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背徳と罠(BL・鬼畜要素あり)

 (注:BL・鬼畜要素ありです。許容出来る方のみご覧下さい)


 薄暗い懺悔室の中、ヨハネス神父は頬を上気させ、微かに息を吐きながら板の向こうから聞こえてくる懺悔に耳を傾けていた。
 ヨハネス神父はやや長めの美しい金髪の持ち主でほっそりした身体に藍色の神父服をマ纏っている。
整った容貌だが、童顔っぽい感じのため美しいというよりも可愛いという印象が強い。
そのため、27歳であったが、実際の年齢よりもっと若く見られることが多かった。
 「そして修市君と僕は体育館の裏で人に隠れて・・・」
壁の向こうから聞こえてくる、ヨハネスよりも10歳前後は若いだろう少年の声にヨハネスはゴクリと息をのむ。
ヨハネス神父は日本のある全寮制カトリック系男子校で、学校の礼拝堂付きの神父兼宗教の授業の教員として働いていた。
その仕事の関係上、生徒の様々な懺悔も聞いていた。
 「そ・・それで・・・今は・・・罪を・・・悔いて・・いるの・・ですね・・?」
生徒が語る、細部まで見事なまでに正確に描かれた性行為に、息が荒くなりそうになるのを堪えながら、ヨハネス神父は尋ねる。
「は・・はい・・。こ・・こんな・・淫らな・・僕でも・・・赦される・・でしょうか?」
「く・・悔いあらためれば・・・か・・神様は・・必ず・・赦して・・・下さい・・ます。く・・い・・改め・・な・・さい・・・」
声を震わせつつもヨハネス神父は生徒に赦しを与える。
生徒はお礼を言うと懺悔室を後にする。
生徒が懺悔室を後にするのを確かめると、おもむろにヨハネス神父も懺悔室を後にした。
 「ふふ・・・有、言う通りに言ったかい?」
懺悔室から出てきた、小柄な可愛い系の容貌の生徒に修市(しゅういち)は尋ねる。
修市はこの学校の生徒で、藍色の髪をしたモデル張りに端正な容貌の持ち主。
そのおかげか、生徒の間での人気もあった。
「うん・・修市くぅん・・」
「ふふ。欲しくて仕方ないんだね。ご褒美をあげるよ」
ニヤリと笑みを浮かべると、修市は有を抱きよせ、口付けする。
年頃の少年のものとは思えない濃厚なキスに有はすぐにも蕩けたような表情を浮かべた。


 放課後、修市は礼拝堂の脇にあるヨハネス神父の宿舎の物陰に身を潜めていた。
(来たな・・・・)
敷地内にある林からヨハネス神父が戻ってくるの見つけると、ジッと修市は神父の様子を伺う。
大分歩き回ったらしく顔は上気し、じっとりと汗も浮かんでいる。
だが、その汗や上気した表情には身体を動かしただけとは思えないものが感じられた。
(よし・・効いてるな・・・)
修市はヨハネス神父の様子にニヤリと笑みを浮かべる。
男子校、しかも全寮制という日本では珍しい環境のためだろうか、この学校では同性恋愛がよく見られた。
そのため、そういう性的な面での懺悔もよく生徒から寄せられる。
修市自身もよく他の生徒と関係を持っているため、そういう方面での懺悔をヨハネス神父にしたことがあった。
それゆえ、修市は気づいたことがあった。
その手の懺悔を聞いた日には必ずヨハネスが敷地内の林や中庭を散策することを。
修市には、それが自身の情欲や邪念を発散させようとする神父の必死の行為であろうと推察する事が出来た。
 (でも・・あの様子だと散歩程度じゃとても納まってないようだね)
神父の様子からそれを読み取るや、再びニヤリと笑みを浮かべる。
修市は気づかれないようにして宿舎の寝室の方へと回る。
そして窓の傍らに立つと、ヨハネス神父が入ってくるのをジッと待ち構えた。
 「はぁ・・・はぁ・・・・」
ヨハネス神父は寝室に入ると、深呼吸をする。
その表情は何とも苦しそうだった。
(ダメだ・・・このままでは・・・)
ヨハネスは本能的に手を下半身へ伸ばそうとする。
だが、自分がしようとしたことに気づくや、ハッとした表情を浮かべる。
 (な・・何てことを・・)
自分の浅ましさにヨハネスは愕然とする。
生徒の懺悔に淫らな欲望を感じた上に、自身でそれを発散させようとしたのだ。
神父として決してあってはならないことだ。
(駄目!僕・・じゃなかった・・私は・・・これでも・・神父・・。こんな・・罪深い真似は・・絶対に・・・)
意志の力でヨハネス神父は欲望を必死に抑え込もうとする。
だが、押さえようとすればするほど情欲の炎は神父の心中に燃え盛る。
ヨハネスは手を伸ばしては引っ込め、また伸ばしては引っ込めるという動作を繰り返す。
だが、もはや耐えきれないのだろう、ヨハネスは神父服の裾を捲り上げ、ズボンを降ろしたかと思うと、すでに固くなっている自身に手を添えた。
 「ふ・・はぅ・・・あっ・・・」
ヨハネス神父は片手で自身を刺激する一方、残った手を双丘に回すと、指を中へ滑り込ませる。
「ひぅ・・!あうっ!くぅぅ!!」
前後から与えられる刺激に、神父の身体が瘧のように震え、欲望を吐き出した。
 (うわぉ・・・・)
窓の外から修市は神父の行為をゴクリと息を呑んで見つめている。
携帯を取り出したかと思うと、カメラを神父に定め、手早く撮影する。
神父のあられもない姿を幾つか撮影すると、修市はもっと見たいのを抑えて素早く寮へ戻って行った。


 (何てことを・・・)
その日の夜、ヨハネスは寝室に置いてあるマリア像に祈りながら自己嫌悪に陥っていた。
生徒の懺悔に欲情を覚えた上に自分でしてしまったのだ。
神父としてあるまじきことだ。
しかも、今回でもう3、4回目だ。
 生徒の懺悔を聞くたびに劣情がこみ上げてきてしまう。
必死に祈り、散策で欲情を発散させようとするも、そうはいかず手淫に走る。
己の浅ましさと罪深さにヨハネスは締めつけられるような苦しみを感じていた。
 ブルルルルルル・・・・。
そのとき、突然、神父服のポケットに仕舞ってあった携帯が震える。
(誰からだろう?こんな時間に?)
怪訝に思って携帯を開くなり、神父の表情が凍りついた。
「こ・・・これは・・・・」
ヨハネス神父は絶句する。
画面に映っていたのは、自身を慰めている己の浅ましい姿。
直後、今度はメールが受信される。
メールを開いてみると、次のような文章があった。
 『この写真のことでお話があります。すぐに礼拝堂に来て下さい』
蒼白になりながら立ち上がると、ヨハネス神父はすぐにも寝室を後にした。
 (ふふふ・・・来た来た・・・・)
礼拝堂の扉が開く音を聞きつけるや、修市はニヤリとほくそ笑む。
扉が開いたかと思うと、オズオズとヨハネス神父が入ってきた。
神父は扉にしっかりと鍵をかけると、ゆっくりと修市のいる祭壇の方へとやってきた。
 「ふふ・・・お待ちしてましたよ・・・。ヨハネス神父・・・・」
「しゅ・・・修市くん・・。君なの・・?呼んだのは・・・?」
「ええ・・・ヨハネス神父とお話がありましてね・・」
修市はクスリとほほ笑みながら言う。
ヨハネス神父はその笑みに何か恐ろしいものが隠れていそうで、額や手の甲にジワリと汗を浮かべる。
 「ねぇ・・ヨハネス神父・・・。僕・・見てしまったんですよ・・。あなたが・・・ご自分を慰めてらっしゃるのをねぇ・・・・」
神父は修市の言葉に全身を硬直させたかと思うと、微かに身体を震わせる。
「ふふ・・まさかと思いましたよ・・。皆に人気の・・ヨハネス神父が・・皆に隠れて・・あんなことをしてるだなんてねぇ・・・・」
ニヤニヤと笑みを浮かべながら修市はヨハネスを見やる。
顔からはすっかり血の気が引き、まるで熱病にでも罹ったかのように全身を震わせていた。
 「このこと・・・もし・・誰かにばらしたら・・どうなるんでしょうねぇ・・?」
まるで他人事のような口調で修市は言う。
ヨハネスはさらに表情を強張らせると、ギクリと全身を震わせる。
「は・・話す・・つもり・・なの・・?」
恐る恐るヨハネス神父は尋ねる。
「さぁ・・・どうしましょうかねぇ・・・?」
思わせぶりな態度を取り、修市は考え込むような素振りを見せる。
しばらくそのままでいると、ヨハネスは不安げにこちらを見守る。
恐怖と不安に苛まれる神父の表情に修市はたまらない愛おしさを覚える。
(不安で・・怖くて・・たまらないんですね・・。可愛いですよ・・・ヨハネス神父・・)
修市はヨハネス神父の事が好きだった。
好きで好きでたまらず、何としても自分のものにしたかった。
そのために策を弄したのだ。
 「ふふ・・・決めましたよ・・」
修市の言葉にヨハネスはどんな宣告をされるのか、戦々恐々とした気持ちになる。
「僕としては・・・ヨハネス神父がいなくなるのは・・・淋しいですからねぇ・・・」
「そ・・それじゃあ・・・」
微かな期待を滲ませた声で尋ねると、修市は笑みを浮かべながら答える。
「ええ・・・黙っててあげます・・。ただし・・・」
「ただし・・?」
「僕の・・お仕置きを・・受けてもらいましょうかねぇ」
 「お・・お仕置き・・?」
言っていることがわからないという感じでヨハネス神父は尋ねる。
「ふふ・・ヨハネス神父・・・あなただって自分が神父としてあるまじき事をしたのはよくお分かりでしょう?」
「そ・・それは・・・」
自分自身、罪悪感や疾しさを抱いているだけにヨハネスは反論出来ない。
「ならお咎めなしというわけにはいきませんよね?悪いことをしたらそれなりの罰を受けるのは当たり前でしょう?ねぇ、ヨハネス神父?」
「う・・うん・・。君の・・言う・・通り・・だよ・・・」
「さすがですね。よくわかってらっしゃいますね。ふふ・・・それでは・・・・ヨハネス神父・・・・祭壇にうつ伏せになってお尻を出してもらいましょうか」
「な・・何を・・する・・・つもり・・?」
修市の考えが読めず、不安と恐怖に駆られた声でヨハネス神父は尋ねる。
「ふふふ・・・お尻ペンペンですよ。ヨハネス神父」
 「え・・・・?」
ヨハネスは一瞬、耳を疑った。
「い・・今・・何て・・?」
「聞こえなかったんですか?『お尻ペンペン』ですよ、ヨハネス神父」
修市はお尻ペンペンを強調して答えてやる。
その答えに神父の表情が凍りついたように強張った。
 「ほ・・・本気なの・・。修市くん・・・?」
「本気も本気ですよ。まさか嫌だとおっしゃるんですか?」
「だ・・だって・・・そんな・・子供の・・お仕置き・・じゃない・・・」
不満や嫌悪のにじみ出た声でヨハネス神父は答える。
ただでさえ、27歳にもなってお尻を叩かれる、しかも自分より10は年下の子供になどとなったら屈辱以外の何物でもあるまい。
元々、ヨハネスは童顔なのを非常に気にして子供扱いされるのが何よりも嫌いなため、お尻ペンペンなど考えただけで虫唾が走った。
 「おやおや?そんなこと言える立場ですか?悪いことをしたのはヨハネス神父でしょう?」
修市はヨハネスの急所を思い切り突いてやる。
「そ・・それは・・そうだけど・・でも・・・こんなの・・・」
自分が悪いと思いつつも、屈辱的なお仕置きにとても素直に受けるなど出来ない。
「おやおや~?ヨハネス神父がご自分が悪いことをしたのに罰もちゃんと受けられない子供だったんですねぇ?」
馬鹿にした笑みを浮かべられ、思わずヨハネスはカッとしてしまう。
「馬鹿にしないで下さい!私は子供じゃありません!ちゃんと受けられます!」
言ってしまってから神父はハッとする。
これで何があってもお尻を叩かれなくてはならなくなったのだ。
「ふふ。言いましたねぇ。では、それを証明していただきましょうか?ねぇ、ヨハネス神父?」
「くぅ・・・・・」
屈辱と悔しさの入り混じった表情を浮かべつつも、もはや選択肢の無くなったヨハネス神父は手を固く握りしめ、両肩を震わせながら祭壇の方へ向う。
やがて、祭壇の目の前までやって来ると、ジッと祭壇を見つめる。
(お尻・・・出さなきゃ・・・でも・・そんな・・こと・・・)
良心と屈辱感の板挟みになる神父を修市は楽しそうに見つめている。
 「さぁ。どうしたんです?早くお尻を出したらどうです?大人ならそれくらい簡単に出来ますよねぇ?」
言外に子供扱いしているような含みを持たせて言ってやると、咄嗟にヨハネスはこちらを振り向く。
怒りと屈辱に満ち満ちた表情を一瞬浮かべかけるが、修市は携帯を入れてあるポケットを軽く叩くと、すぐにそれが恐怖と不安に変わる。
諦めたような表情を浮かべると、ヨハネス神父は祭壇にうつ伏せになると修市に向ってお尻を差し出すかのように突き出した。
 「ふふ・・・よく出来ました。いい子ですねぇ・・・」
修市はそう言うと神父の頭を撫でてやる。
「や・・やめて・・・修市・・くん・・・」
まるで子供に対するような仕草にヨハネスは屈辱で顔を真っ赤にする。
「おやおや。これは気づきませんで、失礼しました」
全く悪いと思っていないニヤニヤ顔を浮かべたまま、修市は手を引っ込めると、右手で神父の肩を押さえ、左手で神父服の裾を掴むや捲り上げてしまう。
直後、衣ずれの微かな音と共にズボンが降ろされ、お尻があらわになった。
 「やっ・・!修市くん、何を・・・」
お尻に外気が触れるや、思わずヨハネス神父は振り返る。
「何そんな顔してらっしゃるんです?お尻を出しただけですよ」
「そ・・そんな・・。修市くん・・それだけは・・・」
「ダメですよ。お仕置きのときはお尻を出すものと決まってるんですよ。それとも・・・やっぱりお仕置きも受けられない子供なんですか?」
「くぅぅ・・・・・」
悔しさのあまりにヨハネスは修市を睨みつけてやりたくなる。
だが、そんなことをしたら本当に子供じみていると思い、已む無く諦めた。
 「ふふ・・・。本当に・・・綺麗な・・お尻・・・。小ぶりで・・・形もよくて・・・柔らかくて・・でも・・適度に固い・・・。肌も・・きめが細かくて・・まるで雪みたいですねぇ・・・・」
本当に惚れぼれした様子で、いちいち神父のお尻の素晴らしさを修市は言う。
「い・・言わないで・・・は・・恥ずかしいぃぃ・・・・」
修市の言葉に今更ながらヨハネスは他人、それも10も年下であろう子供にお尻をさらしている事実を思い知らされ、恥ずかしさに目尻に涙を浮かべる。
 「ふふふ・・・・」
ほくそ笑むような笑みを浮かべて修市は神父のお尻を眺めていたが、やがて左手を近付けるとゆっくりと撫で回し始めた。
「ひ・・ひぃんっ!や・・やめて・・・!!」
お尻をナメクジが這い回っているような感覚を覚え、気持ち悪さにヨハネス神父はクネクネとお尻を揺り動かす。
修市はその姿に興奮しているのだろう、頬を上気させ、微かに荒い息を漏らす。
しばらく修市は神父のお尻を目と手で堪能していたが、満足したのだろう、ようやく手を離す。
お尻の気持ち悪い感触が消えてホッとする間もなく、今度は背後からゴソゴソと何かを探すような音が聞こえてきた。
何をしているのか気にはなったが、とても確かめる勇気は無い。
やがて、音がおさまると同時に修市が口を開いた。
 「さぁ・・・お仕置きの時間ですよ。覚悟はよろしいですね?ヨハネス神父?」
今にも震えそうになりながらヨハネスは頷く。
それを見ると、修市は右手で神父の肩を押さえるとゆっくりと左腕を振り上げた。


 バアシィンッッ!!
「うっ・・・!!」
息が詰まりそうな衝撃にヨハネス神父は思わず苦痛の声を漏らす。
バシィンッ!ビダァンッ!バアアンッ!ビバジィンッ!
「くぅ・・ひぅ・・あぅ・・ひぅぅ・・・」
お尻に与えられる衝撃と苦痛にヨハネス神父は表情を歪める。
(な・・何で・・叩いてるの・・?)
我慢できないのだろう、振りかえってみると修市が木製のパドルを握っているのが見えた。
 「しゅ・・修市くん・・。そ・・それは・・・?」
信じられないといった表情でヨハネスは問いかける。
「これですか?人に隠れてエッチなことをしちゃう悪い神父様にはきつーいお仕置きが必要ですからねぇ」
ニヤニヤと笑みを浮かべながら修市は事もなげに言いやる。
「そ・・そんな・・せめて・・・」
思わず手加減して欲しいと言おうとしたとき、修市はすかさず畳みかけるように言う。
「まぁこの程度のお仕置きも耐えられない子供な人なら手にしてさし上げてもいいですけどねぇ」
明らかに挑発だったが、そうとはわかっていてもヨハネスはムッとせずにはいられなかった。
 「そんなこと言うはずがないでしょう!私は子供じゃありません!」
あっさり挑発に乗ってしまう己の愚かさを責めずにはいられないが、それでも子供扱いされるのだけは嫌だった。
「ですよねぇ?大人なヨハネス神父ならこれくらい幾らでも受けられますよねぇ?」
「決まってるじゃないですか。幾らでも耐えてみせますよ」
引っ込みがつかなくなるのがわかっていながら、ヨハネスは半ば意地になって言葉を返す。
「ふふ・・・ならそれを証明していただきますよ。別に構いませんよねぇ?」
「い・・幾らでも・・やってみなさい!」
恐怖を隠すためか、ヨハネスが叫ぶように言うと修市は再びパドルを振り下ろし始めた。


 バアシィンッ!バチィンッ!バアアンッ!ビッダァンッ!
パドルが打ちつけられるたびにヨハネス神父は身体を強張らせ、苦痛に顔を歪ませる。
(うう・・・痛い・・痛い・・痛いよぉ・・・)
心の中で苦痛の叫びを上げるが、ヨハネスは決して口に出すまいとする。
あんな見栄を張ってしまった以上、声を上げるなんてとても出来なかった。
本当は子供じみている、大人げないということは自分でもよくわかっていた。
だが、それを認めることなど出来なかった。
愚かなのはわかっていたが、自分が子供っぽいことをしているのを認めるくらいなら、お尻が壊れる方がまだマシだったからだ。
 ビッダァンッ!バッジィンッ!ビバアッシィンッ!バアジィンッ!
パドルを振り下ろしながら修市は神父をジッと見つめている。
陶磁器のような見事な白だったお尻は今や真っ赤な赤色に染め上がっていた。
相当痛いであろうにヨハネス神父はうめき声一つ上げようともせず、必死に耐え抜こうとする。
だが、苦痛と屈辱はとても耐えがたいのだろう、身体を押さえている右手から神父の全身の微かな震えが感じられ、またお尻が左右にモゾモゾと無意識のうちに動いていた。
 (ふふ・・本当は痛くて辛くて恥ずかしくてたまらないのでしょう?泣き叫びたいのでしょう?でもそれを必死に堪えてらっしゃるのですね?)
お尻を叩きながら、修市は心の中でヨハネスにそう呼びかける。
(そんな・・・あなたは・・本当に・・可愛らしい・・。さぁ、あなたの可愛い姿をもっと僕に見せて下さい!!)
強い執着心をあらわにした表情を一瞬浮かべたと思うや、修市は神父のお尻にさらにパドルを勢いよく叩きつけはじめた。
 ビダァ~ンッ!バアッシィ~ンッ!バッチィ~ンッ!バッア~ンッ!
「くぅ・・・ひぅ・・あぅ・・あっ!」
声を出すまいと必死に耐えてきたが、さすがに苦痛を堪え切れなくなってきたのだろう、ヨハネス神父の口から苦痛の声が再び漏れ始めた。
 「ふふ・・・それにしてもいけませんねぇ・・・あなたという人は・・・」
バシバシとお尻にパドルを叩きつけながら修市はお説教でもするかのように口を開き始める。
「神父様ともあろう方が・・・生徒の懺悔話に欲情・・・」
バアシィ~ンッ!ビッダァ~ンッ!バアッジィ~ンッ!バァア~ンッ!
「くぅ・・・い・・・言わない・・でぇ・・・」
己の罪を挙げられ、ヨハネスは再び罪悪感が湧き上がってくる。
「その上・・・神父の戒律を破って・・一人エッチ・・・」
ビッダァ~ンッ!バアッジィ~ンッ!ビッバダァ~ンッ!バジィ~ンッ!
「く・・ひぅ・・あぅぅ・・うぁぁ・・・」
「それで神父が務まると思っていらっしゃるんですか?本当に・・・いけない人ですねぇ」
容赦なく言葉で攻め立てながら修市はお尻へも打撃を加えてゆく。
 「うう・・ひぅぅ・・・ゆ・・許して・・修市くぅん・・・。は・・反省・・してる・・からぁ・・・・」
さすがにもう耐え切れなくなったのだろう、苦痛に息も絶え絶えになりながらヨハネスは許しを乞う。
「本当に反省してらっしゃいます?」
「し・・してる・・だから・・・お願い・・・」
「でしたら言うことがあるんじゃないですか?ヨハネス神父?」
「な・・何を・・?」
「ふふ。悪いことをしたときは『ごめんなさい』と言うものでしょう?」
修市の言葉にヨハネス神父は再び表情を強張らせる。
(そ・・そんな・・確かに・・私が悪いけど・・・。でも・・『ごめんなさい』だなんて・・それじゃ・・・本当に・・・子供じゃないか・・・)
恥ずかしさとプライドが邪魔をして、神父の口は重く閉ざされてしまう。
 「さぁ・・どうしたんです?反省していらっしゃるならそれぐらい簡単に言えるでしょう?」
ニヤニヤと意地悪い笑みを浮かべながら修市は促す。
だが、どうしても言えず、むっつりとヨハネス神父は押し黙ってしまう。
 「ふふふ・・。そうですか・・。よくわかりました・・。どうやらまだ反省が足りないようですねぇ・・・」
修市の口調に何やら不穏なものを感じ、ヨハネス神父が振り向こうとしたそのときだった。
 ビッダア~ンッ!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッッッ!!!
「きゃああっ!ひゃあんっ!ひっ!ひぃぃんんっっ!!」
集中豪雨さながらに叩きつけられるパドルにヨハネス神父は絶叫を上げる。
「そんな悪い神父様にはもっともっとお尻が赤くなるくらいたっぷりとあげなくてはいけませんねぇ」
恐ろしいことをさらりと言うや、修市はさらにパドルを雨あられの如く降らせる。
「や、やめてぇぇぇ!!修市くぅぅぅんん!!言うから!言うからぁ!!ちゃんと謝るから許してぇぇ!!お願いぃぃぃ!!」
ヨハネス神父は目尻に涙を浮かべ、恥もプライドも構わずに必死に許しを乞うて叫ぶ。
「残念ですがもう遅いですよ。あと50回くらいはお尻に教えて差し上げますからね」
パドルで叩きながら修市はにっこり笑みを浮かべてばっさり切り捨てるように言う。
「そ、そんな~~。いやあ~~~!!助けてぇぇ~~~~!!」
神父の悲痛な叫びも空しく、激しく肌を打つ音と成人男性の悲鳴とが入り混じった音が礼拝堂にこだました・・・・。


 「ちょっといじめすぎちゃったなぁ・・・。」
それから一時間ほど経った頃、修市は寝室のベッドにぐったりしているヨハネス神父を見やりながら、反省するように呟いた。
あの後、限界に達したヨハネス神父は苦痛の叫びをあげながら気絶してしまった。
さすがにやり過ぎてしまったと気づくと、修市はヨハネス神父を宿舎に運び込んでベッドに寝かせ、薬を丁寧に塗った後で冷たいタオルを載せてやったのである。
「でも・・・これだけは本当ですから・・・。僕は・・・あなたのことが・・・心の底から・・好きなんです・・・。誰にも・・・あなたを・・渡したくない・・。僕だけの・・ものに・・して・・しまいたいんです・・・」
愛おしさとそこから来る危うい感情がない交ぜになった表情を浮かべると、涙の跡がうっすらと残る頬に修市はそっとキスをした。

 ―完―

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