話になっている以上、逆らえない。
ロイにお仕置きされるときとは異なり、エドワードは素直にホークアイの膝へ行く。
 「うう・・・・!!」
ホークアイにお尻をむき出しにされ、エドは恥ずかしさで顔を真っ赤にする。
「ホークアイ中尉・・た、頼むからさっさと・・終わらせてくれよ・・」
「それはエドワード君次第よ。しっかり反省するのよ」
「レオンもだよ。ちゃんと反省するんだよ」
「やだっ!やだやだっ!やめてよー!お願いだから~~~!!」
恥ずかしがるエドと、じたばた騒ぐレオンを尻目に、ホークアイとクロードはそれぞれ手を振り上げた。


 バシィィーーンッッ!!
「痛・・・・!!」
(馬鹿っ!人が見てんだぞっっ!!)
痛みに思わず声を上げた自分を、エドワードは叱咤する。
クロード達他人が、それもレオンのように生意気な年下がいる前で見苦しく泣き叫びたくない。
無意味なプライドだと思いつつも、エドはそうせずにはいられなかった。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「・・・・!・・・・!・・・・!・・・!」
女性ながらも現役の、それも現場でバリバリ活躍している軍人だけあって、リザの平手は容赦ない。
エドは声を出すまいと必死になって耐える。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「エドワード君、ダメでしょう?道路や家を錬金術で壊したりしたら」
優しい声で、だが容赦ない平手打ちを注ぎながら、ホークアイはお説教を始める。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「く・・!し、仕方ないじゃん・・・かよ・・。お、俺の財布・・すられて・・しかも・・馬糞・・まで・・・・」
エドワードは痛みに顔をしかめつつ、弁解する。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「怒る気持ちは分かるわ。でも、だからって感情に任せて錬金術を使ったりすれば、関係無い町の人達も巻き込むでしょう?」
お尻を叩きながら、リザはお説教を続ける。
財布を取り戻そうという気持ちも、犯人をとっちめてやろうという気持ちも理解できる。
だが、そのために関係無い町の住人達の家や、町の道路が壊れてしまった。
立派な器物破損だし、もちろんそれも犯罪だ。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「そ・・それは・・・・」
リザの言葉に、エドワードは言葉が出ない。
財布をすられ、馬糞まで入れられたことにカッとなり、感情に任せてレオンを追いまわした。
その中でお互いに術を使ってバトルしてしまった。
幸い、怪我人などは出なかったが、下手をすれば自分達の喧嘩のために町の住人が巻き添えを食っていたかもしれない。
いや、現に建物は壊れたのだから、巻き添えをくった犠牲は出ている。
 「う・・。ご・・ごめん・・なさい・・・ホークアイ・・中尉・・・」
ロイ相手なら反抗心が出て、謝るどころか反論するところだが、ホークアイ相手には、エドも素直に謝る。
「わかってくれてよかったわ。じゃあ、仕上げのお仕置きをするわよ」
「え!?ちょ、ちょっと待ってくれよ!!ホークアイ中尉!?」
さらなるお仕置き宣言に、エドは慌てる。
 「エドワード君、自分が悪いのはわかってるでしょう?」
「そ・・それは・・そうだけど・・・・」
「エドワード君にはちゃんと反省して欲しいし、二度として欲しくないわ。だから、厳しく行くわよ」
「ちょ、ちょっと待・・・・」
言いかけたところへ、リザの平手が振り下ろされる。
 ビッダァァァ~~~~~~ンッッッッッ!!!!
バァンバンバンバンバンバンババンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~ッッッッ!!!!!
「ぎゃあああああああ!!痛ってぇぇぇぇええええええ!!!」
あまりの痛さにプライドなどすっ飛んでしまい、エドは叫ぶ。
 バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~~~~~~ッッッッ!!!
「痛でぇぇええええええ!!ホークアイ中尉っ!勘弁してぇぇぇぇえ!!俺が悪かったからぁぁぁぁああ!!」
許して欲しくてエドワードは必死に謝る。
「ダメよ、しっかり反省してもらうわ」
ホークアイはそう言うと、平手の嵐をお見舞いする。
 バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン~~~~~~~~~~~~ッッッッ!!!!
「ぎゃあああああ!勘弁してぇぇぇぇ!!俺が悪かったからぁぁぁ!!ひぃぃぃぃぃ!!ごめんなさぁぁぁいいいいいい!!!」
その後、激しくお尻を叩く音と共に、エドの悲鳴が響きわたった。


 バシィィ~~~ンッッッ!!
「うわあ~んっ!痛いぃぃぃ~~~っっ!!」
思い切り叩かれ、レオンは悲鳴を上げる。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
軽快なリズムで、クロードはお尻を叩いてゆく。
 パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「ちょ、ちょっとっ!お兄ちゃんっ!痛いっ!痛いってばぁぁっっ!!」
レオンは後ろを振り向き、痛みに顔をしかめながら、クロードに抗議する。
 パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「痛いのは当たり前だろう?お仕置きなんだから」
お尻を叩きながら、クロードはお説教を始める。
 パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「痛っ!痛っ!痛いっ!痛いよっ!やめてってばあっ!!」
「やめてじゃないだろう?レオン、何をやってるんだい?」
お尻を叩きながら、クロードはお説教を続ける。
 パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「ピックポケットは立派な犯罪なんだよ?泥棒だよ?わかってるのかい?」
小さなお尻を赤く染めながら、クロードは言い聞かせるようにお説教する。
 パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「う、うるさいなぁ!ちょ、ちょっとした子供のイタズラじゃないかぁ!そ、それくらいでイチイチ目くじら立てないでよね!!」
レオンは反省するどころか、不満顔で言い返す。
そんなレオンに、クロードは険しい顔になる。
 「レオン、本気で言ってるのかい?」
「だ、だったら何さ!子供のイタズラなんだから少しは大目に見てくれたっていいじゃないか!心狭すぎるよ!嫌になるよね!!」
「レ、レオン君っ!そ、それは言いすぎじゃ・・・・」
心配になったのだろう、フュリー曹長は思わず助け舟を出そうとする。
 「外野は黙っててよ!そうだよ!何さ!いつもいつもお仕置きって!いい加減にしてよ!僕だって本気で怒るからね!!」
「レオン・・それは本心かい?」
険しい表情のクロードに引きかけるも、怒りがまさり、レオンは言い返す。
「だ、だったら何さ!児童虐待って訴えてやるんだから!!」
「そう。よくわかったよ。そんな悪い子にはもっと厳しいお仕置きが必要だね」
何かを取り出すと、クロードは思い切り叩く。
 バシィィィィンンンンン!!!!
「痛ぁぁぁいいいいい!!な、何・・・!!??」
あまりの痛さに思わず振り返ったレオンは顔から血の気が引く。
クロードがヘアブラシを手にしていたからだ。
 「レオン、今日は本当に悪い子みたいだね。だから、これを使うよ」
「や・・!やだやだやだっ!!それだけはやめて~~~!!」
以前の厳しいお仕置きですっかりトラウマになっているヘアブラシを取り出され、レオンは暴れながら泣き叫ぶ。
だが、レオンの哀願を無視してブラシは振り下ろされた。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「やだーっ!やだぁぁぁ!!痛いっ!やだよぉぉ!ブラシやだぁぁ!!」
苦痛と、ブラシの恐怖でレオンは泣き叫ぶ。
バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「わぁぁぁん!ごめんなさぁぁぁいいい!!も、もう二度としないからぁぁぁ!!ブラシやめてぇぇぇぇ!!」
「ダメだよ。本当に悪い子はブラシだよ。しっかり反省するんだよ」
「やーだーーっ!わぁぁあーーーんっ!アシュトンお兄ちゃん助けてーーー!!」
恐怖に泣き叫ぶレオンの声と、ブラシでお尻を叩く音、それらがない交ぜとなって部屋に響いていた。


 「ぐ・・!!ぐぅぅ・・!?」
「エドワード君、沁みたかしら?」
薬を塗りながら、ホークアイ中尉は尋ねる。
 「何言ってんだよ。これくらい平・・ぎひぃぃぃ!!」
「エドワード君、む、無理はダメですよ」
やせ我慢するエドに、思わずフュリー曹長が声をかける。
 「お兄ちゃんっ!もっと撫でてよね!」
「こんな感じかい?」
一方、クロードはレオンを抱っこしながら、真っ赤なお尻を優しく撫でる。
 「もうっ!ひどいよっ!ブラシであんなに叩くなんて!僕、本当に怖かったんだからね!!」
「ごめん、怖い思いさせて。でも、レオンにいい子になってほしいからしたんだよ。それだけはわかってくれるかい?」
「悪いと思ってるなら今日はずっと一緒だからね!お風呂も寝るのも一緒だからね!」
「わかったよ、レオンがそうしたいならね」
その言葉に、ようやくレオンは表情が和らぐ。
 「何だよ、ナマイキなクセに甘えん坊だな。やっぱりお子様だよなぁ」
そんなレオンをエドワードがからかう。
「何さー。そっちだってお尻叩かれてワンワン泣いてたくせに!僕より年上のくせして恥ずかしいよね~」
対して、レオンも言い返す。
 「んだとー!お前が人のこと言えんのかよ!!ドチビの泣き虫小僧が!!」
「そっちだって僕より年上のクセにチビじゃないかー!!」
「言ったなー!今度は俺がケツ叩いてやるっ!!」
口喧嘩から、本当の喧嘩になりかける。
 「エドワード君っ!やめなさい!もう一度お尻叩いた方がいいかしら?」
「レオンもだよ。また、お仕置きが必要かい?」
リザとクロードに叱られ、しぶしぶ二人は引き下がる。
エドとレオンは互いに顔を合わせると、アッカンベーをしてプイッと顔をそむける。
そんな二人に、リザとクロードは苦笑を浮かべて、二人の手当てをしていた。


 後日・・。
バシーンッ!
バチ―ンッ!
「きゃあああ!姉さんっ!ホークアイ中尉っ!ごめんなさいっ!!」
お尻を叩かれる音と共に、ティアは謝る。
机にうつ伏せになって突き出されたティアのお尻に、リザとリフィルが交互に平手を叩きつけていた。
 「ダメよ。覗きなんかする悪い子は姉さん許しません!」
「前にも叱られたのに、またするなんていけない子ね!!」
リフィルとリザはお尻を叩きながら、ティアを叱る。
エド達のお仕置きをしているところをこっそり覗いていたため、叱られているのだった。
 「ごめんなさーいっ!!だ、だって・・・ホークアイ中尉がお仕置き・・してたからつい・・・」
「だからって覗きなんかしたらダメでしょう!やらしい子ね!」
「そうよ。私やマスタング大佐ならともかく、他の人にまであなたとリフィルの事がばれたらどうするの?」
軽はずみなことをしたティアを、二人してお仕置きしながらお説教する。
「ごめんなさいっ!反省してるわ!」
「「当然です!身にしみて反省しなさい!!」」
その後、二人に厳しくお仕置きされるティアの悲鳴が響きわたった。


 ―完―
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